JP6796721B2 - 空調機およびその制御方法並びにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

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Description

本願は、空調機の技術分野に関し、特に空調機およびその制御方法並びにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
人々の生活品質の向上に伴い、空調機はすでに人々の生活に不可欠な電気製品となっている。人々が温度の高い気候では、空調機で冷房しなければならない。室内の温度を急速に下げるために、空調機の圧縮機の運転周波数は一般的に高くなる。この場合に、空調機の吹出量が小さい場合に、空調機から出力される冷熱量により外気の水蒸気が凝結して水滴となりやすく、空調機の外部に結露現象が発生するため、室内の温度の低下速度が遅くなり、すなわち、空調機の吹出量が小さい場合に、空調機の冷房効果が悪い。
本願は、空調機およびその制御方法並びにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、空調機の吹出量が小さい場合に、空調機の冷房効果が悪いという課題を解決することを主な目的とする。
上記目的を実現するために、本願で空調機の制御方法を提供し、前記空調機の制御方法は、空調機が冷房モードであり、かつ、前記空調機の吹出量が予め設定された吹出量よりも小さい場合に、前記空調機が設置されている空間の室内の湿度をリアルタイムまたは所定タイミングで検出するステップと、前記室内の湿度と運転周波数とが正比例するように、前記室内の湿度に基づいて圧縮機の前記運転周波数を調整するステップと、を含む。
選択可能に、前記室内の湿度に基づいて圧縮機の運転周波数を調整する前記ステップは、前記室内の湿度に基づいて、開放状態と閉塞状態とを含む前記空調機が設置されている空間の状態を特定するステップと、前記空間の状態に基づいて、前記圧縮機の運転周波数を特定するステップと、前記運転周波数で運転するように前記圧縮機を制御するステップと、を含む。
選択可能に、前記室内の湿度に基づいて前記空調機が設置されている空間の状態を特定する前記ステップは、現在検出された室内の湿度と前回検出された室内の湿度との湿度の比率に基づいて前記空間の状態を特定するステップを含み、ここで、前記湿度の比率が第1比率区間にある場合に前記空間が開放状態であると判定し、前記湿度の比率が第2比率区間にある場合に前記空間が閉塞状態であると判定し、前記第1比率区間は前記第2比率区間より大きい。
選択可能に、前記空間の状態に基づいて前記圧縮機の運転周波数を特定するステップは、前記空調機が設置されている空間の状態が開放状態である場合に、前記圧縮機の運転周波数と前記圧縮機の運転時間とのマッピング関係を取得するステップと、前記マッピング関係および前記運転時間に基づいて前記運転周波数を特定するステップと、を含む。
選択可能に、前記空調機が設置されている空間の状態が開放状態である場合に、前記圧縮機の運転周波数を前記圧縮機の運転時間に反比例させる。
選択可能に、前記空間の状態に基づいて前記圧縮機の運転周波数を特定するステップは、前記空調機が設置されている空間の状態が閉塞状態である場合に、前記室内の湿度に対応する結露限界周波数を特定するステップと、現在検出された室内の湿度と前回検出された室内の湿度との比率を算出するステップと、現在算出した湿度の比率と前回算出した湿度の比率から湿度の比率の変化率を算出するステップと、前記結露限界周波数および前記湿度の比率の変化率に基づいて前記運転周波数を特定するステップと、を含む。
選択可能に、前記室内の湿度に基づいて前記空調機が設置されている空間の状態を特定する前記ステップは、室外の湿度を取得するとともに、前記室外の湿度と前記室内の湿度との湿度差を算出するステップと、前記湿度差と予め設定された湿度差から前記空調機が設置されている空間の状態を特定するステップと、を含み、ここで、前記湿度差が予め設定された湿度差以下の場合に前記空調機が設置されている空間を開放状態と判定し、前記湿度差が予め設定された湿度差よりも大きい場合に前記空調機が設置されている空間を閉塞状態と判定する。
選択可能に、前記室内の湿度に基づいて前記空調機が設置されている空間の状態を特定する前記ステップは、前記室内の湿度の検出間隔時間を取得するとともに、現在検出された室内の湿度と前回検出された室内の湿度との室内湿度差を算出するステップと、前記検出間隔時間および前記室内湿度差から湿度変化率を算出するステップと、前記湿度差変化率に基づいて前記空調機が設置されている空間の状態を特定するステップと、を含み、ここで、前記湿度変化率が予め設定された閾値以下の場合に前記空間が開放状態にあると判定し、前記湿度変化率が予め設定された閾値よりも大きい場合に前記空間が閉塞状態にあると判定する。
選択可能に、前記空調機の作用する空間の湿度を検出する前記ステップの後に、さらに、前記室内の湿度が予め設定された湿度区間にあるか否かを判断するステップを含み、前記室内の湿度が予め設定された湿度区間にある場合に、前記室内の湿度に基づいて圧縮機の運転周波数を調整する前記ステップを実行する。
選択可能に、前記空調機の作用する空間の湿度を検出する前記ステップの後に、さらに、前記室内の湿度が予め設定された湿度よりも小さいか否かを判断するステップを含み、前記室内の湿度が予め設定された湿度以上の場合に、前記室内の湿度に基づいて圧縮機の運転周波数を調整する前記ステップを実行する。
選択可能に、前記空調機の制御方法は、さらに、前記空調機の吹出温度が予め設定された吹出温度よりも低く、かつ、前記空調機の吹出量が予め設定された吹出量よりも小さい場合に、前記空調機が設置されている空間の室内の湿度をリアルタイムまたは所定タイミングで検出する前記ステップを実行する。
選択可能に、前記空調機の制御方法は、さらに、前記空調機が冷房モードであり、かつ、前記空調機が無風感モードである場合に、前記空調機が設置されている空間の室内の湿度をリアルタイムまたは所定タイミングで検出する前記ステップを実行する。
選択可能に、前記空調機の制御方法は、さらに、前記空調機が冷房モードであり、かつ、前記空調機がソフト風感モードである場合に、前記空調機が設置されている空間の室内の湿度をリアルタイムまたは所定タイミングで検出する前記ステップを実行する。
上記目的を実現するために、本願は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され前記プロセッサで動作可能な空調機の制御プログラムとを含み、前記空調機の制御プログラムが前記プロセッサによって実行されると、上記のような空調機の制御方法のステップが実現される空調機をさらに提供している。
上記目的を実現するために、本願は、空調機の制御プログラムが記憶されており、前記空調機の制御プログラムが前記プロセッサによって実行されると、上記のような空調機の制御方法の各ステップが実現されるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供している。
本願の提供している空調機およびその制御方法並びにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、空調機が冷房モードであり、かつ、空調機の吹出量が予め設定された吹出量よりも小さい場合に、空調機が設置されている空間の室内の湿度をリアルタイムまたは所定タイミングで検出してから、室内の湿度に基づいて圧縮機の運転周波数を調整することによって、圧縮機は外気の湿度に基づいて運転周波数を合理的に調整でき、空調機の風量が小さい場合に、結露現象が発生して冷房効果が悪くなることを回避し、空調機の吹出量が低い場合の冷房効果を確保している。
図1は本願の実施例に係る空調機のハードウェアの構造模式図である。 図2は本願の空調機の制御方法に係る第1実施例のフローチャートである。 図3は本願の空調機の制御方法に係る第2実施例のフローチャートである。 図4は本願の空調機の制御方法に係る第3実施例のフローチャートである。 図5は本願の空調機の制御方法に係る第4実施例のフローチャートである。 図6は本願の空調機の制御方法に係る第5実施例のフローチャートである。 図7は本願の空調機の制御方法に係る第6実施例のフローチャートである。 図8は本願の空調機の制御方法に係る第7実施例のフローチャートである。
本願の目的の実現、機能の特徴と利点は実施例と結合して、図面を参照してさらに説明する。
ここに記載の具体的な実施例は、単に本願を説明するためのものに過ぎず、本願を限定するためのものではないということが理解されるべきである。
本願の実施例による主な解決手段は、空調機が冷房モードであり、かつ、前記空調機の吹出量が予め設定された吹出量よりも小さい場合に、前記空調機が設置されている空間の室内の湿度をリアルタイムまたは所定タイミングで検出し、前記室内の湿度と運転周波数が正比例するように、前記室内の湿度に基づいて圧縮機の前記運転周波数を調整することである。
従来の技術では、空調機の吹出量が小さい場合に、空調機から出力される冷熱量により外気の水蒸気が凝結して水滴になりやすく、空調機の外部に結露現象が発生するため、室内の温度の低下速度が遅くなり、すなわち、空調機の吹出量が小さい場合に、空調機の冷房効果が悪い。
本願で解決手段を提供しており、圧縮機は外気の湿度に基づいて運転周波数を合理的に調整でき、空調機の風量が小さい場合に、結露現象が発生することにより冷房効果が悪くなることを回避し、空調機の吹出量が低い場合の冷房効果を確保している。
一つの実現方法として、図1のような空調機がある。
本願の実施形態は、プロセッサ1001、例えばCPUと、メモリ1002と、通信バス1003と、湿度センサ1004とを含む空調機に関する。ここで、通信バス1003は、これらの部材間の接続通信を実現するために用いられ、湿度センサ1004は、空調機が設置されている空間の室内の湿度を検出するために用いられる。
メモリ1002は、高速RAMメモリでもよく、安定したメモリ(non-volatilememory)、例えばディスクメモリでもよい。図1に示すように、コンピュータ記憶媒体であるメモリ1003には、空調機の制御プログラムが含まれてもよく、プロセッサ1001は、メモリ1002に記憶された空調機の制御プログラムを呼び出すとともに、以下の動作を実行するために用いられる。
空調機が冷房モードであり、かつ、前記空調機の吹出量が予め設定された吹出量よりも小さい場合に、前記空調機が設置されている空間の室内の湿度をリアルタイムまたは所定タイミングで検出し、前記室内の湿度と運転周波数が正比例するように、前記室内の湿度に基づいて圧縮機の前記運転周波数を調整する。
さらに、プロセッサ1001は、メモリ1002に記憶された空調機の制御プログラムを呼び出すとともに、以下の動作を実行するために用いられてもよく、前記室内の湿度に基づいて、開放状態と閉塞状態とを含む前記空調機が設置されている空間の状態を特定し、前記空間の状態に基づいて、前記圧縮機の運転周波数を特定し、前記運転周波数に基づいて運転するように前記圧縮機を制御する。
さらに、プロセッサ1001は、メモリ1002に記憶された空調機の制御プログラムを呼び出すとともに、以下の動作を実行するために用いられてもよく、現在検出された室内の湿度と前回検出された室内の湿度との湿度の比率に基づいて前記空間の状態を特定し、ここで、前記湿度の比率が第1比率区間にある場合に前記空間を開放状態と判定し、前記湿度の比率が第2比率区間にある場合に前記空間を閉塞状態と判定する。前記第1比率区間は前記第2比率区間より大きい。
さらに、プロセッサ1001は、メモリ1002に記憶された空調機の制御プログラムを呼び出すとともに、以下の動作を実行するために用いられてもよく、前記空調機が設置されている空間の状態が開放状態である場合に、前記圧縮機の運転周波数と前記圧縮機の運転時間とのマッピング関係を取得し、前記マッピング関係および前記運転時間に基づいて前記運転周波数を特定する。
さらに、プロセッサ1001は、メモリ1002に記憶された空調機の制御プログラムを呼び出すとともに、以下の動作を実行するために用いられてもよく、前記空調機が設置されている空間の状態が閉塞状態である場合に、前記室内の湿度に対応する結露限界周波数を特定し、現在検出された室内の湿度と前回検出された室内の湿度との比率を算出し、現在算出した湿度の比率と前回算出した湿度の比率から湿度の比率の変化率を算出し、前記結露限界周波数および前記湿度の比率の変化率に基づいて前記運転周波数を特定する。
さらに、プロセッサ1001は、メモリ1002に記憶された空調機の制御プログラムを呼び出すとともに、以下の動作を実行するために用いられてもよく、室外の湿度を取得するとともに、前記室外の湿度と前記室内の湿度との湿度差を算出し、前記湿度差と予め設定された湿度差から前記空調機が設置されている空間の状態を特定し、ここで、前記湿度差が予め設定された湿度差以下の場合に前記空調機が設置されている空間を開放状態と判定し、前記湿度差が予め設定された湿度差よりも大きい場合に前記空調機が設置されている空間を閉塞状態と判定する。
さらに、プロセッサ1001は、メモリ1002に記憶された空調機の制御プログラムを呼び出すとともに、以下の動作を実行するために用いられてもよく、前記室内の湿度の検出間隔時間を取得するとともに、現在検出された室内の湿度と前回検出された室内の湿度との室内湿度差を算出し、前記検出間隔時間および前記室内湿度差から湿度変化率を算出し、前記湿度差変化率に基づいて前記空調機が設置されている空間の状態を特定する。ここで、前記湿度変化率が予め設定された閾値以下の場合に前記空間が開放状態にあると判定し、前記湿度変化率が予め設定された閾値よりも大きい場合に前記空間が閉塞状態にあると判定する。
さらに、プロセッサ1001は、メモリ1002に記憶された空調機の制御プログラムを呼び出すとともに、以下の動作を実行するために用いられてもよく、前記室内の湿度が予め設定された湿度区間にあるか否かを判断し、前記室内の湿度が予め設定された湿度区間にある場合に、前記室内の湿度に基づいて圧縮機の運転周波数を調整する前記ステップを実行する。
本実施例は、上記の手段により、空調機が冷房モードであり、かつ、空調機の吹出量が予め設定された吹出量よりも小さい場合に、空調機が設置されている空間の室内の湿度をリアルタイムまたは所定タイミングで検出してから、室内の湿度に基づいて圧縮機の運転周波数を調整することによって、圧縮機は外気の湿度に基づいて運転周波数を合理的に調整でき、空調機の風量が小さい場合に、結露現象が発生することにより冷房効果が悪くなることを回避し、空調機の吹出量が低い場合の冷房効果を確保している。
上記のハードウェアの構築に基づいて、本願の空調機の制御方法の実施例を提案する。
図2を参照して、図2は本願の空調機の制御方法に係る第1実施例であり、前記空調機の制御方法は、以下のステップを含む。
ステップS100において、空調機が冷房モードであり、かつ、前記空調機の吹出量が予め設定された吹出量よりも小さい場合に、前記空調機が設置されている空間の室内の湿度をリアルタイムまたは所定タイミングで検出する。
本願では、空調機とは、インバータ圧縮機を備えた空調機を指し、該空調機は、湿度センサを備え、空調機は、湿度センサにより空調機が設置されている空間の湿度を検出することができる。
冷房時の空調機の吹出温度は、一般的には13℃から15℃と低く、空調機の吹出量が低い(例えば、空調機が無風感モードやソフト風感モードにある場合に、空調機の吹出量が低い)場合には、吹出量が小さいため、空調機が設置されている空間の水蒸気と空調機から送り出される冷気とが十分に接触し、水蒸気が冷熱量を吸収することで、空調機が結露することがある。結露の発生で冷熱量を吸収して熱を放出すると、室内の温度の低下速度が遅くなり、さらには熱現象が発生して、空調機の冷房効果が悪くなって、ユーザの体験に影響してしまう。上記の状況に基づいて、空調機はその運転パラメータ(運転パラメータは吹出量および吹出温度でありうる)を収集することによって、その運転パラメータに基づいて空調機の圧縮機の運転周波数を制御することによって、冷熱量の出力を合理的に制御して、冷熱量と室内の水蒸気が十分に接触しないようにする。
本実施例では、空調機が冷房モードで、かつ、空調機の吹出量が予め設定された吹出量よりも小さい場合に、空調機が設置されている空間の湿度である室内の湿度をリアルタイムまたは所定タイミングで検出する。
もちろん、本願は、空調機が冷房モードで、かつ、吹出量が予め設定された吹出量よりも小さい場合に、室内の湿度を検出することに限定されるものではなく、空調機の吹出温度が予め設定された吹出温度よりも小さく、吹出量が予め設定された吹出量よりも小さい場合に室内の湿度を検出してもよい。予め設定された温度の設定根拠は、空調機が冷房モードであり、かつ、空調機が室内の温度を急速に下げる必要があることであり、すなわち、予め設定された温度は、この根拠に基づいた任意の適切な値、例えば13℃〜 15℃でありうる。予め設定された吹出量の設定根拠は、空調機の現在の吹出量によって、外気の水蒸気が空調機から出力される冷熱量により凝結して水滴となることであり、予め設定された吹出量はこの根拠に基づいた任意の適切な値である。また、空調機は、空調機が冷房モードで、かつ、無風感モードにある、または、空調機が冷房モードであり、かつ、ソフト風感モードにある(ソフト風感モードの空調機は吹出量が小さい)という現在のモードに基づいて、運転パラメータが予め設定された条件を満たしているか否かを直接判断してもよい。
ステップS200において、前記室内温度と運転周波数が正比例するように、前記室内の湿度に基づいて圧縮機の前記運転周波数を調整する。
本実施例では、室内の湿度と圧縮機の運転周波数にマッピング関係があり、空調機は検出された湿度とマッピング関係に基づいて、圧縮機の運転周波数の調整値を直接特定することができ、この運転周波数で圧縮機を運転させることで、圧縮機から出力される冷熱量を変化させ、冷熱量が外気の水蒸気(水蒸気の含有量は湿度と関係がある)を凝結させ水滴とするには不十分となるようにする、すなわち、空調機が結露を発生しないようにする。室内の湿度と圧縮機の運転周波数は正比例したマッピング関係にある。
室内の湿度が高い場合に、室内の水蒸気の含有量が多いことを意味し、空調機が結露現象を発生しやすい。室内の湿度が低い場合に、室内の水蒸気の含有量が少ないことを意味し、空調機が結露現象を発生しにくい。上記の状況に対して、空調機は、室内の湿度を検出すると、室内の湿度が予め設定された湿度区間にあるか否かを判断し、もし室内の湿度が予め設定された湿度区間にあれば、室内の水蒸気の含有量が多いことを意味し、圧縮機の運転周波数を制御する必要があり、すなわち、空調機はステップS200を実行する必要がある。もちろん、室内の湿度が予め設定された湿度区間にない場合に、室内の水蒸気の含有量が少ないことを意味し、空調機は圧縮機の運転周波数を制御する必要がない。
なお、空調機が冷房して室内の湿度を変化させ、検出された湿度が予め設定された湿度よりも小さい場合に、現在の室内の水蒸気の含有量が少なく、すなわち、圧縮機の運転周波数を調整する必要がなく、すなわち、空調機は圧縮機に対する運転周波数の調整を停止する。また、空調機は現在検出された湿度と前回検出された湿度との湿度の比率を算出し、湿度の比率が予め設定された閾値よりも小さい場合に、空調機は圧縮機に対する運転周波数の調整を停止してもよい。予め設定された閾値は現在の室内の湿度が予め設定された湿度よりも小さいことを示す。
本実施例の提供している技術手段では、空調機が冷房モードであり、かつ、空調機の吹出量が予め設定された吹出量よりも小さい場合に、空調機が設置されている空間の室内の湿度をリアルタイムまたは所定タイミングで検出してから、室内の湿度に基づいて圧縮機の運転周波数を調整することで、圧縮機が外気の湿度に基づいて運転周波数を合理的に調整され、空調機の風量が小さい場合に、結露現象が発生して冷房効果が悪くなることを回避し、空調機の吹出量が低い場合の冷房効果を確保している。
図3を参照して、図3は本願の空調機の制御方法に係る第2実施例である。第1実施例に基づいて、前記ステップS200は、前記室内の湿度に基づいて、開放状態と閉塞状態とを含む前記空調機が設置されている空間の状態を特定するステップS210と、前記空間の状態に基づいて、前記圧縮機の運転周波数を特定するステップS220と、前記運転周波数で運転するように前記圧縮機を制御するステップS230と、を含む。本実施例では、空調機は、室内の湿度に基づいて、空調機が設置されている空間の状態、すなわち、室内の状態を特定することができる。一般的に、室内の状態は開放状態と閉塞状態を含み、開放状態の室内は室外との間で水蒸気が流動しており、室内の湿度の変化が小さくなり、すなわち、圧縮機の運転周波数の調整幅は安定しているべきである。閉塞状態の室内は室外との間で水蒸気が流動しておらず、室内の湿度は徐々に低下して(空調機の冷房時間が長いほど、室内の湿度は小さくなる)、圧縮機の運転周波数の調整幅も徐々に小さくなるべきである。これに基づいて、空調機は空間の状態に応じて、圧縮機の運転周波数と室内の湿度との、異なるマッピング関係を設定する。そして、空調機は室内の湿度の変化率に基づいて空間の現在の状態を特定し、これによって、圧縮機の運転周波数を特定し、最後に特定された運転周波数で運転するように圧縮機を制御する。
本実施例の提供している技術手段では、空調機は室内の湿度に基づいて空調機が設置されている空間の状態を特定してから、空間の状態に基づいて圧縮機の運転周波数を特定する。これによって、特定された運転周波数で運転するように圧縮機を制御する。空調機は空間の状態に基づいて対応する措置を採用してその圧縮機の運転周波数を調整でき、空調機の制御精度を向上させた。
図4を参照して、図4は本願の空調機の制御方法に係る第3実施例である。第2実施例に基づいて、前記ステップ210は、現在検出された室内の湿度と前回検出された室内の湿度との湿度の比率に基づいて前記空間の状態を特定するステップS211を含み、ここで、前記湿度の比率が第1比率区間にある場合に前記空間を開放状態と判定し、第2比率区間にある場合に前記空間を閉塞状態と判定する。前記第1比率区間は前記第2比率区間より大きい。本実施例では、空調機は、室内の湿度に基づいて空調機が設置されている空間の状態を判定できる。具体的には、空調機は、現在検出された室内の湿度と前回検出された室内の湿度との湿度の比率を算出し、空調機は、室内の湿度をリアルタイムまたは所定タイミングで検出する。すなわち、空調機内には、設定された室内の湿度の検出間隔時間が含まれ、湿度の比率は空間内の湿度の低下速度を示すことができる。空調機には2つの比率区間、すなわち第1比率区間と第2比率区間が設定され、第1比率区間は第2比率区間より大きく、第1比率区間は0.9〜1でありうる。第2比率区間は0.65〜0.8でありうる。空調機が取得した湿度の比率が第1比率区間にある場合に、空調機は室内の湿度の低下速度が小さいと判定し、空間の状態を開放状態と認定する。空調機が取得した湿度の比率が第2比率区間にある場合に、空調機は室内の湿度の低下速度が大きいと判定し、空間の状態を閉塞状態と認定する。
本実施例の提供している技術手段では、空調機は、現在検出された室内の湿度と前回検出された室内の湿度との湿度の比率に基づいて空間の状態を特定する。これによって、空調機は、空間の実際の状況に応じて圧縮機の運転周波数を調整でき、空調機の制御精度を向上させた。
図5を参照して、図5は本願の空調機の制御方法に係る第4実施例である。第2実施例に基づいて、前記ステップ210は、室外の湿度を取得するとともに、前記室外の湿度と前記室内の湿度との湿度差を算出するステップS212と、前記湿度差と予め設定された湿度差から前記空調機が設置されている空間の状態を特定するステップS213と、を含み、ここで、前記湿度差が予め設定された湿度差以下の場合に前記空調機が設置されている空間を開放状態と判定し、前記湿度差が予め設定された湿度差よりも大きい場合に前記空調機が設置されている空間を閉塞状態と判定する。本実施例では、空調機は室内の湿度と室内の湿度に基づいて空調機が設置されている空間の状態を判断する。具体的には、空調機は現在の室外の湿度を取得でき、室外の湿度は空調機のネットワークで取得してもよいし、空調機の室外機の湿度センサで取得してもよいが、本願ではこれについて限定しない。室外の湿度を取得すると、空調機は室内の湿度と室外の湿度との湿度差を算出する。もし湿度差が小さい場合(湿度差が予め設定された湿度差以下である場合。予め設定された湿度差は任意の適切な値、例えば5%でありうる)、室外の湿度と室内の湿度差が大きくなく、すなわち、空間の状態が開放状態であることを意味し、もし湿度差が大きい場合(湿度差が予め設定された湿度差よりも大きい場合)、室内の湿度と室外の湿度差が大きく、このとき、空調機は空間の現在の状態を閉塞状態と判定する(閉塞状態にある空間は、空調機の冷房運転時間が長くなるにつれて、室内の湿度が徐々に低くなる)。
本実施例の提供している技術手段では、空調機は室内の湿度と室外の湿度との湿度差を算出するとともに、湿度差に基づいて空間の状態を特定する。これによって、空調機が空間の実際の状況に応じて圧縮機の運転周波数を調整でき、空調機の制御精度を向上させた。
図6を参照して、図6は本願の空調機の制御方法に係る第5実施例である。第2実施例に基づいて、前記ステップ210は、前記室内の湿度の検出間隔時間を取得するとともに、現在検出された室内の湿度と前回検出された室内の湿度との室内湿度差を算出するステップS214と、前記検出間隔時間および前記室内湿度差から湿度変化率を算出するステップS215と、前記湿度差変化率に基づいて前記空調機が設置されている空間の状態を特定するステップS216と、を含み、前記湿度変化率が予め設定された閾値以下の場合に前記空間が開放状態にあると判定し、前記湿度変化率が予め設定された閾値よりも大きい場合に前記空間が閉塞状態にあると判定する。本実施例では、空調機は、室内の湿度に基づいて空調機が設置されている空間の状態を判断する。具体的には、空調機は現在検出された室内の湿度と前回検出された室内の湿度との室内湿度差を算出してから、室内の湿度の検出間隔時間を取得することによって、検出間隔時間および室内湿度差に基づいて室内の湿度変化率を特定する。空間が開放状態にある場合に、空間内の水蒸気が空間外の水蒸気と流動することによって、室内の湿度を安定させ、すなわち、室内の湿度の変化率が小さい。空間が閉塞状態にある場合に、空間内の水蒸気は空間外の水蒸気と流動せず、空調機の冷房時間が長くなるにつれて、空間内の水蒸気は徐々に減少するので、空間が閉塞状態にある場合に、室内の湿度変化率は大きい。これに基づいて、空調機は、室内の湿度変化率を取得した後で、室内の湿度変化率が予め設定された閾値以下であるか否かを判定する。以下であれば、空間が開放状態にあると判定し、もし大きければ、空間は閉塞状態にあると判定する。
本実施例の提供している技術手段では、空調機は、現在検出された室内の湿度と前回検出された室内の湿度との室内湿度差を算出することによって、室内の湿度変化率を取得してから、室内の湿度変化率に基づいて空間の状態を特定する。これによって、空調機は、空間の実際の状況に応じて圧縮機の運転周波数を調整でき、空調機の制御精度を向上させた。
図7を参照して、図7は本願の空調機の制御方法に係る第6実施例である。第2〜第5実施例に基づいて、前記ステップS220は、前記空調機が設置されている空間の状態が開放状態である場合に、前記圧縮機の運転周波数と前記圧縮機の運転時間とのマッピング関係を取得するステップS221と、前記マッピング関係および前記運転時間に基づいて前記運転周波数を特定するステップS222と、を含む。本実施例では、空調機は開放状態の空間に基づいて対応するマッピング関係を採用して圧縮機の運転周波数を特定する。具体的には、空調機は圧縮機の運転周波数と圧縮機の運転時間にマッピング関係を設定するとともに、マッピング関係において、運転周波数が運転時間に反比例し、すなわち、圧縮機の運転時間が長いほど、運転周波数が低い。すなわち、室内の水蒸気の含有量が高ければ、空調機に結露現象が発生しないように圧縮機の運転周波数を低下させ続ける必要がある。空調機はさらにマッピング関係および圧縮機の運転時間に基づいて運転周波数を取得することによって、圧縮機をその運転周波数で運転させる。
本実施例の提供している技術手段では、空調機は、空間の状態が開放状態であると特定した場合に、圧縮機の運転周波数とその運転時間とのマッピング関係を取得する。これによって、マッピング関係に基づいて対応する運転周波数を特定し、運転周波数に基づいて圧縮機を運転させる。これによって、圧縮機の運転周波数をより合理的に調整して、空調機の冷房効果を確保している。
図8を参照して、図8は本願の空調機の制御方法に係る第7実施例である。第2〜第5実施例に基づいて、前記ステップS220は、前記空調機が設置されている空間の状態が閉塞状態である場合に、前記室内の湿度に対応する結露限界周波数を特定するステップS223と、現在検出されてた室内の湿度と前回検出された室内の湿度との比率を算出するステップS224と、現在算出した湿度の比率と前回算出した湿度の比率から湿度の比率の変化率を算出するステップS225と、前記結露限界周波数および前記湿度の比率の変化率に基づいて前記運転周波数を特定するステップS226と、を含む。本実施例では、空調機は、開放状態の空間に基づいて対応するマッピング関係を採用して圧縮機の運転周波数を特定する。具体的には、空調機は圧縮機の運転周波数(運転周波数の調整値)と予め設定された運転周波数とのマッピング関係を設定するとともに、マッピング関係において、運転周波数は圧縮機の結露限界周波数に正比例する。なお、結露限界周波数は現在の湿度において対応する結露テストに合格した運転周波数であり、すなわち、圧縮機がこの結露限界周波数で運転している場合に、空調機から出力される冷熱量によってこの湿度に対応する水蒸気が凝結して水滴となることはなく、湿度に対応する結露限界周波数は経験値である。
マッピング関係は次のようになる。
Fr=K*f、ここで、Frは運転周波数の調整値であり、Kは係数であり、fは、現在の湿度に対応する予め設定された運転周波数である。
なお、K(Kは1.1〜1.5でありうる)は変化するものであり、Kの変化は湿度の比率の低下速度によって決定され、湿度の比率の低下速度が速いほどKの値が大きくなる。すなわち、現在取得した湿度の比率と前回取得した湿度の比率との湿度の比率の速度が大きいほどKの値が大きくなる。これに基づいて、空調機は現在の室内の湿度を取得すると、室内の湿度から結露限界周波数を特定してから、湿度の比率と前回算出した湿度の比率との湿度の比率の変化率を算出し(空調機は室内の湿度を検出するたびに、現在検出された室内の湿度と前回検出された室内の湿度から湿度の比率を算出するとともに、湿度の比率を記憶することによって、空調機は現在算出した湿度の比率および前回算出した湿度の比率を有する)、空調機はさらに湿度の比率の変化率に基づいてKの値を特定し、最後に空調機はKの値および結露限界周波数に基づいて圧縮機の運転周波数を特定する。
本実施例の提供している技術手段では、空調機は空間の状態が閉塞状態であることを特定した場合に、室内の湿度から湿度の比率の変化率を算出するとともに、現在の室内の湿度に対応する結露限界周波数を取得してから、結露限界周波数および湿度の比率の変化率から圧縮機の運転周波数を特定し、特定した運転周波数に基づいて圧縮機を運転させることで、圧縮機の運転周波数をより合理的に調整し、空調機の冷房効果を確保している。
本願はさらに空調機を提供する。前記空調機は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され前記プロセッサで動作可能な空調機の制御プログラムとを含み、前記空調機の制御プログラムが前記プロセッサによって実行されると、上記の実施例に記載の空調機の制御方法のステップが実現される。
本願はさらにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体には、空調機の制御プログラムが記憶されており、前記空調機の制御プログラムがプロセッサによって実行されると、上記の実施例に記載の空調機の制御方法の各ステップが実現される。
上記の本願の実施例の番号は説明のためのものに過ぎず、実施例の優劣を示すものではない。
なお、本明細書において、用語の「含む」、「含まれ」またはその他のバリエーションは、一連の要素を含むプロセス、方法、物品または装置がそれらの要素だけでなく、明示的に記載されていない他の要素を含むように、あるいはそのようなプロセス、方法、物品または装置に固有の要素も含むように、非排他的な包含をカバーすることを意味する。別に制限がない場合に、語句の「……を1つ含む」によって限定される要素は、その要素を含むプロセス、方法、物品または装置に他の同じ要素が存在することを排除するものではない。
以上の実施形態を記載することによって、当業者には、上述した実施例による方法がソフトウェアに必要な汎用ハードウェアプラットフォームを加えることによって実現できることは明らかであり、もちろんハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合は、前者のほうがより好ましい実施形態である。このような理解に基づいて、本願の技術手段の本質又は従来技術に貢献する部分は、上記のような記憶媒体(例えば、ROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶されたソフトウェア製品の形態で具現化でき、当該コンピュータソフトウェア製品は1台の端末装置(携帯電話、コンピュータ、サーバ、空調機、またはネットワーク装置等)に本願のそれぞれの実施例に記載の方法を実行させるコマンドを若干含む。
以上は本願の好適な実施例に過ぎず、それによって本願の特許請求の範囲を制限するわけではなく、本願の明細書および図面の内容を利用してなされた等価の構造または等価のプロセス変換、あるいは他の関連技術分野に直接または間接に適用されるものは、本願の特許請求の範囲に含まれる。

Claims (14)

  1. 空調機が冷房モードであり、かつ、前記空調機の吹出量が予め設定された吹出量よりも小さい場合に、前記空調機が設置されている空間の室内の湿度をリアルタイムまたは所定タイミングで検出するステップと、
    前記室内の湿度と運転周波数が正比例するように、前記室内の湿度に基づいて圧縮機の前記運転周波数を調整するステップと、を含み、
    前記室内の湿度に基づいて圧縮機の運転周波数を調整するステップは、
    前記室内の湿度に基づいて、開放状態と閉塞状態とを含む前記空調機が設置されている空間の状態を特定するステップと、
    前記空間の状態に基づいて、前記圧縮機の運転周波数を特定するステップと、
    前記運転周波数で運転するように前記圧縮機を制御するステップと、を含む、
    空調機の制御方法。
  2. 前記検出するステップは、前記室内の湿度を、検出間隔時間ごとに検出し、
    前記室内の湿度に基づいて前記空調機が設置されている空間の状態を特定する前記ステップは、
    現在検出された室内の湿度と前回検出された室内の湿度との湿度の比率に基づいて前記空間の状態を特定するステップを含み、ここで、前記湿度の比率が第1比率区間にある場合に前記空間を開放状態と判定し、前記湿度の比率が第2比率区間にある場合に前記空間を閉塞状態と判定し、前記第1比率区間は前記第2比率区間より大きい、請求項に記載の空調機の制御方法。
  3. 前記空間の状態に基づいて前記圧縮機の運転周波数を特定する前記ステップは、
    前記空調機が設置されている空間の状態が開放状態である場合に、前記圧縮機の運転周波数と前記圧縮機の運転時間とのマッピング関係を取得するステップと、
    前記マッピング関係および前記運転時間に基づいて前記運転周波数を特定するステップと、を含む請求項に記載の空調機の制御方法。
  4. 前記空調機が設置されている空間の状態が開放状態である場合に、前記圧縮機の運転周波数を前記圧縮機の運転時間に反比例させる、請求項に記載の空調機の制御方法。
  5. 前記検出するステップは、前記室内の湿度を、検出間隔時間ごとに検出し、
    前記空間の状態に基づいて前記圧縮機の運転周波数を特定する前記ステップは、
    前記空調機が設置されている空間の状態が閉塞状態である場合に、前記室内の湿度に対応する結露限界周波数を特定するステップと、
    現在検出された室内の湿度と前回検出された室内の湿度との比率を算出するステップと、
    現在算出した湿度の比率と前回算出した湿度の比率から湿度の比率の変化率を算出するステップと、
    前記結露限界周波数および前記湿度の比率の変化率に基づいて前記運転周波数を特定するステップと、を含む請求項に記載の空調機の制御方法。
  6. 前記室内の湿度に基づいて前記空調機が設置されている空間の状態を特定する前記ステップは、
    室外の湿度を取得するとともに、前記室外の湿度と前記室内の湿度との湿度差を算出するステップと、
    前記湿度差と予め設定された湿度差から前記空調機が設置されている空間の状態を特定するステップと、を含み、ここで、前記湿度差が予め設定された湿度差以下の場合に前記空調機が設置されている空間を開放状態と判定し、前記湿度差が予め設定された湿度差よりも大きい場合に前記空調機が設置されている空間を閉塞状態と判定する、請求項に記載の空調機の制御方法。
  7. 前記検出するステップは、前記室内の湿度を、検出間隔時間ごとに検出し、
    前記室内の湿度に基づいて前記空調機が設置されている空間の状態を特定する前記ステップは、
    前記室内の湿度の検出間隔時間を取得するとともに、現在検出された室内の湿度と前回検出された室内の湿度との室内湿度差を算出するステップと、
    前記検出間隔時間および前記室内湿度差から湿度変化率を算出するステップと、
    前記湿度変化率に基づいて前記空調機が設置されている空間の状態を特定するステップと、を含み、ここで、前記湿度変化率が予め設定された閾値以下の場合に前記空間が開放状態にあると判定し、前記湿度変化率が予め設定された閾値よりも大きい場合に前記空間が閉塞状態にあると判定する、請求項に記載の空調機の制御方法。
  8. 前記空調機の作用する空間の湿度を検出する前記ステップの後に、さらに、
    前記室内の湿度が予め設定された湿度区間にあるか否かを判断するステップを含み、
    前記室内の湿度が予め設定された湿度区間にある場合に、前記室内の湿度に基づいて圧縮機の運転周波数を調整する前記ステップを実行する請求項1に記載の空調機の制御方法。
  9. 前記空調機の作用する空間の湿度を検出する前記ステップの後に、さらに、
    前記室内の湿度が予め設定された湿度よりも小さいか否かを判断するステップを含み、
    前記室内の湿度が予め設定された湿度以上の場合に、前記室内の湿度に基づいて圧縮機の運転周波数を調整する前記ステップを実行する請求項1に記載の空調機の制御方法。
  10. さらに、前記空調機の吹出温度が予め設定された吹出温度よりも低く、かつ、前記空調機の吹出量が予め設定された吹出量よりも小さい場合に、前記空調機が設置されている空間の室内の湿度をリアルタイムまたは所定タイミングで検出する前記ステップを実行する請求項1に記載の空調機の制御方法。
  11. さらに、前記空調機が冷房モードであり、かつ、前記空調機が無風感モードである場合に、前記空調機が設置されている空間の室内の湿度をリアルタイムまたは所定タイミングで検出する前記ステップを実行する請求項1に記載の空調機の制御方法。
  12. さらに、前記空調機が冷房モードであり、かつ、前記空調機がソフト風感モードである場合に、前記空調機が設置されている空間の室内の湿度をリアルタイムまたは所定タイミングで検出する前記ステップを実行する請求項1に記載の空調機の制御方法。
  13. プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され前記プロセッサで動作可能な空調機の制御プログラムとを含み、前記空調機の制御プログラムが前記プロセッサによって実行されると、請求項1〜12のいずれか一項に記載の空調機の制御方法のステップが実現される空調機。
  14. 空調機の制御プログラムが記憶されており、前記空調機の制御プログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1〜12のいずれか一項に記載の空調機の制御方法の各ステップが実現されるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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