JP6519204B2 - コンテナ型データセンター、評価方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、コンテナ型データセンターに関する。
データセンターは、Information and Communications Technology(ICT)機器等を管理する施設である。データセンターは、高速な通信回線や発電設備、空調設備を備え、複数のサーバを含むICT機器を集中的に管理できる施設である。
近年、自然エネルギーを利用したデータセンターとしてコンテナ型データセンターが開発されている。コンテナ型データセンターは、コンテナと空調機とを有する。空調機は、コンテナの外部に備えられており、データセンター内を冷却する。空調機がデータセンター内を冷却する手段として、外気温度を利用し熱交換で室内の空気を冷却する間接外気冷却方式が知られている。コンテナ型データセンターは、外気を利用してデータセンターを冷却することで空調機の消費電力量を減らす。
エアコン環境の気圧と換気を制御し、気密度の検査測定と警告の機能を有する装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
密閉された筐体の内部及び外部にそれぞれ配設された温度センサ及び湿度センサと、これら温度センサ及び湿度センサの出力信号を用いて筐体内部及び筐体外部の絶対湿度に対応する量を求める。これら2つの絶対湿度に対応する量の比較結果により警報信号を出力することで、気密性の劣化を検知する方法が知られている(例えば、特許文献2を参照)。
特開平05−296530号公報 特開2003−240666号公報
コンテナ型データセンター内に有害ガスが侵入した場合、ICT機器などが腐食してしまう恐れがある。ICT機器の運用のためには、コンテナ内において、一定の気密性が保たれていることが望ましい。
コンテナ型データセンターが設置場所で組み立てられると、その後、コンテナの気密性の測定が行われる。コンテナの気密性の測定のためには、設置場所によっては、圧縮ポンプや気圧計の用意やセッティングがとても困難であり、気密性の測定が簡便ではない。
一つの側面において、本発明の目的は、コンテナ型データセンターにおける気密性を簡便に予測することである。
コンテナ型データセンターは、加湿器と測定器と情報処理装置と複数の空調機とを備える。加湿器は、所定の湿度まで部屋を加湿する。測定器は、前記所定の湿度まで前記部屋が加湿された時点から一定時間、前記部屋の絶対湿度を測定する。情報処理装置は、前記一定時間における前記絶対湿度の減少量に基づいて、前記部屋の開口面積を算出する。空調機は、前記部屋を冷却する。コンテナ型データセンターは、前記開口面積の算出結果が所定の値よりも大きい場合、前記空調機を1台ずつ稼動させた場合の前記絶対湿度の減少量に基づいて、前記複数の空調機の何れかの気密性、又は、前記部屋の気密性に問題があるかを判定する。
コンテナ型データセンター気密性を簡便に予測できる。
本実施形態に係るコンテナ型データセンターの例を説明する図である。 情報処理装置の機能的構成の例を説明する図である。 情報処理装置のハードウェア構成の例を説明する図である。 本実施形態に係る温度と絶対湿度の例を説明する図である。 絶対湿度の減少量と開口面積とが対応付けられた開口面積情報の例を説明する図である。 情報処理装置の処理の例を説明するフローチャートである。 気密性の悪い機材を特定できるコンテナ型データセンターの例を説明する図である。 本実施形態に係る気密性の悪い機材を特定する方法の例を説明する図である。 試験結果情報の例を説明する図である。 本実施形態に係る気密性の悪い機材を特定する処理の例を説明するフローチャート 本実施形態に係る気密性の悪い機材を特定する処理の例を説明するフローチャート
以下、本実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、コンテナ型データセンターの例を説明する図である。図1のコンテナ型データセンター120は、コンテナ100と空調機110とを有する。コンテナ100は、サーバラック102を有する。サーバラック102には、サーバ101が複数台収められる。空調機110は、コンテナ100の外部に備えられており、コンテナ100内を冷却する。空調機110がコンテナ100内を冷却する手段として、外気温度を利用し熱交換で室内の空気を冷却する間接外気冷却方式が知られている。コンテナ型データセンター120では、外気を利用してコンテナ100を冷却することで空調機の消費電力量を減らすことができる。
図1のコンテナ型データセンター120は、間接外気冷却方式の例である。システム構造として、空調機110は、ファン111と熱交換機112を備える。間接外気冷却方式のコンテナ型データセンター120は、サーバラック102に向かい合うように、冷却器であるファン111を備える。サーバラック102に向かい合うようにファン111を設置することで、ファン111は、サーバ101に直接冷気を送りこみ、各サーバ101を均等に冷却する。熱交換機112は外気温度を利用してコンテナ100内の空気を冷却する。熱交換機112は、コンテナ100内の空気が設定されている温度となるように、外気と外気温度を利用してコンテナ100内の空気を冷却する。熱交換機112は、圧縮機を備えてもよい。熱交換機112は、外気温度が高い場合には、圧縮機を用いて空気を冷却する。
本実施形態に係るコンテナ100は、温湿度計103、加湿器104、制御指示を含む情報処理装置106を備える。空調機110は、温湿度計105を備える。温湿度計103は、コンテナ100内の湿度及び温度を測定する器具である。加湿器104は、コンテナ100内部の空気を、水蒸気を用いて加湿する装置である。なお、加湿器104による加湿は、ICT機器の仕様上許容される(ICT機器に悪影響を与えないとされる)範囲内で行われる。加湿器104は、情報処理装置106で制御される。温湿度計105は、コンテナ100外の湿度及び温度を測定する器具である。なお、図1の例は、コンテナ型データセンター120内に設置される各種機器の設置場所を限定するものではない。
情報処理装置106は、コンテナ100内の各種装置や空調機110と通信路(バス)で接続されている。例えば、情報処理装置106は、各サーバと通信路で接続されており、サーバ101の消費電力情報を取得する。また、情報処理装置106は、温湿度計103や温湿度計105からコンテナ100内外の温度及び湿度といった環境情報を取得する。情報処理装置106は、加湿器104とも通信路で接続されている。
コンテナ型データセンター120が設置場所で組み立てられる。そして、加湿結果に基づく環境情報から、情報処理装置106によってコンテナ100の気密性の判定処理が行われる。本実施形態では、各種機器の測定結果から、コンテナ100における開口面積が求められる。開口面積とは、コンテナ100の内から外、又は外から内へ空気が通ることのできる面積である。言い換えると、気密性のない外部空間と気密性の高い内部空間の境界面に存在する隙間面積である。気密性の判定の手順を(1)〜(7)で説明する。以降、(1)〜(7)の処理を気密性の判定処理と称す。
(1)情報処理装置106は、加湿器104を制御し、コンテナ100内を加湿させる。加湿器104は、コンテナ100内の相対湿度が十分に高湿となるように、コンテナ100内を加湿する。
(2)温湿度計103は、コンテナ100内の相対湿度を測定する。情報処理装置106は、温湿度計103から測定結果を取得する。(2)の処理は、(1)の処理と並列して行われてよい。
(3)コンテナ100内の相対湿度が所定の閾値に達すると、情報処理装置106は、加湿器104に加湿を停止する命令を送信する。加湿器104は、加湿を停止する。
(4)コンテナ100内の相対湿度が所定の閾値に達してから一定時間の間、温湿度計103は、コンテナ100内の相対湿度を測定する。情報処理装置106は、温湿度計103から測定結果を取得する。
(5)情報処理装置106は、(3)における加湿器104の加湿停止時点から一定時間が経過するまでの、コンテナ100内で減少した絶対湿度の量を計算する。
(6)情報処理装置106は、計算結果である絶対湿度の減少量と開口面積とが対応付けられた開口面積情報(詳しくは、図5で説明する)に基づき、コンテナ100内の開口面積を予測する。
(7)情報処理装置106は、開口面積が所定の値以上である場合、コンテナ100の気密性に問題があると判定する。開口面積が所定の値以上ある場合、情報処理装置106は、モニターなどにエラーを出してもよい。
コンテナ内の気密性を直接測定する場合、圧縮ポンプや気圧計などを用意し、セッティングするのは困難である。一方、本実施形態に係る加湿器や温湿度計などの機材は、コストも安く、セッティングも容易である。従って、本実施形態に係るコンテナ型データセンター120では、加湿器や温湿度計を用いることで、気密性を簡便に予測し、判定することができる。
図2は、情報処理装置の機能的構成の例を説明する図である。情報処理装置106は、送受信部201、処理部202、記憶部203を備える。送受信部201、処理部202、記憶部203は、バス15で接続されている。記憶部203は、(3)で加湿器104の加湿停止時点から一定時間経過後の絶対湿度の減少量と開口面積とが対応付けられた開口面積情報を記憶している。送受信部201は、通信インターフェースであって、処理部202の指示により、温湿度計や空調機110から湿度や温度、機材の状態情報を取得する。また、送受信部201は、処理部202の指示により、加湿器104を制御するための指示を送る。
処理部202は、加湿器104を制御するための指示を送受信部201に送る。詳しく説明すると、処理部202は、コンテナ100内の気密性を判定する際に、コンテナ100内の相対湿度が所定の閾値に達するまで加湿器104を動作させる((1)〜(3)に記載の処理)。処理部202は、加湿器104を止めた時点から一定時間が経過するまでの、コンテナ100内で減少した絶対湿度の量を計算する((5)に記載の処理)。処理部202は、絶対湿度の減少量と開口面積とが対応付けられた開口面積情報に基づき、コンテナ100内の開口面積を予測する((6)に記載の処理)。処理部202は、開口面積が所定の値以上である場合、コンテナ100の気密性に問題があると判定する((7)に記載の処理)。
図3は、情報処理装置のハードウェア構成の例を説明する図である。情報処理装置106は、プロセッサ11、メモリ12、バス15、外部記憶装置16、ネットワーク接続装置19を備える。情報処理装置106は、入力装置13、出力装置14、媒体駆動装置17を備えても良い。情報処理装置106は、例えば、コンピュータなどで実現されることがある。
プロセッサ11は、Central Processing Unit(CPU)を含む任意の処理回路とすることができる。情報処理装置106において、プロセッサ11は、処理部202として動作する。なお、プロセッサ11は、例えば、外部記憶装置16に記憶されたプログラムを実行することができる。メモリ12は、記憶部203として動作し、絶対湿度の減少量と開口面積とが対応付けられた開口面積情報を保持する。さらに、メモリ12は、プロセッサ11の動作により得られたデータや、プロセッサ11の処理に用いられるデータも、適宜、記憶する。ネットワーク接続装置19は、他の装置との通信に使用される。また、図2に示されるように、バス15は送受信部201と接続される通信路である。
入力装置13は、例えば、ボタン、キーボード、マウス等であってもよい。出力装置14は、ディスプレイなどであってもよい。バス15は、プロセッサ11、メモリ12、入力装置13、出力装置14、外部記憶装置16、媒体駆動装置17、ネットワーク接続装置19の間を、相互にデータの受け渡しが行えるように接続する。外部記憶装置16には、プログラムやデータなどが格納される。外部記憶装置16は、例えば、HDDでもよく、Solid‐State Drive(SSD)でもよい。外部記憶装置16に格納されている情報は、適宜、プロセッサ11などに提供される。媒体駆動装置17は、メモリ12や外部記憶装置16に記憶されているデータを可搬型記録媒体18に出力することができ、また、可搬型記録媒体18からプログラムやデータ等を読み出すことができる。ここで、可搬型記録媒体18は、フロッピイディスク、Magnet-Optical(MO)ディスク、Compact Disc Recordable(CD−R)やDigital Versatile Disc Recordable(DVD−R)などの、持ち運びが可能な任意の記憶媒体であってよい。可搬型記録媒体18は、フラッシュメモリなどの半導体メモリカードであってもよく、媒体駆動装置17はメモリカード用のリーダ及びライタであってもよい。なお、メモリ12、外部記憶装置16、及び可搬型記録媒体18は、いずれも、有形の(tangible)記憶媒体の例である。
図4は、本実施形態に係る温度と絶対湿度の例を説明する図である。本実施形態に係る温度と絶対湿度の例を説明する図には、室内温度301、外気温度302、室内絶対湿度303、外気絶対湿度304が含まれる。本実施形態に係る温度と絶対湿度の例を説明する図は、横軸が時間を示し、縦軸(左)が温度、縦軸(右)が絶対湿度を示す。縦軸(左)の温度は、℃の単位で示されている。縦軸(左)が示す温度は、室内温度301と外気温度302を示すために用いられる。縦軸(右)の絶対湿度は、[kg/kg(Dry Air(DA))]の単位で示されている。縦軸(右)の絶対湿度は、室内絶対湿度303と外気絶対湿度304を示すために用いられる。なお、室内とは、コンテナ100内のことを示す。
室内温度301は、温湿度計103で測定されるコンテナ100内の室温を示す情報である。外気温度302は、温湿度計105で測定されるコンテナ100外の気温を示す情報である。室内絶対湿度303は、温湿度計103で測定された相対湿度と室内温度301とを用いて情報処理装置106で計算される。外気絶対湿度304は、温湿度計105で測定された相対湿度と外気温度302とを用いて情報処理装置106で計算される。
情報処理装置106が(1)の処理を実行すると、図4のように室内絶対湿度303が上昇する。室内絶対湿度303が所定の閾値に達すると((3)の点線部分)、情報処理装置106が加湿器104を停止させる。その後、一定時間(2つの点線の間の時間(4))温湿度計103は、コンテナ100内の相対湿度を測定し、測定情報を情報処理装置106に送る。
加湿器104を停止してから一定時間が経過すると、室内絶対湿度303を示す値は、外気絶対湿度304を示す値に近づく。絶対湿度は、情報処理装置106で相対湿度と室温、外気温を用いて算出される。室内絶対湿度303を示す値が外気絶対湿度304を示す値に近づく時間が短いほど、コンテナ100の開口面積が大きいことがわかる。室内絶対湿度303を示す値が外気絶対湿度304を示す値に近づく時間が長いほど、コンテナ100の開口面積は小さい。本実施形態では、例えば実験データに基づいて、加湿器104を停止してから一定時間経過後の室内絶対湿度303の減少量(2つの点線の間の室内絶対湿度303の差分)に対応する開口面積の大きさを予測することができる。
図5は、絶対湿度の減少量と開口面積とが対応付けられた開口面積情報の例を説明する図である。開口面積情報は、絶対湿度の減少量[g/Kg]と、絶対湿度の減少量に対応した開口面積[cm^2]を含む。絶対湿度の減少量は、コンテナ100内の相対湿度が所定の閾値に達した後((3)の処理後)、一定時間経過後にコンテナ100内の減少した絶対湿度の量である。開口面積は、一定時間経過後にコンテナ100内の減少した絶対湿度の量に対応したコンテナ100の内から外、又は外から内へ空気が通ることのできる面積である。言い換えると、開口面積は、コンテナ100における隙間を示す面積である。
図5に示す開口面積情報は、例えば、実験データに基づいて予め作成されてもよい。絶対湿度の減少量と開口面積とが対応付けられた開口面積情報は、例えば、コンテナ100のサイズなどによっても変化する。
図5の例では、絶対湿度の減少量が10[g/Kg]の時、開口面積は1.5[cm^2]である。図5の例では、絶対湿度の減少量が6[g/Kg]の時、開口面積は0.65[cm^2]である。図5の例では、絶対湿度の減少量が4.5[g/Kg]の時、開口面積は0.2[cm^2]である。このように、加湿器104を停止してから一定時間経過する間の絶対湿度の減少量が大きいほうが、コンテナ100の開口面積が大きい。
図5の開口面積情報は、壁の厚さLで1箇所の穴(開口部)があるコンテナを想定することで、(1)式を用いて作成してもよい。
dPe/dt = -K (α/1)(Pe-P)・・・(1)式
(1)式において、Peは内部水蒸気密度、Kは水蒸気の拡散係数、αは有効開口面積、Pは外部水蒸気密度である。実験数値と(1)式の解曲線とのフィッティング方法により有効開口面積を計算できるので、(1)式を開口面積情報の作成に用いてもよい。 図6は、情報処理装置の処理の例を説明するフローチャートである。情報処理装置106の処理部202は、加湿器104を動作させる(ステップS101)。情報処理装置106の処理部202は、温湿度計103から測定結果を取得し、コンテナ100内の相対湿度が所定の閾値に達したかを判定する(ステップS102)。コンテナ100内の相対湿度が所定の閾値に達していない場合(ステップS102でNO)、処理部202はステップS102の処理を繰り返す。
コンテナ100内の相対湿度が所定の閾値に達している場合(ステップS102でYES)、処理部202は、加湿器104の加湿を停止させる(ステップS103)。処理部202は、ステップS103から一定時間経過後、温湿度計103から測定結果を取得する(ステップS104)。処理部202は、測定結果から一定時間内の絶対湿度の減少量を計算する(ステップS105)。処理部202は、記憶部203に記憶されている開口面積情報を用いて、絶対湿度の減少量に対応する開口面積を算出する(ステップS106)。処理部202は、開口面積が所定の閾値以上であるかを判定する(ステップS107)。開口面積が所定の閾値以上である場合に(ステップS107でYES)、処理部202は、コンテナ100の気密性に問題があると判定し、モニターなどにエラーを表示する(ステップS108)。開口面積が所定の閾値よりも少ない場合(ステップS107でNO)、処理部202は処理を終了する。
本実施形態に係る加湿器や温湿度計などの機材は、コストも安く、セッティングも容易である。従って、本実施形態に係るコンテナ型データセンター120では、加湿器や温湿度計を用いることで、気密性を簡便に予測することができる。
図7は、気密性の悪い機材を特定できるコンテナ型データセンターの例を説明する図である。図7のコンテナ型データセンター120において、図1と同一のものは、同一の符号を付して示す。コンテナ型データセンター120Aは、コンテナ型データセンター120の平面から見た断面図である。コンテナ型データセンター120Bは、コンテナ型データセンター120を側面から見た断面図である。コンテナ型データセンター120は、空調機110とコンテナ100とを接続する通風孔411と通風孔412を備える。コンテナ型データセンター120Cは、コンテナ型データセンター120Aの点線400A及びコンテナ型データセンター120Bの点線400Bで示す通風孔411と通風孔412の断面図である。
コンテナ型データセンター120は、空調機110(110A〜110C)を3台備える。更に、コンテナ型データセンター120は、蓋410A〜410Cを備える。蓋410Aは,空調機110Aがコンテナ100内を冷却するための空気の送り口である通風孔411Aと、コンテナ100からの冷却後の空気を取り入れるための取り入れ口である通風孔412Aとを塞ぐことができる。蓋410Bは,空調機110Bがコンテナ100内を冷却するための空気の送り口である通風孔411Bと、コンテナ100からの冷却後の空気を取り入れるための取り入れ口である通風孔412Bとを塞ぐことができる。蓋410Cは,空調機110Cがコンテナ100内を冷却するための空気の送り口である通風孔411Cと、コンテナ100からの冷却後の空気を取り入れるための取り入れ口である通風孔412Cとを塞ぐことができる。ここで、蓋410A〜410Cは、情報処理装置106により、開閉の制御が可能である。蓋410は、空気を通さないものであり、開口部がないものとする。一方、空調機110A〜110Cには、開口部がありうる。
図8は、本実施形態に係る気密性の悪い機材を特定する方法の例を説明する図である。図8のコンテナ型データセンター120において、図7と同一のものは、同一の符号を付して示す。本実施形態に係る気密性の悪い機材を特定する方法では、蓋410A〜410Cを開閉した複数の試験パターンで、前述の気密性(予測)判定(1)〜(7)の処理を繰り返し実行することで特定できる。気密性の判定処理は、空調機110A〜110Cを備えるコンテナ型データセンター120において、以下の試験パターンで実行される。
試験パターンA:空調機110A(蓋なし)、空調機110B(蓋なし)、空調機110C(蓋なし)
試験パターンB:空調機110A(蓋なし)、空調機110B(蓋あり)、空調機110C(蓋あり)
試験パターンC:空調機110A(蓋あり)、空調機110B(蓋なし)、空調機110C(蓋あり)
試験パターンD:空調機110A(蓋あり)、空調機110B(蓋あり)、空調機110C(蓋なし)
なお、「蓋あり」は、蓋410を閉めることで通風孔411及び通風孔412が塞がれていることを示す。「蓋無し」は、情報処理装置106が空調機110の蓋を開け、該空調機110を稼動させた状態を示す。本実施形態に係る情報処理装置106は、試験パターンA〜Dの設定となるように蓋410A〜410Cの開閉を制御し、試験パターンA〜D毎に気密性の判定処理を実行する。
ここで、試験パターンAにおける気密性の判定対象となる機材は、空調機110A〜110C及びコンテナ100である。試験パターンBにおける気密性の判定対象となる機材は、空調機110Aとコンテナ100である。試験パターンCにおける気密性の判定対象となる機材は、空調機110Bとコンテナ100である。試験パターンDにおける気密性の判定対象となる機材は、空調機110Cとコンテナ100である。なお、情報処理装置106は、蓋410A〜410Cの開閉のパターンを示す試験パターンの情報を予め記憶している。試験パターンの情報は、記憶部203に記憶される。なお、図8の例では、空調機110の数が3つであるため、試験パターンは4つとなっている。空調機110の数がN個の場合、試験パターンの数はN+1個となる。
図9は、試験結果情報の例を説明する図である。情報処理装置106は、試験パターンA〜試験パターンDの処理結果と、処理結果情報とに基づいて、気密性の悪い機材を特定する。試験結果情報は、記憶部203に記憶されている。本実施形態に係る気密性の悪い機材を特定する処理では、情報処理装置106は、まず試験パターンAについての気密性の判定処理を行う。試験パターンAの気密性の判定処理を実行した結果として算出される開口面積が所定の値よりも少ない場合、空調機110A〜空調機110C及びコンテナ100の気密性には問題がない。
試験パターンAの結果、空調機110A〜空調機110C及びコンテナ100の気密性には問題がないため、他の試験パターンB〜試験パターンDは実行されない。情報処理装置106は、試験パターンAの試験結果として気密性に問題がないことを示す「○」がつけられている試験結果1を参照し、空調機110A〜空調機110C及びコンテナ100の気密性には問題がないと判定する。
試験パターンAの気密性の判定処理を実行した結果として算出される開口面積が所定の値よりも大きい場合、情報処理装置106は、試験パターンB〜試験パターンDにおける気密性の判定処理を実行する。試験パターンB〜試験パターンDの3つの試験を行うと、試験結果は、試験結果2〜試験結果8の何れかとなる。
試験結果2は、試験パターンBの判定結果で気密性に問題があると判定され、試験パターンC及びDの試験結果で気密性に問題はないと判定された例である。図9の試験結果2では、試験パターンBの判定結果で気密性に問題があることが「×」で示されている。試験パターンBの結果で気密性に問題があると考えられる機材は、空調機110A、コンテナ100又はその両方である。しかし、試験パターンC及び試験パターンDでもコンテナ100は判定対象であり、気密性に問題はないと判定されているため、コンテナ100の気密性には問題がない。すると、試験パターンB〜Dを実行した結果が試験結果2である場合、情報処理装置106は、空調機110Aに問題があると判定する。情報処理装置106は、該気密性に問題がある機材の情報を管理者に通知する。
試験結果3は、試験パターンCの判定結果で気密性に問題があると判定され、試験パターンB及びDの試験結果で気密性に問題はないと判定された例である。試験パターンCの結果で気密性に問題があると考えられる機材は、空調機110B、コンテナ100又はその両方である。しかし、試験パターンB及び試験パターンDでもコンテナ100は判定対象であり、気密性に問題はないと判定されているため、コンテナ100の気密性には問題がない。すると、試験パターンB〜Dを実行した結果が試験結果3である場合、情報処理装置106は、空調機110Bに問題があると判定する。情報処理装置106は、該気密性に問題がある機材の情報を管理者に通知する。
試験結果4は、試験パターンDの判定結果で気密性に問題があると判定され、試験パターンB及びCの試験結果で気密性に問題はないと判定された例である。試験パターンDの結果で気密性に問題があると考えられる機材は、空調機110C、コンテナ100又はその両方である。しかし、試験パターンB及び試験パターンCでもコンテナ100は判定対象であり、気密性に問題はないと判定されているため、コンテナ100の気密性には問題がない。すると、試験パターンB〜Dを実行した結果が試験結果4である場合、情報処理装置106は、空調機110Cに問題があると判定する。情報処理装置106は、該気密性に問題がある機材の情報を管理者に通知する。
試験結果5は、試験パターンBと試験パターンCの判定結果で気密性に問題があると判定され、試験パターンDの試験結果で気密性に問題はないと判定された例である。試験パターンBと試験パターンCの結果で気密性に問題があると考えられる機材は、空調機110A、空調機110B、コンテナ100又はその全てである。しかし、試験パターンDでもコンテナ100は判定対象であり、気密性に問題はないと判定されているため、コンテナ100の気密性には問題がない。すると、試験パターンB〜Dを実行した結果が試験結果5である場合、情報処理装置106は、空調機110A及び空調機110Bに問題があると判定する。情報処理装置106は、該気密性に問題がある機材の情報を管理者に通知する。
試験結果6は、試験パターンCと試験パターンDの判定結果で気密性に問題があると判定され、試験パターンBの試験結果で気密性に問題はないと判定された例である。試験パターンCと試験パターンDの結果で気密性に問題があると考えられる機材は、空調機110B、空調機110C、コンテナ100又はその全てである。しかし、試験パターンBでもコンテナ100は判定対象であり、気密性に問題はないと判定されているため、コンテナ100の気密性には問題がない。すると、試験パターンB〜Dを実行した結果が試験結果6である場合、情報処理装置106は、空調機110B及び空調機110Cに問題があると判定する。情報処理装置106は、該気密性に問題がある機材の情報を管理者に通知する。
試験結果7は、試験パターンBと試験パターンDの判定結果で気密性に問題があると判定され、試験パターンCの試験結果で気密性に問題はないと判定された例である。試験パターンBと試験パターンDの結果で気密性に問題があると考えられる機材は、空調機110B、空調機110C、コンテナ100又はその全てである。しかし、試験パターンCでもコンテナ100は判定対象であり、気密性に問題はないと判定されているため、コンテナ100の気密性には問題がない。すると、試験パターンB〜Dを実行した結果が試験結果7である場合、情報処理装置106は、空調機110A及び空調機110Cに問題があると判定する。情報処理装置106は、該気密性に問題がある機材の情報を管理者に通知する。
試験結果8は、試験パターンB〜試験パターンDの判定結果で気密性に問題があると判定された例である。試験パターンB〜試験パターンDの結果で気密性に問題があると考えられる機材は、空調機110A、空調機110B、空調機110C、コンテナ100など全ての機材である。試験パターンB〜Dを実行した結果が試験結果8である場合、情報処理装置106は、空調機110A〜空調機110Cの全ての気密性に問題がある、又はコンテナ100の気密性に問題があると判定する。情報処理装置106は、該気密性に問題がある機材の情報を管理者に通知する。
このように、情報処理装置106が、1台ずつ空調機を稼動させ、試験パターン毎の気密性の判定を行うことで、空調機110A〜110Cの何れか又は、コンテナ100の気密性に問題があることを判定できる。
図10Aと図10Bは、本実施形態に係る気密性の悪い機材を特定する処理の例を説明するフローチャートである。情報処理装置106の処理部202は、コンテナ100を冷却する全空調機110A〜110Cの運転を開始させる(ステップS201)。情報処理装置106の処理部202は、全空調機110A〜110Cを運転させた状態で(試験パターンA)、気密性の判定処理(1)〜(7)を実行する(ステップS202)。情報処理装置106の処理部202は、コンテナ100又は空調機110A〜110Cの気密性に問題があるかを判定する(ステップS203)。コンテナ100又は空調機110A〜110Cの気密性に問題がない場合(ステップS203でNO)、情報処理装置106の処理部202は、気密性の悪い機材を特定する処理を終了する。
コンテナ100又は空調機110A〜110Cの気密性に問題がある場合(ステップS203でYES)、処理部202は、情報処理装置106に記憶されている試験パターンの情報に基づいて、1つの試験パターンを選択する(ステップS204)。試験パターンは、例えば、情報記憶装置106に記憶されている順番に選択されてもよい。また、試験パターンは、情報記憶装置106に記憶されている中からランダムに選択されてもよい。処理部202は、選択された試験パターンに従い、1つの空調機110を稼動させ、残りの空調機110の動作を停止させる(ステップS205)。併せて、ステップS205において処理部202は、停止させた空調機110の通風孔411及び通風孔412を塞ぐ制御処理を実行する。処理部202は、例えば、シャッターを制御することで通風孔411及び通風孔412を塞いでもよい。なお、稼動させる空調機110のシャッターが閉められている場合には、処理部202は、稼動させる空調機110の通風孔411及び412を塞いでいるシャッターを開ける制御をする。
処理部202は、全空調機110A〜110Cのいずれか1台を運転させた状態で(試験パターンB)、気密性の判定処理(1)〜(7)を実行する(ステップS206)。処理部202は、情報処理装置106に記憶されている試験パターンの全てを実行したかを判定する(ステップS207)。全ての試験パターンが実行されていない場合(ステップS207でNO)、処理部202は、処理をステップS204から繰り返す。
全ての試験パターンが実行されている場合(ステップS207でYES)、処理部202は、各試験パターンの試験結果と、試験結果情報とに基づいて、気密性に問題のある空調機があるかを判定する(ステップS208)。気密性に問題がある空調機がない場合(ステップS208でNO)、処理部202は、各試験パターンの試験結果と、試験結果情報とに基づいて、コンテナ100の気密性に問題があるかを判定する(ステップS209)。コンテナ100の気密性に問題がない場合(ステップS209でNO)、処理部202は、気密性の悪い機材を特定する処理を終了する。 気密性に問題のある空調機がある場合(ステップS208でYES)、処理部202は、問題のない空調機で運用を継続できるかを判定する(ステップS210)。ステップS210の判定は、コンテナ100の運用継続に何台の空調機があればよいかの情報に基づけばよく、その情報は予め情報処理装置106に記憶されている。問題のない空調機で運用を継続できると判定された場合(ステップS210でYES)、処理部202は、気密性に問題のある空調機を停止させ、残りの空調機でコンテナ型データセンターの運用を継続させる(ステップS211)。コンテナ100の気密性に問題がある場合(ステップS209でYES)、又は、残りの空調機で運用が継続できない場合(ステップS210でNO)、処理部202は、管理者に警告を通知する(ステップS212)。処理部202は、ステップS212又はステップS211の処理が終了すると、気密性の悪い機材を特定する処理を終了する。 このように、情報処理装置106が、1台ずつ空調機を稼動させ、試験パターン毎の気密性の判定を行うことで、空調機110A〜110Cの何れか又は、コンテナ100の気密性に問題があることを判定できる。
本実施形態に係る加湿器や温湿度計などの機材は、コストも安く、セッティングも容易である。従って、本実施形態に係るコンテナ型データセンター120では、加湿器や温湿度計を用いることで、気密性を簡便に予測できる。また、空調機の1台1台の気密性に問題があるかの特定も可能である。
100 コンテナ
101 サーバ
102 サーバラック
103、105 温湿度計
104 加湿器
106 情報処理装置
110、110A〜110C 空調機
111 ファン
112 熱交換機
120 コンテナ型データセンター
201 送受信部
202 処理部
203 記憶部
410A〜410C 蓋
411A〜411C、412A〜412C 通風孔

Claims (8)

  1. 所定の絶対湿度まで部屋を加湿する加湿器と、
    前記所定の絶対湿度まで前記部屋が加湿された時点から一定時間、前記部屋の絶対湿度を測定する測定器と、
    前記一定時間における前記絶対湿度の減少量に基づいて、前記部屋の開口面積を算出する情報処理装置と、
    前記部屋を冷却する複数の空調機と、
    を備え、
    前記開口面積の算出結果が所定の値よりも大きい場合、前記空調機を1台ずつ稼動させた場合の前記絶対湿度の減少量に基づいて、前記複数の空調機の何れかの気密性、又は、前記部屋の気密性に問題があるかを判定する
    ことを特徴とするコンテナ型データセンター。
  2. 所定の絶対湿度まで部屋が加湿された時点から一定時間、前記部屋の絶対湿度を測定し、
    前記一定時間における前記絶対湿度の減少量に基づいて、前記部屋の開口面積を算出し、
    前記開口面積の算出結果が所定の値よりも大きい場合、前記部屋を冷却する複数の空調機を1台ずつ稼動させた場合の前記絶対湿度の減少量に基づいて、前記複数の空調機の何れかの気密性、又は、前記部屋の気密性に問題があるかを評価する
    ことを特徴とする評価方法。
  3. 所定の絶対湿度まで部屋が加湿された時点から一定時間、前記部屋の絶対湿度を測定し、
    前記一定時間における前記絶対湿度の減少量に基づいて、前記部屋の開口面積を算出し、
    前記開口面積の算出結果が所定の値よりも大きい場合、前記部屋を冷却する複数の空調機を1台ずつ稼動させた場合の前記絶対湿度の減少量に基づいて、前記複数の空調機の何れかの気密性、又は、前記部屋の気密性に問題があるかを評価する処理を、
    情報処理装置に実行させるプログラム。
  4. 前記情報処理装置は、実験データに基づいて作成された、前記絶対湿度の減少量と前記部屋の開口面積とが対応付けられた開口面積情報を記憶している記憶部を備えており、前記算出を、前記開口面積情報を用いて行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテナ型データセンター。
  5. 前記算出は、実験データに基づいて作成された、前記絶対湿度の減少量と前記部屋の開口面積とが対応付けられた開口面積情報を用いて行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の評価方法。
  6. 前記算出は、実験データに基づいて作成された、前記絶対湿度の減少量と前記部屋の開口面積とが対応付けられた開口面積情報を用いて行う
    ことを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  7. 所定の絶対湿度まで部屋を加湿する加湿器と、
    前記所定の絶対湿度まで前記部屋が加湿された時点から一定時間、前記部屋の絶対湿度を、前記加湿器による加湿が停止された状態で測定する測定器と、
    前記一定時間における前記絶対湿度の減少量に基づいて、前記部屋の開口面積を算出する情報処理装置と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、実験データに基づいて作成された、前記絶対湿度の減少量と前記部屋の開口面積とが対応付けられた開口面積情報を記憶している記憶部を備えており、前記開口面積情報を用いて前記算出を行う
    ことを特徴とするコンテナ型データセンター。
  8. 加湿器により所定の絶対湿度まで部屋が加湿された時点から一定時間、前記部屋の絶対湿度を、前記加湿器による加湿が停止された状態で測定し、
    前記一定時間における前記絶対湿度の減少量に基づいた前記部屋の開口面積の算出を、実験データに基づいて作成された、前記絶対湿度の減少量と前記部屋の開口面積とが対応付けられた開口面積情報を用いて行い、気密性を評価する処理を、
    情報処理装置に実行させるプログラム。
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