JP6796401B2 - 制御指示判定装置及び制御指示判定プログラム - Google Patents

制御指示判定装置及び制御指示判定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、制御指示判定装置及び制御指示判定プログラムに関する。
従来、家庭内のエネルギー管理をするHEMS(Home Energy Management System)が知られている。HEMSでは、エネルギー消費の抑制等のために、HAN(Home Area Network)を介して家庭内の1台以上のHEMSに対応する機器(以下、HEMS機器と記載する)の動作を指示する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2016−39564号公報
ここで、従来の技術では、HEMS機器は、当該HEMS機器を製造又は販売する会社が会社毎に取り決めた動作の指示方法に基づいて当該動作が指示される場合があった。また、従来の技術では、HEMS機器は、当該HEMS機器の動作を指示する指示装置を製造又は販売する会社が会社毎に取り決めた動作の指示方法に基づいて、当該動作が指示される場合があった。
この場合、HEMS機器の動作は、当該HEMS機器を製造又は販売する会社毎の基準又は、当該HEMS機器の動作を指示する指示装置を製造又は販売する会社が会社毎に取り決めた指示方法に基づいて指示されてしまうので、指示方法を標準化することが困難である場合があった。
本発明は、上記問題に鑑みて為されたものであり、自装置を介して動作が指示される制御対象の指示方法を標準化する制御指示判定装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、制御対象の動作を自装置を介して指示する指示装置から前記制御対象の動作の指示情報を受信する受信部と、前記制御対象の前記指示情報に基づく動作の判定基準である判定基準情報を、前記制御対象ごとに異なる基準にして記憶可能な記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記判定基準情報のうち、前記受信部が受信する前記指示情報が示す前記制御対象の前記判定基準情報を、前記記憶部から取得するとともに、取得した前記判定基準情報に基づいて、前記受信部が受信する前記指示情報を前記制御対象に送信するか否かを判定する送信判定部と、前記送信判定部が送信すると判定した前記指示情報を前記制御対象に送信する送信部とを備え、前記受信部は、電気事業者による電力の発電及び消費に関するデマンド情報をさらに受信し、前記記憶部は、前記判定基準情報に、前記デマンド情報に基づく前記制御対象の制御が可能であるか否かを示すデマンド基準情報を含めて記憶し、前記送信判定部は、前記受信部が前記デマンド情報を受信した場合には、前記記憶部に記憶されている前記判定基準情報に含まれる前記デマンド基準情報のうち、前記受信部が受信する前記デマンド情報が示す前記制御対象の前記デマンド基準情報を、前記記憶部から取得するとともに、取得した前記デマンド基準情報が、前記デマンド情報に基づく前記制御対象の制御が可能であることを示す場合に、前記デマンド情報に基づく動作指示を前記制御対象に送信すると判定し、前記送信部は、前記送信判定部が送信すると判定した前記動作指示を前記制御対象に送信する制御指示判定装置である。
また、本発明の一態様の制御指示判定装置において、前記判定基準情報には、前記指示装置から前記指示情報を受信する頻度を示す頻度情報と、前記指示情報に示される前記制御対象の動作の範囲を示す範囲情報と、前記指示装置から前記指示情報を受信する時間帯を示す時間帯情報とのうち、少なくとも1つが含まれ、前記送信判定部は、前記頻度情報と、前記範囲情報と、前記時間帯情報とのうち、少なくとも1つに基づいて、前記指示情報を前記制御対象に送信するか否かを判定する
また、本発明の一態様は、制御指示判定装置が備えるコンピュータに制御対象の動作を前記制御指示判定装置を介して指示する指示装置から前記制御対象の動作の指示情報を受信する受信ステップと、前記制御対象の前記指示情報に基づく動作の判定基準である判定基準情報を、前記制御対象ごとに異なる基準にして記憶可能な記憶部に記憶されている前記判定基準情報のうち、前記受信ステップにおいて受信される前記指示情報が示す前記制御対象の前記判定基準情報を、前記記憶部から取得するとともに、取得した前記判定基準情報に基づいて、前記受信ステップが受信する前記指示情報を前記制御対象に送信するか否かを判定する送信判定ステップと、前記送信判定ステップが送信すると判定した前記指示情報を前記制御対象に送信する送信ステップとを実行させるためのプログラムであって、前記受信ステップにおいて、電気事業者による電力の発電及び消費に関するデマンド情報をさらに受信し、前記記憶部は、前記判定基準情報に、前記デマンド情報に基づく前記制御対象の制御が可能であるか否かを示すデマンド基準情報を含めて記憶しており、前記送信判定ステップにおいて、前記受信ステップにおいて前記デマンド情報が受信された場合には、前記記憶部に記憶されている前記判定基準情報に含まれる前記デマンド基準情報のうち、前記受信ステップにおいて受信される前記デマンド情報が示す前記制御対象の前記デマンド基準情報を、前記記憶部から取得するとともに、取得した前記デマンド基準情報が、前記デマンド情報に基づく前記制御対象の制御が可能であることを示す場合に、前記デマンド情報に基づく動作指示を前記制御対象に送信すると判定し、前記送信ステップにおいて、前記送信判定ステップが送信すると判定した前記動作指示を前記制御対象に送信することを実行させるための制御指示判定プログラムである。
本発明によれば、自装置を介して動作が指示される制御対象の指示方法を標準化する制御指示判定装置を提供することができる。
第1実施形態の制御指示判定装置の概要を示す図である。 第1実施形態の制御指示判定装置の構成の一例を示す図である。 第1実施形態の指示情報の一例を示す表である。 第1実施形態の端末基準情報の一例を示す表である。 第1実施形態のアプリ基準情報の一例を示す表である。 第1実施形態の対象基準情報の一例を示す表である。 第1実施形態の操作基準情報、設定基準情報、時間帯基準情報及び頻度基準情報の一例を示す表である。 第1実施形態の制御指示判定装置の動作の一例を示す流れ図である。 変形例の制御指示判定装置の概要を示す図である。 第2実施形態の制御指示判定装置の概要を示す図である。 第2実施形態の指示情報の一例を示す表である。 第2実施形態の制御指示判定装置の構成の一例を示す図である。 第2実施形態のデマンド基準情報の一例を示す表である。
[第1実施形態:制御指示判定装置の概要について]
以下、図を参照して本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態の制御指示判定装置1の概要を示す図である。
指示装置IEとは、制御対象CDの動作を指示する装置である。
制御対象CDとは、例えば、一般家庭の家屋に設置される電気用品である。具体的には、制御対象CDとは、居室の照明LTである。また、制御対象CDとは、家屋の居室に設置され、当該居室の温度及び湿度を調節する空調機(以下、エアコンACと記載する)である。また、制御対象CDとは、指示装置IEの指示に応じて開閉が制御される窓WDである。また、制御対象CDとは、家屋の居室に設置され、当該居室の温度を上昇させるヒーターEHである。また、制御対象CDとは、調理に使用される電気用品である。制御対象CDとは、例えば、炊飯器RCである。
以降の説明において、制御対象CDが設定される一般家庭の家屋を、単に家屋と記載する。また、制御対象CDが設置される一般家庭に居住する居住者を、単に居住者と記載する。
指示装置IEは、赤外線やその他の電波を利用し、制御対象CDの動作を指示する場合がある。この場合、指示装置IEとは、リモートコントロール手段(以下、リモコンRと記載する)である。
また、指示装置IEは、WAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して制御対象CDの動作を指示する場合がある。この場合、指示装置IEとは、スマートフォンFP及びコンピュータPC等である。
以降の説明において、ネットワークを介して制御対象CDの動作を指示する指示装置IEを指示装置IE1と記載する。また、以降の説明において、ネットワークを介さずに制御対象CDの動作を指示する指示装置IEを指示装置IE2と記載する。
指示装置IE1によって動作が指示される制御対象CDとは、例えば、HA(Home Automation)機器である。指示装置IE1は、ネットワークを介して制御対象CDの動作を指示することにより、制御対象CDと離れた場所からでも当該制御対象CDの動作を指示することができる。
[指示装置の操作誤りについて]
ここで、屋外から制御対象CDの動作を指示した場合、指示装置IE1の操作者は、指示装置IE1からの指示によって動作する制御対象CDの動作を確認することが困難である。この場合、指示装置IE1の操作者が操作誤りによって本来動作が指示される対象である制御対象CDとは異なる制御対象CDに動作の指示を行った際、操作者は、操作誤りに気付くことが困難である。また、指示装置IE1の操作者が操作誤りによって本来指示する動作とは異なる動作の指示を制御対象CDに行った際、操作者は、操作誤りに気付くことが困難である。
したがって、指示装置IE1の操作者は、制御対象CDに不適切な操作の指示を行ったことに気付くことが困難である。
[悪意ある指示装置の操作誤りについて]
また、制御対象CDの動作の指示がネットワークを介して行われる場合、悪意のある操作者又は悪意のあるプログラムによって制御対象CDの動作が指示される場合がある。
例えば、悪意のある操作者又は悪意のあるプログラムが、制御対象CDである窓WDを開閉する場合がある。この場合、居住者の意図に反して窓WDが開閉されることにより、家屋の安全が脅かされる場合がある。
また、例えば、悪意のある操作者又は悪意のあるプログラムが、制御対象CDであるエアコンACの温度を指示する場合がある。この場合、エアコンACが当該指示に基づいて動作することによって、エアコンACが設置される居室の温度が上昇又は下降され、居住者の健康が損なわれる場合がある。
本実施形態の指示装置IE1は、制御指示判定装置1を介して制御対象CDの動作の指示を行う。制御指示判定装置1は、指示装置IE1から受信する制御対象CDの動作の指示が適切であるか否かを判定する。制御指示判定装置1は、指示装置IE1から受信する指示が適切である場合、制御対象CDに当該指示を送信する。
[制御指示判定装置と指示装置と制御対象の構成について]
以下、図2を参照して、本実施形態の制御指示判定装置1の構成について説明する。
図2は、第1実施形態の制御指示判定装置1の構成の一例を示す図である。
図2に示す通り、制御指示判定装置1と、指示装置IE1とは、ネットワークN1を介して接続される。ネットワークN1とは、例えば、WANである。また、制御指示判定装置1と、制御対象CDとは、ネットワークN2を介して接続される。ネットワークN2とは、例えば、LAN(Local Area Network)である。
指示装置IE1は、ネットワークN1を介して指示情報DR1を制御指示判定装置1に送信する。指示情報DRとは、制御対象CDの動作の指示を示す情報である。また、指示情報DR1とは、指示装置IE1が送信する情報であって、制御対象CDの動作の指示を示す情報である。
[指示情報について]
以下、図3を参照して、本実施形態の指示情報DR1の詳細について説明する。
図3は、第1実施形態の指示情報DR1の一例を示す表である。
指示情報DR1には、端末識別情報tID、アプリ識別情報aID、対象識別情報dID、操作内容情報CT、設定値情報ST、時刻情報TM及び頻度情報FCが含まれる。
端末識別情報tIDとは、指示情報DR1を送信する指示装置IE1を識別する情報である。端末識別情報tIDとは、例えば、指示装置IE1であるスマートフォンFP又はコンピュータPCの製造番号である。アプリ識別情報aIDとは、指示情報DR1を送信する指示装置IE1が指示情報DR1を送信する際に用いられるアプリケーション及びソフトウェア等を識別する情報である。
対象識別情報dIDとは、指示装置IE1が動作を指示する制御対象CDを識別する情報である。対象識別情報dIDとは、例えば、制御対象CDの製造番号である。操作内容情報CTとは、指示装置IE1が指示する制御対象CDの動作の内容を示す情報である。
設定値情報STとは、指示装置IE1が指示する制御対象CDの動作の内容に伴う設定値を示す情報である。
時刻情報TMとは、指示装置IE1が指示情報DR1を送信する時刻を示す情報である。
頻度情報FCとは、指示装置IE1が指示情報DR1を送信する単位時間あたりの頻度を示す情報である。例えば、指示装置IE1は、バッファを備えており、現在時刻から単位時間前までの間に指示情報DR1を送信した回数を記憶する。この一例では、頻度情報FCとは、指示装置IE1が現在時刻から1分前までの間に指示情報DR1を送信した回数を示す情報である。
この一例では、指示情報DR1が、指示装置IE1の端末識別情報tIDが「FP1」であるスマートフォンFPから送信される。また、指示情報DR1の送信には、アプリ識別情報aIDが「APP1」であるアプリケーションが用いられる。また、指示情報DR1は、対象識別情報dIDが「AC1」であるエアコンACの動作の指示を示す情報である。また、指示情報DR1は、対象識別情報dIDが「AC1」であるエアコンACに対する操作内容情報CTが「2:温度設定」である。また、指示情報DR1は、対象識別情報dIDが「AC1」であるエアコンACの設定値情報STが「27」である。ここで、指示情報DR1は、対象識別情報dIDが「AC1」であるエアコンACの設定温度を「27」度に設定することを示す。また、指示情報DR1は、指示装置IE1が当該指示情報DR1を「13:00」に送信することを示す。また、指示装置IE1は、現在時刻から1分前までの間に指示情報DR1を「3」回送信することを示す。
なお、上述では、指示情報DR1には、端末識別情報tID、アプリ識別情報aID、対象識別情報dID、操作内容情報CT、設定値情報ST、時刻情報TM及び頻度情報FCが含まれる場合について説明したが、これに限られない。指示情報DR1には、端末識別情報tID、対象識別情報dID、操作内容情報CT、設定値情報ST、時刻情報TM及び頻度情報FCのうち、少なくとも1つが含まれていてもよい。
また、上述では、時刻情報TMは、指示装置IE1が指示情報DR1を送信する時刻を示す情報である場合について説明したが、これに限られない。時刻情報TMは、制御指示判定装置1が指示装置IE1から指示情報DR1を受信する時刻を示す情報であってもよい。
[判定基準情報について]
図2に戻り、制御指示判定装置1は、制御部100と、記憶部200とを備える。
記憶部200には、予め判定基準情報JR1が記憶される。判定基準情報JR1とは、指示装置IE1から受信する指示情報DR1が適切な指示であるかを判定する際に用いられる基準を示す情報である。具体的には、判定基準情報JR1には、端末基準情報tJRと、アプリ基準情報aJRと、対象基準情報dJRと、操作基準情報CJRと、設定基準情報SJRと、時間帯基準情報PJRと、頻度基準情報FJRとが含まれる。
端末基準情報tJRとは、制御対象CDの動作を指示することが承認されている指示装置IE1の端末識別情報tIDを示す情報である。端末基準情報tJRに含まれる端末識別情報tIDとは、例えば、家屋の居住者である家族が所有するスマートフォンFP及びコンピュータPCの端末識別情報tIDである。
アプリ基準情報aJRとは、制御対象CDの動作を指示する際に用いることが承認されているアプリケーション及びソフトウェアのアプリ識別情報aIDを示す情報である。具体的には、アプリ基準情報aJRに含まれるアプリ識別情報aIDによって示されるアプリケーション及びソフトウェアは、制御対象CDの動作を指示する際に用いることに関する基準を満たす。この基準とは、例えば、アプリケーション及びソフトウェアの安全性を評価する認証機関によって設けられる基準である。
対象基準情報dJRとは、指示装置IE1から受信した指示情報DR1に基づいて、制御指示判定装置1が動作を指示する制御対象CDの対象識別情報dIDを示す情報である。具体的には、対象基準情報dJRに含まれる対象識別情報dIDとは、ある家屋に設置される制御対象CDの対象識別情報dIDを示す情報である。
操作基準情報CJRとは、指示装置IE1が指示する制御対象CDの動作の内容を示す操作内容情報CTのうち、承認された操作内容情報CTを示す情報である。
設定基準情報SJRとは、操作基準情報CJRに示される操作内容情報CTのうち、操作内容情報CTによって指示することが承認されている設定値を示す情報である。
時間帯基準情報PJRとは、指示情報DR1によって制御対象CDの動作を指示することが承認されている時間帯を示す情報である。
頻度基準情報FJRとは、指示装置IE1から制御指示判定装置1に送信される指示情報DR1の単位時間あたりの回数を示す情報である。
以下、図4から図7を参照して判定基準情報JR1の詳細について説明する。
図4は、第1実施形態の端末基準情報tJRの一例を示す表である。
この一例では、制御対象CDに動作を指示することが承認されている指示装置IE1が端末識別情報tID「FP1」、「FP2」及び「FP3」によって示されるスマートフォンFPである。また、制御対象CDの動作を指示することが承認されている指示装置IE1が端末識別情報tID「PC1」及び「PC2」によって示されるコンピュータPCである。したがって、端末基準情報tJRは、端末識別情報tIDが「FP1」、「FP2」、「FP3」、「PC1」及び「PC2」の指示装置IE1である。
図5は、第1実施形態のアプリ基準情報aJRの一例を示す表である。
この一例では、制御対象CDの動作を指示する際に用いることが承認されているアプリケーション及びソフトウェアのアプリ識別情報aIDが「APP1」、「APP2」、「APP3」及び「APP4」である。
図6は、第1実施形態の対象基準情報dJRの一例を示す表である。
この一例では、指示装置IE1から受信した指示情報DR1に基づいて、制御指示判定装置1が動作を指示する制御対象CDの対象識別情報dIDが「AC1」、「AC2」及び「AC3」である。
図7は、第1実施形態の操作基準情報CJR、設定基準情報SJR、時間帯基準情報PJR及び頻度基準情報FJRの一例を示す表である。
この一例では、操作基準情報CJRには、「0:電源設定」、「1:温度設定」、「2:動作モード設定」、「3:風量設定」及び「4:風向設定」である操作内容情報CTが含まれる。
また、この一例では、操作基準情報CJRに含まれる操作内容情報CTのうち、「0:電源設定」の設定基準情報SJRには、「0:電源OFF」と、「1:電源ON」とである設定値情報STが含まれる。
また、この一例では、操作基準情報CJRに示される操作内容情報CTのうち、「1:温度設定」の設定基準情報SJRには、「25」から「28」までの設定値情報STが含まれる。換言すると、指示装置IE1が指示することができる、エアコンACの温度設定の設定基準情報SJRは、25度から28度までの設定値情報STである。
また、この一例では、操作基準情報CJRに示される操作内容情報CTのうち、「2:動作モード設定」の設定基準情報SJRには、「0:冷房」と、「1:暖房」と、「2:ドライ」とである設定値情報STが含まれる。
また、この一例では、操作基準情報CJRに示される操作内容情報CTのうち、「3:風量設定」の設定基準情報SJRには、「0:弱」と、「1:中」と、「2:強」とである設定値情報STが含まれる。
また、この一例では、操作基準情報CJRに示される操作内容情報CTのうち、「4:風向設定」の設定基準情報SJRには、「0:下」と、「1:中」と、「2:上」と、「3:自動」とである設定値情報STが含まれる。
また、この一例では、指示情報DR1によって制御対象CDの動作を指示することが承認されている時間帯基準情報PJRが「6:00」から「23:00」までの間である。換言すると、指示装置IE1が制御対象CDの動作を指示することができる時間帯基準情報PJRは、6:00から23:00までの間である。
図7に示す通り、操作基準情報CJRに含まれる操作内容情報CTは、時間帯基準情報PJRに示す時間帯のみ承認される。
また、この一例では、指示装置IE1が制御対象CDの動作の指示を示す指示情報DR1を送信する頻度基準情報FJRが1分間に「6」回以内である。
図7に示す通り、操作基準情報CJRに含まれる操作内容情報CTは、指示装置IE1から指示情報DR1が1分間に送信される回数が頻度基準情報FJRに示す回数以内の場合のみ承認される。
なお、上述では、判定基準情報JR1には、端末基準情報tJR、アプリ基準情報aJR、対象基準情報dJR、操作基準情報CJR、設定基準情報SJR、時間帯基準情報PJR及び頻度基準情報FJRが含まれる場合について説明したが、これに限られない。判定基準情報JR1には、指示装置IE1から受信する指示情報DR1に含まれる各情報の基準である情報のうち、いずれかの情報が含まれていてもよい。
図2に戻り、制御部100は、CPU(Central Processing Unit)を備えており、受信部110と、送信判定部120と、送信部130とをその機能部として備える。
受信部110は、指示装置IE1からネットワークN1を介して指示情報DR1を受信する。受信部110は、受信した指示情報DR1を送信判定部120に供給する。
送信判定部120は、受信部110から指示情報DR1を取得する。また、送信判定部120は、記憶部200から判定基準情報JR1を読み出す。
送信判定部120は、指示情報DR1に含まれる各情報が判定基準情報JR1に示す基準を満たす場合、当該指示情報DR1が適切な指示であると判定する。送信判定部120は、指示情報DR1が適切な指示であると判定する場合、送信部130に当該指示情報DR1を供給する。また、送信判定部120は、指示情報DR1が適切な指示ではないと判定する場合、当該指示情報DR1を送信部130に供給しない。
送信部130は、送信判定部120から指示情報DR1を取得する。送信部130は、取得した指示情報DR1をネットワークN2を介して制御対象CDに送信する。制御対象CDは、制御指示判定装置1から送信された指示情報DR1に基づいて動作する。
以下、図8を参照して、制御指示判定装置1の動作について説明する。
図8は、第1実施形態の制御指示判定装置1の動作の一例を示す流れ図である。
受信部110は、指示装置IE1から指示情報DR1を取得する(ステップS110)。
送信判定部120は、受信部110が取得した指示情報DR1に含まれる端末識別情報tIDと、端末基準情報tJRに含まれる端末識別情報tIDとが一致するか否かを判定する(ステップS120)。送信判定部120は、端末識別情報tIDと、端末基準情報tJRに含まれる端末識別情報tIDとが一致しないと判定する場合(ステップS120;NO)、処理をステップS200に進める。送信判定部120は、端末識別情報tIDと、端末基準情報tJRに含まれる端末識別情報tIDとが一致すると判定する場合(ステップS120;YES)、処理をステップS130に進める。
また、送信判定部120は、指示情報DR1に含まれるアプリ識別情報aIDと、アプリ基準情報aJRに含まれるアプリ識別情報aIDとが一致するか否かを判定する(ステップS130)。送信判定部120は、アプリ識別情報aIDと、アプリ基準情報aJRに含まれるアプリ識別情報aIDとが一致しないと判定する場合(ステップS130;NO)、処理をステップS200に進める。送信判定部120は、アプリ識別情報aIDと、アプリ基準情報aJRに含まれるアプリ識別情報aIDとが一致すると判定する場合(ステップS130;YES)、処理をステップS140に進める。
また、送信判定部120は、指示情報DR1に含まれる対象識別情報dIDと、対象基準情報dJRに含まれる対象識別情報dIDとが一致するか否かを判定する(ステップS140)。送信判定部120は、対象識別情報dIDと、対象基準情報dJRに含まれる対象識別情報dIDとが一致しないと判定する場合(ステップS140;NO)、処理をステップS200に進める。送信判定部120は、対象識別情報dIDと、対象基準情報dJRに含まれる対象識別情報dIDとが一致すると判定する場合(ステップS140;YES)、処理をステップS150に進める。
また、送信判定部120は、指示情報DR1に含まれる操作内容情報CTと、操作基準情報CJRに含まれる操作内容情報CTとが一致するか否かを判定する(ステップS150)。送信判定部120は、操作内容情報CTと、操作基準情報CJRに含まれる操作内容情報CTとが一致しないと判定する場合(ステップS150;NO)、処理をステップS200に進める。送信判定部120は、操作内容情報CTと、操作基準情報CJRに含まれる操作内容情報CTとが一致すると判定する場合(ステップS150;YES)、処理をステップS160に進める。
また、送信判定部120は、指示情報DR1に含まれる設定値情報STが、設定基準情報SJRが示す設定値情報STの範囲に含まれるか否かを判定する(ステップS160)。送信判定部120は、設定値情報STが、設定基準情報SJRが示す設定値情報STの範囲に含まれないと判定する場合(ステップS160;NO)、処理をステップS200に進める。送信判定部120は、設定値情報STが、設定基準情報SJRが示す設定値情報STの範囲に含まれると判定する場合(ステップS160;YES)、処理をステップS170に進める。
また、送信判定部120は、指示情報DR1に含まれる時刻情報TMが、時間帯基準情報PJRが示す時間帯に含まれるか否かを判定する(ステップS170)。送信判定部120が、時刻情報TMが、時間帯基準情報PJRが示す時間帯に含まれないと判定する場合(ステップS170;NO)、処理をステップS200に進める。送信判定部120は、時刻情報TMが、時間帯基準情報PJRが示す時間帯に含まれると判定する場合(ステップS170;YES)、処理をステップS180に進める。
また、送信判定部120は、指示情報DR1に含まれる頻度情報FCが、頻度基準情報FJRが示す頻度情報FCより小さい値であるか否かを判定する(ステップS180)。送信判定部120は、頻度情報FCが、頻度基準情報FJRが示す頻度情報FC以上の値であると判定する場合(ステップS180;NO)、送信判定部120は、送信部130に指示情報DR1を供給しない。つまり、制御指示判定装置1は、制御対象CDに指示情報DR1を送信しない(ステップS200)。送信判定部120は、頻度情報FCが、頻度基準情報FJRが示す頻度情報FCより小さい値であると判定する場合(ステップS180;YES)、送信部130は、送信判定部120から取得した指示情報DR1を制御対象CDに送信する。つまり、制御指示判定装置1は、制御対象CDに指示情報DR1を送信する(ステップS190)。
[第1実施形態のまとめ]
以上説明したように、本実施形態の制御指示判定装置(第1実施形態の一例では、制御指示判定装置1)は、受信部(第1実施形態の一例では、受信部110)と、送信判定部(第1実施形態の一例では、送信判定部120)と、送信部(第1実施形態の一例では、送信部130)とを備える。
受信部は、制御対象(第1実施形態の一例では、制御対象CD)の動作を自装置を介して指示する指示装置(第1実施形態の一例では、指示装置IE1)から制御対象の動作の指示情報(第1実施形態の一例では、指示情報DR1)を受信する。
送信判定部は、制御対象の指示情報に基づく動作の判定基準である判定基準情報(第1実施形態の一例では、判定基準情報JR1)に基づいて、受信部が受信する指示情報を制御対象に送信するか否かを判定する。
送信部は、送信判定部が送信すると判定した指示情報を制御対象に送信する。
従来の技術では、指示装置の制御対象である機器の制御は、当該制御対象である機器を製造又は販売する会社毎の基準又は、当該制御対象を制御する制御装置を製造又は販売する会社が会社毎に取り決めた指示方法に基づいて動作の指示が行われる場合があった。この場合、制御対象の動作の指示方法を標準化することは、困難である場合があった。
本実施形態の制御指示判定装置1は、指示装置IE1が制御対象CDの制御を指示する指示情報DR1を制御対象CDに送信するか否かを判定基準情報JR1に基づいて判定する。本実施形態の制御指示判定装置1によれば、制御対象CDを製造又は販売する会社及び指示装置IEを製造又は販売する会社が異なる場合であっても、予め送信する指示情報DR1の基準を判定基準情報JR1として定めることにより、制御対象CDの動作を指示することができる。
したがって、本実施形態の制御指示判定装置1によれば、制御指示判定装置1を介して動作が指示される制御対象CDの指示方法を標準化することができる。
また、本実施形態の制御指示判定装置(第1実施形態の一例では、制御指示判定装置1)において、判定基準情報(第1実施形態の一例では、判定基準情報JR1)には、指示装置(第1実施形態の一例では、指示装置IE1)から指示情報(第1実施形態の一例では、指示情報DR1)を受信する頻度を示す頻度情報(第1実施形態の一例では、頻度基準情報FJR)と、指示情報に示される制御対象の動作の範囲を示す範囲情報(第1実施形態の一例では、設定基準情報SJR)と、指示装置から指示情報を受信する時間帯を示す時間帯情報(第1実施形態の一例では、時間帯基準情報PJR)とのうち、少なくとも1つが含まれ、送信判定部(第1実施形態の一例では、送信部130)は、頻度情報と、範囲情報と、時間帯情報とのうち、少なくとも1つに基づいて、指示情報を制御対象に送信するか否かを判定する。
例えば、制御対象CDの動作の指示が悪意のある操作者によって指示される場合、当該指示は、短時間の間に高い頻度によって行われる場合がある。
本実施形態の制御指示判定装置1は、頻度基準情報FJRに基づいて、指示情報DR1を制御対象CDに送信するか否かを判定する。指示情報DR1に含まれる頻度情報FCが頻度基準情報FJRに示される頻度情報FCの値より小さい場合には、制御指示判定装置1は、指示情報DR1を制御対象CDに送信する。また、指示情報DR1に含まれる頻度情報FCが頻度基準情報FJRに示される頻度情報FC以上の値である場合には、制御指示判定装置1は、指示情報DR1を制御対象CDに送信しない。
本実施形態の制御指示判定装置1によれば、指示情報DR1に含まれる頻度情報FCが頻度基準情報FJR以上の値である不適切な指示情報DR1である場合、制御対象CDに不適切な指示が送信されることを抑制することができる。
したがって、本実施形態の制御指示判定装置1によれば、制御対象CDの動作が不適切な指示情報DR1によって指示されることを抑制することができる。
例えば、家屋の各居室に設置されるエアコンACは、設定基準情報SJRがそれぞれ異なる場合がある。具体的には、高齢者が使用している居室に設置されるエアコンACは、リビングに設置されるエアコンACよりも温度範囲が厳密に設定されることが求められる場合がある。
本実施形態の制御指示判定装置1は、設定基準情報SJRに基づいて、指示情報DR1を制御対象CDに送信するか否かを判定する。指示情報DR1に含まれる設定値情報STが設定基準情報SJRに示される設定値情報STの範囲に含まれる場合には、制御指示判定装置1は、当該指示情報DR1を制御対象CDに送信する。また、指示情報DR1に含まれる設定値情報STが設定基準情報SJRに示される設定値情報STの範囲に含まれない場合には、制御指示判定装置1は、当該指示情報DR1を制御対象CDに送信しない。
本実施形態の制御指示判定装置1によれば、指示情報DR1に含まれる設定値情報STが設定基準情報SJRに含まれない不適切な指示情報DR1である場合、制御対象CDの動作が指示情報DR1によって指示されることを抑制することができる。
したがって、本実施形態の制御指示判定装置1によれば、制御対象CDに不適切な指示が送信されることを抑制することができる。
例えば、制御対象CDの動作の指示が悪意のある操作者によって指示される場合、当該指示は、深夜の時間帯に行われる場合がある。
本実施形態の制御指示判定装置1は、時間帯基準情報PJRに基づいて、指示情報DR1を制御対象CDに送信するか否かを判定する。指示情報DR1に含まれる時刻情報TMが時間帯基準情報PJRに示される時間帯情報PTに含まれる場合には、制御指示判定装置1は、指示情報DR1を制御対象CDに送信する。また、指示情報DR1に含まれる時刻情報TMが時間帯基準情報PJRに示される時間帯情報PTの範囲に含まれない場合には、制御指示判定装置1は、指示情報DR1を制御対象CDに送信しない。
本実施形態の制御指示判定装置1によれば、指示情報DR1に含まれる時刻情報TMが時間帯基準情報PJRに含まれない不適切な指示情報DR1である場合、制御対象CDに不適切な指示が送信されることを抑制することができる。
したがって、本実施形態の制御指示判定装置1によれば、制御対象CDの動作が不適切な指示情報DR1によって指示されることを抑制することができる。
また、本実施形態の制御指示判定装置1は、端末基準情報tJRに基づいて、指示情報DR1を制御対象CDに送信するか否かを判定する。制御指示判定装置1は、指示情報DR1に含まれる端末識別情報tIDが端末基準情報tJRに含まれる場合、指示情報DR1を制御対象CDに送信する。また、制御指示判定装置1は、指示情報DR1に含まれる端末識別情報tIDが端末基準情報tJRに含まれない場合、指示情報DR1を制御対象CDに送信しない。
指示情報DR1に含まれる端末識別情報tIDが予め登録された家族のスマートフォンFP及びコンピュータPC等の端末識別情報tIDではない場合には、制御指示判定装置1は、当該指示情報DR1を送信しない。
本実施形態の制御指示判定装置1によれば、指示情報DR1に含まれる端末識別情報tIDが端末基準情報tJRに含まれない不適切な指示情報DR1である場合、制御対象CDに不適切な指示が送信されることを抑制することができる。
したがって、本実施形態の制御指示判定装置1によれば、制御対象CDの動作が不適切な指示情報DR1によって指示されることを抑制することができる。
また、本実施形態の制御指示判定装置1は、アプリ基準情報aJRに基づいて、指示情報DR1を制御対象CDに送信するか否かを判定する。制御指示判定装置1は、指示情報DR1に含まれるアプリ識別情報aIDがアプリ基準情報aJRに含まれる場合、当該指示情報DR1を制御対象CDに送信する。また、制御指示判定装置1は、指示情報DR1に含まれるアプリ識別情報aIDがアプリ基準情報aJRに含まれない場合、当該指示情報DR1を制御対象CDに送信しない。
ここで、アプリ基準情報aJRに含まれるアプリ識別情報aIDとは、制御対象CDの動作を指示する際に用いることに関する基準を満たすアプリケーションのアプリ識別情報aIDである。
本実施形態の制御指示判定装置1によれば、指示情報DR1に含まれるアプリ識別情報aIDがアプリ基準情報aJRに含まれない不適切な指示情報DR1である場合、制御対象CDに不適切な指示が送信されることを抑制することができる。
したがって、本実施形態の制御指示判定装置1によれば、制御対象CDの動作が不適切な指示情報DR1によって指示されることを抑制することができる。
また、本実施形態の制御指示判定装置1は、対象基準情報dJRに基づいて、指示情報DR1を制御対象CDに送信するか否かを判定する。制御指示判定装置1は、指示情報DR1に含まれる対象識別情報dIDが対象基準情報dJRに含まれる場合、当該指示情報DR1を制御対象CDに送信する。また、制御指示判定装置1は、指示情報DR1に含まれる対象識別情報dIDが対象基準情報dJRに含まれない場合、当該指示情報DR1を制御対象CDに送信しない。
本実施形態の制御指示判定装置1によれば、指示情報DR1に含まれる対象識別情報dIDが対象基準情報dJRに含まれない不適切な指示情報DR1である場合、制御対象CDに不適切な指示が送信されることを抑制することができる。
したがって、本実施形態の制御指示判定装置1によれば、制御対象CDの動作が不適切な指示情報DR1によって指示されることを抑制することができる。
また、本実施形態の制御指示判定装置1は、操作基準情報CJRに基づいて、指示情報DR1を制御対象CDに送信するか否かを判定する。制御指示判定装置1は、指示情報DR1に含まれる操作内容情報CTが操作基準情報CJRに含まれる場合、当該指示情報DR1を制御対象CDに送信する。また、制御指示判定装置1は、指示情報DR1に含まれる操作内容情報CTが操作基準情報CJRに含まれない場合、当該指示情報DR1を制御対象CDに送信しない。
本実施形態の制御指示判定装置1によれば、指示情報DR1に含まれる操作内容情報CTが操作基準情報CJRに含まれない不適切な指示情報DR1である場合、制御対象CDに不適切な指示が送信されることを抑制することができる。
したがって、本実施形態の制御指示判定装置1によれば、制御対象CDの動作が不適切な指示情報DR1によって指示されることを抑制することができる。
また、本実施形態の制御指示判定装置(第1実施形態の一例では、制御指示判定装置1)が動作を指示する制御対象(第1実施形態の一例では、制御対象CD)とは、電気用品である。
例えば、制御対象CDがオフィス等において使用される機器であって、かつネットワークを介して動作が指示される場合がある。この場合、制御対象CDに対して行われるネットワーク通信は、オフィスのネットワーク管理者によって保護される場合がある。
これに対し、制御対象CDが家庭において使用される電気用品であって、かつネットワークを介して動作が指示される場合がある。この場合、オフィス等とは異なり、家庭にはネットワーク管理者が設けられず、ネットワーク通信が適切に保護されない場合がある。
上述したように、本実施形態の制御指示判定装置1によれば、制御対象CDの動作が指示装置IE1から制御指示判定装置1を介して行われることによって、制御対象CDの動作が不適切な指示情報DR1によって指示されることを抑制することができる。
したがって、本実施形態の制御指示判定装置1によれば、家庭にネットワーク管理者が設けられない場合であっても、電気用品の動作が不適切な指示情報DR1によって指示されることを抑制することにより、家屋の安全性を向上することができる。
なお、上述では、ネットワーク管理者が設けられていない家庭において制御対象CDが使用される場合について説明したが、これに限られない。制御対象CDは、家庭のほか、ネットワーク管理者が設けられていない環境に設置される機器であってもよい。
例えば、制御対象CDは、ネットワーク管理者が設けられていないオフィスにおいて使用されるオフィス機器であってもよい。オフィス機器とは、例えば、プリンター、コピー機、空調機、照明、窓、ブラインド及びプロジェクター等である。
ここで、少人数が勤務するオフィス等の場合、ネットワーク管理者が設けらず、ネットワーク通信が適切に保護されない場合がある。
上述したように、本実施形態の制御指示判定装置1によれば、制御対象CDの動作が指示装置IE1から制御指示判定装置1を介して行われることによって、制御対象CDの動作が不適切な指示情報DR1によって指示されることを抑制することができる。
したがって、本実施形態の制御指示判定装置1によれば、ネットワーク管理者が設けられていないオフィスにおいて使用されるオフィス機器の動作が不適切な指示情報DR1によって指示されることを抑制することができる。
[変形例]
第1実施形態では、制御指示判定装置1が指示装置IE1から取得した指示情報DR1を適切な指示情報DR1であると判定する場合、制御指示判定装置1は、指示情報DR1を制御対象CDに送信する場合について説明した。
変形例では、制御指示判定装置1が指示装置IE1から取得した指示情報DR1を制御対象CDに送信すると判定する場合、制御指示判定装置1は、指示情報DR1を総合指示装置に送信する点において第1実施形態とは異なる。
以下、図9を参照して変形例について説明する。なお、上述した第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
[総合指示装置について]
図9は、変形例の制御指示判定装置1の概要を示す図である。
上述したように、制御指示判定装置1が指示装置IE1から取得した指示情報DR1を制御対象CDに送信すると判定する場合、制御指示判定装置1は、総合指示装置20に当該指示情報DR1を送信する。
総合指示装置20とは、例えば、HEMSコントローラである。総合指示装置20は、制御指示判定装置1から受信した指示情報DR1を制御対象CDに送信する。
ここで、総合指示装置20は、指示情報DR1を制御対象CDに送信する以外の動作を更に行ってもよい。例えば、総合指示装置20は、制御対象CDに指示情報DR1が送信された履歴を取得してもよい。また、例えば、総合指示装置20は、制御対象CDを製造又は販売する会社のサーバ等に対して当該制御対象CDに送信された指示情報DR1を送信してもよい。
変形例の制御指示判定装置1によれば、制御指示判定装置1は、当該制御指示判定装置1が制御対象CDに指示情報DR1を送信すると判定した指示情報DR1を総合指示装置20に送信する。
総合指示装置20は、指示情報DR1を制御対象CDに送信する動作の他、制御対象CDに応じた動作を更に行うことができる。
制御指示判定装置1は、指示情報DR1を送信する制御対象CDに関わらず、総合指示装置20を介して制御対象CDに指示情報DR1を送信することができる。この場合、制御指示判定装置1は、総合指示装置20に対して指示情報DR1を送信することによって、家屋において使用される制御対象CD毎に応じた動作を更に行う手間を低減することができる。
なお、上述では、変形例の制御指示判定装置1が指示情報DR1を制御対象CDに送信するか否かを判定する場合について説明したが、これに限られない。変形例の制御指示判定装置1と、総合指示装置20とは、指示情報DR1を制御対象CDに送信するか否かを判定する動作を分割して行ってもよい。
例えば、制御指示判定装置1は、指示情報DR1に含まれる端末識別情報tIDと、アプリ識別情報aIDが、端末基準情報tJRと、アプリ基準情報aJRとにそれぞれ含まれるか否かを判定する。
制御指示判定装置1は、指示情報DR1に含まれる端末識別情報tIDと、アプリ識別情報aIDとが、端末基準情報tJRと、アプリ基準情報aJRとにそれぞれ含まれる場合、指示情報DR1を総合指示装置20に送信する。
総合指示装置20は、制御指示判定装置1から取得した指示情報DR1に含まれる対象識別情報dIDと、操作内容情報CTと、設定値情報STと、時刻情報TMと、頻度情報FCとが、それぞれ対象基準情報dJRと、操作基準情報CJRと、設定基準情報SJRと、時間帯基準情報PJRと、頻度基準情報FJRとにそれぞれ含まれるか否かを判定する。
総合指示装置20は、対象識別情報dIDと、操作内容情報CTと、設定値情報STと、時刻情報TMと、頻度情報FCとが、それぞれ対象基準情報dJRと、操作基準情報CJRと、設定基準情報SJRと、時間帯基準情報PJRと、頻度基準情報FJRとにそれぞれ含まれる場合、指示情報DR1を制御対象CDに送信する。
ここで、制御指示判定装置1が家屋外に備えられ、総合指示装置20が家屋内に備えられる場合がある。この場合、指示情報DR1のうち、制御指示判定装置1が備えられる家屋外において判定される情報は、端末識別情報tIDと、アプリ識別情報aIDである。また、指示情報DR1のうち、総合指示装置20が備えられる家屋内において判定される情報は、対象識別情報dIDと、操作内容情報CTと、設定値情報STと、時刻情報TMと、頻度情報FCとである。
したがって、変形例の制御指示判定装置1及び総合指示装置20は、判定基準情報JR1を制御指示判定装置1と、総合指示装置20とに分割して記憶する。
例えば、変形例の制御指示判定装置1及び総合指示装置20は、制御指示判定装置1が家屋外に備えられる場合であって、総合指示装置20が家屋内に備えられる場合、判定基準情報JR1の一部を家屋内の装置に記憶することができる。判定基準情報JR1の一部が家屋内の装置に記憶される場合、判定基準情報JR1の設定内容を外部に知られる機会を低減することができる。
これにより、変形例の制御指示判定装置1及び総合指示装置20によれば、判定基準情報JR1によって示される家屋内の環境に関する個人情報を居住者以外の他者に知られる機会を低減することができる。
なお、上述では、変形例の制御指示判定装置1が指示情報DR1に含まれる端末識別情報tIDと、アプリ識別情報aIDとについて判定し、総合指示装置20が対象識別情報dIDと、操作内容情報CTと、設定値情報STと、時刻情報TMと、頻度情報FCとについて判定する場合について説明したが、これに限られない。
変形例の制御指示判定装置1は、指示情報DR1に含まれる端末識別情報tIDと、アプリ識別情報aIDと、対象識別情報dIDと、操作内容情報CTと、設定値情報STと、時刻情報TMと、頻度情報FCとのうち、少なくとも1つについて判定してもよく、総合指示装置20は、指示情報DR1に含まれる情報のうち、制御指示判定装置1が判定した情報以外の情報について判定してもよい。
[第2実施形態]
第1実施形態及び変形例では、制御指示判定装置1が指示情報DRを指示装置IE1から受信する場合について説明したが、これに限られない。
第2実施形態では、制御指示判定装置1が指示情報DRを指示装置IE1の他、電気事業者PPから受信する点において第1実施形態及び変形例とは異なる。
以下、図10を参照して第2実施形態の制御指示判定装置2について説明する。なお、上述した第1実施形態及び変形例と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
[制御指示判定装置の概要について]
図10は、第2実施形態の制御指示判定装置2の概要を示す図である。
指示装置IE3は、指示情報DR3を制御指示判定装置2に送信する。指示装置IE3とは、電気事業者PPが備える装置であって、指示情報DR3を制御指示判定装置2に送信する装置である。電気事業者PPとは、例えば、電力の供給を受ける需要家に電力を供給する一般電気事業者及び小売電気事業者等である。
[指示情報について]
以下、図11を参照して、本実施形態の指示情報DR3の詳細について説明する。
図11は、第2実施形態の指示情報DR3の一例を示す表である。
指示情報DR3には、デマンド情報DMが含まれる。デマンド情報DMとは、電気事業者PPによる電力の発電及び消費に関する情報である。具体的には、デマンド情報DMとは、電力系統が供給する電力の減少に伴い、需要家が使用する電力を抑制する時間帯を示す情報である。
制御対象CDは、デマンド情報DMが適応される場合、デマンド情報DMに示される時間帯において省電力モード等の低電力によって動作する。また、制御対象CDは、デマンド情報DMが適応されない場合、デマンド情報DMに時間帯が示されていても通常のモードによって動作する。
この一例では、デマンド情報DMが「13:00〜15:00」の時間帯を示す情報である。
[制御指示判定装置と指示装置と制御対象の構成について]
以下、図12を参照して、本実施形態の制御指示判定装置2の構成について説明する。
図12は、第2実施形態の制御指示判定装置2の構成の一例を示す図である。
図12に示す通り、制御指示判定装置2と、指示装置IE3とはネットワークN1を介して接続される。指示装置IE3は、ネットワークN1を介して指示情報DR3を制御指示判定装置2に送信する。
[判定基準情報について]
制御指示判定装置2は、制御部100と、記憶部300とを備える。
記憶部300には、予め判定基準情報JR2が記憶される。判定基準情報JR2とは、指示装置IE3から受信する指示情報DR3が適切な指示であるかを判定する際に用いられる基準を示す情報である。具体的には、判定基準情報JR2には、デマンド基準情報MJRが含まれる。
デマンド基準情報MJRには、対象識別情報dIDと、デマンド適応情報ADMとが含まれる。デマンド適応情報ADMとは、デマンド情報DMに基づく制御対象CDの動作の基準情報である。具体的には、デマンド適応情報ADMとは、対象識別情報dIDによって示される制御対象CDに対して指示情報DR3に含まれるデマンド情報DMが適応されるか否かを示す情報である。
以下、図13を参照してデマンド基準情報MJRの詳細について説明する。
図13は、第2実施形態のデマンド基準情報MJRの一例を示す表である。
この一例では、対象識別情報dID「AC1」及び「AC2」によって示されるエアコンACには、デマンド情報DMが適応されないことを示すデマンド適応情報ADM(「0:適応されない」)が関連付けられる。
また、対象識別情報dID「AC3」によって示されるエアコンACには、デマンド情報DMが適応されることを示すデマンド適応情報ADM(「1:適応される」)が関連付けられる。
図12に戻り、受信部110は、指示装置IE3からネットワークN1を介して指示情報DR3を受信する。受信部110は、受信した指示情報DR3を送信判定部120に供給する。
送信判定部120は、受信部110から指示情報DR3を取得する。また、送信判定部120は、記憶部300から判定基準情報JR2を読み出す。
送信判定部120は、指示情報DR3に含まれるデマンド情報DMが制御対象CDに適応されるか否かを判定基準情報JR2に基づいて判定する。
送信判定部120は、デマンド基準情報MJRのうち、デマンド適応情報ADMが制御対象CDに対してデマンド情報DMを適応することを示す場合、当該制御対象CDに対して指示情報DR3を供給すると判定する。また、送信判定部120は、デマンド基準情報MJRのうち、デマンド適応情報ADMが制御対象CDに対してデマンド情報DMを適応しないことを示す場合、当該制御対象CDに対して指示情報DR3を送信しないと判定する。
この一例では、送信判定部120は、対象識別情報dID「AC3」によって示されるエアコンACに対して、指示情報DR3を送信すると判定する。
送信部130は、送信判定部120から指示情報DR3を取得する。送信部130は、取得した指示情報DR3をネットワークN2を介して制御対象CDに送信する。制御対象CDは、制御指示判定装置2から送信された指示情報DR3に基づいて動作する。
なお、上述では、制御指示判定装置2には、指示装置IE3がネットワークN1を介して接続される場合について説明したが、これに限られない。制御指示判定装置2には、指示装置IE1及び指示装置IE3がネットワークN1を介して接続されていてもよい。また、制御指示判定装置2が備える記憶部300には、判定基準情報JR2が予め記憶される場合について説明したが、これに限られない。制御指示判定装置2が備える記憶部300には、予め判定基準情報JR1及び判定基準情報JR2が記憶されていてもよい。
この場合、制御指示判定装置2は、指示装置IE1から取得した指示情報DR1を制御対象CDに送信するか否かを判定基準情報JR1に基づいて判定してもよい。また、制御指示判定装置2は、指示装置IE3から取得した指示情報DR3を制御対象CDに送信するか否かを判定基準情報JR2に基づいて判定してもよい。
また、制御指示判定装置2は、判定した結果に基づいて指示情報DR1及び指示情報DR3を制御対象CDに送信してもよい。
[第2実施形態のまとめ]
以上説明したように、本実施形態の制御指示判定装置(第2実施形態の一例では、制御指示判定装置2)は、受信部(第2実施形態の一例では、受信部110)は、電気事業者(第2実施形態の一例では、電気事業者PP)による電力の発電及び消費に関するデマンド情報(第2実施形態の一例では、デマンド情報DM)を更に受信する。
判定基準情報(第2実施形態の一例では、判定基準情報JR2)には、デマンド情報に基づく制御対象(第2実施形態の一例では、制御対象CD)の動作の基準であるデマンド基準情報(第2実施形態の一例では、デマンド基準情報MJR)が含まれる。
送信判定部(第2実施形態の一例では、送信判定部120)は、デマンド基準情報に基づいて、指示情報(第2実施形態の一例では、指示情報DR3)を制御対象に送信するか否かを判定する。
ここで、制御対象CDの動作にデマンドレスポンスが適応される場合、当該制御対象CDが省電力モード等の低電力によって動作する場合があった。制御対象CDであるエアコンACが省電力モード等によって動作する場合、当該エアコンACが設置される居室の温度を居住者の生活に適した温度に保つことが困難である場合があった。例えば、デマンド情報DMに応じてエアコンACが省電力モードによって動作する場合であって、高齢者が使用している居室に当該エアコンACが設置される場合がある。この場合、高齢者に適した温度に当該居室の温度を保つことが困難である場合があった。
本実施形態の制御指示判定装置2は、判定基準情報JR2に基づいて、指示情報DR3を制御対象CDに送信するか否かを判定する。制御指示判定装置2は、指示情報DR3に含まれるデマンド情報DMを制御対象CDに適応するか否かを判定し、適応する制御対象CDに対して指示情報DR3を送信する。また、制御指示判定装置2は、指示情報DR3に含まれるデマンド情報DMを制御対象CDに適応するか否かを判定し、適応しない制御対象CDに対して指示情報DR3を送信しない。
本実施形態の制御指示判定装置2によれば、指示情報DR3に含まれるデマンド情報DMを適応しない制御対象CDの動作が指示情報DR3によって指示されることを抑制することができる。
したがって、本実施形態の制御指示判定装置2によれば、制御対象CDに不適切な指示が送信されることを抑制することができる。
なお、上述では、端末基準情報tJRが予め記憶部200に記憶される場合について説明したが、これに限られない。
制御指示判定装置1は、認証機関から取得するセッション鍵を持つ指示装置IE1の端末識別情報tIDに基づいて、指示情報DR1の送信を判定してもよい。
例えば、ある指示装置IE1が制御対象CDの動作を指示する場合、認証機関から既知の方法によってセッション鍵を取得してもよい。制御指示判定装置1は、セッション鍵を持つ指示装置IE1の端末識別情報tIDを既知の方法によって認証し、当該認証がある指示装置IE1から受信した指示情報DR1を制御対象CDに送信してもよい。
なお、上述では、アプリ基準情報aJRが予め記憶部200に記憶される場合について説明したが、これに限られない。
例えば、制御対象CDの動作の指示に用いられるアプリケーション及びソフトウェアは、認証機関によって動作の指示に用いることに関する基準が評価されてもよい。この場合、記憶部200には、制御対象CDの動作を指示する際に用いることに関する基準であって、認証機関によって設けられた基準を満たしたアプリケーション及びソフトウェアのアプリ識別情報aIDがアプリ基準情報aJRとして逐次更新されていてもよい。
なお、上記の各実施形態における制御指示判定装置1及び制御指示判定装置2が備える各部は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびマイクロプロセッサにより実現されるものであってもよい。
なお、制御指示判定装置1及び制御指示判定装置2が備える各部は、メモリおよびCPU(中央演算装置)により構成され、制御指示判定装置1及び制御指示判定装置2が備える各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、制御指示判定装置1及び制御指示判定装置2が備える各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、本発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。上述した各実施形態に記載の構成を組み合わせてもよい。
1、2…制御指示判定装置、20…総合指示装置、100…制御部、110…受信部、120…送信判定部、130…送信部、200、300…記憶部、IE、IE1、IE2、IE3…指示装置、R…リモコン、FP…スマートフォン、PC…コンピュータ、PP…電気事業者、DR、DR1、DR3…指示情報、CD…制御対象、LT…照明、AC…エアコン、WD…窓、EH…ヒーター、RC…炊飯器、tID…端末識別情報、aID…アプリ識別情報、dID…対象識別情報、CT…操作内容情報、ST…設定値情報、TM…時刻情報、FC…頻度情報、JR1、JR2…判定基準情報、tJR…端末基準情報、aJR…アプリ基準情報、dJR…対象基準情報、CJR…操作基準情報、SJR…設定基準情報、PJR…時間帯基準情報、FJR…頻度基準情報、DM…デマンド情報、ADM…デマンド適応情報、MJR…デマンド基準情報、N1、N2…ネットワーク

Claims (3)

  1. 制御対象の動作を自装置を介して指示する指示装置から前記制御対象の動作の指示情報を受信する受信部と、
    前記制御対象の前記指示情報に基づく動作の判定基準である判定基準情報を、前記制御対象ごとに異なる基準にして記憶可能な記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている前記判定基準情報のうち、前記受信部が受信する前記指示情報が示す前記制御対象の前記判定基準情報を、前記記憶部から取得するとともに、取得した前記判定基準情報に基づいて、前記受信部が受信する前記指示情報を前記制御対象に送信するか否かを判定する送信判定部と、
    前記送信判定部が送信すると判定した前記指示情報を前記制御対象に送信する送信部と
    を備え
    前記受信部は、電気事業者による電力の発電及び消費に関するデマンド情報をさらに受信し、
    前記記憶部は、前記判定基準情報に、前記デマンド情報に基づく前記制御対象の制御が可能であるか否かを示すデマンド基準情報を含めて記憶し、
    前記送信判定部は、前記受信部が前記デマンド情報を受信した場合には、前記記憶部に記憶されている前記判定基準情報に含まれる前記デマンド基準情報のうち、前記受信部が受信する前記デマンド情報が示す前記制御対象の前記デマンド基準情報を、前記記憶部から取得するとともに、取得した前記デマンド基準情報が、前記デマンド情報に基づく前記制御対象の制御が可能であることを示す場合に、前記デマンド情報に基づく動作指示を前記制御対象に送信すると判定し、
    前記送信部は、前記送信判定部が送信すると判定した前記動作指示を前記制御対象に送信する
    御指示判定装置。
  2. 前記判定基準情報には、
    前記指示装置から前記指示情報を受信する頻度を示す頻度情報と、前記指示情報に示される前記制御対象の動作の範囲を示す範囲情報と、前記指示装置から前記指示情報を受信する時間帯を示す時間帯情報とのうち、少なくとも1つが含まれ、
    前記送信判定部は、
    前記頻度情報と、前記範囲情報と、前記時間帯情報とのうち、少なくとも1つに基づいて、前記指示情報を前記制御対象に送信するか否かを判定する
    請求項1に記載の制御指示判定装置。
  3. 制御指示判定装置が備えるコンピュータに
    制御対象の動作を前記制御指示判定装置を介して指示する指示装置から前記制御対象の動作の指示情報を受信する受信ステップと、
    前記制御対象の前記指示情報に基づく動作の判定基準である判定基準情報を、前記制御対象ごとに異なる基準にして記憶可能な記憶部に記憶されている前記判定基準情報のうち、前記受信ステップにおいて受信される前記指示情報が示す前記制御対象の前記判定基準情報を、前記記憶部から取得するとともに、取得した前記判定基準情報に基づいて、前記受信ステップが受信する前記指示情報を前記制御対象に送信するか否かを判定する送信判定ステップと、
    前記送信判定ステップが送信すると判定した前記指示情報を前記制御対象に送信する送信ステップと
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記受信ステップにおいて、電気事業者による電力の発電及び消費に関するデマンド情報をさらに受信し、
    前記記憶部は、前記判定基準情報に、前記デマンド情報に基づく前記制御対象の制御が可能であるか否かを示すデマンド基準情報を含めて記憶しており、
    前記送信判定ステップにおいて、前記受信ステップにおいて前記デマンド情報が受信された場合には、前記記憶部に記憶されている前記判定基準情報に含まれる前記デマンド基準情報のうち、前記受信ステップにおいて受信される前記デマンド情報が示す前記制御対象の前記デマンド基準情報を、前記記憶部から取得するとともに、取得した前記デマンド基準情報が、前記デマンド情報に基づく前記制御対象の制御が可能であることを示す場合に、前記デマンド情報に基づく動作指示を前記制御対象に送信すると判定し、
    前記送信ステップにおいて、前記送信判定ステップが送信すると判定した前記動作指示を前記制御対象に送信する
    ことを実行させるための制御指示判定プログラム。
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