JP6794618B2 - エレクトレットフィルター - Google Patents
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Description
なお、以下、素材としての低表面張力化を「撥油性」、オイルミストに対する効率低下抑制効果を「耐オイルミスト性」と記載する。なお、本発明で言う撥油性とは低表面張力化により液体のひろがり抑制効果を意味するものであり、濡れの原理から鑑みて表面張力値の大きな水に対しての作用(撥水性)も含まれるものである。
1.フッ素含有成分が繊維表面に担持されたエレクトレットフィルターであって、風速5cm/sにおける0.3〜0.5μm粒子捕集効率において、初期QF値が0.5mmAq-1以上であり、タバコ煙負荷によるフィルター劣化率が−8/(g/m2)以上であることを特徴とするエレクトレットフィルター。
2.上記繊維の有効繊維径が0.1μm〜20μmであることを特徴とする上記1に記載のエレクトレットフィルター。
繊維層の構成素材としては、所望の特性を有するものであれば特に制限されないが、形状自由度の観点から合成樹脂を用いることが好ましく、より好ましくはフッ素が含有されていない合成樹脂を用いることである。フッ素が含有されていない合成樹脂として、例えば、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリオレフィン、環状オレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデンなどが挙げられ、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメチルペンテン、環状オレフィンなどのポリオレフィン素材やポリスチレン素材が好ましい。これらの素材を用いることで、電気抵抗が高く、かつ、疎水性、成形性などのバランスが良好であり、粒径0.3〜0.5μmの粒子の捕集効率(以下、単に捕集効率ということがある)に優れたエレクトレットフィルター、すなわち、実用性に優れたエレクトレットフィルターを得ることができる。
本発明のエレクトレットフィルターは、撥水性および撥油性を付与するために、繊維表面の少なくとも一部にフッ素原子を含むフッ素含有成分が繊維表面に担持されてなることを特徴とする。フッ素含有材料は、フッ素含有多環化合物、又はフッ素含有オレフィン若しくはフッ素含有側鎖を有する(メタ)アクリレートを含むモノマー成分から得られたフッ素含有重合体からなる。また、環境や人体に悪影響を及ぼすのを避ける観点から、上記フッ素含有重合体及び上記フッ素含有多環化合物は、加水分解によって、炭素数が8以上で、かつ、全ての水素が炭素に置換されているフッ素テロマーが発生しないことが好ましい。
減圧または真空状態とすることで、蒸散速度の向上および蒸散温度の低減が可能であり、加圧により蒸散物の析出を促進することができる。また、真空または不活性雰囲気とすることでフッ素含有成分や担体の酸化を抑制することが可能であるが、本発明は熱分解温度以下で低温処理が可能であるためコスト面で大気雰囲気を用いることも可能である。
本発明におけるエレクトレットフィルターは、担体またはフッ素含有成分の少なくとも一方がエレクトレット化され、すなわち、静電電荷が付与されている。エレクトレット化の方法は使用時に所望の特性が得られるものであれば特に制限されず、フッ素含有成分の担持前でも担持後でもよい。前者であれば、フッ素含有粉末を静電的な引力にて引き寄せることで付着や加工に利点があり、後者であれば担体の電気力線が遮蔽されないため、エレクトレット効果をより発現させることができる。
初期捕集効率は、フィルター通過前後の粒径0.3〜0.5μmの粒子個数を測定して、以下の式より算出される。
初期捕集効率(%)=(1−(フィルター通過後の粒子個数/フィルター通過前の粒子個数))×100
初期QF値(mmAq-1)=−[ln(1−[初期捕集効率(%)]/100)]/[通気抵抗(mmAq)]
(1)1m3アクリル容器中でJEM1467法に準拠した吸煙器と手順にて日本たばこ社製メビウス(登録商標)を4本燃焼させる。
(2)72mmφに打ち抜いたフィルター(サンプル)を有効通気径50mmφのアダプターに装着し、風量12L/minにて10分間循環通気を行う。
(3)粒子濃度は柴田科学デジタル粉塵計P−2Lにて4000CPMから3000CPMへの減少となり、効率100%を維持した場合には、メビウス(登録商標)を4本燃焼し、風量12L/minにて10分間通気を行うことで、概ねタバコ1本/サイクル程度の捕集量となる。
(4)初期(サイクル負荷前)および1サイクル(メビウス(登録商標)を4本燃焼し、風量12L/minにて10分間通気を行う)終了時に粒径0.3〜0.5μmの粒子の捕集効率とタバコ煙の捕集質量を計測し、性能維持率が15%未満へと低下するまでサイクル及び計測を繰り返す。
(5)Davies式を用いて繊維の有効繊維径(μm)を算出する。
(6)上記(5)で得られた有効繊維径を用いてサンプル1m2あたりの繊維表面積(m2/m2)を算出する。
(7)フィルターの初期捕集効率から、ln(初期透過率)(=ln(1−[初期捕集効率(%)]/100))を算出し、性能維持率が15%を割り込むサイクルの直前のサイクルの終了時における粒径0.3〜0.5μmの捕集効率(サイクル終了時捕集効率)から、ln(サイクル終了時透過率)(=ln(1−[サイクル終了時捕集効率(%)]/100))を算出する。そして、ln(サイクル終了時透過率)/ln(初期透過率)を性能維持率とする。
(8)上記(4)で得られたタバコ煙捕集量をアダプターの通過面積である50mmφの面積で除することによりフィルター1m2あたりのタバコ煙捕集量を算出し、フィルター1m2あたりのタバコ煙捕集量を上記(6)で得られた繊維表面積で除することにより繊維表面積1m2あたりのタバコ煙捕集量を算出する。
(9)横軸を繊維表面積1m2あたりのタバコ煙付着量(mg/m2)(普通軸)、縦軸を性能維持率(対数軸)としてプロットした片対数グラフを作成する。右肩下がりのグラフの傾きをフィルター劣化率とする。具体的には、対数軸については性能維持率が10倍となる間隔(例えば、0.1と1との間隔)を1(単位なし)として、算出した傾き(単位は1/(g/m2))をフィルター劣化率とする。傾きの具体的な算出方法については後述する。
なお、厚みとフィルター劣化率の算出は捕集性能や耐久性に寄与する実質的に均質なエレクトレット層単体の特性をさすものであり、補強層および繊度の異なる複数のエレクトレット層が積層される場合には、少なくとも一つの層が本発明のエレクトレットフィルターの性能を有することが必要である。
性能維持率[%]=100×[ln(1−[サイクル終了時捕集効率(%)]/100)]÷[ln(1−[初期捕集効率(%)]/100)]
本発明のエレクトレットフィルターは、吸油機能または吸水機能を有した繊維層(以下、吸液層という)をさらに積層して用いることが好ましい。非フッ素系素材を担体として用いた場合には、ポリエチレン、ポリプロピレン等の汎用樹脂を積層した場合であっても吸油機能を有する。吸油や吸水などの吸液機能を有した吸液層を設けることで、撥油性により生じた液滴の滴りを抑制し、エレクトレットフィルター表面から液滴を移行し吸液層に拡散することで、エレクトレット性の消失や通気抵抗の上昇を抑制することができる。
デジタル式厚み計を用いて、端子直径20mm、荷重7g/cm2として不織布の厚みを測定した。
Davies,C.N.,“The Separation of Airborne Dust and Particles”, Institution of Mechanical Engineers, London, Proceedings 1B,1952に示された方法に従って、不織布の有効繊維径を算出した。
上記(2)で得られた有効繊維径、不織布の目付量、及びJIS K 0061により得られる密度(真比重)を用いて不織布1m2あたりの繊維表面積(m2/m2)を算出した。
粒子のガラス転移温度はJIS K 7121に準拠して測定しており、具体的には、試料10mgを測定用密閉パンに入れ、昇温速度20℃/minの条件で、TAインスツルメント社製示差走査熱量計を用いて測定された中間点ガラス転移温度をガラス転移温度とした。
粒子の融点はJIS K 7121に準拠して測定しており、具体的には、試料5mgを測定用密閉パンに入れ、昇温速度10℃/minの条件で、TAインスツルメント社製示差走査熱量計を用い、気密性を有した密閉パンに測定されたピーク温度を、再結晶ピークの存在確認により融点とした。
72mmφに打ち抜いたサンプルを有効通気径50mmφアダプターに装着し、微差圧計を接続した内径50mmの配管を上下に連結、12L/min(5cm/s)にて通風し、絞りの無い状態での通気抵抗(圧力損失)を計測した。
72mmφに打ち抜いたサンプルを有効通気径50mmφのアダプターに装着し、光散乱式粒子計数装置リオン社製KC−01Eを用いて以下の方法にて、フィルターの粒子捕集効率試験(初期捕集効率試験)を実施した。
評価粒子:大気塵
通気速度:5cm/sec(12L/min)
効率算出:フィルター通過前後の粒径0.3〜0.5μmの粒子個数を測定して、以下の式を用いて算出した値を初期捕集効率とした。
捕集効率(%)=(1−(フィルター通過後の粒子個数/フィルター通過前の粒子個数))×100
上記(6)で測定した通気抵抗及び上記(7)で測定した初期捕集効率の値を用いて、以下の式より初期QF値を求めた。
初期QF値(mmAq-1)=−[ln(1−[初期捕集効率(%)]/100)]/[通気抵抗(mmAq)]
オイルミストへの負荷耐性(対オイルミスト耐久性)試験は、多種多様な極性分子を含有する複合粒子としてタバコ煙を用いて行った。
1m3アクリル容器中でJEM1467に準拠した吸煙器と手法を用いて、日本たばこ産業社製メビウス(登録商標)を4本燃焼させた。72mmφに打ち抜いたサンプルを有効通気径50mmφのアダプターに装着し、風量12L/minにて10分間通気を行った。粒子濃度は柴田科学社製デジタル粉塵計P−2Lにて4000CPMから3000CPMへの減少となり、効率100%を維持した場合には、メビウス(登録商標)を4本燃焼し、風量12L/minにて10分間通気を行うことで、概ねタバコ1本/サイクル程度の捕集量となる。なお、タバコ煙負荷サイクル直前・直後のフィルターの質量を毎回秤量し、それらの質量の差を当該サイクルにおける捕集量とし、捕集されたタバコ煙由来成分のうち、サイクル試験間の時間経過による揮発成分の散逸及び以下に記載のタバコ煙負荷時の捕集効率試験におけるNaClの付着に起因する測定誤差が生じないようにした。そして、後述の性能維持率が15%未満となるまでタバコ煙負荷サイクルを繰り返し行い、性能維持率が15%を割り込んだ時点でタバコ煙負荷サイクルを終了し、性能維持率が15%を割り込むサイクルの直前のサイクル(2サイクル終了時点で性能維持率が15%未満であった場合には、2サイクル終了時)までの捕集量の積算値をタバコ煙捕集量とした。
上記1サイクル(メビウス(登録商標)を4本燃焼し、風量12L/minにて10分間通気を行う)負荷ごとに、72mmφに打ち抜いたサンプルを有効通気径50mmφのアダプターに装着し、TSI社製 CERTITEST Model 8130を用い、1サイクルごとにタバコ煙捕集量を計測して、以下に記載の捕集効率試験(タバコ煙負荷時の捕集効率試験)を行い、上記(7)に記載の式を用いて捕集効率を算出した。性能維持率が15%を割り込むサイクルの直前のサイクルの終了時(2サイクル終了時点で性能維持率が15%未満であった場合には、2サイクル終了時)における粒径0.3〜0.5μmの捕集効率をサイクル終了時捕集効率とした。
評価粒子:平衡帯電状態とした固体NaCl(2質量%NaCl水から発生)
最頻粒子径0.075μm
通気速度:5cm/sec(6L/min)
濃度 :200mg/m3
効率算出:光散乱濃度法によるフィルター通過前後の濃度評価
なお、光散乱濃度法による粒径0.3〜0.5μmの捕集効率は、光散乱計数器による粒径0.3〜0.5μmの捕集効率の値とほぼ一致することを確認している。
また、タバコ煙負荷後のサンプルを用いた場合、光散乱計数器の粒子径計測に干渉を生じるため、光散乱濃度法にて効率評価を行った。また、常法の4秒では粒子濃度が平衡にならないため、上下の検出器が平衡となる時間として20秒の値を設定した状態で、1サイクルのフィルターテスターモード(効率計測モード)の数値を用いた。
上記(9)で得られたタバコ煙捕集量をアダプターの通過面積である50mmφの面積で除することによりフィルター1m2あたりのタバコ煙捕集量を算出し、フィルター1m2あたりのタバコ煙捕集量を繊維表面積で除することにより繊維表面積1m2あたりのタバコ煙捕集量を算出した。
上記(7)で測定した初期捕集効率と上記(9)で測定したサイクル終了時捕集効率の値とを用いて、以下の式より性能維持率を求めた。
性能維持率[%]=100×[ln(1−[サイクル終了時捕集効率(%)]/100)]÷[ln(1−[初期捕集効率(%)]/100)]
各サイクル終了時のタバコ煙捕集量(積算値)を用いて上記式(11)と同様の方法で性能維持率を求めた。性能維持率が15〜75%の範囲となる各サイクル終了時(2サイクル終了時で性能維持率が15%未満であった場合には、1サイクル終了時及び2サイクル終了時)の繊維表面積1m2あたりのタバコ煙捕集量(積算値)と性能維持率とを用いて、横軸を繊維表面積1m2あたりのタバコ煙付着量(g/m2)(普通軸)、縦軸を性能維持率(対数軸)としてプロットした片対数グラフを作成した。そして、繊維表面積1m2あたりのタバコ煙付着量が0g/m2、性能維持率が1となる点を通る最小二乗法による近似直線を得た。対数軸については性能維持率が10倍となる間隔(例えば、0.1と1との間隔)を1(単位なし)とし、上記近似直線の傾き(単位は1/(g/m2))を算出し、その値をフィルター劣化率とした。この片対数グラフを図1に示す。
n−C18F38(融点149℃)をパーフルオロヘキサンに溶解させた溶液を作製した後、メルトブローン法により得られたポリプロピレン不織布に上記溶液を浸漬させ、乾燥させることで、粒子をポリプロピレン不織布に固形分で0.30g/m2付着させた。その後、コロナ放電法によりエレクトレット化を行い、エレクトレットフィルターを作製した。得られたフィルターの評価結果を表1に示す。
メルトブローン法により得られたポリプロピレン不織布を30℃に保った恒温板に張り付け、円筒セラミック製の反応容器天井に設置した。底部に250℃に加熱した熱板を設置し、n−C18F38(融点149℃)を金属性ボート上から蒸散させることによって、粒子をポリプロピレン不織布に固形分で0.30g/m2付着させた。粒子を付着させたポリプロピレン不織布に対して、60℃で15分間エージング処理を行った。その後、コロナ放電法によりエレクトレット化を行い、エレクトレットフィルターを作製した。得られたフィルターの評価結果を表1に示す。
懸濁重合により、ジシクロペンタニルメタクリレートと2−(パーフルオロヘキシル)エチルメタクリレートとの質量比が1:9であるランダム共重合体(ガラス転移温度81℃)を得た。パーフルオロヘキサン中で上記ランダム共重合体の粉砕を行い、1質量%濃度の分散液を作製した。分散液のままポリプロピレン不織布に浸透させて、予め分散されたランダム共重合体粒子の非溶解分を不織布に付着させた後に100℃にて15分エージングを行った。ランダム共重合体の付着量は固形分で0.30g/m2であった。その後、コロナ放電法によりエレクトレット化を行い、エレクトレットフィルターを作製した。得られたフィルターの評価結果を表1に示す。
メルトブローン法により得られたポリプロピレン不織布をコロナ放電法により荷電してフィルターを作製した後に各種評価に用いた。得られたフィルターの評価結果を表1に示す。
メルトブローン法により得られたポリプロピレン不織布をエチルアルコールに浸漬し電荷を消失させてフィルターを作製した後に各種評価に用いた。得られたフィルターの評価結果を表1に示す。
Claims (2)
- フッ素含有成分が繊維表面に担持されたエレクトレットフィルターであって、風速5cm/sにおける0.3〜0.5μm粒子捕集効率において、初期QF値が0.5mmAq-1以上であり、タバコ煙負荷によるフィルター劣化率が−8/(g/m2)以上であり、
前記フッ素含有成分は、100℃以上の融点を有するフッ素含有多環化合物及び100℃以上の融点を有するフッ素含有重合体の少なくとも1種であり、前記フッ素含有重合体は水素、フッ素、炭素のみからなる構造であり、
前記フィルター劣化率は、日本たばこ産業社製メビウス(登録商標)を4本燃焼し、風量12L/minにて10分間通気を行うことを1サイクルとし、横軸を繊維表面積1m2あたりのタバコ煙付着量(g/m2)(普通軸)、縦軸を性能維持率(対数軸)として各サイクル終了時のデータをプロットした片対数グラフにおける繊維表面積1m2あたりのタバコ煙付着量が0g/m2、性能維持率が1となる点を通る最小二乗法による近似直線の傾きであることを特徴とするエレクトレットフィルター。 - 上記繊維の有効繊維径が0.1μm〜20μmであることを特徴とする請求項1に記載のエレクトレットフィルター。
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