JP6794116B2 - 組合せ事象の評価装置 - Google Patents

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Description

本発明は、単一事象と組合せて最上位事象を発生させる組合せ事象の評価装置に関する。詳しくは、フォルトツリー解析(Fault tree analysis: 以下、FTAと略する)による安全性評価装置であり、FTAの基本事象の発生確率を元に、最上位事象に対する各基本事象の影響度を導出することで、解析対象の安全性を評価する。
特許文献1は、図4に示すように、基本事象の発生確率を元に最上位事象の発生確率を導出するとともに、最小カットセット(最上位事象を発生させる基本事象の最小の組合せ)を識別し、それらを評価することで安全性を評価していた。
即ち、例えば、原子力発電プラントのような大規模プラント内に発生する複数の事象により引き起こされる事象を上位事象として、その上位事象の起因となる複数の下位の事象(下位事象)をその上位事象の下方に位置させてその関係を線でつないで示したフォールトツリーを作成する(S1)。上位事象は、さらに上位の事象の下位事象として接続され、最終的に最上位に位置する事象(頂上事象)を引き起こす事象の組み合わせとして表現される。このフォールトツリーには、事象の発生する確率も入力される。
同様に、プラントに発生する事象を初期事象として、その初期事象に引き続く伝播事象の成功・失敗の分岐による組み合わせを分岐確率と共に表現したイベントツリーを作成する(S2)。そして、フォールトツリー間のリンクの設定を行うと共に(S3)、作成したイベントツリーとフォールトツリーとのリンクの設定も行う(S4)。
そして、フォールトツリーの頂上事象の発生確率の解析を実行し(S5)、イベントツリーの伝播事象の組み合わせであるシナリオの最終状態の発生頻度の解析を実行し(S6)、その解析結果を出力する(S7)。解析結果は、頂上事象を起こす最小限の事象の組合せであるミニマルカットセットを含む。ミニマルカットセットとは、最小カットセットと同じ意味である。
特開2002−24337号公報
民間航空機の燃料タンク爆発防止に関する適合性証明では、以下の要求がある(FAA Advisory Circular 25.981-1C Fuel Tank Ignition Source Prevention Guidance (a)(3)より抜粋)。日本における耐審5-2-16-1c、欧州におけるAMC25.981(a)に対応する。
No ignition source may be present at each point in the fuel tank or fuel tank system where catastrophic failure could occur due to ignition of fuel or vapors. This must be shown by:
(3) Demonstrating that an ignition source could not result from each single failure, from each single failure in combination with each latent failure condition not shown to be extremely remote, and from all combinations of failures not shown to be extremely improbable. The effects of manufacturing variability, aging, wear, corrosion, and likely damage must be considered.
この要求への適合性はFTAによって以下の3つにより示すことが可能である。
"Demonstrating that an ignition source could not result from each single failure"については、従来技術において識別した最小カットセットの基本事象組合せ数が2つ以上であることを示す。つまり、単一の基本事象(Failure)が、最上位事象(Ignition source)を発生させることがないことを示す。
"Demonstrating that an ignition source could not result from all combinations of failures not shown to be extremely improbable"については、従来技術において導出した最上位事象(Ignition source)の発生確率が、" Extremely improbable "(極めて稀)であることを示す。ここで、定量的な表現では、" Extremely improbable "の発生確率は1.0×10-9/Flighthourオーダ以下である。
"Demonstrating that an ignition source could not result from each single failure in combination with each latent failure condition not shown to be extremely remote"については、単一故障と組合せて発火元を発生させる潜在的な故障状態が" Extremely remote "(極めて低い)であることを示す。言い換えると、1つの単一事象に組み合わせる、その他のすべての事象が発生させる潜在的な故障状態が極めて低いことが要求される。ここで、定量的な表現では、" Extremely remote "の発生確率は1.0×10-7/Flighthourオーダ以下である。
しかし、このような単一事象(単一の基本事象)と組み合せて最上位事象を発生させる組合せ事象の評価や、基本事象の潜在性の評価は、従来技術にはなく、最上位事象の発生確率が、" Extremely improbable "であるとしても、最小カットセットを構成する何れか1つの単一の基本事象の発生確率の極端な低さに依存し過ぎる事は、最上位事象の重大性に鑑みると好ましくないのである。
このため、本要求への適合性を示す際には、すべての基本事象の潜在性を考慮した上で、最小カットセットを元に単一故障と組合せて発火元を発生させる潜在的な故障状態を識別し、その発生確率を導出し、" Extremely remote "であることを示さねばならず、容易ではなかった。
上記課題を解決する本発明の請求項1に係る組合せ事象の評価装置は、単一事象と組合せて最上位事象を発生させる組合せ事象の評価装置において、少なくとも基本事象の発生確率が保存される事象管理テーブルと、最上位事象を発生させる基本事象の最小の組合せである最小カットセットが保存される最小カットセット管理テーブルと、前記最小カットセット管理テーブルに保存されている前記最小カットセットに基づき、単一の基本事象と組み合せて最上位事象を発生させる組合せ事象を識別し、前記組合せ事象の発生確率を導出する処理部と、前記処理部で識別された前記組合せ事象及び前記処理部で導出された前記組合せ事象の発生確率が保存される組合せ事象管理テーブルと、を備え、前記処理部は、前記最小カットセットに含まれる一つの基本事象を単一事象として識別するとともに、それ以外の基本事象の組み合わせを前記組合せ事象として識別し、前記事象管理テーブルに保存されている前記組合せ事象を構成する基本事象の発生確率を用いて、前記組合せ事象の発生確率を導出し、前記事象管理テーブルには、少なくとも基本事象について、事象が検知できないこと又は事象が検知できることを示す情報である潜在性が更に保存され、前記処理部は、前記事象管理テーブルに基本事象について保存された潜在性に基づき、前記組合せ事象について、事象が検知できないこと又は事象が検知できることを示す情報である潜在性を示す情報を導出し、前記組合せ事象管理テーブルには、前記処理部で導出された前記組合せ事象についての潜在性が更に保存されることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項2に係る組合せ事象の評価装置は、請求項1において、前記組合せ事象の発生確率を表示する表示部を更に備えることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項3に係る組合せ事象の評価装置は、請求項1又は2において、前記処理部は、更に前記組合せ事象の発生確率と所定の発生確率とを対比して、安全性の評価を行なうことを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項4に係る組合せ事象の評価装置は、請求項3において、前記処理部で行なわれた前記安全性の評価を表示する表示部を更に備えることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る組合せ事象の評価装置は、少なくとも基本事象の発生確率が保存される事象管理テーブルと、最上位事象を発生させる基本事象の最小の組合せである最小カットセットが保存される最小カットセット管理テーブルと、前記最小カットセット管理テーブルに保存されている前記最小カットセットに基づき、単一の基本事象と組み合せて最上位事象を発生させる組合せ事象を識別し、前記事象管理テーブルに保存されている基本事象の発生確率に基づき前記組合せ事象の発生確率を導出する処理部と、前記処理部で識別された前記組合せ事象及び前記処理部で導出された前記組合せ事象の発生確率が保存される組合せ事象管理テーブルと、を備えるので、単一の基本事象と組み合せて最上位事象を発生させる組合せ事象の発生確率を自動的に導出し、保存できるという効果を奏する。
本発明の請求項2に係る組合せ事象の評価装置は、前記組合せ事象の発生確率を表示する表示部を更に備えるため、組合せ事象の発生確率を確認できるという効果を奏する。
本発明の請求項3に係る組合せ事象の評価装置は、前記処理部は、更に前記組合せ事象の発生確率と所定の発生確率とを対比して、安全性の評価を行なうため、組合せ事象の安全性の評価を行なえるという効果を奏する。
本発明の請求項4に係る組合せ事象の評価装置は、前記処理部で行なわれた前記安全性の評価を表示する表示部を更に備えるため、組合せ事象の安全性の評価を確認できるという効果を奏する。
本発明の請求項5に係る組合せ事象の評価装置は、前記事象管理テーブルには、少なくとも基本事象について、事象が検知できないこと又は事象が検知できることを示す情報である潜在性が更に保存され、前記処理部は、前記事象管理テーブルに基本事象について保存された潜在性に基づき、前記組合せ事象について、事象が検知できないこと又は事象が検知できることを示す情報である潜在性を示す情報を導出し、前記組合せ事象管理テーブルには、前記処理部で導出された前記組合せ事象についての潜在性が更に保存されるため、基本事象の潜在性を考慮して、単一の基本事象と組み合せて最上位事象を発生させる組合せ事象の発生確率を自動的に導出し、保存できるという効果を奏する。
本発明の第1の実施例に係る単一事象と組合せて最上位事象を発生させる組合せ事象の評価装置の概略図である。 本発明の第1の実施例に係る単一事象と組合せて最上位事象を発生させる組合せ事象の評価装置のフローチャートである。 本発明の第2の実施例に係る単一事象と組合せて最上位事象を発生させる組合せ事象の評価装置のフローチャートである。 従来技術に係るリスク解析支援方法の内容を示すフローチャートである。
本発明は、FTAの最小カットセットを元に、単一事象と組み合せて最上位事象を発生させる組合せ事象を識別し、その発生確率を導出する組合せ事象の評価装置である。
即ち、本発明は、基本事象の発生確率に基づいた確率計算を行う点では従来技術と共通するところ、基本事象の発生確率に基づき、単一事象と組み合せて最上位事象を発生させる組合せ事象の発生確率を自動的に導出する点において従来技術とは相違する。
以下の実施例において、システム構成、実施手順の説明を示す。
本発明の第1の実施例に係る組合せ事象の評価装置を図1に示す。
本実施例の評価装置1は、図1に示すように、入力部2、処理部3、表示部4及び記憶部5から構成される。記憶部5は、事象管理テーブル5a、最小カットセット管理テーブル5b及び組合せ事象管理テーブル5cから構成される。
入力部2は、事象情報を入力するインターフェースである。事象情報は、事象の名称、事象の種類、事象の発生確率の3つである。また、これらの入力結果は記憶部5の事象管理テーブル5aに保存される。
事象管理テーブル5aの一例を表1に示す。
Figure 0006794116
表1に示すように、事象の名称として、故障1、故障2、故障3、故障4、故障5、故障6、故障7、…が示されている。
また、事象の種類として、故障1、故障2、故障3及び故障4が基本事象、故障5及び故障6が中間事象、故障7が最上位事象として示されている。
事象の種類は、FTAの最下位の事象である「基本事象」、AND/ORゲートなどの基本事象の組合せで構成された「中間事象」、基本事象と中間事象で構成された「最上位事象」の何れかである。
更に、故障の発生確率として、故障1、故障2、故障3、故障4がそれぞれ1.0×10-5、1.0×10-7、1.0×10-4、1.0×10-5として示されている。
事象の発生確率は、基本事象のみ入力する。中間事象と最上位事象については、基本事象の発生確率を元に処理部3で導出するため、入力部2からの入力は不要である。
表中において、例えば、「1.0E−5」は「1.0×10-5」の意味である。
なお、入力部2で入力されるべき事象情報を予め事象管理テーブル5aに記憶しておいても良い。
処理部3は、最小カットセットを導出する演算部である。導出した情報は、最小カットセットを構成する基本事象の名称である。導出した最小カットセットは、最小カットセット管理テーブル5bに保存される。
最小カットセット管理テーブル5bの一例を表2に示す。
Figure 0006794116
表2に示すように、最小カットセット番号1は、基本事象1が故障1、基本事象2が故障2及び基本事象3が故障3の場合である。また、最小カットセット番号2は、基本事象1が故障1、基本事象2が故障3及び基本事象3が故障4の場合である。この例では、最小カットセットは、基本事象の組合せ数が3つ以上である。
実際の安全性評価では、入力部2でフォルトツリー(Fault tree)を構成するための事象間の接続情報を入力し、処理部3でこの情報を元に最小カットセットを導出する。ただし、これらは従来技術にて実現可能な周知事項であって、本発明の対象範囲外であるため、詳細な説明は省略する。
なお、予め導出された最小カットセットを最小カットセット管理テーブル5bに記憶しておいても良い。
処理部3は、更に、単一事象と組み合せて最上位事象を発生させる組合せ事象を識別し、単一事象と組み合せて最上位事象を発生させる組合せ事象の発生確率を導出する。識別された組合せ事象及び導出された組合せ事象の発生確率は、組合せ事象管理テーブル5cに保存される。
組合せ事象管理テーブル5cの一例を表3に示す。
Figure 0006794116
表3に示すように、組合せ事象は、最小カットセット番号に対して、単一事象として基本事象の何れかを選択した場合に、残りの基本事象の組合せと、組合せ事象の発生確率を示している。組合せ事象1,2,3は、最小カットセット番号1の場合であり、組合せ事象4,5,6は、最小カットセット番号2の場合である。各最小カットセット番号を構成する基本事象は3個であるから、組合せ事象は各々3個、合計で3×2=6個である。
処理部3は、更に、導出した組合せ事象の発生確率を" Extremely remote "相当の発生確率である1.0×10-7と比較することにより、安全性評価を行なう。
表示部4は、入力部2より入力された事象情報、処理部3で導出される中間事象、最上位事象及び組合せ事象の発生確率を表示する他、処理部3で行なう安全性評価の結果を表示する。これにより、組合せ事象の発生確率、安全性評価の確認が可能となる。
上記構成を有する本実施例に係る評価装置1により、単一事象と組合せて最上位事象を発生させる組合せ事象の安全性評価を自動的に実施する手順について、図2に示すフローチャートを例に説明する。
先ず、入力部2から事象情報を入力し、入力結果を事象管理テーブル5aに保存する(ステップT1)。
次に、最小カットセットを処理部3で導出し、導出結果を最小カットセット管理テーブル5bに保存する(ステップT2)。
引き続き、最小カットセット管理テーブル5bのレコードを選択する(ステップT3)。例えば、最小カットセット管理テーブル5bの"最小カットセット番号"が1のレコード(行)、即ち、最小カットセット番号1を選択する。
その後、選択したレコードの基本事象を選択する(ステップT4)。例えば、ステップT3で選択したレコードである最小カットセット番号1の"基本事象1"(故障1)を選択する。
そして、選択した基本事象を"単一事象"、それ以外の基本事象の集合を"組合せ事象"として識別し、組合せ事象管理テーブル5cに保存する(ステップT5)。例えば、ステップT4で選択した基本事象1(故障1)を"単一事象"とし、それ以外の基本事象の組合せ(故障2)と(故障3)を"組合せ事象"として識別し、組合せ事象管理テーブル5cに組合せ事象番号1に保存する。
更に、組合せ事象を構成する基本事象の発生確率の積を、"組合せ事象の発生確率"として導出し、組合せ事象管理テーブル5cに保存する(ステップT6)。例えば、組合せ事象を構成する基本事象(故障2)の発生確率(1.0×10-7)と基本事象(故障3)の発生確率(1.0×10-4)の積(1.0×10-7×1.0×10-4=1.0×10-11)を"組合せ事象の発生確率"として導出し、組合せ事象管理テーブル5cの組合せ事象番号1に保存する。
更に、ステップT3で選択したレコードの次の列の基本事象を選択する(ステップT7)。例えば、ステップT4で選択した基本事象1(故障1)の隣の列である基本事象2(故障2)を選択する。
更に、ステップT7で選択した基本事象が空か否かを判定し、ステップT7で選択した基本事象の内容が空でなければ、つまり、選択する基本事象が存在すれば、ステップT5以降の手順を繰り返す一方、選択した基本事象が空であれば、つまり、選択する基本事象が存在しなければ、次のステップT9に進む(ステップT8)。
例えば、最小カットセット管理テーブル5bの"最小カットセット番号"が1のレコード(行)について、基本事象2、基本事象3の全てについて選択し終えるまで、ステップT5からステップT7までを繰り返す。
具体的には、最小カットセット番号1の基本事象2(故障2)を"単一事象"とした場合には、それ以外の基本事象の組合せ(故障1と故障3)を"組合せ事象"として、組合せ事象管理テーブル5cに組合せ事象番号2として識別し、組合せ事象を構成する基本事象(故障1)の発生確率(1.0×10-5)と基本事象(故障3)の発生確率(1.0×10-4)の積(1.0×10-5×1.0×10-4=1.0×10-9)を導出し、組合せ事象管理テーブル5cに組合せ事象番号2に保存する。基本事象3(故障3)を"単一事象"とした場合も同様である。
更に、ステップT7で選択する基本事象が無くなれば、最小カットセット管理テーブル5bの次行のレコードを選択する(ステップT9)。例えば、最小カットセット管理テーブル5bの"最小カットセット番号"が2のレコード(行)、即ち、最小カットセット番号2を選択する。
更に、選択したレコードが空か否か判定し、ステップT9で選択したレコードの内容が空でなければ、つまり、選択する最小カットセット番号のレコード(行)が存在すれば、ステップT4以降の手順を繰り返す一方、ステップT9で選択したレコードの内容が空であれば、つまり、選択する最小カットセット番号のレコード(行)が存在しなければ、次のステップT11に進む(ステップT10)。即ち、最小カットセット管理テーブル5bの"最小カットセット番号"が2,3,…のレコードの全てについて選択し終えるまで、ステップT4からステップT7までを繰り返す。
更に、最小カットセット番号の全てのレコード(行)を選択し終えたときは、組合せ事象管理テーブル5cの組合せ事象の発生確率を、" Extremely remote "相当の発生確率である1.0×10-7と比較することにより、安全性評価を行なう(ステップT11)。
即ち、全ての組合せ事象の発生確率が1.0×10-7以下のときには、"適合"と評価し、何れかの組合せ事象の発生確率が1.0×10-7を超えるときには、"不適合"と評価する。
表3に示す例では、組合せ事象管理テーブル5cの組合せ事象の発生確率は、全て、" Extremely remote "相当の発生確率である1.0×10-7以下であり、"適合"と評価する。
その後、結果表示として、"適合"又は"不適合"を表示部4に表示する(ステップT12)。更に、表示部4に、組合せ事象管理テーブル5cに保存されている"組合せ事象の発生確率"を併せて表示しても良い。
このように説明したように、本実施例の組合せ事象の評価装置は、単一事象と組み合せて最上位事象を発生させる組合せ事象を識別し、その発生確率を導出することで安全性を評価することが可能となる。
即ち、最上位事象の発生確率が、" Extremely improbable "であるとしても、最小カットセットを構成する何れか1つの単一の基本事象の極端な発生確率の極端な低さに依存し過ぎる事は、最上位事象の重大性に鑑みると好ましくなく、発生確率を分散させて下げる必要がある。従来では、すべての基本事象の潜在性を考慮した上で、最小カットセットを元に単一故障と組合せて発火元を発生させる潜在的な故障状態を識別し、その発生確率を導出し、" Extremely remote "であることを示していたが、本発明によれば、潜在性を考慮することなく、すべての基本事象を対象に発生確率を導出することが容易に可能となった。
本発明の第2の実施例に係る組合せ事象の評価装置について、図3を参照して説明する。
本実施例は、第1の実施例に対し、基本事象の潜在性に基づき、組合せ事象の潜在性を識別する機能を加えたものである。
本実施例においても、第1の実施例と同様に、評価装置1は、図1に示す通り、入力部2、処理部3、表示部4及び記憶部5から構成される。記憶部5は、事象管理テーブル5a、最小カットセット管理テーブル5b及び組合せ事象管理テーブル5cから構成される。
更に、本実施例においては、評価装置1に、以下の機能が加えられている。
即ち、本実施例においては、入力部2は、潜在性を含む事象情報を入力するインターフェースでもある。従って、事象情報は、事象の名称、事象の種類、事象の発生確率、潜在性の4つである。また、これらの入力結果は記憶部5の事象管理テーブル5aに保存される。
本実施例における事象管理テーブル5aの一例を表4に示す。
Figure 0006794116
表4に示す事象管理テーブル5aには、表1に比較し、"潜在性"が加えられている。この"潜在性"とは、事象の発生を検知できるか否かを表す情報である。"潜在性"として"1"が入力されている場合は潜在的であり、"潜在性"として"0"が入力されている場合は潜在的でない。
言い換えると、"潜在性"としての"1"は、事象が検知できないことを示す情報であるのに対し、"潜在性"としての"0"は、事象が検知できることを示す情報である。
一方、本実施例においても、処理部3は、基本事象の発生確率を元に、中間事象と最上位事象について発生確率を導出し、最小カットセットを導出する演算部である点は共通である。
従って、本実施例においても、記憶部5の最小カットセット管理テーブル5bは、実施例1と同じ表2を使用する。
処理部3は、更に、単一事象と組み合せて最上位事象を発生させる組合せ事象を識別し、組合せ事象を構成する基本事象の発生確率の積を"発生確率"として、また、潜在性の積を"組合せ事象の潜在性"として導出する。導出された組合せ事象は、"発生確率"及び"組合せ事象の潜在性"と共に組合せ事象管理テーブル5cに保存される。
本実施例における組合せ事象管理テーブル5cの一例を表5に示す。
Figure 0006794116
表5に示す組合せ事象管理テーブル5cは、表3に比較し、"組合せ事象の潜在性"が加えられている。これは、組合せ事象を構成する基本事象の中に潜在的でない事象がひとつでも含まれる場合、その基本事象を検知することで、組合せ事象として検知でき、潜在的ではないと判断できるためである。
例えば、組合せ事象番号2は、組合せ事象である故障1と故障3の潜在性がそれぞれ、"1"と"0"であるため、両者の積"0"を"組合せ事象の潜在性"とする。つまり、故障1は潜在性が"1"であるから、検知できない事象であり、故障3は潜在性が"0"あるため、検知できる事象であり、少なくとも一方の故障3が検知できることから、組合せ事象としては検知できるので、潜在的ではないと判断する。
一方、組合せ事象番号5は、組合せ事象である故障1と故障4の潜在性が何れも"1"であるため、両者の積"1"を"組合せ事象の潜在性"とする。つまり、故障1及び4は潜在性が"1"であるから、何れも検知できない事象であり、組合せ事象としても検知できないので、潜在的と判断する。
上記構成を有する本実施例に係る評価装置1により、単一事象と組合せて最上位事象を発生させる組合せ事象の安全性評価を自動的に実施する手順について、図3に示すフローチャートに基づき、図2に示すフローチャートと対比して説明する。
即ち、本実施例においては、図2のステップT1に代えて、入力部2から、潜在性を含む事象情報を更に入力し、入力結果を事象管理テーブル5aに保存する(ステップU1)。
また、図2のステップT6に代えて、組合せ事象を構成する基本事象の発生確率の積を"発生確率"として、潜在性の積を"組合せ事象の潜在性"として、組合せ事象管理テーブル5cに更に保存する(ステップU6)。
更に、図2のステップT11に代えて、最小カットセット番号の全てのレコード(行)を選択し終えたときは、組合せ事象管理テーブル5cの"組合せ事象の潜在性"が"1"についてのみ組合せ事象の発生確率を、" Extremely remote "相当の発生確率である1.0×10-7と比較することにより、安全性評価を行なう(ステップU11)。
即ち、"組合せ事象の潜在性"が"1"についての組合せ事象の発生確率が1.0×10-7以下のときには、"適合"と評価し、"組合せ事象の潜在性"が"1"についての組合せ事象の発生確率が1.0×10-7を超えるときには、"不適合"と評価する。
表5に示す例では、組合せ事象管理テーブル5cにおいて、"組合せ事象の潜在性"が"1"である組合せ事象5の発生確率が" Extremely remote "相当の発生確率である1.0×10-7以下であり、"適合"と評価する。
"組合せ事象の潜在性"が"0"のときは、"組合せ事象の潜在性"が"1"の場合、つまり、検知できず対応策が採れない場合に比較して、安全性の評価対象として重要性が低いと考えられるため、"組合せ事象の潜在性"が"0"の場合については安全性評価の対象外とするのである。すなわち、"組合せ事象の潜在性"が"0"の場合には、実施例1に示した安全性評価は行なわなくても良い。
そのため、ステップU6において、"組合せ事象の潜在性"が"0"の場合については、組合せ事象の発生確率の導出を省略しても良い。
その他の手順については、図2に示すフローチャートと同様の手順で実施する。なお、ステップT12において、"適合"又は"不適合"を表示部4に表示する他、更に、"組合せ事象の潜在性"を表示部4に表示しても良い。
以上、実施例に基づいて具体的に説明した通り、本実施例によれば、基本事象の潜在性を考慮した上で、単一事象と組み合せて最上位事象を発生させる組合せ事象を識別し、その発生確率を導出することで安全性を評価することが可能となる。
特に、単一事象と組み合せて最上位事象を発生させる"組合せ事象の潜在性"が"1"である場合のみ、安全性の評価対象とすることで、つまり、安全性の評価対象として重要性が高いものを評価することで、"組合せ事象の潜在性"が"0"の場合については、組合せ事象の発生確率の導出を省略して処理の高速化を図ることが可能である。
本発明は、単一事象と組合せて最上位事象を発生させる組合せ事象の評価装置として産業上広く利用可能なものである。特に、小型旅客機の型式証明に対応した安全性解析に使用すると好適である。
1 評価装置
2 入力部
3 処理部
4 表示部
5 記憶部
5a 事象管理テーブル
5b 最小カットセット管理テーブル
5c 組合せ事象管理テーブル

Claims (4)

  1. 単一事象と組合せて最上位事象を発生させる組合せ事象の評価装置において、
    少なくとも基本事象の発生確率が保存される事象管理テーブルと、
    最上位事象を発生させる基本事象の最小の組合せである最小カットセットが保存される最小カットセット管理テーブルと、
    前記最小カットセット管理テーブルに保存されている前記最小カットセットに基づき、単一の基本事象と組み合せて最上位事象を発生させる組合せ事象を識別し、前記組合せ事象の発生確率を導出する処理部と、
    前記処理部で識別された前記組合せ事象及び前記処理部で導出された前記組合せ事象の発生確率が保存される組合せ事象管理テーブルと、
    を備え、
    前記処理部は、前記最小カットセットに含まれる一つの基本事象を単一事象として識別するとともに、それ以外の基本事象の組み合わせを前記組合せ事象として識別し、前記事象管理テーブルに保存されている前記組合せ事象を構成する基本事象の発生確率を用いて、前記組合せ事象の発生確率を導出し、
    前記事象管理テーブルには、少なくとも基本事象について、事象が検知できないこと又は事象が検知できることを示す情報である潜在性が更に保存され、
    前記処理部は、前記事象管理テーブルに基本事象について保存された潜在性に基づき、前記組合せ事象について、事象が検知できないこと又は事象が検知できることを示す情報である潜在性を示す情報を導出し、
    前記組合せ事象管理テーブルには、前記処理部で導出された前記組合せ事象についての潜在性が更に保存されることを特徴とする組合せ事象の評価装置。
  2. 請求項1において、
    前記組合せ事象の発生確率を表示する表示部を更に備えることを特徴とする組合せ事象の評価装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記処理部は、更に前記組合せ事象の発生確率と所定の発生確率とを対比して、安全性の評価を行なうことを特徴とする組合せ事象の評価装置。
  4. 請求項3において、
    前記処理部で行なわれた前記安全性の評価を表示する表示部を更に備えることを特徴とする組合せ事象の評価装置。
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