JP6792825B2 - ガラス物品の製造方法及び溶融炉 - Google Patents

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Description

本発明は、ガラス物品の製造方法及び溶融炉に関する。
板ガラスなどのガラス物品の製造方法には、溶融ガラスを得るための溶融工程が含まれる。この溶融工程では、溶融炉の底壁部を貫通して炉内に至る電極の通電加熱によって溶融ガラスを加熱する場合がある。
通電加熱に用いられる電極は、特許文献1に開示されているように、筒状の電極ホルダの内周面に挿入保持された状態で、溶融炉の底壁部に取り付けられる。同文献では、電極ホルダの内部には、水などの冷媒を流すための通路が設けられており、通路を流れる冷媒によって電極が冷却され、電極の劣化を低減する構成とされている。
特開2012−229153号公報
溶融工程では、溶融ガラスと接している底壁部も加熱される。底壁部を構成する耐火煉瓦は、過度に加熱されると電気抵抗が低下し、通電加熱時に電極と耐火煉瓦の間でスパークが生じる原因となる。このようなスパークが生じると、底壁部が溶損しやすく、場合によっては、溶損部分から溶融ガラスが炉外に漏れ出すという重大なトラブルが生じるおそれがある。従って、底壁部も過度に加熱されないように冷却する必要がある。
しかしながら、特許文献1では、電極ホルダの外周面と底壁部との間に大きな隙間が形成されていることから、電極ホルダで耐火煉瓦を冷却することは全く想定されていない。
また、電極ホルダで底壁部を冷却するにしても、冷却方法を工夫しなければ、底壁部が必要以上に冷却され、炉内の加熱効率が悪化するおそれがある。このような炉内の加熱効率の悪化は、ガラス物品の製造コストの増大に繋がるため、できる限りなくすことが理想である。
本発明は、溶融炉内の加熱効率の悪化を抑制しつつ、電極ホルダで溶融炉の底壁部を適正に冷却することを課題とする。
上記の課題を解決するために創案された本発明は、底壁部を上下方向に沿って貫通して炉内で溶融ガラスを通電加熱する電極と、電極を保持した内周面および底壁部に保持された外周面を有する筒状の電極ホルダとを備えた溶融炉で、溶融ガラスを形成する溶融工程を備えるガラス物品の製造方法において、電極ホルダが、冷媒が流れる冷却層と、冷却層の外径側に配置された断熱層とを内部に備えていることを特徴とする。このような構成によれば、電極ホルダは、冷却層を内径側(電極側)に、断熱層を外径側(底壁部側)にそれぞれ備えているため、冷却層によって底壁部が過度に冷却されるのを断熱層によって防止することができる。一方、電極ホルダの外周面が、断熱層よりも上方位置で溶融炉の底壁部と密着しているため、炉内側の底壁部の上方部分は、断熱層の影響を受けずに部分的に冷却されやすくなる。従って、底壁部全体が過度に冷却されて溶融炉内の加熱効率が悪化するのを抑制しつつ、通電時にスパークが生じやすい底壁部の上方部分を適正に冷却することができる。
上記の構成において、電極ホルダが、冷却層及び断熱層を有する補助冷却部と、補助冷却部の上方に配置され、冷却層及び断熱層を有さない中実構造の主冷却部とを備え、主冷却部が、補助冷却部によって冷却されるようにしてもよい。このようにすれば、底壁部の上方部分が、主冷却部によって冷却されることになる。主冷却部は、冷却層及び断熱層を有さない中実構造であるので、主冷却部の上方部分(先端)が溶損等によって損耗したとしても、補助冷却部の冷却層を流通する冷媒が直ちに炉内に漏れ出すことがない。換言すれば、主冷却部の損耗をある程度許容できるので、電極ホルダの耐用期間を延ばすことができる。
電極ホルダが補助冷却部と主冷却部とを備える場合、断熱層の上端が、冷却層の上端と同じ高さに位置することが好ましい。このようにすれば、主冷却部の上下方向寸法を確保しやすくなる。従って、主冷却部によって底壁部の上方部分を冷却したり、電極ホルダの耐用期間が延びたりなどの上記効果をより享受しやすくなる。
また、電極ホルダが補助冷却部と主冷却部とを備える場合、断熱層の下端が、冷却層の下端よりも下方に位置することが好ましい。このようにすれば、補助冷却部によって、炉外側の底壁部の下方部分が不必要に冷却されるのを確実に抑制することができる。
上記の構成において、断熱層が、空気層であることが好ましい。このようにすれば、簡単な構造で高い断熱効果を実現することができる。
上記の課題を解決するために創案された本発明は、底壁部を上下方向に沿って貫通して炉内で溶融ガラスを通電加熱する電極と、電極を保持した内周面および底壁部に保持された外周面を有する筒状の電極ホルダとを備えた溶融炉であって、電極ホルダが、冷媒が流れる冷却層と、冷却層の外径側に配置された断熱層とを内部に備えていることを特徴とする。このような構成によれば、上述した対応する構成と同様の効果を享受することができる。
以上のような本発明によれば、溶融炉内の加熱効率の悪化を抑制しつつ、電極ホルダで溶融炉の底壁部を適正に冷却することができる。
ガラス物品の製造装置を示す側面図である。 図1のガラス物品の製造装置の溶融炉を示す断面図である。 図2の電極周辺を拡大して示す拡大断面図である。 図3のA−A断面図である。
以下、本発明に係るガラス物品の製造方法の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本製造方法に用いられるガラス物品の製造装置は、上流側から順に、溶融炉1と、清澄室2と、均質化室(攪拌室)3と、ポット4と、成形装置5とを備え、これら各部1〜5が移送管6〜9によって接続されている。ここで、清澄室2などの「室」及び「ポット」という用語には、槽状構造を有するものや、管状構造を有するものが含まれるものとする。
溶融炉1は、溶融ガラスGmを得る溶融工程を行うための空間である。
清澄室2は、溶融炉1から供給された溶融ガラスGmを清澄剤などの働きによって清澄(泡抜き)する清澄工程を行うための空間である。
均質化室3は、清澄された溶融ガラスGmを攪拌翼3aにより攪拌し、均一化する均質化工程を行うための空間である。
ポット4は、溶融ガラスGmを成形に適した状態(例えば粘度)に調整する状態調整工程を行うための空間である。なお、ポット4は省略してもよい。
成形装置5は、溶融ガラスGmを所望の形状に成形する成形工程を行うためのものである。本実施形態では、成形装置5は、オーバーフローダウンドロー法によって溶融ガラスGmを板状に成形し、ガラス物品としてのガラス板を製造する。
成形装置5は、断面形状(紙面と直交する断面形状)が略楔形状をなし、成形装置5の上部にオーバーフロー溝(不図示)が形成されている。移送管9によって溶融ガラスGmをオーバーフロー溝に供給した後、溶融ガラスGmをオーバーフロー溝から溢れ出させて、成形装置5の両側の側壁面(紙面の表裏面側に位置する側面)に沿って流下させる。そして、その流下させた溶融ガラスGmを側壁面の下頂部で融合させ、板状に成形する。成形された板ガラスは、例えば、厚みが0.01〜10mm(好ましくは0.1〜3mm)であって、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどのフラットパネルディスプレイ、有機EL照明、太陽電池などの基板や保護カバーに利用される。なお、成形装置5は、スロットダウンドロー法やリドロー法などの他のダウンドロー法や、フロート法を実行するものであってもよい。
移送管6〜9は、例えば白金又は白金合金からなる円筒管で構成されており、溶融ガラスGmを横方向(略水平方向)に移送する。移送管6〜9は、必要に応じて通電加熱される。
図2に示すように、本実施形態では、溶融炉1は、通電加熱を含む加熱によって、ガラス原料(カレットを含んでもよい)Grを溶融して溶融ガラスGmを形成する電気溶融炉である。溶融炉1は、耐火煉瓦(例えば、ジルコニア系電鋳煉瓦やアルミナ系電鋳煉瓦、アルミナ・ジルコニア系電鋳煉瓦、AZS(Al−Zr−Si)系電鋳煉瓦、デンス焼成煉瓦など)で構成された壁部によって炉内の溶融空間を区画形成する。
溶融炉1の底壁部1aには、通電加熱のために、溶融ガラスGmに浸漬された状態で複数の電極10が設けられている。溶融炉1内には、電極10以外の他の加熱手段が設けられておらず、電極10の通電加熱(電気エネルギー)のみでガラス原料Grを溶融(全電気溶融)するようになっている。電極10は、例えば、棒状のモリブデン(Mo)から形成される。なお、溶融炉1は、全電気溶融に限らず、ガス燃焼と電気加熱を併用してガラス原料Grを溶融するものであってもよい。ガス燃焼と電気加熱を併用する場合、溶融炉1の上部に複数のガスバーナーが設けられる。
本実施形態では、溶融炉1は、ガラス原料Grの溶融空間が一つだけのシングルメルターであるが、複数の溶融空間を連ねたマルチメルターであってもよい。
溶融炉1には、原料供給手段としてのスクリューフィーダ11が設けられている。スクリューフィーダ11は、溶融ガラスGmの液面Gm1の一部にガラス原料(固体原料)Grに覆われていない部分が形成されるようにガラス原料Grを順次供給する。すなわち、溶融炉1は、いわゆるセミホットトップタイプである。なお、溶融炉1は、溶融ガラスGmの液面Gm1の全部がガラス原料Grに覆われた、いわゆるコールドトップタイプでもよい。また、原料供給手段は、振動フィーダなどであってもよい。
溶融炉1には、溶融炉1内の気体を外部に排出するための気体排出路としての煙道12が設けられている。煙道12内には、気体を外部に送るためのファン12aが設けられている。ファン12aは設置しなくてもよい。なお、本実施形態では、溶融炉1内の気体は空気であるが、これに限定されない。
図3及び図4に示すように、溶融炉1の底壁部1aに設けられた電極10は、底壁部1aを上下方向に沿って貫通して炉内に至っている。ここで、「上下方向に沿う」とは、鉛直方向から僅かに傾斜した場合も含む意味である。
電極10の外周面10aは、筒状の電極ホルダ14の内周面14aに保持されている。電極ホルダ14の外周面14bは、その上下方向全域で溶融炉1の底壁部1aと密着した状態で、底壁部1aに設けられた保持穴13の内周面13aに保持されている。電極ホルダ14の上端面14cは、炉内の溶融状態にある溶融ガラスGmと接触している。
電極ホルダ14は、例えば、鉄材(例えばステンレス鋼)などの金属で形成される。
電極ホルダ14は、下方側(炉外側)に設けられた補助冷却部15と、上方側(炉内側)に設けられた主冷却部16とを備え、主冷却部16が補助冷却部15によって冷却される。
補助冷却部15は、水などの冷媒が流れる冷却層17と、冷却層17の外径側に配置された断熱層18とを内部に備える。本実施形態では、冷却層17及び断熱層18は、内部空間を有する。
冷却層17の内部空間には、水などの冷媒が充満する。冷媒は、図示しない供給管によって冷却層17に供給されると共に、図示しない排出管によって冷却層17から排出される。このような冷媒の給排により、冷却層17の冷却効果が発揮される。なお、冷媒は、水などの液体に代えて、空気などの気体を用いてもよいし、液体を気体中に含む混合体であってもよい。
断熱層18の内部空間は空洞であり、空気層とされている。このような空気層により、断熱層18の断熱効果が発揮される。なお、断熱層18の内部空間は、断熱層18の下端部で炉外と連通していてもよい。また、断熱層18の内部空間に、グラスウールやセラミックウールなどの断熱材を配置してもよい。
本実施形態では、断熱層18の上端18aは、冷却層17の上端17aと同じ高さに位置する。また、断熱層18の下端18bは、冷却層17の下端17bよりも下方に位置する。なお、断熱層18と冷却層17の上下方向の位置関係は、これに限定されず適宜調整することができる。
主冷却部16は、冷却層17及び断熱層18を有さない中実構造である。すなわち、主冷却部16は、内部空間を有さない。
主冷却部16による冷却効果を向上させる観点では、主冷却部16の上下方向の寸法L1が、電極ホルダ14の上下方向の寸法L2の50%以下であることが好ましく、40%以下であることがより好ましい。また、電極ホルダの耐用期間を向上させる観点では、主冷却部16の上下方向の寸法L1が、電極ホルダ14の上下方向の寸法L2の20%以上であることが好ましい。
次に、以上のように構成された製造装置によるガラス物品の製造方法を説明する。
本製造方法は、上述のように、溶融工程と、清澄工程と、均質化工程と、状態調整工程と、成形工程とを備える。なお、清澄工程、均質化工程、状態調整工程及び成形工程は上述の製造装置の構成に併せて説明した通りであるので、以下では溶融工程について詳述する。
溶融工程では、電極ホルダ14によって保持された電極10によって、ガラス原料Gr及び溶融ガラスGmを通電加熱する。この際、電極10は、補助冷却部15の冷却層17及びこの冷却層17によって冷却された主冷却部16によって冷却される。従って、電極10のうちで溶融ガラスGmに浸漬されている部分から残りの部分への熱伝導を低減することができ、電極10の残りの部分を低温(例えば600℃未満)に維持できる。このため、モリブデンの昇華等による電極10の損耗を防止できる。
また、電極ホルダ14の補助冷却部15は、冷却層17の外径側に断熱層18を有するため、冷却層17によって底壁部1aが過度に冷却されるのを、断熱層18によって防止することができる。一方、電極ホルダ14の外周面14bが、断熱層18よりも上方位置で溶融炉1の底壁部1aと密着しているため、炉内側の底壁部1aの上方部分は、断熱層18の影響を受けずに部分的に冷却されやすくなる。従って、底壁部1a全体が過度に冷却されて溶融炉1内の加熱効率が悪化するのを抑制しつつ、通電時にスパークが生じやすい底壁部1aの上方部分を適正に冷却することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、上記した作用効果に限定されるものでもない。本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記の実施形態では、電極ホルダ14の外周面14bは、その上下方向全域で溶融炉1の底壁部1aと密着しているが、これに限定されない。例えば、電極ホルダ14の外周面14bのうちの主冷却部16の領域のみが溶融炉1の底壁部1aと密着してもよい。あるいは、電極ホルダ14の外周面14bのうちの主冷却部16の領域と共に、補助冷却部15の領域の上部が、溶融炉1の底壁部1aと密着してもよい。
上記の実施形態では、成形装置5で成形されるガラス物品が板ガラスである場合を説明したが、これに限定されない。例えば、成形装置5で成形されるガラス物品は、例えば、光学ガラス部品、ガラス管、ガラスブロック、ガラス繊維などであってもよいし、任意の形状であってよい。
1 溶融炉
1a 底壁部
2 清澄室
3 均質化室
3a 攪拌翼
4 ポット
5 成形装置
10 電極
11 スクリューフィーダ
12 煙道
13 保持穴
14 電極ホルダ
14a 内周面
14b 外周面
15 補助冷却部
16 主冷却部
17 冷却層
18 断熱層
Gm 溶融ガラス
Gr ガラス原料

Claims (6)

  1. 底壁部を上下方向に沿って貫通して炉内で溶融ガラスを通電加熱する電極と、前記電極を保持した内周面および前記底壁部に保持された外周面を有する筒状の電極ホルダとを備えた溶融炉で、溶融ガラスを形成する溶融工程を備えるガラス物品の製造方法において、
    前記電極ホルダが、冷媒が流れる冷却層と、前記冷却層の外径側に配置された断熱層とを内部に備えるとともに、
    前記電極ホルダは、前記冷却層及び前記断熱層を通る断面において、前記電極と前記冷却層との間、および前記冷却層と前記断熱層との間に、それぞれ壁部を有することを特徴とするガラス物品の製造方法。
  2. 前記電極ホルダが、前記冷却層及び前記断熱層を有する補助冷却部と、前記補助冷却部の上方に配置され、かつ、前記冷却層及び前記断熱層を有さない中実構造の主冷却部とを備え、前記主冷却部が、前記補助冷却部によって冷却されることを特徴とする請求項1に記載のガラス物品の製造方法。
  3. 前記断熱層の上端が、前記冷却層の上端と同じ高さに位置することを特徴とする請求項2に記載のガラス物品の製造方法。
  4. 前記断熱層の下端が、前記冷却層の下端よりも下方に位置することを特徴とする請求項2又は3に記載のガラス物品の製造方法。
  5. 前記断熱層が、空気層であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のガラス物品の製造方法。
  6. 底壁部を上下方向に沿って貫通して炉内で溶融ガラスを通電加熱する電極と、前記電極を保持した内周面および前記底壁部に保持された外周面を有する筒状の電極ホルダとを備えた溶融炉であって、
    前記電極ホルダが、冷媒が流れる冷却層と、前記冷却層の外径側に配置された断熱層とを内部に備えるとともに、
    前記電極ホルダは、前記冷却層及び前記断熱層を通る断面において、前記電極と前記冷却層との間、および前記冷却層と前記断熱層との間に、それぞれ壁部を有することを特徴とする溶融炉。
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