JP6791265B2 - 信号処理装置、信号処理方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、信号処理装置、信号処理方法およびプログラムに関する。
従来から、伸縮に応じた信号を出力する伸縮センサが知られている。伸縮センサは、加えられた力に応じて電気抵抗値が変化(「物理変化」の一例)する測定体(「物体」の一例)を備える。そして、伸縮センサは、測定体の電気抵抗値を計測することで、伸縮センサの伸縮、または、伸縮センサに加わった応力を検出することができる。
このような伸縮センサの一例としては、測定体としてカーボンナノチューブ(carbon nanotube:以下、CNTと略記する)を用いたCNT歪みセンサが挙げられる(例えば、特許文献1或いは特許文献2参照)。CNTは、CNTに加えられた力に応じて電気抵抗値が変化するといった性質を有する。従って、CNT歪みセンサに設けられたCNTの電気抵抗値を計測することで、CNT歪みセンサの伸縮、または、CNT歪みセンサに加わった応力を検出することができる。また、伸縮センサの他の例としては、導電性繊維とゴム繊維を用いて伸縮する組紐を測定体として採用し、組紐の電気抵抗値を計測することによって組紐の伸縮量を検出する組紐センサが挙げられる(非特許文献1参照)。
特開2013−104796号公報 特開2015−147038号公報 特開2016−136989号公報 特許4422728号
並川真也、他2名、「伸縮による抵抗変化を利用した組紐センサの基礎検討」、インタラクション 2016、一般社団法人情報処理学会、p.396-401
CNT歪みセンサまたは組紐センサのような、測定体の電気抵抗値に応じた信号レベルの出力信号を出力する伸縮センサでは、伸縮センサの伸長時と、伸縮センサの収縮時とで出力信号が非対称になる傾向がある。出力信号が非対称になるとは、出力信号の立ち上がりと立ち下がりの一方が他方に対して遅れることをいう。例えば、伸縮センサの伸長に応じて出力信号が立ち上がり、伸縮センサの収縮に応じて出力信号が立ち下がる伸縮センサの場合、出力信号の立ち上がりに比較して立ち下りが遅れる。この原因は、例えば、伸縮センサに設けられたゴム繊維等の粘弾性により、伸縮センサの収縮時は伸縮センサの伸長時に比較して、伸縮センサが緩やかに変形する傾向があるからであると考えられる。伸縮センサは装着者の動作を計測するためのウェアラブルセンサに利用されることが多いが、上記非対称性により、装着者の動きに対する追従性が伸長時と収縮時とで異なる、という問題があった。
本発明は以上に説明した課題に鑑みて為されたものであり、その目的の一つは、物理変化に応じて出力信号が立ち上がり当該物理変化とは逆の物理変化に応じて出力信号が立ち下がるセンサの出力信号が非対称となる場合にその非対称性を解消することである。
本発明に係る信号処理方法は、物理変化に応じて立ち上がり前記物理変化とは逆の物理変化に応じて立ち下がる信号を出力するセンサから前記信号を受信するステップと、前記受信された信号の立ち上がりと立ち下がりの一方が他方に対して遅れる場合に、前記遅れを補正するステップと、を有することを特徴とする。
本発明に係る信号処理装置は、物理変化に応じて立ち上がり前記物理変化とは逆の物理変化に応じて立ち下がる信号を出力するセンサから前記信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信される信号の立ち上がりと立ち下がりの一方が他方に対して遅れる場合に、前記遅れを補正する処理を行う信号処理手段と、を有することを特徴とする。
本発明の第1実施形態による信号処理装置10Aを含む信号処理システムの構成例を示す図である。 同信号処理システムに含まれる伸縮センサ20の出力信号波形の一例を示す図である。 同伸縮センサ20に対応する標準線形固体モデルの一例を示す図である。 同信号処理装置10Aの信号処理手段110Aが実行するカルマン・フィルタ処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態の効果を検証するためのシミュレーションに用いたデータを説明するための図である。 同シミュレーション結果を示す図である。 同シミュレーション結果を示す図である。 同シミュレーション結果を示す図である。 実測データへの本実施形態の適用結果を示す図である。 本発明の第2実施形態による信号処理装置10Bを含む信号処理システムの構成例を示す図である。 同信号処理装置10Bのゲイン設定部116に記憶されているゲインテーブルの格納内容を説明するための図である。 本実施形態の効果を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
(A:第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る信号処理装置10Aを含む信号処理システムの構成例を示す図である。信号処理装置10Aには、モーションキャプチャ用のデータグローブなど、伸縮センサ20を用いたウェアラブルセンサが接続される。信号処理装置10Aは、例えばDSP(Digital Signal Processor)であり、伸縮センサ20の出力信号に本発明特有の処理を施して出力する装置である。本実施形態における伸縮センサ20はCNT歪みセンサである。伸縮センサ20は、測定体であるCNTを備える。そして、伸縮センサ20は、伸縮センサ20の伸長に応じて立ち上がり、伸縮センサ20の収縮に応じて立ち下がる信号を出力する。
伸縮センサ20の出力信号は、伸縮センサ20の伸長時と収縮時で非対称となる。具体的には、本実施形態における伸縮センサ20の出力信号の立ち下りは立ち上がりに比較して遅れる。図2は、伸縮センサ20の理想的な出力信号波形と実際の出力信号波形の一例を示す図である。図2では、理想的な出力信号波形が波形G01で表されており、実際の出力信号波形が波形G02で表されている。図2の波形G01と波形G02とを比較すれば明らかなように、実際の出力信号波形の立ち上りは理想的な出力信号波形の立ち上がりと略一致しているものの、実際の出力信号波形の立ち下りは理想的な出力信号波形の立ち下がりに比較して遅れている。
本実施形態の信号処理装置10Aは、伸縮センサ20の出力信号の非対称性を補正する装置である。具体的には、本実施形態に係る信号処理装置10Aは、伸縮センサ20の出力信号の立ち下がりの遅れを補正する。
図1に示すように、信号処理装置10Aは、受信手段100と、信号処理手段110Aとを有する。本実施形態における受信手段100は、信号線等を介して伸縮センサ20を電気的に接続するための入力端子である。但し、受信手段100として無線通信回路を採用することで、信号処理装置10Aと伸縮センサ20とが無線接続する構成としてもよい。要は、受信手段100は、伸縮センサ20の出力信号を受信するものであれば良い。受信手段100は、伸縮センサ20から受信した信号を信号処理手段110Aに引き渡す。信号処理手段110Aは、受信手段100により受信された信号に、当該信号の立ち下りの遅れを補正する信号処理を施して後段の装置へ出力する。本実施形態では、伸縮センサ20が、CNT等の測定体と、粘弾性を有するゴム等の素材を有していることと仮定したうえで、伸縮センサ20を図3に示す標準線形固体モデルによりモデル化する。そして、本実施形態に係る信号処理手段110Aは、伸縮センサ20をモデル化した標準線形固体モデルに基づいて定められるカルマン・フィルタを用いて、伸縮センサ20の出力信号の非対称性を補正する、カルマン・フィルタ処理を実行する。
図3に示すように、本実施形態において採用する標準線形固体モデルにおいて、伸縮センサ20は、線形バネ等の弾性要素210と、弾性要素210に並列に接続された線形バネ等の弾性要素220と、弾性要素220に直列に接続されたダッシュポット等の慣性要素230と、を備える。以下では、弾性要素210のばね係数を「E」で表し、弾性要素220のばね係数を「E」で表し、慣性要素230の粘性係数を「η」で表す。また、受信手段100による、伸縮センサ20の出力信号の受信周期を「Δ」で表す。例えば、「Δ」は、時刻(t−1)から時刻tまでの時間長であってもよい。
この場合、標準線形固体モデルにおいて、時刻tにおける伸縮センサ20の伸縮の大きさを示す歪みε(t)は、以下の式(1)で示すように、時刻(t−1)における伸縮センサ20の歪みε(t−1)と、時刻tにおいて伸縮センサ20に加わる応力σ(t)と、時刻(t−1)において伸縮センサ20に加わった応力σ(t−1)と、を用いて表すことができる。
Figure 0006791265
係数α、係数α、係数α、及び、係数αを、それぞれ、以下の式(2)〜式(5)のように規定した場合、式(1)を、以下の式(6)に変形することができる。
Figure 0006791265
そして、時刻tにおいて、歪みε(t)に対して加わる外乱を示す正規乱数を「eε」とし、時刻(t+1)において、応力σ(t+1)に対して加わる外乱を示す正規乱数を「eσ」とした場合、上述した式(6)に基づいて、以下の式(7)を導出することができる。本実施形態では、以下の式(7)を、信号処理手段110Aにおいて適用されるカルマン・フィルタにおける状態方程式として採用する。すなわち、本実施形態に係るカルマン・フィルタでは、以下の式(7)に示すように、歪みε(t)と、応力σ(t+1)と、応力σ(t)とを状態変数とする状態方程式を採用する。
Figure 0006791265
また、本実施形態では、以下の式(8)を、信号処理手段110Aにおいて適用されるカルマン・フィルタにおける観測方程式として採用する。ここで、式(8)の値「R(t)」は、時刻tにおける伸縮センサ20の出力信号の表す電圧値から換算される電気抵抗値である。また、式(8)の値「c」は、伸縮センサ20に生じた歪みε(t)と、電気抵抗値R(t)とを関係付ける係数である。
Figure 0006791265
信号処理手段110Aは、伸縮センサ20の出力信号の表す電気抵抗値R(t)を入力として、式(7)及び式(8)に従ってカルマン・フィルタの処理を実行する。これにより、信号処理手段110Aは、例えば、状態変数(ε(t),σ(t+1),σ(t))の推定値の二乗期待誤差が最小になるように、状態変数(ε(t),σ(t+1),σ(t))を更新する。そして、信号処理手段110Aは、カルマン・フィルタの処理により更新された状態変数である応力σ(t)を、後段の装置へ出力する。
図4は、信号処理手段110Aが実行するカルマン・フィルタ処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示すように、信号処理手段110Aは、まず、初期化処理を行う(SA100)。具体的には、信号処理手段110Aは、ステップSA100において、時刻tを示すカウンタ変数に初期値を設定し、外乱eεおよびeσに初期値を設定し、また、状態変数(ε(t−1),σ(t),σ(t−1))に初期値を設定する。
また、信号処理手段110Aは、カウンタ変数の示す時刻tにおける伸縮センサ20の出力信号の表す電圧値を、電気抵抗値R(t)に換算する(SA110)。
次に、信号処理手段110Aは、状態変数(ε(t),σ(t+1),σ(t))を、状態変数(ε(t−1),σ(t),σ(t−1))と式(7)とにしたがって算出し、当該算出結果を、メモリ等の記憶部(図示略)に記憶させる(SA120)。
そして、信号処理手段110Aは、ステップSA120において算出した状態変数(ε(t),σ(t+1),σ(t))を、式(8)に示す観測方程式と、ステップSA110において伸縮センサ20の出力信号に基づいて算出された電気抵抗値R(t)と、に基づいて更新し、更新後の状態変数(ε(t),σ(t+1),σ(t))のうち、応力σ(t)を、後段の装置に出力する(SA130)。具体的には、信号処理手段110Aは、例えば、ステップSA130において、第1に、ステップSA120で算出した状態変数(ε(t),σ(t+1),σ(t))を、式(8)に適用することで、電気抵抗値R(t)の推定値を算出する。第2に、信号処理手段110Aは、例えば、電気抵抗値R(t)の推定値と、伸縮センサ20の出力信号に基づいて算出された電気抵抗値R(t)と、の差分値を、観測残差として算出する。第3に、信号処理手段110Aは、ステップSA120で算出した状態変数(ε(t),σ(t+1),σ(t))を、観測残差を用いて更新することで、更新後の状態変数(ε(t),σ(t+1),σ(t))を算出する。
次いで、信号処理手段110Aは、操作部(図示略)等に対する操作により、カルマン・フィルタ処理の終了を指示されたか否かを判定する(SA140)。信号処理手段110Aは、ステップSA140の判定結果が“Yes”であれば、カルマン・フィルタ処理を終了する。また、信号処理手段110Aは、ステップSA140の判定結果が“No”である場合、時刻tを示すカウンタ変数を1だけカウントアップし(SA150)、処理をステップSA110に進める。
以上が本実施形態の信号処理装置10A構成である。
本願の発明者は、図3に示す標準線形固体モデルとしてモデル化された伸縮センサ20に対して、図5の波形G10で表される、時刻に応じて変化する応力を与えた場合において、伸縮センサ20に生じる歪みを算出した。図5に示す波形G11は、図3に示す標準線形固体モデルとしてモデル化された伸縮センサ20に対して、図5の波形G10で表される応力を与えた場合に、伸縮センサ20から出力される出力信号に応じた歪みを示す。そして、本願の発明者は、信号処理手段110Aに対して、波形G11で表される歪みが、観測値として入力された場合に、当該観測値に基づいて、伸縮センサ20に対して与えられた応力を推定するシミュレーションを行った。
なお、当該シミュレーションに係る標準線形固体モデルでは、ばね係数E、ばね係数E、及び、粘性係数ηに対して、E=2.0×10[Pa]、E=5.5×10[Pa]、および、η=2.3×10[Pa・s]を設定した。なお、以下では、ばね係数E、ばね係数E、及び、粘性係数ηを、モデルパラメータと総称する場合がある。
図6は、図5と同様の波形G11と、当該波形G11により示される歪みの観測値を信号処理装置10Aに与えることで算出された応力の推定値(以下、「応力推定値」と称する)を表す波形G20〜G22と、を示す。図6における応力推定値の算出では、信号処理手段110Aに対して、モデルパラメータE及びηの真値が与えられている場合を想定した。つまり、図6における応力推定値の算出では、モデルパラメータE及びηに対して、E=5.5×10[Pa]、および、η=2.3×10[Pa・s]を設定した。
また、図6における応力推定値の算出では、信号処理手段110Aに対して、モデルパラメータEの真値が与えられている場合と、モデルパラメータEの真値とは異なる値が与えられている場合と、の双方のケースを想定した。具体的には、波形G20により示される応力推定値の算出の際には、モデルパラメータEに真値、すなわち、E=2.0×10[Pa]を設定した。一方、波形G21により示される応力推定値の算出の際には、モデルパラメータEに真値とは異なる値、E=0.5×10[Pa]を設定し、波形G22により示される応力推定値の算出の際には、モデルパラメータEに真値とは異なる値、E=3.5×10[Pa]を設定した。
図6における波形G20と図5における波形G10とを比較すれば明らかなように、モデルパラメータEおよびηに加えてEの値が真値であれば、波形G10で表された伸縮センサ20に対して与えられた応力を精度よく推定できていることが分かる。そして、図6における波形G20と波形G21及び波形G22を比較すれば明らかなように、信号処理手段110Aに対して与えられるモデルパラメータEの値の真値からのずれが大きくなるほど、信号処理手段110Aにおいて算出される応力推定値と、波形G10で表された伸縮センサ20に対して実際に与えられた応力との間の誤差が大きくなる。
図7は、波形G11と、応力推定値を表す波形G30〜G32と、を示す。図7における応力推定値の算出では、信号処理手段110Aに対して、モデルパラメータE及びηの真値が与えられている場合を想定した。つまり、図6における応力推定値の算出では、モデルパラメータE及びηに対して、E=2.0×10[Pa]、および、η=2.3×10[Pa・s]を設定した。
また、図7における応力推定値の算出では、信号処理手段110Aに対して、モデルパラメータEとして、波形G30により示される応力推定値の算出の際には、真値であるE=5.5×10[Pa]を設定し、波形G31により示される応力推定値の算出の際には、真値とは異なるE=3.5×10[Pa]を設定し、波形G32により示される応力推定値の算出の際には、真値とは異なるE=7.0×10[Pa]を設定した。
図7における波形G30と図5における波形G10とを比較すれば明らかなように、モデルパラメータEおよびηに加えてEの値が真値であれば、波形G10で表された伸縮センサ20に対して与えられた応力を精度よく推定できていることが分かる。そして、図6における波形G30と波形G31及び波形G32を比較すれば明らかなように、信号処理手段110Aに対して与えられるモデルパラメータEの値の真値からのずれが大きくなるほど、アンダーシュートまたはオーバシュートに起因して、信号処理手段110Aにおいて算出される応力推定値と、波形G10で表された伸縮センサ20に対して与えられた応力との間の誤差が大きくなる。但し、信号処理手段110Aに対して与えられるモデルパラメータEの値が真値からずれた場合には、モデルパラメータEの値が真値からずれた場合と比較して、信号処理手段110Aにおいて算出される応力推定値と、波形G10で表された伸縮センサ20に対して実際に与えられた応力との間の誤差は小さい。
図8は、波形G11と、応力推定値を表す波形G40〜G42と、を示す。図8における応力推定値の算出では、信号処理手段110Aに対して、モデルパラメータE及びEの真値が与えられている場合を想定した。つまり、図8における応力推定値の算出では、モデルパラメータE及びEに対して、E=2.0×10[Pa]、および、E=5.5×10[Pa]を設定した。
また、図8における応力推定値の算出では、信号処理手段110Aに対して、モデルパラメータηとして、波形G40により示される応力推定値の算出の際には、真値であるη=2.3×10[Pa・s]を設定し、波形G41により示される応力推定値の算出の際には、真値とは異なるη=1.1×10[Pa・s]を設定し、波形G42により示される応力推定値の算出の際には、真値とは異なるη=3.2×10[Pa・s]を設定した。
図8における波形G40と図5における波形G10とを比較すれば明らかなように、モデルパラメータEおよびEに加えてηの値が真値であれば、波形G10で表された伸縮センサ20に対して与えられた応力を精度よく推定できていることが分かる。そして、図8における波形G40と波形G41及び波形G42を比較すれば明らかなように、信号処理手段110Aに対して与えられるモデルパラメータηの値の真値からのずれが大きくなるほど、アンダーシュートまたはオーバシュートに起因して、信号処理手段110Aにおいて算出される応力推定値と、波形G10で表された伸縮センサ20に対して実際に与えられた応力との間の誤差が大きくなる。但し、信号処理手段110Aに対して与えられるモデルパラメータηの値が真値からずれた場合には、モデルパラメータEの値が真値からずれた場合と比較して、信号処理手段110Aにおいて算出される応力推定値と、波形G10で表された伸縮センサ20に対して実際に与えられた応力との間の誤差は小さい。また、信号処理手段110Aに対して与えられるモデルパラメータηの値が真値からずれた場合には、モデルパラメータEの値が真値からずれた場合と比較して、信号処理手段110Aにおいて算出される応力推定値と、波形G10で表された伸縮センサ20に対して実際に与えられた応力との間の誤差は大きい。
図9は、実測データを示す図である。具体的には、図9における波形G50は、伸縮センサ20の出力する出力信号により表される、伸縮センサ20に生じた歪みを示す波形である。また、波形G51は、信号処理装置10Aが、伸縮センサ20からの出力信号を補正した場合に、当該補正後の信号により表される、伸縮センサ20に対して与えられた応力の推定値を示す波形である。図9における応力推定値の算出では、信号処理手段110Aに対して与えられるモデルパラメータの値を、E=3.0×10[Pa]、E=11.0×10[Pa]、η=5.66×10[Pa・s]と設定した。図9の波形G51と図5の波形G11とを比較すれば明らかなように、信号処理装置10Aが、伸縮センサ20からの出力信号を補正することで、当該出力信号における立ち下りの遅れが解消されていることが分かる。
以上説明したように本実施形態によれば、例えば、伸縮センサ20に設けられたゴム等の粘弾性に起因して、伸縮センサ20の出力信号の立ち下りに遅れが発生していたとしても、信号処理手段110Aが、当該出力信号の立ち下りの遅れを補正する。このため、本実施形態によれば、伸縮センサ20に加わった応力を正確に推定することが可能になり、伸縮センサ20が収縮する際の追従性を従来よりも向上させることが可能になる。
(B:第2実施形態)
図10は、本発明の第2実施形態による信号処理装置10Bの構成例を示す図である。図10と図1とを比較すれば明らかなように信号処理装置10Bの構成は信号処理手段110Aに代えて信号処理手段110Bを設けた点が信号処理装置10Aの構成と異なる。図10に示すように信号処理手段110Bは、絶対値算出部112、包絡線検出部114、ゲイン設定部116および乗算部118を有する。
絶対値算出部112は、伸縮センサ20の出力信号の振幅の絶対値を算出し、包絡線検出部114に与える。包絡線検出部114は、絶対値算出部112の出力信号の包絡線を検出し、当該包絡線の信号レベルを表すデータと絶対値算出部112の出力信号とをゲイン設定部116に与える。ゲイン設定部116には、Q個のゲインテーブルTB[1]〜TB[Q]が格納されている(Qは、2以上の自然数)。ゲインテーブルTB[q]には、閾値TH[q]が設定されている(qは、1≦q≦Qを満たす自然数)。ここで、Q個の閾値TH[1]〜TH[Q]は、互いに異なる値である。図11は、ゲインテーブルTB[q]の格納内容を示す図である。ゲインテーブルTB[q]には、入力値が、閾値TH[q]以上である場合には当該入力値と同じ出力値とし、入力値が、閾値TH[q]よりも小さい場合、出力値を入力値よりも小さくするような、ゲインの値が予め格納されている。ゲイン設定部116は、ゲインテーブルTB[1]〜TB[Q]の中から、包絡線検出部114から与えられる包絡線レベルに応じた閾値TH[q]を有するゲインテーブルTB[q]を選択する。そして、ゲイン設定部116は、当該選択したゲインテーブルTB[q]の格納内容と、絶対値算出部112の出力信号値とに応じて定まるゲインgを乗算部118に設定する。乗算部118は、伸縮センサ20の出力信号を、ゲイン設定部116により設定されたゲインgで増幅して出力する増幅手段である。なお、ゲイン設定部116及び乗算部118は、入力信号に対する出力信号のダイナミックレンジを制御する、所謂エキスパンダである。
図12は、本実施形態の効果を説明するための図である。図12における波形G61は、信号処理装置10Bへの入力信号の波形を表し、波形G62は、同入力信号の包絡線を表す。そして、図12における波形G63は、信号処理装置10Bの出力信号の波形を表す。図12に示すように、本実施形態によれば、信号処理装置10Bへの入力信号が立ち下り、包絡線レベルを下回ると、当該入力信号を増幅する増幅手段におけるゲイン、すなわち、増幅率が引き下げられ、信号処理装置10Bの出力信号の立ち下がりが急峻になる。このため、伸縮センサ20の出力信号の立ち下りに遅れが生じていたとしても、その遅れが補正され、伸縮センサ20の収縮に対する、信号処理装置10Bから出力される出力信号の追従性を、従来よりも向上させることができる。なお、本実施形態において伸縮センサ20の出力信号の包絡線レベルに基づいてゲインgを設定したのは、伸縮センサ20の出力信号そのものでは変化が激しすぎるため、信号処理装置10Bからの出力があばれる可能性があるからである。
前述した第1実施形態では、伸縮センサ20に加わった応力を精度良く推定するには、モデルパラメータE、Eおよびηに真値またはそれに近い値を設定しておくことが必要であり、そのためには、これらモデルパラメータに対応する物理定数の測定を行っておくことが必要となる。これに対して、本実施形態では、上記物理定数の測定等を行っておく必要はなく、第1実施形態に比較して事前準備の手間を軽減することが可能になる、といった効果が奏される。加えて、本実施形態によれば、第1実施形態に比較して少ない計算量で収縮時の追従性を向上させることができる、といった効果も奏される。
(C:変形)
以上本発明の第1および第2実施形態について説明したが、これら実施形態を以下のように変形しても良い。
(1)上記各実施形態の伸縮センサ20はCNT歪みセンサであったが、非特許文献1に開示の組紐センサであっても良い。組紐センサにおいても、その構造に起因して収縮時の信号の波形変化に遅れが発生するからである。また、上記各実施形態では、伸縮センサ20の出力信号における立ち下がりの遅延を補正する場合について説明したが、要は、物理変化に応じた出力信号が立ち上がり、当該物理変化とは逆の物理変化に応じて出力信号が立ち下がるセンサであって、その構造に起因して出力信号の立ち下りが立ち上がりに比較して遅れるセンサであれば、本発明を適用することで出力信号の非対称性を解消することができる。
また、上記実施形態では、伸縮センサ20からの出力信号の立ち下がりが立ち上がりに比較して遅れる場合において、当該出力信号の非対称性を解消することが可能な信号処理装置10A及び10Bを例示したが、本発明はこのような態様に限定されない。伸縮センサが、立ち上がりが立ち下がりに比較して遅れる信号を出力する場合においても、当該出力信号の非対称性を解消することは可能である。
例えば、第1実施形態の信号処理装置10Aは、出力信号の立ち上がりが立ち下がりに比較して遅れるセンサについても当該出力信号の非対称性を解消可能である。
また、第2実施形態の信号処理装置10Bであれば、受信手段100により受信された信号の包絡線の振幅が所定値を下回った場合に増幅手段である乗算器118における増幅率を引き下げることに代えて、受信手段100により受信された信号の包絡線の振幅が所定値を上回った場合に増幅手段における増幅率を引き上げるようにすればよい。この場合、信号処理装置10Bは、出力信号の立ち上がりが立ち下がりに比較して遅れるセンサについて当該出力信号の非対称性を解消可能である。
(2)上記第1および第2実施形態では、本発明の一実施形態である信号処理装置について説明した。しかし、物理変化に応じて立ち上がり当該物理変化とは逆の物理変化に応じて立ち下がる信号であって、立ち上がりと立ち下がりの一方が他方に対して遅れる信号を出力するセンサの出力信号を受信し、当該遅れを補正する信号処理方法を、CPU(Central Processing Unit)などの一般的なコンピュータに実行させるプログラムを提供しても良い。このようなプログラムの具体的な提供態様としては、フラッシュROM(Read Only Memory)などのコンピュータ読み取り可能な非一過性の記録媒体に上記プログラムを書き込んで配布する態様や、インターネットなどの電気通信回線経由のダウンロードにより上記プログラムを配布する態様が考えられる。このようにして配布されるプログラムにしたがって一般的なコンピュータを作動させることで、当該コンピュータを本発明の信号処理装置として機能させることが可能になるからである。
<本発明の好適な態様>
上述した実施形態及び変形例の記載より把握される本発明の好適な態様を以下に例示する。
本発明の第1の態様に係る信号処理方法は、物理変化に応じて立ち上がり物理変化とは逆の物理変化に応じて立ち下がる信号を出力するセンサから信号を受信するステップと、受信された信号の立ち上がりと立ち下がりの一方が他方に対して遅れる場合に、遅れを補正するステップと、を有することを特徴とする。
この態様によれば、センサから出力される信号の非対称性を解消することができる。
本発明の第2の態様に係る信号処理方法は、第1の態様に係る信号処理方法において、物理変化が、センサに設けられた物体の電気抵抗の変化である、ことを特徴とする。
この態様によれば、センサを用いて物体の電気抵抗の変化を計測する際に、当該物理変化を精度よく計測することができる。
本発明の第3の態様に係る信号処理方法は、第1または第2の態様に係る信号処理方法において、補正するステップでは、カルマンフィルタを用いて遅れを補正する、ことを特徴とする。
この態様によれば、センサから出力される信号の非対称性を解消することができる。
本発明の第4の態様に係る信号処理方法は、第1または第2の態様に係る信号処理方法において、補正するステップが、受信された信号の包絡線の振幅と所定値との比較結果に応じて増幅率を決定するステップと、受信された信号の振幅を、増幅率に応じて調整するステップと、を有することを特徴とする。
この態様によれば、センサから出力される信号の非対称性を解消することができる。
本発明の第5の態様に係る信号処理方法は、第4の態様に係る信号処理方法において、信号は立ち上がりに対して立ち下りが遅れる信号であり、補正するステップでは、受信された信号の包絡線の振幅が所定値を下回った場合に増幅率を引き下げる、ことを特徴とする。
この態様によれば、センサから出力される信号の非対称性を解消することができる。
本発明の第5の態様に係る信号処理方法は、第4の態様に係る信号処理方法において、信号は立ち下がりに対して立ち上がりが遅れる信号であり、補正するステップでは、受信された信号の包絡線の振幅が所定値を上回った場合に増幅率を引き上げる、ことを特徴とする。
この態様によれば、センサから出力される信号の非対称性を解消することができる。
本発明の第7の態様に係る信号処理装置は、物理変化に応じて立ち上がり物理変化とは逆の物理変化に応じて立ち下がる信号を出力するセンサから信号を受信する受信手段と、受信手段により受信される信号の立ち上がりと立ち下がりの一方が他方に対して遅れる場合に、遅れを補正する処理を行う信号処理手段と、を有することを特徴とする。
この態様によれば、センサから出力される信号の非対称性を解消し、また、センサを用いて物理変化を計測する際に当該物理変化に対する補正後の信号の追従性を向上させることができる。
10A、10B…信号処理装置、100…受信手段、110A、110B…信号処理手段、112…絶対値算出部、114…包絡線検出部、116…ゲイン設定部、118…乗算器、20…伸縮センサ。

Claims (6)

  1. 測定体の伸長または収縮の一方における物理変化に応じて立ち上がり、前記測定体の伸長または収縮の他方における物理変化に応じて立ち下がる信号を出力する伸縮センサから前記信号を受信するステップと、
    前記受信された信号の立ち上がりと立ち下がりの一方が他方に対して遅れる場合に、前記遅れを補正するステップと、
    を有し、
    前記補正するステップは、
    前記受信された信号の包絡線の振幅と所定値との比較結果に応じて増幅率を決定するステップと、
    前記受信された信号の振幅を、前記増幅率に応じて調整するステップと、
    を有する、
    ことを特徴とする信号処理方法。
  2. 前記物理変化は、前記伸縮センサに設けられた物体の電気抵抗の変化である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理方法。
  3. 前記信号は立ち上がりに対して立ち下りが遅れる信号であり、
    前記補正するステップでは、
    前記受信された信号の包絡線の振幅が所定値を下回った場合に前記増幅率を引き下げる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の信号処理方法。
  4. 前記信号は立ち下がりに対して立ち上がりが遅れる信号であり、
    前記補正するステップでは、
    前記受信された信号の包絡線の振幅が所定値を上回った場合に前記増幅率を引き上げる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の信号処理方法。
  5. 測定体の伸長または収縮の一方における物理変化に応じて立ち上がり、前記測定体の伸長または収縮の他方における物理変化に応じて立ち下がる信号を出力する伸縮センサから前記信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信される信号の立ち上がりと立ち下がりの一方が他方に対して遅れる場合に、前記遅れを補正する処理を行う信号処理手段と、
    前記信号処理手段は、
    前記受信された信号の包絡線の振幅と所定値との比較結果に応じて増幅率を決定する決定手段と、
    前記受信された信号の振幅を、前記増幅率に応じて調整する調整手段と、
    を有することを特徴とする信号処理装置。
  6. コンピューターを、
    測定体の伸長または収縮の一方における物理変化に応じて立ち上がり、前記測定体の伸長または収縮の他方における物理変化に応じて立ち下がる信号を出力する伸縮センサから前記信号を受信する受信手段、および、
    前記受信手段により受信される信号の立ち上がりと立ち下がりの一方が他方に対して遅れる場合に、前記遅れを補正する処理を行う信号処理手段、
    として機能させ、
    前記信号処理手段は、
    前記受信された信号の包絡線の振幅と所定値との比較結果に応じて増幅率を決定する決定手段、および、
    前記受信された信号の振幅を、前記増幅率に応じて調整する調整手段、
    を有することを特徴とするプログラム。
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