JP2015147038A - サポータ - Google Patents

サポータ Download PDF

Info

Publication number
JP2015147038A
JP2015147038A JP2014200013A JP2014200013A JP2015147038A JP 2015147038 A JP2015147038 A JP 2015147038A JP 2014200013 A JP2014200013 A JP 2014200013A JP 2014200013 A JP2014200013 A JP 2014200013A JP 2015147038 A JP2015147038 A JP 2015147038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
expansion
contraction
supporter
lower limb
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014200013A
Other languages
English (en)
Inventor
鈴木 克典
Katsunori Suzuki
克典 鈴木
保郎 奥宮
Yasuo Okumiya
保郎 奥宮
谷高 幸司
Koji Tanitaka
幸司 谷高
倫抽 仁科
Michinuku Nishina
倫抽 仁科
雅人 森
Masahito Mori
雅人 森
義人 塚原
Yoshito Tsukahara
義人 塚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sigmax Co Ltd
Yamaha Corp
Original Assignee
Nippon Sigmax Co Ltd
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sigmax Co Ltd, Yamaha Corp filed Critical Nippon Sigmax Co Ltd
Priority to JP2014200013A priority Critical patent/JP2015147038A/ja
Publication of JP2015147038A publication Critical patent/JP2015147038A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

【課題】 人体に負荷を与えることなく、人体の動きを正確に検出することを可能とするサポータを提供する。
【解決手段】 サポータ1は、下肢部の周囲に装着される装着部10と、この装着部10に固定された伸縮検出部11とを有する。伸縮検出部11は、装着部10とともに伸縮する部材であり、装着部10が下肢部に装着された状態において、下肢部の周径方向に沿った当該部材の伸縮を検出する。このサポータによれば、サポータを装着した使用者が運動し、下肢部の周径が変化した場合、その周径の変化により装着部10及び伸縮検出部11が伸縮し、その伸縮量が検出される。
【選択図】図1

Description

本発明は、人体の動きを検出する機能を備えたサポータに関する。
近年、高齢者を中心に運動器症候群(ロコモティブ症候群)の患者が増加している。運動器症候群とは、骨や関節、筋肉などの体を支えたり動かしたりする運動器の機能が低下し、要介護や寝たきりになる危険性を伴う病気という。そこで、このような運動器症候群の予防や治療のために、患者の体力に合わせて無理なくできるトレーニング方法が検討されている。
ところで、このようなトレーニングをより効果的に実施するためには、トレーニング時における関節の曲げ運動や人体の動きを検出して記録し、患者が必要な運動を行ったかどうかを客観的に確認する必要がある。
このような運動に伴う人体の各部の動きを検出する手段として、従来、曲げ応力を検出する歪センサがあった。例えば、引用文献1には、歪センサにより上肢部における関節の曲げ運動を検出するサポータが開示されている。
実開平6−036097号公報
しかしながら、引用文献1に記載の技術では、使用者がサポータを装着すると、歪センサが関節の屈曲部を跨った状態で固着される。そのため、使用者は、関節を曲げると、歪センサ自体の弾性力により、関節の曲げ運動を妨げる向きに抵抗力を感じることになる。このように引用文献1に記載の技術は、使用者に負荷を与えるという問題がある。
この発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、人体に負荷を与えることなく、人体の動きを正確に検出することができるサポータを提供することにある。
この発明は、下肢部の周囲に装着され、前記下肢部の膨張収縮に応じて伸縮する装着部と、前記装着部に固定され、前記装着部とともに伸縮する部材であり、前記下肢部に装着された前記装着部における前記下肢部の周径方向に沿った当該部材の伸縮を検出する伸縮検出部とを具備することを特徴とするサポータを提供する。
かかるサポータによれば、使用者が装着部を下肢部に装着して運動し、この運動により下肢部の周径が変化すると、この下肢部の周径の変化に応じて伸縮検出部が伸縮し、伸縮検出部によりその伸縮量が検出される。従って、使用者に負担を掛けることなく、使用者が運動するときの下肢部の筋肉の動きを正確に検出することができる。また、この発明によれば、筋肉が動くことによる下肢部の周径の変化を検出するので、例えば踵の上げ下げ運動等、関節の曲げ角度の変化として捉えることが困難な使用者の動きを正確に検出することができる。
この発明の第1実施形態であるサポータ1の構成を示す平面図である。 同実施形態におけるサポータ1の下肢部への固定態様を示す背面図である。 同実施形態における伸縮検出部の構成を示す上面図、断面図及び下面図である。 同実施形態におけるサポータ1の伸縮検出部及び信号処理部の機能構成を示すブロック図である。 同実施形態においてサポータ1を下肢部に装着した使用者が踵の上げ下げ運動をしている様子を示す側面図及び背面図である。 この発明の他の実施形態であるサポータ1における伸縮検出部の位置を示す図である。 この発明の他の実施形態であるサポータ1における伸縮検出部及び歪センサの位置を示す図である。 同実施形態において伸縮検出部及び歪センサにより得られる出力電圧波形を示す図である。 この発明の第2実施形態であるサポータ1Aの構成を示す平面図である。 本実施形態によるサポータ1Aの使用者の足首への固定態様を示す斜視図および側面図である。 本実施形態によるサポータ1Aの効果を説明するための図である。
<第1実施形態>
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の第1実施形態であるサポータ1の構成を示す平面図である。以下の説明においては、使用者がサポータ1を下肢部に装着した時、下肢部に接する側の面をサポータ1の下面、その裏側を上面とする。
本実施形態によるサポータ1は、図1に示すように、布状の装着部10と、この装着部10の上面に設けられた伸縮検出部11、信号処理部12および配線13とを有する。ここで、伸縮検出部11と信号処理部12は、配線13により接続されている。
装着部10は、使用者の下肢部に装着される部材であり、ゴム、布製ゴム等の弾力性および可撓性を有する材料で形成されている。図1に示すように、装着部10は、凡そ右半分が4本の帯状部分10_1〜10_4に分断されている。装着部10において、これらの帯状部分10_1〜10_4の先端部の下面には面ファスナの雄部14aが固定され、帯状部分10_1〜10_4の反対側の端部上面には、面ファスナの雌部14bが各々固定されている。
装着部10は、使用者の下肢部の周囲に巻かれ、帯状部分10_1〜10_4の各先端の面ファスナの雄部14aが装着部10に固定された面ファスナの雌部14bに接着されることにより、下肢部の周囲に装着される。従って、以下では便宜上、装着部10において面ファスナの雄部14aとこれに接着される面ファスナの雌部14bとを結ぶ線分の方向を装着部10の周径方向という。装着部10を下肢部に装着する時の着圧指数については特に制限はないが、10〜40hPaの範囲内であることが望ましい。このような着圧指数とすることにより、装着部10によって筋肉が過度に締め付けられることを防止でき、筋肉のスムーズな伸縮が可能となる。なお、面ファスナの雄部14aと雌部14bの位置関係を逆にしてもよい。
装着部10において、帯状部分10_3および10_4間のスリットは、帯状部分10_1および10_2間のスリット、帯状部分10_2および10_3間のスリットよりも浅い。そして、装着部10における帯状部分10_3および10_4の付け根近傍には、伸縮検出部11が固定されている。
この伸縮検出部11は、長手方向に伸縮自在な部材であり、長手方向に沿った伸縮量を検出する機能を有する。そして、伸縮検出部11は、装着部10の周径方向に長手方向を一致させて装着部10に固定されている。
図2は、本実施形態によるサポータ1の使用者の下肢部への固定態様を示す背面図である。なお、図2では下肢部を一点鎖線で示している。また、図2では、図面の煩雑化を避けるため、配線13および信号処理部12の図示を省略している(図5以降も同様)。
図2に示す例において、装着部10は、最も上の帯状部分10_1を膝裏の上方に位置させ、その次の帯状部分を膝裏に位置させ、帯状部分10_3および10_4を膝裏の下方の下腿三頭筋上部に位置させ、使用者の下肢部に固定されている。上述したように、伸縮検出部11は、装着部10の周径方向に長手方向を一致させて装着部10に固定されている。このため、図2に示すように装着部10が下肢部に装着された状態において、伸縮検出部11の長手方向である伸縮方向は、下肢部の周径方向と一致する。また、伸縮検出部11は、使用者の下肢部の下腿三頭筋上部に位置する。
図3(a)〜(c)は、本実施形態における伸縮検出部11の構成を示す図である。ここで、図3(b)は、図3(a)のI−I’線断面図、図3(a)は図3(b)における伸縮検出部11を矢印A方向から見た上面図、図3(c)は図3(b)における伸縮検出部11を矢印B方向から見た下面図である。
図3(a)に示すように、伸縮検出部11は、略長方形状の伸縮部101と、この伸縮部101の長手方向両側に固定された非伸縮部102_1及び102_2とにより構成されている。図3(c)に示すように、非伸縮部102_1及び102_2の端部は、伸縮部101の両端部と重なり合って固着されている。伸縮部101は、可撓性を有するとともに、引っ張り応力に応じて伸縮する扁平な部材により構成されている。一方、非伸縮部102_1及び102_2は、高摩擦係数を有する扁平な硬質部材により構成されている。非伸縮部102_1及び102_2に用いられる部材は、伸縮検出部11の一部としてサポータ1へ装着されるため、若干伸縮性を有していてもよい。ただし、非伸縮部として機能するためには、伸縮部101と比較して伸縮されにくい部材が用いられる必要がある。
図3(a)及び(b)に示すように、伸縮部101の上面には歪センサ103が着設されている。この歪センサ103は、長手方向に沿った応力により伸縮する抵抗体であり、その伸縮量に比例して抵抗値を変化させる性質を有する。本実施形態では、この歪センサ103として、カーボンナノチューブ(CNT)を用いたCNTセンサが用いられている。
伸縮検出部11は、キノコ型ベルクロ(登録商標)およびスナップボタンにより装着部10に固定されている。ここで、キノコ型ベルクロとは、2枚のナイロンテープの組からなる面ファスナの一種であり、一方のナイロンテープは鉤状の微小な突起を有する雄部、他方のナイロンテープは無数の輪が密生した雌部となっている。図示の例では、2個のキノコ型ベルクロの雄部104が、伸縮部101の両端と非伸縮部102_1及び非伸縮部102_2とが各々重なり合った領域に固定されている。一方、2個のキノコ型ベルクロの雌部は装着部10に固定されている。これらのキノコ型ベルクロの雄部104を装着部10の雌部に接着させることにより、伸縮部101の両端が装着部10に固定される。
なお、この例では、キノコ型ベルクロの雄部104を伸縮検出部11に、雌部を装着部10に固定したが、雌部を伸縮検出部11に、雄部104を装着部10に固定してもよい。また、図3(c)に示す例では、キノコ型ベルクロを略長方形状としたが、接合状態を維持することができさえすれば、任意の形状や大きさのものを用いてもよい。
一方、スナップボタンは、先端に頭部を有する軸上の雄部と、この雄部が嵌合されるリング状の雌部とからなる雄雌嵌合構造を有するボタンである。図3に示す例では、スナップボタンの雄部105が、非伸縮部102_1及び102_2の各々の両端部のうちキノコ型ベルクロ104が取り付けられていない側の各端部(すなわち、伸縮検出部11の両端部)に固定されている。
ここで、非伸縮部102_1及び102_2には図示しない導電性配線が縫いこまれており、導電性配線は歪センサ103とスナップボタンの雄部105とを電気的に接続する。また、スナップボタンの雌部には図1に示す配線13が接続されている。従って、これらのスナップボタンの各雄部105を装着部10に固定された各雌部に嵌合させることにより、非伸縮部102_1及び102_2が装着部10に固定されると同時に歪センサ103が配線13へ電気的に接続される。
以上のように、伸縮部101の両端は、キノコ型ベルクロにより装着部10に固定されるとともに、非伸縮部102_1及び102_2を各々介してスナップボタンにより装着部10に固定される。また、このとき歪センサ103は両端に接続された導電性配線や配線13等を介して信号処理部12に接続される。
本実施形態において、伸縮部101は、装着部10と同じ素材により構成されている。また、歪センサ103のヤング率(縦弾性係数)は十分に低い。従って、装着部10が下肢部に装着された状態において下肢部の膨張収縮に応じて伸縮する際、伸縮部101および歪センサ103が装着部10の伸縮を妨げることは殆どなく、伸縮部101および歪センサ103は、装着部10とともに伸縮する。また、本実施形態において、装着部10、伸縮部101および歪センサ103は、引っ張り応力に応じて自在に伸縮する部材であるため、サポータ1を着用した使用者の負担となることはない。
図4は、本実施形態における伸縮検出部11および信号処理部12の機能構成を示すブロック図である。信号処理部12は、図4に示すように、電圧変換手段201、A/D変換手段202、変調手段203および送信手段204により構成される。
電圧変換手段201は、図1に示す2本の配線13、2個のスナップボタンの雄部105および図示しない雌部、図3(a)および(b)に示す非伸縮部102_1及び102_2が各々備える導電性配線を介して、歪センサ103の両端に接続されている。この電圧変換手段201は、歪センサ103の抵抗値に応じた電圧を出力する回路であり、例えばホイートストンブリッジにより構成されている。A/D変換手段202は、電圧変換手段201の出力電圧を一定のサンプリングレートでサンプリングし、デジタル信号に変換する回路である。変調手段203は、A/D変換手段202が出力するデジタル信号により搬送波を変調する回路である。送信手段204は、変調手段203によって変調された搬送波を図示しない外部装置に無線送信する回路である。
図5(a)及び(c)は、サポータ1を装着した使用者が踵を地面につけたときの下肢部の状態を示す側面図及び背面図、図5(b)及び(d)は同使用者が踵を地面から上げたときの下肢部の状態を示す側面図及び背面図である。以下、この図を参照し、本実施形態の動作を説明する。
使用者は、前掲図2のように、装着部10を下肢部の周囲に巻き、装着部10の帯状部分10_1〜10_4に固定された面ファスナの雄部14aを、装着部10の左側端部に固定された面ファスナの雌部14bに接着させ、装着部10を下肢部に固定する。なお、装着部10は下肢部に直接装着してもよいし、被服の上から装着してもよい。
踵を地面につけて起立した使用者が、踵を地面から上げると、使用者のふくらはぎの筋肉が上方向に移動し、下肢部における下腿三頭筋上部の周径が増加する(図5(b)及び(d)参照)。この結果、装着部10において下腿三頭筋上部を囲っている領域の周径が伸び、伸縮検出部11における伸縮部101及び歪センサ103が長手方向に伸びる。これにより歪センサ103の抵抗値が増加し、電圧変換手段201の出力電圧が例えば正方向に変化する。
その後、使用者が地面から上げた踵を再び地面につけると、使用者のふくらはぎが下肢部の下方向に移動し、下肢部における下腿三頭筋上部の周径が減少する(図5(a)及び(c)参照)。この結果、装着部10において下腿三頭筋上部を囲っている領域の周径が縮み、伸縮検出部11における伸縮部101及び歪センサ103が長手方向に縮む。これにより歪センサ103の抵抗値が減少し、電圧変換手段201の出力電圧が例えば負方向に変化する。
A/D変換手段202は、このようにして変化する電圧変換手段201の出力電圧をサンプリングしてデジタル信号に変換する。このようにして得られるデジタル信号は、変調手段203および送信手段204を経ることにより無線信号となって、図示しない外部装置に送信される。外部装置では、このようにして送信されるデジタル信号から電圧変換手段201の出力電圧波形が求められ、この出力電圧波形に基づき使用者の下肢部の運動の解析が行われる。
以上説明した本実施形態によれば、次の効果が得られる。まず、従来技術の下では、使用者の体の部位に歪センサを固定し、使用者が体の部位を曲げることによって歪センサに加わる曲げ応力を歪センサにより検出し、使用者の体の動きを検出していた。このため、従来技術では、歪センサを曲げる負担を使用者に与えていた。これに対し、本実施形態では、伸縮検出部11の固定された装着部10を使用者の下肢部の周囲に装着し、この装着部10の伸縮に伴う伸縮検出部11の伸縮を検出することにより使用者の動きを検出する。このため、本実施形態によれば、使用者に歪センサを曲げることによる負担を掛けることなく、使用者の運動を検出することができる。また、本実施形態によれば、装着部10が周囲に固定された下肢部の膨張収縮を検出するので、踵の上げ下ろし等、関節の曲げ角度の変化として検出することができない運動を正確に検出することができる。
<第1実施形態の変形例>
以上、この発明の第1実施形態について説明したが、第1実施形態の変形例として次のものがある。
(1)上記実施形態では、サポータ1を使用者の下肢部に装着した状態において伸縮検出部11が使用者の下腿三頭筋上部に位置するように装着部10における伸縮検出部11の位置を決定したが、装着部10における伸縮検出部11の設置態様はこれに限定されるものではない。図6(a)〜(c)は、この発明の他の実施形態であるサポータ1を使用者の下肢部に装着した場合における伸縮検出部11の位置を示す図である。なお、図6(a)〜(c)では装着部10の図示を省略している。
図6(a)に示す例では、使用者の下肢部に装着された装着部10において使用者の下腿三頭筋上部及び下部と各々対向する位置に2個の伸縮検出部11が固定されている。また、上記実施形態と同様、各伸縮検出部11は、装着部10が使用者の下肢部に装着された状態において、各々の長手方向が下肢部の周径方向に一致するように装着部10に固定されている。
この態様によれば、踵の上げ下げや膝を屈曲・伸展させた時の、下腿三頭筋上部及び下部に対応する部位の周径の変化を2個の伸縮検出部11により検出することができる。
また、この態様によれば、使用者が踵の上げ下げ運動を行う場合のその運動の検出感度を高めることができる。さらに詳述すると、次の通りである。
まず、使用者が踵を地面から上げた場合、ふくらはぎの筋肉が上方に移動するので、下肢部における下腿三頭筋下部の周径が縮み、下腿三頭筋上部の周径が伸びる。このため、2個の伸縮検出部11のうち下腿三頭筋下部に位置する伸縮検出部11に接続された電圧変換手段201の出力電圧が例えば負方向に変化し、下腿三頭筋上部に位置する伸縮検出部11に接続された電圧変換手段201の出力電圧が正方向に変化する。
次に使用者が踵を地面に下した場合、ふくらはぎの筋肉が下方に移動するので、下肢部における下腿三頭筋下部の周径が伸び、下腿三頭筋上部の周径が縮む。このため、2個の伸縮検出部11のうち下腿三頭筋下部に位置する伸縮検出部11に接続された電圧変換手段201の出力電圧が例えば正方向に変化し、下腿三頭筋上部に位置する伸縮検出部11に接続された電圧変換手段201の出力電圧が負方向に変化する。
このように使用者が踵の上げ下げ運動を行った場合、2個の電圧変換手段201から互いに逆方向に変化する出力電圧が得られる。従って、2個の電圧変換手段201の出力電圧の差電圧を検出する差分検出手段を設けることにより、使用者によって行われる踵の上げ下げ運動を高い感度で検出することができる。
図6(b)に示す例では、使用者の下肢部に装着された装着部10において使用者の前脛骨筋と対向する位置に伸縮検出部11が固定されている。この態様によれば、使用者がスクワットを行った場合に、前脛骨筋の緊張による下腿部の周径の変化を伸縮検出部11により検出することができる。
図6(c)に示す例では、使用者の下肢部に装着された装着部10において使用者の大腿四頭筋及び膝蓋腱と各々対向する位置に2個の伸縮検出部11が固定されている。この態様によれば、大腿部と対向する伸縮検出部11により、使用者が膝を屈曲させたときの大腿部の周径の変化を検出することができる。
また、この態様によれば、膝蓋腱と対向する伸縮検出部11により、使用者が膝を屈曲させたときの膝蓋腱の緊張による膝蓋腱付近の周径の変化を検出することができる。
ここで、使用者が膝を屈曲させたとき、大腿部の周径と、膝蓋腱付近の周径は互いに逆方向に変化する。従って、2個の伸縮検出部11に接続された2個の電圧変換手段201の出力電圧の差電圧を検出する差分検出手段を設けることにより、使用者によって行われる膝の屈曲運動を高い感度で検出することができる。
(2)サポータ1において、上記実施形態における伸縮検出部11と、曲げ応力を検出する歪サンサとを併用してもよい。図7に示す例では、使用者の下肢部に装着された装着部10において使用者の下腿三頭筋下部に伸縮検出部11が固定されている。また、同装着部10において膝関節の屈曲部を跨ぐ領域に曲げ応力を検出する歪センサ109が固定されている。
図8は、このサポータ1を下肢部に装着した使用者がスクワット及び踵上げ下げ動作を行った時に、下腿三頭筋下部に当接する伸縮検出部11に接続された電圧変換手段201から得られた出力電圧と、膝部に当接する歪センサ109に接続された電圧変換手段(電圧変換手段201と同様な回路)から得られた出力電圧の時間変化を示している。この例において、使用者は0msecから17000msecの間はスクワットを、17000msecから35000msecの間は踵上げ下げ運動を行っている。図8に示すように、使用者がスクワットを行っている期間、膝部に当接する歪センサ109に接続された電圧変換手段から大きな振幅の出力電圧が得られる。一方、使用者が踵上げ下げ動作を行っている期間は、下腿三頭筋下部に当接する伸縮検出部11に接続された電圧変換手段201から大きな振幅の出力電圧が得られる。このように、伸縮検出部11を利用することにより、膝関節の曲げ動作を伴わない踵の上げ下げ運動を正確に検出することができる。
(3)伸縮検出部11は必ずしも筋肉の存在する部位に当接させる必要はない。例えば、下腿三頭筋上部の伸縮を検出したい場合は、伸縮検出部11を下腿三頭筋上部の真上から周径方向にずらした位置に当接させても構わない。なぜなら、伸縮検出部11は下肢の周径の変化を検出しているのであるが、筋肉の存在する部位から周径方向にずれた位置に当接されても、筋肉の伸縮に伴う下肢の周径の変化が及ぶからである。
(4)上記実施形態において伸縮検出部11を装着部10に固定するための固定手段として、キノコ型ベルクロ及びスナップボタンを用いたが、これらに代わる他の固定手段を用いることも可能である。例えば接着剤や両面テープ等をこの固定手段として用いてもよい。
(5)伸縮検出部11を固定するための固定手段を装着部10上の複数個所に設けておき、それらのうちの所望の箇所に伸縮検出部11を固定できるようにしてもよい。
(6)上記実施形態では、歪センサ103として、引っ張り応力に応じて伸縮し、その伸縮量に応じて抵抗値の変化する歪センサを用いた。しかし、このような歪センサを用いる代わりに、引っ張り応力に応じて伸縮するバネやゴム等の弾性体と、引っ張り応力に応じて電気的特性が変化するが、伸縮はしない圧電センサ等とを組み合わせたものを使用してもよい。
<第2実施形態>
図9は、この発明の第2実施形態であるサポータ1Aの構成を示す平面図である。図9に示すように、サポータ1Aは、装着部10Aと、この装着部10Aの一端に一端が固定された踵支持部15とを有する。本実施形態におけるサポータ1Aは、使用者の足首に装着される。以下の説明においては、便宜上、踵がある側の領域を足首の背面、踵の反対側の領域を足首の前面と呼ぶ。
装着部10Aは、略長方形状を有し、第1実施形態で示したサポータ1の装着部10と同一の部材で構成される。サポータ1Aの足首への装着時、装着部10Aは、長手方向を足首の周径方向と一致させ、使用者の足首の前面に当接する。より正確には、装着部10Aは、足首における踝の左右両側の領域と、足首の前面を結ぶ領域に当接する。
装着部10Aの上面には、伸縮検出部11、信号処理部12および配線13が固定されている。ここで、伸縮検出部11がその長手方向を装着部10Aの長手方向に一致させて装着部10Aの上面に固定されている。上記第1実施形態と同様、この伸縮検出部11の裏側には歪センサ103(図3参照)が固定されている(図示略)。使用者が装着部10Aを足首の前面に固定すると、伸縮検出部11は主に前脛骨筋腱や長趾伸筋腱、長母趾伸筋腱の上に位置する。伸縮検出部11は、スナップボタンの雄部105を、装着部10Aに固定された図示しない各雌部に嵌合させることにより、装着部10Aに固定される。これにより、歪みセンサ103(図3参照)は配線13へ電気的に接続される。
装着部10Aの上面にはスナップボタンの雄部17_1および17_2が固定されている。スナップボタンの雄部17_1および17_2には、各々配線13が接続されている。
信号処理部12には、図示しないスナップボタンの雌部が2個固定されており、各々がスナップボタンの雄部17_1および17_2に嵌合することにより、信号処理部12は装着部10Aに固定されると同時に、配線13に電気的に接続される。
踵支持部15は、例えばゴムや布等を材料とする紐状の扁平部材であるバンド部15_1〜15_3により構成されている。バンド部15_1および15_2の一端は、各々装着部10Aの一端に固定手段により固定されている。また、バンド部15_1および15_2の他端は、面ファスナの雄部16aに固定手段により固定されている。バンド部15_3は、一端がバンド部15_1の中央付近に、他端がバンド部15_2の中央付近に固定部材により固定され、バンド部15_1および15_2の間を接続する。面ファスナの雄部16aは、装着部10Aの他端に固定された面ファスナの雌部16bに接着される。
図10(a)および(b)は、本実施形態によるサポータ1Aの使用者の足首への固定態様を示す斜視図および側面図である。なお、図10では、図面の煩雑化を避けるため、配線13および信号処理部12の図示を省略している。使用者は、サポータ1Aを自身の足首に装着するにあたり、装着部10Aの長手方向を足首の周径方向に一致させ、装着部10Aを足首周辺部における前脛骨筋腱や長趾伸筋腱、長母趾伸筋腱などに対向させる。そして、使用者は、踵支持部15を足首の背面へ回し、バンド部15_3を踵に当てつつ、面ファスナの雄部16aを装着部10Aに固定された面ファスナの雌部16bに接着する。これにより、踵支持部15が踵に固定されると同時に、サポータ1Aが使用者の足首に固定される。このように、装着部10Aを踵支持部15で使用者の踵に固定することにより、運動動作に伴うサポータ1Aの位置ずれを防止することができる。
図11(a)および(b)は、それぞれサポータ1Aを右足および左足の足首に装着した使用者が各種運動を実施したときに、伸縮検出部11に接続された電圧変換手段201(図4参照)から得られた出力電圧の時間変化を示している。この測定において、被験者は11名(男性9名、女性2名)であり、図11(a)および(b)にはそのうちの1名から取得した測定値が例示されている。この測定において、各被験者は、最初に踵上げを3回実施し、続けて通常のスクワットを3回、通常のスクワットよりも膝を前に出したスクワットを3回、右足上げを2回、左足上げを2回実施した。
図11(a)および(b)に示すように、踵上げ実行時、被験者が踵を上げると、足関節の底屈運動および足指の屈曲運動に作用する筋肉や腱が変位するとともに、関節角度の変化に伴い骨格位置が変化するため、足首の周径が減少し、電圧が減少している。その後、踵を地面に着けると、再び足首の周径が増大し、電圧が増加している。図11(a)および(b)に示すように、踵を地面に着けるときの電圧の変化は、踵を上げる時の変化よりも大きいことが分かる。これは、踵を地面に着ける速度の方が踵を上げる速度よりも速いためである。また、踵を地面に着けた後、もう一度踵を上げるまでの間、一定時間、電圧が変化していない。これは、踵を地面に着けた後、被験者の動きが一瞬停止したためである。このように、サポータ1Aによると、踵上げ実行時における細かな動作の特徴を検出することができる。従って、サポータ1Aによると、動作の正確性に関する情報を定性的かつ定量的に得ることができる。
また、スクワット実行時、膝を曲げると、前脛骨筋など足関節の背屈筋群の収縮に伴う腱の緊張により、足首の周径が増大し、電圧が増大している。その後、膝を伸ばすと、前脛骨筋腱等の弛緩により、足首の周径が減少し、電圧が減少している。この電圧の変化は、通常のスクワットよりも膝を前に突き出すスクワットの実行時においても同様である。しかし、膝を曲げた後、再び膝を伸ばすまでの間における電圧の変化を比較すると、通常のスクワットよりも膝を前に突き出すスクワットを実行した場合、電圧の変化していない時間が短いことが分かる。これは、膝を前に突き出した場合、被験者に大きな負担がかかるため、この負担から解放されようと被験者が急激に膝を伸ばそうとしたためである。このように、サポータ1Aによると、スクワット実行時における細かな動作の特徴を検出することができる。従って、サポータ1Aによると、動作の正確性に関する情報を定性的かつ定量的に得ることができる。
また、右足および左足上げ実行時、電圧にスパイク状の変化が発生している。これは、被験者が片足立ちしている際に重心を安定させようとした結果、軸足が小刻みに震えたためである。このように、サポータ1Aによると、右足および左足上げ実行時におけるバランス感覚に関する情報を定性的かつ定量的に得ることができる。
なお、本実施形態についても各種の変形例が考えられる。例えば本実施形態では、面ファスナにより踵支持部の一端を装着部10Aの一端に固定するようにしたが、踵支持部の両端を装着部10Aの両端に縫い付けて固定してもよい。あるいは踵支持部の両端を装着部10Aの両端に面ファスナにより固定してもよい。
1,1A…サポータ、10,10A…装着部、11…伸縮検出部、12…信号処理部、13…配線、14,16a,16b…面ファスナ、101…伸縮部、102_1,102_2…非伸縮部、103,109…歪センサ、104…キノコ型ベルクロ、17_1,17_2,105…スナップボタン、201…電圧変換手段、202…A/D変換手段、203…変調手段、204…送信手段、15…踵支持部。

Claims (4)

  1. 下肢部の周囲に装着され、前記下肢部の膨張収縮に応じて伸縮する装着部と、
    前記装着部に固定され、前記装着部とともに伸縮する部材であり、前記下肢部に装着された前記装着部における前記下肢部の周径方向に沿った当該部材の伸縮を検出する伸縮検出部と
    を具備することを特徴とするサポータ。
  2. 前記伸縮検出部は、
    両端が前記装着部に固定され、前記両端間の引っ張り応力に応じて伸縮する伸縮部と、
    前記伸縮部の表面に着設され、前記伸縮部とともに伸縮し、その伸縮量を検出する歪センサと
    を具備することを特徴とする請求項1に記載のサポータ。
  3. 前記伸縮検出部を複数有するとともに、前記複数の伸縮検出部のうちの2つの伸縮検出部の検出結果の差分を検出する差分検出手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載のサポータ。
  4. 踵を収容することにより前記装着部を足首における踵の反対側の領域に固定する踵支持部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載のサポータ。
JP2014200013A 2014-01-10 2014-09-30 サポータ Pending JP2015147038A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014200013A JP2015147038A (ja) 2014-01-10 2014-09-30 サポータ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014003029 2014-01-10
JP2014003029 2014-01-10
JP2014200013A JP2015147038A (ja) 2014-01-10 2014-09-30 サポータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015147038A true JP2015147038A (ja) 2015-08-20

Family

ID=53890922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014200013A Pending JP2015147038A (ja) 2014-01-10 2014-09-30 サポータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015147038A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11221269B2 (en) 2016-12-16 2022-01-11 Yamaha Corporation Signal processing device and signal processing method

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001254214A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Kyoto Seni Kogyo:Kk ふくらはぎ用サポータ
JP2001346824A (ja) * 2000-06-07 2001-12-18 Mamoru Tonami 足首サポータ
JP2004357791A (ja) * 2003-06-02 2004-12-24 Sea Shell:Kk 履物
JP2006158833A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Aomori Prefecture シンスプリント用装具
JP2008305199A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Fujitsu Component Ltd 入力システム及びプログラム
JP2010029633A (ja) * 2008-06-30 2010-02-12 Tokai Rubber Ind Ltd 筋肉動の検出方法および筋肉動検出装置
US20100113982A1 (en) * 2008-10-27 2010-05-06 Smith Malcolm J System for measurement and analysis of movement of anatomical joints and/or mechanical systems
JP2012000343A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Tohoku Univ 歩行解析システムおよび歩行解析方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001254214A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Kyoto Seni Kogyo:Kk ふくらはぎ用サポータ
JP2001346824A (ja) * 2000-06-07 2001-12-18 Mamoru Tonami 足首サポータ
JP2004357791A (ja) * 2003-06-02 2004-12-24 Sea Shell:Kk 履物
JP2006158833A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Aomori Prefecture シンスプリント用装具
JP2008305199A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Fujitsu Component Ltd 入力システム及びプログラム
JP2010029633A (ja) * 2008-06-30 2010-02-12 Tokai Rubber Ind Ltd 筋肉動の検出方法および筋肉動検出装置
US20100113982A1 (en) * 2008-10-27 2010-05-06 Smith Malcolm J System for measurement and analysis of movement of anatomical joints and/or mechanical systems
JP2012000343A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Tohoku Univ 歩行解析システムおよび歩行解析方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11221269B2 (en) 2016-12-16 2022-01-11 Yamaha Corporation Signal processing device and signal processing method
US11703411B2 (en) 2016-12-16 2023-07-18 Yamaha Corporation Signal processing device and signal processing method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10556335B2 (en) Wearable robot and method for controlling the same
US20200170547A1 (en) A human intention detection system for motion assistance
Howell et al. Kinetic gait analysis using a low-cost insole
US20110166491A1 (en) Biological signal measuring wearing device and wearable motion assisting apparatus
US20210121355A1 (en) Modular artificial skeletal muscle actuators and exoskeletons powered thereby
KR102071682B1 (ko) 손가락 운동 보조 장치
GB2552358A (en) Rehabilitation device
Saggio et al. Development and evaluation of a novel low-cost sensor-based knee flexion angle measurement system
KR101290172B1 (ko) 근육 활성화도 측정 장치
JP2009195600A (ja) 体動センサおよび体動検出装置
KR101493989B1 (ko) 압전센서를 이용한 재활치료용 재활복
JP2014023795A (ja) 情報生成装置並びに情報生成方法、情報生成用プログラム及び情報記録媒体
TWI780752B (zh) 穿戴式設備
JP2015147038A (ja) サポータ
Kikuchi et al. Development of ankle support shoes with elastomer-embedded flexible joints
KR102169975B1 (ko) 신체 부착형 생체신호 획득 장치 및 그 부착 방법
KR101044876B1 (ko) 자세교정과 근경직 모니터링을 위한 근력강화 옷보조기
Abe et al. Ankle supporter with elastomer-embedded flexible joint
KR101784075B1 (ko) 테이핑 삽입형 무릎 재활 보조기
Kikuchi et al. Development and Evaluation of Dorsiflexion Support Unit Using Elastomer Embedded Flexible Joint
JP4481934B2 (ja) サポータ
KR20160016356A (ko) 플렉서블 소재가 적용된 관절 운동 보조 장치 및 그 제어 방법
JP3223952U (ja) 健康歩行具
JP6445303B2 (ja) 生体電位計測装置
JP6363467B2 (ja) 生体電位計測装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180628

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180814