JP6790662B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、通信機能を備えた電子機器に係わり、より詳細には、親機と子機の間に接続される交流電源の二本の内の一方の電線と通信線を用いて相互に通信を行なう構成に関する。
従来、通信機能を備えた電子機器である空気調和機は、特許文献1に示す構成を用いて室内機と室外機との間で通信を行なっていた。
図7は特許文献1の空気調和機を示すブロック図である。
図7の空気調和機は、親機である室外機100と、子機である室内機200が通信線85と交流電源eの一方の電線150を用いて相互に通信を行なう構成になっている。
室外機100は交流電源eをダイオードD1で整流し、コンデンサC1で平滑し、ツェナーダイオードZD1で電圧を安定化させる通信用電源83を備えている。そして、コンデンサC1の正極から室外機100の送信部であるフォトカプラ70、室外機100の受信部であるフォトカプラ80、通信線85、室内機200の送信部であるフォトカプラ270、室内機200の受信部であるフォトカプラ280、交流電源eの一方の電線150、コンデンサC1の負極に至る閉ループに流れる電流をフォトカプラ70、又は、フォトカプラ270がオンオフすることでフォトカプラ80とフォトカプラ280がオンオフとなり、室外機100と室内機200のが相互に通信する構成になっている。
この室外機100が室内機200からいつでもデータを受け取れるようにするためには、常に通信用電源83を動作させて前述した閉ループに電流を供給する必要がある。この結果、閉ループで消費する電力と、通信用電源83のコンデンサC1と、ツェナーダイオードZD1で消費する電力の合計が常に無駄な電力として消費されており、この無駄な電力の消費をなくすことが望まれていた。
しかしながら、これを解消するため室外機100と室内機200の通信が不要な時に、通信用電源83からの電流供給を停止させようにすると、閉ループに電流が流れないため室内機200側から室外機100側に通信することができない。例えば空気調和機が運転停止により待機状態である時、室内機200が運転を開始しようとしても、この指示を室外機100へ通知することができないという問題があった。このため、通信用電源83を停止させることができず、通信用電源83の無駄な電力の消費をなくすことができなかった。
特許2948502号公報(第4−5頁、図1)
本発明は以上述べた問題点を解決し、通信用電源部から閉ループに供給される電流を断続することで親機と子機が相互に通信を行なう電子機器において、通信用電源部からの電流供給が停止されている時、この通信用電源部を備えていない子機からこの通信用電源部を備えている親機に電流供給の要求を通知可能にする。これにより、通信が不要な時に通信用電源部からの電流供給を停止させて通信用電源の無駄な電力の消費を低減させることを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の発明は、親機と子機とが1本の通信線と交流電源が供給される第1電源線及び第2電源線で接続され、前記親機と前記子機と前記第1電源線と前記通信線によって第1閉ループが形成され、前記第1閉ループに流れる電流を断続させることで相互にデータ通信を行なう電子機器であって、
前記親機は、前記第1閉ループに直列に接続された親機送信部と親機受信部と、第1入力端が前記第1電源線に、また、第2入力端が前記第2電源線にそれぞれ接続されて前記第1閉ループに流れる電流を供給する通信用電源部と、
前記親機送信部及び前記親機受信部による送受信と前記通信用電源部から出力される電流の供給/停止を制御する親機制御手段とを備え、
前記子機は、前記第1閉ループに直列に接続された子機送信部と子機受信部と、前記通信線と前記第2電源線を短絡/開放するスイッチ手段と、前記子機送信部及び前記子機受信部による送受信と前記スイッチ手段を制御する子機制御手段とを備え、
前記親機制御手段は、前記子機制御手段との間で送受信がなくなってから後、前記通信用電源部から出力される電流の供給を停止させ、
前記子機制御手段は、前記親機制御手段に対して通信の必要が生じた場合、
前記スイッチ手段により前記通信線と前記第2電源線を短絡させて前記通信線から前記第2電源線、前記交流電源、前記通信用電源部の第1入力端、前記親機受信部、前記親機送信部、前記通信線に至る第2閉ループに電流を流すことで前記親機受信部に前記通信用電源部からの電流供給を要求する電流要求信号を送信し、
前記電流要求信号を受信した前記親機制御手段は、前記通信用電源部から出力される電流を供給させ、前記子機とデータ通信することを特徴とする。
以上の手段を用いることにより、本発明による電子機器によれば、通信用電源部からの電流供給が停止されている時、この通信用電源部を備えていない子機からこの通信用電源部を備えている親機に電流供給の要求を通知可能にする構成を設けた。これにより、通信が不要な時に通信用電源部からの電流供給を停止させて通信用電源の無駄な電力の消費を低減させることができる。
本発明による空気調和機の実施例を示すブロック図である。 本発明による室外機制御部の実施例を示すブロック図である。 本発明による室内機制御部の実施例を示すブロック図である。 本発明の動作を説明する説明図であり、室内機と室外機が相互に通信する場合を示している。 本発明の動作を説明する説明図であり、通信用電源からの電流供給が停止状態である場合において、室外機が室内機へ通信する場合を示している。 本発明の動作を説明する説明図であり、通信用電源からの電流供給が停止状態である場合において、室内機が室外機へ通信する場合を示している。 従来の空気調和機の通信構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。なお、本発明と直接関係がない熱交換器や圧縮機、ファンモータなどの図示を省略している。
図1は本発明による空気調和機の実施例を示すブロック図である。この空気調和機7は室内機(子機)1と室内機(子機)2と室外機(親機)3を備えている。室内機1は通信端子1cと電源入力端1aと電源入力端1bを備えており、室内機2は同様に通信端子2cと電源入力端2aと電源入力端2bを備えている。室外機3は電源入力端3aと電源入力端3bと通信端子3cと通信端子3dを備えている。
そして、通信端子3cと通信端子1cが、又、通信端子3dと通信端子2cがそれぞれ接続されている。さらに、電源入力端3bと電源入力端1aと電源入力端2aは交流電源4に接続されるLライン(第1電源線)5に、また、電源入力端3aと電源入力端1bと電源入力端2bは交流電源4に接続されるNライン(第2電源線)6にそれぞれ接続されている。
室内機1は、ダイオード14と抵抗15と第1フォトカプラ(子機受信部)11と第2フォトカプラ(子機送信部)12と抵抗20と抵抗19とトランジスタ13と抵抗16とコンデンサ17とリレー(スイッチ手段)18と室内機制御部(子機制御手段)10を備えている。
そして、ダイオード14のアノード端子は通信端子1cに、ダイオード14のカソード端子は抵抗15を介して第1フォトカプラ11のフォトダイオード11aのアノード端子に、フォトダイオード11aのカソード端子は第2フォトカプラ12のフォトトランジスタ12bのコレクタ端子に、フォトトランジスタ12bのエミッタ端子は電源入力端1aに、それぞれ接続されている。
また、第1フォトカプラ11のフォトトランジスタ11bのコレクタ端子は+5ボルトの直流電源に接続されている。フォトトランジスタ11bのエミッタ端子は、抵抗20を介してグランドに接続されている一方、室内機制御部10に接続されている。このフォトトランジスタ11bのエミッタ端子の電圧が室内機1の受信信号である。
また、第2フォトカプラ12のフォトダイオード12aのアノード端子は、抵抗19を介して+5ボルトの直流電源に接続されている。フォトダイオード12aのカソード端子はトランジスタ13のコレクタ端子に、トランジスタ13のエミッタ端子はグランドに、トランジスタ13のベース端子は室内機制御部10に、それぞれ接続されている。なお、トランジスタ13のベース端子に印加される電圧が室内機1の送信信号である。
また、室内機1は、通信端子1cと電源入力端1bの間に、抵抗16とコンデンサ17とリレー18が直列に接続されている。そして、室内機制御部10からリレー18のオンオフを指示する電流要求指示信号がリレー18に出力されている。電流要求指示信号がハイレベルの時にリレー18がオン(閉)となり、ローレベルの時にオフ(開)となる。なお、室内機2も室内機1と同様の構成であるため詳細な図示と説明を省略する。
室外機3は室外機制御部(親機制御手段)30と通信用電源部31と室外機通信部40と室外機通信部50を備えている。そして、通信用電源部31は、入力端(第1入力端)31bと入力端(第2入力端)31aと電流出力端31cと制御端子31dを備えている。室外機通信部40は、出力端40aと入力端40bと出力端40cと入力端40dを備えている。室外機通信部50は、出力端50aと入力端50bと出力端50cと入力端50dを備えている。
通信用電源部31の入力端31aは室外機3の電源入力端3aに、入力端31bは電源入力端3bに、電流出力端31cは室外機通信部40の入力端40dと室外機通信部50の入力端50dにそれぞれ接続されている。そして、通信用電源部31の制御端子31dは室外機制御部30から出力される電流供給/停止信号が入力されている。
室外機通信部40は、出力端40cが室外機3の通信端子3cに接続され、また、出力端40aから室外機制御部30に受信信号Aが、室外機制御部30から入力端40bに送信信号Aがそれぞれ出力されている。同様に、室外機通信部50は、出力端50cが室外機3の通信端子3dに接続され、また、出力端50aから室外機制御部30に受信信号Bが、室外機制御部30から入力端50bに送信信号Bがそれぞれ出力されている。
通信用電源部31は、ダイオード33とダイオード34とダイオード37とツェナーダイオード38とコンデンサ39とリレー32と抵抗35とコンデンサ36を備えている。なお、ダイオード33のアノード端子はダイオード34のカソード端子が接続されている。
電流出力端31cは、ダイオード33のカソード端子とダイオード37のカソード端子とツェナーダイオード38のカソード端子とコンデンサ39の正極がそれぞれ接続されている。
入力端31bはダイオード34のアノード端子とダイオード37のアノード端子とツェナーダイオード38のアノード端子とコンデンサ39の負極がそれぞれ接続されている。
ダイオード33とダイオード34の接続点と入力端31aの間には、リレー32と抵抗35とコンデンサ36が直列に接続されている。また、制御端子31dに入力される電流供給/停止信号がリレー32に入力されており、電流供給/停止信号がハイレベルの時にリレー32がオン(閉)となり、電流供給/停止信号がローレベルの時にリレー32がオフ(開)となる。
室外機通信部40は、ダイオード41と抵抗42と第3フォトカプラ(親機受信部)45と第4フォトカプラ(親機送信部)46と抵抗43と抵抗44とトランジスタ47を備えている。
そして、ダイオード41のアノード端子は入力端40dに、ダイオード41のカソード端子は抵抗42を介して第3フォトカプラ45のフォトダイオード45aのアノード端子に、フォトダイオード45aのカソード端子は第4フォトカプラ46のフォトトランジスタ46bのコレクタ端子に、フォトトランジスタ46bのエミッタ端子は出力端40cに、それぞれ接続されている。
また、第3フォトカプラ45のフォトトランジスタ45bのコレクタ端子は+5ボルトの直流電源に接続されている。フォトトランジスタ45bのエミッタ端子は、抵抗43を介してグランドに接続されている一方、出力端40aに接続されている。このフォトトランジスタ45bのエミッタ端子の電圧が受信信号Aである。
また、第4フォトカプラ46のフォトダイオード46aのアノード端子は、抵抗44を介して+5ボルトの直流電源に接続されている。フォトダイオード46aのカソード端子はトランジスタ47のコレクタ端子に、トランジスタ47のエミッタ端子はグランドに、トランジスタ47のベース端子は入力端40bに、それぞれ接続されている。なお、トランジスタ47のベース端子に印加される電圧が送信信号Aである。なお、室外機通信部50は室外機通信部40と同じ構成であるため詳細な図示と説明を省略する。
なお、本実施例では、通信用電源部31の電流出力端31cから電流が供給されている時に室内機1又は室内機2と室外機3が通信する電流ループを第1閉ループと呼称し、通信用電源部31の電流出力端31cから電流が供給されていない時にいずれかの室内機を経由して室外機3へ通信用電源部31からの電流供給を要求する電流要求信号を送信する電流ループを第2閉ループと呼称する。
第1閉ループは図1の破線矢印で示すように、通信用電源部31の電流出力端31cから、室外機通信部40の入力端40d、出力端40c、室内機1の通信端子1c、電源入力端1a、通信用電源部31の入力端31b、電流出力端31cへ至る経路である。
第2閉ループは図1の実線矢印で示すように、通信用電源部31の電流出力端31cから、室外機通信部40の入力端40d、出力端40c、室内機1の通信端子1c、電源入力端1b、交流電源4、通信用電源部31の入力端31b、電流出力端31cへ至る経路である。
次に室外機制御部30や室内機制御部10で入出力される調歩同期式の送受信信号について説明する。送受信信号は通信用電源部31の電流出力端31cから電流が供給され、通信データが無い場合にハイレベルとなっている。この状態で8ビットの送信データを送信する場合、まず送信用信号を1ビット分の時間だけローレベルにする。これがスタートビットである。続けて8ビットの送信データを送信し、最後に送信用信号を1ビット分の時間だけハイレベルにする。これがストップビットである。
従って1バイトのデータを送ると送信用データの内容に関わらず、必ず信号の立ち下がりと立ち上がりが発生する。これを検出することでデータが送信されていることを検出できる。なお、スタートビットやストップビット、データビットの長さは任意である。なお、必要に応じてパリティビットを付加してもよい。なお、本実施例では、600bps(ビットパーセカンド)で送受信するため、1ビットは約1.7ミリセカンドになる。
図2は室外機制御部30の内部を示すブロック図である。室外機制御部30は、室外機3全体の制御を行なうと共に室外機3の通信制御を行なう室外機用マイコン30aと、通信用電源部31から出力する電流の供給/停止を管理する電源管理部(電源管理手段)30fと、入力された信号を例えば20ミリセカンド遅延させる信号遅延部30gと、入力されたシリアルデータを一時的にバッファリングし、シリアルデータの出力が許可された時に出力するバッファ30d及びバッファ30eを備えている。なお、電源管理部30f内には、入力された信号の立ち上がりで出力信号をハイレベルにし、入力された信号の立ち上がりから30秒後に出力信号をローレベルにするワンショットタイマー30cと、オア回路30bを備えている。
室外機用マイコン30aは、送信信号Aの元となるマイコン送信信号OAをバッファ30dに出力し、バッファ30dはこれを一時的にバッファリングした後、送信信号Aとして室外機通信部40へ出力する。同様に室外機用マイコン30aは、送信信号Bの元となるマイコン送信信号OBをバッファ30eに出力し、バッファ30eはこれを一時的にバッファリングした後、送信信号Bとして室外機通信部50へ出力する。なお、受信信号Aと受信信号Bはそれぞれ室外機用マイコン30aに入力されている。なお、各バッファはデータを送出しない場合、ハイレベルの信号を出力している。
マイコン送信信号OAとマイコン送信信号OBと受信信号Aと受信信号Bは、それぞれオア回路30bに入力されており、いずれかの信号がローレベルからハイレベルに変化した時、オア回路30bから出力される継続信号がローレベルからハイレベルに変化する。この継続信号の変化によりワンショットタイマー30cの出力信号である電流供給/停止信号がローレベルからハイレベルに変化し、この結果、通信用電源部31の電流出力端31cから電流が供給される。
電流供給/停止信号は信号遅延部30gに入力され、信号遅延部30gは出力信号である送出許可信号Oをバッファ30dとバッファ30eに出力している。送出許可信号Oは各バッファからのシリアルデータの出力許可信号であり、電流供給/停止信号がローレベルからハイレベルに変化した20ミリセカンド後に、各バッファからのシリアルデータの出力を許可する。これは、リレー32の機械的遅延に対応するためであり、確実に通信用電源部31から電流が供給された後でデータ送信を行なうためである。
なお、前述したようにマイコン送信信号OAとマイコン送信信号OBと受信信号Aと受信信号Bのいずれか一つでも送受信されていればシリアルデータの立ち上がりでワンショットタイマー30cがリトリガーされ、電流供給/停止信号がハイレベルの状態を保つ。そして、送受信信号が無くなってから30秒後に、電源管理部30fは通信用電源部31の消費電力を低減させるため、電流供給/停止信号をローレベルにする。
図3は室内機制御部10の内部を示すブロック図である。室内機制御部10は、室内機1の制御を行なうと共に室内機1の通信制御を行なう室内機用マイコン10aと、通信用電源部31から電流の供給が無い時で、かつ、室外機3に対して通信の必要が生じた場合に通信用電源部31からの電流供給を室外機3に対して要求する電流要求制御部(電流要求制御手段)10gと、入力された信号を20ミリセカンド遅延させる信号遅延部10dと、室内機用マイコン10aから出力されるシリアルデータを一時的にバッファリングし、シリアルデータの出力が許可された時に出力するバッファ10cを備えている。なお、バッファ10cはデータを送出しない場合、ハイレベルの信号を出力している。
電流要求制御部10gは、受信信号を監視して通信用電源部31から出力される電流の停止状態を検出する電流停止状態検出部10bと、入力された信号がすべてローレベルの時にローレベルの信号を出力するオア回路10eと、入力された信号がハイレベルからローレベルに変化した時に20ミリセカンドだけ電流要求指示信号をハイレベルにして出力するワンショットタイマー10fを備えている。
室内機用マイコン10aと電流停止状態検出部10bには受信信号が入力されている。電流停止状態検出部10bは受信信号を監視し、受信信号が連続して20ミリセカンドの間ローレベルとなった時、つまり、通信用電源部31から出力される電流の供給が停止された時、電流停止検出信号をローレベルにして信号遅延部10dとオア回路10eに出力する。信号遅延部10dはこの電流停止検出信号に対応してローレベルの送出許可信号Iをバッファ10cに出力する。送出許可信号Iがローレベルの間、つまり、通信用電源部31から出力される電流の供給が停止されている間、室内機用マイコン10aから出力されるマイコン送信信号Iのシリアルデータはバッファ10cにバッファリングされることになる。
通信用電源部31から出力される電流の供給が停止されている時、室内機用マイコン10aから出力されるマイコン送信信号Iのシリアルデータはバッファ10cにバッファリングされる。一方、マイコン送信信号Iと、電流停止状態検出部10bから出力されるローレベルの電流停止検出信号がオア回路10eに入力されており、オア回路10eの出力信号である電流要求信号が、マイコン送信信号Iのローレベル期間と対応してローレベルになる。つまり、通信用電源部31から出力される電流の供給が停止されている時にマイコン送信信号Iによって送信データが室内機用マイコン10aから出力されると、電流要求信号が出力されることになる。この電流要求信号が入力されたワンショットタイマーは20ミリセカンドの間、ハイレベルの電流要求指示信号を出力する。
ハイレベルの電流要求指示信号によりリレー18がオンとなり、第2閉ループが形成される。この第2閉ループに流れる電流により、室外機通信部40から受信信号Aとしてハイレベルの信号(電流要求信号)が出力される。前述したようにこの受信信号Aにより室外機制御部30内の電源管理部30fからハイレベルの電流供給/停止信号が出力され、通信用電源部31から第1閉ループに電流が供給されて室内機1と室外機3の通信が可能な状態になる。なお、電流要求信号の発生原理などは後で詳細に説明する。
図4は室内機1と室外機3の間で通信を行なう時の説明図である。図4の横軸は時間である。図4の縦軸において、図4(1)は電流供給/停止信号を、図4(2)はリレー32の接点状態を、図4(3)はマイコン送信信号OAを、図4(4)は送信信号Aを、図4(5)は受信信号Aを、図4(6)は送出許可信号Oを、図4(7)はマイコン送信信号Iを、図4(8)は送信信号を、図4(9)は受信信号を、図4(10)はリレー18の接点状態を、図4(11)は電流停止検出信号を、図4(12)は電流要求信号を、図4(13)は電流要求指示信号を、図4(14)は送出許可信号Iを、それぞれ示している。なお、図4(1)〜図4(6)までは室外機3の信号であり、図4(7)〜図4(14)までは室内機1の信号である。また、t0〜t13は時刻である。
図4においてt1で空気調和機7が動作を開始すると、室外機制御部30の室外機用マイコン30aはマイコン送信信号OAをローレベルからハイレベルにする。このため電源管理部30fは電流供給/停止信号をハイレベルにする。また、バッファ30dはマイコン送信信号OAによる送信データが送信されていない状態なので、送出信号Aをハイレベルにして出力する。
一方、室内機が動作を開始すると、室内機用マイコン10aがt1でマイコン送信信号Iをハイレベルにする。また、バッファ10cはマイコン送信信号Iによる送信データが送信されていない状態なので、送出信号をハイレベルにして出力する。t1では電流供給/停止信号がハイレベルになってもリレー32の接点はオフであり受信信号はローレベルであるが、まだ、ローレベルが20ミリセカンド継続していないため、電流停止状態検出部10bは通信用電源部31からの電流の供給が停止状態であると判断できないため、電流停止検出信号をハイレベル(電流停止ではない)にする。
このため、オア回路10eは電流要求信号をハイレベルで出力するためワンショットタイマー10fは電流要求指示信号をローレベルにして出力する。
t1ではリレー32の接点はまだオフ状態であるため、通信用電源部31から第1閉ループに電流が供給されていない。このため、室外機制御部30に入力される受信信号Aと室内機制御部10に入力される受信信号は、共にローレベルのままである。
そして、t1から10ミリセカンドが経過したt2でリレー32の接点がオンになると、通信用電源部31から第1閉ループに電流が供給される。また、送信信号Aがハイレベルのため、室外機通信部40の第4フォトカプラ46のフォトトランジスタ46bがオンとなり、また、室内機1の送信信号がハイレベルのため、第2フォトカプラ12のフォトトランジスタ12bがオンとなるため、第1閉ループ内に電流が流れた状態になる。
このため、室外機通信部40の第3フォトカプラ45のフォトダイオード45aに電流が流れてフォトトランジスタ45bがオンとなり、受信信号Aはハイレベルになる。また、室内機1の第1フォトカプラ11のフォトダイオード11aに電流が流れ、フォトトランジスタ11bがオンとなる。このため、受信信号はハイレベルになる。
一方、t1で電流供給/停止信号がハイレベルになってから20ミリセカンドが経過したt3になると、室外機制御部30の信号遅延部30gは送出許可信号OAをハイレベルにして出力し、バッファ30dからマイコン送信信号OAを送信信号Aとして出力することを許可する。バッファ30dは送出許可信号OAがハイレベルの間はマイコン送信信号OAをバッファリングせずにそのまま送信信号Aとして出力する。なお、バッファ30eもバッファ30dと同様に送信信号Bが出力される。
一方、室内機制御部10の信号遅延部10dでは電流停止検出信号がt1でハイレベルになってからt3で20ミリセカンドが経過したため、送出許可信号Iをハイレベルにして出力し、バッファ10cからマイコン送信信号Iを送信信号として出力することを許可する。バッファ10cは送出許可信号Iがハイレベル間はマイコン送信信号Iをバッファリングせずにそのまま送信信号として出力する
そして、t4、t5、t6で室内機用マイコン10aがマイコン送信信号Iをハイレベル/ローレベルにして送信データを送信すると、この送信データをバッファ10cは送信信号として出力する。この送信信号は室外機制御部30に受信信号Aとして入力される。なお、室内機用マイコン10aは自身の送信データを受信信号として受信できるため、送受信データの一致を確認することで第1閉ループに正しく送信データが送信されたことを確認できる。
一方、t7で室外機用マイコン30aがマイコン送信信号OAをオンオフして送信データを送信すると、この送信データをバッファ30dは送信信号Aとして出力する。この送信信号Aは室内機制御部10に受信信号として入力される。なお、室外機用マイコン30aは自身の送信データを受信信号として受信できるため、送受信データの一致を確認することで第1閉ループに正しく送信データが送信されたことを確認できる。
なお、室内機1や室外機3からデータの送信間隔が30秒以内で継続していれば、電源管理部30fのワンショットタイマー30cは継続信号によってリトリガーされ、電流供給/停止信号がハイレベルの状態で継続される。つまり、通信用電源部31は電流を供給し続ける。一方、t8で室外機用マイコン30aが送信データを送信した後、室内機1や室外機3からデータの送信が無くなって30秒経過すると、t9でワンショットタイマー30cは電流供給/停止信号をローレベルにして出力し、通信用電源部31はt9から10ミリセカンド(リレー32の機械的遅延)後のt10で電流の供給を停止する。
通信用電源部31からの電流の供給が停止されたため、t10で室外機3の受信信号Aと室内機1の受信信号も同時にローレベルとなる。そして、室内機1の受信信号がローレベルになってから20ミリセカンドが経過したため、室内機制御部10の電流停止状態検出部10bはt12で電流停止検出信号をローレベルにする。室内機制御部10の信号遅延部10dは電流停止検出信号がローレベルなってから20ミリセカンドが経過したため、t13で送出許可信号Iをローレベルにする。なお、室外機制御部30の信号遅延部30gはt9で電流供給/停止信号がローレベルになってから20ミリセカンドが経過したため、t11で送出許可信号Oをローレベルにする。
t10で通信用電源部31は動作を停止するため、これ以降、次に通信を再開するまで、第1閉ループに電流を供給する時に必要な消費電力を低減できる。本実施例において、約3ワット低減できることを実験的に確認した。
なお、ワンショットタイマー30cは30秒のタイマーであるが、通信の頻度を考慮してタイマー時間を任意に変更してもよい。
また、ワンショットタイマー30cに代替してフリップフロップを用いてもよい。具体的にはこのフリップフロップのQ端子出力信号を電流供給/停止信号とし、セット端子に継続信号が入力され、リセット端子に室外機用マイコン30aからフリップフロップをリセットする信号を出力するようにする。
そしてオア回路30bの継続信号がハイレベルに変化した時、このフリップフロップがセットされ、電流供給/停止信号がハイレベルとなり、室外機用マイコン30aが通信の必要性が無いと判断した時、このフリップフロップをリセットして、電流供給/停止信号をローレベルにする。
通信の必要性が無い場合とは、室内機1と室内機2が共に運転停止となった場合や、室内機1や室内機2が運転中であっても、設定温度と室温がほぼ等しくなり、室内機側から送信される室温データが毎回同じデータになった場合など、通信する意味が無くなった時などである。
図5は図4で通信用電源部31からの電流の供給が停止されているt13以降の状態から室外機3が室内機1にデータを送信する場合を示す説明図である。
図5の横軸は時間である。図5の縦軸において、図5(1)は電流供給/停止信号を、図5(2)はリレー32の接点状態を、図5(3)はマイコン送信信号OAを、図5(4)は送信信号Aを、図5(5)は受信信号Aを、図5(6)は送出許可信号Oを、図5(7)はマイコン送信信号Iを、図5(8)は送信信号を、図5(9)は受信信号を、図5(10)はリレー18の接点状態を、図5(11)は電流停止検出信号を、図5(12)は電流要求信号を、図5(13)は電流要求指示信号を、図5(14)は送出許可信号Iを、それぞれ示している。なお、図5(1)〜図5(6)までは室外機3の信号であり、図5(7)〜図5(14)までは室内機1の信号である。また、t20〜t31は時刻である。
まず最初に室外機用マイコン30aは室内機1へ送信するデータをマイコン送信信号OAを用いてt20で出力する。t20の時点では送出許可信号Oがローレベルであるため、バッファ30dは室内機1へ送信するデータをバッファリングして送信信号Aとして出力しない。一方、室内機1へ送信するデータの立ち上がりタイミングであるt21でワンショットタイマー30cは電流供給/停止信号をハイレベルにする。
そしてt21から10ミリセカンドが経過したt22でリレー32の接点がオンとなって通信用電源部31から電流が供給されると、室外機制御部30に入力される受信信号Aと室内機制御部10に入力される受信信号は共にハイレベルとなる。そして、室内機制御部10に入力される受信信号を監視していた室内機制御部10の電流停止状態検出部10bは、t22で電流停止検出信号をハイレベルで出力する。室内機制御部10の信号遅延部10dは、t22で電流停止検出信号がハイレベルになってから20ミリセカンド経過したt24で送出許可信号Iをハイレベルにして、バッファ10cのデータ送出を許可する。
一方、t21から20ミリセカンドが経過したt23で室外機制御部30の信号遅延部30gは、送出許可信号Oをハイレベルにしてバッファ30dとバッファ30eにバッファリングされているデータの送出を許可する。このため、バッファ30dはバッファリングしていたデータをt23で送信信号Aとして出力する。このデータは室内機1の受信信号として現れる。また、室外機用マイコン30aがt25で出力するデータはバッファ30dでバッファリングされることなく送信される。
一方、室内機用マイコン10aはt26でマイコン送信信号Iを用いてデータを送出する。t26時点では送出許可信号Iはハイレベルなのでデータの送出が許可されているため、バッファ10cでバッファリングされることなく送信される。なお、室外機制御部30においてt27で受信信号Aが受信された後、30秒間データの送受信がないため、t28でワンショットタイマー30cが電流供給/停止信号をローレベルにする。この結果、t28から10ミリセカンド後のt29でリレー32の接点がオフとなり、通信用電源部31からの電流の供給が停止される。それ以降の動作は図4と同じため説明を省略する。
図6は図5で通信用電源部31からの電流の供給が停止されているt31以降の状態から室内機1が室外機3にデータを送信する場合を示す説明図である。
図6の横軸は時間である。図6の縦軸において、図6(1)は電流供給/停止信号を、図6(2)はリレー32の接点状態を、図6(3)はマイコン送信信号OAを、図6(4)は送信信号Aを、図6(5)は受信信号Aを、図6(6)は送出許可信号Oを、図6(7)はマイコン送信信号Iを、図6(8)は送信信号を、図6(9)は受信信号を、図6(10)はリレー18の接点状態を、図6(11)は電流停止検出信号を、図6(12)は電流要求信号を、図6(13)は電流要求指示信号を、図6(14)は送出許可信号Iを、それぞれ示している。なお、図6(1)〜図6(6)までは室外機3の信号であり、図6(7)〜図6(14)までは室内機1の信号である。また、t40〜t48は時刻である。
まず最初に室内機用マイコン10aは室外機3へ送信するデータをマイコン送信信号Iを用いてt41で出力する。t41の時点では送出許可信号Iがローレベルであるため、バッファ10cは室外機3へ送信するデータをバッファリングして送信信号として出力しない。一方、電流停止状態検出部10bはt41時点でローレベルであるため、室外機3へ送信するデータのスタートビットの立ち下がりタイミングであるt41でオア回路10eは電流要求信号をローレベルにする。この結果、ワンショットタイマー10fは電流要求指示信号をt41から20ミリセカンドだけハイレベルにする。
この電流要求指示信号は室内機1のリレー18をオンにする信号であり、t41から10ミリセカンドだけ遅れてt42でリレー18の接点がオンになる。これにより、室内機1の第2閉ループに交流電源4の電流が流れる。なお、ワンショットタイマー10fのタイマー時間を20ミリセカンドとしているのは交流電源4の電源周波数が50ヘルツ(周期が20ミリセカンド)だからである。第2閉ループには交流電圧の半周期しか電流が流れないため、どのような電源周期タイミングでリレー18の接点がオンとなっても、確実に第2閉ループに電流を流すためである。
図6ではリレー18の接点がオンとなっているt42〜t45の20ミリセカンドの内、t42から10ミリセカンド(半周期)だけ第2閉ループに電流が流れている。図1に示すように室外機通信部40の第3フォトカプラ45のフォトダイオード45aに一定電流以上、例えば10ミリアンペア以上の電流が流れるとフォトトランジスタ45bをオンにすることができる。このため第2閉ループが形成されている間、図6(5)のt42から電源の半周期において、点線で示す正弦波状の電流が第2閉ループに流れる。このためこの正弦波状の電流に対応して、室外機通信部40の受信信号Aにt43でパルス信号、つまり、電流要求信号が現れる。
このt43の電流要求信号の立ち上がりで電源管理部30fは電流供給/停止信号をハイレベルにする。この結果、t43から10ミリセカンド後のt44でリレー32の接点はオンとなり、通信用電源部31から第1閉ループに電流が供給される。このため、室外機制御部30の受信信号Aがt44でハイレベルになり、また、室内機制御部10の受信信号もt44でハイレベルになる。
一方、室内機制御部10の受信信号がt44でハイレベルとなった時、室内機制御部10の電流停止状態検出部10bは電流の供給が停止されていないと判断し、電流停止検出信号をハイレベルにする。信号遅延部10dは電流停止検出信号がハイレベルなってから20ミリセカンド後のt47で送出許可信号Iをハイレベルにしてバッファ10cからバッファリングされていたデータの送出を許可する。
このため、バッファ10cは送信データを送信信号としてt47で出力し、このデータは室外機制御部30の受信信号Aとして現れる。
このように室内機1側から室外機3に通信用電源部31からの電流供給を要求し、この電流が供給された後、データを送信することができる。
なお、電流要求制御部10gはリレー18を20ミリセカンドの間のみオンして第2閉ループを形成し、その後リレー18をオフさせるため、第1閉ループによる通信を妨害することがない。
以上説明したように、通信専用電源31から第1閉ループに電流が供給されていない時、この通信専用電源31を備えていない室内機1又は室内機2からこの通信専用電源31を備えている室外機3に、通信用電源部31の電流供給の要求を通知することができる。このため、通信用電源部31の電流供給が無くても室外機3と各室内機の通信が再開可能であり、通信が不要の場合に通信用電源部31の電流供給を停止し、通信専用電源31の無駄な消費電力を低減させることができる。
なお、本実施例では電源管理部30fや電流要求制御部10gをハードウェアとして説明しているが、これに限るものでなく、ソフトウェア用いて実現してもよい。そして、これらの機能を各マイコンで実現してもよい。また、各ワンショットタイマーや各信号遅延部、各バッファなども同様である。
1 室内機(子機)
1a 電源入力端
1b 電源入力端
1c 通信端子
2 室内機(子機)
2a 電源入力端
2b 電源入力端
2c 通信端子
3 室外機(親機)
3a 電源入力端
3b 電源入力端
3c 通信端子
3d 通信端子
4 交流電源
5 Lライン(第1電源線)
6 Nライン(第2電源線)
7 空気調和機(電子機器)
10 室内機制御部(子機制御手段)
10a 室内機用マイコン
10b 電流停止状態検出部
10c バッファ
10d 信号遅延部
10e オア回路
10f ワンショットタイマー
10g 電流要求制御部(電流要求手段)
11 第1フォトカプラ(子機受信部)
11a フォトダイオード
11b フォトトランジスタ
12 第2フォトカプラ(子機送信部)
12a フォトダイオード
12b フォトトランジスタ
13 トランジスタ
14 ダイオード
15、16 抵抗
17 コンデンサ
18 リレー(スイッチ手段)
19、20 抵抗
30 室外機制御部(親機制御手段)
30a 室外機用マイコン
30b オア回路
30c ワンショットタイマー
30d バッファ
30e バッファ
30f 電源管理部(電源管理手段)
30g 信号遅延部
31 通信用電源部
31a 入力端(第2入力端)
31b 入力端(第1入力端)
31c 電流出力端
31d 制御端子
32 リレー
33、34 ダイオード
35 抵抗
36 コンデンサ
37 ダイオード
38 ツェナーダイオード
39 コンデンサ
40 室外機通信部
40a 出力端
40b 入力端
40c 出力端
40d 入力端
41 ダイオード
42、43、44 抵抗
45 第3フォトカプラ(親機受信部)
45a フォトダイオード
45b フォトトランジスタ
46 第4フォトカプラ(親機送信部)
46a フォトダイオード
46b フォトトランジスタ
47 トランジスタ
50 室外機通信部
50a 出力端
50b 入力端
50c 出力端
50d 入力端

Claims (1)

  1. 親機と子機とが1本の通信線と交流電源が供給される第1電源線及び第2電源線で接続され、前記親機と前記子機と前記第1電源線と前記通信線によって第1閉ループが形成され、前記第1閉ループに流れる電流を断続させることで相互にデータ通信を行なう電子機器であって、
    前記親機は、前記第1閉ループに直列に接続された親機送信部と親機受信部と、第1入力端が前記第1電源線に、また、第2入力端が前記第2電源線にそれぞれ接続されて前記第1閉ループに流れる電流を供給する通信用電源部と、
    前記親機送信部及び前記親機受信部による送受信と前記通信用電源部から出力される電流の供給/停止を制御する親機制御手段とを備え、
    前記子機は、前記第1閉ループに直列に接続された子機送信部と子機受信部と、前記通信線と前記第2電源線を短絡/開放するスイッチ手段と、前記子機送信部及び前記子機受信部による送受信と前記スイッチ手段を制御する子機制御手段とを備え、
    前記親機制御手段は、前記子機制御手段との間で送受信がなくなってから後、前記通信用電源部から出力される電流の供給を停止させ、
    前記子機制御手段は、前記親機制御手段に対して通信の必要が生じた場合、
    前記スイッチ手段により前記通信線と前記第2電源線を短絡させて前記通信線から前記第2電源線、前記交流電源、前記通信用電源部の第1入力端、前記親機受信部、前記親機送信部、前記通信線に至る第2閉ループに電流を流すことで前記親機受信部に前記通信用電源部からの電流供給を要求する電流要求信号を送信し、
    前記電流要求信号を受信した前記親機制御手段は、前記通信用電源部から出力される電流を供給させ、前記子機とデータ通信することを特徴とする電子機器。
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