JP6790657B2 - ユーザ・インタフェース装置、画像形成装置、及びユーザ・インタフェースプログラム - Google Patents

ユーザ・インタフェース装置、画像形成装置、及びユーザ・インタフェースプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザ・インタフェース装置、画像形成装置、及びユーザ・インタフェースプログラムに関する。
特許文献1には、メニュー生成システムであって、少なくとも1つのサービスが定義された基本メニュー情報を記憶するメニュー記憶手段と、ユーザの権限と、前記サービスとを対応付けたアクセス権限記憶手段と、前記基本メニュー情報に基づいて、ユーザ毎のメニュー情報を生成するメニュー生成手段と、を有し、前記メニュー生成手段は、ユーザIDを含むメニュー生成要求を受け付けて、前記メニュー記憶手段から基本メニュー情報を読み出し、前記ユーザIDに対応する権限を特定し、当該権限に対応するサービスを前記アクセス権限記憶手段から抽出して、アクセス可能なサービスリストを生成し、前記基本メニュー情報に設定されたサービスと前記サービスリストとを比較し、前記サービスリストに存在しないサービスを前記基本メニュー情報から削除して、前記ユーザIDのメニュー情報を生成することを特徴とするメニュー生成システムが開示されている。
また、特許文献2には、機器の操作画面を表示する表示部を有する操作部を備えた画像形成装置であって、ユーザ毎の操作画面の設定情報を保持する設定記憶部と、ユーザからの操作画面の設定要求に応じ、上記設定記憶部から当該ユーザの操作画面の設定情報を取得して設定画面を生成し、当該設定画面を上記表示部に表示して設定を行わせ、設定結果を上記設定記憶部に保存する画面生成部とを備えたことを特徴とする画像形成装置が開示されている。
特開2007−065971号公報 特開2008−011220号公報
従来、複数のユーザで共有する画像形成装置では、タッチパネル等の表示手段に表示された操作画面を各々のユーザが操作することにより、各々のユーザが画像形成装置に指示を入力していた。この際、画像形成装置がユーザ認証を行う場合には、ユーザ毎に操作画面をカスタマイズすることが考えられる。しかしながら、この場合には、ユーザに応じて操作できる機能を制限したい場合であっても、操作画面のカスタマイズをユーザ毎に制限する機能は提供されておらず、ユーザに応じて操作できる機能を制限させることはできなかった。
また、管理者が各々のユーザの操作画面をカスタマイズすることも考えられる。しかし、画像形成装置が提供する機能が多い場合には、操作画面における個々の機能についてユーザ毎にカスタマイズすることは、管理者にとって負担になってしまう。例えば、「コピー」に関連する機能について、「両面コピー」を許可すると共に「片面コピー」を禁止する等、操作画面における個々の機能についてユーザ毎にカスタマイズすることは、管理者にとって負担になってしまう。
本発明は、操作画面の変更の権限を設定しない場合と比較して、管理者が、ユーザに応じて操作できる機能を制限することができるユーザ・インタフェース装置、画像形成装置、及びユーザ・インタフェースプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載したユーザ・インタフェース装置は、ユーザを認証する認証手段と、前記認証手段により認証されたユーザが、操作画面の仕様を変更する権限を有する場合、前記操作画面の変更が許可され、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有さない場合、前記操作画面の変更が許可されないように制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有する場合、複数のアプリケーションのうちの何れかを起動するための操作画面の変更が許可され、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有さない場合、前記起動するための操作画面の変更が許可されないように制御する。
また、請求項2に記載したユーザ・インタフェース装置は、前記制御手段は、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有する場合、アプリケーションの機能に関する設定を行うための操作画面の変更が許可され、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有さない場合、前記設定を行うための操作画面の変更が許可されないように制御する。
また、請求項に記載したユーザ・インタフェース装置は、請求項1又は2記載の発明において、前記制御手段は、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有する場合は、前記操作画面を変更するための変更画面へ遷移させるための遷移情報が表示画面に表示されるように制御する。
また、請求項に記載したユーザ・インタフェース装置は、請求項1〜の何れか1項記載の発明において、前記制御手段は、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有さない場合は、前記操作画面を変更するための変更画面へ遷移させるための遷移情報が表示画面に表示されないように制御する。
また、請求項に記載したユーザ・インタフェース装置は、請求項1〜の何れか1項記載の発明において、前記制御手段は、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有する場合は、前記認証手段により認証されたユーザにより変更された前記操作画面をユーザ用操作画面として記憶手段に記憶されるように制御する。
また、請求項に記載したユーザ・インタフェース装置は、請求項1〜の何れか1項記載の発明において、記制御手段は、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有さない場合は、前記認証手段により認証されたユーザにより変更された前記操作画面をユーザ用操作画面として記憶手段に記憶されないように制御する。
また、請求項に記載したユーザ・インタフェース装置は、請求項又は記載の発明において、前記制御手段は、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有していて、かつ前記記憶手段に前記ユーザ用操作画面が記憶されている場合は、前記操作画面を前記ユーザ用操作画面に切り換えるための切り換え情報が表示画面に表示されるように制御する。
また、請求項に記載したユーザ・インタフェース装置は、請求項1〜の何れか1項記載の発明において、前記操作画面の仕様は、コピー、ファックス、及びスキャンの少なくとも1つに関する各々の機能について前記操作画面に表示させるか否かを示す仕様である。
一方、上記目的を達成するために、請求項に記載した画像形成装置は、画像の形成を指示するための画像形成情報を取得する取得手段と、請求項1〜の何れか1項記載のユーザ・インタフェース装置と、前記ユーザ・インタフェース装置による制御に基づいて、前記取得手段により取得された前記画像形成情報によって示される指示に従って、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、を備える。
一方、上記目的を達成するために、請求項10に記載したプログラムは、コンピュータを、請求項1〜の何れか1項記載のユーザ・インタフェース装置を構成する各手段として機能させるためのプログラムである。
請求項1、10に記載の発明によれば、操作画面の変更の権限を設定しない場合と比較して、管理者が、ユーザに応じて操作できる機能を制限することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、アプリケーションの機能に関する設定を行うための操作画面の変更の権限を設定しない場合と比較して、管理者が、ユーザに応じて設定できる機能を制限することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、操作画面を変更するための変更画面へ遷移させるための遷移情報を常時表示させる場合と比較して、管理者が、操作画面を変更する権限を有するユーザが操作画面を変更することを容易に許可することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、操作画面を変更するための変更画面へ遷移させるための遷移情報を常時表示させる場合と比較して、管理者が、操作画面を変更する権限を有さないユーザが操作画面を変更することを容易に禁止することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、ユーザにより変更された操作画面を常時記憶できるようにする場合と比較して、管理者が、操作画面を変更する権限を有するユーザにより変更された操作画面が記憶されることを容易に許可することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、ユーザにより変更された操作画面を常時記憶できるようにする場合と比較して、管理者が、操作画面を変更する権限を有さないユーザにより変更された操作画面が記憶されることを容易に禁止することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、ユーザ用操作画面に切り換えるための切り換え情報を常時表示させる場合と比較して、ユーザ用操作画面を有さないユーザがユーザ用操作画面を表示させようとすることを容易に禁止することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、コピー、ファックス、及びスキャンの機能を有する画像形成装置において、管理者が、ユーザに応じて操作できる機能を制限することができる。
実施形態に係る画像形成装置の機能を示すブロック図である。 実施形態に係るUI装置の機能を示すブロック図である。 実施形態に係る権限情報の一例を示す正面図である。 実施形態に係るUI装置の電気的な構成を示すブロック図である。 実施形態に係る表示制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る変更処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係るメニュー画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るメニュー画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るカスタマイズ画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るメニュー画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るメニュー画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るメニュー画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るメニュー画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るメニュー画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るカスタマイズ画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るメニュー画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るメニュー画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るメニュー画面の一例を示す正面図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、本実施形態では、ユーザ・インタフェース装置(以下、「UI装置」ともいう。)が画像形成装置に組み込まれている場合について説明する。しかしながら、UI装置は画像形成装置に限らず、複数のユーザが共有で用いるパーソナルコンピュータ等の他の装置に組み込まれていても良い。
図1に、本発明に係る画像形成装置100の全体的な構成を示すブロック図を示した。図1に示すように、画像形成装置100は、ユーザと情報をやり取りするUI装置10と、画像形成手段の一例である、記録媒体に画像を形成する画像形成部12と、取得手段の一例である、外部装置と通信する通信回線I/F(インタフェース)部14を有している。
また、図2に、本実施形態に係るUI装置10の機能的な構成を表すブロック図を示した。図2に示すように、本実施形態に係るUI装置10は、プラットフォーム20を有している。また、プラットフォーム20は、アプリケーション機能管理部22、ユーザ情報管理部24、及び、アプリケーション記憶部26を有している。
アプリケーション機能管理部22は、制御手段の一例であり、アプリケーションソフトウェア(以下、「アプリケーション」という。)をインストールすると共に、インストールされたアプリケーションを管理する。また、アプリケーション機能管理部22は、アプリケーションに関するデータを読み出したり書き込んだりすることにより動作させる。
なお、各々のアプリケーションは、動作を開始した際、ユーザに対して操作を促すための操作画面を表示させる。本実施形態では、アプリケーションが、操作画面として、例えばアプリケーションの機能に関する設定を行うためのメニュー画面を表示させる場合について説明する。
アプリケーション機能管理部22は、アプリケーションをインストールする際、初期状態として、各々のアプリケーションの基本メニュー画面の表示構成(仕様)を示す基本メニュー情報32A、32B、…をアプリケーション記憶部26に記憶させる。
また、アプリケーション機能管理部22は、メニュー画面をカスタマイズ(変更)する権限を有するユーザによってメニュー画面がカスタマイズされた場合、カスタマイズされたメニュー画面を、ユーザ用メニュー画面として、ユーザ用メニュー画面の表示構成を示すユーザ用メニュー情報34A、34B、…を、カスタマイズしたユーザに関連付けてアプリケーション記憶部26に記憶させる。
また、アプリケーション機能管理部22は、ユーザがアプリケーションを起動した際、起動したユーザに関連付けられたユーザ用メニュー情報34A、34B、…が記憶されていた場合、ユーザ用メニュー画面を表示させる。一方、アプリケーション機能管理部22は、ユーザがアプリケーションを起動した際、起動したユーザに関連付けられたユーザ用メニュー情報34A、34B、…が記憶されていない場合、基本メニュー画面を表示させる。
ユーザ情報管理部24は、後述するユーザ情報30において、認証されたユーザに関連付けられた権限情報に基づいて、アプリケーションのメニュー画面をカスタマイズする権限を有するか否かを判定する。この際、メニュー画面の表示構成をカスタマイズすることができる権限を有するユーザにのみ、メニュー画面の表示構成をカスタマイズすることを許可する。
アプリケーション記憶部26には、ユーザ情報30が記憶されている。また、アプリケーション記憶部26には、基本メニュー情報32A、32B、…、及びユーザ用メニュー情報34A、34B、…がアプリケーション毎に記憶されている。なお、基本メニュー画面がカスタマイズされていないアプリケーションについては、ユーザ用メニュー情報34A、34B、…が記憶されていない場合もある。
なお、本実施形態では、各々のアプリケーションについて基本メニュー情報32A、32B、…とユーザ用メニュー情報4A、34B、…とをアプリケーション記憶部26に記憶させるが、これに限らない。例えば、アプリケーション毎に固有のデータ形式又はデータ格納場所が指定されている場合には、各々のアプリケーションの固有のデータ形式又はデータ格納場所に従ってメニュー画面を示す情報を記憶しても構わない。
ユーザ情報30は、ユーザを識別するための識別情報と、メニュー画面のカスタマイズに関して各々のユーザが有する権限を示す権限情報とが対応付けられて記憶されている。一例と図3に示すように、本実施形態では、権限情報として、メニュー画面のカスタマイズに関して各々のユーザが有する権限がロールで表されている。本実施形態では、権限情報としては、ロールA、ロールB、及びロールCが定義されている。ロールAは、基本メニュー画面及びユーザ用メニュー画面の表示構成をカスタマイズする権限を有していない。また、ロールBは、ユーザ用メニュー画面の表示構成をカスタマイズする権限を有しているが、基本メニュー画面の表示構成をカスタマイズする権限を有していない。また、ロールCは、基本メニュー画面及びユーザ用メニュー画面の表示構成をカスタマイズする権限を有している。
本実施形態では、図2に示すように、未認証ユーザに対してはロールAが設定され、ユーザAに対してはロールAが設定され、ユーザBに対してはロールBが設定されている場合について説明する。このように、未認証ユーザに対してもロールを割り付けることで、未認証ユーザに対して如何なる操作も許可しないことも可能となり、特定の操作のみを許可することも可能となり、認証されたユーザと同様の操作を許可することも可能となる。
また、アプリケーション記憶部26には、複数のアプリケーションの各々について、基本メニュー情報と、ユーザ用メニュー情報とが記憶されている。
図2に示す例では、アプリケーション記憶部26に、アプリケーションA、アプリケーションB、及びアプリケーションCについて、それぞれ基本メニュー情報32A、32B、32Cが記憶されている。また、アプリケーション記憶部26に、アプリケーションAのユーザB用メニュー画像の表示構成を示すユーザB用メニュー情報34A、及び、アプリケーションBのユーザA用メニュー画面の表示構成を示すユーザA用メニュー情報34Bが記憶されている。また、アプリケーションCのユーザA用メニュー画面の表示構成を示すユーザA用メニュー情報34C、及びユーザB用メニュー画像の表示構成を示すユーザB用メニュー情報34Dが記憶されている。なお、ユーザAはメニュー画面をカスタマイズする権限を有さないため、アプリケーションBのユーザA用メニュー情報34Bは、管理者が予め作成したユーザ用メニュー情報である。一方、ユーザBはメニュー画面をカスタマイズする権限を有するため、アプリケーションAのユーザB用メニュー情報34Aは、アプリケーションAの基本メニュー画面をユーザBがカスタマイズしたユーザ用メニュー情報である。
また、UI装置10は、アプリケーションの1つとして、認証手段の一例として、ユーザを認証する認証部38を有している。ユーザ情報管理部24には、ユーザ情報30に基づき、認証部により認証されたユーザが有する権限を判断する。そして、ユーザ情報管理部24は、認証されたユーザがユーザ用メニュー画面をカスタマイズする権限を有している場合に、ユーザ用メニュー画面のカスタマイズを許可し、認証されたユーザがユーザ用メニュー画面をカスタマイズする権限を有していない場合に、ユーザ用メニュー画面のカスタマイズを禁止する。
図4に、本実施形態に係るUI装置10の電気的な構成を表す構成図を示した。図4に示すように、本実施形態に係るUI装置10は、装置全体を制御するCPU40を備え、図1に示すUI装置10の各部による各処理は、CPU40により制御されて実行される。また、UI装置10は、CPU40の処理に使用されるプログラム及び各種情報を記憶するROM(Read Only Memory)42を備える。また、UI装置10は、CPU40の作業領域として一時的に各種データを記憶するRAM(Random Access Memory)44、及び、CPU40の処理に使用される各種情報を記憶する記憶部46を備える。また、UI装置10は、各種情報を表示するディスプレイ等の表示手段と、ユーザにより操作されることにより各種情報を入力するタッチパネル等とを有する表示操作部48を備える。
なお、画像形成装置100は、UI装置10に加えて、上述した画像形成部12、及び上述した通信回線I/F部14を有している。画像形成装置100は、通信回線I/F部14を介して受信した、画像の形成を指示するための画像形成情報に基づいて、画像形成部12により画像を形成する。
ここで、画像形成部12の構成及び画像形成部12による画像形成処理について説明する。画像形成部12は、像保持体である感光体を色毎に備えている。これらの感光体は、帯電バイアスが印加されることにより表面が帯電される。また、画像形成部12は、各色の画像データを取得し、帯電された感光体の表面を各色の画像データに基づいて変調された露光光で露光することにより感光体上に静電潜像を形成し、感光体に各色の現像剤(トナー)を保持させる。また、画像形成部12は、現像ロールを色毎に備えていて、現像ロールに現像バイアスを印加することにより、感光体上の静電潜像を各色のトナーで現像して感光体上にトナー像を形成する。また、画像形成部12は、感光体上の各色のトナー像を中間転写ベルトに転写させ、中間転写ベルト上に転写されたトナー像を用紙等の記録媒体に転写して定着させることにより、記録媒体に画像を形成する。
次に、図5及び図6のフローチャートを参照して、本実施形態に係るUI装置10の作用を説明する。本実施形態に係るUI装置10は、メニュー画面を表示操作部48に表示させる表示制御処理と、メニュー画面の変更を登録する登録処理と、を行う。
まず、本実施形態における表示制御処理の流れについて説明する。図5は、表示操作部48を介して、メニュー画面の表示を開始するための指示が入力された際にUI装置10のアプリケーション機能管理部22によって実行される表示制御処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。なお、本実施形態では、表示制御処理のプログラムは予めアプリケーション記憶部26に記憶されているが、これに限らない。例えば、表示制御処理のプログラムは、外部装置から通信回線I/F部14を介して受信して実行されても良い。また、CD−ROM等の記録媒体に記録された表示制御処理のプログラムがCD−ROMドライブ等で読み込まれることにより、表示制御処理が実行されるようにしてもよい。
ステップS101では、アプリケーション機能管理部22が、表示操作部48を介して、操作画面の表示の指示が入力されたか否かを判定する。ステップS101で操作画面の表示の指示が入力されたと判定した場合(S101,Y)はステップS103に移行する。ステップS101で操作画面の表示の指示が入力されていないと判定した場合(S101,N)は操作画面の表示の指示が入力されるまで待機する。
ステップS103では、アプリケーション機能管理部22が、アプリケーション記憶部26からユーザ情報を取得する。
ステップS105では、アプリケーション機能管理部22が、アプリケーション記憶部26に、ステップS103で取得したユーザ情報に対応するユーザ用メニュー情報が記憶されているか否かを判定する。
ステップS107では、アプリケーション機能管理部22が、アプリケーション記憶部26からステップS103で取得したユーザ情報に対応するユーザ用メニュー情報を取得する。
ステップS109では、アプリケーション機能管理部22が、アプリケーション記憶部26から基本メニュー情報を取得する。
ステップS111では、アプリケーション機能管理部22が、メニュー画面を表示操作部48に表示させる。この際、ユーザ用メニュー情報を取得した場合は、取得した情報に基づいてユーザ用メニュー画面を表示させる。また、基本メニュー情報を取得した場合は、取得した情報に基づいて基本メニューを表示させる。
表示操作部48に表示される、コピー機能を実現するアプリケーションの基本メニュー画面の一例を図7に示した。図7に示すように、基本メニュー画面は、画像の出力部数を入力する出力部数入力欄60、出力部数入力欄60に入力されている出力部数から1を減算する減算ボタン62、及び、出力部数入力欄60に入力されている出力部数から1を加算する加算ボタン64を有している。また、基本メニュー画面は、コピー機能を実行する際に設定される各々の設定項目の設定値を入力する設定値入力欄66を有している。図7に示す例では、カラーモードの設定項目が「自動」、「カラー」、及び「モノクロ」のうちの「自動」に設定されている。また、両面コピーの設定項目が「片面→両面」、「片面→両面」、「片面→片面」、及び「両面→両面」のうちの「片面→両面」に設定されている。
ステップS113では、アプリケーション機能管理部22が、ステップS193で取得したユーザ情報によって示されるユーザが、メニュー画面をカスタマイズする権限を有しているか否かを判定する。本実施形態では、ステップS193で取得したユーザ情報によって示されるユーザが、ロールB又はロールCのユーザであった場合は、メニュー画面をカスタマイズする権限を有していると判定する。
ステップS113でユーザがメニュー画面をカスタマイズする権限を有していると判定した場合(S113,Y)はステップS115に移行する。ステップS113でユーザがメニュー画面をカスタマイズする権限を有していないと判定した場合(S113,N)はステップS117に移行する。
ステップS115では、アプリケーション機能管理部22が、メニュー画面のカスタマイズを行うためのカスタマイズ画面(変更画面)へ遷移させるための遷移情報としてのカスタマイズボタンを表示操作部48に表示させるように制御して、本表示制御処理のプログラムの実行を終了する。
表示操作部48に表示される、カスタマイズボタン68が表示された基本メニュー画面又はユーザ用メニュー画面の一例を図8に示した。図8に示すように、ユーザ用メニュー画面は、基本メニュー画面に加えて、基本メニュー画面又はユーザ用メニュー画面の表示構成をカスタマイズするためのカスタマイズボタン68を有している。また、ユーザ用メニュー画面において、カスタマイズボタン68が選択された場合、カスタマイズの対象が基本メニュー画面であるかユーザ用メニュー画面であるかを選択する選択欄70が表示される。選択欄70から基本メニュー画面及びユーザ用メニュー画面の何れかが選択された場合、表示操作部48に、基本メニュー画面及びユーザ用メニュー画面の何れかの表示構成をカスタマイズするためのカスタマイズ画面が表示される。従って、メニュー画面をカスタマイズする権限を有するユーザは、基本メニュー画面及びユーザ用メニュー画面の表示構成をカスタマイズすることが許可される。
表示操作部48に表示される、カスタマイズ画面の一例を図9に示した。図9に示すように、カスタマイズ画面は、基本メニュー画面及びユーザ用メニュー画面の何れかにおいて、出力部数、カラーモード、両面コピー等の各々の設定項目について、表示させるか否かの設定値を入力するための設定値入力欄72、及び、入力した設定値を決定するための決定ボタン76を有している。なお、カスタマイズ画面においては、基本メニュー画面及びユーザ用メニュー画面において表示されていない設定項目についても表示される。何れかの設定値入力欄72が選択された場合、表示操作部48に、「表示する」及び「表示しない」の何れかを選択するための選択欄74が表示される。
図9に示す「ステープラ」の設定項目の選択欄74で「表示しない」が選択され、決定ボタン76が選択されたとする。この場合、一例として図10に示すように、基本メニュー画面及びユーザ用メニュー画面の何れかにおいて、「ステープラ」の設定項目が表示されない。
ステップS117では、アプリケーション機能管理部22が、カスタマイズボタンを表示操作部48に表示させないように制御して、本表示制御処理のプログラムの実行を終了する。
表示操作部48に表示される、メニュー画面をカスタマイズする権限を有さないユーザの基本メニュー画面の一例を図11に示した。図11に示すように、メニュー画面をカスタマイズする権限を有さないユーザの基本メニュー画面は、基本メニュー画面又はユーザ用メニュー画面の表示構成をカスタマイズするためのカスタマイズボタン68を有していない。従って、メニュー画面をカスタマイズする権限を有さないユーザは、基本メニュー画面及びユーザ用メニュー画面の表示構成をカスタマイズすることが禁止される。
なお、本実施形態に係るUI装置10において、基本メニュー情報及びユーザ用メニュー情報が対応付けられているユーザに対しては、表示させるメニュー画面を基本メニュー情報及びユーザ用メニュー情報の何れかに切り換えられるようにしても良い。
その場合には、一例として図12に示すように、表示操作部48に、表示させるメニュー画面を切り換えるための、切り換え情報の一例としての切り換えボタン78を表示させる。切り換えボタン78が選択された場合には、基本メニュー画面及びユーザ用メニュー画面の何れかを選択するための選択欄80を表示操作部48に表示させる。そして、選択欄80から基本メニュー画面及びユーザ用メニュー画面の何れかが選択された場合には、選択されたメニュー画面を表示操作部48に表示させる。
次に、本実施形態における登録処理の流れについて説明する。図6は、表示操作部48を介して、メニュー画面の表示を開始するための指示が入力された際にUI装置10のアプリケーション機能管理部22(又はユーザ情報管理部24)によって実行される登録処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。なお、本実施形態では、登録処理のプログラムは予めアプリケーション記憶部26に記憶されているが、これに限らない。例えば、登録処理のプログラムは、外部装置から通信回線I/F部14を介して受信して実行されても良い。また、CD−ROM等の記録媒体に記録された登録処理のプログラムがCD−ROMドライブ等で読み込まれることにより、登録処理が実行されるようにしてもよい。
ステップS201では、アプリケーション機能管理部22が、アプリケーション36から、変更ボタンが表示操作部48により選択されたか否かに基づき、カスタマイズの内容を示すカスタマイズ情報を変更するための指示を受け付けたか否かを判定する。
ステップS201でカスタマイズ情報を変更するための指示を受け付けたと判定した場合(S201,Y)はステップS203に移行する。また、ステップS201でカスタマイズ情報を変更するための指示を受け付けていないと判定した場合(S201,N)はカスタマイズ情報を変更するための指示を受け付けるまで待機する。
ステップS203では、アプリケーション機能管理部22が、アプリケーション記憶部26からユーザ情報を取得する。
ステップS205では、アプリケーション機能管理部22が、ステップS203で取得したユーザ情報に対応付けられた権限情報を取得する。
ステップS207では、アプリケーション機能管理部22が、ステップS205で取得した権限情報に基づき、メニュー画面をカスタマイズする権限が有するか否かを判定する。ステップS207でメニュー画面をカスタマイズする権限を有すると判定した場合(S207,Y)はステップS207に移行する。また、ステップS207でメニュー画面をカスタマイズする権限を有さないと判定した場合(S207,N)は、カスタマイズ情報の登録を行わずに、本登録処理のプログラムの実行を終了する。
ステップS209では、アプリケーション機能管理部22が、カスタマイズされたユーザ用メニュー画面を示すユーザ用メニュー情報をアプリケーション記憶部26に記憶させる。
ステップS211では、アプリケーション機能管理部22が、アプリケーション記憶部26に記憶されているユーザ情報に、変更されたユーザ用メニュー情報が対応付ける。
ステップS213では、ユーザ情報管理部24が、ステップS203で取得したユーザ情報に、変更されたユーザ用メニュー情報に対応付けられるように、アプリケーション記憶部26に記憶されているユーザ情報を更新する。
ステップS215では、アプリケーション機能管理部22が、カスタマイズの変更が完了した旨を示す情報をアプリケーション36に通知し、本登録処理のプログラムの実行を終了する。
ここで、各々のユーザがアプリケーションを起動させ、上記表示制御処理及び登録処理が実行された場合の具体的な実施例について説明する。
まず、ユーザによりアプリケーションの起動が指示された際、アプリケーションは、ユーザが認証された場合は、認証されたユーザのユーザ情報を、ユーザ情報管理部24を介して取得する。また、アプリケーションは、ユーザが認証されなかった場合は、未認証ユーザのユーザ情報を、ユーザ情報管理部24を介して取得する。
また、アプリケーションは、ユーザが認証された場合は、ユーザ情報に基づき、アプリケーション記憶部26に、アプリケーションの起動を指示したユーザのユーザ用メニュー情報が記憶されている場合、そのユーザ用メニュー情報を取得する。また、アプリケーションは、アプリケーション記憶部26に、アプリケーションの起動を指示したユーザのユーザ用メニュー情報が記憶されていない場合、基本メニュー情報を取得する。
例えば、「未認証ユーザ」が「アプリケーションA」を起動した場合、「アプリケーションA」は、「未認証ユーザ」のユーザ情報を参照し、アプリケーションAの未認証ユーザ用メニューが関連付けられていないため、アプリケーションAの基本メニュー画面を表示する。また、例えば、「ユーザA」が「アプリケーションB」を起動した場合、「アプリケーションB」は「ユーザA」のユーザ情報を参照し、「アプリケーションBのユーザA用メニュー」が関連付けられているため、ユーザA用メニュー画面を表示する。
ここで、アプリケーション毎にメニュー画面の表示構成も異なっており、必ずしもメニュー画面をカスタマイズするためのカスタマイズボタンが用意されているとは限らない。アプリケーションによっては、ユーザの権限を参照することなく、カスタマイズを許可しているものもある。しかし、本実施形態では、ユーザAによりカスタマイズされたメニュー画面を示すユーザ用メニュー情報をユーザAのアプリケーション記憶部26に記憶させようとしたとする。この場合、プラットフォーム20がユーザAの権限情報を参照して、ユーザAがメニュー画面をカスタマイズする権限を有さない場合には、カスタマイズ情報の記憶を許可しないことを選択することが可能である。これにより、本実施形態では、アプリケーションの構造の自由度が向上するという利点が得られる。
登録するメニュー画面のカスタマイズ情報についても、アプリケーションが指定するデータ形式を用いても良い。この場合には、プラットフォーム20は、アプリケーションとユーザの識別情報とを関連付けて記憶しておき、メニュー画面のカスタマイズを許可するか否かのみを判断する。
例えば、ユーザAはユーザ用メニュー画面をカスタマイズする権限を有さないが、ユーザBはユーザ用メニュー画面をカスタマイズする権限を有する。また、アプリケーションAのユーザB用メニュー情報は記憶されているが、アプリケーションBのユーザB用メニュー情報は記憶されていない。このような場合に、ユーザBがアプリケーションBを起動すると、ユーザB用メニュー情報がユーザBに関連付けられて記憶されていないため、アプリケーションBの基本メニュー画面が表示されることになる。
一方、ユーザBはユーザ用メニュー画面をカスタマイズする権限を有するため、アプリケーションBの基本メニュー画面をカスタマイズし、ユーザ用メニュー画面として記憶することが可能である。アプリケーションBのユーザB用メニュー情報が、ユーザBのユーザ情報に関連付けられて記憶された場合、次回以降、ユーザBがアプリケーションBを起動すると、ユーザB用メニュー画面が表示されるようになる。
なお、基本メニュー画面をカスタマイズする権限は、例えば管理者等の、一般のユーザよりも強い権限を有するユーザにのみ付与される。管理者は、その権限によって、基本メニュー画面をカスタマイズする。基本メニュー画面には、各々のアプリケーションが提供する機能がリストとして表示されているのが一般的である。アプリケーションにもよるが、カスタマイズ機能は、メニュー画面における機能の並び替え、機能の非表示/表示の切り替え、初期値の変更等が行われる。
ここで、管理者は、ロールAのユーザに対して設定を変更させたくない機能を、初期値を適切に記憶した上で、基本メニュー画面から非表示にする。プラットフォーム20は、各々のアプリケーションが有する機能を把握する必要がなく、また、アプリケーション毎の各々の機能に対応する権限を制御するための情報を保持する必要もない。すなわち、基本メニュー画面をカスタマイズする権限を持つ管理者が、特定の機能を基本メニュー画面から非表示にし、その特定の機能を設定変更させたくないユーザが付与されているロールに、ユーザ用メニュー画面をカスタマイズする権限を付与しなければ、ロールAのユーザによって非表示になっている機能の設定が変更されることはない。また、後からインストールされたアプリケーションであっても、管理者により基本メニュー画面において表示/非表示が設定されることで、アプリケーションが提供する各々の機能の利用権限が、管理者によって設定される。
また、管理者によって、ユーザ毎に予めユーザ用メニュー情報を記憶しておいた場合には、各々のユーザに対してユーザ用メニュー画面をカスタマイズする権限を与えなくても良い。このように、ユーザ毎に異なるユーザ用メニュー画面を記憶しておくことで、ユーザ毎に一部の機能の利用を制限することが可能となる。
また、本実施形態では、メニュー画面において機能毎に表示/非表示を切り替えているが、これに限らず、アプリケーション毎に、各々の機能で指定できるパラメータをカスタマイズする構成としても良い。例えば、機能Aで指定できるパラメータとして「値1」、「値2」、及び「値3」があった場合に、それらのパラメータを選択するための選択肢の表示/非表示を切り換えるカスタマイズが可能だったとする。ここで、基本メニュー画面をカスタマイズする権限を持つ管理者が、基本メニューとして「値2」を非表示にすれば、ユーザ用メニュー画面を持たない、ユーザ用メニュー画面をカスタマイズする権限を有さないユーザは、機能Aの設定として「値1」及び「値3」のみが選択肢として表示されるため、「値2」を指定する権限がないことになる。
このように、プラットフォーム20がアプリケーションの機能を知らなくても、メニュー画面をカスタマイズする権限を用いることにより、管理者が利用権限を定義することが可能になる。
以上のように、本実施形態では、アプリケーションが動作するプラットフォーム20において、認証されたユーザがメニュー画面をカスタマイズする権限を有するとする。この場合に、アプリケーションに対して、ユーザ毎にカスタマイズされたメニュー画面を示すユーザ用メニュー情報を、基本メニュー情報と併せて記憶させる。
これにより、メニュー画面のカスタマイズをアプリケーションが行うことになり、プラットフォーム20は、各々のアプリケーションが保持するメニュー画面の表示構成を認識する必要がなくなる。
また、新しく追加されたアプリケーションについても、既にインストールされているアプリケーションと同様にして、ユーザ毎のユーザ用メニュー情報34A、34B、…を、基本メニュー情報32A、32B、…と共に記憶させる。
さらに、ユーザ毎又はユーザグループ毎にメニュー画面の表示構成のカスタマイズを許可する権限を付与するか付与しないかを管理することによって、個々のユーザ、又は個々のユーザグループに対して、各々のアプリケーションのメニュー画面のカスタマイズが制限される。
その結果、メニュー画面をカスタマイズする権限を有さないユーザに対して、変更させたくない設定項目を非表示にしておくことによって、各々の機能の変更を制限させる。
なお、本実施形態では、アプリケーションの各々の機能の各々の設定項目を設定するための設定画面において、各々の設定項目を表示させるか否かをカスタマイズする場合について説明したが、これに限らない。例えば、複数のアプリケーションのうちの何れかを起動するためのメニュー画面において各々のアプリケーションを表示させるか否かをカスタマイズするようにしても良い。
表示操作部48に表示される、ユーザ用メニュー画面の表示項目をカスタマイズする権限を有するユーザの、アプリケーションを選択するためのメニュー画面の一例を図13に示した。図13に示すように、メニュー画面は、複数のアプリケーションから何れかのアプリケーションを選択するための選択ボタン82、及び、メニュー画面をカスタマイズするためのカスタマイズボタン84を有している。
また、表示操作部48に表示される、基本メニュー画面及びユーザ用メニュー画面の表示項目をカスタマイズする権限を有するユーザの、アプリケーションを選択するためのメニュー画面の一例を図14に示した。図14に示すように、メニュー画面は、複数のアプリケーションから何れかのアプリケーションを選択するための選択ボタン82、メニュー画面をカスタマイズするためのカスタマイズボタン84、及び、カスタマイズの対象とするメニュー画面を切り換える切り換えボタン86を有している。
何れかのカスタマイズボタン84が選択された場合、選択されたカスタマイズボタン84に対応するアプリケーションが起動される。また、カスタマイズボタン84が選択された場合、表示操作部48に、アプリケーションを選択するためのメニュー画面の表示構成をカスタマイズするためのカスタマイズ画面が表示させる。
一例として図15に示すように、カスタマイズ画面は、各々のアプリケーションについて、表示させるか否かを示す設定値を入力するための設定値入力欄88、及び、入力した設定値を決定するための決定ボタン90を有している。何れかの設定値入力欄88が選択された場合、表示操作部48に、「表示する」及び「表示しない」の何れかを選択するための選択欄92が表示される。
図15に示す「アプリケーションD」のアプリケーションの選択欄92で「表示しない」が選択され、決定ボタン90が選択されたとする。この場合、一例として図16に示すように、基本メニュー画面及びユーザ用メニュー画面の何れかにおいて、「アプリケーションD」のアプリケーションが表示されないようになる。
一方、切り換えボタン86が選択された場合、一例として図17に示すように、カスタマイズの対象が基本メニュー画面であるかユーザ用メニュー画面であるかを選択する選択欄94が表示される。選択欄94から基本メニュー画面及びユーザ用メニュー画面の何れかが選択された場合、表示操作部48に、選択されたメニュー画面が表示される。
また、表示操作部48に表示される、基本メニュー画面及びユーザ用メニュー画面の表示項目をカスタマイズする権限を有さないユーザの、アプリケーションを選択するためのメニュー画面の一例を図18に示した。図18に示すように、基本メニュー画面及びユーザ用メニュー画面の表示項目をカスタマイズする権限を有さないユーザのメニュー画面は、カスタマイズボタン84、及び切り換えボタン86を有さない。
また、本実施形態では、各々の設定項目、又は各々のアプリケーションについて、表示するか否かを設定する場合について説明したが、これに限らない。例えば、各々の設定項目、又は各々のアプリケーションの表示順について設定するようにしても良い。この場合には、「表示する」及び「表示しない」に加えて、優先順位を表す番号を選択するようにすると良い。
また、メニュー画面の表示構成をカスタマイズする権限は、全てのアプリケーションのメニュー画面の表示構成をカスタマイズする権限を付与してもよいし、アプリケーション毎にメニュー画面の表示構成をカスタマイズする権限を付与しても良い。
また、本実施形態では、認証部38をアプリケーションの1つとした場合について説明したが、これに限らず、プラットフォーム20内に認証部38が設けられていても構わない。また、本実施形態では、ユーザ情報30がプラットフォーム20のアプリケーション記憶部26に記憶されている場合について説明したが、これに限らず、外部装置からユーザ情報30を取得するようにしても構わない。
また、本実施形態では、コピーのアプリケーションに関する各々の機能についてメニュー画面に表示させる場合について説明したが、これに限らない。例えば、対象とするアプリケーションとしては、コピー、FAX(ファックス)、スキャン、特定業務用スキャン、簡単コピー(付加機能)等が挙げられる。
10 UI装置
12 画像形成部
14 通信回線I/F部
20 プラットフォーム
22 アプリケーション機能管理部
24 ユーザ情報管理部
26 アプリケーション記憶部
30 ユーザ情報
32 基本メニュー情報
34 ユーザ用メニュー情報
36 アプリケーション
38 認証部
40 CPU
48 表示操作部

Claims (10)

  1. ユーザを認証する認証手段と、
    前記認証手段により認証されたユーザが、操作画面の仕様を変更する権限を有する場合、前記操作画面の変更が許可され、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有さない場合、前記操作画面の変更が許可されないように制御する制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有する場合、複数のアプリケーションのうちの何れかを起動するための操作画面の変更が許可され、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有さない場合、前記起動するための操作画面の変更が許可されないように制御する
    ユーザ・インタフェース装置。
  2. 前記制御手段は、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有する場合、アプリケーションの機能に関する設定を行うための操作画面の変更が許可され、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有さない場合、前記設定を行うための操作画面の変更が許可されないように制御する
    請求項1記載のユーザ・インタフェース装置。
  3. 前記制御手段は、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有する場合は、前記操作画面を変更するための変更画面へ遷移させるための遷移情報が表示画面に表示されるように制御する
    請求項1又は2記載のユーザ・インタフェース装置。
  4. 前記制御手段は、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有さない場合は、前記操作画面を変更するための変更画面へ遷移させるための遷移情報が表示画面に表示されないように制御する
    請求項1〜の何れか1項記載のユーザ・インタフェース装置。
  5. 前記制御手段は、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有する場合は、前記認証手段により認証されたユーザにより変更された前記操作画面をユーザ用操作画面として記憶手段に記憶されるように制御する
    請求項1〜の何れか1項記載のユーザ・インタフェース装置。
  6. 前記制御手段は、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有さない場合は、前記認証手段により認証されたユーザにより変更された前記操作画面をユーザ用操作画面として記憶手段に記憶されないように制御する
    請求項1〜の何れか1項記載のユーザ・インタフェース装置。
  7. 前記制御手段は、前記認証手段により認証されたユーザが、前記操作画面の仕様を変更する権限を有していて、かつ前記記憶手段に前記ユーザ用操作画面が記憶されている場合は、前記操作画面を前記ユーザ用操作画面に切り換えるための切り換え情報が表示画面に表示されるように制御する
    請求項又は記載のユーザ・インタフェース装置。
  8. 前記操作画面の仕様は、コピー、ファックス、及びスキャンの少なくとも1つに関する各々の機能について前記操作画面に表示させるか否かを示す仕様である
    請求項1〜の何れか1項記載のユーザ・インタフェース装置。
  9. 画像の形成を指示するための画像形成情報を取得する取得手段と、
    請求項1〜の何れか1項記載のユーザ・インタフェース装置と、
    前記ユーザ・インタフェース装置による制御に基づいて、前記取得手段により取得された前記画像形成情報によって示される指示に従って、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    を備えた画像形成装置。
  10. コンピュータを、請求項1〜の何れか1項記載のユーザ・インタフェース装置を構成する各手段として機能させるためのプログラム。
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