JP6790626B2 - オートクレーブ装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施の形態に係るオートクレーブ装置の構成を示す図である。図1の(a)は、オートクレーブ装置1を水平に切断して内部構造を模式的に示した横断平面図であり、(b)は、オートクレーブ装置1を垂直に切断して内部構造を模式的に示した縦断側面図である。なお、この図1では、後で詳述する遮蔽部材を、隔壁に設けた通液口に対して設置した例を示している。
区画室10は、オートクレーブ装置1において原料スラリーに対する浸出処理等の処理を施す反応場となる空間である。上述したように、オートクレーブ装置1では、隔壁30によって5つに区画された5つの区画室10A〜10Eにより構成されている。
区画室10は、上流側(図1の左側)から順に、第1の区画室10A、第2の区画室10B・・・と続き、最下流側(図1の右側)が最終の第5の区画室10Eで構成されている。オートクレーブ装置1においては、最上流の第1の区画室10Aに原料スラリーが装入され、また第1の区画室10Aの上部から垂下された配管を介して硫酸等の溶液がスラリーに供給される。そして、第1の区画室10Aでは、後述する撹拌機20Aによる撹拌によって、スラリー中の固形物に含まれる有価金属が溶液中に浸出される。
区画室10においては、内部のスラリーを撹拌するための撹拌機20が設けられている。なお、撹拌機20について後で詳述する。また、区画室10のうち、第1の区画室10Aには、原料のスラリーを装入するための原料スラリー装入管(図示しない)が付設されており、その原料スラリー装入管を介して固形物を含むスラリーが装入される。
NiS+2O2→NiSO4 ・・・(1)
CoS+2O2→CoSO4 ・・・(2)
撹拌機20は、第1の区画室10A〜第5の区画室10Eのそれぞれに設置されており、各区画室10の内部に装入、移送されたスラリーを撹拌する。
隔壁30は、オートクレーブ装置1の内部を複数に区画するためのものであり、隔壁30を挟んで隣り合う区画室が構成される。例えば、第1の区画室10Aと第2の区画室10Bとの間には第1の隔壁30Aが設けられており、第2の区画室10Bと第3の区画室10Cとの間には第2の隔壁30Bが設けられている。
<2−1.通液口について>
図2は、隔壁30の一部拡大図であり、隔壁30の下部に設けられた通液口40の構成を示す模式図である。図2に示す通液口40の模式図は、図1中の矢印Pで示す方向からの斜視図であり、下流側にある第3の区画室10Cから、隔壁30B(第2の区画室10Bと第3の区画室10Cとを隔てる隔壁)に設けられている通液口40Bを視たとき図である。なお、図1では、第2の隔壁30B、第3の隔壁30C、第4の隔壁30Dに、それぞれ、通液口40B、通液口40C、通液口40Dが設けられている例を示している。
そこで、オートクレーブ装置1においては、隔壁30に設けられた通液口40に対して、所定の位置に遮蔽部材を設けることを特徴としている。具体的には、区画室10の撹拌機20による撹拌で発生した液流の上流に位置するように、少なくともその隔壁30又はオートクレーブ装置1の壁面から起立した遮蔽部材を設ける。
図3は、図2と同じく、第3の区画室10Cから隔壁30Bに設けられた通液口40Bを視たときの斜視図であり、その第3の区画室10Cにおいて通液口40Bに対して遮蔽部材61を設置したときの図である。
図4は、第2の実施態様に係る遮蔽部材62を示す模式図である。図4も、第3の区画室10Cから隔壁30Bに設けられた通液口40Bを視たときの斜視図であり、その第3の区画室10Cにおいて通液口40Bに対して遮蔽部材62を設置したときの図である。
図5は、第3の実施態様に係る遮蔽部材63を示す模式図である。図5も、第3の区画室10Cから隔壁30Bに設けられた通液口40Bを視たときの斜視図であり、その第3の区画室10Cにおいて通液口40Bに対して遮蔽部材63を設置したときの図である。
1w オートクレーブ装置の壁面(底部壁面)
10,10A〜10E 区画室
20,20A〜20E 撹拌機
21 撹拌軸
22 撹拌羽根
30,30A〜30D 隔壁
40,40B〜40D 通液口
61,62,63 遮蔽部材
Claims (5)
- 隔壁で複数に区画された区画室と、
各区画室に設けられ、該区画室内のスラリーを撹拌するための撹拌機と、
を備えるオートクレーブ装置であって、
少なくとも1以上の前記隔壁には、通液口が設けられ、
前記通液口に対して、前記撹拌機による撹拌で発生した液流の上流の位置に、少なくとも前記隔壁又は当該オートクレーブ装置の壁面から起立した遮蔽部材が設けられている
オートクレーブ装置。 - 前記遮蔽部材は、1以上の屈曲部を有している
請求項1に記載のオートクレーブ装置。 - 前記遮蔽部材は、前記隔壁を挟んで対向するいずれかの区画室、若しくは両方の区画室において、該隔壁に設けられた通液口に対して設けられている
請求項1又は2に記載のオートクレーブ装置。 - 当該オートクレーブ装置は、ニッケル及びコバルトの混合硫化物を含むスラリーに対して高温高圧下で酸を添加して浸出処理を施すために用いられる
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のオートクレーブ装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のオートクレープ装置を用いて、スラリーに含まれる固形物から有価金属を浸出させる
有価金属の浸出処理方法。
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JP2016176529A JP6790626B2 (ja) | 2016-09-09 | 2016-09-09 | オートクレーブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016176529A JP6790626B2 (ja) | 2016-09-09 | 2016-09-09 | オートクレーブ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2018040047A JP2018040047A (ja) | 2018-03-15 |
JP6790626B2 true JP6790626B2 (ja) | 2020-11-25 |
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ID=61625439
Family Applications (1)
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JP2016176529A Active JP6790626B2 (ja) | 2016-09-09 | 2016-09-09 | オートクレーブ装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP6790626B2 (ja) |
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2016
- 2016-09-09 JP JP2016176529A patent/JP6790626B2/ja active Active
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