JP6790602B2 - 発光装置及びその製造方法 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1〜特許文献3には、基板上に、複数の発光素子を配置する領域を囲む枠体と、当該発光素子の配置領域を複数の領域に区画する枠体とを設け、区画した領域を、それぞれ2種類以上の異なる色の発光領域とし、これらの発光領域からの光を混色することで、所望の色の照明光を生成する発光装置が記載されている。
また、特許文献4には、発光素子の上面側に反射部材を設けることで、発光素子の側面から光を取り出し、外側が光反射体で覆われた遮光体を発光素子間に設けて、発光素子の側面からの光を反射させることで、発光装置の上面側から放射される光の光量ムラを低減する照明装置が記載されている。
また、特許文献3に記載された発光装置は、光出射面側にレンズ状の透明部材を備えているが、発光領域が放射状に区画されているため、方位の違いによる色ムラや輝度ムラを更に改善する余地がある。
本開示の実施形態に係る発光装置の製造方法によれば、出射光の色ムラや輝度ムラが低減される発光装置を製造することができる。
第1実施形態に係る発光装置の構成について、図1A〜図1Cを参照して説明する。なお、説明の便宜上、図1Bに示した平面図は、第1枠体3及び第2枠体4の外形を二点鎖線で示し、第1封止部材5a及び第2封止部材5bの外形を破線で示し、これらの部材を透視して示している。
本実施形態に係る発光装置100は、平面視において、矩形の実装基板2上に、円形の第1枠体3と円形の第2枠体4とが同心円状に設けられている。外側に設けられた第1枠体3と内側に設けられた第2枠体4との間の領域である第1領域2a内には、複数の第1発光素子1aが配置されている。また、第2枠体4の内側の領域である第2領域2b内には、複数の第2発光素子1bが配置されている。また、図1A及び図1Cに示されるように、第1枠体3の内側の領域には、封止部材5が設けられている。より詳細には、第1枠体3と第2枠体4との間の領域である第1領域2aには、第1封止部材5aが設けられ、第1発光素子1aが封止されている。第2枠体4の内側の領域である第2領域2bには、第2封止部材5bが設けられ、第2発光素子1bが封止されている。
本実施形態では、封止部材5は、第1封止部材5aと第2封止部材5bとを合わせた全体として凸レンズ形状に構成されている。封止部材5は、第1発光素子1a及び第2発光素子1bが発した光、並びに封止部材5中に含有される波長変換物質(蛍光体)によって波長変換された光が良好に混ざり、出射光の色ムラや輝度ムラが低減されるように構成されている。
以下、各部材について詳細に説明する。
第1発光素子1a及び第2発光素子1bはLEDチップである。図面においては、第1発光素子1aと第2発光素子1bとは、同じ構成を有しているが、互いに異なる形状であってもよく、また、互いに異なる色の光を発光するものであってもよい。
本実施形態では、第1発光素子1aは、実装基板2の上面の第1領域2a内に、複数個が略均等な間隔で散らばって配置されている。また、第2発光素子1bは、実装基板2の上面の第2領域2b内に、複数個が略均等な間隔で散らばって配置されている。このように、実装基板の上面に発光素子が略均等に配置されていることで、発光装置の出射光の輝度ムラを抑えることができる。
本実施形態では、図1B及び図1Cに示されるように、第1発光素子1a及び第2発光素子1bは、電極が設けられる面と反対側の面が、ダイボンド樹脂などの接合部材を用いて実装基板2の上面に接合されている。また、本実施形態では、第1発光素子1a及び第2発光素子1bは、ワイヤ7を用いて、実装基板2の第1配線22と第2配線23との間に、2組に分かれてそれぞれ直列に電気的に接続されている。このとき、2組の直列回路のそれぞれに含まれる第1発光素子1a及び第2発光素子1bの個数が等しくなるように接続することが好ましい。これによって、各第1発光素子1a及び各第2発光素子1bに流れる電流が略等しくなり、チップ間の発光強度のばらつきを低減することができる。
第1封止部材5a内を伝播する光の一部及び第2封止部材5b内を伝播する光の一部は、第2枠体4の透光性領域を透過して、互いに封止部材5の他方の領域内に伝播して、混光される。従って、第1発光素子1aに由来する光と、第2発光素子1bに由来する光とは、封止部材5内で混光され、封止部材5の上面から外部に取り出される。
p型半導体層12pの上面の略全面には、良好な導電性と良好な透光性とを有する全面電極14が設けられており、更に全面電極14の一部にp側電極15が設けられている。また、半導体積層体12が設けられた側の表面は、n側電極13及びp側電極15の上面を除き、絶縁膜16によって被覆されている。n側電極13及びp側電極15の上面に設けられた絶縁膜16の開口部16n,16pが、ワイヤ7などを用いて外部と接続するための領域である。
実装基板2は、第1発光素子1aや第2発光素子1bなどの電子部品を実装するための基板であり、基体21と、基体21の上面に設けられた配線パターンである第1配線22、第2配線23とを備えている。本実施形態では、図1A及び図1Bに示されるように、実装基板2は矩形平板状であるが、これに限らない。例えば、実装基板2の外形は、円形、矩形以外の多角形であってもよい。
なお、第1配線22及び第2配線23は、図1Bに示した例に限定されず、第1発光素子1a及び第2発光素子1bの配列の態様や電気的な接続の態様に応じて適宜な配線パターンとすることができる。また、第1発光素子1a及び第2発光素子1bが、フリップチップ型で実装できるように構成することもできる。
第1枠体3は、実装基板2の上面において、第1発光素子1a及び第2発光素子1bが配置された領域の外側を囲む。本実施形態では、図1Bに示されるように、第1枠体3は、配線部22bの半円状の部分及び配線部23bの半円状の部分を封止するように、当該配線部22b,23bよりも幅広で、円形に設けられている。第1枠体3は、遮光性を有することが好ましく、更に、その上端が第1発光素子1aの上端よりも高くなるように設けることが好ましい。
また、第1枠体3が、遮光性として光吸収性を有するように構成される場合には、封止部材5内を横方向に第1領域2aから外側に向かって伝播する光を吸収して、封止部材5の上面以外からの光取り出しを抑制することができるため、発光面(発光領域)とその他の領域(非発光領域)との輝度のコントラストが高い、いわゆる「見切り性」の良好な発光装置100とすることができる。
本実施形態の第2枠体4は、図1Bに示されるように、実装基板2の上面において、第1発光素子1aと第2発光素子1bとの間であって、第2発光素子1bを囲むように略円形に設けられている。このため、第2枠体4は、第1枠体3と離間して設けられている。第2枠体4の上端は、第1枠体3の上端よりも高くなるように設けられている。また、本実施形態の第2枠体4の上部は、良好な透光性を有する透光性領域となっている。また、本実施形態の第2枠体4は、第1層41、第2層42及び第3層43からなる積層構造を有している。
なお、第2枠体4は、円形状の第1枠体3と同心円状に形成されることが好ましい。発光領域の1つである第1領域2aを円環形状とすることによって、配光特性を等方的にすることができる。
なお、第1枠体3及び第2枠体4は前記のように平面視で円形であるが、これに限らず、矩形等の多角形や楕円等であってもよい。
本実施形態では、封止部材5は、第1枠体3と第2枠体4との間の領域である第1領域2aに設けられる第1封止部材5aと、第2枠体4の内側の領域である第2領域2bに設けられる第2封止部材5bとから構成されている。封止部材5は、実装基板2上の第1領域2a及び第2領域2b内に配置された第1発光素子1a、第2発光素子1b及びワイヤ7を封止して、これらの部材を、塵芥、水分、ガス、外力などから保護するためのものである。
なお、このとき、第1封止部材5a及び第2封止部材5bは、それぞれから放射される光が第2枠体4の透光性領域に入射するよう設けられる必要があり、例えば、それぞれ第2枠体4の透光性領域と接するように設けられる。
第1封止部材5a、第2枠体4の透光性領域及び第2封止部材5bが1つの導光部材を構成することによって、当該導光部材内を伝播する光を効率よく混ぜ合わせることができる。更に、当該導光部材が凸レンズ形状に構成されることによって、当該導光部材の上面から出射される光は、凸レンズの光軸の近傍に集光される。その結果、当該導光部材の上面から出射される光は、色ムラや輝度ムラなどが低減されて、良好な配光特性を有することができる。
波長変換物質は、第1封止部材5aに含有させる場合には第1発光素子1aからの光を吸収し、第2封止部材5bに含有させる場合には第2発光素子1bからの光を吸収し、波長変換するものを用いることができる。また、封止部材5に含有させる波長変換物質は、封止部材5に用いられる樹脂材料よりも比重が大きいものが好ましい。波長変換物質の比重が樹脂材料の比重よりも大きいと、製造過程において波長変換物質の粒子を封止部材5中で沈降させて、第1発光素子1a又は第2発光素子1bの表面近傍に偏在するように配置することができる。
また、封止部材5に、その他のフィラーを含有させるようにしてもよい。その他のフィラーとしては、例えば、SiO2、TiO2、Al2O3、ZrO2、MgOなどの粒子を好適に用いることができる。また、所望外の波長の光を除去する目的で、例えば、有機や無機の着色染料や着色顔料を含有させるようにしてもよい。
保護素子6は、第1発光素子1a及び第2発光素子1bを静電放電から保護するなどの目的で設けられる。
保護素子6としては、例えば、ツェナーダイオード、バリスタ、抵抗、キャパシタなどを用いることができる。なお、保護素子は有していなくてもよい。
ワイヤ7は、第1発光素子1a及び第2発光素子1b同士、第1発光素子1aと配線部22b及び配線部23bとの間を電気的に接続するための配線部材である。また、ワイヤ7は、保護素子6と配線部23bとを電気的に接続するために用いてもよい。ワイヤ7としては、良好な導電性を有するCu,Au,Ag,Alなどの金属又はこれらの金属を主成分とする合金を用いた金属ワイヤを好適に用いることができる。
次に、第1実施形態に係る発光装置100の動作について、図3を参照して説明する。図3において、第1発光素子1aに由来する光L11〜L15の光路は実線で示し、第2発光素子1bに由来する光L21〜L24の光路は破線で示している。また、図3に示した断面図において、第1発光素子1a、第2発光素子1b、第1枠体3、第2枠体4、第1封止部材5a及び第2封止部材5bは、略左右対称に配置されているため、左半分の領域に配置されている第1発光素子1a及び第2発光素子1bに由来する光の代表的な光路のみを模式的に示している。
また、第1枠体3及び第2枠体4の最下層である第1層41は光反射性を有し、第2枠体4の上層部である第2層42及び第3層43は透明とする。また、第1封止部材5a、第2封止部材5b、第2枠体の第2層42及び第3層43の材料は、屈折率が同じであるものとする。
本実施形態に係る発光装置100では、第1発光素子1aに由来し、第2領域2bに向かって斜め上方に伝播する光L11は、第2枠体4の透明な第2層42又は第3層43を透過し、更に第2封止部材5b内を伝播する。更に光L11は、第2封止部材5bの上面である外気との界面に全反射の臨界角以上の入射角で入射されると、当該界面で全反射される。光L11は、更に、基体21の上面及び第2枠体4の光反射性を有する第1層41で反射され、第2封止部材5bの上面に向かって伝播する。光L11は、凸レンズの集光作用によって光軸Cに近づくように屈折して第2封止部材5bの上面から外部に取り出される。
本実施形態に係る発光装置100では、第1発光素子1aに由来し、第2領域2bに向かって水平に近い角度で伝播する光L13は、第2枠体4の光反射性を有する第1層41で反射され、光軸Cに近づくように屈折して第1封止部材5aの上面から外部に取り出される。
本実施形態に係る発光装置100では、第1発光素子1aに由来し、第1領域2aの外側に向かって水平に近い角度で伝播する光L15は、第1枠体3で反射され、光軸Cに近づくように屈折して第1封止部材5aの上面から外部に取り出される。
本実施形態に係る発光装置100では、第2発光素子1bに由来し、第1領域2aに向かって斜め上方に伝播する光L24は、第2枠体4の透明な第2層42又は第3層43を透過し、更に第1封止部材5a内を伝播する。更に光L24は、第1封止部材5aの上面及び基体21の上面で反射を繰り返しながら伝播し、更に第1枠体3で反射されて、第1封止部材5aの上面に向かって伝播する。光L24は、凸レンズの集光作用によって光軸Cに近づくように屈折して第1封止部材5aの上面から外部に取り出される。
本実施形態に係る発光装置100では、第2発光素子1bに由来し、第1領域2aに向かって水平に近い角度で伝播する光L23は、第2枠体4の光反射性を有する第1層41で反射され、光軸Cに近づくように屈折して第2封止部材5bの上面から外部に取り出される。
次に、第1実施形態に係る発光装置の製造方法について、図4〜図5Fを参照して説明する。本実施形態に係る発光装置の製造方法は、図4に示されるように実装基板準備工程S11と、発光素子実装工程S12と、枠体形成工程S13と、封止部材形成工程S14とが含まれている。
枠体形成工程S13は、第1枠体形成工程S131と、第2枠体形成工程S132とを含んでいる。また、本実施形態に係る発光装置の製造方法では、封止部材形成工程S14は、第1封止部材形成工程S141と、第2封止部材形成工程S142とを含んでいる。
なお、本明細書において、準備工程とは、実装基板2を前記したような方法で製造することに限定されず、購入などにより入手することも含むものである。
なお、この工程において、保護素子6も実装基板2に実装することができる。
以下、熱硬化性樹脂を用いた第1枠体3及び第2枠体4の形成方法について説明する。
なお、液状の樹脂材料の粘度は、当該樹脂材料に用いられる溶剤量や適宜なフィラーの添加量によって調整することができる。液状の樹脂材料の粘度を調整する方法は、後記する第2枠体4、第1封止部材5a及び第2封止部材5bの形成においても同様である。
まず、ディスペンサ82を用いて、第1発光素子1aと第2発光素子1bとの間に、好ましくは遮光性物質を含有する液状の樹脂材料を供給する。その後に加熱処理を施して樹脂材料を硬化させることで、第1層41を形成する。
次に、ディスペンサ82を用いて、第1層41上に、透光性を有する液状の樹脂材料を供給し、加熱処理を施すことで、第2層42を形成する。第2層42と同じ樹脂材料を用いて、同様にして、第2層42上に第3層43を形成することで、透光性領域を形成する。
なお、第1層41、第2層42及び第3層43に施す加熱処理は、熱硬化性樹脂を仮硬化させる条件で行うようにし、第3層43を積層後に、熱硬化性樹脂を本硬化させる条件で加熱処理を施すようにしてもよい。これによって、第1層41、第2層42及び第3層43を強固に接合させることができて好ましい。
また、第1枠体3と第2枠体4の第1層41とを、遮光性物質を含有する同じ材料を用いて同時に形成し、その後に、透光性を有する材料を用いて第2枠体4の第2層42及び第3層43(透光性領域)を形成するようにしてもよい。
以下、熱硬化性樹脂を用いた第1封止部材5a及び第2封止部材5bの形成方法について説明する。
この工程において、まず、ディスペンサ83を用いて、第1領域2a内に液状の樹脂材料を充填する。このとき用いられる液状の樹脂材料は、必要に応じて波長変換物質の粒子を含有し、適度な粘度に調整されている。ここで、適度な粘度とは、第2枠体4の上端近傍から、第1枠体3の上端近傍にかけて、液面が外側ほど低くなるように緩やかな傾斜面を形成可能な粘度である。また、第1枠体3と第2枠体4との間の距離に応じて、適度な粘度が定められる。
その後に、波長変換物質の粒子を含有する場合は、好ましくは当該粒子が沈降するのを待ってから、加熱処理を施して樹脂材料を硬化させることで、第1封止部材5aが形成される。
この工程において、まず、ディスペンサ84を用いて、第2領域2b内に液状の樹脂材料を充填する。このとき用いられる液状の樹脂材料は、必要に応じて波長変換物質の粒子を含有し、適度な粘度に調整されている。ここで、適度な粘度とは、第2領域2bにおける封止部材5の上面が、第1領域2aにおける封止部材5の上面において高さが最も低い部分よりも高くなっており、封止部材5が、第1封止部材5aの形状と合わせて、封止部材5の全体として1つの凸形状が構成できるものである。本実施形態においては、第2領域2b内で、中央部が盛り上がった凸形状を形成できる粘度である。その後に、波長変換物質の粒子を含有する場合は、好ましくは当該粒子が沈降するのを待ってから、加熱処理を施して樹脂材料を硬化させることで、第2封止部材5bが形成される。
また、第1枠体形成工程S131、第2枠体形成工程S132、第1封止部材形成工程S141及び第2封止部材形成工程S142において、第1枠体3、第2枠体4、第1封止部材5a及び第2封止部材5bを形成する熱硬化性樹脂を仮硬化させておき、これらの部材が全て形成されてから熱硬化性樹脂を本硬化させるための加熱処理を施すようにしてもよい。これによって、これらの部材を強固に接合させることができる。
以上の工程を行うことによって、発光装置100を製造することができる。
11 素子基板
12 半導体積層体
12n n型半導体層
12a 活性層
12p p型半導体層
12b 露出部
13 n側電極
14 全面電極
15 p側電極
16 絶縁膜
16n,16p 開口部
1a 第1発光素子
1b 第2発光素子
2 実装基板(基板)
2a 第1領域
2b 第2領域
21 基体
22 第1配線
22a パッド部
22b 配線部
23 第2配線
23a パッド部
23b 配線部
3 第1枠体
4 第2枠体
41 第1層
42 第2層
43 第3層
5,5A 封止部材
5a 第1封止部材
5b,5Ab 第2封止部材
6 保護素子
7 ワイヤ
81〜84 ディスペンサ
100,100A 発光装置
AM アノードマーク
Claims (16)
- 基板と、前記基板上に設けられる第1枠体と、前記基板上であって前記第1枠体の内側に前記第1枠体と離間するように設けられる第2枠体と、前記第1枠体と前記第2枠体との間の第1領域に配置される少なくとも1つの第1発光素子と、前記第2枠体の内側の第2領域に配置される少なくとも1つの第2発光素子と、前記第1発光素子及び前記第2発光素子を被覆する封止部材と、を有し、
前記第2枠体は、透光性領域を有しており、
前記第2枠体の上端は、前記第1枠体の上端よりも高く、
前記第1領域における前記封止部材の上面は、前記第2枠体側よりも前記第1枠体側の方が高さが低く、前記第1枠体側から前記第2枠体側に向かって高く、
前記第2領域における前記封止部材の上面は、前記第1領域における前記封止部材の上面において高さが最も低い部分よりも高く、
前記第1領域及び前記第2領域における前記封止部材は、前記第2枠体の透光性領域に接する発光装置。 - 前記第2領域における前記封止部材は、凸状である請求項1に記載の発光装置。
- 前記第2領域における前記封止部材は、凹状である請求項1に記載の発光装置。
- 前記封止部材は、上面が曲面である請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の発光装置。
- 前記第2枠体は、複数の層が積層されてなる請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の発光装置。
- 前記第2枠体の前記複数の層のうち、最下層は遮光性である請求項5に記載の発光装置。
- 前記第1発光素子と、第2発光素子の発光色が異なる請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の発光装置。
- 前記封止部材は、前記第1領域に配置される第1封止部材と、前記第2領域に配置される第2封止部材と、を有する請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の発光装置。
- 前記第1封止部材と前記第2封止部材には、それぞれ異なる波長変換物質が含まれている請求項8に記載の発光装置。
- 前記第1封止部材と前記第2封止部材の何れか一方にのみ波長変換物質が含まれている請求項8に記載の発光装置。
- 前記第1枠体は、遮光性である請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載の発光装置。
- 前記第1枠体の上端が、前記第1発光素子の上端よりも高い請求項1乃至請求項11の何れか一項に記載の発光装置。
- 前記第1枠体と前記第2枠体とを同心円状に形成する請求項1乃至請求項12の何れか一項に記載の発光装置。
- 基板上に少なくとも1つの第1発光素子及び少なくとも1つの第2発光素子を実装する工程と、
前記基板上に前記第1発光素子及び前記第2発光素子を囲む第1枠体を形成する工程と、
前記基板上であって、前記第1発光素子と前記第2発光素子の間に、前記第2発光素子を囲み、透光性領域を有する第2枠体を形成する工程と、
前記第1枠体及び前記第2枠体で囲まれた第1領域と、前記第2枠体で囲まれた第2領域とに、前記第1発光素子及び前記第2発光素子を被覆するように封止部材を充填する工程と、を有し、
前記第1枠体と前記第2枠体とを互いに離間して形成するとともに、前記第2枠体の上端が前記第1枠体の上端よりも高くなるように形成し、
前記封止部材を充填する工程は、
前記第1領域における前記封止部材の上面が、前記第2枠体側よりも前記第1枠体側の方が高さが低く、前記第1枠体側から前記第2枠体側に向かって高く、
前記第2領域における前記封止部材の上面が、前記第1領域における前記封止部材の上面において高さが最も低い部分よりも高く、
前記第1領域及び前記第2領域における前記封止部材が前記第2枠体の透光性領域に接する発光装置の製造方法。 - 前記第1枠体を前記第2枠体よりも先に形成する請求項14に記載の発光装置の製造方法。
- 前記第2枠体は、複数の層を積層することで形成する請求項14又は請求項15に記載の発光装置の製造方法。
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