JP6789880B2 - 作業機の状態管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、車体のゼロモーメントポイントを求めることができる作業機の状態管理システムに関する。
従来、作業を行う作業機において、車体のバランスを検出する技術として、特許文献1に示す技術が知られている。特許文献1では、車体の進行方向に対して左又は右の重量バランスを検出している。
特開平9−309465号公報
上述したように、特許文献1では、歪み計をトラクタの車体に取付けることによって当該トラクタのバランスを検出しているものの、トラクタの車体の全体のバランスを把握することは困難であるのが実情である。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、車体の状態を簡単に把握することができる作業機の状態管理システムを提供することを目的とする。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
作業機の状態管理システムは、作業装置が装着可能で且つ走行可能な車体におけるゼロモーメントポイントを演算する演算部と、前記演算部で演算されたゼロモーメントポイントに基づいて作業機の安定に関する情報を表示可能な表示部と、前記演算部で演算したゼロモーメントポイントに基づいて、前記車体にウエイトが装着されているか否かを判断する第2判断部と、を備え、前記表示部は、前記車体に前記ウエイトが装着されていない場合に、前記ウエイトが装着されていないことに対する警告を行う
前記表示部は、前記車体に対して定められた安定領域と、前記ゼロモーメントポイントとを表示する。
作業機の状態管理システムは、前記演算部で演算したゼロモーメントポイントが、前記車体に対して定められた安定領域から外れているか否かを判断する第1判断部を備え、前記表示部は、前記ゼロモーメントポイントが前記安定領域から外れた場合に、前記ゼロポイントが前記安定領域から外れたことに対する警告を行う。
前記表示部は、前記ゼロモーメントポイントが前記安定領域から外れた場合に、前記ゼロモーメントポイントを前記安定領域内に戻す方法を表示する。
前記車体は、前記ゼロモーメントポイントが前記安定領域から外れた場合に、前記ゼロモーメントポイントが前記安定領域から外れたことを外部に報知する報知部を有している
前記演算部は、前記車体に設けた車体状態検出部によって検出した第1荷重及びモーメントに基づいて、前記ゼロモーメントポイントを演算する。
前記演算部は、前記車体に連結された作業装置に設けられた装置状態検出部によって検出した第2荷重及びモーメントに基づいて、前記ゼロモーメントポイントを演算する。
作業機の状態管理システムは、前記車体に対する車体状態検出部の位置と、前記作業装置に対する装置状態検出部の位置とに基づいて、前記安定領域を演算する領域演算部を備えている。
前記演算部、前記表示部は前記作業機に設けられている。
前記演算部、前記表示部は携帯端末に設けられている。
本発明によれば、車体の状態、即ち、作業機の状態を簡単に把握することができる。
第1実施形態における作業機の状態管理システムの全体図である。 ZMPと、臨界領域Q1、安定領域Q2、床反力との関係を示す図である。 状態表示画面M1の一例を示す図である。 車体のZMPが臨界領域Q1に位置している状態を示す図である。 車体ZMPが臨界領域Q1の境界に位置している状態を示す図である。 車体のZMPが臨界領域Q1の外側に位置している状態を示す図である。 第2実施形態における作業機の状態管理システムの全体図である。 車体に作業装置及びウエイトを装着した状態を示す図である。 第3実施形態における作業機の状態管理システムの全体図である。 トラクタに作業装置を連結した平面図に、臨界領域Q4及び安定領域Q5を示した図である。 トラクタの操舵時における臨界領域Q4及び安定領域Q5の関係を示す図である。 作業機の状態管理システムを変形した変形例を示している。 トラクタの走行系の動力伝達の概略図である。 トラクタの全体図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、作業機の状態管理システムの全体図を示している。作業機は、トラクタ、コンバイン、田植機、バックホー、スキッドステアローダ、コンパクトトラックローダ等である。トラクタ1を例に挙げ
作業機について説明する。
図11に示すように、トラクタ1は、走行装置7を有する車両(車体)3と、原動機4と、変速装置5とを備えている。走行装置7は、前輪7F及び後輪7Rを有する装置である。走行装置7は、クローラ型の装置であってもよい。原動機4は、ディーゼルエンジン、電動モータ等であって、この実施形態ではディーゼルエンジンで構成されている。変速装置5は、変速によって走行装置7の推進力を切換可能であると共に、走行装置7の前進、後進の切換が可能である。
また、車体3の後部には、3点リンク機構等で構成された連結部8が設けられている。連結部8には、作業装置2が着脱可能である。作業装置2を連結部8に連結することによって、車体3によって作業装置2を牽引することができる。作業装置2は、耕耘する耕耘装置、肥料を散布する肥料散布装置、農薬を散布する農薬散布装置、収穫を行う収穫装置、牧草等の刈取を行う刈取装置、牧草等の拡散を行う拡散装置、牧草等の集草を行う集草装置、牧草等の成形を行う成形装置等である。なお、図11では、作業装置2として成形装置を取り付けた例を示している。
また、トラクタ1は、車体3に設けられた運転席10と、操縦装置11を備えている。運転席10及び操縦装置11は、車体3に設けられたキャビン12内に配置されている。操縦装置11は、例えば、ステアリング等で構成されていて、操縦装置11を操縦することによってトラクタ1の進行方向を変更可能である。
図10は、トラクタ(車体)の走行系の動力伝達の概略図を示している。図10に示すように、前輪7Fは、第1デフ装置20Fに回転自在に支持された前車軸21Fに取付けられ、後輪7Rは、第2デフ装置20Rに回転自在に支持された後車軸21Rに取付けられている。第1デフ装置20Fには、変速装置5の前部から突出する第1伝動軸22Fの動力が伝達され、第2デフ装置20Rには、変速装置5の後部に至る第2伝動軸22Rの動力が伝達される。第1伝動軸22F及び第2伝動軸22Rには、原動機4の出力軸の動力が伝達され、第1伝動軸22F及び第2伝動軸22Rは回転自在となっている。なお、上述した実施形態では、第1伝動軸22F及び第2伝動軸22Rの両方に原動機4の動力
が伝達する4WDについて説明したが、第2伝動軸22Rのみに原動機4の動力が伝達する2WDであってもよい。
車体3には、複数の車体状態検出部24が設けられている。複数の車体状態検出部24は、少なくとも車体3に掛かる第1荷重(床反力)及びモーメントを検出する装置であって、3軸方向(X軸方向、Y軸方向、Z軸方向)の第1荷重及びモーメントが検出可能な6分力型のロードセルで構成されている。この実施形態では、X軸方向を車体3の走行方向(進行方向)、Y軸方向を車体3の幅方向(左又は右方向)、Z軸方向を走行方向及び幅方向に直交する方向(上又は下方向)とし説明を進める。
複数の車体状態検出部24は、車体3の左の前部の支持点(左の前輪7F)に対応する第1状態検出部24aと、車体3の右の前部の支持点(右の前輪7F)に対応する第2状態検出部24bと、車体3の左の後部の支持点(左の後輪7R)に対応する第3状態検出部24cと、車体3の右の後部の支持点(右の後輪7R)に対応する第4状態検出部24dとを含んでいる。第1状態検出部24aは、前車軸21Fの左側に取付けられ、第2状態検出部24bは、前車軸21Fの右側に取付けられている。第3状態検出部24cは、後車軸21Rの左側に取付けられ、第4状態検出部24dは、後車軸21Rの右側に取付けられている。第1状態検出部24a、第2状態検出部24b、第3状態検出部24c、第4状態検出部24dの取付場所は上述した例に限定されず、前輪7F、後輪7Rに取付けてもよいし、その他の場所に取付けてもよい。
また、複数の車体状態検出部24は、それぞれ第1荷重及びモーメントを直接検出可能なロードセルから構成されていたが、前輪7F、後輪7Rの空気圧から第1荷重及びモーメントを求める装置であってもよい。
図1に示すように、トラクタ1は、制御装置30と、表示装置31とを備えている。制御装置30は、トラクタ1に関する制御を行う装置である。制御装置30は、例えば、トラクタ1の作業系に関する制御を行ったり、トラクタ1の走行系の制御を行う。
制御装置30には、クランク位置を検出するセンサ32a、カム位置を検出するセンサ32b、原動機4の回転数(エンジン回転数)を検出するセンサ32c、アクセルの設定値を検出するセンサ32dが接続されている。制御装置32は、センサ32a〜32c等で検出されたクランク位置、カム位置、エンジン回転数等の信号に基づいて求めた制御信号を、インジェクタ、コモンレール、サプライポンプ等に出力することで、原動機(エンジン)4を制御する。なお、インジェクタの制御では燃料噴射量、噴射時期、燃料噴射率が示された制御信号を当該インジェクタに出力する。また、サプライポンプやコモンレールの制御では燃料噴射圧等が示された信号を、当該サプライポンプやコモンレールに出力する。制御装置30は、センサ32dで検出された設定値に基づいて、エンジン回転数を制御する。制御装置30による原動機4の制御は一例であり、限定されない。
また、制御装置30には、例えば、運転席10に設けられ且つ昇降を操作する昇降操作部材33と、油圧制御弁34とが接続されている。制御装置30は、昇降操作部材33が上昇側に操作されると、油圧制御弁34に昇降の制御信号を出力して当該油圧制御弁34の開度を設定し、当該油圧制御弁34により作動する油圧シリンダ35を伸長させ、連結部8を上昇させる。一方、制御装置30は、昇降操作部材33が下降側に操作されると、油圧制御弁34に昇降の制御信号を出力して当該油圧制御弁34の開度を設定し、当該油圧制御弁34により作動する油圧シリンダ35を収縮させ、連結部8を下降させる。即ち、制御装置30は、連結部8の昇降動作を制御することができる。
表示装置31は、運転席10の近傍に設けられ、トラクタ1等に関する様々な情報を表示する装置である。トラクタ1の走行時等にオペレータが表示装置31を見ることによって、トラクタ1の走行状態を把握したり、トラクタ1の様々な設定値を確認することができる。また、表示装置31は、制御装置30と接続していて。当該制御装置30と様々な情報を送受信することができる。
作業機の状態管理システムは、演算部40Aを備えている。演算部40Aは、制御装置30に設けられた電気・電子部品、当該制御装置30等に組み込まれたプログラム等から構成されている。或いは、演算部40Aは、表示装置31に設けられた電気・電子部品、
当該表示装置31等に組み込まれたプログラム等から構成されている。図1では、演算部40Aが制御装置30に設けられている例を示している。
演算部40Aは、車体3におけるゼロモーメントポイント(ZMP)を演算する。具体的には、演算部40Aは、車体3の支持点の第1荷重(床反力)、例えば、第1状態検出部24a、第2状態検出部24b、第3状態検出部24c、第4状態検出部24dで検出された第1荷重及びモーメントに基づいて、2次元で示されるZMPを求める。さらに詳しくは、演算部40Aは、式(1)に基づき、ZMPを求める。
Figure 0006789880
図2Aは、ZMPと、臨界領域Q1、安定領域Q2、複数の車状態検出部24(24a、24b,24c、24d)で検出した床反力との関係を示した図である。図2Aに示すように、f1Zは第1状態検出部24aで検出された床反力、f2Zは第2状態検出部24bで検出された床反力、f3Zは第3状態検出部24cで検出された床反力、f4Zは第4状態検出部24aで検出された床反力である。PXは、ゼロモーメントにおけるX軸方向の位置(X座標)、Pyは、ゼロモーメントにおけるY軸方向の位置(Y座標)である。Pixは、i番目の支持点におけるX軸周りのモーメントであり、Piyは、i番目の支持点におけるY軸周りのモーメントである。
臨界領域Q1は、車体3の支持点、即ち、複数の車状態検出部24を設置した位置を結ぶ領域であって、X軸方向及びY軸方向の2次元で表される。安定領域Q2は、トラクタ1(車体3)が走行時において、姿勢が安定する領域、例えば、安定して走行する領域であり、臨界領域Q1から所定距離、内側へシフトした領域である。臨界領域Q1と安定領域Q2とを除く領域、即ち、臨界領域Q1を構成する輪郭線と、安定領域Q2を構成する輪郭線との間の領域は、不安定になり易い不安定領域Q3である。
なお、図3A、3B、3Cは、車体3の安定についての理論的な状態を示している。図3Aに示すように、トラクタ1(車体3)の全床反力(F=ZMP)が臨界領域Q1内(F=F1+F2=G、T=0、F1:前支持点の床反力、F2:後支持点の床反力、T:トルク、G:重力)である場合は、車体3は安定する。図3Bに示すように、車体3の全床反力(F=ZMP)が臨界領域Q1の境界にある場合(F=F1=G、T=0)である場合は、車体3は不安定である。また、図3Cに示すように、車体3の全床反力(F=ZMP)が臨界領域Q1を超えて外側にある場合(F=F1=G、T≠0)である場合は、車体3は転倒する。即ち、この実施形態では、少なくとも安定領域Q2は、臨界領域Q1よりも内側に設定しているため、より車体3が安定する構成となっている。
安定領域Q2は、制御装置30又は表示装置31に予め記憶されている。安定領域Q2は、臨界領域Q1を超えない範囲で表示装置31を用いて設定してもよい。
表示装置(表示部)31は、演算部40Aで演算されたゼロモーメントポイントに基づいて安定に関する情報を表示する。図2Bに示すように、表示装置31をオペレータが操作すると、当該表示装置31は、状態表示画面M1を表示する。状態表示画面M1は、臨界領域Q1、安定領域Q2及びZMPを2次元で表示する。図2Bに示すように、状態表示画面M1は、臨界領域Q1だけでなく、前輪7F、後輪7Rを示す図形7Dを表示してもよい。
詳しくは、オペレータがトラクタ1に乗車し、トラクタ1の走行を開始すると、表示装置31は、状態表示画面M1を表示し、当該状態表示画面M1のフィールドに、臨界領域Q1及び安定領域Q2を表示する。また、表示装置31は、演算部40Aによって演算したZMPを逐次取得し、取得したZMP示すポインタ部P1を表示する。したがって、オペレータは、トラクタ1を走行させている状況下で表示装置31に示されたZMP(ポイ
ンタ部P1)を見ることによって、トラクタ1の走行状態を把握することができる。特に、トラクタ1を斜面に沿って走行している場合は、オペレータは現在のトラクタ1が安定して斜面を走行できているか否かを表示装置31により把握することができる。
図1に示すように、作業機の状態管理システムは、第1判断部41を備えていてもよい。第1判断部41は、制御装置30に設けられた電気・電子部品、当該制御装置30等に組み込まれたプログラム等から構成されている。或いは、第1判断部41は、表示装置31に設けられた電気・電子部品、当該表示装置31等に組み込まれたプログラム等から構成されている。図1では、第1判断部41が制御装置30に設けられている例を示している。
第1判断部41は、例えば、トラクタ1の走行が開始されると、安定領域Q2を制御装置30又は表示装置31から取得すると共に、演算部40Aが演算したZMPを取得する。そして、第1判断部41は、取得したZMPが安定領域Q2から外れているか否かを判断する、即ち、取得したZMPが安定領域Q2内にあるか否かを判断する。第1判断部41は、演算部40Aが演算したZMPが不安定領域Q3に入った場合、ZMPが安定領域Q2から外れたと判断する。一方で、第1判断部41は、演算部40Aが演算したZMPが安定領域Q2内である場合、ZMPが安定領域Q2から外れていないと判断する。
表示装置31は、ZMPが安定領域Q2から外れている場合、ZMPが安定領域Q2から外れたことに対する警告を行う。表示装置31は、ZMPが安定領域Q2から外れていることを表示することで警告を行う。例えば、表示装置31にLED等のランプ又はランプに相当する図形を表示する。表示装置31は、ZMPが安定領域Q2内にある場合には、ランプ又は図形を緑色に点灯し、ZMPが安定領域Q2内にない場合にはランプ又は図形を赤色に点灯させる。或いは、ZMPが安定領域Q2から外れた場合には、表示装置31の画面に文字で「安定領域Q2から外れています」という警告を表示する。ZMPが安定領域Q2から外れている警告の表示は、状態表示画面M1に表示してもよいし、状態表示画面M1とは異なる画面で表示してもよい。また、表示装置31に接続されているスピーカを用いて音を発生させることでZMPが安定領域Q2から外れていることを警告してもよい。上述した表示装置31の警告は、一例であり限定されない。
また、表示装置31は、ZMPが安定領域Q2から外れた場合に、ZMPを安定領域Q2内に戻す方法を表示してもよい。トラクタ1の走行中にZMPが安定領域Q2から外れた場合、例えば、表示装置31は、「エンジン回転数を下げて下さい」と表示する。エンジン回転数を下げることで、トラクタ1の走行速度が低下したり、トラクタ1に装着した作業装置2の作動速度を低下したり、トラクタ1の走行時における加速度を低下させることができ、トラクタ1の走行状態を安定化させることができる。なお、第1判断部41は、ZMPが安定領域Q2から外れた経過時間を求め、経過時間が閾値以上(数秒以上)になった場合に、表示装置31がZMPを安定領域Q2内に戻す方法を表示してもよい。また、表示装置31は、ZMPが安定領域Q2から外れた場合に、ZMPを安定領域Q2内に戻す方法として、「アクセルを緩めて下さい」、「アクセルレバーを下げて下さい」といった具体的な操作方法を表示してもよい。また、制御装置30は、ZMPが安定領域Q2から外れた場合に、操縦装置11の操舵角を自動的に設定することによって、トラクタ1を操舵し、ZMPを安定領域Q2に戻してもよい。
トラクタ1(車体3)は、報知部42を備えていてもよい。報知部42は、ZMPが安定領域Q2から外れた場合に、ZMPが安定領域Q2から外れたことを外部に報知する装置である。報知部42は、前照灯、作業灯などであって、制御装置30の制御信号によって作動する。ZMPが安定領域Q2から外れていると第1判断部41が判断した場合に、制御装置30は報知部42に制御信号を出力し、当該報知部42は、前照灯、作業灯等を点灯又は点滅させる。なお、報知部42は、音を出力するスピーカであってもよし、外部機器にZMPが安定領域Q2から外れたことを外部に報知する通信装置であってもよいし、その他の装置であってもよい。また、ZMPが安定領域Q2から外れた場合に、操縦装置11の操舵角を制御装置30によって制御することによって、トラクタ1を安定領域Q2
[第2実施形態]
図4は、第2実施形態における作業機の状態管理システムを示している。第2実施形態では、第1実施形態と異なる構成について説明する。第2実施形態で示した構成の全部又は一部を、第1実施形態又は他の実施形態に適用してもよい。
図4に示すように、作業機の状態管理システムは、第2判断部43を備えている。第2判断部43は、制御装置30に設けられた電気・電子部品、当該制御装置30等に組み込まれたプログラム等から構成されている。或いは、第2判断部43は、表示装置31に設けられた電気・電子部品、当該表示装置31等に組み込まれたプログラム等から構成されている。図4では、第2判断部43が制御装置30に設けられている例を示している。
第2判断部43は、演算部40Aで演算したZMPに基づいて、車体3にウエイト(重量物)が装着されているか否かを判断する。車体3の後部に作業装置2が装着され且つ車体3の前部にウエイトが装着されている状態では、図5に示すように、ZMPは、トラクタ1の重心と略一致し、臨界領域Q1が矩形状である場合には、当該ZMPは、当該臨界領域Q1の中心O1に位置する。逆に、車体3の前部に作業装置2が装着され且つ車体3の後部にウエイトが装着されている状態でも、ZMPは、臨界領域Q1の中心O1に位置する。一方で、車体3の前部又は後部に作業装置2が装着されている状態で、車体3にウエイトが装着されていない場合、ZMPは、臨界領域Q1の中心O1よりも前方又は後方に位置する。
第2判断部43は、車体3の前部又は後部に作業装置2が装着されている状態で、ZMPが臨界領域Q1よりも閾値D1以上離れている場合に、車体3にウエイトが装着されていないと判断する。一方、第2判断部43は、車体3の前部又は後部に作業装置2が装着されている状態で、ZMPが臨界領域Q1よりも閾値D1未満である場合に、車体3にウエイトが装着されていると判断する。
なお、車体3に作業装置2が装着されているか否かは、例えば、車体3の車載ネットワークに出力された作業装置2の情報に基づいて行う。例えば、作業装置2が車体3に連結され、当該作業装置2の情報が制御装置30に入力された場合、第2判断部43は、作業装置2が装着されていると判断する。一方、作業装置2の情報が制御装置30に入力されなかった場合、第2判断部43は、作業装置2が装着されていないと判断する。
或いは、車体3に作業装置2が装着されているか否かは、表示装置31に入力された情報に基づいて行ってもよい。例えば、オペレータが入力インタフェース等を用いて、表示装置31に作業装置2が装着されたことを入力した場合、第2判断部43は、作業装置2が装着されていると判断する。一方、オペレータが表示装置31に作業装置2が装着されたことを入力しなかった場合、第2判断部43は、作業装置2が装着されていないと判断する。
或いは、車体3に作業装置2が装着されているか否かは、作業装置2の装着の有無を検出する検出装置を設けて、検出装置による検出結果に基づいて判断してもよい。検出装置は、カメラ等の撮像装置、赤外線センサ等の光学センサ等である。
表示装置31は、車体3にウエイトが装着されていない場合に、ウエイトが装着されていないことに対する警告を行う。例えば、トラクタ1の原動機4の始動後、第2判断部43によって車体3にウエイトが装着されていないと判断された場合、表示装置31は、「ウエイトが装着されていません」、「ウエイトの装着状態を確認してください」等の表示をする。表示装置31は、当該表示装置31に接続されているスピーカを用いて音を発生させることでZMPが安定領域Q2から外れていることを警告してもよい。
なお、トラクタ1にジャイロセンサ、加速度センサ等を有する慣性装置を設け、当該慣性装置によってトラクタ1(車体3)の水平であるか否かを検出したうえで、車体3にウエイトが装着されているかいないかを判断してもよい。即ち、第2判断部43は、車体3の前部又は後部に作業装置2が装着され且つトラクタ1(車体3)が水平である場合に、車体3にウエイトが装着されているか否かを判断する。このようにすれば、トラクタ1が水平状態である場合に、作業装置2が装着されているか否かを判断することができ、ウエイトが装着されていない場合に適正な警告を行うことができる。
[第3実施形態]
図6は、第3実施形態における作業機の状態管理システムを示している。第3実施形態では、第1実施形態又は第2実施形態と異なる構成について説明する。第3実施形態で示した構成の全部又は一部を、第1実施形態、第2実施形態に適用してもよい。
作業機の状態管理システムは、演算部40Bを備えている。演算部40Bは、制御装置30に設けられた電気・電子部品、当該制御装置30等に組み込まれたプログラム等から構成されている。或いは、演算部40Bは、制御装置30に設けられた電気・電子部品、当該制御装置30等に組み込まれたプログラム等から構成されている。図6では、演算部40Bが制御装置30に設けられている例を示している。
演算部40Bは、装置状態検出部50によって検出した第2荷重及びモーメントに基づいて、ZMPを演算する。図7に示すように、装置状態検出部50は、作業装置2に設けられている。装置状態検出部50は、少なくとも作業装置2に掛かる第2荷重(床反力)及びモーメントを検出する装置であって、3軸方向(X軸方向、Y軸方向、Z軸方向)の第2荷重及びモーメントが検出可能な6分力型のロードセルで構成されている。
また、作業装置2は、車体3(連結部)と連結するフレーム51と、第1車輪52と、第2車輪53と、第1車輪52及び第2車輪53を支持する車軸54とを有している。装置状態検出部50は、第1車輪53に対応する第5状態検出部50aと、第2車輪54に対応する第6状態検出部50bとを含んでいる。第5状態検出部50aは、車軸54の左側に取付けられ、第6状態検出部50bは、車軸54の右側に取付けられている。第5状態検出部50a及び第6状態検出部50bの取付場所は上述した例に限定されず、第1車輪52と、第2車輪53に取付けてもよいし、その他の場所に取付けてもよい。
図7に示すように、臨界領域Q4は、車体3の支持点と、作業装置2の支持点とで囲まれる領域であって、第1状態検出部24a、第2状態検出部24b、第5状態検出部50a、第6状態検出部50bとを結ぶ領域である。安定領域Q5は、臨界領域Q4から所定距離、内側へシフトした領域である。臨界領域Q4と安定領域Q5とを除く領域は、不安定になり易い不安定領域Q6である。安定領域Q5は、制御装置30又は表示装置31に予め記憶されている。安定領域Q5は、臨界領域Q4を超えない範囲で表示装置31を用いて設定してもよい。
演算部40Bは、車体3及び作業装置2におけるZMPを演算する。具体的には、演算部40Bは、例えば、第1状態検出部24a、第2状態検出部24b、第5状態検出部50a、第6状態検出部50bで検出された第2荷重及びモーメントに基づいて、ZMPを求める。ZMPの計算方法は、第1実施形態と同様である。なお、f1Zは第1状態検出部24aで検出された床反力、f2Zは第2状態検出部24bで検出された床反力、f3Zは第5状態検出部50aで検出された床反力、f4Zは第6状態検出部50bで検出された床反力である。以上によれば、演算部40Bによって、車体3と作業装置2との両方のZMPを演算することができ、車体3及び作業装置2とが安定しているか否かを判断することができる。
図6に示すように、作業機の状態管理システムは、領域演算部44を備えていてもよい。領域演算部44は、制御装置30に設けられた電気・電子部品、当該制御装置30等に組み込まれたプログラム等から構成されている。或いは、領域演算部44は、表示装置31に設けられた電気・電子部品、当該表示装置31等に組み込まれたプログラム等から構成されている。図6では、領域演算部44が制御装置30に設けられている例を示している。
領域演算部44は、車体3に対する車体状態検出部24の位置と、作業装置2に対する装置状態検出部50の位置とに基づいて、安定領域Q5を演算する。図7に示すように、車体3と作業装置2とが直線上に並ぶ場合は、臨界領域Q4が矩形であり、安定領域Q5も矩形である。図8に示すように、トラクタ1が操舵して、車体3と作業装置2とが直線上に並ばなくなった場合、臨界領域Q4は変形する。領域演算部44は、トラクタ1が操舵した場合等に、当該トラクタ1と作業装置2との角度(トラクタ1の連結部8に対するフレーム51の角度)θに基づいて、臨界領域Q4を求め、求めた臨界領域Q4に基づい
て安定領域Q5を求める。
以上によれば、領域演算部44によってトラクタ1(車体3)と作業装置2との位置関係に基づいて、安定領域Q5を演算することができ、演算した安定領域Q5とZMPとを比較することにより、例えば、トラクタ1で作業装置2を牽引しながら作業を行っている際に、トラクタ1及び作業装置2が安定して走行しているかを把握することができる。特に、領域演算部44によって、トラクタ1が操舵した場合に、安定領域Q5を求めているため、当該トラクタ1を左又は右に操舵した場合に、トラクタ1及び作業装置2が安定して走行できているかを把握することができる。
また、上述した作業機の状態管理システムには、演算部40A、40B、第1判断部41、第2判断部43、領域演算部44を、トラクタ1の機器(制御装置30、表示装置31)に設けているが、演算部40A、40B、第1判断部41、第2判断部43、領域演算部44の少なくとも1つを端末に設けてもよいし、ZMPに関する情報を表示する表示部を端末に設けてもよい。
例えば、図9は、作業機の状態管理システムの一例を示している。図9に示すように、作業機の状態管理システムは、通信装置55と、端末56とを備えている。通信装置55は、トラクタ1に設けられ、トラクタ1のデータ(情報)を当該トラクタ1の外部に出力したり、外部のデータをトラクタ1に取り込む装置である。通信装置55は、WiFi(商標)、BLE等の近距離無線通信が可能である。また、通信装置55は、携帯電話通信網、データ通信網、携帯電話通信網等によって無線通信を行う装置であってもよい。
端末56は、携帯端末、管理端末等である。携帯端末は、トラクタ1に乗車するオペレータ等が所持可能であって、比較的演算能力の高いスマートフォン(多機能携帯電話)、タブレット、PDA等である。管理端末は、トラクタ1を管理する管理者が所有するパーソナルコンピュータ(PC)であって固定型のコンピュータである。
携帯端末、管理端末のいずれであっても、端末56は、通信装置55と無線通信可能である。例えば、携帯端末55は、車体状態検出部24が検出した情報が受信可能である。端末56は、ZMPに関して制御装置30と同様の構成又は機能を有しており、例えば、演算部40Aと、第1判断部41と、表示部47とを備えている。演算部40A及び第1判断部41は、上述した実施形態と同様である。表示部47は、上述した表示装置31と同様の構成又は機能を有している。
図9に示した作業機の状態管理システムでは、端末56が携帯端末である場合、オペレータ等が操縦している時に携帯端末を見ることにより、トラクタ1が安定して走行しているかを簡単に把握することができる。また、端末56が管理端末である場合、トラクタ1を管理する管理者が当該トラクタ1から離れた場所で、トラクタ1が安定して走行中であるか否かを簡単に把握することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 トラクタ(作業機)
2 作業装置
3 車両(車体)
31 表示装置(表示部)
40A 演算部
40B 演算部
41 第1判断部
42 報知部
43 第2判断部
44 領域演算部
47 表示部
Q2 安定領域
Q5 安定領域

Claims (10)

  1. 作業装置が装着可能で且つ走行可能な車体におけるゼロモーメントポイントを演算する演算部と、
    前記演算部で演算されたゼロモーメントポイントに基づいて作業機の安定に関する情報を表示可能な表示部と、
    前記演算部で演算したゼロモーメントポイントに基づいて、前記車体にウエイトが装着されているか否かを判断する第2判断部と、
    を備え、
    前記表示部は、前記車体に前記ウエイトが装着されていない場合に、前記ウエイトが装着されていないことに対する警告を行う作業機の状態管理システム。
  2. 前記表示部は、前記車体に対して定められた安定領域と、前記ゼロモーメントポイントとを表示する請求項1に記載の作業機の状態管理システム。
  3. 前記演算部で演算したゼロモーメントポイントが、前記車体に対して定められた安定領域から外れているか否かを判断する第1判断部を備え、
    前記表示部は、前記ゼロモーメントポイントが前記安定領域から外れた場合に、前記ゼロポイントが前記安定領域から外れたことに対する警告を行う請求項1又は2に記載の作業機の状態管理システム。
  4. 前記表示部は、前記ゼロモーメントポイントが前記安定領域から外れた場合に、前記ゼロモーメントポイントを前記安定領域内に戻す方法を表示する請求項3に記載の作業機の状態管理システム。
  5. 前記車体は、前記ゼロモーメントポイントが前記安定領域から外れた場合に、前記ゼロモーメントポイントが前記安定領域から外れたことを外部に報知する報知部を有している請求項3又は4に記載の作業機の状態管理システム。
  6. 前記演算部は、前記車体に設けた車体状態検出部によって検出した第1荷重及びモーメントに基づいて、前記ゼロモーメントポイントを演算する請求項1〜5のいずれかに記載の作業機の状態管理システム。
  7. 前記演算部は、前記車体に連結された作業装置に設けられた装置状態検出部によって検出した第2荷重及びモーメントに基づいて、前記ゼロモーメントポイントを演算する請求項1〜6のいずれかに記載の作業機の状態管理システム。
  8. 前記車体に対する車体状態検出部の位置と、前記作業装置に対する装置状態検出部の位置とに基づいて、前記安定領域を演算する領域演算部を備えている請求項7に記載の作業機の状態管理システム。
  9. 前記演算部、前記表示部は前記作業機に設けられている請求項1〜8のいずれかに記載の作業機の状態管理システム。
  10. 前記演算部、前記表示部は携帯端末に設けられている請求項1〜8のいずれかに記載の作業機の状態管理システム。
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