JP6788373B2 - スライス画像作成装置、三次元造形システム、および、スライス画像作成方法 - Google Patents

スライス画像作成装置、三次元造形システム、および、スライス画像作成方法 Download PDF

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本発明は、スライス画像作成装置、三次元造形システム、および、スライス画像作成方法に関する。
従来から、所望の三次元造形物を造形する三次元造形装置が知られている。この種の三次元造形装置では、例えばコンピュータプログラムを用いて、三次元造形物を造形するための三次元モデルのデータを作成している。そして、三次元モデルを所定の間隔でスライスして作成された複数のスライスモデルに基づいて、三次元造形物の断面形状に対応したスライス画像を複数作成している。
スライス画像を作成するために、三次元モデルのデータとしてSTLデータが用いられている。STLデータには、三次元モデルを構成する各三角形の面の法線ベクトルと各三角形の3つの頂点の座標値とが記録されている。通常、STLデータは色情報を含んでいないため、フルカラーで描写された三次元造形物を造形することができない。そこで、スライス画像に色情報を付加することによって、フルカラーで描写された三次元造形物を造形することが行われている。特許文献1には、三次元モデルを構成する複数の断面体において、断面体が外側に露出する部分の上面を彩色領域として、彩色領域に色情報を付加した技術が開示されている。
特開2003−145630号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、三次元造形物の上面にしか着色することができず、三次元造形物の下面(底面)や側面並びに内部に着色することができなかった。即ち、特許文献1に記載の技術では、三次元造形物の表面から一定の厚み分だけ着色された三次元造形物を造形することができなかった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、造形対象である三次元造形物を造形する三次元造形装置において、三次元造形物の表面から一定の厚み分だけ着色することが可能なフルカラーのスライス画像を作成することができるスライス画像作成装置、三次元造形システム、および、スライス画像作成方法を提供することである。
本発明に係るスライス画像作成装置は、造形対象である三次元造形物を造形する三次元造形装置において、前記三次元造形物を造形するためのスライス画像を作成するスライス画像作成装置であって、前記三次元造形物の三次元モデルを記憶する記憶部と、前記三次元モデルをボクセル単位に分割されたXYZ座標空間に配置する配置部と、前記三次元モデルを所定の間隔にスライスして、複数のスライスモデルを作成するスライスモデル作成部と、前記XYZ座標空間のXY平面上の一のボクセルに対してZ軸方向に連続する全てのボクセルを含む第1集合体を、前記XY平面上の全てのボクセルについて、それぞれ選択する第1選択部と、選択された前記第1集合体の各ボクセルについて、前記第1集合体の最も下に位置するボクセルから最も上に位置するボクセルに向かう方向または前記第1集合体の最も上に位置するボクセルから最も下に位置するボクセルに向かう方向に、前記スライスモデルが含まれるか否かを判定する第1判定部と、前記スライスモデルが含まれるボクセルの全てにおいて、前記スライスモデルが含まれないボクセルから前記スライスモデルが含まれるボクセルまでの最短距離値を算出し、前記スライスモデルが含まれるボクセルに前記算出された最短距離値を距離情報としてそれぞれ付与する距離情報付与部と、前記第1集合体の各ボクセルにおいて、前記スライスモデルが含まれるボクセルの前記最短距離値が所定の値より小さい場合には、当該ボクセルを色情報が付加される着色ボクセルと判定し、かつ、前記スライスモデルが含まれるボクセルの前記最短距離値が前記所定の値以上の場合には、当該ボクセルを色情報が付加されない非着色ボクセルと判定する着色ボクセル判定部と、前記XYZ座標空間に配置された前記三次元モデルを下方から見た第1画像と、前記XYZ座標空間に配置された前記三次元モデルを上方から見た第2画像を取得する第1画像取得部と、前記第1画像に色情報を付加して第1カラー画像を作成し、かつ、前記第2画像に色情報を付加して第2カラー画像を作成する第1カラー画像作成部と、前記着色ボクセル判定部によって前記着色ボクセルと判定された前記ボクセルのうち前記第1集合体の最も下に位置するボクセルから所定の数の前記ボクセルに前記第1カラー画像を関連付け、かつ、前記着色ボクセル判定部によって前記着色ボクセルと判定された前記ボクセルのうち前記第1集合体の最も上に位置するボクセルから所定の数の前記ボクセルに前記第2カラー画像を関連付けることによって、色情報が付加された画像である複数のスライス画像を作成するスライス画像作成部と、を備えている。
本発明のスライス画像作成装置によれば、造形対象である三次元造形物の三次元モデルから、色情報が付加されたフルカラーのスライス画像を作成することができる。即ち、スライス画像作成装置において、スライス画像作成部は、着色ボクセル判定部によって着色ボクセルと判定されたボクセルのうち第1集合体の最も下に位置するボクセルから所定の数のボクセルに第1カラー画像を関連付け、かつ、着色ボクセル判定部によって着色ボクセルと判定されたボクセルのうち第1集合体の最も上に位置するボクセルから所定の数のボクセルに第2カラー画像を関連付けることで、色情報が付加された画像である複数のスライス画像を作成する。これにより、造形対象である三次元造形物の表面の全体、即ち、三次元造形物の上面、下面および側面、並びに三次元造形物の表面から一定の厚み分だけに着色することが可能なフルカラーの画像である複数のスライス画像を作成することができる。また、別途用意した三次元造形装置において、作成されたフルカラーのスライス画像を用い、例えば粉末材料にバインダを塗布し、該スライス画像に沿った断面形状の粉末材料の層を順次積層することによって、フルカラーで描写された三次元造形物を造形することができる。さらに、外部から視認することができない部分への着色を省略することができるため、消費されるインク量を低減することができる。
本発明によれば、三次元造形物の表面から一定の厚み分だけ着色することが可能なフルカラーのスライス画像を作成することができる。
一実施形態に係る三次元造形システムの断面図である。 一実施形態に係る三次元造形装置の平面図である。 一実施形態に係るスライス画像作成装置のブロック図である。 フルカラーのスライス画像を作成する手順を示したフローチャートである。 XYZ座標空間に配置された三次元モデルを示す斜視図である。 XYZ座標空間に配置された三次元モデルを示す側面図である。 スライスモデルの例を示す図である。 第1集合体の例を示す図である。 第2集合体の例を示す図である。 第3集合体の例を示す図である。 複数のボクセルの最短距離値を示す図である。 集合体の各ボクセルに最短距離値が付与された状態の例を示す図である。 第1画像の例を示す図である。 第2画像の例を示す図である。 第3画像の例を示す図である。 第1カラー画像の例を示す図である。 第2カラー画像の例を示す図である。 第3カラー画像の例を示す図である。 スライス画像の例を示す図である。 スライス画像の例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るスライス画像作成装置を備えた三次元造形システムについて説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
図1は、本実施形態に係る三次元造形システム10の断面図である。図2は、三次元造形装置10Aの平面図である。なお、図面中の符号F、Re、L、R、Up、Dnは、それぞれ前、後、左、右、上、下を示している。ただし、これらは説明の便宜上の方向に過ぎず、三次元造形システム10の設置態様を何ら限定するものではない。
三次元造形システム10は、フルカラーの三次元造形物を造形するシステムである。図1に示すように、三次元造形システム10は、三次元造形装置10Aと、スライス画像作成装置100とを備えている。三次元造形装置10Aは、造形対象である三次元造形物の断面形状を表すフルカラーのスライス画像に基づいて、粉末材料にバインダ(例えば接着剤)を塗布し、粉末材料を硬化させて、フルカラーのスライス画像に沿った断面形状の粉末硬化層を順次積層することによって、フルカラーの三次元造形物を造形する装置である。なお、三次元造形装置10Aは、インクを吐出してフルカラーの三次元造形物を造形することができれば、粉末材料にバインダを塗布する態様に限定されない。ここで、「断面形状」とは、三次元造形物を所定の厚み(例えば、0.1mm)ごとにスライスしたときの断面の形状である。「粉末材料」としては、例えば、石膏、セラミックス、金属、プラスチック等が挙げられる。「接着剤」は、上記粉末材料同士を固着することが可能な材料であれば特に限定されない。三次元造形装置10Aは、造形部31と、供給部41と、バインダヘッド12と、インクヘッド14と、制御装置16とを備えている。
造形部31では、三次元造形物18が造形される。造形部31は、造形槽33と、造形テーブル32と、テーブル昇降装置34とを備えている。造形槽33において、造形テーブル32上に粉末硬化層18Aが順に積層され、三次元造形物18が造形される。造形槽33内には、供給部41から供給された粉末材料19が収容される。造形テーブル32は、造形槽33内を上下方向に移動する。テーブル昇降装置34は、造形テーブル32を上下方向に移動させる。造形テーブル32上に、一層の粉末硬化層18Aが形成されると、テーブル昇降装置34は、造形テーブル32を下方に移動させる。
供給部41は、造形部31に粉末材料19を供給する。供給部41は、供給槽43と、供給テーブル42と、テーブル昇降装置44と、供給ローラ15と、を備えている。供給槽43には、粉末材料19が収容される。供給テーブル42は、供給槽43内を上下方向に移動する。テーブル昇降装置44は、供給テーブル42を上下方向に移動させる。供給槽43から造形槽33に粉末材料19が供給されると、テーブル昇降装置44は、供給テーブル42を上方に移動させる。このとき、供給テーブル42を上方に移動させるときの移動量は、造形テーブル32を下方に移動させるときの移動量と同じである。供給ローラ15は、供給槽43に収容された粉末材料19を、造形槽33内に供給する。供給ローラ15は、図示しないモータにより供給槽43上を左右方向に移動する。なお、図1および図2に示すように、供給ローラ15が停止しているとき、供給ローラ15は、供給部41に設けられた載置部45に位置する。供給ローラ15が、載置部45から右方に移動することによって、供給槽43内の粉末材料が造形槽33内に供給される。供給ローラ15が載置部45に戻った後、テーブル昇降装置44は、供給テーブル42を上方に移動させる。
バインダヘッド12は、造形槽33に供給された粉末材料19にバインダを塗布する。バインダヘッド12は、造形槽33に収容された粉末材料19のうち、フルカラーのスライス画像に沿った断面形状に対応する領域にバインダを塗布する。これにより、粉末硬化層18Aが形成される。バインダヘッド12は、バインダを吐出するノズル12Aを備えている。ノズル12Aは、バインダを収容する図示しないタンクに接続されている。バインダヘッド12は、図示しない駆動装置に接続され、造形槽33上を前後方向および左右方向に移動可能に構成されている。
インクヘッド14は、粉末硬化層18Aにインクを塗布する。インクヘッド14は、フルカラーのスライス画像に基づいた色のインクを粉末硬化層18Aに塗布する。インクヘッド14は、インクを吐出するノズル14Aを備えている。ノズル14Aは、インクを収容する図示しないタンクに接続されている。インクヘッド14は、図示しない駆動装置に接続され、造形槽33上を前後方向および左右方向に移動可能に構成されている。本実施形態では、バインダヘッド12とインクヘッド14とは一体に形成されているが、別体であってもよい。
制御装置16は、バインダヘッド12、インクヘッド14、供給ローラ15、テーブル昇降装置34、テーブル昇降装置44、および、スライス画像作成装置100に接続されている。制御装置16は、テーブル昇降装置34を駆動することによって、造形テーブル32を上方または下方に移動させる。制御装置16は、テーブル昇降装置44を駆動することによって、供給テーブル42を上方または下方に移動させる。制御装置16は、バインダヘッド12からのバインダの吐出およびバインダヘッド12の移動を制御する。制御装置16は、インクヘッド14からのインクの吐出およびインクヘッド14の移動を制御する。制御装置16は、供給ローラ15の移動を制御する。制御装置16には、スライス画像作成装置100からフルカラーのスライス画像のデータが出力される。なお、制御装置16の構成は特に限定されない。例えば、制御装置16は、コンピュータであり、中央演算処理装置(以下、CPUという。)と、CPUが実行するプログラムなどを格納したROMと、RAMなどを備えていてもよい。
以上、本実施形態に係る三次元造形装置10Aの構成について説明した。本実施形態に係るスライス画像作成装置100では、造形対象である三次元造形物に対応した三次元モデルを用意する。ここで、三次元モデルとは、ポリゴンメッシュモデルのことである。そして、三次元モデルを所定の間隔で水平方向にスライスすることによって、三次元造形物の断面形状を備える三次元のスライスモデルを複数作成する。そして、スライスモデルに色情報を付加することによって、三次元造形物の断面形状に対応した二次元のフルカラーのスライス画像を複数作成する。本実施形態では、三次元造形装置10Aは、粉末材料19にバインダを塗布し、スライス画像に沿った断面形状の粉末硬化層18Aを順次積層することによって、三次元造形物18を造形する。
スライス画像作成装置100は、造形対象である三次元造形物の三次元モデルに基づいて、三次元造形物の断面形状を表すフルカラーのスライス画像を複数作成する。スライス画像作成装置100は、三次元造形装置10Aと別体であってもよく、三次元造形装置10Aに内蔵されていてもよい。例えば、スライス画像作成装置100は、コンピュータであり、CPUが実行するプログラムなどを格納したROMおよびRAMなどを備えていてもよい。ここでは、コンピュータ内に保存されたプログラムを使用して、フルカラーのスライス画像を作成する。スライス画像作成装置100は、三次元造形システム10のための専用のコンピュータであってもよく、汎用のコンピュータであってもよい。
図3は、スライス画像作成装置100のブロック図である。図3に示すように、スライス画像作成装置100は、記憶部50と、配置部52と、スライスモデル作成部54と、第1選択部56Aと、第2選択部56Bと、第3選択部56Cと、第1判定部58Aと、第2判定部58Bと、第3判定部58Cと、距離情報付与部66と、着色ボクセル判定部68と、第1画像取得部70Aと、第2画像取得部70Bと、第3画像取得部70Cと、第1カラー画像作成部72Aと、第2カラー画像作成部72Bと、第3カラー画像作成部72Cと、スライス画像作成部74と、を備えている。なお、上述した各部は、ソフトウェアによって構成されていてもよいし、ハードウェアによって構成されていてもよい。
ここでは、記憶部50には、造形対象である三次元造形物の三次元モデルが予め記憶されているものとする。三次元モデルのデータは、例えば、ユーザの操作によって、記憶媒体または他のコンピュータ(図示せず)から記憶部50に読み込まれる。
図4は、フルカラーのスライス画像を作成する手順を示したフローチャートである。図4に示すように、スライス画像作成装置100は、三次元モデルに基づいてフルカラーのスライス画像を作成する。
まず、ステップS10において、配置部52は、図5に示すように、記憶部50に記憶された三次元モデル80をボクセル84単位に分割されたXYZ座標空間に配置する。図6は、XYZ座標空間に配置された三次元モデル80を前方から見た側面図である。三次元モデル80の稜線は太線で示されている。三次元モデル80がXYZ座標空間に配置される位置は、ユーザによって指定されてもよいし、自動で決定されてもよい。
次に、ステップS20において、スライスモデル作成部54は、複数のスライスモデル82を作成する。スライスモデル作成部54によって作成されたスライスモデルの例が図7のスライスモデル82である。具体的には、スライスモデル作成部54は、XYZ座標空間に配置された三次元モデル80を上下方向(Z軸方向)に所定の間隔にスライスすることによって、ボクセル84単位に分割された複数のスライスモデル82を作成する。三次元モデル80は、XY平面に平行にスライスされる。XY平面とは、例えば、X軸とY軸とを含む平面である。所定の間隔は、記憶部50に予め記憶されている値である。所定の間隔は、例えば、1ボクセルの上下方向の長さと同じである。
次に、ステップS30において、第1選択部56Aは、図5に示すように、XYZ座標空間のXY平面上の一のボクセル84に対してZ軸方向に連続する全てのボクセル84を含む第1集合体86(図8Aも参照)を選択する。第1選択部56Aは、XY平面上の全てのボクセル84について、第1集合体86を選択する。第1選択部56Aは、例えば、XY座標値が最も小さいボクセル84から順番に第1集合体86を選択する。
次に、ステップS40において、第1判定部58Aは、選択された第1集合体86の各ボクセル84について、スライスモデル82が含まれるか否かを判定する。第1判定部58Aは、図8Aに示すように、選択された集合体86の各ボクセル84について、集合体86の最も下に位置するボクセル84Aから最も上に位置するボクセル84Iに向かう方向に、スライスモデル82が含まれるか否かを判定する。第1判定部58Aは、第1集合体86の最も上に位置するボクセル84Iから最も下に位置するボクセル84Aに向かう方向に、スライスモデル82が含まれるか否かを判定してもよい。図8A中、実線で表されたボクセル84はスライスモデル82が含まれ、破線で表されたボクセル84はスライスモデル82が含まれない。図8Aに示す例では、ボクセル84A〜84Cおよび84G〜84Iについては、スライスモデル82が含まれないと判定される。ボクセル84D〜84Fについては、スライスモデル82が含まれると判定される。各第1集合体87の各ボクセル84においてスライスモデル82が含まれるか否かの判定結果は、記憶部50に記憶される。
次に、ステップS50において、距離情報付与部66は、スライスモデル82が含まれるボクセル84に距離情報を付与する。ここでは、まず、距離情報付与部66は、スライスモデル82が含まれるボクセル84の全てにおいて、X軸、Y軸およびZ軸方向に隣接するスライスモデル82が含まれないボクセル84からの最短距離値を算出する。
以下、図9に示すボクセル84AAの最短距離値の算出方法について説明する。ボクセル84AAのX軸方向の両側には、ボクセル84AB、ボクセル84AC、ボクセル84ADおよびボクセル84AEが配置されている。ボクセル84AAのZ軸方向の両側には、ボクセル84AF、ボクセル84AG、ボクセル84AHおよびボクセル84AIが配置されている。ボクセル84AAのY軸方向の両側には、ボクセル84AJ、ボクセル84AK、ボクセル84ALおよびボクセル84AMが配置されている。スライスモデル82を含まないボクセル(例えば84ABなど)は、2点鎖線でボクセルの稜線を描き、スライスモデル82を含むボクセル(例えば84ACなど)は、実線でボクセルの稜線を描いてそれぞれを区別している。
ボクセル84ABには、スライスモデル82が含まれない。このため、距離情報付与部66は、距離情報として最短距離値0をボクセル84ABに付与する。ボクセル84AD、ボクセル84AF、ボクセル84AH、ボクセル84AJおよびボクセル84ALには、ボクセル84ABと同様に距離情報として最短距離値0が付与される。これより、距離情報として最短距離値0が付与されるボクセルは、スライスモデル82が含まれないボクセルであることと同値であることがわかる。
ボクセル84ACには、スライスモデル82が含まれる。また、ボクセル84ACは、スライスモデル82が含まれないボクセル84ABと隣接する。このため、距離情報付与部66は、ボクセル84ABに距離情報として付与された最短距離値0に1を加算した最短距離値1を距離情報としてボクセル84ACに付与する。ボクセル84AE、ボクセル84AG、ボクセル84AI、ボクセル84AKおよびボクセル84AMには、ボクセル84ACと同様に距離情報として最短距離値1が付与される。
ボクセル84AAには、スライスモデル82が含まれる。また、ボクセル84AAは、ボクセル84AC、ボクセル84AE、ボクセル84AG、ボクセル84AI、ボクセル84AKおよびボクセル84AMと隣接する。ここで、距離情報付与部66は、ボクセル84AAに隣接する上記ボクセル84AC〜84AMのうち、最も小さい最短距離値を持つボクセルに付与された最短距離値に1を加算した最短距離値を距離情報としてボクセル84AAに付与する。ここでは、ボクセル84AC〜84AMに距離情報として付与された最短距離値は1であり、互いに同一である。このため、距離情報付与部66は、距離情報として最短距離値2をボクセル84AAに付与する。なお、ボクセル84AAに隣接する上記ボクセル84AC〜84AMのうち、少なくとも一つのボクセルに付与された最短距離値が0である場合、距離情報付与部66は、距離情報として最短距離値1をボクセル84AAに付与する。本実施形態では、距離情報付与部66は、最も小さい最短距離値を持つボクセルに付与された最短距離値に1を加算しているが、加算する値は1に限定されない。図10は、距離情報付与部66によって第1集合体86の各ボクセル84に距離情報として最短距離値が付与された状態の一例を示す図である。
次に、ステップS60において、着色ボクセル判定部68は、第1集合体86の各ボクセル84のうち、スライスモデル82が含まれると判定されたボクセル84において、最短距離値が所定の値以上か否かを判定する。その結果、着色ボクセル判定部68は、第1集合体86の各ボクセル84において、スライスモデル82が含まれるボクセル84の最短距離値が所定の値より小さい場合には、当該ボクセル84を色情報が付加される着色ボクセルと判定する。また、着色ボクセル判定部68は、第1集合体86の各ボクセル84において、スライスモデル82が含まれるボクセル84の最短距離値が所定の値以上の場合には、当該ボクセル84を色情報が付加されない非着色ボクセルと判定する。着色ボクセル判定部68がボクセル84を判定する順番は特に限定されない。所定の値は、記憶部50に予め記憶されている。所定の値は、ユーザによって任意の値が決定される。ここでは、所定の値は3に設定されている。図10に示す例では、第1集合体86のボクセル84のうち、ボクセル84RD、ボクセル84REおよびボクセル84RFの最短距離値が所定の値以上であるので、着色ボクセル判定部68によって非着色ボクセルと判定される。また、着色ボクセル判定部68は、距離情報付与部66により最短距離値が0と付与されたボクセル84に対しては、着色の前提となるスライスモデル82が含まれないため、非着色ボクセルと判定する。第1集合体86のボクセル84のうち、距離情報付与部66により付与された最短距離値が所定の値よりも小さい(最短距離値が1または2)ボクセルについては、着色ボクセル判定部68は着色ボクセルと判定する。
次に、ステップS70において、第1画像取得部70Aは、XYZ座標空間に配置された三次元モデル80を下方から見た第1画像91A(図11A参照)を取得する。ここで、各第1集合体86のうちスライスモデル82を含む最下部のボクセル84を、説明の便宜上ボクセルDBとする。ボクセルDBとは、最小Z座標値を持つボクセルである。図8Aに示す例では、ボクセル84DがボクセルDBである。第1画像取得部70Aは、XYZ座標空間に配置された三次元モデル80を下方から見たときのボクセルDBの集合体からなる第1画像91Aを取得する。
また、ステップS70において、第1画像取得部70Aは、XYZ座標空間に配置された三次元モデル80を上方から見た第2画像91B(図11A参照)を取得する。ここで、各第1集合体86のうちスライスモデル82を含む最上部のボクセル84を、説明の便宜上ボクセルTBとする。ボクセルTBとは、最大Z座標値を持つボクセルである。図8Aに示す例では、ボクセル84FがボクセルTBである。第1画像取得部70Aは、XYZ座標空間に配置された三次元モデル80を上方から見たときのボクセルTBの集合体からなる第2画像91Bを取得する。
次に、ステップS80において、第1カラー画像作成部72Aは、第1画像91Aに色情報を付加して第1カラー画像94A(図12A参照)を作成する。また、第1カラー画像作成部72Aは、第2画像91Bに色情報を付加して第2カラー画像94B(図12A参照)を作成する。第1カラー画像作成部72Aは、ボクセル84単位で第1画像91Aおよび第2画像91Bに色情報を付加する。なお、第1カラー画像作成部72Aは、例えば、ユーザの指示に基づいて、各ボクセル84に任意の色情報を付加する。なお、図12A中、ボクセルDB(ボクセルTB)には色情報が付加されており、斜線で表現されている。
次に、ステップS90において、第2選択部56Bは、図5に示すように、XYZ座標空間のXZ平面上の一のボクセル84に対してY軸方向に連続する全てのボクセル84を含む第2集合体87を選択する。第2選択部56Bは、XZ平面上の全てのボクセル84について、第2集合体87を選択する。第2選択部56Bは、例えば、XZ座標値が最も小さいボクセル84から順番に第2集合体87を選択する。
次に、ステップS100において、第2判定部58Bは、選択された第2集合体87の各ボクセル84について、スライスモデル82が含まれるか否かを判定する。第2判定部58Bは、図8Bに示すように、選択された第2集合体87の各ボクセル84について、第2集合体87の最も前方に位置するボクセル84Jから最も後方に位置するボクセル84Pに向かう方向に、スライスモデル82が含まれるか否かを判定する。第2判定部58Bは、第2集合体87の最も後方に位置するボクセル84Pから最も前方に位置するボクセル84Jに向かう方向に、スライスモデル82が含まれるか否かを判定してもよい。図8Bに示す例では、ボクセル84Jおよびボクセル84Pについては、スライスモデル82が含まれないと判定される。ボクセル84K〜ボクセル84Oについては、スライスモデル82が含まれると判定される。各第2集合体87の各ボクセル84においてスライスモデル82が含まれるか否かの判定結果は、記憶部50に記憶される。
次に、ステップS110において、第2画像取得部70Bは、XYZ座標空間に配置された三次元モデル80を前方から見た第3画像92A(図11B参照)を取得する。ここで、各第2集合体87のうちスライスモデル82を含む最前部のボクセル84を、説明の便宜上ボクセルFBとする。ボクセルFBとは、最小Y座標値を持つボクセルである。図8Bに示す例では、ボクセル84KがボクセルFBである。第2画像取得部70Bは、XYZ座標空間に配置された三次元モデル80を前方から見たときのボクセルFBの集合体からなる第3画像92Aを取得する。
また、ステップS110において、第2画像取得部70Bは、XYZ座標空間に配置された三次元モデル80を後方から見た第4画像92B(図11B参照)を取得する。ここで、各第2集合体87のうちスライスモデル82を含む最後部のボクセル84を、説明の便宜上ボクセルBBとする。ボクセルBBとは、最大Y座標値を持つボクセルである。図8Bに示す例では、ボクセル84OがボクセルBBである。第2画像取得部70Bは、XYZ座標空間に配置された三次元モデル80を後方から見たときのボクセルBBの集合体からなる第4画像92Bを取得する。
次に、ステップS120において、第2カラー画像作成部72Bは、第3画像92Aに色情報を付加して第3カラー画像95A(図12B参照)を作成する。また、第2カラー画像作成部72Bは、第4画像92Bに色情報を付加して第4カラー画像95B(図12B参照)を作成する。第2カラー画像作成部72Bは、ボクセル84単位で第3画像92Aおよび第4画像92Bに色情報を付加する。なお、第2カラー画像作成部72Bは、例えば、ユーザの指示に基づいて、各ボクセル84に任意の色情報を付加する。なお、図12B中、ボクセルFB(ボクセルBB)には色情報が付加されており、斜線で表現されている。
次に、ステップS130において、第3選択部56Cは、図5に示すように、XYZ座標空間のYZ平面上の一のボクセル84に対してX軸方向に連続する全てのボクセル84を含む第3集合体88を選択する。第3選択部56Cは、YZ平面上の全てのボクセル84について、第3集合体88を選択する。第3選択部56Cは、例えば、YZ座標値が最も小さいボクセル84から順番に第3集合体88を選択する。
次に、ステップS140において、第3判定部58Cは、選択された第3集合体88の各ボクセル84について、スライスモデル82が含まれるか否かを判定する。第3判定部58Cは、図8Cに示すように、選択された第3集合体88の各ボクセル84について、第3集合体88の最も左方に位置するボクセル84Qから最も右方に位置するボクセル84Wに向かう方向に、スライスモデル82が含まれるか否かを判定する。第3判定部58Cは、第3集合体88の最も右方に位置するボクセル84Wから最も左方に位置するボクセル84Qに向かう方向に、スライスモデル82が含まれるか否かを判定してもよい。図8Cに示す例では、ボクセル84Qおよびボクセル84Wについては、スライスモデル82が含まれないと判定される。ボクセル84R〜ボクセル84Vについては、スライスモデル82が含まれると判定される。各第3集合体88の各ボクセル84においてスライスモデル82が含まれるか否かの判定結果は、記憶部50に記憶される。
次に、ステップS150において、第3画像取得部70Cは、XYZ座標空間に配置された三次元モデル80を左方から見た第5画像93A(図11C参照)を取得する。ここで、各第3集合体88のうちスライスモデル82を含む最左部のボクセル84を、説明の便宜上ボクセルLBとする。ボクセルLBとは、最小X座標値を持つボクセルである。図8Cに示す例では、ボクセル84RがボクセルLBである。第3画像取得部70Cは、XYZ座標空間に配置された三次元モデル80を左方から見たときのボクセルLBの集合体からなる第5画像93Aを取得する。
また、ステップS150において、第3画像取得部70Cは、XYZ座標空間に配置された三次元モデル80を右方から見た第6画像93B(図11C参照)を取得する。ここで、各第3集合体88のうちスライスモデル82を含む最右部のボクセル84を、説明の便宜上ボクセルRBとする。ボクセルRBとは、最大X座標値を持つボクセルである。図8Cに示す例では、ボクセル84VがボクセルRBである。第3画像取得部70Cは、XYZ座標空間に配置された三次元モデル80を右方から見たときのボクセルRBの集合体からなる第6画像93Bを取得する。
次に、ステップS160において、第3カラー画像作成部72Cは、第5画像93Aに色情報を付加して第5カラー画像96A(図12C参照)を作成する。また、第3カラー画像作成部72Cは、第6画像93Bに色情報を付加して第6カラー画像96B(図12C参照)を作成する。第3カラー画像作成部72Cは、ボクセル84単位で第5画像93Aおよび第6画像93Bに色情報を付加する。なお、第3カラー画像作成部72Cは、例えば、ユーザの指示に基づいて、各ボクセル84に任意の色情報を付加する。なお、図12C中、ボクセルLB(ボクセルRB)には色情報が付加されており、斜線で表現されている。
次に、ステップS170において、スライス画像作成部74は、着色ボクセル判定部68によって着色ボクセルと判定されたボクセル84のうち第1集合体86の最も下に位置するボクセルDBから所定の数のボクセル84に第1カラー画像94A(図12A参照)を関連付け、かつ、着色ボクセル判定部68によって着色ボクセルと判定されたボクセル84のうち第1集合体86の最も上に位置するボクセルTBから所定の数のボクセル84に第2カラー画像94B(図12B)を関連付け、かつ、着色ボクセル判定部68によって着色ボクセルと判定されたボクセル84のうち第2集合体87の最も前方に位置するボクセルFBから所定の数のボクセル84に第3カラー画像95A(図12B参照)を関連付け、かつ、着色ボクセル判定部68によって着色ボクセルと判定されたボクセル84のうち第2集合体87の最も後方に位置するボクセルBBから所定の数のボクセル84に第4カラー画像95B(図12B参照)を関連付け、かつ、着色ボクセル判定部68によって着色ボクセルと判定されたボクセル84のうち第3集合体88の最も左方に位置するボクセルLBから所定の数のボクセル84に第5カラー画像96A(図12C参照)を関連付け、かつ、着色ボクセル判定部68によって着色ボクセルと判定されたボクセル84のうち第3集合体88の最も右方に位置するボクセルRBから所定の数のボクセル84に第6カラー画像96B(図12C参照)を関連付けることによって、色情報が付加された画像である複数のスライス画像を作成する。図13は、色情報が付与されたスライス画像の一例である。スライス画像98Aは、三次元造形物のうち、三次元モデル80の最上層に対応する部分を造形する際に用いられる。スライス画像98Aにおいて、符号99Aは造形領域を示し、符号99Bは非造形領域を示す。造形領域99Aには色情報が付与されており、斜線で表現されている。また、図14は、色情報が付与されたスライス画像の一例である。スライス画像98Bは、三次元造形物のうち、三次元モデル80のZ軸方向の真ん中の層に対応する部分を造形する際に用いられる。スライス画像98Bにおいて、符号99Aは造形領域を示し、符号99Bは非造形領域を示す。造形領域99Aのうち、符号84Yが示す領域を除き色情報が付与されており、斜線で表現されている。
上述した所定の数は、予め記憶部50に記憶されている。所定の数はユーザによって任意に決定される。本実施形態では、所定の数は、例えば2である。なお、1つのボクセル84に対して、第1カラー画像94A〜第6カラー画像96Bが関連付けられる場合が想定されるが、この場合、どの画像を当該ボクセル84に関連付けるかその優先順位を予め決定しておくことができる。この優先順位はユーザによって任意に決定され、記憶部50に記憶される。優先順位はボクセル84毎に設定することができる。例えば、所定の数が2の場合、図5のボクセル84Xには、第1カラー画像94Aと第2カラー画像94Bと第3カラー画像95Aとが関連付けられることになるが、第1カラー画像94Aを優先して関連付けることを予め決定しておくことによって、スライス画像作成部74は、ボクセル84Xに第1カラー画像94Aを関連付ける。
三次元造形装置10Aは、以上のようにして作成されたスライス画像に沿って三次元造形物を造形する。例えば、図14のスライス画像98Bを使用して、スライス画像98Bに対応した断面形状を造形する。具体的には、粉末材料19のうち、造形領域99Aに対応する領域にバインダを塗布することで、粉末硬化層18A(図1参照)を形成する。そして、粉末硬化層18Aには、造形領域99Aに付与された色情報に対応するインクを吐出する。ここでは、領域84Yには色情報が付与されていないため、粉末硬化層18Aのうち、領域84Yに対応する領域には、インクは吐出されない。なお、粉末材料19のうち、スライス画像98Bの非造形領域99Bに対応する領域にはバインダを塗布しない。
以上のように、本実施形態のスライス画像作成装置100では、造形対象である三次元造形物18の三次元モデル80から、色情報が付加されたフルカラーのスライス画像98A、98Bを作成することができる。即ち、スライス画像作成装置100において、スライス画像作成部74は、着色ボクセル判定部68によって着色ボクセルと判定されたボクセル84のうち第1集合体86の最も下に位置するボクセルDBから所定の数のボクセル84に第1カラー画像94Aを関連付け、かつ、着色ボクセル判定部68によって着色ボクセルと判定されたボクセル84のうち第1集合体86の最も上に位置するボクセルTBから所定の数のボクセル84に第2カラー画像94Bを関連付けることで、色情報が付加された画像である複数のスライス画像98A、98Bを作成する。これにより、造形対象である三次元造形物18の表面の全体、即ち、三次元造形物18の上面、下面および側面、並びに三次元造形物18の表面から一定の厚み分だけ着色することが可能なフルカラーの画像である複数のスライス画像98A、98Bを作成することができる。また、別途用意した三次元造形装置10Aにおいて、作成されたフルカラーのスライス画像98A、98Bを用い、粉末材料19にバインダを塗布し、該スライス画像98A、98Bに沿った断面形状の粉末材料の層を順次積層することによって、フルカラーで描写された三次元造形物18を造形することができる。さらに、外部から視認することができない部分84RD、84RE、84RF(図10参照)への着色を省略することができるため、消費されるインク量を低減することができる。
本実施形態のスライス画像作成装置100によれば、スライス画像作成部74は、着色ボクセル判定部68によって着色ボクセルと判定されたボクセル84のうち第2集合体87の最も前方に位置するボクセルFBから所定の数のボクセル84に第3カラー画像95A(図12B参照)を関連付け、かつ、着色ボクセル判定部68によって着色ボクセルと判定されたボクセル84のうち第2集合体87の最も後方に位置するボクセルBBから所定の数のボクセル84に第4カラー画像95B(図12B参照)を関連付けることによって、色情報が付加された画像である複数のスライス画像98A、98Bを作成する。これにより、造形対象である三次元造形物の表面の前面および後面ついても、より詳細に色を指定することが可能なフルカラーのスライス画像を作成することができる。
本実施形態のスライス画像作成装置100によれば、スライス画像作成部74は、着色ボクセル判定部68によって着色ボクセルと判定されたボクセル84のうち第3集合体88の最も左方に位置するボクセルLBから所定の数のボクセル84に第5カラー画像96A(図12C参照)を関連付け、かつ、着色ボクセル判定部68によって着色ボクセルと判定されたボクセル84のうち第3集合体88の最も右方に位置するボクセルRBから所定の数のボクセル84に第6カラー画像96B(図12C参照)を関連付けることによって、色情報が付加された画像である複数のスライス画像98A、98Bを作成する。これにより、造形対象である三次元造形物の表面の左面および右面ついても、より詳細に色を指定することが可能なフルカラーのスライス画像を作成することができる。
上述した実施形態では、スライス画像作成装置100は、第1カラー画像作成部72Aと、第2カラー画像作成部72Bと、第3カラー画像作成部72Cとを備えていたが、これらのうち1つのみを備えていてもよいし、いずれか2つのみを備えていてもよい。この場合、スライス画像作成部74は、着色ボクセル判定部68によって着色ボクセルと判定されたボクセル84に作成されたカラー画像を関連付けることによって、スライス画像を作成する。例えば、スライス画像作成装置100が、第1カラー画像作成部72Aおよび第2カラー画像作成部72Bを備えず、第3カラー画像作成部72Cを備えている場合、スライス画像作成部74は、着色ボクセル判定部68によって着色ボクセルと判定されたボクセル84のうち第3集合体88の最も左方に位置するボクセルLBから所定の数のボクセル84に第5カラー画像96A(図12C参照)を関連付け、かつ、着色ボクセル判定部68によって着色ボクセルと判定されたボクセル84のうち第3集合体88の最も右方に位置するボクセルRBから所定の数のボクセル84に第6カラー画像96B(図12C参照)を関連付けることによって、色情報が付加された画像である複数のスライス画像を作成する。
上述した実施形態では、距離情報付与部66および着色ボクセル判定部68は、第1集合体86のボクセル84について、最短距離値を算出したり、着色ボクセルと非着色ボクセルとの判定を行ったりしていたがこれに限定されない。距離情報付与部66および着色ボクセル判定部68は、第2集合体87のボクセル84または第3集合体88のボクセル84について、最短距離値を算出したり、着色ボクセルと非着色ボクセルとの判定を行ったりしてもよい。
本実施形態のスライス画像作成装置100の記憶部50等の各部は、ソフトウェアによって構成されており、コンピュータによって実現されているが、上記各部は、スライス画像作成装置100に構成された回路によって実現されるものであってもよい。
54 スライスモデル作成部
56A 第1選択部
58A 第1判定部
66 距離情報付与部
68 着色ボクセル判定部
70A 第1画像取得部
72A 第1カラー画像作成部
74 スライス画像作成部
80 三次元モデル
82 スライスモデル
84 ボクセル
86 第1集合体
91A 第1画像、91B 第2画像
94A 第1カラー画像、94B 第2カラー画像
98A、98B スライス画像
100 スライス画像作成装置

Claims (7)

  1. 造形対象である三次元造形物を造形する三次元造形装置において、前記三次元造形物を造形するためのスライス画像を作成するスライス画像作成装置であって、
    前記三次元造形物の三次元モデルを記憶する記憶部と、
    前記三次元モデルをボクセル単位に分割されたXYZ座標空間に配置する配置部と、
    前記三次元モデルを所定の間隔にスライスして、複数のスライスモデルを作成するスライスモデル作成部と、
    前記XYZ座標空間のXY平面上の一のボクセルに対してZ軸方向に連続する全てのボクセルを含む第1集合体を、前記XY平面上の全てのボクセルについて、それぞれ選択する第1選択部と、
    選択された前記第1集合体の各ボクセルについて、前記Z軸方向の一方側を上方としかつ前記Z軸方向の他方側を下方としたときに、前記第1集合体の最も下に位置するボクセルから最も上に位置するボクセルに向かう方向または前記第1集合体の最も上に位置するボクセルから最も下に位置するボクセルに向かう方向に、前記スライスモデルが含まれるか否かを判定する第1判定部と、
    前記スライスモデルが含まれるボクセルの全てにおいて、前記スライスモデルが含まれないボクセルから前記スライスモデルが含まれるボクセルまでの最短距離値を算出し、前記スライスモデルが含まれるボクセルに前記算出された最短距離値を距離情報としてそれぞれ付与する距離情報付与部と、
    前記第1集合体の各ボクセルにおいて、前記スライスモデルが含まれるボクセルの前記最短距離値が所定の値より小さい場合には、当該ボクセルを色情報が付加される着色ボクセルと判定し、かつ、前記スライスモデルが含まれるボクセルの前記最短距離値が前記所定の値以上の場合には、当該ボクセルを色情報が付加されない非着色ボクセルと判定する着色ボクセル判定部と、
    前記XYZ座標空間に配置された前記三次元モデルを下方から見た第1画像と、前記XYZ座標空間に配置された前記三次元モデルを上方から見た第2画像を取得する第1画像取得部と、
    前記第1画像に色情報を付加して第1カラー画像を作成し、かつ、前記第2画像に色情報を付加して第2カラー画像を作成する第1カラー画像作成部と、
    前記着色ボクセル判定部によって前記着色ボクセルと判定された前記ボクセルのうち前記第1集合体の最も下に位置するボクセルから所定の数の前記ボクセルに前記第1カラー画像を関連付け、かつ、前記着色ボクセル判定部によって前記着色ボクセルと判定された前記ボクセルのうち前記第1集合体の最も上に位置するボクセルから所定の数の前記ボクセルに前記第2カラー画像を関連付けることによって、色情報が付加された画像である複数のスライス画像を作成するスライス画像作成部と、を備えている、スライス画像作成装置。
  2. 前記XYZ座標空間のXZ平面上の一のボクセルに対してY軸方向に連続する全てのボクセルを含む第2集合体を、前記XZ平面上の全てのボクセルについて、それぞれ選択する第2選択部と、
    選択された前記第2集合体の各ボクセルについて、前記Y軸方向の一方側を前方としかつ前記Y軸方向の他方側を後方としたときに、前記第2集合体の最も前に位置するボクセルから最も後に位置するボクセルに向かう方向または前記第2集合体の最も後に位置するボクセルから最も前に位置するボクセルに向かう方向に、前記スライスモデルが含まれるか否かを判定する第2判定部と、
    前記XYZ座標空間に配置された前記三次元モデルを前方から見た第3画像と、前記XYZ座標空間に配置された前記三次元モデルを後方から見た第4画像を取得する第2画像取得部と、
    前記第3画像に色情報を付加して第3カラー画像を作成し、かつ、前記第4画像に色情報を付加して第4カラー画像を作成する第2カラー画像作成部と、を備え、
    前記スライス画像作成部は、前記着色ボクセル判定部によって前記着色ボクセルと判定された前記ボクセルのうち前記第2集合体の最も前方に位置するボクセルから所定の数の前記ボクセルに前記第3カラー画像を関連付け、かつ、前記着色ボクセル判定部によって前記着色ボクセルと判定された前記ボクセルのうち前記第2集合体の最も後方に位置するボクセルから所定の数の前記ボクセルに前記第4カラー画像を関連付けることによって、色情報が付加された画像である複数の前記スライス画像を作成する、請求項1に記載のスライス画像作成装置。
  3. 前記XYZ座標空間のYZ平面上の一のボクセルに対してX軸方向に連続する全てのボクセルを含む第3集合体を、前記YZ平面上の全てのボクセルについて、それぞれ選択する第3選択部と、
    選択された前記第3集合体の各ボクセルについて、前記X軸方向の一方側を左方としかつ前記X軸方向の他方側を右方としたときに、前記第3集合体の最も左に位置するボクセルから最も右に位置するボクセルに向かう方向または前記第3集合体の最も右に位置するボクセルから最も左に位置するボクセルに向かう方向に、前記スライスモデルが含まれるか否かを判定する第3判定部と、
    前記XYZ座標空間に配置された前記三次元モデルを左方から見た第5画像と、前記XYZ座標空間に配置された前記三次元モデルを右方から見た第6画像を取得する第3画像取得部と、
    前記第5画像に色情報を付加して第5カラー画像を作成し、かつ、前記第6画像に色情報を付加して第6カラー画像を作成する第3カラー画像作成部と、を備え、
    前記スライス画像作成部は、前記着色ボクセル判定部によって前記着色ボクセルと判定された前記ボクセルのうち前記第3集合体の最も左方に位置するボクセルから所定の数の前記ボクセルに前記第5カラー画像を関連付け、かつ、前記着色ボクセル判定部によって前記着色ボクセルと判定された前記ボクセルのうち前記第3集合体の最も右方に位置するボクセルから所定の数の前記ボクセルに前記第6カラー画像を関連付けることによって、色情報が付加された画像である複数の前記スライス画像を作成する、請求項1または2に記載のスライス画像作成装置。
  4. フルカラーの三次元造形物を造形する三次元造形装置と、
    請求項1から3のいずれか一項に記載されたスライス画像作成装置と、
    を備えた、三次元造形システム。
  5. 造形対象である三次元造形物を造形する三次元造形装置において、前記三次元造形物を造形するためのスライス画像を作成するスライス画像作成方法であって、
    前記三次元造形物の三次元モデルをボクセル単位に分割されたXYZ座標空間に配置する配置工程と、
    前記三次元モデルを所定の間隔にスライスして、複数のスライスモデルを作成するスライスモデル作成工程と、
    前記XYZ座標空間のXY平面上の一のボクセルに対してZ軸方向に連続する全てのボクセルを含む第1集合体を、前記XY平面上の全てのボクセルについて、それぞれ選択する第1選択工程と、
    選択された前記第1集合体の各ボクセルについて、前記Z軸方向の一方側を上方としかつ前記Z軸方向の他方側を下方としたときに、前記第1集合体の最も下に位置するボクセルから最も上に位置するボクセルに向かう方向または前記第1集合体の最も上に位置するボクセルから最も下に位置するボクセルに向かう方向に、前記スライスモデルが含まれるか否かを判定する第1判定工程と、
    前記スライスモデルが含まれるボクセルの全てにおいて、前記スライスモデルが含まれないボクセルから前記スライスモデルが含まれるボクセルまでの最短距離値を算出し、前記スライスモデルが含まれるボクセルに前記算出された最短距離値を距離情報としてそれぞれ付与する距離情報付与工程と、
    前記第1集合体の各ボクセルにおいて、前記スライスモデルが含まれるボクセルの前記最短距離値が所定の値より小さい場合には、当該ボクセルを色情報が付加される着色ボクセルと判定し、かつ、前記スライスモデルが含まれるボクセルの前記最短距離値が前記所定の値以上の場合には、当該ボクセルを色情報が付加されない非着色ボクセルと判定する着色ボクセル判定工程と、
    前記XYZ座標空間に配置された前記三次元モデルを下方から見た第1画像と、前記XYZ座標空間に配置された前記三次元モデルを上方から見た第2画像を取得する第1画像取得工程と、
    前記第1画像に色情報を付加して第1カラー画像を作成し、かつ、前記第2画像に色情報を付加して第2カラー画像を作成する第1カラー画像作成工程と、
    前記着色ボクセル判定工程において前記着色ボクセルと判定された前記ボクセルのうち前記第1集合体の最も下に位置するボクセルから所定の数の前記ボクセルに前記第1カラー画像を関連付け、かつ、前記着色ボクセル判定工程において前記着色ボクセルと判定された前記ボクセルのうち前記第1集合体の最も上に位置するボクセルから所定の数の前記ボクセルに前記第2カラー画像を関連付けることによって、色情報が付加された画像である複数のスライス画像を作成するスライス画像作成工程と、を包含する、スライス画像作成方法。
  6. 前記XYZ座標空間のXZ平面上の一のボクセルに対してY軸方向に連続する全てのボクセルを含む第2集合体を、前記XZ平面上の全てのボクセルについて、それぞれ選択する第2選択工程と、
    選択された前記第2集合体の各ボクセルについて、前記Y軸方向の一方側を前方としかつ前記Y軸方向の他方側を後方としたときに、前記第2集合体の最も前に位置するボクセルから最も後に位置するボクセルに向かう方向または前記第2集合体の最も後に位置するボクセルから最も前に位置するボクセルに向かう方向に、前記スライスモデルが含まれるか否かを判定する第2判定工程と、
    前記XYZ座標空間に配置された前記三次元モデルを前方から見た第3画像と、前記XYZ座標空間に配置された前記三次元モデルを後方から見た第4画像を取得する第2画像取得工程と、
    前記第3画像に色情報を付加して第3カラー画像を作成し、かつ、前記第4画像に色情報を付加して第4カラー画像を作成する第2カラー画像作成工程と、を備え、
    前記スライス画像作成工程において、前記着色ボクセル判定工程において前記着色ボクセルと判定された前記ボクセルのうち前記第2集合体の最も前方に位置するボクセルから所定の数の前記ボクセルに前記第3カラー画像を関連付け、かつ、前記着色ボクセル判定工程において前記着色ボクセルと判定された前記ボクセルのうち前記第2集合体の最も後方に位置するボクセルから所定の数の前記ボクセルに前記第4カラー画像を関連付けることによって、色情報が付加された画像である複数の前記スライス画像を作成する、請求項5に記載のスライス画像作成方法。
  7. 前記XYZ座標空間のYZ平面上の一のボクセルに対してX軸方向に連続する全てのボクセルを含む第3集合体を、前記YZ平面上の全てのボクセルについて、それぞれ選択する第3選択工程と、
    選択された前記第3集合体の各ボクセルについて、前記X軸方向の一方側を左方としかつ前記X軸方向の他方側を右方としたときに、前記第3集合体の最も左に位置するボクセルから最も右に位置するボクセルに向かう方向または前記第3集合体の最も右に位置するボクセルから最も左に位置するボクセルに向かう方向に、前記スライスモデルが含まれるか否かを判定する第3判定工程と、
    前記XYZ座標空間に配置された前記三次元モデルを左方から見た第5画像と、前記XYZ座標空間に配置された前記三次元モデルを右方から見た第6画像を取得する第3画像取得工程と、
    前記第5画像に色情報を付加して第5カラー画像を作成し、かつ、前記第6画像に色情報を付加して第6カラー画像を作成する第3カラー画像作成工程と、を備え、
    前記スライス画像作成工程において、前記着色ボクセル判定工程において前記着色ボクセルと判定された前記ボクセルのうち前記第3集合体の最も左方に位置するボクセルから所定の数の前記ボクセルに前記第5カラー画像を関連付け、かつ、前記着色ボクセル判定工程において前記着色ボクセルと判定された前記ボクセルのうち前記第3集合体の最も右方に位置するボクセルから所定の数の前記ボクセルに前記第6カラー画像を関連付けることによって、色情報が付加された画像である複数の前記スライス画像を作成する、請求項5または6に記載のスライス画像作成方法。
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