JP6786971B2 - 成形品の箱詰め装置 - Google Patents
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Description
一方、成形機が開閉する毎に、その成形機から駆動部材が力を受けて往復動する。駆動部材が一往復する毎に、その駆動部材から入力側回転部材が力を受けて、360°よりも小さな一定角度ずつ回転する。入力側回転部材が一定回数回転する毎に、その入力側回転部材から出力側回転部材が直接又は間接に力を受けて360°よりも小さな一定角度ずつ回転する。出力側回転部材は、その一定角度の回転を、成形機の開閉の回数が一定数に達するまで続けることで1回転する。出力側回転部材が1回転する毎に、停止部材が少なくとも出力側回転部材から力を受けて停止動作を行なう。この停止動作に応じ、箱への成形品の箱詰めが停止される。
図1に示すように、本実施形態の箱詰め装置は、成形機10で成形された成形品Aを、その成形機10が開閉される毎に取り出して箱16に詰めるとともに、開閉の回数が一定数αに達すると、空の箱17に切替えることで、箱16への成形品Aの箱詰めを停止するものである。
ローラコンベヤ14は、それぞれ回転し得る形態で、左右方向へ列をなすように配置された多数のローラ15を有している。本実施形態では、ローラ15の列が、互いに前後方向に離間した箇所に設けられている(図2参照)。各列のローラ15が回転することで、箱16,17が図11(a)中、左から右に向けて搬送される。ローラコンベヤ14では、各列のローラ15が搬送方向(左右方向)における下流側(右側)ほど低い箇所に位置するように配置されている。
図1に示すように、箱詰め装置は、計数機構20、箱供給機構70及び箱切替え機構60を備えている。次に、箱詰め装置における各機構について説明する。計数機構20は、成形機10を動力源として作動させられ、箱供給機構70及び箱切替え機構60は、計数機構20における停止部材51を動力源として作動させられる。
図3及び図4に示すように、計数機構20は、上記箱16に詰められる成形品Aを計数し、規定値に達すると、箱詰めを停止させるための停止動作を行なう機構である。
基台21の上方であって、上記入力側回転部材31よりも右方かつ後方となる箇所には、軸36により中間回転部材35が支持されている。中間回転部材35は、前後方向については、入力側回転部材31の伝達コロ34と係合し得る箇所に配置されている。中間回転部材35の外周部には、複数(16個)の歯37が等角度毎に形成されている。中間回転部材35は、上記入力側回転部材31が1回転する毎に、上記伝達コロ34から力を受けて、360°よりも小さな一定角度θ2ずつ図4の反時計回り方向へ回転する。
基台21の上方であって、上記中間回転部材35よりも右方かつ後方となる箇所には、軸42により出力側回転部材41が支持されている。出力側回転部材41は、前後方向については、中間回転部材35の伝達コロ38と係合し得る箇所に配置されている。出力側回転部材41の外周部には、複数(6個)の歯43が等角度毎に形成されている。出力側回転部材41は、中間回転部材35が1回転する毎に、上記伝達コロ38から力を受けて、360°よりも小さな一定角度θ3ずつ図4の時計回り方向へ回転する。表現を変えると、出力側回転部材41は、入力側回転部材31が一定回数(中間回転部材35の歯37と同数)回転する毎に、その入力側回転部材31から間接に力を受けて、一定角度θ3ずつ回転する。出力側回転部材41は、上記一定角度θ3の回転を、成形機10の開閉の回数が上記一定数αに達するまで続けることで1回転する。
<箱切替え機構60>
図1及び図11(a),(b)に示すように、箱切替え機構60は、箱詰めの完了した箱16を空の箱17に切替えるための機構であり、計数機構20の停止部材51を動力源として作動する。
(1)停止部材51が停止動作を行なわないときには、下流係止爪62及び上流係止爪64のうち、下流係止爪62のみが搬送領域Zに突出させられる。
<箱供給機構70>
図9(c)に示すように、上記搬送領域Zにおける待機領域Z2(図11(a)参照)よりも上流には箱供給領域Z3が設定されている。
図2及び図10(a)に示すように、箱供給機構70は、リフタ72の昇降に連動して、各支持片76を傾動させる連動機構77を備えている。連動機構77は、リフタ72の上昇に連動して、各支持片76を支持位置から退避位置へ傾動させる。また、連動機構77は、リフタ72の下降に連動して、各支持片76を退避位置から支持位置へ傾動させる。
両受け棒73を前後両側から挟み込む位置には、各受け棒73に平行に一対の連動棒83が配置されている。前後方向に互いに隣り合う受け棒73及び連動棒83は、それぞれ同方向に延びる左右一対の連結棒84によって相互に連結されている。
図1に示すように、ローラコンベヤ14における列毎のローラ15が搬送方向における下流側ほど低くなるように配置されていることから、そのローラコンベヤ14上の箱16,17に対しては、これに接触しているローラ15が回転することで、その箱16,17を下流側へ移送させようとする力が作用する。
停止部材51は、出力側回転部材41が1回転する毎に、出力側回転部材41及び駆動部材23から力を受けて、停止動作として、上記初期位置から停止位置まで傾動して起立した状態となり、その後、停止位置から初期位置まで傾動して、倒伏した状態に戻る。
停止部材51が初期位置から停止位置へ傾動することによりワイヤ63が引張られ、回動軸61が復帰ばねに抗して回動される。この回動に伴い、図11(b)に示すように、下流係止爪62が搬送領域Zから一旦下方へ没入し、上流係止爪64が、待機領域Z2の下流端と下流係止爪62との間において、搬送領域Zに突出する。そのため、箱16に対し成形品Aが詰められる作業が完了(停止)されて、その箱16が、ローラコンベヤ14のローラ15によって、箱詰め領域Z1よりも下流側へ移送される。
引き続き、停止部材51が停止位置から初期位置へ傾動されることにより、同停止部材51のワイヤ63を引張る力が弱まり、回動軸61が復帰ばねにより回動させられる。この回動に伴い、図11(a)に示すように、上流係止爪64が搬送領域Zから下方へ没入し、下流係止爪62が搬送領域Zに突出する。そのため、上記空の箱17が下流側へ移送される。この箱17は、箱詰め領域Z1まで移送されると、下流係止爪62に当たって止まり、それ以上下流側へ移送されることを下流係止爪62によって規制される。
停止部材51が初期位置から停止位置へ傾動することによりワイヤ71が引張られ、リフタ72が、そのリフタ72自体や、その上に積み重ねられた空の箱17等の重量に抗して上昇させられる。
このようにして、停止部材51を動力源として箱供給機構70が作動し、空の箱17が箱供給領域Z3に供給される。
・停止部材51が、第2伝達部材56を支持する軸57から離間した軸54によって支持される上記実施形態とは異なり、同停止部材51が第2伝達部材56と共通の上記軸57によって支持されてもよい。図7及び図12を参照して、この点について説明する。
・入力側回転部材31、中間回転部材35及び出力側回転部材41における各歯33,37,43の数が、箱16に詰められる成形品Aの規定数(一定数α)に応じて適宜変更されてもよい。
・停止部材51は、停止動作として、傾動とは異なる形態の動作を行なうものであってもよい。
・停止部材51の傾動は、第2伝達部材56の第2ストッパ58に接触することによって規制される。
Claims (8)
- 成形機で成形された成形品を、その成形機が開閉される毎に取り出して箱に詰めるとともに、開閉の回数が一定数に達すると、箱詰めの完了した箱を空の箱に切替えることで、箱詰めの完了した前記箱への成形品の箱詰めを停止する成形品の箱詰め装置であって、
開閉する前記成形機から力を受けて往復動する駆動部材と、
前記駆動部材が一往復する毎に、その駆動部材から力を受けて、360°よりも小さな一定角度ずつ回転する入力側回転部材と、
前記入力側回転部材が一定回数回転する毎に、その入力側回転部材から直接又は間接に力を受けて、360°よりも小さな一定角度ずつ回転し、かつその一定角度の回転を、前記成形機の開閉の回数が前記一定数に達するまで続けることで1回転する出力側回転部材と、
長尺状をなし、前記出力側回転部材が1回転するまでは、少なくとも前記出力側回転部材から力を受けずに初期位置で倒伏した状態となり、前記出力側回転部材が1回転する毎に、少なくとも前記出力側回転部材から力を受けて、前記箱に前記成形品が詰められるのを停止させるための停止動作を行なう停止部材とを備え、前記停止部材は、前記停止動作として、前記初期位置から、前記成形品の箱詰めを停止させるための停止位置まで傾動して起立した状態となる成形品の箱詰め装置。 - 前記停止部材は、前記初期位置では、前記駆動部材の作動領域の外で倒伏した状態となり、
前記停止部材は、前記出力側回転部材の回転が伝達されることにより、前記初期位置から、同初期位置と前記停止位置との間の中間位置まで傾動することで、自身の一部を前記駆動部材の前記作動領域に入り込ませ、その入り込ませた箇所において、往動する前記駆動部材により押されて、前記中間位置から前記停止位置まで傾動させられる請求項1に記載の成形品の箱詰め装置。 - 前記入力側回転部材と前記出力側回転部材との間には中間回転部材が配置されており、
前記中間回転部材は、前記入力側回転部材が1回転する毎に、その入力側回転部材から力を受けて360°よりも小さな一定角度ずつ回転し、
前記出力側回転部材は、前記中間回転部材が1回転する毎に、その中間回転部材から力を受けて360°よりも小さな一定角度ずつ回転するものである請求項1又は2に記載の成形品の箱詰め装置。 - 前記停止部材を動力源として作動する機構であり、箱詰めの完了した箱を空の箱に切替えるための箱切替え機構をさらに備える請求項1〜3のいずれか1項に記載の成形品の箱詰め装置。
- 前記箱を搬送すべく複数のローラが搬送方向における下流側ほど低い箇所に位置するように配置されたローラコンベヤをさらに備え、
前記ローラコンベヤの前記箱の搬送領域の一部には、箱詰めが行なわれる箱詰め領域と、前記箱詰め領域の上流側に隣接し、かつ次回に箱詰めの対象となる空の箱が待機される待機領域とが設定されており、
前記箱切替え機構は、前記ローラコンベヤ上の箱詰め領域の下流端で前記搬送領域に出没する下流係止爪を備えるとともに、前記待機領域の下流端と前記下流係止爪との間で前記搬送領域に出没する上流係止爪を備え、
前記箱切替え機構は、前記停止部材が停止動作を行なわないときには、前記下流係止爪及び前記上流係止爪のうち下流係止爪のみを前記搬送領域に突出させ、前記停止部材が停止動作を行なうときには、前記上流係止爪及び前記下流係止爪の順に前記搬送領域に突出させることで、箱の切替えを行なう請求項4に記載の成形品の箱詰め装置。 - 前記停止部材を動力源として作動する機構であり、前記ローラコンベヤの前記搬送領域における前記待機領域よりも上流に設定された箱供給領域に空の箱を供給する箱供給機構をさらに備える請求項5に記載の成形品の箱詰め装置。
- 前記箱として、上端が開放され、かつ上端周縁部にフランジ部の形成されたものが用いられ、
前記箱供給機構は、
上下方向に積み重ねられた複数の空の箱のうち、最も下の箱を下から支えた状態で、前記停止部材の停止動作に応じ上昇及び下降するリフタと、
前記箱供給領域に供給される予定の前記箱を、水平方向から挟み込む箇所に配置され、かつ前記箱のフランジ部を下側から支持する支持位置と、前記リフタの昇降に伴い前記フランジ部が通過する領域から外れた退避位置との間で傾動する複数の支持片と、
前記リフタの上昇に連動して、各支持片を前記支持位置から前記退避位置へ傾動させ、かつ前記リフタの下降に連動して、各支持片を前記退避位置から前記支持位置へ傾動させる連動機構とを備える請求項6に記載の成形品の箱詰め装置。 - 前記連動機構は、前記リフタの下降に伴う前記支持片の前記退避位置から前記支持位置への傾動を、前記リフタにより支えられている最も下の箱の前記フランジ部が前記支持片を通過するタイミングよりも遅らせる遅延機構を有する請求項7に記載の成形品の箱詰め装置。
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JP2016174618A JP6786971B2 (ja) | 2016-09-07 | 2016-09-07 | 成形品の箱詰め装置 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016174618A Active JP6786971B2 (ja) | 2016-09-07 | 2016-09-07 | 成形品の箱詰め装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS58183301U (ja) * | 1982-05-30 | 1983-12-06 | ナショナル住宅産業株式会社 | 部材搬送機構 |
JPS60128130A (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-09 | Aoyama Seisakusho:Kk | 物品箱詰装置 |
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2016
- 2016-09-07 JP JP2016174618A patent/JP6786971B2/ja active Active
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