JP6786705B2 - 排水蒸発装置 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2017年8月30日に出願された日本特許出願2017−165956を基礎として、この出願から優先の利益を享受する。本出願は、この出願を参照することで、同出願の内容の全てを含む。
本発明の実施形態は、排水を外部に一切排出しない排水蒸発装置に関する。
近年の排水処理では、河川や海洋への排水放出のために、深刻な水質汚染が世界中で起きており、最終的に外部に排水を一切排出せずに、排水を固体廃棄物になるまで加熱し蒸発させるゼロ廃液放出システムが求められている。これをZLD(Zero Liquid Discharge)という。
ZLDは、さまざまな工程を経て排水や汚水の中からきれいな水を取り出したのちに、汚染物を濃縮した排水を最終的に蒸発させて固化する、排水を外部に一切排出しないシステムである。ZLDの最終工程では、排水中の水分を蒸発させるための大きなエネルギーが必要になる。
このため、最終工程に入る排水を最小にすることが求められている。ZLDの最終工程では、例えば、ソーラーポンドと呼ばれる屋外の大きな排水溜めに最終排水を導入し、導入された排水を太陽光の熱で蒸発させる。この方法では、非常に大きな面積と莫大な時間を要する。また、蒸発速度が遅いために、処理速度も小さいものになる。
ZLDの最終工程では、一般的には、加熱装置と蒸発促進装置を用いて、最小化された排水を加熱して蒸発させる方法が用いられている。排水中の水分を蒸発させる際のエネルギーの消費が大きいことが、この排水処理システム全体の大きな課題となっている。
そこで、屋外の排水溜めには、種々の蒸発促進装置が実用化されている。蒸発促進装置の最大級のものとして、スキー場で人工雪を降らせる装置、すなわちスノーマシンをそのまま転用したものが知られている。また、小型のものではスプレー装置を備えたフローティング式のものが多用されている。これらの蒸発促進装置では、排水をスプレーノズルから噴霧することにより排水の蒸発の促進を行なっており、スプレーノズルに詰まるような排水は用いることができない。このため、これらの蒸発促進装置を用いた排水の蒸発処理では、排水の濾過の工程が必ず入り、粘性や固形物の無い状態の排水をスプレーしている。
特開平11−253929号公報
図1は、第1の実施形態の排水蒸発装置の構成を示す模式図である。 図2は、第1の実施形態の排水蒸発装置を用いた模擬実験の様子を示す写真である。 図3は、第1の実施形態の排水蒸発装置のノズルの噴射孔を水面下に配置した構成を示す模式図である。 図4は、第1の実施形態の排水蒸発装置のノズルの噴射孔を水面下に配置した状態での模擬実験の様子を示す写真である。 図5は、第2の実施形態の排水蒸発装置の構成を示す模式図である。 図6は、第2の実施形態の排水蒸発装置を用いた模擬実験の様子を示す写真である。 図7は、第3の実施形態の排水蒸発装置の構成を示す模式図である。 図8は、第3の実施形態の排水蒸発装置を用いた模擬実験の様子を示す写真である。 図9は、第4の実施形態の排水蒸発装置の構成を示す模式図である。 図10は、第5の実施形態の排水蒸発装置の構成を示す模式図である。 図11は、第6の実施形態の排水蒸発装置の構成を示す模式図である。
実施形態の排水蒸発装置は、排水が溜められる排水溜めと、前記排水の略水面の位置に配置され高圧空気を噴射可能な噴射孔を有し、前記噴射孔から噴射される前記高圧空気により前記排水を霧にして、前記霧を前記高圧空気とともに空間中に放出可能なノズルと、を備える。
以下、実施形態の排水処理装置を、図1〜図11を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の排水蒸発装置1を示す図である。図1に示すように、排水蒸発装置1は、排水溜め2と、ノズル3と、圧縮機5とを備える。排水蒸発装置1は、排水溜め2に溜められた排水(廃液)21をノズル3から高圧空気を噴射することで霧化することにより、排水21の蒸発を促進させる蒸発乾燥装置である。
排水溜め2は、排水21が溜められる貯水槽である。排水溜め2は、例えば、屋外に設けられ、貯蔵された排水を太陽光の熱を利用して蒸発させるソーラーポンドである。排水溜め2は、ソーラーポンドのように大型のものであってもよく、小型のものが屋内に設置されてもよい。排水21の水面23は、水平方向に対して平行になる。
ノズル3は、接続管4を介して圧縮機5に接続されている。圧縮機5は、空気を圧縮して高圧空気を吐出するコンプレッサである。圧縮機5は、例えば、排水溜め2の外部に配置される。ノズル3は、例えば、排水溜め2の排水21の水面23に浮かべられるフロート部材24に固定される。ノズル3は、先端に噴射孔31を備える。圧縮機5で生成された高圧空気は、接続管4を通してノズル3に供給され、ノズル3の噴射孔31から外部へ噴射される。ノズル3は、圧縮機5で生成された高圧空気を噴射可能なジェット噴射ノズルである。
ここで、噴射方向Rを規定する。噴射方向Rは、ノズル3が高圧空気を噴射する方向である。噴射方向Rは、ノズル3の先端部の形状や、ノズル3の噴射孔31の向きによって規定される。ノズル3の噴射孔31から高圧空気が噴射されることにより、噴射方向Rに沿うジェット気流33が放出される。
ノズル3の噴射孔31は、排水溜め2に導入される排水21の略水面、すなわち、水面23付近に配置される。ここでは、ノズル3の噴射孔31は、水面23よりも上側に配置されている。ノズル3の噴射孔31の水面23に対する距離Dは、小さいことが好ましい。ノズル3の噴射孔31の水面23に対する距離Dは、例えば、3cm以内である。距離Dの最適な値は、ノズル3から噴射されるジェット気流33の圧力や排水21の物性によって変化し得る。ノズル3の噴射孔31の水面23に対する距離Dは、例えば、ノズル3が排水21に浮かべられたフロート部材24に固定されることにより、一定に維持される。
ノズル3は、噴射孔31が水面23に対して斜め上側を向く状態で固定されている。したがって、ノズル3の噴射方向Rは水面23に対して斜め上側を向く方向となる。ノズル3は、噴射孔31を含む先端部が水中から表出した状態で固定されている。ここで、噴射角度θを規定する。噴射角度θは、水面23、すなわち、水平方向に対する噴射方向Rの角度である。噴射角度θは、例えば0°以上で、かつ、90°以下になる。ノズル3の噴射角度θは、例えば0°以上で、かつ、60°以下の範囲内であることが好ましい。
次に、本実施形態の排水蒸発装置1の作用を説明する。
本実施形態の排水蒸発装置1は、例えば、ZLDの最終工程において、排水溜め2に溜められた排水21中の水分を蒸発させる処理に用いられる。この処理では、圧縮機5を作動させ、排水溜め2に設置されたノズル3の噴射孔31から高圧空気を空間中に噴射させる。高圧空気をノズル3から噴射させることにより、ジェット気流33が生じる。ジェット気流33では、周囲の空気よりも速度が大きいため、ベルヌーイの定理に従って、負圧になる。このため、ジェット気流33の近傍では、排水21が水面23からジェット気流33に引き込まれる。引き込まれた排水21は、ジェット気流33の流れに巻き込まれるようにして霧化され、霧25となる。霧25は、ノズル3の噴射孔31付近の水面23から、ジェット気流33の放出方向に沿うようにして噴霧(放出)される。このようにして、ノズル3からジェット気流33が噴射されることにより、排水21が水面23から霧化され、排水21の霧25が空間中に放出される。ジェット気流33及び霧25が放出される空間は、例えば、屋根のない屋外である。ジェット気流33及び霧25が噴射される空間は、排水21の霧25が蒸発することで湿った空気が拡散するのに十分な広さであることが好ましい。また、ジェット気流33及び霧25が噴射される空間は、相対的に湿度が小さい新しい空気が継続的に供給されるような開放された空間(開放大気)であることが好ましい。また、ジェット気流33及び霧25噴射される空間は、大気中であってもよく、例えば排水処理施設の内部に設けられる仕切られた空間であってもよい。
図2は、屋内で模擬実験を行った際の、排水21が霧化されて噴霧される様子を撮影した写真である。以下、模擬実験では、排水21として水を用い、例えば0.4MPa以上の高圧空気をノズル3から噴射している。図2に示すように、排水溜め2に溜められた排水21が水面23から霧化され、細かな霧25が形成されていることが分かる。このとき、霧25の液滴の大きさ(直径)は、例えば数μm〜数十μm程となる。
本実施形態の構成によれば、以下の効果を奏する。本実施形態では、排水21の水面23付近からジェット気流33が噴射されることにより、排水21が水面23から霧化されて霧25となり、空間中に放出される。排水21が霧化されることにより、霧25中の水分の蒸発が促進される。したがって、排水21が霧化されることにより、排水21の蒸発速度が大きくなる。排水21の蒸発速度が大きくなることにより、排水21の蒸発処理における処理速度が向上する。
また、本実施形態の構成によれば、排水21を加熱により蒸発させる場合に比べて少ないエネルギーの消費で、排水21を蒸発させることができる。これにより、排水21の蒸発処理におけるエネルギー効率が向上し、省エネルギー化及び低コスト化が実現される。
また、本実施形態の構成によれば、ノズル3から噴射されるジェット気流33によって、排水21を水面23から直接霧化することができる。したがって、排水21を霧化するためにスプレーノズル等を通過させる必要がなく、ノズル3は排水21が通る流路を持たない。排水21が流れる流路をノズル3が持たないため、排水21中の固体不純物や固形物等の詰まりが発生することが防止される。また、排水21がノズル3に詰まることがないため、使用可能な排水21の種類が制限されず、排水21が固形物や粘性流体を含むに場合でも有効に霧化させることができる。このため、本実施形態の排水蒸発装置1を用いた排水処理では、排水21中の固形物や粘性を除くための濾過の工程を行わずに、排水21の蒸発処理を行うことができる。これにより、排水処理全体における蒸発処理の省エネルギー化及び低コスト化が実現される。
また、本実施形態の排水蒸発装置1は、工場の内部等に設置される小型のものであってもよく、屋外のソーラーポンド等に複数のノズル3を設置することにより、大規模化することも可能である。
なお、図3に示すように、ノズル3の噴射孔31は、排水21の水面23よりも下側、すなわち、水面下に配置されてもよい。噴射孔31が排水21の水中に配置される場合、噴射孔31から水面23までの距離は小さいことが好ましく、例えば、1cm以下であることが好ましい。
図4は、ノズル3の噴射孔31を排水21の水面下に配置して模擬実験を行った際の、排水21が霧化されて噴霧される様子を撮影した写真である。図4に示すように、排水21の水面下から高圧空気をジェット噴射した場合でも、排水21が霧化され細かな霧25が形成されていることが分かる。このとき、霧25の液滴の大きさ(直径)は、例えば数mm程となる。以上より、ノズル3の噴射孔31は、この変形例のように水面23よりも下側でもよいし、或いは上記した第1の実施形態の本文のように水面23よりも上側であってもよい。従って、ノズル3の噴射孔31の位置は、水面23の近傍で水面23よりも上側の位置か、或いは水面23の近傍で水面23よりも下側の位置、すなわち略水面23の位置であることが望ましい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の排水蒸発装置について、図5及び図6を参照して説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態の構成を次の通り変形したものである。なお、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図5は、本実施形態における排水蒸発装置1を示す図である。図5に示すように、本実施形態では、ノズル3の噴射孔31が略水平方向を向く状態で固定されている。したがって、ノズル3の噴射方向Rは、水面23に対して略平行になる。すなわち、ノズル3の噴射方向Rは、略水平になる。この状態では、噴射角度θは例えば0°〜20°となる。
ノズル3の噴射孔31の先には、方向変更板27が設置されている。方向変更板27は、例えば、ジェット気流33及び霧25の進行方向に設けられこれらの放出方向を異なる方向に変更する部材(邪魔板)である。方向変更板27は、ノズル3から噴射されるジェット気流33の流路、すなわち、ジェット気流33の噴射領域に配置される。したがって、方向変更板27は、ノズル3に対して噴射孔31が向く側に配置される。方向変更板27は、水面23に対して例えば0°〜60°傾いた状態で、水面23付近に配置される。方向変更板27は、ノズル3の噴射孔31から離れるにつれて水面23から上側へ離れる状態に配置されている。
本実施形態では、ノズル3から噴射されるジェット気流33は、水面23に対して略平行に噴射される。ジェット気流33と噴霧される霧25は、方向変更板27に当たることにより、方向変更板27に沿う方向に放出方向が変えられる。したがって、方向変更板27が設けられることにより、ジェット気流33と霧25は水面23に対して斜め上方向に噴射される。
図6は、本実施形態の排水蒸発装置1を用いて、模擬実験を行った際の様子を示す図である。図6に示すように、ノズル3の噴射方向Rが水面23に略平行に配置された場合でも、ノズル3から噴射されるジェット気流33の流路に方向変更板27が配置されることにより、排水溜め2に溜められた排水21が水面23から霧化され、細かな霧25が形成されていることが分かる。
本実施形態の構成によれば、さらに以下の効果を奏する。本実施形態では、本実施形態の構成によれば、ノズル3が水面23に対して略平行に配置される。このため、ノズル3が水面23に付かない状態で、ノズル3の噴射孔31を水面23付近に維持することができる。これにより、ノズル3の先端部を水面23に触れない状態で配置することができるため、ノズル3の先端部及び噴射孔31に排水21による汚れが付着することが防止される。
(第3の実施形態)
第3の実施形態の排水蒸発装置について、図7及び図8を参照して説明する。第3の実施形態は、第1の実施形態の構成を次の通り変形したものである。なお、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図7は、本実施形態における排水蒸発装置1を示す図である。図7に示すように、ノズル3には、筒状体41が取付けられている。ノズル3は、筒状体41が取付けられた状態で、排水溜め2の水面23付近に設置される。筒状体41は、例えば、樹脂製の円筒形状のチューブである。筒状体41はノズル3を覆うように装着される。ノズル3の噴射孔31は、筒状体41の内部に配置される。筒状体41は、先端に開口部42を備える。開口部42は、噴射方向Rに向かって開口している。筒状体41の内部においてノズル3の噴射孔31から筒状体41の開口部42までの距離Lは、例えば、2〜3cmである。
筒状体41は、吸水孔44を備える。吸水孔44は、筒状体41の外周面を貫通する孔である。吸水孔44は、筒状体41のうち、ノズル3の噴射孔31が配置される位置よりも基端側に形成される。ノズル3を排水溜め2に設置した状態では、吸水孔44が水の吸い込み口となり、重力あるいはベンチュリー効果によって吸水孔44から筒状体41の内部に排水21が流入する。そして、筒状体41の内部に流入した排水21によって、筒状体41の内部においても、排水21の水面23が形成される。このため、ノズル3の噴射孔31を水面23付近に配置した状態で高圧空気を噴射させることにより、第1の実施形態と同様にして、排水21が水面23から霧化される。
また、筒状体41は、吸気孔45を備える。吸気孔45は、筒状体41において、ノズル3の噴射孔31が配置される位置から筒状体41の開口部42までの間に設けられる。筒状体41の外周面を貫通する孔である。吸気孔45は、筒状体41の内部に水面23が形成された状態において、水面23よりも上側に位置する。
ノズル3の噴射孔31からジェット気流33が噴射されると、筒状体41の内部において、ジェット気流33によって排水21が水面23から霧化する。霧化した排水21の霧25は、ノズル3の噴射孔31から筒状体41の開口部42までの領域においてジェット気流33と混合し、霧25とジェット気流33の混合流体が筒状体41の開口部42から噴霧される。このとき、吸気孔45は、空気の取り入れ口として機能する。
図8は、本実施形態の排水蒸発装置1を用いて、模擬実験を行った際の様子を示す図である。図8に示すように、ノズル3に筒状体41を取付けた状態で、高圧空気を噴射することにより、排水21が細かい霧25になって噴霧されていることが分かる。
本実施形態の構成によれば、さらに以下の効果を奏する。本実施形態では、ジェット気流33が噴射される領域に、ジェット気流33と排水21の霧25とが混合する領域が設けられることにより、噴霧される霧25の液滴をより細かくし、噴霧される霧25の品質を上げることができる。これにより、霧25の蒸発がさらに促進され、排水21の蒸発処理における処理速度及びエネルギー効率がさらに向上する。
(第4の実施形態)
第4の実施形態の排水蒸発装置について、図9を参照して説明する。第4の実施形態は、第1の実施形態の構成を次の通り変形したものである。なお、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図9は、本実施形態における排水蒸発装置1を示す図である。図9に示すように、排水蒸発装置1は、集積場7をさらに備える。集積場7は、排水溜め2に隣接している。集積場7は、排水溜め2に対してノズル3からジェット気流33が噴射される先に設けられる。ジェット気流33は、排水溜め2に設置されたノズル3から集積場7に向かって噴射される。そして、ジェット気流33が噴射されることにより、排水21が霧化され、霧25が噴霧される。噴霧された霧25は、外気に触れることにより、水分が蒸発する。霧25中の水分が蒸発することにより、霧25中の汚染物等が固化し、乾燥廃棄物29となって集積場7に落下する。そして、集積場7には、乾燥廃棄物29が堆積する。排水21の霧25が噴霧される噴霧領域には、外気が常に供給されている。このため、霧25の蒸発による外気の冷却に関係なく、排水21の霧25を継続的に蒸発させることが可能になる。堆積した乾燥廃棄物29の粉塵が風によって飛びにくいように、集積場7の周囲(周囲の上方)を取り囲むように、壁8が設けられることが望ましい。
本実施形態の構成によれば、さらに以下の効果を奏する。本実施形態では、排水21の霧25が噴霧される先に集積場7を設けることにより、霧25の中の水分が蒸発することによって固化された乾燥廃棄物29を効率的に回収することができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態の排水蒸発装置について、図10を参照して説明する。第5の実施形態は、第4の実施形態の構成を次の通り変形したものである。なお、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図10は、本実施形態における排水蒸発装置1を示す図である。図10に示すように、排水蒸発装置1は、排水溜め2から集積場7に渡って配設される囲い9をさらに備える。囲い9は、例えば、トンネル状(ダクト状)の管路であり、第1の開口51と第2の開口52とを有する。第1の開口51は、排水溜め2内において、ノズル3の噴射孔31と対向して配置される。したがって、第1の開口51は、ノズル3から噴射されるジェット気流33の流路、すなわち、ジェット気流33の噴射領域に配置される。また、第2の開口52は、集積場7に配置される。
ノズル3から噴射されたジェット気流33と噴霧された排水21の霧25は、囲い9の第1の開口51を通って囲い9の内部に流入する。そして、囲い9の内部を通って第2の開口52をから集積場7へ流出する。したがって、第1の開口51は、ジェット気流33及び霧25が囲い9が流入する入口となり、第2の開口52は、ジェット気流33及び霧25が囲い9のから流出する出口となる。囲い9の内部では、ジェット気流33により、第1の開口51から第2の開口52へ向かう空気の流れができる。また、囲い9の内部では、ジェット気流33により、負圧の空間になる。このため、囲い9の内部への外気の導入が促進される。霧25の中の水分が蒸発すると、空気の温度が低下し、湿度が上昇する。本実施形態のように囲い9の内部への外気の導入が促進されることにより、相対湿度が相対的に低く温度が相対的に高い空気が囲い9の外部から内部へ継続的に引き込まれる。この結果、噴霧された霧25の蒸発が促進される。
本実施形態の構成によれば、さらに以下の効果を奏する。本実施形態では、ジェット気流33が噴射される領域に囲い9を設けることにより、霧25の噴霧領域に円滑な空気の流れを作ることができる。霧25の噴霧領域に空気の流れが生じることにより、霧25中の水分の蒸発が促進される。これにより、排水21の蒸発処理における処理速度及びエネルギー効率がさらに向上する。
(第6の実施形態)
第6の実施形態の排水蒸発装置について、図11を参照して説明する。第6の実施形態は、第5の実施形態の構成を次の通り変形したものである。なお、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図11は、本実施形態における排水蒸発装置1を示す図である。図11に示すように、排水蒸発装置1は、制御装置(制御部)10をさらに備える。制御装置10は、圧縮機5に電気的に接続されている。制御装置10は、圧縮機5の駆動を制御することにより、ノズル3からのジェット気流33の噴射状態を制御する。
また、囲い9には、第1の計測装置(第1のセンサ)53及び第2の計測装置(第2のセンサ)54が設けられている。第1の計測装置53及び第2の計測装置54は、例えば、温度及び湿度を計測可能な温湿度計である。第1の計測装置53及び第2の計測装置54のそれぞれは、制御装置10に電気的に接続されている。第1の計測装置53は、囲い9の第1の開口51の付近に設置されている。第1の計測装置53は、囲い9の第1の開口51付近の外気の温度及び湿度を測定し、測定結果を制御装置10に送信する。第2の計測装置54は、囲い9の第2の開口52の付近に設置されている。第2の計測装置54は、囲い9の第2の開口52付近の外気の温度及び湿度を測定し、測定結果を制御装置10に送信する。
制御装置10は、第1の計測装置53及び第2の計測装置54のそれぞれでの計測結果を取得する。制御装置10は、第1の計測装置53での計測結果及び第2の計測装置54での計測結果の少なくとも一方に基づいて、圧縮機5の駆動を制御する。そして、制御装置10は、圧縮機5の駆動を制御することにより、ノズル3からのジェット気流33の噴射状態を制御する。
ある一例では、制御装置10は、第1の計測装置53から取得した気温及び湿度に基づいて天候を判断する。この場合、制御装置10は、湿度が低い日、すなわち、空気が乾いた日には、ノズル3からのジェット気流33の噴射量を多くすることにより、排水21の霧25の噴霧量を多くする。また、湿度が高い日、すなわち、曇りの日には、ノズル3からのジェット気流33の噴射量を少なくすることにより、排水21の霧25の噴霧量を少なくする。
また、ある一例では、制御装置10は、第1の計測装置53での計測結果及び第2の計測装置54での計測結果に基づいて、囲い9の内部を流れる空気が含む水蒸気量(絶対湿度)と、囲い9の内部を流れる空気が含むことができる飽和水蒸気量を算出する。制御装置10は、算出結果に基づいて、囲い9の内部を流れる空気に対して排水21が蒸発することのできる水蒸気量を算出する。そして、制御装置10は、算出結果に基づいて、ノズル3からのジェット気流33の噴射量を制御し、ジェット気流33によって霧化される排水21の量を調整する。
また、ある一例では、制御装置10は、第2の計測装置54での計測結果を継続的に取得する。そして、制御装置10は、囲い9の第2の開口52付近での相対湿度を継続的に算出する。制御装置10は、算出した相対湿度が100%であった場合にノズル3からのジェット気流33の噴射を停止させることにより、排水21の霧25の噴霧を停止させる。
本実施形態の構成によれば、さらに以下の効果を奏する。本実施形態では、制御装置10によって囲い9の内部を流れる外気の状態に応じて排水21の霧25の噴霧量が調整される。これにより、外気に蒸発可能な量だけ排水21の霧25を噴霧させることができる。排水21の霧25を蒸発可能な量だけ噴霧させることにより、排水21の霧25を過剰に噴霧させることが防止される。これにより、排水21の噴霧を効率的に行うことができる。また、外気を有効に用いて蒸発を促進することにより、排水21の蒸発処理における処理速度及びエネルギー効率がさらに向上する。これにより、排水処理における省エネルギー化及び低コスト化が実現される。
以上のように第1〜第6の実施形態の排水蒸発装置1について説明したが、第1〜第6の実施形態の排水蒸発装置1を適宜に組み合わせて一つの排水蒸発装置1を実現することも当然に可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

Claims (10)

  1. 排水が溜められる排水溜めと、
    前記排水溜めの前記排水の水面よりも上側に配置され高圧空気を噴射可能な噴射孔を有し、前記噴射孔から噴射される前記高圧空気により前記排水を霧にして、前記霧を前記高圧空気とともに空間中に放出可能なノズルと、
    を備え、
    前記ノズルの前記噴射孔は、前記排水溜めの前記排水の水面に対して斜め上側を向く状態で固定されている、排水蒸発装置。
  2. 前記ノズルからの前記高圧空気の噴射方向は、前記排水の水面に対して斜め上側を向く、請求項1の排水蒸発装置。
  3. 前記水面に対する前記ノズルからの前記高圧空気の噴射方向の角度は、0°より大きく、かつ、60°以下である、請求項2の排水蒸発装置。
  4. 前記排水の略水面の位置に方向変更板をさらに備え、
    前記ノズルからの前記高圧空気の噴射方向は、前記方向変更板に向かうように前記排水の前記水面と略平行であり、
    前記方向変更板は、前記高圧空気および前記霧の放出方向を前記水面と略平行な方向とは異なる方向に変更する、請求項1の排水蒸発装置。
  5. 前記方向変更板は、前記ノズルの前記噴射孔から離れるにつれて前記水面から離れる状態に配置され、
    前記水面と略平行な方向とは異なる前記方向は、前記噴射孔から離れるにつれて前記水面から離れる方向である、請求項4の排水蒸発装置。
  6. 前記ノズルの前記噴射孔を内部に配置するように前記ノズルに取付けられた筒状体をさらに備え、
    前記筒状体は、前記排水を取り入れ可能な吸水孔と、前記ノズルから噴射される前記高圧空気と前記排水の混合流体が噴射される開口部と、を備える、請求項1の排水蒸発装置。
  7. 前記筒状体は、空気を取り入れ可能な吸気孔をさらに備える、請求項6の排水蒸発装置。
  8. 前記ノズルからの前記高圧空気および前記霧の噴射領域に配置される第1の開口と、第2の開口とを有する管路をさらに備え、
    前記ノズルは、前記高圧空気および前記霧を前記空間中に放出することにより、前記管路の内部において前記第1の開口から前記第2の開口に向かう空気の流れを形成する、請求項1の排水蒸発装置。
  9. 前記管路を通る空気の気温及び湿度の少なくとも一方を測定する計測装置と、
    前記計測装置での測定結果に基づいて、前記ノズルからの前記高圧空気の噴射を制御する制御装置と、をさらに備える、請求項8の排水蒸発装置。
  10. 前記計測装置は、前記第1の開口に設けられる第1の計測装置と、前記第2の開口に設けられる第2の計測装置とを備え、
    前記制御装置は、前記第1の計測装置及び前記第2の計測装置のそれぞれでの計測結果に基づいて、前記ノズルからの前記高圧空気の噴射を制御する、請求項9の排水蒸発装置。
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