JP6783473B2 - 管状ブロック、及び、管状ブロック構造体 - Google Patents

管状ブロック、及び、管状ブロック構造体 Download PDF

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Description

本発明は、雨水浸透構造体を構成するための管状ブロックを用いた管状ブロック構造体に関する。
近年、多数の地域にて、ゲリラ豪雨と呼ばれる集中豪雨などの、下水管の処理能力を超える量の降雨が比較的頻繁に発生している。このような降雨が発生すると、路面に水が溜まり、路面に溜まった水は、河川の氾濫、及び、標高の低い地域での床上浸水などの被害を引き起こす。
従来から、このような被害の発生を抑制するための対策の一つとして、道路の路肩などに設置された雨水集水ますに流入する雨水を地中に効果的に浸透させるための雨水浸透構造体が提案されてきている(例えば、特許文献1を参照)。
上記文献に記載の雨水浸透構造体は、雨水集水ますの底面から地中に向けて下方に延びるように形成された空洞に挿入・配置される円筒状の雨水浸透管と、雨水浸透管の内部全体に充填される内部フィルタと、雨水浸透管の外部を覆うように配置される外部フィルタと、で構成される。
この雨水浸透管においては、空洞を画成する土壁のうち浸透層に対応する(深さ方向の)位置の側面に、複数の開口(貫通孔)が形成されている。このため、雨水集水ますに流入する雨水は、雨水浸透管の内部の内部フィルタを通過し、雨水浸透管の側面の開口及び外部フィルタを介して、地中の浸透層に積極的に案内され効果的に浸透され得る。
特開2011−21349号公報
ところで、上記文献においては、雨水浸透管の側面に形成された開口の構造に関しては何ら記載されていない。このような雨水浸透管として使用される管状ブロックの側面に形成される開口の構造としては、管状ブロック全体の強度が十分に確保され、且つ、周囲の土壁から管状ブロック内部への土石の侵入を効果的に抑制し得るものが好ましい。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、管状ブロック全体の強度が十分に確保され、且つ、周囲の土壁から管状ブロック内部への土石の侵入を効果的に抑制し得る開口の構造を有する、管状ブロックを用いた管状ブロック構造体を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る管状ブロック構造体は、下記(1)〜(4)を特徴としている。
(1) 管状に形成され、地面に形成された空洞に埋設される樹脂性の1以上の管状ブロックと、
前記管状ブロックと管軸が一致するよう接続される補助管と、を備えた管状ブロック構造体であって、
前記管状ブロックの表面の少なくとも一部が、互いに平行な複数の第1リブと、前記第1リブと交差する方向に延びる互いに平行な複数の第2リブとにより構成され、
隣り合う1組の前記第1リブと、隣り合う1組の前記第2リブとによって囲まれる領域が前記管状ブロックの表面に形成される開口となり、
前記開口は、前記空洞を画成する土壁から前記管状ブロック内部への土石の侵入を抑止する大きさとなっており、
前記管状ブロックの管軸方向の一端と、他の前記管状ブロックの管軸方向の他端とは、互いに着脱可能に形成され、
前記補助管の管軸方向の一端と、前記管状ブロックの管軸方向の他端とは、互いに着脱可能に形成され、
前記管状ブロック構造体は、前記空洞に埋設され、
前記空洞を画成する土壁の不浸透層に対応する位置に前記補助管が配置され、前記土壁の浸透層に対応する位置に前記管状ブロックが配置されるよう、前記管状ブロックと前記補助管とが接続されたこと。
上記(1)の構成の管状ブロック構造体によれば、空洞を画成する土壁が深さ方向の全域に亘って浸透層で構成される場合には、側面に開口を有さない(無孔の)補助管を用いることなく、側面に開口を有する(有孔の)管状ブロックのみで管状ブロック構造体が構成され得る。一方、空洞を画成する土壁が深さ方向において浸透層の部分と不浸透層の部分とを含む場合には、不浸透層に対応する位置に無孔の補助管が配置され、浸透層に対応する位置に有孔の管状ブロックが配置され得る。この結果、管状ブロック構造体に、空洞の態様に応じたバリエーションを持たせることができる。
更に、空洞を画成する土壁が深さ方向において浸透層の部分と不浸透層の部分とを含む場合において、相対的に高価な管状ブロックと相対的に安価な補助管とを併用することで、相対的に高価な管状ブロックのみで管状ブロック構造体を構成する場合と比べて、管状ブロック構造体全体の製造コストを低くすることができる。
更に、管状ブロック構造体を構成する複数の管状ブロック、又は、管状ブロック及び補助管が既に直列接続された状態(一体化された状態)で、管状ブロック構造体全体を空洞に挿入し、且つ、空洞から引き抜くことができる。このため、管状ブロック構造体の設置及び撤去に関する作業が非常に容易となる。
更に、管状ブロックの表面(側面)に形成される開口(貫通孔)が、管状ブロックの表面(側面)を構成する隣り合う1組の第1リブと隣り合う1組の第2リブとによって囲まれる領域として形成される。これにより、第1、第2リブの本数、太さ、間隔などを調整することで、管状ブロック全体の強度が、要求される強度以上となるように、管状ブロックを容易に設計することができる。更には、開口が、空洞を画成する土壁から管状ブロック内部への土石の侵入を抑止する大きさとなっている。これにより、周囲の土壁から管状ブロック内部への土石の侵入を効果的に抑制することができる。
更に、管状ブロック同士を管軸が一致するように直列接続することができる。このため、同じ長さの1種類の複数の管状ブロックを直列接続する個数を適宜変更することで、管状ブロック構造体(雨水浸透構造体)の長さを、地面の空洞の深さに応じた長さに容易に調整することができる。この結果、上記文献に記載のように、雨水浸透構造体の長さを調整するために、長さが異なる複数種類の雨水浸透管を準備する必要がなくなるので、管状ブロックの製造コストを低くすることができる。
(2) 上記(1)に記載の管状ブロック構造体において、
前記管状ブロック構造体の上流側に、当該管状ブロック構造体内に水を流入するための管状のフィルタブロックがさらに接続され、
前記フィルタブロックの管軸方向端部は、前記管状ブロックの他端及び前記補助管の他端のいずれにも着脱可能に形成され、
前記フィルタブロックには1以上の開口が形成され、
前記フィルタブロックの内側には、前記管状ブロックに固定された不織布と同じ又は当該不織布よりも目の粗い不織布が前記開口を覆うように固定されたこと。
上記(2)の構成の管状ブロック構造体によれば、フィルタブロックの設置により、土石などの不要物質が除去された水を管状ブロック構造体内に流入させることができる。加えて、フィルタブロックの管軸方向端部が、管状ブロックの他端及び補助管の他端のいずれにも着脱可能に形成されている。このため、管状ブロックのみで管状ブロック構造体を構成する場合、及び、管状ブロックと補助管とを併用して管状ブロック構造体を構成する場合の何れの場合においても、管状ブロック構造体の上流側にフィルタブロックを配置することができる。
更に、フィルタブロックの内側には、管状ブロックに固定された不織布と同じ又は当該不織布よりも目の粗い不織布が設けられている。これにより、この不織布の目詰まりの発生が極力抑制され得る。
(3) 上記(1)又は(2)に記載の管状ブロック構造体において、
前記管状ブロックは、少なくとも前記開口を覆う不織布をさらに有し、
前記不織布は、前記管状ブロック内部から前記土壁へ浸透する水に含まれる所定の物質を除去する機能を有すること。
上記(3)の構成の管状ブロックによれば、管状ブロックの内部から土壁へ浸透する水に含まれる浮遊物質及び懸濁物質などを効果的に除去することができる。加えて、開口が、空洞を画成する土壁から管状ブロック内部への土石の侵入を抑止する大きさとなっているので、不織布に対して土石による過度の土圧が作用し難い。このため、不織布の耐久性が向上する。
(4) 上記(3)に記載の管状ブロック構造体において、
前記不織布が一体成形により前記管状ブロックに固定されたこと。
上記(4)の構成の管状ブロックによれば、不織布が管状ブロックに一体成形されているので、管状ブロックを地面に形成された空洞に埋設した後に、管状ブロックに不織布を配置する工程を行う必要がない。したがって、上記文献に記載のように、空洞への管状ブロックの設置後に内部フィルタ及び外部フィルタを配置する工程が必要となる態様と比べて、雨水浸透構造体の設置に要する工期を短縮できる。
本発明によれば、管状ブロック全体の強度が十分に確保され、且つ、周囲の土壁から管状ブロック内部への土石の侵入を効果的に抑制し得る開口の構造を有する、管状ブロックを用いた管状ブロック構造体を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る管状ブロック構造体が、道路の路肩に設置された雨水集水ますの底面から地中に向けて下方に延びる空洞の内部に設置された場合の一例を示す模式図である。 図2は、図1に示す2−2線断面図である。 図3は、図1に示す管状ブロック構造体の分解側面図である。 図4(a)は、図1に示す管状ブロックの斜視図であり、図4(b)は、当該管状ブロックの主要断面図である。 図5(a)は、図1に示すキャップの斜視図であり、図5(b)は、当該キャップの主要断面図である。 図6(a)は、本発明の実施形態に係る管状ブロック構造体を地中に埋設する際の手順を説明するための第1の図であり、図6(b)は、当該手順を説明するための第2の図である。 図7(a)は、本発明の実施形態に係る管状ブロック構造体を地中に埋設する際の手順を説明するための第3の図であり、図7(b)は、当該手順を説明するための第4の図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る管状ブロック10、及び、管状ブロック10を用いた管状ブロック構造体1について説明する。
図1に示す管状ブロック構造体1は、道路60の車道61と歩道62との間に位置する路肩63に設置された雨水集水ます64に流入する雨水を地中に効果的に浸透させるために設置された雨水浸透構造体である。
雨水集水ます64における底面から所定高さの位置の側面には、下水道本管(図示省略)に接続する接続管65が設けられている。これにより、雨水集水ます64内に溜まった雨水の液面が、雨水集水ます64の底面から前記所定高さに達すると、液面近傍の雨水が接続管65を介して下水本管に流出するようになっている。雨水集水ます64の底面に設けられた貫通孔66には、貫通孔66から地中(下方)に向けて距離「L1+L2」だけ下方に延びる空洞70が連続している。
図1に示す例では、地中において、地面から、雨水集水ます64の底面より距離L1だけ下方の位置までの深さ範囲において、不浸透層67(水が浸透し難い土石で構成される層)が位置し、不浸透層67の下方には浸透層68(水が浸透し易い土石で構成される層)が位置している。このため、空洞70を画成する土壁(空洞70の内壁)は、上側の距離L1に対応する部分が不浸透層67で構成され、下側の距離L2に対応する部分が浸透層68で構成されている。したがって、雨水集水ます64に流入する雨水を地中に効果的に浸透させるためには、雨水集水ます64に溜まった雨水を、空洞70における下側の距離L2に対応する部分の土壁を介して、浸透層68内に浸透させる必要がある。
図1に示す例では、管状ブロック構造体1は、雨水集水ます64の底面の貫通孔66を介して、空洞70内に挿入され、設置される。図2に示すように、空洞70内に設置された管状ブロック構造体1の外側面と、空洞70を画成する土壁との間の空間には、埋戻し材71が充填されている。埋戻し材71は、典型的には、粗めの洗い砂で構成される。
以下、図3〜図5を参照しながら、管状ブロック構造体1を構成する各構成部品について順に説明する。図3に示すように、図1に示す管状ブロック構造体1は、管状ブロック10と、補助管20と、フィルタブロック30と、キャップ40と、ジョイント50と、を含んでいる。
樹脂製の管状ブロック10は、図4に示すように、円筒状の本体部11と、本体部11の管軸方向の一端に同軸的に連続する円筒状の雄ネジ部12と、本体部11の管軸方向の他端に同軸的に連続する円筒状の雌ネジ部13と、で構成された成形体である。管状ブロック10は、典型的には、強度及び耐久性に優れるポリプロピレンで構成され得る。
本体部11の側面(表面)の略全体は、管軸方向に所定間隔を空けてそれぞれが周方向に互いに平行に延びる複数の第1リブ14と、周方向に所定間隔を空けてそれぞれが管軸方向に互いに平行に延びる複数の第2リブ15と、により構成されている。このため、本体部11の側面(表面)には、略全体に亘って、隣り合う1組の第1リブ14と隣り合う1組の第2リブ15とによってそれぞれが囲まれた複数の矩形状の開口16(貫通孔)が形成されている。各開口16は、空洞70を画成する土壁から管状ブロック10の内部への土石の侵入を抑止する大きさとなっている。
更に、図2に示すように、本体部11の円筒状内壁面(より具体的には、第1、第2リブ14,15の内壁面)には、その略全域(したがって、開口16)を覆うように、不織布17が一体成形されている。不織布17は、管状ブロック10の内部から空洞70の土壁へ浸透する水に含まれる所定の物質(例えば、浮遊物質及び懸濁物質)を除去する機能を発揮する。不織布17は、典型的には、水を良く通し且つ砂と同等以上の透水係数を有するポリエステルで構成され得る。
図4に戻り、雄ネジ部12の外側面には、雄ネジ12aが形成されている。一方、雌ネジ部13の内側面には、雌ネジ13aが形成されている。雄ネジ部12の雄ネジ12aと、雌ネジ部13の雌ネジ13aとは、互いに螺合可能な形状となっている。換言すれば、管状ブロック10の雄ネジ部12と、他の管状ブロック10の雌ネジ部13とは、互いに着脱可能に形成されており、管状ブロック10同士を管軸が一致するように直列接続することができるようになっている。
このため、同じ長さの1種類の複数の管状ブロック10を直列接続する個数を適宜変更することで、管状ブロック構造体1における管状ブロック10で構成される部分(即ち、側面に開口16を有する有孔管)の長さを容易に調整することができる。図1に示す例では、同じ長さの1種類の3つの管状ブロック10が直列接続されることで、管状ブロック構造体1における有孔管の長さが、空洞70における浸透層68の深さL2に近い長さに調整されている。図1に示す例では、各管状ブロック10が、雄ネジ部12が下端側となる向きで空洞70内に配置されている。
樹脂製のキャップ40は、図5に示すように、有底円筒状の形状を有し、その内側面には、管状ブロック10の雄ネジ12aと螺合可能な雌ネジ40aが形成されている。したがって、キャップ40と、管状ブロック10の雄ネジ部12とは、互いに着脱可能となっている。キャップ40の外径は、管状ブロック10の外径と略一致している。キャップ40は、典型的には、強度及び耐久性に優れるポリプロピレンで構成され得る。
図1に示す例では、図3に示すように、キャップ40が、管状ブロック構造体1の有孔管を構成する3つの管状ブロック10のうち最も下側に位置する管状ブロック10(以下、「最下位管状ブロック10」とも呼ぶ)の下端側の雄ネジ部12に取り付けられる。これにより、空洞70の底面を画成する土壁から、最下位管状ブロック10の下端側の開口を介して管状ブロック10の内部へ土石が侵入することが抑制され得る。
樹脂製の補助管20は、典型的には、塩化ビニル製の円筒状の成形体である。補助管20の側面には開口が形成されていない。即ち、補助管20は、無孔管である。補助管20の外径は、管状ブロック10の外径と略一致している。図1に示す例では、補助管20の長さが、空洞70における不浸透層67の深さL1に近い長さに調整されている。
図3に示すように、樹脂製のジョイント50は、管状ブロック10の雌ネジ部13と、補助管20の下端と、を接続・固定するための円筒状の部材である。ジョイント50の下端側には、管状ブロック10の雌ネジ部13の雌ネジ13aと螺合可能な雄ネジを有する雄ネジ部51が形成されている。図1に示す例では、ジョイント50の下端側の雄ネジ部51と、管状ブロック構造体1の有孔管を構成する3つの管状ブロック10のうち最も上側に位置する管状ブロック10(以下、「最上位管状ブロック10」とも呼ぶ)の上端側の雌ネジ部13とが螺合され、ジョイント50の上端部と、補助管20の下端部とが任意の手法で同軸的に接続・固定されることで、最上位管状ブロック10と補助管20とが、ジョイント50を介して同軸的に接続・固定されている。ジョイント50の外径は、管状ブロック10の外径と略一致している。ジョイント50は、典型的には、塩化ビニルで構成される。
図3に示すように、樹脂製のフィルタブロック30は、側面に複数の開口34(貫通孔)が形成された円筒状の本体部31と、本体部31の管軸方向の上端側の開口を塞ぐように当該上端側に接続・固定された有底円筒状のキャップ32と、本体部31の管軸方向の下端側に接続・固定された円筒状のジョイント33と、を有する。フィルタブロック30(=本体部31+キャップ32+ジョイント33)の外径は、管状ブロック10の外径と略一致している。本体部31及びキャップ32は、典型的には、強度及び耐久性に優れるポリプロピレンで構成され、ジョイント33は、典型的には、塩化ビニルで構成される。
更に、本体部31の円筒状内壁面には、その略全域、したがって、開口34を覆うように、管状ブロック10の不織布17と同様に、不織布(図示省略)が一体成形されている。この不織布は、雨水集水ます64から管状ブロック構造体1内に流入する雨水をろ過する機能を発揮する。なお、本明細書において、ろ過とは雨水など流入する水から土石など特定の物質を除去することを意味する。この不織布の目詰まりの発生を極力抑制するため、この不織布として、管状ブロック10の不織布17より目が粗いものが使用されることが好適である。この不織布も、不織布17と同様、典型的には、水を良く通し且つ砂と同等以上の透水係数を有する「ポリ塩化ビニル+ポリエステル」で構成され得る。
キャップ32は、雨水集水ます64内の雨水が、不織布によってろ過されることなく、フィルタブロック30(より具体的には、本体部31)の上端側の開口を介して管状ブロック構造体1内に流入することを防止するために設けられる部材である。ジョイント33は、本体部31の下端と、補助管20の上端とを接続・固定するために設けられる部材である。ジョイント33の下端部と、補助管20の上端部とは、任意の手法で同軸的に接続・固定される。
ここで、本体部31、キャップ32、及び、ジョイント33として、それぞれ、管状ブロック10、キャップ40、及び、ジョイント50が使用され得る。この場合、管状ブロック10が、雄ネジ部12が上端側となる向きで配置され、管状ブロック10の雄ネジ部12とキャップ40とが螺合され、本体部11の雌ネジ部13と、ジョイント50の雄ネジ部51とが螺合される。
以上のように各構成部品が直列に接続・固定されて一体化された管状ブロック構造体1が、空洞70内に設置された状態では、図1に示すように、3つの管状ブロック10で構成される有孔管の部分が、空洞70を画成する土壁における浸透層68に対応する深さ範囲に配置され、補助管20で構成される無孔管の部分が、空洞70を画成する土壁における不浸透層67に対応する深さ範囲に配置される。フィルタブロック30は、雨水集水ます64の貫通孔66を介して雨水集水ます64の底面から上方に突出し、雨水集水ます64の内部に位置している。
したがって、図1に示す例では、雨水集水ます64に流入する雨水は、フィルタブロック30の本体部31の開口34を通過し、本体部31の内壁面に一体成形された不織布でろ過された後に、管状ブロック構造体1の内部に流入する。流入しろ過された水は、下方に落下し、無孔の補助管20の内部を通過して、有孔の管状ブロック10の内部に到達する。管状ブロック10の内部に到達した水は、本体部11に一体成形されている不織布17を通過して当該水に含まれる所定の物質(例えば、浮遊物質及び懸濁物質)が除去され、その後、本体部11の側面の開口16、及び、埋戻し材71を介して、地中の浸透層68に浸透していく。このように、雨水集水ます64に流入する雨水は、ろ過され、且つ、所定の物質(例えば、浮遊物質及び懸濁物質)が除去された状態で、地中の浸透層68に積極的に案内されていく。この結果、当該水が、地中の浸透層68内に効果的に浸透され得る。
次に、図6及び図7を参照しながら、管状ブロック構造体1を地中に設置する際の手順について簡単に説明する。この例では、地中において、地面から所定の深さまでの深さ範囲において不浸透層67が位置し、不浸透層67の下方に浸透層68が位置している。
先ず、図6(a)に示すように、管状ブロック構造体1を設置するための空洞70を形成すべき位置に、ボーリングマシン80を配置する。次に、図6(b)に示すように、オーガースクリュ等のスクリュ90をボーリングマシン80に取り付け、ボーリングマシン80及びスクリュ90を利用して、所定の深さの空洞70を形成する。空洞70の最下端は、浸透層68に位置している。なお、状況に応じて、ボーリングマシン80を利用することなく、人力または公知の削孔器具で空洞70を形成してもよいことはもちろんである。
次に、図7(a)に示すように、フィルタブロック30以外の組み付けが完了した状態にある管状ブロック構造体1を空洞70に挿入し、空洞70内に設置する。この例では、複数の管状ブロック10で構成される有孔管の部分が、空洞70を画成する土壁における浸透層68に対応する深さ範囲に配置され、補助管20で構成される無孔管の部分が、空洞70を画成する土壁における不浸透層67に対応する深さ範囲に配置されている。その後、管状ブロック構造体1の上端部にフィルタブロック30を組み付ける。
そして、図7(b)に示すように、空洞70内に設置された管状ブロック構造体1の外側面と、空洞70を画成する土壁との間の空間に、埋戻し材71を充填する。この場合、管状ブロック10で構成される有孔管の外側面と、空洞70を画成する浸透層68との間の空間には埋戻し材71を充填し、補助管20で構成される無孔管の外側面と、空洞70を画成する不浸透層67との間の空間には、埋戻し材71に代えて生土を充填してもよい。これにより、管状ブロック構造体1を地中に設置する作業が完了する。
(作用・効果)
本発明の実施形態に係る管状ブロック10、及び、管状ブロック構造体1によれば、管状ブロック10の表面(側面)に形成される開口16(貫通孔)が、管状ブロック10の表面(側面)を構成する隣り合う1組の第1リブ14と隣り合う1組の第2リブ15とによって囲まれる領域として形成される。これにより、第1、第2リブ14,15の本数、太さ、間隔などを調整することで、管状ブロック10全体の強度が、要求される強度以上となるように、管状ブロック10を容易に設計することができる。更には、開口16が、空洞70を画成する土壁から管状ブロック10内部への土石の侵入を抑止する大きさとなっている。これにより、周囲の土壁から管状ブロック10内部への土石の侵入を効果的に抑制することができる。
更に、管状ブロック10には、開口16を覆う不織布17が設けられている。このため、管状ブロック10の内部から土壁へ浸透する水に含まれる浮遊物質及び懸濁物質などを効果的に除去することができる。加えて、開口16が、空洞70を画成する土壁から管状ブロック10内部への土石の侵入を抑止する大きさとなっているので、不織布17に対して土石による過度の土圧が作用し難い。このため、不織布17の耐久性が向上する。
更に、不織布17が管状ブロック10に一体成形されているので、管状ブロック10を地面に形成された空洞70に埋設した後に、管状ブロック10に不織布17を配置する工程を行う必要がない。したがって、上記文献に記載のように、空洞への管状ブロックの設置後に内部フィルタ及び外部フィルタを配置する工程が必要となる態様と比べて、雨水浸透構造体の設置に要する工期を短縮できる。
更に、管状ブロック10の管軸方向の一端と、他の管状ブロック10の管軸方向の他端とは、互いに着脱可能であるため、管状ブロック10同士を管軸が一致するように直列接続することができる。このため、同じ長さの1種類の複数の管状ブロック10を直列接続する個数を適宜変更することで、管状ブロック構造体1(雨水浸透構造体)の長さを、地面の空洞70の深さに応じた長さに容易に調整することができる。この結果、上記文献に記載のように、雨水浸透構造体の長さを調整するために、長さが異なる複数種類の雨水浸透管を準備する必要がなくなるので、管状ブロック10の製造コストを低くすることができる。
更に、補助管20の管軸方向の一端と、管状ブロック10の管軸方向の他端とは、互いに着脱可能である。このため、空洞70を画成する土壁が深さ方向の全域に亘って浸透層68で構成される場合には、無孔の補助管20を用いることなく、有孔の管状ブロック10のみで管状ブロック構造体1が構成され得る。一方、空洞70を画成する土壁が深さ方向において浸透層68の部分と不浸透層67の部分とを含む場合には、不浸透層67に対応する位置に無孔の補助管20が配置され、浸透層68に対応する位置に有孔の管状ブロック10が配置され得る。この結果、管状ブロック構造体1に、空洞70の態様に応じたバリエーションを持たせることができる。
更に、空洞70を画成する土壁が深さ方向において浸透層68の部分と不浸透層67の部分とを含む場合において、相対的に高価な管状ブロック10と相対的に安価な補助管20とを併用することで、相対的に高価な管状ブロック10のみで管状ブロック構造体1を構成する場合と比べて、管状ブロック構造体1全体の製造コストを低くすることができる。
更に、管状ブロック構造体1を構成する複数の管状ブロック10、又は、管状ブロック10及び補助管20が既に直列接続された状態(一体化された状態)で、管状ブロック構造体1全体を空洞70に挿入し、且つ、空洞70から引き抜くことができる。このため、管状ブロック構造体1の設置及び撤去に関する作業が非常に容易となる。
更に、フィルタブロック30の設置により、ろ過後の水を管状ブロック構造体1内に流入させることができる。加えて、フィルタブロック30の管軸方向端部が、管状ブロック10の他端及び補助管20の他端のいずれにも着脱可能に形成されている。このため、管状ブロック10のみで管状ブロック構造体1を構成する場合、及び、管状ブロック10と補助管20とを併用して管状ブロック構造体1を構成する場合の何れの場合においても、管状ブロック構造体1の上流側にフィルタブロック30を配置することができる。
更に、フィルタブロック30の内側には、管状ブロック10に固定された不織布17と同じ又は不織布17よりも目の粗い不織布が設けられている。これにより、この不織布の目詰まりの発生が極力抑制され得る。
(他の態様)
なお、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、空洞70を画成する土壁が深さ方向において浸透層68の部分と不浸透層67の部分とを含む場合において、不浸透層67に対応する位置に無孔の補助管20が配置され、浸透層68に対応する位置に有孔の管状ブロック10が配置されている(図1参照)。これに対し、補助管20を用いることなく、不浸透層67に対応する位置、及び、浸透層68に対応する位置の双方に有孔の管状ブロック10が配置されていてもよい。この場合、最上位管状ブロック10とフィルタブロック30とが直接接続される。
更に、上記実施形態では、管状ブロック10側面(表面)が、周方向に延びる複数の第1リブ14と、管軸方向に延びる複数の第2リブ15と、により構成されている(図4参照)。これに対し、管状ブロック10側面(表面)が、周方向に対して傾斜した方向に延びる複数の第1リブ14と、周方向に対して傾斜し且つ第1リブ14と交差する方向に延びる複数の第2リブ15と、により構成されていてもよい。
更に、上記実施形態では、道路60の路肩63に設置された雨水集水ます64の底面から地中に向けて下方に(即ち、縦方向に)延びる空洞に、管状ブロック構造体1が設置されている(図1参照)。これに対し、管状ブロック構造体1は、家屋の宅内雨水ますの底面から地中に向けて下方に(即ち、縦方向に)延びる空洞、貯水層の底面から地中に向けて下方に(即ち、縦方向に)延びる空洞、及び、調整池の底面から地中に向けて下方に(即ち、縦方向に)延びる空洞に設けられてもよい。
更に、管状ブロック構造体1は、縦方向ではなく、横方向に配置することもできる。具体的には、例えば、地面に対して当該地面に沿って横方向に延びる所定深さの溝を形成し、当該溝内に、管状ブロック構造体1を横方向に延びる向きに配置してもよい。ここで、従来より、複数箇所に開口が形成された塩ビ管で構成された横型の雨水浸透構造体が既に知られている。この構造体を設置する場合、保護シート(不織布)を溝に敷き、その上に塩ビ管を設置し、その後、保護シートで塩ビ管を巻く、という作業が必要となる。これに対し、管状ブロック構造体1では、不織布が既に固定されているため、管状ブロック構造体1を横方向に設置した後に、管状ブロック構造体1に不織布を配置する工程を行う必要がない。したがって、従来の横型の雨水浸透構造体と比べて、雨水浸透構造体の設置に要する工期を短縮できる。
ここで、上述した本発明の実施形態に係る管状ブロック10及び管状ブロック構造体1の特徴をそれぞれ以下[1]〜[6]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 管状に形成され、地面に形成された空洞(70)に埋設される樹脂性の管状ブロック(10)であって、
前記管状ブロック(10)の表面の少なくとも一部が、互いに平行な複数の第1リブ(14)と、前記第1リブ(14)と交差する方向に延びる互いに平行な複数の第2リブ(15)とにより構成され、
隣り合う1組の前記第1リブ(14)と、隣り合う1組の前記第2リブ(15)とによって囲まれる領域が前記管状ブロック(10)の表面に形成される開口(16)となり、
前記開口(16)は、前記空洞(70)を画成する土壁から前記管状ブロック(10)内部への土石の侵入を抑止する大きさとなっていること。
[2] 上記[1]に記載の管状ブロックにおいて、
少なくとも前記開口(16)を覆う不織布(17)をさらに有し、
前記不織布(17)は、前記管状ブロック(10)内部から前記土壁へ浸透する水に含まれる所定の物質を除去する機能を有すること。
[3] 上記[2]に記載の管状ブロックにおいて、
前記不織布(17)が一体成形により前記管状ブロック(10)に固定されたこと。
[4] 上記[1]乃至[3]の何れか1つに記載の管状ブロックにおいて、
前記管状ブロック(10)の管軸方向の一端と、他の前記管状ブロック(10)の管軸方向の他端とは、互いに着脱可能に形成されたこと。
[5] 上記[4]に記載の1以上の管状ブロック(10)と、
前記管状ブロック(10)と管軸が一致するよう接続される補助管(20)と、を備えた管状ブロック構造体(1)であって、
前記補助管(20)の管軸方向の一端と、前記管状ブロック(10)の管軸方向の他端とは、互いに着脱可能に形成され、
前記管状ブロック構造体(1)は、前記空洞(70)に埋設され、
前記空洞(70)を画成する土壁の不浸透層(67)に対応する位置に前記補助管(20)が配置され、前記土壁の浸透層(68)に対応する位置に前記管状ブロック(10)が配置されるよう、前記管状ブロック(10)と前記補助管(20)とが接続されたこと。
[6] 上記[5]に記載の管状ブロック構造体において、
前記管状ブロック構造体(1)の上流側に、当該管状ブロック構造体(1)内に水を流入するための管状のフィルタブロック(30)がさらに接続され、
前記フィルタブロック(30)の管軸方向端部は、前記管状ブロック(10)の他端及び前記補助管(20)の他端のいずれにも着脱可能に形成され、
前記フィルタブロック(30)には1以上の開口(34)が形成され、
前記フィルタブロック(30)の内側には、前記管状ブロック(10)に固定された不織布(17)と同じ又は当該不織布(17)よりも目の粗い不織布が前記開口(34)を覆うように固定されたこと。
1 管状ブロック構造体
10 管状ブロック
14 第1リブ
15 第2リブ
16 開口
17 不織布
20 補助管
30 フィルタブロック
34 開口
67 不浸透層
68 浸透層

Claims (4)

  1. 管状に形成され、地面に形成された空洞に埋設される樹脂性の1以上の管状ブロックと、
    前記管状ブロックと管軸が一致するよう接続される補助管と、を備えた管状ブロック構造体であって、
    前記管状ブロックの表面の少なくとも一部が、互いに平行な複数の第1リブと、前記第1リブと交差する方向に延びる互いに平行な複数の第2リブとにより構成され、
    隣り合う1組の前記第1リブと、隣り合う1組の前記第2リブとによって囲まれる領域が前記管状ブロックの表面に形成される開口となり、
    前記開口は、前記空洞を画成する土壁から前記管状ブロック内部への土石の侵入を抑止する大きさとなっており、
    前記管状ブロックの管軸方向の一端と、他の前記管状ブロックの管軸方向の他端とは、互いに着脱可能に形成され、
    前記補助管の管軸方向の一端と、前記管状ブロックの管軸方向の他端とは、互いに着脱可能に形成され、
    前記管状ブロック構造体は、前記空洞に埋設され、
    前記空洞を画成する土壁の不浸透層に対応する位置に前記補助管が配置され、前記土壁の浸透層に対応する位置に前記管状ブロックが配置されるよう、前記管状ブロックと前記補助管とが接続された、
    管状ブロック構造体。
  2. 前記管状ブロック構造体の上流側に、当該管状ブロック構造体内に水を流入するための管状のフィルタブロックがさらに接続され、
    前記フィルタブロックの管軸方向端部は、前記管状ブロックの他端及び前記補助管の他端のいずれにも着脱可能に形成され、
    前記フィルタブロックには1以上の開口が形成され、
    前記フィルタブロックの内側には、前記管状ブロックに固定された不織布と同じ又は当該不織布よりも目の粗い不織布が前記開口を覆うように固定された、
    請求項に記載の管状ブロック構造体。
  3. 前記管状ブロックは、少なくとも前記開口を覆う不織布をさらに有し、
    前記不織布は、前記管状ブロック内部から前記土壁へ浸透する水に含まれる所定の物質を除去する機能を有する、
    請求項1又は2に記載の管状ブロック構造体
  4. 前記不織布が一体成形により前記管状ブロックに固定された、
    請求項に記載の管状ブロック構造体
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