JP6783270B2 - クイックコネクタ及び使用方法 - Google Patents

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Description

本発明は、クイックコネクタに関する。
雄部を雌部内に受けるクイックコネクタは、部品を迅速かつ容易に連結するのに多く用いられる。1つの例において、クイックコネクタは、自動車産業において、加圧流体回路を含む流体回路を連結するのに用いられる。従来のクイックコネクタは、雄部が雌部に完全に挿入されたことを視覚的に示すインジケーターを備えることが多い。
特殊な道具を必要とせずに手で容易に組付け及び分解されるクイックコネクタを設計することには、課題が存在する。多くの従来のクイックコネクタは、手で組付け及び分解しようとする場合、組付け及び分解に大きな力が必要であり、そのため、多くの人々が、不可能ではないにせよ、クイックコネクタを意図されたとおりに用いることに困難を覚える。
本発明の目的のうちの1つは、特殊な道具を必要とせずに手で容易に組付け及び分解されるクイックコネクタを提供することである。
本開示の一態様によれば、クイックコネクタは、部品をクイックコネクタに解除可能に結合するために、部品の第1の端部を受けるように構成された中央ボアを画定する、頭部及び本体を有するハウジングを備える。クイックコネクタは、ラッチを備えることができ、ラッチは、頭部内において、(a)部品の第1の端部がラッチを通過することを制限される第1の位置と、(b)部品の第1の端部がラッチを通過することが可能である第2の位置との間で可動である。ラッチを第1の位置と第2の位置との間で選択的に動かすために、ラッチに作動部(actuator)を結合することができる。作動部は、少なくとも第1の部分、第2の部分、及び第3の部分を含む作動部面を有することができる。第3の部分は、第1の部分と第2の部分との間に配置される。作動部面の第3の部分は、ラッチを第1の位置と第2の位置との間で動かすのに必要な力を低減するように構成されている。
本開示の一態様に係るクイックコネクタの斜視図である。 図1のクイックコネクタの上面図である。 図1のクイックコネクタの分解図である。 本開示の一態様に係るラッチの上面図である。 図4のラッチの側面図である。 本開示の一態様に係るラッチインジケーターの上面図である。 図6のラッチインジケーターの側面図である。 本開示の一態様に係るクイックコネクタの断面図である。 本開示の一態様に係る、クイックコネクタ及びクイックコネクタに完全に挿入された雄部の断面図である。 本開示の一態様に係るラッチの上面図である。 本開示の一態様に係るラッチインジケーターの上面図である。 本開示の一態様に係るラッチの上面図である。
ここで、図面、特に図1〜図3を参照すると、クイックコネクタが示されており、クイックコネクタは、全体として10で示している。クイックコネクタ10は、頭部14及び本体16を有するハウジング12を備える。頭部14は、クイックコネクタ10の中心軸22に沿って延在する中央ボア20への開口部を画定するリム18を有する。中央ボア20は、部品を結合するために、雄部(図示せず)を内部に受けるように構成されている。
図1及び図2を参照すると、本体16は、クイックコネクタ10を別の部品に結合するコネクタ部分26を任意に有する。コネクタ部分26は、図示のように、クイックコネクタ10の中心軸22に対して或る角度で延在することができるか、又はクイックコネクタ10の中心軸22と概ね位置合わせされた中心軸を有することができる。クイックコネクタ10は、非限定的な例として液体、ガス、空気、及び蒸気を含む流体を導く配管を接続するように構成されたものとして示されているが、クイックコネクタ10を、流体、固体、又はゲル状の材料を導くのに用いられる任意のタイプの部品を接続するのに用いることが、本開示の範囲内にある。
頭部14は、第1の側壁30、第2の側壁32、第3の側壁34、及び第4の側壁36と、上壁38と、底壁40とを有する。側壁30〜36、上壁38、及び底壁40は、合わせて、頭部キャビティ42を少なくとも部分的に画定する。上壁38及び底壁40は、中央ボア20の一部を画定する位置合わせされた開口部を有し、結合する間、その開口部に雄部を挿通する。リム18は、上壁38に形成され、中央ボア20への入口を画定する。
図1及び図2をなおも参照すると、クイックコネクタ10は、頭部14の頭部キャビティ42内に配置されるラッチ46及びラッチインジケーター48を備える。第1の側壁30は、孔50を有し、クイックコネクタ10が組み立てられた場合、この孔50を通して、ラッチ46及びラッチインジケーター48が見えるとともに、ラッチ46及びラッチインジケーター48にアクセス可能である。第2の側壁32及び第4の側壁36は、組立て時、クイックコネクタ10への部品の挿入時、相手側の最終使用部品への挿入時、及び/又は保守点検時の取扱いを容易にする平坦部分49を任意に有する。
図3を参照すると、クイックコネクタ10は、クイックコネクタ10の意図される使用に基づき、任意の部品と任意のシール要素との任意の組合せを含むことができる。図3の例において、クイックコネクタ10は、シールリテーナー54及びシールスペーサー56を備える。Oリング等の第1のシール58が、シールリテーナー54とシールスペーサー56との間に配置され、Oリング等の第2のシール60が、シールスペーサー56の第2のシール60とは反対側に配置される。第1のシール58及び第2のシール60は、クイックコネクタ10に結合された雄部によって流体シールをもたらすように構成することができる。クイックコネクタ10を別の部品に結合するために、1つ以上の任意の外部シール62を本体16のコネクタ部分26に設けることができる。他の例において、例えば、ゼロ圧から低圧用途では、単一のシールを用いることができる。別の例において、ゼロ圧から高圧用途に、2つのシールを用いることができる。シールスペーサー56は、あってもなくてもよい任意の部品である。クイックコネクタ10は、2つのシールを有するものとして記載されているが、クイックコネクタは、クイックコネクタの意図された使用及び所望の特性に基づいて、より多い又はより少ないシールを有することが、本開示の範囲内にある。
ここで、図4及び図5を参照すると、ラッチ46は、ラッチ本体66を有し、ラッチ本体66は、ラッチ本体66を貫通するラッチボア70への開口部を画定するラッチリム68を有する。ラッチボア70は、クイックコネクタ10に結合する間、雄部をラッチ本体66に挿通することができるように構成されている。ラッチ本体66は、ラッチボア70を画定する内壁72を有することができる。必要に応じて、内壁72の少なくとも一部は、ラッチリム68からラッチボア70の中心軸76に向かって或る角度で延在する内側斜面部分74を有することができる。内側斜面部分74の角度は、ラッチボアの中心軸76に垂直な水平軸に対して測定されるものとすることができる。内側斜面部分74の角度は、水平軸から90度〜180度の範囲内にあることができ、その角度は、内側斜面部分74全体にわたり一貫しているか、又は、内側斜面部分74から内壁72に移行するにつれて、必要に応じて変化させることができる。1つの例において、内側斜面部分74の少なくとも一部の角度は、水平軸に対して約135度であるが、90度〜180度の間の他の角度も想定される。内壁72のうち内側斜面部分74を含まない部分は、中心軸76に対して概ね平行であり、水平軸に対して約90度の角度である。換言すれば、内側斜面74は、内壁72からラッチリム68及び任意の外側斜面部分80に向かうにつれて、或る角度で上方に延在する。
ラッチ46は、ラッチリム68からラッチ本体66の上面に向かって或る角度で、ラッチボアの中心軸22及びラッチの中心軸76から離れるように延在する外側斜面部分80等の壁を有することができる。外側斜面部分80は、ラッチリム68からラッチ本体66に向かって延在し、ラッチ本体66に鋭角で交わることができる。外側斜面部分80の角度は、外側斜面部分80全体にわたり一貫しているか、又は、外側斜面部分80からラッチ本体66に移行するにつれて、必要に応じて変化させることができる。ラッチ本体66は、内側斜面部分74及び/又は外側斜面部分80の一方又は双方を有するように構成することができる。換言すれば、外側斜面部分80の遠位端部からラッチ本体66に向かって或る角度で下方に進む。
ラッチ本体66は、ラッチ本体66の両側にそれぞれ配置される一対のラッチレッグ82を有することもできる。ラッチレッグ82は、隣り合う第2の側壁32及び第4の側壁36の内側に付随する保持要素83(図3)に係合し、ラッチ46を頭部14内に保持するように構成することができる。ラッチ本体66は、正面端部に作動部面86を含む作動部84も備える。作動部面86は、第1の側壁30(図1)の孔50を通して見える。作動部84は、アーム67によってラッチ本体66に結合することができる。ラッチレッグ82は、弾性レッグの形態とすることができ、それにより、中心軸22(及びラッチボアの中心軸76)の方向に作動部面86を押すことによって、作動部84に適切な力を加えると、ラッチ本体66を頭部14に対して動かすことができる。これは、より詳細に後述する。必要に応じて、1つのみのラッチレッグ82及び保持要素83が存在する場合もある。
ここで、図6及び図7を参照すると、ラッチインジケーター48は、インジケーター本体88を備え、インジケーター本体88は、インジケーター本体88を貫通するインジケーターボア92への開口部を画定するインジケーターリム90を有する。インジケーターボア92は、クイックコネクタ10に結合する間、雄部をインジケーター本体88に挿通することができるように構成されている。インジケーターリム90の少なくとも一部は、インジケーター本体88に対して隆起させ、インジケーターボア92の中心軸95に向かって角度の付いた傾斜面を画定するインジケーター斜面94を形成することができる。
インジケーター本体88は、ラッチ46に係合して、ラッチインジケーター48を頭部14内に、ラッチ46に隣接して保持するように構成された一対のインジケーターレッグ96も有する。インジケーター本体88は、第1の側壁30(図1)の孔50を通して見えるインジケーター面98も有する。インジケーターレッグ96は、弾性レッグの形態とすることができ、それにより、ラッチインジケーター48は、ラッチインジケーター48に適切な力を加えると、ラッチ46に対して、ひいてはまた頭部14に対して動かすことができる。ラッチ本体66は、ラッチインジケーター48をラッチ46とともに保持するように、インジケーターレッグ96を内部に受けて係合するとともに、また、ラッチインジケーター48をラッチ46とともに及びラッチ46に対して移動させるように構成された形状及びサイズを有するキャビティ97(図8)を有することができる。より詳細に後述するように、ラッチインジケーター48は、インジケーター面98に力を加えることによって直接動かすことができ、及び/又は、間接的に、インジケーターレッグ96とラッチ本体66との係合に起因して、作動部面86に力を加えて、ラッチ46を動かし、ひいてはインジケーター48を動かすことができる。
本開示の1つの態様によれば、インジケーターレッグ96がキャビティ97内に係合すると、ラッチ46及びラッチインジケーター48をばね機構として機能させることができる。ラッチ46及びラッチインジケーター48は、中心軸76及び95が中心軸22に対してオフセットされている設置前関係(図8)において、合わせて保持することができる。雄端部110を挿入する間に、ラッチ46及びラッチインジケーター48が動かされ、それにより、それぞれの軸76及び95は、一時的に、中心軸22と一列に揃う。雄端部110が挿入された状態の間、インジケーターレッグ96には部分的な負荷がかかる。雄端部110の抜去プロセスの間、中心軸22に対して垂直な力を作動部面86及び/又はインジケーター面98に加えることができ、これにより、インジケーターレッグ96に圧縮荷重が加わる。キャビティ97内に生じるこの負荷は、反発するばね荷重を生じ、それにより、ラッチ46及びラッチインジケーター48の双方が、雄端部110が抜去された後に設置前位置に戻ることを可能にする。
ここで、図8及び図9を参照すると、クイックコネクタ10を部品の雄端部110に結合する組付け及び使用が示されている。雄端部110を結合する前に、任意のシールリテーナー54、シールスペーサー56、並びに第1のシール58及び第2のシール60等の任意のシール及びスペーサーのうちの任意のものを本体16内に設置することによって、クイックコネクタ10を組み立てる。ラッチ46及びラッチインジケーター48を組み付けた後、第1の側壁30の孔50を通して頭部14に挿入する。ラッチ46及び組み付けられたラッチインジケーター48を頭部14に挿入する際、ラッチレッグ82は、第2の側壁32及び第4の側壁36から延在する保持要素83を通過する際に内方に撓み、その後、保持要素83を通過して保持要素83に係合すると、少なくとも部分的に静止位置に戻る。
図8に示されている完全に設置された静止位置において、ラッチレッグ82は、保持要素83(図2)に係合して、ラッチ46、ひいてはまたラッチインジケーター48が孔50から引き抜かれるのを阻止する。ラッチレッグ82は、ラッチボアの中心軸76が中央ボア20の中心軸22に対してオフセット又は偏心するように、ラッチ46を頭部14に対して付勢するように構成されている。ラッチインジケーター48は、ラッチ46と係合していることから、同じく頭部14に対して付勢され、それにより、インジケーターボアの中心軸95は、中央ボア20の中心軸22に対してオフセット又は偏心する。ラッチインジケーターレッグ96は、ラッチ46に係合して、ラッチインジケーター48をラッチ46に対して付勢するように構成されている。それにより、インジケーター斜面94は、ラッチの内側斜面部分74よりも、中心軸22の近くにオフセットされる。図8の静止位置では、インジケーター面98は、作動部面86を越えて径方向に延在する。インジケーター面98全体が、作動部面86を越えて径方向に延在してもよく、又は、インジケーター面98の一部のみが、作動部面86を越えて径方向に延在してもよい。必要に応じて、ラッチ46及びラッチインジケーター48は、図8の静止位置において、インジケーター面98の少なくとも一部が作動部面86の少なくとも一部と同一平面になるように構成することができる。
図8をなおも参照すると、雄端部110を挿入するには、矢印114によって示す方向においてラッチ46及びラッチインジケーター48に力を加えて、ラッチ46及びラッチインジケーター48を頭部14に対して動かし、挿入位置又は位置合わせ位置にする。挿入位置では、ラッチの中心軸76及びラッチインジケーターの中心軸95は、中央ボア20の中心軸22と概ね位置合わせされる、すなわち同軸である。軸22、76、及び95が概ね位置合わせされると、雄端部110から突出したビード112をラッチ46及びラッチインジケーター48に挿通することができ、それにより、雄端部110は、クイックコネクタ10内における完全設置位置に挿入することができる。雄端部110を挿入する間にラッチ46及びラッチインジケーター48に加えられる力は、作動部面86を押すことによって、及び/又は、雄端部110が中央ボア20に挿入される際に雄端部110とラッチ46及び/又はラッチインジケーター48とが係合することによって、中心軸95に対して垂直な力が作動部84に加わることで得ることができる。更に、又は代替的には、雄端部110の挿入及び/又はクイックコネクタの使用者によって、ラッチインジケーター48及び/又はラッチ46を動かすように、インジケーター面98に力を加えることができる。
ここで、図9を参照すると、ラッチ46及びラッチインジケーター48に加わる力は、雄端部110が完全設置位置になると、自動的に取り除かれるか、又は、作動部面86に加えられる圧力を取り除くと、手動で取り除かれる。力が取り除かれると、ラッチ46及びラッチインジケーター48は、矢印116によって示す方向に、ラッチボアの中心軸76及びラッチインジケーターボアの中心軸95が中心軸22に対して再び偏心する結合位置へと動く。結合位置では、ラッチ本体16及び/又はラッチインジケーター本体88は、直接又は間接的に雄端部110に係合し、雄端部110が中央ボア20から引き抜かれることを阻止する。ラッチボアの中心軸76及びラッチインジケーターボアの中心軸95が中心軸22に対して偏心している場合、中央ボア20と位置合わせされたラッチボア70及びインジケーターボア92によって画定される開口部は、少なくともビード112の直径よりも小さな直径を有し、雄端部110が引き抜かれることを阻止する。
使用者が作動部面86を押して、作動部84に圧力を加え、ラッチ46を頭部14に対して動かす場合、作動部84を解放すると、力が取り除かれ、ラッチ46が静止位置に戻ることが可能になる。使用者がラッチ46の移動を雄端部110の挿入力のみに頼る場合、ラッチ46は、ビード112がラッチ46を通過すると、自動的に静止位置に戻る。場合によっては、ラッチ46に関して、静止位置は結合位置と概ね同じとすることができる。
ラッチインジケーター48は、雄端部110が挿入された後、図8に示されている本来の静止位置に戻らないように構成され、これにより、雄端部110が完全に挿入されたとともに、クイックコネクタ10と雄端部110とが結合されたことが視覚的に示される。インジケーターレッグ96は、ラッチ46に係合し、ラッチインジケーター48を孔50に向かってラッチ46よりも大きく付勢するように構成され、それにより、ラッチインジケーター48は、静止位置においてラッチ46よりも大きく中央ボア20内に延在する。雄端部110をクイックコネクタ10に挿入する場合、雄端部110は、ラッチインジケーター48を中心軸22から離れるように押し、インジケーターレッグ96を撓ませる。ラッチインジケーター48は、ラッチ46よりも大きく中央ボア20内に突出するように構成されるので、ラッチインジケーター48は、雄端部110が完全に挿入されたときに本来の静止位置に戻らない。その結果、インジケーター面98は、作動部面86に対してオフセットされ(図9)、雄端部110が結合されていない場合(図8)のインジケーター面98と作動部面86との相対位置から見た目で区別可能になっている。
1つの例において、インジケーターレッグ96及びインジケーター本体88は、静止位置において、雄端部110の挿入の前は、インジケーター面98の少なくとも一部が作動部面86の少なくとも一部と同一平面になるように構成されている。この形態では、インジケーターレッグ96は、雄端部110が結合されると、ラッチインジケーター48がラッチ46に対してオフセットされ、それにより、インジケーター面98の少なくとも一部が、作動部面86の少なくとも一部に対して引っ込み、雄端部110が結合されたことを視覚的に示すように構成することができる。図8及び図9に示されているような別の例において、インジケーターレッグ96は、静止位置において、雄端部110の挿入の前は、インジケーター面98の少なくとも一部が、作動部面86の少なくとも一部を越えて径方向外方に延在するように構成されている。この形態では、インジケーターレッグ96は、雄端部110が結合されると、ラッチインジケーター48がラッチ46に対してオフセットされ、それにより、インジケーター面98の少なくとも一部が、作動部面86の少なくとも一部に対して同一平面になるか又は引っ込み(図9)、雄端部110が結合されたことを視覚的に示すように構成することができる。
クイックコネクタ10から雄端部110を分離するには、作動部面86を押すことによって、作動部84に力を加え、ラッチ46を動かすことができる。作動部84に加えられる力により、ラッチ46及びラッチインジケーター48が頭部14に対して動かされ、それにより、ラッチボアの中心軸76及びラッチボアインジケーターの中心軸95が、中央ボア20の中心軸22と概ね位置合わせされる。中心軸22、76、及び95が位置合わせされると、ラッチボア70及びインジケーターボア92によって画定される開口部は、ビード112の直径よりも大きな直径を有し、雄端部110の引抜きを可能にする。
図8及び図9をなおも参照すると、雄端部110の結合及び分離は、図8の矢印114及び図9の矢印116によって示されているように、ラッチ46を頭部14に対して動かすことを含む。結合する間、内側斜面部分74は、雄端部110を挿入する際のラッチ46の動きを円滑にし、雄端部110を挿入するのに必要な力の量を低減することができる。作動部84を押すことによっても、雄端部110を挿入するのに必要な力の量が容易に低減される。内側斜面部分74は、ラッチリム68の周縁部の一部の周りに、又は場合によってはラッチリム68の周縁部全体に延在することができる。図4及び図5に示されている例において、内側斜面部分74は、ラッチリム68の周縁部の約半分の周りに延在する。内側斜面部分74は、任意の所望の高さを有するとともに、任意の所望の角度で延在し、雄端部110の挿入を所望の度合いで円滑にすることができる。
雄端部110の分離及び引抜きには、図8の方向114において作動部84に圧力を加え、中心軸22、76、及び95を位置合わせする。しかしながら、ラッチ46を製造するプロセスの結果として、ラッチリム68において、内側斜面部分74と隣接するラッチ本体66との間に、隆起したリップ又はビードが存在する可能性がある。ラッチ46が、雄端部110の引抜きのために、図8の矢印114の方向に、中心軸22、76、及び95が位置合わせされる位置へと動かされる際、この隆起したリップは、内側斜面部分74に隣接する頭部14に係合する又は「引っ掛かる」可能性がある。隆起したリップと頭部14との係合は、雄端部110を分離する位置合わせ位置へとラッチ46を動かすのに必要な力を増加させてしまう可能性がある。いくつかの場合、ラッチ46を位置合わせ位置へと動かすための力は、非常に大きくなり、平均的な使用者が手によって達成するには現実的でない場合がある。必要な力を使用者が手で容易に達成するのが困難又は不可能である場合、使用者は、道具を用いて力を加えることを試みる場合がある。別の煩雑な要因は、自動車内等の最終使用環境におけるクイックコネクタ10へのアクセスが、他の部品によって妨げられる場合があり、それにより、手で十分な力を加えてラッチ46を動かすことの困難を更に増大させることである。
雄端部110を分離することに伴う課題のうちのいくつかに対処するために、ラッチ46は、内側斜面部分74の少なくとも一部に隣接して延在する外側斜面部分80を有することができる。外側斜面部分80は、平坦部分81によって内側斜面部分74に結合することができ、平坦部分81からラッチ本体66に向かって下方に延在し、頭部14に対するラッチ46の動きを円滑にする。場合によっては、外側斜面部分80は、間の平坦部分を伴わずに内側斜面部分74に交わることができる。外側斜面部分80の高さ及び角度並びに平坦部分81の幅は、ラッチ46を静止位置から雄端部110の挿入及び引抜きのための位置合わせ位置へと動かすのに必要な力を低減するように、ラッチ46及び頭部14の形態に基づいて選択することができる。外側斜面部分80及び内側斜面部分74は、ラッチボア70の周囲に同じ又は異なる距離だけ延在することができる。
1つの例において、外側斜面部分80は、内側斜面部分74の上端部からラッチ本体66の上面まで約0.45インチの高さを有することができるが、他の高さも想定される。任意の平坦部分81は、外側斜面部分80と内側斜面部分74との間に延在する幅が一定であっても変化してもよい。平坦部分81の寸法は、頭部14に対するラッチ46の動きを円滑にするように選択することができる。場合によっては、平坦部分81の幅は、無視できるとともに、外側斜面部分80及び内側斜面部分74を形成する際の成形時に必要な公差に対応するように選択することができる。ラッチ46は、内側斜面部分74及び外側斜面部分80の双方を有するものとして示されているが、内側斜面部分74又は外側斜面部分80のうちの一方のみを有することが、本開示の範囲内にある。
ここで、図10を参照すると、本開示の別の態様に係るラッチ146が示されている。ラッチ146は、図4及び図5のラッチ46と同様であるが、作動部184の形態等のいくつかの相違点を伴う。したがって、ラッチ46のものと同様のラッチ146の要素は、先頭に100を伴って付番されている。ラッチ146は、図8及び図9に関して上述したのと同様に、図1のクイックコネクタ10とともに用いることができる。
ラッチ146の作動部184は、少なくとも第1の部分186a及び第2の部分186bと第3の部分186cを含む複数の部分に分割される作動部面186を有する。第3の部分186cは、第1の部分186aと第2の部分186bとの間に延在する湾曲のない直線セグメントを画定する弦の形態とすることができる。第1の部分186a及び第2の部分186bは、第1の部分186a及び第2の部分186bに対応する湾曲に最も近似する円弧Aに対応する曲率半径Rを有することができる。
1つの例において、第3の部分186cは、第1の部分186a及び第2の部分186bによって規定される直径34mmの弧に交わる、3mmの直線セグメントを画定する。場合によっては、第3の部分186cは、7mmの直線セグメントを画定する。第3の部分186cは、使用者がラッチ146を頭部14に対して動かすのに必要な力を低減するように構成することができる。例えば、第3の部分186cを3mmから7mmにすることで、使用者がラッチ146を動かすのに必要な力が低減される。本開示の1つの態様によれば、第3の部分186cの長さは、ラッチ146を動かすのに必要な力に所望の低減をもたらすように選択することができる。
1つの態様によれば、第3の部分186cは、隣接する第1の部分186aの厚さT及び第2の部分186bの厚さTに比べて低減した厚さTを有し、それにより、ラッチ146を動かすのに必要な力の低減に寄与することができる。第3の部分186cの長さを増加させることで、作動部184とラッチ146の本体との間の接続部に隣接して作動部184に存在する材料の量を低減することができ、それにより、使用時にラッチ146を動かすのに必要な力の低減に寄与することができる。第3の部分186cと第1の部分186a及び第2の部分186bとの形状及び相対寸法は、対応するラッチインジケーターの形状との整合等、所望の美的特徴及び/又は機能的特徴をもたらすように、又は、ラッチ146の係合及び/又は動きを円滑にするように選択することができる。
ラッチ146は、ラッチ46に関して上述したのと同様に、クイックコネクタ10とともに用いることができる。本開示の一態様によれば、第3の部分186cは、雄端部110の挿入及び引抜きのためにラッチ146を頭部14内で動かすのに必要な力を低減することができる。ラッチ146は、雄端部110の挿入及び引抜きの間、頭部14内でのラッチ146の動きを更に円滑にするように、ラッチ46の外側斜面80を任意に有することができる。
ここで、図11を参照すると、本開示の別の態様に係るラッチインジケーター248が示されている。ラッチインジケーター248は、図6及び図7のラッチインジケーター48と同様であるが、インジケーター面298の形態等のいくつかの相違点を伴う。したがって、ラッチインジケーター48のものと同様のラッチインジケーター248の要素は、先頭に200を伴って付番されている。ラッチインジケーター248は、図8及び図9に関して上述したのと同様に、図1のクイックコネクタ10とともに用いることができる。
ラッチインジケーター248のインジケーター面298は、少なくとも第1の部分298a及び第2の部分298bと第3の部分298cを含む複数の部分に分割することができる。第3の部分298cは、第1の部分298aと第2の部分298bとの間に延在する真っ直ぐな湾曲のない直線セグメントを画定する弦部分の形態とすることができる。第1の部分298a及び第2の部分298bは、第1の部分298a及び第2の部分298bによって規定される湾曲に最も近似する円弧Aに対応する曲率半径Rを有することができる。1つの例において、第3の部分298cは、第1の部分298a及び第2の部分298bによって規定される直径50mmの弧に交わる、8mmの直線セグメントを画定する。第3の部分298cと第1の部分298a及び第2の部分298bとの相対寸法は、対応するラッチの形状との整合等、所望の美的特徴及び/又は機能的特徴をもたらすように選択することができる。
ラッチインジケーター248は、ラッチインジケーター48に関して上述したのと同様にクイックコネクタ10とともに用いることができ、また、本開示のラッチのいずれとも一緒に用いることができる。第1の部分298a及び第2の部分298bによって画定される断面形状から逸脱した断面形状を有する第3の部分298cによって、雄端部110がクイックコネクタ10に結合された場合のインジケーター面298の見えやすさを低減することができることがわかっている。第3の部分298aは、第3の部分298aが、対応するラッチ作動部面に対して、第1の部分298a及び第2の部分298bよりも見えにくくなるような形状、又は第1の部分298a及び第2の部分298bと比較して低減した量の材料を有することができる。例えば、第3の部分298cの形状の違いにより、第3の部分298cは、対応するラッチ作動部面に対して、第1の部分298a及び第2の部分298bよりも大きくオフセットされる。
インジケーター面298の見えやすさを低減することで、雄端部110とクイックコネクタ10とが適切に結合された場合を、より迅速かつ容易に視認することが容易になり得る。1つの例において、第1の部分298a及び第2の部分298bは、第3の部分298cよりも見えやすくすることができ、それにより、第1の部分298a及び第2の部分298bによって、使用者がラッチインジケーターの存在を認識することができる一方、第3の部分298cによって、第3の部分298cの見えやすさが低減されていることに基づいて、使用者は、部品が結合されたことをより容易に確認することができる。ラッチインジケーター248は、必要に応じて、ラッチ46、146、又は346のいずれとも一緒に用いることができる。ラッチインジケーター248は、3つの部分のみを有するものとして記載されているが、ラッチインジケーター248は、更なる断面形状を画定する更なる部分を含むことができることが理解されよう。
図12は、本開示の別の態様に係るラッチ346を示している。ラッチ346は、図4及び図5のラッチ46並びに図10のラッチ146と同様であるが、作動部384の形態等のいくつかの相違点を伴う。したがって、ラッチ46及び146のものと同様のラッチ346の要素は、先頭に300を伴って付番されている。ラッチ346は、図8及び図9に関して上述したのと同様に、図1のクイックコネクタ10とともに用いることができる。
ラッチ346の作動部384は、少なくとも第1の部分386a及び第2の部分386bと第3の部分386cを含む複数の部分に分割される作動部面386を有する。第3の部分386cは、第1の部分386a及び第2の部分386bに対して引っ込んだ部分(凹部)の形態とすることができる。第1の部分186a及び第2の部分186bは、ラッチボアの中心軸376に対して弧状の凸断面形状を有することができる。例えば、第1の部分386a及び第2の部分386bは、第1の部分386a及び第2の部分386bによって規定される湾曲に最も近似する円弧Aに対応する曲率半径Rを有することができる。
第3の部分386cは、第1の部分386a及び第2の部分386bの曲率半径Rによって規定される円弧Aに対して引っ込んだ部分を含むことができる。したがって、第3の部分386cは、第1の部分386aと第2の部分386bとの間に少なくとも部分的に延在する凹状セグメントを画定することができる。1つの例において、引っ込んだ部分386cは、第1の部分386a及び第2の部分386bによって規定される直径34mmの弧に交わる、直径約3mmの凹状の弧を規定する。引っ込んだ第3の部分386cと第1の部分386a及び第2の部分386bとの相対寸法は、対応するラッチインジケーターの形状との整合等、所望の美的特徴及び/又は機能的特徴をもたらすように、又はラッチ346の係合及び/又は動きを円滑にするように選択することができる。
図12に示されているように、第1の部分386a及び第2の部分386bは、ラッチボアの中心軸376に対して凸断面形状を有することができ、一方、第3の部分386cは、凹状部分を含む。場合によっては、第1の部分386a及び第2の部分386bが、直線部分の形態であり、第3の部分386cが、直線部分に対して引っ込んだセグメントを含む。第3の部分386cの引っ込んだ部分は、図示のように凹断面形状を有することができ、又は、場合によっては、丸みを帯びた及び/又は1つ以上の角を有する他の幾何断面形状を有することができる。第3の部分386c全体が引っ込んでいてもよく、第3の部分386cの一部のみが引っ込んでいてもよい。例えば、第3の部分386cは、第3の部分が、第1の部分386aと第2の部分386bとの間に延在する弦の形態であるが、その弦が、引っ込んだ部分によって分断されるように、図10の弦部分186cと任意に組み合わせることができる。ラッチ346は、内側斜面部分374及び/又は外側斜面部分380を任意に有することができる。
1つの態様によれば、第3の部分386cは、隣接する第1の部分386aの厚さTと第2の部分386bの厚さTに比べて低減した厚さTを有し、それにより、ラッチ346を動かすのに必要な力の低減に寄与することができる。第3の部分386cの長さ及び/又は第3の部分386cの引っ込んだ部分の寸法により、作動部384とラッチ346の本体との間の接続部に隣接して作動部384に存在する材料の量を低減することができ、それにより、使用時にラッチ346を動かすのに必要な力の低減に寄与することができる。第3の部分386cと第1の部分386a及び第2の部分386bとの形状及び相対寸法は、対応するラッチインジケーターの形状との整合等、所望の美的特徴及び/又は機能的特徴をもたらすように、又はラッチ346の係合及び/又は動きを円滑にするように選択することができる。
本開示の態様は、本明細書に記載のラッチ46、146、346を動かして、部品に結合する及び/又は結合された部品を解除するのに必要な力に関する課題に対処する。1つの態様によれば、作動部面の断面形状は、ラッチを頭部に対して動かすのに必要な力を低減するように構成することができる。上述のように、従来のクイックコネクタは、使用者が道具を用いずに操作するのがしばしば困難である場合がある。さらに、クイックコネクタの最終使用環境は、使用者がラッチを動かすのに必要な力を加えることをしばしば困難にする場合がある。
本開示のラッチ作動部は、断面形状が分断されていない同様のラッチに比べて、ラッチを動かすのに必要な力を低減するように構成された部分によって分断されている断面形状を有することができる。本開示の一態様によれば、作動部面は、第3の部分によって分断されている第1の部分及び第2の部分を有することができ、第3の部分は、第1の部分及び第2の部分によって画定される断面形状から逸脱した断面形状を有する。本開示の態様は、作動部面の第1の部分、第2の部分、及び第3の部分に関して述べているが、作動部は、隣接する部分の断面形状から逸脱する場合も逸脱しない場合もある更なる部分を有することができることが理解される。例えば、作動部面は、第1の部分の遠位端部に隣接する第4の部分、及び第2の部分の遠位端部に隣接する第5の部分を有することができ、これらの部分は、隣接する第1の部分及び第2の部分と比べて同じ又は異なる断面形状を画定する。
場合によっては、本開示の一態様によれば、作動部面の断面形状における逸脱は、作動部の厚さの低減に対応する。作動部がラッチ本体に結合されている場所に隣接する作動部面の厚さを低減することにより、ラッチを動かすのに必要な力を低減することができる。1つの態様によれば、ラッチを動かすのに必要な力を低減するように構成された作動部面の第3の部分は、作動部がラッチ本体に結合する場所に隣接して配置することができる。場合によっては、作動部面の第3の部分のみがラッチ本体に結合され、第3の部分に力を加えてラッチを動かすと、作動部面の残りの部分の少なくとも一部が撓むことができるようになっている。作動部面の形状及び寸法は、ラッチを頭部に対して動かして、結合された部品をラッチから解除する又は部品をラッチに結合するのに必要な力を低減するように構成することができる。
本開示の別の態様によれば、ラッチを動かして、部品をラッチに対して結合及び/又は分離するのに必要な力は、ラッチボアリムからラッチ本体まで或る角度で延在し、外側斜面部分80、180、及び380等の斜面を形成する壁を有することによって、低減することができる。角度の付いた壁により、クイックコネクタの頭部内におけるラッチの動きが円滑になり、それにより、ラッチを動かすのに必要な力を低減することができる。必要に応じて、角度の付いた壁とラッチボアリムとの間に平坦部分が延在し、頭部内におけるラッチの動きを更に円滑にする。
本開示の1つの態様によれば、作動部並びにラッチボアリムとラッチ本体との間に延在する角度の付いた壁の形状及び寸法の組合せを利用して、頭部内においてラッチを動かすのに必要な力を低減することができる。必要に応じて、内側斜面部分74、174、及び374は、単独で又は作動部及び角度の付いた壁の形状及び寸法と組み合わせて用いることで、本明細書に記載のクイックコネクタに対する部品の結合及び分離を容易にすることができる。
以下の節は、本明細書に包含される本開示の更なる態様を規定する。これらの態様は、本開示に包含される組合せを形成するのに所望のように組み合わせることができる。
本開示の一態様に係るクイックコネクタは、部品をクイックコネクタに解除可能に結合するために、部品の第1の端部を受けるように構成された中央ボアを画定する、頭部及び本体を有するハウジングを備え、クイックコネクタは、
頭部内に少なくとも部分的に配置されるとともに、リムによって画定されるラッチボアを有するラッチと、
なお、ラッチは、頭部内において、(a)部品の第1の端部がラッチボアを通過することを制限される第1の位置と、(b)部品の第1の端部がラッチボアを通過することを可能にする第2の位置との間で可動であり、
頭部内に少なくとも部分的に配置されるとともに、ラッチに対して可動であり、部品がクイックコネクタに結合された場合を示すラッチインジケーターと、
ラッチを第1の位置と第2の位置との間で選択的に動かすようにラッチに結合された作動部と、
を更に備える。ラッチは、リムから延在するとともに、ラッチ本体に或る角度で交わる第1の壁を有する。
本開示の一態様によれば、第1の壁は、第1の位置から第2の位置へとラッチを動かすのに必要な力を低減する。
本開示の一態様によれば、第1の壁は、ラッチ本体に鋭角で交わる。
1つの態様によれば、第1の壁は、ラッチボアの周囲に少なくとも部分的に延在する。
別の態様によれば、第1の壁は、ラッチ本体に対して一貫した角度、又はラッチ本体に対してリムの周囲の少なくとも一部にわたって変化する角度のうちの一方を含む。
本開示の別の態様によれば、作動部は、少なくとも第1の部分、第2の部分、及び第3の部分を含む作動部面を有し、第3の部分は、第1の部分と第2の部分との間に配置され、作動部面の第3の部分は、ラッチを第1の位置と第2の位置との間で動かすのに必要な力を低減するように構成されている。
1つの態様によれば、第1の部分及び第2の部分は、第1の断面形状を画定し、第3の部分は、第1の断面形状とは異なる第2の断面形状を画定する。1つの態様において、第1の断面形状は、曲率半径を有する。別の態様において、第2の断面形状は、弦部分、引っ込んだ部分、又はその組合せのうちの少なくとも1つを含む。更に別の態様において、第1の断面形状は、ラッチボアの中心軸に関して凸状の曲率半径を有し、第2の断面形状は、少なくとも一部が、ラッチボアの中心軸に対して凹状の曲率半径を有する。
別の態様によれば、第1の部分及び第2の部分は、第1の厚さを有し、第3の部分は、第1の厚さ未満である第2の厚さを有する。
別の態様によれば、ラッチボアは、ラッチの本体に形成され、作動部は、少なくとも1つのアームによって本体に結合される。1つの態様において、少なくとも1つのアームは、第3の部分に隣接する作動部に結合される。1つの態様において、第1の部分及び第2の部分は、力が第3の部分に加えられると、第3の部分に対して撓み、ラッチを第1の位置と第2の位置との間で動かすように構成されている。
1つの態様によれば、ラッチインジケーターは、部品がクイックコネクタから分離されると、作動部面の少なくとも一部と同一平面になるか又は作動部面を越えて径方向に延在するかのいずれかであるインジケーター面を有する。別の態様において、インジケーター面の少なくとも一部は、部品がクイックコネクタに結合された場合、作動部面に対して引っ込む。
本開示の1つの態様によれば、ラッチボアは、一部が内壁によって画定され、内壁の少なくとも一部は、ラッチボアのリムから中心軸に向かって或る角度で延在する。
本開示の1つの態様によれば、第1の壁は、内壁のうち或る角度で延在する部分の少なくとも一部に隣接する。別の態様において、ラッチは、第1の壁の遠位端部と、内壁のうち或る角度で延在する隣接部分の遠位端部とを接続する平坦壁を有する。
本開示の一態様によれば、ラッチインジケーターは、ラッチの動きによりラッチインジケーターの対応する動きが生じるように、ラッチに係合する少なくとも1つのレッグを備える。1つの態様によれば、少なくとも1つのレッグは、ラッチインジケーターがラッチに対して可動であるように、ラッチ本体に弾性的に係合する。
1つの態様によれば、ラッチインジケーターは、部品の第1の端部を受けるように構成されたインジケーターボアを有し、第1の位置において、ラッチボアの中心軸とラッチインジケーターボアの中心軸とは、中央ボアの中心軸に対して偏心し、第2の位置において、ラッチボア、ラッチインジケーター、及び中央ボアの中心軸は、同軸になる。1つの態様では、第1の位置において、ラッチインジケーターボアの中心軸は、ラッチボアの中心軸に対して偏心する。
1つの態様によれば、作動部は、頭部の孔を通してアクセス可能である。
本開示の一態様によれば、部品の雄端部を接続するクイックコネクタは、
ハウジングの中心軸に沿って位置合わせされる中央ボアを画定する、頭部及び本体を有するハウジングであって、頭部は、中央ボアへの開口部を画定するリムを有し、このボアは、雄端部が開口部に挿通される場合、雄端部を受けるように構成されている、ハウジングと、
頭部内に少なくとも部分的に配置されるとともに、頭部の孔を通して頭部に対して可動であるラッチと、
を備える。ラッチは、
雄端部が通過することを可能にするように構成されたラッチボアを画定するラッチリムと、
それぞれ頭部の隣接する側壁に弾性的に係合して、頭部内にラッチを保持するように構成された、ラッチ本体の両側にある一対のレッグと、
ラッチリムとラッチ本体との間に、ラッチボアから或る角度で離れるように延在する斜面部分と、
を有するラッチ本体を備える。ラッチは、頭部内において、(a)ラッチボアが中心軸と同軸である第1の位置と、(b)ラッチボアが中心軸に対して偏心している第2の位置との間で可動である。斜面部分は、頭部に対するラッチの第1の位置と第2の位置との間の動きを円滑にする。
本開示の一態様によれば、部品の雄端部に接続するクイックコネクタは、
ハウジングの中心軸に沿って位置合わせされた中央ボアを画定する、頭部及び本体を有するハウジングであって、頭部は、中央ボアへの開口部を画定するリムを有し、このボアは、雄端部が開口部に挿通される場合、雄端部を受けるように構成されている、ハウジングと、
頭部内に少なくとも部分的に配置されるとともに、頭部の孔を通して頭部に対して可動であるラッチであって、ラッチは、
雄端部が通過することを可能にするように構成されたラッチボアを画定するラッチリムと、
それぞれ頭部の隣接する側壁に弾性的に係合して、頭部内にラッチを保持するように構成された、ラッチ本体の両側にある一対のラッチレッグと、
を有するラッチ本体を備える、ラッチと、
頭部の孔を通って少なくとも部分的に突出するように構成された作動部であって、孔に隣接して配置される作動部面を有する、作動部と、
ラッチから軸方向にオフセットされて、頭部内に少なくとも部分的に配置されるとともに、ラッチとともに頭部に対して可動であるラッチインジケーターであって、ラッチインジケーターは、
雄端部が通過することを可能にするように構成されたインジケーター開口部と、
ラッチインジケーターがラッチに対して可動であるように、ラッチ本体に弾性的に係合するように構成された一対のインジケーターレッグと、
中心軸に対して径方向に延在するとともに、インジケーター面の曲率半径を規定する第1の部分及び第2の部分と、第1の部分と第2の部分との間に配置され、第1の部分と第2の部分とを接合する弦を画定する第3の部分とを含むインジケーター面と、
を有する、ラッチインジケーターと、
を備える。雄端部がラッチボア及びラッチインジケーター開口部を通して中央ボアに挿入される場合、インジケーター面は、中心軸の方に、作動部面よりも大きくオフセットされる。インジケーター面の第3の部分は、インジケーター面が中心軸の方にオフセットされた場合、作動部に対するインジケーター面の見えやすさを低減する。
本開示の別の態様によれば、部品の雄端部に接続するクイックコネクタは、
ハウジングの中心軸に沿って位置合わせされた中央ボアを画定する、頭部及び本体を有するハウジングであって、頭部は、中央ボアへの開口部を画定するリムを有し、このボアは、雄端部が開口部に挿通される場合、雄端部を受けるように構成されている、ハウジングと、
頭部内に少なくとも部分的に配置されるとともに、頭部の孔を通して頭部に対して可動であるラッチであって、ラッチは、
雄端部が通過することを可能にするように構成されたラッチボアを画定するラッチリムと、
それぞれ頭部の隣接する側壁に弾性的に係合して、頭部内にラッチを保持するように構成された、ラッチ本体の両側にある一対のレッグと、
を有するラッチ本体を備える、ラッチと、
頭部の孔を通って少なくとも部分的に突出するように構成された作動部と、
を備え、作動部は、孔に隣接して配置される作動部面を有し、作動部面は、中心軸に対して径方向に延在するとともに、作動部面の曲率半径を規定する第1の部分及び第2の部分と、第1の部分と第2の部分との間に配置され、第1の部分と第2の部分とを接合する弦を画定する弦部分とを有する。中心軸に対して垂直な力が加わると、ラッチは、頭部内において、(a)ラッチボアが中心軸に対して偏心している第1の位置と、(b)ラッチボアが中心軸と同軸になる第2の位置との間で可動である。作動部面の第3の部分は、ラッチを第1の位置と第2の位置との間で動かすのに必要な力を低減する。
本開示の種々の態様の異なる特徴及び構造を、既述されていない範囲まで、所望に応じて互いに組み合わせて用いることができる。或る特徴が全ての態様には示されていない場合は、それが存在しない場合があると解釈されるように意図されるものではなく、説明の簡略化のために行われているものである。したがって、異なる態様の種々の特徴は、所望に応じて組み合わせ及び適合させて、新たな態様を、その新たな態様が明確に記載されているか否かにかかわらず形成することができる。例えば、本開示の範囲から逸脱することなく、ラッチ46、146、及び346並びにラッチインジケーター48及びラッチインジケーター248の種々の特徴を組み合わせて、明示的に記載されていない、新たなラッチ及びラッチインジケーター、並びにラッチ及びラッチインジケーターの組合せをそれぞれ形成することができるか、又は、クイックコネクタとともに用いるために互いに組み合わせることができる。
本願は、2017年6月29日に出願された米国仮特許出願第62/526,508号の利益を主張する。この文献は、引用することによってその全体が本明細書の一部をなす。
本開示は、いくつかの特定の態様との関連で具体的に記載してきたが、この記載は、例示であり、限定ではないことを理解されたい。添付の特許請求の範囲において規定される本開示の趣旨から逸脱することなく、上述の開示及び図面の範囲内において合理的な変形及び変更が可能である。

Claims (10)

  1. クイックコネクタであって、部品を該クイックコネクタに解除可能に結合するために、中央ボア軸を有し、前記部品の第1の端部を受けるように構成された中央ボアを画定する、頭部及び本体を有するハウジングを備え、該クイックコネクタは、
    前記頭部内に少なくとも部分的に配置されるラッチであって、該ラッチの本体内にラッチボア軸を有するラッチボアを有し、該ラッチは、前記頭部内において、(a)前記中央ボア軸と前記ラッチボア軸とが偏していることにより、前記部品の前記第1の端部が前記ラッチボアを通過することを制限される第1の位置と、(b)前記中央ボア軸と前記ラッチボア軸とが位置合わせされることにより、前記部品の前記第1の端部が前記ラッチボアを通過することを可能にする第2の位置との間で可動である、ラッチと、
    前記頭部内に少なくとも部分的に配置されるとともに、前記ラッチに対して可動であり、前記部品が該クイックコネクタに結合された場合を示すラッチインジケーターと、
    前記ラッチを前記第1の位置と前記第2の位置との間で選択的に動かすように前記ラッチに結合された作動部であって、該作動部は、少なくとも第1の部分、第2の部分、及び第3の部分を含む作動部面を有し、前記第3の部分は、前記第1の部分と前記第2の部分との間に配置される、作動部と、備える、クイックコネクタ。
  2. 前記第1の部分及び前記第2の部分は、第1の断面形状を画定し、前記第3の部分は、前記第1の断面形状とは異なる第2の断面形状を画定する、請求項1に記載のクイックコネクタ。
  3. 前記第1の断面形状は、曲率半径を有し、前記第2の断面形状は、弦部分、凹部分、又はその組合せのうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載のクイックコネクタ。
  4. 前記第1の断面形状は、前記ラッチボアの中心軸に関して凸状の曲率半径を有し、前記第2の断面形状は、少なくとも一部が、前記ラッチボアの前記中心軸に対して凹状の曲率半径を有する、請求項2に記載のクイックコネクタ。
  5. 前記第1の部分及び前記第2の部分は、第1の厚さを有し、前記第3の部分は、前記第1の厚さ未満である第2の厚さを有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のクイックコネクタ。
  6. 前記ラッチは、
    (a)前記ラッチボア軸から離れるように、前記ラッチボアのリムから延在するとともに、或る角度で前記ラッチの本体に交わる第1の壁、
    (b)前記ラッチボアを少なくとも部分的に画定する内壁であって、前記ラッチボアのリムから前記ラッチボア軸に向かって或る角度で延在する角度の付いた部分を有する、内壁、又は、
    (c)(a)及び(b)の双方、
    のうちの何れか1つを有する、請求項1に記載のクイックコネクタ。
  7. 前記ラッチは、前記第1の壁と、前記内壁の前記角度の付いた部分との双方を有し、前記ラッチは、前記第1の壁と、前記内壁とを接続する平坦壁を更に有する、請求項6に記載のクイックコネクタ。
  8. 前記ラッチインジケーターは、前記ラッチの動きにより前記ラッチインジケーターの対応する動きが生じるように、前記ラッチに係合する少なくとも1つのレッグを備え、該少なくとも1つのレッグは、前記ラッチインジケーターが前記ラッチに対して可動であるように、前記ラッチの本体に弾性的に係合する、請求項1に記載のクイックコネクタ。
  9. 前記ラッチインジケーターは、前記部品の前記第1の端部を受けるように構成され、インジケーターボア軸を有するインジケーターボアを有し、前記第1の位置において、前記ラッチボア軸と前記インジケーターボア軸とは、前記中央ボア軸に対して偏心し、前記第2の位置において、前記ラッチボア軸、前記インジケーターボア軸、及び前記中央ボア軸は、同軸になる、請求項1に記載のクイックコネクタ。
  10. 前記第1の位置において、前記インジケーターボア軸は、前記ラッチボア軸に対して偏心する、請求項9に記載のクイックコネクタ。
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