JP6783130B2 - イソプロピルクロライド合成用触媒及びイソプロピルクロライドの合成方法 - Google Patents

イソプロピルクロライド合成用触媒及びイソプロピルクロライドの合成方法 Download PDF

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本発明は、イソプロピルクロライド合成用触媒及びイソプロピルクロライドの合成方法に関する。
イソプロピルクロライドの合成方法として、気相において、触媒存在下、プロピレンと塩化水素を接触させて合成する方法が知られている。この合成方法では、触媒としてアルミナが広く用いられる(特許文献1〜3)。
特開昭50−130702号公報 特開2006−346594号公報 国際公開第2003/045879号
特許文献1〜3のように、触媒としてアルミナを用いた場合、触媒活性が高くプロピレンの転化率は高いものの、イソプロピルクロライドの選択率については向上の余地がある。
本発明は、上記事項に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、イソプロピルクロライドの選択率を向上し得るイソプロピルクロライド合成用触媒及びイソプロピルクロライドの合成方法を提供することにある。
本発明の第1の観点に係るイソプロピルクロライド合成用触媒は、
シリカゲルから構成され、
前記シリカゲルは5重量%水溶液としたスラリーのpHが7以下であり、
プロピレンと塩化水素との気相反応にてイソプロピルクロライドを合成させる、
ことを特徴とする。
また、前記シリカゲルは5重量%水溶液としたスラリーのpHが6以下であることが好ましい。
本発明の第2の観点に係るイソプロピルクロライドの合成方法は、
プロピレンと塩化水素と本発明の第1の観点に係るイソプロピルクロライド合成用触媒とを気相にて接触させてイソプロピルクロライドを合成する、
ことを特徴とする。
また、25〜160℃で反応させることが好ましい。
また、100〜160℃で反応させることが好ましい。
本発明に係るイソプロピルクロライド合成用触媒によれば、プロピレンと塩化水素との気相反応において、高い選択率でイソプロピルクロライドを合成することが可能である。
図1(A)は実施例1及び比較例1のプロピレン転化率のグラフ、図1(B)は実施例1及び比較例1のイソプロピルクロライド選択率のグラフである。
(イソプロピルクロライド合成用触媒)
イソプロピルクロライド合成用触媒は、シリカゲルから構成される。イソプロピルクロライド合成用触媒は、プロピレンと塩化水素との気相反応において、イソプロピルクロライドを選択的に合成させることができる。
シリカゲルは表面にシラノール基(Si−OH)を有しており、シラノール基がプロピレンと塩化水素を原料とするイソプロピルクロライドの合成において、触媒作用を果たすものと考えられる。
シリカゲルは、5重量%水溶液としたスラリーにおいて、25℃におけるpHが7以下であること好ましく、より好ましくはpHが6以下であり、更に好ましくはpHが5以下である。このpHが低い方が、後述の実施例に示すように、プロピレンの転化率が高い傾向にあるためである。また、上記pHは4以上であればよい。なお、上記pHは、JIS K1150に準拠した測定方法で測定される値である。
また、シリカゲルの形状は、球状、多角形状、ペレット状、錠剤状、ビード状などのどのような形状でもよく、球状の場合、粒子径は1.7〜4.0mmであることが好ましい。
また、そのほかシリカゲルの物性は、以下の範囲であることが好ましい。
・SiO成分:99.5%以上
・細孔容積:0.40〜0.75mL/g
・細孔径:2.4〜6.7nm
・比表面積:450〜650m/g
なお、特許文献1には、SiO含量が1重量%より少ない触媒を使用することが有利であるとの記載もあり、シリカゲルはプロピレンと塩化水素を原料としてイソプロピルクロライドを合成する際の触媒として不適切と考えられていた。しかしながら、本実施の形態に係るイソプロピルクロライド合成用触媒は、シリカゲルから構成されているものの、後述するように高い選択率でイソプロピルクロライドの合成が可能である。
(イソプロピルクロライドの合成方法)
イソプロピルクロライドの合成方法は、プロピレンと塩化水素と上記のイソプロピルクロライド合成用触媒とを気相にて接触させて、イソプロピルクロライドを合成する方法である。
イソプロピルクロライド合成用触媒の存在下でプロピレンと塩化水素とを気相で反応させられればどのような手法で行ってもよく、例えば、以下のようにして合成することができる。
イソプロピルクロライド合成用触媒を反応容器に充填する。そして、反応容器を所定の反応温度まで昇温、維持する。この反応容器にプロピレンと塩化水素を供給する。イソプロピルクロライド合成用触媒の作用により、プロピレンの二重結合が解裂し、ここに塩化水素の塩素、水素が付加してイソプロピルクロライドが生成する。
反応容器から排出される生成ガスを捕集して、クロマトグラフィー等の公知の分離手段でイソプロピルクロライドを分離する。また、未反応のプロピレン、塩化水素は再度反応容器に循環させればよい。
反応温度は25〜160℃であることが好ましい。この温度範囲であれば、後述の実施例1に示すように、イソプロピルクロライドの選択率が99.9%以上であるためである。また、反応温度は100〜160℃であることがより好ましい。この温度範囲であれば、後述の実施例1に示すように、プロピレンの転化率が90%を超えているためである。
なお、気相におけるプロピレンと塩化水素との反応は発熱反応であり、反応で生じる熱により反応器内の温度上昇を伴う。したがって、設定した反応温度域を維持するには冷却が必要になる。これまで一般的に用いられているアルミナを触媒とした場合、後述する比較例1に示すように、反応温度が低いほどプロピレンの転化率、イソプロピルクロライドの選択率ともに高くなる傾向にある。即ち、アルミナを触媒として用いた場合、反応器内の温度を下げるべく冷却コストが高くなってしまう。
一方、本実施の形態においては、100〜160℃とアルミナの場合に比べ、高い反応温度でプロピレンの転化率、イソプロピルクロライドの選択率がともに高くなっている。したがって、アルミナを触媒としてイソプロピルクロライドを合成する場合に比べ、冷却コストを低減することが可能である。
プロピレンと塩化水素は事前に混合して混合ガスとしておき、これを反応容器に供給するとよい。プロピレンと塩化水素の混合比(モル比)は当量を基本として混合すればよく、1:0.8〜1:1.2などでもよい。
また、イソプロピルクロライド合成用触媒の反応容器への充填密度は、反応容器内の空間を十分に満たせればよく、例えば、0.5〜0.73mg/mLとすればよい。また、混合ガスを供給する空間速度(混合ガス供給量(m/h)/触媒体積(m))についても任意でよく、例えば、50〜500(1/h)とすればよい。また、反応圧力については、1〜3気圧程度で行えばよい。
化学工場では、プロピレンとプロパンをほぼ等量含有する混合ガスが排気ガスとして排出されることがあるが、プロピレンの沸点(−47.6℃)とプロパンの沸点(−42℃)が近いことから、蒸溜等の操作で両者を分離するには高額な設備投資が必要であり、プロピレンとプロパンを分離してそれぞれ利用することは困難という実情がある。このため、この混合ガスを燃料としてボイラ等の加熱炉で燃焼させ、熱回収して利用されているに過ぎない。
プロパンとプロピレンはほぼ同等の発熱量であるところ、プロパンよりも高価なプロピレンを、プロパンとともに燃料として使用することは、高価なプロピレンを無駄に使用してしまっているとも言える。したがって、混合ガス中に存在するプロピレンを別途有効に活用したいという要望がある。
本実施に係るイソプロピルクロライドの合成方法では、このような混合ガスを原料としてもイソプロピルクロライドを合成することが可能である。即ち、イソプロプルクロライド合成用触媒の存在下、プロピレン及びプロパンを含有する混合ガスと塩化水素を原料として、混合ガス中のプロピレンを高い選択率でイソプロピルクロライドに転化することができる。そして、この反応において、プロパンは反応しない。
イソプロピルクロライドの沸点(35℃)はプロパンの沸点と異なるため、蒸溜等による分離処理が容易である。したがって、これまで工場から排出され、燃料として使用されていた混合ガス中のプロピレンを、有機合成原料として有用なイソプロピルクロライドに転化、分離して活用することができる。
(実施例1)
イソプロピルクロライド合成用触媒を用いて、イソプロピルクロライド(以下、IPCとも記す)の合成を行った。イソプロピルクロライド合成用触媒として、球状シリカゲル(富士シリシア化学株式会社製:フジシリカA形、3mm径、細孔容積0.4ml/g、比表面積650m/g、細孔径2.4nm)を用いた。
内径22.4mm、長さ20cmの反応管(SUS304製)にイソプロピルクロライド合成用触媒を12.2g(充填密度0.73g/mL)充填した。反応管を電気炉内に配置した。そして、炉内を各設定温度(25℃、40℃、60℃、80℃、100℃、120℃、140℃、160℃、180℃)にし、それぞれの設定温度を維持して実験を行った。
プロピレンと塩化水素の混合ガス(モル比1:1)を窒素で希釈し、プロピレンを5Nml/hr、塩化水素を5Nml/hr、窒素を10Nml/hrで反応管に供給した。空間速度(原料供給量/触媒体積)は、80h−1である。
反応後の生成ガスは、苛性ソーダ溶液を通過させた後、テドラーバッグで捕集した。ガスクロマトグラフィー(FID:Flame Ionization Detector)を用いて、捕集した生成ガスの組成を分析した。そして、プロピレンの転化率及びIPCの選択率を求めた。その結果を表1に示す。
Figure 0006783130
反応温度25〜160℃において、IPC選択率は99.9%と非常に高い値を示した。また、反応温度100〜160℃において、プロピレン転化率は90%を超えていることがわかる。この結果から、反応温度100〜160℃で行うと、ICPの選択率が高く、且つ、プロピレンの転化率も高く、上記反応温度の範囲で行うことが望ましいと考えられる。
なお、使用したイソプロピルクロライド合成用触媒を5重量%水溶液としたスラリーについて、25℃でのpHを測定(JIS K1150に準拠した測定)した。その結果、pHは5であった。
(比較例1)
球状シリカゲルに代えてγアルミナ(ペレット状、比表面積269m/g)を用い、充填密度0.57g/mL、空間速度を300h−1とする以外は実施例1と同様に行い、イソプロピルクロライドの合成を行った。なお、反応温度は30℃、40℃、60℃、80℃、100℃、120℃、140℃、160℃、160℃、180℃でそれぞれ行った。
そして、実施例1と同様にして、プロピレン転化率及びIPC選択率を求めた。その結果を表2に示す。また、図1(A)及び(B)にプロピレンの転化率及びIPC選択率をそれぞれ実施例1とともに示す。
Figure 0006783130
実施例1と比較例1では、空間速度等が異なるため単純に比較することはできないが、アルミナの場合、転化率は120℃あたりから低下する傾向が見られる。そして、アルミナのIPC選択率は全体的にシリカゲルより劣るとともに、100℃以上では大幅に低下する傾向が見られ、反応温度を100℃よりも低く維持する必要がある。一方で、実施例1のシリカゲルの場合、100〜160℃と高い反応温度で転化率、IPC選択率が高くなっており、アルミナを用いた場合ほど冷却を要しないことがわかる。これらのIPC選択率や冷却コストを考慮すると、アルミナよりもシリカゲルの方がイソプロピルクロライドの合成用触媒として有効であると考えられる。
(実施例2)
異なる球状シリカゲル(富士シリシア化学株式会社製、フジシリカB形、4mm径、細孔容積:0.75ml/g、比表面積:450m/g、細孔径6.7nm、充填密度0.50g/mL)8.3gに変更する以外は実施例1と同様に行い、IPCの合成を行った。なお、反応温度は100℃、120℃、140℃でそれぞれ行った。
そして、実施例1と同様にして、プロピレン転化率及びIPCの選択率を求めた。その結果を表3に示す。
Figure 0006783130
実施例2では、IPC選択率は実施例1と同様に高い一方で、プロピレン転化率は実施例1に比べて低い傾向にあった。
実施例2で用いたシリカゲルを5重量%水溶液としたスラリーの25℃でのpHを測定(JIS K1150に準拠した測定)したところ、pHは7であった。実施例2で用いたシリカゲルは、実施例1で用いたシリカゲルよりもpHが高く、このpHの相違に起因して、実施例2ではプロピレン転化率が実施例1に比べて低い結果になったものと考えられる。

Claims (5)

  1. シリカゲルから構成され、
    前記シリカゲルは5重量%水溶液としたスラリーのpHが7以下であり、
    プロピレンと塩化水素との気相反応にてイソプロピルクロライドを合成させる、
    ことを特徴とするイソプロピルクロライド合成用触媒。
  2. 前記シリカゲルは5重量%水溶液としたスラリーのpHが6以下である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のイソプロピルクロライド合成用触媒。
  3. プロピレンと塩化水素と請求項1又は2に記載のイソプロピルクロライド合成用触媒とを気相にて接触させてイソプロピルクロライドを合成する、
    ことを特徴とするイソプロピルクロライドの合成方法。
  4. 25〜160℃で反応させる、
    ことを特徴とする請求項3に記載のイソプロピルクロライドの合成方法。
  5. 100〜160℃で反応させる、
    ことを特徴とする請求項4に記載のイソプロピルクロライドの合成方法。
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