JP6782655B2 - 電子バリュー管理装置、電子バリュー管理方法、および電子バリュー管理プログラム - Google Patents

電子バリュー管理装置、電子バリュー管理方法、および電子バリュー管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子バリュー管理装置、電子バリュー管理方法、および電子バリュー管理プログラムに関する。
公営競技において投票を行う手段として、公営競技場の内外に設置された投票所窓口において投票を行う窓口投票のほか、インターネットから投票を行うインターネット投票、および電話で投票を行う電話投票などのような遠隔地からの投票を可能にする投票手段がある。インターネット投票や電話投票は、特に、投票所窓口が近隣に存在しない地域に住むユーザにとっては便利な投票手段であり、また、公営競技の主催者にとっては、当該公営競技のユーザ数の拡大およびユーザの継続的な参加を促すために有効な投票手段である。
一般的に、インターネット投票や電話投票を行うためには、ユーザは、銀行口座との紐付けを行った投票用口座をあらかじめ開設し、当該投票用口座を介して、投票、払戻、および精算に基づく入出金を行うことができるようにしておく必要がある。投票用口座の開設にあたっては、上述したように、当該投票用口座と銀行口座との紐付けを行うなどの事前手続きが必要であることから、例えば、新たに公営競技に興味を持ったユーザなどのような投票用口座を開設していないユーザが、もし投票をしたいと思っても、すぐには投票をすることができない。このような課題に対し、会員証(プリペイドカード)を利用することによって、投票用口座を開設しなくても投票を可能にする技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特許第2713237号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、投票に使用された電子バリューの残高と投票に使用されていない電子バリューの残高とを区別して管理することができないため、会員証(プリペイドカード)が購入され現金から電子バリューへ変換された後、投票が行われないまま再び電子バリューから現金への換金がなされる場合があるという課題がある。この場合、公営競技のユーザ数の拡大およびユーザの継続的な参加を促すことにつながらないだけでなく、不正行為(マネーロンダリング)を生む原因にもなる。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザの継続的な参加を促しつつ、電子バリューを用いた不正行為を防止することができる電子バリュー管理装置、電子バリュー管理方法、および電子バリュー管理プログラムを提供する。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様としては、ユーザごと、または前記ユーザの使用端末ごとに、換金可能な電子バリューを示す換金可能バリューの残高と、換金不可能な前記電子バリューを示す換金不可バリューの残高と、が対応付けられた電子バリュー情報を記憶する記憶部と、前記ユーザによって入金された入金金額を示す入金情報を取得し、前記入金金額を前記換金不可バリューの残高に加算する入金処理部と、前記ユーザよる投票の投票金額を示す投票金額情報を取得し、前記投票金額を前記換金不可バリューの残高から減算する投票管理部と、前記投票に対する払戻金額を示す払戻金額情報を取得し、前記払戻金額を、前記換金可能バリューの残高および前記換金不可バリューの残高のうち少なくとも一方に加算する払戻管理部と、を備えることを特徴とする電子バリュー管理装置である。
また、本発明の一態様としては、上記の電子バリュー管理装置であって、前記払戻管理部は、前記払戻金額の少なくとも一部を前記換金可能バリューの残高に加算することを特徴とする。
また、本発明の一態様としては、上記の電子バリュー管理装置であって、前記払戻管理部は、前記払戻金額が前記投票金額より大きい場合、前記払戻金額と前記投票金額との差額を前記換金可能バリューの残高に加算し、かつ前記投票金額を前記換金不可バリューの残高に加算し、前記払戻金額が前記投票金額以下である場合、前記払戻金額を前記換金不可バリューの残高に加算することを特徴とする。
また、本発明の一態様としては、上記の電子バリュー管理装置であって、前記投票管理部は、前記投票金額が前記換金不可バリューの残高より大きい場合、前記投票金額と前記換金不可バリューの残高との差額を前記換金可能バリューの残高から減算し、前記差額を前記換金不可バリューの残高に加算することを特徴とする。
また、本発明の一態様としては、上記の電子バリュー管理装置であって、前記記憶部は、前記ユーザごと、または前記ユーザの使用端末ごとに、前記換金可能バリューの残高と、前記換金不可バリューの残高と、前記換金可能バリューの残高を減算した場合における減算した金額の累積値を示すリチャージ総額と、が対応付けられた前記電子バリュー情報を記憶し、前記投票管理部は、前記投票によって前記換金可能バリューの残高を減算した場合、減算した前記金額を前記リチャージ総額に加算することを特徴とする。
また、本発明の一態様としては、上記の電子バリュー管理装置であって、前記リチャージ総額に応じて予め定められた金額を前記換金不可バリューの残高に加算する特典管理部、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様としては、上記の電子バリュー管理装置であって、前記記憶部は、前記ユーザごと、または前記ユーザの使用端末ごとに、前記換金可能バリューの残高と、前記換金不可バリューの残高と、前記換金可能バリューの残高を減算した回数を示すリチャージ回数と、が対応付けられた前記電子バリュー情報を記憶し、前記投票管理部は、前記投票によって前記換金可能バリューの残高を減算した場合、前記リチャージ回数に対し1を加算することを特徴とする。
また、本発明の一態様としては、上記の電子バリュー管理装置であって、前記リチャージ回数に応じて予め定められた金額を前記換金不可バリューの残高に加算する特典管理部、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様としては、コンピュータによる電子バリュー管理方法であって、記憶部が、ユーザごと、または前記ユーザの使用端末ごとに、換金可能な電子バリューを示す換金可能バリューの残高と、換金不可能な前記電子バリューを示す換金不可バリューの残高と、が対応付けられた電子バリュー情報を記憶する記憶ステップと、入金処理部が、前記ユーザによって入金された入金金額を示す入金情報を取得し、前記入金金額を前記換金不可バリューの残高に加算する入金処理ステップと、投票管理部が、前記ユーザよる投票の投票金額を示す投票金額情報を取得し、前記投票金額を前記換金不可バリューの残高から減算する投票管理ステップと、払戻管理部が、前記投票に対する払戻金額を示す払戻金額情報を取得し、前記払戻金額を、前記換金可能バリューの残高および前記換金不可バリューの残高のうち少なくとも一方に加算する払戻管理ステップと、を有することを特徴とする電子バリュー管理方法である。
また、本発明の一態様としては、コンピュータに、ユーザごと、または前記ユーザの使用端末ごとに、換金可能な電子バリューを示す換金可能バリューの残高と、換金不可能な前記電子バリューを示す換金不可バリューの残高と、が対応付けられた電子バリュー情報を記憶する記憶ステップと、前記ユーザによって入金された入金金額を示す入金情報を取得し、前記入金金額を前記換金不可バリューの残高に加算する入金処理ステップと、前記ユーザよる投票の投票金額を示す投票金額情報を取得し、前記投票金額を前記換金不可バリューの残高から減算する投票管理ステップと、前記投票に対する払戻金額を示す払戻金額情報を取得し、前記払戻金額を、前記換金可能バリューの残高および前記換金不可バリューの残高のうち少なくとも一方に加算する払戻管理ステップと、を実行させるための電子バリュー管理プログラムである。
本発明によれば、ユーザの継続的な参加を促しつつ、電子バリューを用いた不正行為を防止することができる。
本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理システムのシステム構成の概要を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理装置によるユーザ登録処理および入金処理の概要を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理装置による投票指示処理の概要を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理装置による照会処理の概要を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理装置による精算指示処理の概要を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理装置が記憶する電子バリュー情報のテーブル構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理装置による電子バリューの管理の概要を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理装置による電子バリューの管理の概要を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における電子バリュー管理装置による電子バリューの管理の概要を示す概略図である。 本発明の第2の実施形態における電子バリュー管理装置による電子バリューの管理の概要を示す概略図である。 本発明の第2の実施形態における電子バリュー管理装置の動作を示すフローチャートである。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態について説明する。
以下に説明する本実施形態における電子バリュー管理システム1は、公営競技(例えば、競馬、競輪、競艇、またはオートレースなど)において、電子バリューによるインターネット投票を可能にするシステムである。なお、本実施形態は一例であり、電子バリュー管理システム1はその他、例えば、カジノにおいて、電子バリューによるゲームへの賭け(ベット)を可能にするようなシステムであってもよい。
なお、電子バリューとは、金銭と同等に使える価値を持たせたデジタルデータである。電子バリューには、金融機関、クレジットカード会社、または電子バリューのサービス提供者などのホストコンピュータにおいて集中管理されるサーバ管理型の電子バリューや、磁気カードやICカードなどに収納される電子バリュー、また、プリペイド(前払い)式の電子バリューや、ポストペイ(後払い)式の電子バリューなど、様々な種類の電子バリューがある。本実施形態においては、ユーザが、ギフトカード式のプリペイドカードを購入して利用登録をすることによってホストコンピュータ(本実施形態における電子バリュー管理装置10)に電子バリューが入金され、当該ホストコンピュータにおいて集中管理されるサーバ管理型の電子バリューを例にして説明する。
本実施形態における電子バリュー管理システム1によれば、ユーザは、銀行口座と紐付けられた投票用口座の開設手続きを行わなくても、簡単なユーザ登録手続きのみを行うことで、当該ユーザ登録手続きによって生成される(銀行口座との紐付けを必要としない)簡易な電子バリューの入出金口座(以下、「ウォレット」と称する)を利用することができる。ユーザは、量販店(例えば、コンビニエンスストア、および家電量販店など)等で購入したプリペイドカードを用いてウォレットに電子バリューを入金(チャージ)することができ、当該電子バリューを用いて投票を行うことができる。また、ユーザは、投票に対して払い戻される的中払戻金に相当する価値(以下、「金額」とも称する)の電子バリューを、このウォレットによって受け取ることができる。
なお、本実施形態においては、プリペイドカード25を用いて入金が行われるものとしたが、これに限られるものではなく、電子バリュー管理装置10に対して電子バリューによる入金が可能な入金手段であるならば、その他の入金手段であってもよい。例えば、各種の電子マネーカード、クレジットカード、またはキャッシュカードなどを用いて電子バリューによる入金が行われるような構成であっても構わない。
なお、説明を簡略化するため、本実施形態においては、現金の金額と電子バリューの金額が同じならば、双方の価値は等しいものとする。すなわち、例えば、ユーザが10000円相当のプリペイドカードを購入してウォレットに入金した場合には、ウォレット内の電子バリューの残高が10000円分加算される。また、例えば、ユーザがウォレット内の電子バリューのうち10000円分を精算した場合には、ウォレット内の電子バリューの残高が10000円分減算され、(送金サービスを介して)10000円分の現金として出金することができる。
なお、ユーザは、当該ユーザの銀行口座と紐付けられた投票用口座を開設して、ウォレットと当該投票用口座を紐付けるようにしてもよい。この場合、ユーザは、投票に対して払い戻される的中払戻金を、投票用口座に紐づけられたユーザの銀行口座に振り込ませることにより、受け取ることができる。なお、上述したように、投票用口座を開設しない場合には、ユーザは、投票に対して払い戻される的中払戻金を、送金サービスを利用して受け取ることができる。
また、本実施形態における電子バリュー管理システム1は、現金への換金が可能である電子バリュー(以下、「換金可能バリュー」と称する)と、現金への換金が不可能であり、投票用に用いられる電子バリュー(以下、「換金不可バリュー」と称する)と、を区別して管理することができる。
本実施形態においては、投票に使われる前の電子バリューは換金不可バリューであり、投票によって払い戻される電子バリューは全て換金可能バリューである。なお、換金可能バリューから換金不可バリューへの変換は任意に可能であるが、換金不可バリューから換金可能バリューへの変換はできない。
また、ユーザは、換金不可バリューを使って投票を行うことができるが、ウォレットに入金されている換金不可バリューの金額が投票金額に満たない場合には、換金不可バリューの金額が投票金額以上になるように、換金不可バリューの金額を増やす必要がある。ユーザは、新たにプリペイドカードを購入して電子バリューをさらに入金して換金不可バリューの金額を増やすことができるが、そのほか、ウォレットに入金されている換金可能バリューを換金不可バリューへ変換することにより換金不可バリューの金額を増やすこともできる。
本実施形態における電子バリュー管理装置10が、現金への換金が不可能であり、投票用に用いられる換金不可バリューを管理することができるため、公営競技の主催者は、ウォレットに入金したユーザに対して積極的な投票を促すことができ、投票件数の増加による売上金額の拡大や、ユーザの定着化によるユーザ数の拡大などを図ることができる。また、本実施形態における電子バリュー管理装置10が、換金不可バリューを管理することできるため、公営競技の主催者は、入金した電子バリューを即座に振り込んで資金の出所を分からなくさせるようなユーザによる不正行為(マネーロンダリング)の防止を図ることができる。
また、本実施形態における電子バリュー管理装置10が、現金への換金が可能である換金可能バリューを管理することができるため、公営競技の主催者は、例えば、ユーザが、投票によって払い戻された換金可能バリューを、再び投票に使用するために換金不可バリューに変換した場合には、このようなユーザの継続的な投票に対して特典(インセンティブ)付与を行うような施策を実施することができる。これにより、公営競技の主催者は、投票件数の増加による売上金額の拡大や、ユーザの定着化によるユーザ数の拡大などを図ることができる。公営競技の主催者は、例えば、ユーザに対して、換金可能バリューから換金不可バリューへ変換された金額の累積値(以下に説明する「リチャージ総額」)等に応じて換金不可バリューを付与するなどのインセンティブ付与を行うような施策を実施することができる。
[電子バリュー管理システムのシステム構成]
以下、本実施形態における電子バリュー管理システム1のシステム構成について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理システム1のシステム構成の概要を示す概略図である。図1に図示するように、本実施形態における電子バリュー管理システム1は、電子バリュー管理装置10と、電子バリュー流通サーバ20と、プリペイドカード25と、ユーザ端末30と、投票サーバ40と、金融機関サーバ50と、を含んで構成される。
電子バリュー管理装置10は、公営競技における投票に用いられる電子バリューを、ユーザ登録に応じて生成するウォレットごとに管理するサーバ装置である。電子バリュー管理装置10は、コンピュータ装置、例えば、汎用コンピュータなどを含んで構成される。
電子バリュー管理装置10は、電子バリュー流通サーバ20、ユーザ端末30、および投票サーバ40と、それぞれ通信ネットワークを介して通信接続する。
なお、通信ネットワークは、インターネット、各種の閉域網(例えば、専用線、またはVPN(Virtual Private Network;仮想専用ネットワーク)など)、またはそれらの通信ネットワークの組合せによって構成される。なお、通信ネットワークは、有線の通信ネットワークであってもよいし、一部または全部が無線の通信ネットワークであってもよい。
電子バリュー管理装置10は、ユーザ端末30から送信される各種の指示、例えば、入金指示、投票指示、および精算指示などを示す情報を取得する。また、電子バリュー管理装置10は、入金指示を示す情報に基づいて、入金処理を実行する。また、電子バリュー管理装置10は、投票指示および精算指示を示す情報に基づいて、投票サーバ40に投票処理および精算処理を行わせるための情報を投票サーバ40へ送信する。
なお、これらの処理の詳細については後述する。
なお、説明を簡略化するため、図1においては電子バリュー管理装置10と通信接続するユーザ端末30を1台のみしか記載していないが、電子バリュー管理装置10は、複数のユーザ端末30と通信接続することができる。
電子バリュー流通サーバ20は、量販店で販売されるプリペイドカード25に関する情報(以下に説明する「プリペイドカード情報」)を管理するサーバ装置である。電子バリュー流通サーバ20は、コンピュータ装置、例えば、汎用コンピュータなどを含んで構成される。
電子バリュー流通サーバ20は、電子バリュー管理装置10、および量販店に備えられた販売システム(例えば、POS(Point Of Sales;販売時点情報管理)システム(図示せず))と、それぞれ通信ネットワークを介して通信接続する。
なお、通信ネットワークは、インターネット、各種の閉域網(例えば、専用線、またはVPNなど)、またはそれらの通信ネットワークの組合せによって構成される。なお、通信ネットワークは、有線の通信ネットワークであってもよいし、一部または全部が無線の通信ネットワークであってもよい。
電子バリュー流通サーバ20は、量販店に備えられた販売システムから送信される、特定のプリペイドカード25を有効化(アクティベート)する要求を示す情報を取得し、当該情報に基づいて、特定のプリペイドカード25を有効化する処理を実行する。
また、電子バリュー流通サーバ20は、電子バリュー管理装置10から送信される、プリペイドカード25に対応付けられたコード(以下に説明する「入金用番号」)を示す情報を取得し、当該コードに対応付けられたプリペイドカード25の情報に基づいて、電子バリュー管理装置10へ、ウォレットへの電子バリューの入金処理を行わせるための情報を送信する。
なお、これらの処理の詳細については後述する。
プリペイドカード25は、公営競技における投票に用いられる電子バリューを、ウォレットへ入金するために用いられるカードであり、量販店(例えば、コンビニエンスストア、および家電量販店など)などにおいて販売される。
なお、上述したように、本実施形態においては、プリペイドカード25を用いて入金が行われるものとしたが、これに限られるものではなく、電子バリューによる入金が可能であるならば、各種の電子マネーカード、クレジットカード、またはキャッシュカードなどが用いられてもよい。
ユーザ端末30は、公営競技において投票を行うユーザの使用端末である。ユーザ端末30は、携帯型の情報端末、例えば、スマートフォン、タブレット型端末、または携帯電話などの端末装置である。なお、ユーザ端末30は、その他のコンピュータ装置、例えば、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置であっても構わない。
ユーザ端末30は、電子バリュー管理装置10、および金融機関サーバ50と、それぞれ通信ネットワークを介して通信接続する。
ユーザ端末30は、ユーザによる操作に基づく操作入力を受け付け、当該操作入力に基づいて、各種の指示、例えば、入金指示、投票指示、および精算指示などを示す情報を、電子バリュー管理装置10へ送信する。
なお、これらの処理の詳細については後述する。
投票サーバ40は、公営競技における投票処理、払戻処理、および精算処理などを行うサーバ装置である。投票サーバ40は、公営競技の主催者によって管理されるサーバ装置、例えばトータリゼータ・システムなどである。投票サーバ40は、コンピュータ装置、例えば、汎用コンピュータなどを含んで構成される。
投票サーバ40は、電子バリュー管理装置10、および金融機関サーバ50と、通信ネットワークを介して通信接続する。
なお、通信ネットワークは、インターネット、各種の閉域網(例えば、専用線、またはVPNなど)、またはそれらの通信ネットワークの組合せによって構成される。なお、通信ネットワークは、有線の通信ネットワークであってもよいし、一部または全部が無線の通信ネットワークであってもよい。
投票サーバ40は、電子バリュー管理装置10から送信される情報に基づいて投票処理を実行する。また、投票サーバ40は、投票結果に基づいて払戻処理を実行し、払戻金額を示す情報を電子バリュー管理装置10へ送信する。また、投票サーバ40は、電子バリュー管理装置10から送信される情報に基づいて精算処理を実行し、精算金額を含む精算結果を示す情報を金融機関サーバ50へ送信する。
なお、これらの処理の詳細については後述する。
金融機関サーバ50は、金融機関によって管理されるサーバ装置である。金融機関サーバ50は、銀行口座の口座情報を管理する。金融機関サーバ50は、コンピュータ装置、例えば、汎用コンピュータなどを含んで構成される。金融機関サーバ50は、投票サーバ40と通信ネットワークを介して通信接続する。
金融機関サーバ50は、投票サーバ40から送信される精算金額を示す情報に基づいて、銀行口座の口座情報を更新する。これによりユーザは、精算された金額に相当する現金を出金することができる。
なお、これらの処理の詳細については後述する。
なお、本実施形態においては、電子バリュー管理システム1により、公営競技における電子バリューによるインターネット投票を実現する場合を一例として説明したが、上述したように、電子バリュー管理システム1は、カジノにおける電子バリューによる賭け(ベット)を実現するような場合にも適用することができる。この場合、投票サーバ40は、カジノで行われている各ゲームを管理する(例えば、賭け(ベット)や払い戻しにおける処理などを実行する)サーバ装置である。そして、ユーザは、ユーザ端末30により、対象のゲームに対して賭け(ベット)を行うことができるような構成となる。
[電子バリュー管理装置の機能構成]
以下、本実施形態における電子バリュー管理装置10の機能構成について、図面を参照しながら説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理装置10の機能構成を示すブロック図である。図示するように、電子バリュー管理装置10は、記憶部100と、入金処理部101と、投票管理部102と、払戻管理部103と、特典管理部104と、を含んで構成される。
記憶部100は、電子バリュー管理装置10によって行われる各種の処理において用いられるプログラムやデータ等を記憶する。また、記憶部100は、電子バリュー管理装置10によって行われる各種の処理において一時的に使用される一時記憶領域としても用いられる。記憶部100は、記憶媒体、例えば、HDD(Hard Disk Drive;ハードディスクドライブ)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory;イーイーピーロム)、RAM(Random Access read/write Memory;読み書き可能なメモリ)、ROM(Read Only Memory;読み出し専用メモリ)、またはこれらの記憶媒体の任意の組み合わせによって構成される。
また、記憶部100は、電子バリュー情報1000を記憶する。
電子バリュー情報1000は、ユーザごと、または当該ユーザが使用するユーザ端末30ごとに、換金可能な電子バリューを示す換金可能バリューの残高と、換金不可能な電子バリューを示す換金不可バリューの残高と、換金可能バリューから換金不可バリューへ変換された金額の累積値を示すリチャージ総額と、が対応付けられた情報である。
入金処理部101は、ユーザによって入金された入金金額を示す入金情報を取得し、当該入金金額を、換金不可バリューの残高に加算する。
投票管理部102は、ユーザによる投票の投票金額を示す投票金額情報を取得し、当該投票金額が換金不可バリューの残高以下である場合、投票金額を換金不可バリューの残高から減算する。また、投票管理部102は、ユーザによる投票の投票金額を示す投票金額情報を取得し、当該投票金額が換金不可バリューの残高より大きい場合、投票金額と換金不可バリューの残高との差額を換金可能バリューの残高から減算し、当該投票金額と前記換金不可バリューの残高との差額を換金不可バリューの残高に加算し、かつ投票金額を換金不可バリューの残高から減算する。すなわち、投票管理部102は、当該投票金額が換金不可バリューの残高より大きい場合、換金可能バリューを換金不可バリューに変換することにより、換金不可バリュー残高が投票金額になるようにする(これにより、投票が可能になる)。
また、投票管理部102は、投票によって換金可能バリューの残高を減算した場合、減算した金額を(すなわち、換金可能バリューから換金不可バリューへ変換された金額を)リチャージ総額に加算する。
払戻管理部103は、投票に対する払戻金額を示す払戻金額情報を取得し、払戻金額を、換金可能バリューの残高に加算する。
特典管理部104は、リチャージ総額に応じて予め定められた金額を換金不可バリューの残高に加算する。
なお、上記の、換金可能バリューから換金不可バリューへ変換された金額の累積値を示す「リチャージ総額」の代わりに、換金可能バリューから換金不可バリューへ変換された回数を示す「リチャージ回数」の情報が用いられてもよい。
この場合、記憶部100は、換金可能バリューの残高と、換金不可バリューの残高と、リチャージ回数と、が対応付けられた電子バリュー情報1000を記憶する。
また、この場合、投票管理部102は、投票によって換金可能バリューの残高を減算した場合、リチャージ回数に対し1を加算する。
また、この場合、特典管理部104は、リチャージ回数に応じて予め定められた金額を換金不可バリューの残高に加算する。
なお、本実施形態においては、特典管理部104が行う処理に基づく特典付与は、リチャージ総額(または、リチャージ回数)に応じて予め定められた金額を換金不可バリューの残高に加算することによる特典付与であるものとしたが、これに限らない。特典管理部104が行う処理に基づく特典付与は、例えば、各種の電子マネーやポイントなどを進呈するような特典付与であってもよいし、景品や賞金を進呈するような特典付与であってもよい。
[ユーザ登録処理および入金処理]
以下、本実施形態における電子バリュー管理装置10によるユーザ登録処理および入金処理について、図面を参照しながら説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理装置10によるユーザ登録処理および入金処理の概要を示す概略図である。
まず、ユーザは、量販店(例えば、コンビニエンスストア、および家電量販店など)において販売されている、公営競技用のプリペイドカード25を購入する。なお、量販店には、例えば、5000円分の金額に相当する電子バリューをウォレットに入金できるプリペイドカード25、および10000円分の金額に相当する電子バリューをウォレットに入金できるプリペイドカード25など、複数の種類のプリペイドカード25が販売されている。
なお、プリペイドカードの表面に、上記の5000円や10000円などの金額が印字されているため、ユーザは、所望の金額分の電子バリューをウォレットに入金できるプリペイドカード25を選ぶことができる。そして、ユーザは、量販店において、選んだプリペイドカード25の販売価格に応じて支払いを行うことにより、当該プリペイドカード25を購入することができる。
プリペイドカード25には、プリペイドカード25を一意に識別する識別子が対応付けられている。購入されたプリペイドカード25の識別子は、量販店に備えられた販売システム(例えば、POSシステム(図示せず))によって認識される。例えば、プリペイドカード25の表面に、この識別子を示すバーコードが印刷されており、量販店の従業員が、当該プリペイドカード25を販売する際に、販売システムが備えるバーコード読取機(図示せず)によって当該バーコードの読取を行う。これにより、販売システムは、販売したプリペイドカード25を一意に識別する識別子を認識することができる。
量販店に備えられた販売システムは、認識した識別子を示す情報を、通信ネットワークを介して電子バリュー流通サーバ20へ送信する。
また、プリペイドカード25の表面には、ウォレットへの電子バリューの入金時に、ユーザによりユーザ端末30において入力される入金用番号が印字されている。また、この入金用番号が印字されている部分は、例えば、爪やコインなどで擦ることにより剥がすことができる不透明のスクラッチインキで隠蔽されている。ユーザは、プリペイドカード25を購入した後、このスクラッチインキを剥がすことによって、入金用番号を確認することができる。
なお、入金用番号がスクラッチインキによって隠蔽されているのは、第三者により不正な入金が行われることを防止するためである。なお、本実施形態においては、入金用番号がスクラッチインキによって隠蔽されているものとしたが、これに限られるものではなく、例えば、剥がすことができるシールによって入金用番号が隠蔽されているようにしたり、プリペイドカード25が不透明の袋に封入されて販売されるようにしたりするなど、入金用番号を第三者が容易に知ることができないような仕組みになっていればよい。なお、入金用番号は、数字に限られるものではなく、アルファベット、記号、またはそれらの組合せであっても構わない。
電子バリュー流通サーバ20は、量販店で販売されている各プリペイドカード25にそれぞれ対応付けられた識別子と、各プリペイドカード25によって入金される電子バリューの金額を示す情報と、各プリペイドカードに印字された入金用番号を示す情報と、各プリペイドカード25が有効であるか無効であるかを示す情報と、が対応付けられたプリペイドカード情報を記憶している。
例えば、当該プリペイドカード情報のレコードの1つは、プリペイドカード25を一意に識別する識別子である「abcdefg0123」と、入金される電子バリューの金額を示す情報である「5000」と、入金用番号を示す情報「12345678」と、プリペイドカード25が無効であることを示す情報である「0」という値によって構成されている。
電子バリュー流通サーバ20は、販売されたプリペイドカード25に対応付けられた識別子を示す情報を、量販店に備えられた販売システムから通信ネットワークを介して取得すると、自己の電子バリュー流通サーバ20が記憶するプリペイドカード情報を参照し、当該識別子が対応付けられたレコードを検索する。そして、電子バリュー流通サーバ20は、検索されたレコードに対応付けられた、プリペイドカード25が有効であるか無効であるかを示す情報を、無効であることを示す値から有効であることを示す値へ更新する。これにより、販売されたプリペイドカード25は有効化される。
なお、ユーザによって購入される前の全てのプリペイドカード25は、無効化された状態となっており、購入された際に上記のプリペイドカード情報の更新が行われることによって有効化される。
例えば、電子バリュー流通サーバ20は、量販店に備えられた販売システムから「abcdefg0123」という(プリペイドカード25を識別する)識別子を示す情報を取得すると、プリペイドカード情報において「abcdefg0123」という識別子が対応付けられたレコードを検索し、検索されたレコードに対応付けられた、プリペイドカード25が有効であるか無効であるかを示す情報を、無効であることを示す「0」という値から、有効であることを示す「1」という値へ更新する。
ユーザは、プリペイドカード25を購入した後、プリペイドカード25に塗布されたスクラッチインキを剥がして入金用番号を確認する。そして、ユーザは、ユーザ端末30を用いて、電子バリュー管理装置10へ通信接続し、当該電子バリュー管理装置10が通信ネットワークを介して公開するサイトである電子バリュー管理サイト(図示せず)にアクセスする。
ユーザは、電子バリュー管理サイトにおいて、ユーザ登録、ログイン、入金指示、公営競技における投票指示、電子バリューの残高照会、および電子バリューの精算指示などを行うことができる。
ユーザは、電子バリュー管理サイトの初回利用時に、簡単なユーザ登録をする必要がある。例えば、ユーザが、電子バリュー管理サイトに対してメールアドレスを登録することにより、電子バリュー管理装置10によってユーザ登録処理がなされ、当該電子バリュー管理サイトにログインして利用するために必要となるログインID(Identifier;識別子)とパスワードとが当該ユーザに対して発行される。
なお、電子バリュー管理サイトに対してメールアドレスの登録が行われる代わりに、ユーザ端末30を識別する識別子である端末識別子の登録が行われることによって、当該電子バリュー管理サイトを利用するために必要となるログインIDとパスワードとが当該ユーザ端末30に対して発行されるような構成あってもよい。
電子バリュー管理サイトにおいてユーザ登録がなされると、電子バリュー管理装置10は、登録されたユーザに対応付けられたウォレットを生成し、電子バリュー情報1000に登録する。
ユーザは、発行されたログインIDとパスワードとを用いて電子バリュー管理サイトにログインすることにより、電子バリューの入金を行うことができる。ユーザは、ユーザ端末30に表示させた電子バリュー管理サイトにおいて、電子バリューの入金を行う際、購入したプリペイドカード25に印字された入金用番号を入力する。入力された入金用番号を示す情報は、ユーザ端末30から通信ネットワークを介して電子バリュー管理装置10へ送信される。
電子バリュー管理装置10は、ユーザ端末30から入金用番号を示す情報を取得すると、通信ネットワークを介して電子バリュー流通サーバ20と通信接続し、当該入金用番号が対応付けられたプリペイドカード25が有効化されているか否かを確認する。
具体的には、電子バリュー管理装置10は、ユーザ端末30から取得した入金用番号を示す情報を、通信ネットワークを介して電子バリュー流通サーバ20へ送信する。電子バリュー流通サーバ20は、電子バリュー管理装置10から、入金用番号を示す情報を取得すると、プリペイドカード情報を参照して、当該入金用番号が対応付けられたレコードを検索する。電子バリュー流通サーバ20は、検索されたレコードに対応付けられた、プリペイドカード25が有効であるか無効であるかを示す情報と、プリペイドカード25によって入金される電子バリューの金額を示す情報と、を参照する。
電子バリュー流通サーバ20は、検索されたレコードに対応付けられた、プリペイドカード25が有効であるか無効であるかを示す情報が、有効であることを示す値(例えば、「1」)であった場合、例えば、当該レコードの消し込む消込処理を実行する(これにより、電子バリュー流通サーバ20は、使用済みのプリペイドカード25と未使用のプリペイドカード25とを区別して管理することができる)。
そして、電子バリュー流通サーバ20は、検索されたレコードに対応付けられた、プリペイドカード25が有効であるか無効であるかを示す情報が、有効であることを示す値であった場合、当該有効であることを示す情報(例えば、「1」)と、プリペイドカード25によって入金される電子バリューの金額を示す情報(例えば、「5000」)と、を、通信ネットワークを介して電子バリュー管理装置10へ送信する。
なお、電子バリュー流通サーバ20は、検索されたレコードに対応付けられた、プリペイドカード25が有効であるか無効であるかを示す情報が、無効であることを示す値(例えば、「0」)であった場合、プリペイドカード25が無効であることを示す情報(例えば、「0」)を、電子バリュー管理装置10へ送信する。
電子バリュー管理装置10は、電子バリュー流通サーバ20から、プリペイドカード25が有効であることを示す情報(例えば、「1」)と、プリペイドカード25によって入金される電子バリューの金額を示す情報(例えば、「5000」)と、を取得した場合、電子バリュー管理サイトにログインしているユーザに対応付けられたウォレットにおける電子バリューの残高に、取得した情報に基づく電子バリューの金額(例えば、「5000」)を加算する入金処理を実行する。
なお、電子バリュー管理装置10は、ウォレットにおいて、電子バリューを、換金可能な電子バリューである換金可能バリューと、換金不可能な電子バリューである換金不可バリューと、に区別して管理している。上記の入金処理においては、電子バリュー管理装置10は、当該ウォレットにおける換金不可バリューの残高に対して、プリペイドカード25によって入金される電子バリューの金額を加算する。
なお、電子バリュー管理装置10は、電子バリュー流通サーバ20から、プリペイドカード25が無効であることを示す情報(例えば、「0」)を取得した場合、取得した入金用番号に対応付けられたプリペイドカード25が無効であることを提示する画面を示す情報を生成し、当該情報を、通信ネットワークを介してユーザ端末30へ送信する。そして、ユーザ端末30の表示部(図示せず)に、当該ユーザ端末30において入力された入金用番号に対応付けられたプリペイドカード25が無効であることを示す画面が表示されることにより、ユーザは、当該プリペイドカード25が無効であることを認識することができる。
[投票指示処理]
以下、本実施形態における電子バリュー管理装置10による投票指示処理について、図面を参照しながら説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理装置10による投票指示処理の概要を示す概略図である。
ユーザは、ユーザ端末30を用いて、電子バリュー管理装置10へ通信接続し、当該電子バリュー管理装置10が通信ネットワーク(例えば、インターネット)を介して公開する電子バリュー管理サイトにアクセスする。
ユーザは、電子バリュー管理サイトにログインし、公営競技における投票を行うための投票入力画面を表示させるための操作を行う。電子バリュー管理サイトは、投票サーバ40とシステム連携しており、投票サーバ40によって生成される投票入力画面がユーザ端末30に表示される。
ユーザ端末30に表示された投票入力画面において、ユーザが、投票のための入力を行うと、投票内容を示す情報および投票に用いられる電子バリューの金額を示す情報を含む投票指示を示す情報が、ユーザ端末30から通信ネットワークを介して電子バリュー管理装置10へ送信される。
なお、本実施形態においては、投票サーバ40によって投票入力画面が生成されるものとしたが、これに限られるものではなく、投票入力画面は、ユーザ端末30において(例えば、ユーザ端末30に搭載された投票用のアプリケーションなどによって)生成されるような構成であってもよいし、電子バリュー管理装置10によって生成されるような構成であってもよい。
電子バリュー管理装置10は、ユーザ端末30から送信された投票指示を示す情報を取得する。電子バリュー管理装置10は、ユーザまたは当該ユーザが使用するユーザ端末30に対応付けられたウォレットにおける換金不可バリューの残高から、取得した投票指示を示す情報に基づく、投票に用いられる電子バリューの金額を減算する。そして、電子バリュー管理装置10は、取得した投票指示を示す情報に基づく投票内容、および取得した投票指示を示す情報に基づく電子バリューの金額に基づく情報を、通信ネットワークを介して投票サーバ40へ送信する。
投票サーバ40は、電子バリュー管理装置10から送信された投票指示を示す情報を取得すると、当該情報に基づく投票内容、および当該情報に基づく電子バリューの金額に基づいて、投票処理を実行する。
なお、ウォレットにおける換金不可バリューの残高が、投票に用いられる電子バリューの金額に満たない場合には、不足分の金額を、当該ウォレットにおける換金可能バリューの残高から減算し、当該不足分の金額を、換金不可バリューの残高に加算する(すわなち、不足分の金額が、換金可能バリューから換金不可バリューへ変換される)。
なお、ウォレットにおける換金可能バリューの残高が、上記の不足分の金額に満たない場合には、投票指示処理は行われない。この場合、電子バリュー管理装置10は、例えば、電子バリューの残高が不足していること提示する画面を示す情報を生成し、当該情報を、通信ネットワークを介してユーザ端末30へ送信する。そして、ユーザ端末30の表示部(図示せず)に、当該電子バリューの残高が不足していること提示する画面が表示されることにより、ユーザは、ウォレットにおいて、電子バリューの残高が不足していることを認識することができる。
[照会処理]
以下、本実施形態における電子バリュー管理装置10による照会処理について、図面を参照しながら説明する。
図5は、本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理装置10による照会処理の概要を示す概略図である。
ユーザは、ユーザ端末30を用いて、電子バリュー管理装置10へ通信接続し、当該電子バリュー管理装置10が通信ネットワーク(例えば、インターネット)を介して公開する電子バリュー管理サイトにアクセスする。
ユーザは、電子バリュー管理サイトにログインし、ウォレットにおける電子バリューの残高を照会するための照会画面を表示させるための操作を行う。ユーザ端末30は、当該操作に基づいて、電子バリューの残高の照会指示を示す情報を、通信ネットワークを介して電子バリュー管理装置10へ送信する。
電子バリュー管理装置10は、ユーザ端末30から送信された、電子バリューの残高の照会指示を示す情報を取得したことを契機に、投票サーバ40に対して、的中払戻金の有無についての照会を行う照会処理を実行する。
なお、ここでは、電子バリューの残高の照会指示を示す情報を取得したことを契機に、照会処理を実行するものとしたが、これに限られない。電子バリュー管理装置10は、例えば、定期的(例えば、1時間毎、あるいは1日毎など)に、照会処理を実行するようにしてもよい。
電子バリュー管理装置10は、照会処理を行った結果、的中払戻金があることを認識した場合、当該的中払戻金に相当する金額を、ウォレットにおける換金可能バリューの残高に加算する。これにより、投票に対する的中払戻金が、換金可能バリューとして払い戻される。
[精算指示処理]
以下、本実施形態における電子バリュー管理装置10による精算指示処理について、図面を参照しながら説明する。
図6は、本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理装置10による精算指示処理の概要を示す概略図である。
ユーザは、ユーザ端末30を用いて、電子バリュー管理装置10へ通信接続し、当該電子バリュー管理装置10が通信ネットワーク(例えば、インターネット)を介して公開する電子バリュー管理サイトにアクセスする。
ユーザは、電子バリュー管理サイトにログインし、ウォレットにおける換金可能バリューを精算するための精算指示画面を表示させるための操作を行う。
なお、ユーザは、自身が保有する銀行口座に紐づけられた投票用口座へ精算金を入金させるか、または、主催者が保有する銀行口座に精算金を送金させるか(すなわち、送金サービスを利用するか)を選ぶことができる。ユーザは、ユーザ端末30の表示部(図示せず)に表示された精算指示画面において、所望の方法による精算処理を行わせるための操作を行う。
ユーザ端末30は、当該操作に基づいて、精算指示を示す情報を、通信ネットワークを介して電子バリュー管理装置10へ送信する。
電子バリュー管理装置10は、ユーザ端末30から送信された、精算指示を示す情報を取得すると、当該情報から、投票用口座へ精算金を入金することにより精算を行う精算指示であるか、または、主催者が保有する銀行口座へ精算金を送金することにより精算を行う(すなわち、送金サービスを介して精算を行う)精算指示であるかを認識する。
電子バリュー管理装置10は、ユーザに対応付けられたウォレットにおける換金可能バリューの残高から、精算指示を示す情報に基づく精算金額を減算する。
なお、換金可能バリューの残高が、精算指示を示す情報に基づく精算金額に満たない場合には、上記の減算は行われず、精算処理が行われない。この場合、電子バリュー管理装置10は、例えば、換金可能バリューの残高が不足していることを提示する画面を示す情報を生成し、当該情報を、通信ネットワークを介してユーザ端末30へ送信する。そして、ユーザ端末30の表示部(図示せず)に、当該情報に基づく画面が表示されることにより、ユーザは、ウォレットにおいて、換金可能バリューの残高が不足していることを認識することができる。
電子バリュー管理装置10が取得した情報に基づく精算指示が、投票用口座へ精算金を入金することにより精算を行うための精算指示である場合、電子バリュー管理装置10は、精算金額と、ウォレットに対応付けられた投票用口座を示す情報と、を含む口座入金指示情報を、投票サーバ40へ送信する。
投票サーバ40は、電子バリュー管理装置10から送信された口座入金指示情報を取得すると、当該口座入金指示情報に基づく投票用口座において、当該口座入金指示情報に基づく精算金額の精算を行う精算処理を実行する。当該精算処理により、精算金額および投票用口座に対応付けられた(ユーザの)銀行口座を示す情報を含む情報が、投票サーバ40から金融機関サーバ50へ送信される。
金融機関サーバ50は、投票サーバ40から送信された情報を取得すると、当該情報に基づく精算金額を、当該情報に基づく銀行口座へ入金する。これにより、ユーザは、自身が保有する銀行口座から精算金を出金することができる。
また、電子バリュー管理装置10が取得した情報に基づく精算指示が、主催者が保有する銀行口座へ精算金を送金することにより精算を行うための精算指示である場合(すなわち、送金サービスを介して精算を行うための精算指示である場合)、電子バリュー管理装置10は、精算金額と、ウォレットに対応付けられた、主催者が保有する銀行口座を示す情報と、を含む送金指示情報を、送金サーバ60へ送信する。
なお、送金サーバ60は、電子バリュー管理装置10から取得した送金指示情報に基づいて、金融機関サーバ50において管理される、主催者が保有する銀行口座へ精算金を送金する送金サービスを提供するサーバ装置である。送金サーバ60は、コンピュータ装置、例えば、汎用コンピュータなどを含んで構成される。
送金サーバ60は、電子バリュー管理装置10から送信された送金指示情報を取得すると、当該送金指示情報に基づく、主催者が保有する銀行口座へ精算金を送金する送金処理を実行する。当該送金処理により、精算金額および主催者が保有する銀行口座を示す情報を含む情報が、送金サーバ60から金融機関サーバ50へ送信される。
金融機関サーバ50は、送金サーバ60から送信された情報を取得すると、当該情報に基づく送金金額を、当該情報に基づく銀行口座へ送金する。これにより、ユーザは、(送金サービスを利用することにより)主催者が保有する銀行口座から精算金を出金することができる。
なお、ユーザは、この送金サービスを利用することにより、銀行口座と紐付けられた投票用口座の開設手続きを行わなくても、精算金を出金することができる。
[電子バリュー情報のテーブル構成]
以下、本実施形態における電子バリュー管理装置10が記憶する電子バリュー情報1000のテーブル構成について、図面を参照しながら説明する。
図7は、本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理装置10が記憶する電子バリュー情報1000のテーブル構成を示す図である。
図示するように、電子バリュー情報1000は、「ログインID」と、「換金不可バリュー残高」と、「換金可能バリュー残高」と、「リチャージ総額」と、の4つの項目の列からなる2次元の表形式のデータである。
「ログインID」の項目の列には、上述したように、公営競技において投票を行うユーザを識別するID(識別子)を示す情報が格納されている。図示するように、「ログインID」の項目の値として、例えば、「0001」、および「0002」という値が格納されている。
なお、「ログインID」の項目の列には、上述したように、公営競技において投票を行うユーザが使用するユーザ端末30を識別するID(識別子)を示す情報が格納されているような構成であってもよい。
「換金不可バリュー残高」の項目の列には、「ログインID」に対応付けられたユーザが保有する、換金が不可能な電子バリューである換金不可バリューの残高を示す情報が格納されている。図示するように、「換金不可バリュー残高」の項目の値として、例えば、「10000」、および「2000」という値が格納されている。図示するように、例えば、値が「0001」である「ログインID」に対応付けられた「換金不可バリュー残高」の項目の値は「10000」であるが、これは、値が「0001」であるユーザが保有する換金不可バリューの残高が「10000」である(例えば、現金10000円分に相当する金額の換金不可バリューの残高がある)ことを示す。
なお、「換金不可バリュー残高」の項目の列には、「ログインID」に対応付けられたユーザ端末30を使用するユーザが保有する換金不可バリューの残高を示す情報が格納されているような構成であってもよい。
「換金可能バリュー残高」の項目の列には、「ログインID」に対応付けられたユーザが保有する、換金が可能な電子バリューである換金可能バリューの残高を示す情報が格納されている。図示するように、「換金可能バリュー残高」の項目の値として、例えば、「0」、および「5500」という値が格納されている。図示するように、例えば、値が「0002」である「ログインID」に対応付けられた「換金可能バリュー残高」の項目の値は「5500」であるが、これは、値が「0002」であるユーザが保有する換金可能バリューの残高が「5500」である(例えば、現金5500円分に相当する金額の換金可能バリューの残高がある)ことを示す。
なお、「換金可能バリュー残高」の項目の列には、「ログインID」に対応付けられたユーザ端末30を使用するユーザが保有する換金可能バリューの残高を示す情報が格納されているような構成であってもよい。
「リチャージ総額」の項目の列には、「ログインID」に対応付けられたユーザの、リチャージ総額を示す情報が格納されている。リチャージ総額とは、上述したように、ユーザが投票等を行うために換金可能バリューを換金不可バリューに変換した金額の累積値を示す。
図示するように、「リチャージ総額」の項目の値として、例えば、「0」、および「1500」という値が格納されている。図示するように、例えば、値が「0002」である「ログインID」に対応付けられた「リチャージ総額」の項目の値は「1500」であるが、これは、値が「0002」であるユーザが保有するリチャージ総額が「1500」である(例えば、当該ユーザが、累計して現金1500円分に相当する金額分の、換金可能バリューから換金不可バリューへの変換を行った)ことを示す。
なお、「リチャージ総額」の項目の列には、「ログインID」に対応付けられたユーザ端末30を使用するユーザのリチャージ総額を示す情報が格納されているような構成であってもよい。
なお、電子バリュー情報1000の各レコードは、各ユーザ、または当該各ユーザが使用するユーザ端末30に対応付けられたウォレットを表す。すなわち、図7に図示するように、「ログインID」の項目の値が「0002」であるレコードは、「0002」のログインIDに対応付けられたユーザ、または当該ユーザが使用するユーザ端末30に対応付けられたウォレットを表す。そして、図7に図示するように、当該ウォレットにおいて、換金不可バリューの残高は「10000」であり、換金可能バリューの残高は「5500」であり、および、リチャージ総額は「1500」である。
[電子バリューの管理]
以下、本実施形態における電子バリュー管理装置10による電子バリューの管理について、図面を参照しながら説明する。
図8乃至図9は、本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理装置10による電子バリューの管理の概要を示す概略図である。
以下、「0001」のログインIDに対応付けられたユーザ、または当該ユーザが使用するユーザ端末30に対応付けられたウォレットにおける、電子バリュー管理装置10による電子バリューの管理の一例について説明する。
図8は、ユーザが、10000円分を入金し、5000円分の投票を行い、3500円分の的中払戻金を獲得した場合における例を示す。以下に、詳しく説明する。
まず、新規に生成されたウォレットにおいては、換金不可バリュー残高、換金可能バリュー残高、およびリチャージ総額は、いずれも「0」である。このウォレットに対して、プリペイドカード25などにより、現金10000円分に相当する金額の電子バリューが入金されると、図8(a)に図示するように、換金不可バリュー残高が「10000」となる。
次に、ユーザによる投票指示に基づいて、5000円の投票金額の投票が行われると、図8(b)に図示するように、換金不可バリュー残高から当該投票金額が減算され、換金不可バリュー残高が「5000」となる。
次に、上記の投票に対する的中払戻金として、3500円の払戻金額の払い戻しが行われると、図8(c)に図示するように、換金可能バリュー残高に対し当該払戻金額が加算され、換金可能バリュー残高が「3500」となる。
図9は、図8を参照して上記説明した、入金、投票、および払戻に続いて、ユーザが、7000円分の投票を行い、9000円分の的中払戻金を獲得した場合における例を示す。以下に、詳しく説明する。
まず、図9(a)に図示するように、換金不可バリュー残高、換金可能バリュー残高、およびリチャージ総額は、それぞれ「5000」、「3500」、および「0」である。
次に、ユーザによる投票指示に基づいて、7000円の投票金額の投票指示がなされた場合、投票に使用することができる換金不可バリュー残高が「5000」であり、投票金額に満たないため、このままでは投票を行うことができない。
そこで、不足分の金額である2000円分が、換金可能バリューから換金不可バリューへ変換される。これにより、図9(b)に図示するように、換金可能バリュー残高から不足分の金額である2000円が減算され、換金可能バリュー残高が「1500」となる。また、図9(b)に図示するように、換金不可バリュー残高に対して不足分の金額である2000円が加算され、換金可能バリュー残高が「7000」となる。
また、2000円分の換金可能バリューが換金不可バリューへ変換されたことから、図9(b)に図示するように、リチャージ総額に対して2000円が加算され、リチャージ総額が「2000」となる。
そして、ユーザによる投票指示に基づき、7000円の投票金額の投票が行われると、図8(c)に図示するように、換金不可バリュー残高から当該投票金額が減算され、換金不可バリュー残高が「0」となる。
次に、上記の投票に対する的中払戻金として、9000円の払戻金額の払い戻しが行われると、図8(d)に図示するように、換金可能バリュー残高に対し当該払戻金額が加算され、換金可能バリュー残高が「10500」となる。
[電子バリュー管理装置の動作]
以下、本実施形態における電子バリュー管理装置10の動作について、図面を参照しながら説明する。
図10は、本発明の第1の実施形態における電子バリュー管理装置10の動作を示すフローチャートである。本フローチャートは、ユーザ端末30から電子バリュー管理装置10へ、ユーザによる投票の投票金額を示す投票金額情報を含む、投票指示を示す情報が送信された際に開始する。
(ステップS001)電子バリュー管理装置10の投票管理部102は、ユーザ端末30から送信された、投票指示を示す情報を取得する。投票管理部102は、当該情報に含まれる、ユーザによる投票の投票金額を示す投票金額情報を取得する。その後、ステップS002へ進む。
(ステップS002)電子バリュー管理装置10の投票管理部102は、ステップS001において取得した投票金額情報に基づく投票金額が、換金不可バリュー残高と換金可能バリュー残高とを合計した値以下であるか否かを判定する。
なお、本フローチャートにおいて、これ以下に説明する「換金不可バリュー残高」および「換金可能バリュー残高」は、投票を行うユーザ、または当該ユーザが使用するユーザ端末30に対応付けられたウォレットにおける、換金不可バリュー残高および換金可能バリュー残高を示す。
上記投票金額が、換金不可バリュー残高と換金可能バリュー残高とを合計した値以下である場合、ステップS005へ進む。そうでない場合(すなわち、上記投票金額が、換金不可バリュー残高と換金可能バリュー残高とを合計した値より大きい場合)、ステップS003へ進む。
(ステップS003)電子バリュー管理装置10の入金処理部101が、電子バリュー流通サーバ20から送信された、ユーザによって入金された電子バリューの入金金額を示す入金情報を取得した場合、ステップS004へ進む。そうでない場合、ステップS003に留まる。
(ステップS004)電子バリュー管理装置10の入金処理部101は、ステップS003において取得した入金情報に基づく、当該入金金額を、換金不可バリューの残高に加算する入金処理を実行する。その後、ステップS002へ戻る。
(ステップS005)電子バリュー管理装置10の投票管理部102は、ステップS001において取得した投票金額情報に基づく投票金額が、換金不可バリュー残高以下であるか否かを判定する。
上記投票金額が、換金不可バリュー残高以下である場合、ステップS006へ進む。そうでない場合(すなわち、上記投票金額が、換金不可バリュー残高より大きい場合)、ステップS008へ進む。
(ステップS006)電子バリュー管理装置10の投票管理部102は、投票金額から換金不可バリュー残高を差し引いた差額を計算する。その後、ステップS007へ進む。
(ステップS007)電子バリュー管理装置10の投票管理部102は、換金可能バリュー残高から、ステップS006において計算した差額を減算する。その後、ステップS008へ進む。
(ステップS008)電子バリュー管理装置10の投票管理部102は、ステップS006において計算した差額を、換金不可バリュー残高に加算する。その後、ステップS009へ進む。
(ステップS009)電子バリュー管理装置10の投票管理部102は、ステップS006において計算した差額を、リチャージ総額に加算する。その後、ステップS010へ進む。
(ステップS010)電子バリュー管理装置10の投票管理部102は、換金不可バリュー残高から投票金額を減算する。その後、ステップS011へ進む。
(ステップS011)電子バリュー管理装置10の投票管理部102は、ステップS001において取得した投票指示を示す情報に基づく投票内容、およびステップS001において取得した投票指示を示す情報に基づく投票金額に基づく情報を、通信ネットワークを介して投票サーバ40へ送信する投票指示処理を実行する。その後、ステップS012へ進む。
(ステップS012)電子バリュー管理装置10の払戻管理部103は、ユーザ端末30から送信された、電子バリューの残高の照会指示を示す情報を取得したことを契機に、投票サーバ40に対して、的中払戻金の有無についての照会を行う照会処理を実行する。その後、ステップS013へ進む。
なお、上述したように、ここでは、電子バリューの残高の照会指示を示す情報を取得したことを契機に照会処理を実行するものとしたが、これに限られない。電子バリュー管理装置10は、例えば、定期的に(例えば、1時間ごとに)、照会処理を実行するようにしてもよい。
(ステップS013)電子バリュー管理装置10の払戻管理部103が、ステップS012において実行した照会処理を行った結果、的中払戻金があることを認識した場合、ステップS014へ進む。そうでない場合、本フローチャートの処理が終了する。
(ステップS014)電子バリュー管理装置10は、的中払戻金に相当する払戻金額を、換金可能バリュー残高に加算する。
以上で、本フローチャートの処理が終了する。
<第2の実施形態>
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。
なお、第2の実施形態における、電子バリュー管理システムのシステム構成、電子バリュー管理装置の機能構成、および電子バリュー情報1000のテーブル構成は、上述した、第1の実施形態における、電子バリュー管理システム1のシステム構成、電子バリュー管理装置10の機能構成、および電子バリュー情報1000のテーブル構成とそれぞれ同一であるため、同一の符号を付し、説明を省略する。
第2の実施形態における、電子バリュー管理システム1においては、的中払戻金の払い戻しに基づいて払戻管理部103よって行われる処理が、上述した第1の実施形態とは異なる。
上述した第1の実施形態においては、払戻管理部103は、投票に対する払戻金額を示す払戻金額情報を取得し、払戻金額を、換金可能バリューの残高に加算する。
一方、第2の実施形態においては、投票に対する払戻金額を示す払戻金額情報を取得し、払戻金額が投票金額より大きい場合、払戻管理部103は、払戻金額と投票金額との差額を換金可能バリューの残高に加算し、かつ投票金額を換金不可バリューの残高に加算する。また、払戻金額が投票金額以下である場合、払戻管理部103は、払戻金額を換金不可バリューの残高に加算する。
[電子バリューの管理]
以下、本実施形態における電子バリュー管理装置10による電子バリューの管理について、図面を参照しながら説明する。
図11乃至図12は、本発明の第2の実施形態における電子バリュー管理装置10による電子バリューの管理の概要を示す概略図である。
以下、「0001」のログインIDに対応付けられたユーザ、または当該ユーザが使用するユーザ端末30に対応付けられたウォレットにおける、電子バリュー管理装置10による電子バリューの管理の一例について説明する。
図11は、ユーザが、10000円分を入金し、5000円分の投票を行い、3500円分の的中払戻金を獲得した場合における例を示す。以下に、詳しく説明する。
まず、新規に生成されたウォレットにおいては、換金不可バリュー残高、換金可能バリュー残高、およびリチャージ総額は、いずれも「0」である。このウォレットに対して、プリペイドカード25などにより、現金10000円分に相当する金額の電子バリューが入金されると、図11(a)に図示するように、換金不可バリュー残高が「10000」となる。
次に、ユーザによる投票指示に基づいて、5000円の投票金額の投票が行われると、図11(b)に図示するように、換金不可バリュー残高から当該投票金額が減算され、換金不可バリュー残高が「5000」となる。
ここで、第2の実施形態における的中払戻金に対する処理について説明する。
上述したように、第1の実施形態においては、払戻金額は、全て換金可能バリュー残高に対して加算された。一方、第2の実施形態においては、払い戻された的中払戻金のうち、投票金額を上回る部分のみが換金可能バリュー残高に対して加算され、投票金額以下の部分については換金不可バリュー残高に加算される。
したがって、上記の投票に対する的中払戻金として、3500円の払戻金額の払い戻しが行われる場合、払戻金額が投票金額に満たないため、図11(c)に図示するように、3500円の払戻金額は全て換金不可バリュー残高に対してされ、換金不可バリュー残高が「8500」となる。
図12は、図11を参照して上記説明した、入金、投票、および払戻に続いて、ユーザが、7000円分の投票を行い、9000円分の的中払戻金を獲得した場合における例を示す。以下に、詳しく説明する。
まず、図12(a)に図示するように、換金不可バリュー残高、換金可能バリュー残高、およびリチャージ総額は、それぞれ「8500」、「0」、および「0」である。
次に、ユーザによる投票指示に基づいて、7000円の投票金額の投票が行われると、図12(b)に図示するように、換金不可バリュー残高から当該投票金額が減算され、換金不可バリュー残高が「1500」となる。
次に、上記の投票に対する的中払戻金として、9000円の払戻金額の払い戻しが行われる場合、上述したように、払い戻された的中払戻金のうち、投票金額を上回る部分のみが換金可能バリュー残高に対して加算されることから、7000円の投票金額を上回る部分である2000円が換金可能バリュー残高に対して加算される。これにより、図12(c)に図示するように、換金可能バリュー残高が「2000」となる。また、上述したように、払い戻された的中払戻金のうち、投票金額以下の部分については換金不可バリュー残高に加算されることから、投票金額分である7000円が換金不可バリュー残高に対して加算される。これにより、図12(c)に図示するように、換金不可バリュー残高が「8500」となる。
[電子バリュー管理装置の動作]
以下、本実施形態における電子バリュー管理装置10の動作について、図面を参照しながら説明する。
図13は、本発明の第2の実施形態における電子バリュー管理装置10の動作を示すフローチャートである。本フローチャートは、ユーザ端末30から電子バリュー管理装置10へ、ユーザによる投票の投票金額を示す投票金額情報を含む、投票指示を示す情報が送信された際に開始する。
なお、図13に図示する、ステップS101からステップS111までの第2の実施形態における電子バリュー管理装置10の動作は、上述した、図10に図示する、ステップS001からステップS011までの第1の実施形態における電子バリュー管理装置10の動作と同一であるため、説明を省略する。
(ステップS112)電子バリュー管理装置10の払戻管理部103は、ユーザ端末30から送信された、電子バリューの残高の照会指示を示す情報を取得したことを契機に、投票サーバ40に対して、的中払戻金の有無についての照会を行う照会処理を実行する。その後、ステップS113へ進む。
なお、上述したように、ここでは、電子バリューの残高の照会指示を示す情報を取得したことを契機に照会処理を実行するものとしたが、これに限られない。電子バリュー管理装置10は、例えば、定期的に(例えば、1時間ごとに)、照会処理を実行するようにしてもよい。
(ステップS113)電子バリュー管理装置10の払戻管理部103が、ステップS112において実行した照会処理を行った結果、的中払戻金があることを認識した場合、ステップS014へ進む。そうでない場合、本フローチャートの処理が終了する。
(ステップS114)電子バリュー管理装置10の払戻管理部103は、ステップS113において認識した的中払戻金に相当する払戻金額が、投票金額より大きいか否かを判定する。
電子バリュー管理装置10の払戻管理部103が、当該払戻金額が投票金額より大きいと判定した場合、ステップS115へ進む。そうでない場合(すなわち、電子バリュー管理装置10の払戻管理部103が、当該払戻金額が投票金額以下であると判定した場合)、ステップS116へ進む。
(ステップS115)電子バリュー管理装置10の払戻管理部103は、的中払戻金に相当する払戻金額を、換金可能バリュー残高に加算する。以上で、本フローチャートの処理が終了する。
(ステップS116)電子バリュー管理装置10の払戻管理部103は、的中払戻金に相当する払戻金額から投票金額を差し引いた差額を、換金可能バリュー残高に加算する。その後、ステップS117へ進む。
(ステップS117)電子バリュー管理装置10の払戻管理部103は、投票金額を換金不可バリュー残高に加算する。
以上で、本フローチャートの処理が終了する。
以上、説明したように、本実施形態における電子バリュー管理装置10は、ユーザの継続的な参加を促しつつ、電子バリューを用いた不正行為を防止することができる。
電子バリュー管理装置10は、現金への換金が不可能であり、投票用に用いられる換金不可バリューを管理することができるため、上述したように、公営競技の主催者は、ウォレットに入金したユーザに対して積極的な投票を促すことができ、投票件数の増加による売上金額の拡大や、ユーザの定着化によるユーザ数の拡大などを図ることができる。また、電子バリュー管理装置10が、当該換金不可バリューを管理することできるため、公営競技の主催者は、入金した電子バリューを投票に使わないまま現金へ換金することによるユーザの不正行為(マネーロンダリング)の防止を図ることができる。
また、本実施形態における電子バリュー管理装置10が、現金への換金が可能である換金可能バリューを管理することができるため、上述したように、公営競技の主催者は、例えば、ユーザが、投票によって払い戻された換金可能バリューを、再び投票するために換金不可バリューに変換した場合には、ユーザの継続的な投票に対して特典(インセンティブ)付与を行うような施策を実施することができる。これにより、公営競技の主催者は、投票件数の増加による売上金額の拡大や、ユーザの定着化によるユーザ数の拡大などを図ることができる。公営競技の主催者は、例えば、ユーザに対して、換金可能バリューから換金不可バリューへ変換された金額等に応じて換金不可バリューを付与するなどのインセンティブ付与を行うような施策を実施することができる。
以上、この発明の実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
なお、上述した実施形態における電子バリュー管理装置10の一部又は全部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、電子バリュー管理装置10に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信回線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態における電子バリュー管理装置10を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。電子バリュー管理装置10の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1・・・電子バリュー管理システム、10・・・電子バリュー管理装置、20・・・電子バリュー流通サーバ、25・・・プリペイドカード、30・・・ユーザ端末、40・・・投票サーバ、50・・・金融機関サーバ、60・・・送金サーバ、100・・・記憶部、101・・・入金処理部、102・・・投票管理部、103・・・払戻管理部、104・・・特典管理部、1000・・・電子バリュー情報

Claims (10)

  1. ユーザごと、または前記ユーザの使用端末ごとに、換金可能な電子バリューを示す換金可能バリューの残高と、換金不可能な前記電子バリューを示す換金不可バリューの残高と、が対応付けられた電子バリュー情報を記憶する記憶部と、
    前記ユーザによって入金された入金金額を示す入金情報を取得し、前記入金金額を前記換金不可バリューの残高に加算する入金処理部と、
    前記ユーザよる投票の投票金額を示す投票金額情報を取得し、前記投票金額を前記換金不可バリューの残高から減算する投票管理部と、
    前記投票に対する払戻金額を示す払戻金額情報を取得し、前記払戻金額を、前記換金可能バリューの残高および前記換金不可バリューの残高のうち少なくとも一方に加算する払戻管理部と、
    を備えることを特徴とする電子バリュー管理装置。
  2. 前記払戻管理部は、前記払戻金額の少なくとも一部を前記換金可能バリューの残高に加算する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子バリュー管理装置。
  3. 前記払戻管理部は、前記払戻金額が前記投票金額より大きい場合、前記払戻金額と前記投票金額との差額を前記換金可能バリューの残高に加算し、かつ前記投票金額を前記換金不可バリューの残高に加算し、前記払戻金額が前記投票金額以下である場合、前記払戻金額を前記換金不可バリューの残高に加算する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子バリュー管理装置。
  4. 前記投票管理部は、前記投票金額が前記換金不可バリューの残高より大きい場合、前記投票金額と前記換金不可バリューの残高との差額を前記換金可能バリューの残高から減算し、前記差額を前記換金不可バリューの残高に加算する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の電子バリュー管理装置。
  5. 前記記憶部は、前記ユーザごと、または前記ユーザの使用端末ごとに、前記換金可能バリューの残高と、前記換金不可バリューの残高と、前記換金可能バリューの残高を減算した場合における減算した金額の累積値を示すリチャージ総額と、が対応付けられた前記電子バリュー情報を記憶し、
    前記投票管理部は、前記投票によって前記換金可能バリューの残高を減算した場合、減算した前記金額を前記リチャージ総額に加算する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の電子バリュー管理装置。
  6. 前記リチャージ総額に応じて予め定められた金額を前記換金不可バリューの残高に加算する特典管理部、
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の電子バリュー管理装置。
  7. 前記記憶部は、前記ユーザごと、または前記ユーザの使用端末ごとに、前記換金可能バリューの残高と、前記換金不可バリューの残高と、前記換金可能バリューの残高を減算した回数を示すリチャージ回数と、が対応付けられた前記電子バリュー情報を記憶し、
    前記投票管理部は、前記投票によって前記換金可能バリューの残高を減算した場合、前記リチャージ回数に対し1を加算する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の電子バリュー管理装置。
  8. 前記リチャージ回数に応じて予め定められた金額を前記換金不可バリューの残高に加算する特典管理部、
    を備えることを特徴とする請求項7に記載の電子バリュー管理装置。
  9. コンピュータによる電子バリュー管理方法であって、
    記憶部が、ユーザごと、または前記ユーザの使用端末ごとに、換金可能な電子バリューを示す換金可能バリューの残高と、換金不可能な前記電子バリューを示す換金不可バリューの残高と、が対応付けられた電子バリュー情報を記憶する記憶ステップと、
    入金処理部が、前記ユーザによって入金された入金金額を示す入金情報を取得し、前記入金金額を前記換金不可バリューの残高に加算する入金処理ステップと、
    投票管理部が、前記ユーザよる投票の投票金額を示す投票金額情報を取得し、前記投票金額を前記換金不可バリューの残高から減算する投票管理ステップと、
    払戻管理部が、前記投票に対する払戻金額を示す払戻金額情報を取得し、前記払戻金額を、前記換金可能バリューの残高および前記換金不可バリューの残高のうち少なくとも一方に加算する払戻管理ステップと、
    を有することを特徴とする電子バリュー管理方法。
  10. コンピュータに、
    ユーザごと、または前記ユーザの使用端末ごとに、換金可能な電子バリューを示す換金可能バリューの残高と、換金不可能な前記電子バリューを示す換金不可バリューの残高と、が対応付けられた電子バリュー情報を記憶する記憶ステップと、
    前記ユーザによって入金された入金金額を示す入金情報を取得し、前記入金金額を前記換金不可バリューの残高に加算する入金処理ステップと、
    前記ユーザよる投票の投票金額を示す投票金額情報を取得し、前記投票金額を前記換金不可バリューの残高から減算する投票管理ステップと、
    前記投票に対する払戻金額を示す払戻金額情報を取得し、前記払戻金額を、前記換金可能バリューの残高および前記換金不可バリューの残高のうち少なくとも一方に加算する払戻管理ステップと、
    を実行させるための電子バリュー管理プログラム。
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