JP6782426B2 - 映像提示システム - Google Patents

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Description

本発明は、映像提示システムに関する。
非特許文献1は、大画面ハーフミラーフィルム(以下、単に「ハーフミラー」と言う場合もある。)を用いた映像提示システムを開示する。このシステムでは、ユーザの前方に、床面スクリーンおよびハーフミラーが配置される。床面スクリーンは、床の上に水平に配置される。ハーフミラーは、床面スクリーン上方のユーザの正面に配置され、一般的にハーフミラー背面はユーザがいる場所に比べて照明が暗く設定されている。ハーフミラーは、ユーザに近づくにつれて床面スクリーンからの距離が大きくなるように、床面スクリーンに対して45度傾斜している。
上記の構成において、プロジェクタから映像を床面スクリーンに投影すると、床面スクリーンに投影された映像がハーフミラーに入射し、入射角度に等しい反射角度で反射して、ユーザに虚像として提示される。上述のようにハーフミラーが45度傾斜しているので、ユーザからすると、ハーフミラーを挟んでユーザとは反対側に位置する前方の空間に、映像の虚像が浮かび上がるように見える。このようにユーザの前方の空間(以下、「前方空間」という場合もある)に虚像を合成することで、虚像に示される対象物があたかもユーザの前方に存在しているような映像をユーザに提示することができる。
村瀬香緒里、小木哲朗、齋藤康太、小山尚英「大画面ハーフミラーによる没入型拡張現実環境の構築とオクルージョン表現」、[online]、日本バーチャルリアリティ学会論文誌、Vol.13、No.2、pp.141-150、2008.6、[平成28年7月15日検索]、インターネット〈URL: http://lab.sdm.keio.ac.jp/ogi/papers/TVRSJ2008-murase.pdf〉
前方空間に虚像を合成した映像をユーザに提示する技術を、テレビ電話などに用いることが考えられる。たとえば、前方空間に対話相手の虚像を合成した映像を提示することで、対話相手が目の前にいるような状況での対話コミュニケーションを実現できる可能性がある。
非特許文献1に開示されたシステムでは、ハーフミラーを45度傾けた状態でユーザの前方に配置するため、ユーザの前方に大きなスペースが必要になり、システムが大型化する。このようにシステムが大型化すると、たとえば、ユーザからハーフミラーを挟んでユーザとは反対側に位置する空間までの距離、つまりユーザと前方空間に合成された対話相手の虚像との距離が大きくなってしまう。この距離が大きくなると、対話相手がすぐ目の前にいるような状況での対話コミュニケーションを実現することは困難になる。したがって、小型化等を含めたよりシンプルな構成のシステムが望まれる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、従来よりもシンプルな構成で前方空間に虚像を合成した映像を提示することが可能な映像提示システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る映像提示システムは、ユーザの前方空間に虚像を合成した映像をユーザに提示する映像提示システムであって、特定波長の光で構成される映像を入射角度とは異なる角度で反射し、特定波長の光以外の光を透過するホログラムミラーと、映像をホログラムミラーに向かって表示するスクリーンと、を備え、ホログラムミラーは、ユーザに対向するように設けられた状態で、ユーザが、ホログラムミラーを挟んでユーザとは反対側の位置に映像の虚像を視認できるように、スクリーンからの映像を反射する。
上記の映像提示システムでは、特定波長の光で構成される映像を入射角度とは異なる角度で反射し、特定波長の光以外の光を透過するホログラムミラーと、映像をホログラムミラーに向かって表示するスクリーンとが用いられる。ホログラムミラーが特定波長の光以外の光を透過するので、ユーザは、ホログラムミラーを挟んでユーザとは反対側に位置する前方空間を視認し得る。一方で、ホログラムミラーは、ユーザに対向するように設けられた状態で、ユーザが、ホログラムミラーを挟んでユーザとは反対側の位置に映像の虚像を視認できるように、スクリーンからの映像を反射する。このため、上述の前方空間に映像の虚像を合成し、当該虚像(つまり映像の対象物)があたかもユーザの前方に存在しているような映像を、ユーザに提示することができる。ここで、ホログラムミラーがユーザに対向するように設けられた状態では、非特許文献1のようにハーフミラーを45度傾けた状態でユーザの前方に配置した状態と比較して、ユーザの前方のスペースが小さくなる。非特許文献1のようにハーフミラーを45度傾けた状態に維持する必要もない。したがって、上記の映像提示システムによれば、従来よりもシンプルな構成で前方空間に虚像を合成した映像を提示することが可能になる。たとえばユーザの前方のスペースが小さくなる分、テレビ電話などにおいて、対話相手がすぐ目の前にいるような状況での対話コミュニケーションを実現することもできる。
映像提示システムは、ユーザ側の位置からホログラムミラーを撮影するカメラを更に備え、カメラは、ホログラムミラーを挟んでカメラとは反対側の位置にユーザの虚像を撮影できるように配置されてもよい。これにより、ユーザの正面の姿をカメラで撮影することができる。たとえば、テレビ電話などにおいて、上記のカメラによって撮影されたユーザの正面の姿が同様の映像提示システムを利用している対話相手に映像として提示されることで、提示される映像におけるユーザの目線が、対話相手を正面から見たときと同じような目線になる。ユーザから見た対話相手の目線についても同様である。その結果、ユーザと対話相手との間で、目線によるコミュニケーション(アイコンタクト)も可能になる。
スクリーンは、映像をホログラムミラーに向かって表示する第1の状態と、映像を表示することなく光を透過させる第2の状態との2つの状態が交互に切り替わるように構成され、カメラは、スクリーンを挟んでホログラムミラーとは反対側に配置されていてもよい。これにより、スクリーンの状態が第1の状態のときには、映像をユーザに提示することができる。また、スクリーンの状態が第2の状態のときには、スクリーンを通して、カメラでユーザの虚像を撮影することができる。ここで、カメラは、ホログラムミラーとはスクリーンを挟んで反対側に配置されている。この場合、ホログラムミラーから見て、スクリーンおよびカメラが同じ方向に位置するので、スクリーンからの映像の虚像をユーザが正面で視認できるようにすることの精度の向上と、ユーザの虚像をカメラが正面で撮影できるようにすることの精度の向上とを両立できる。
映像提示システムは、スクリーンを挟んでホログラムミラーとは反対側に配置されたミラーを更に備え、カメラは、ミラーによる反射を利用してホログラムミラーを撮影できるように配置されてもよい。あるいは、映像提示システムは、ホログラムミラーとスクリーンとの間に配置されたハーフミラーを更に備え、カメラは、ハーフミラーによる反射を利用してホログラムミラーを撮影できるように配置されてもよい。このようにミラーまたはハーフミラーの反射を利用することによって、カメラの配置の自由度を高めることができる。
あるいは、映像提示システムは、ユーザから見てホログラムミラーの背後に配置されたカメラを更に備え、カメラは、ホログラムミラーを介してユーザを撮影してもよい。この場合も、ユーザの正面の姿をカメラで撮影することができる。
本発明によると、従来よりもシンプルな構成で前方空間に虚像を合成した映像を提示することが可能になる。
映像提示システムの構成を示す図である。 映像提示システムのブロック図である。 像提示システムの構成の別の例を示す図である。 映像提示システムの構成の別の例を示す図である。 映像提示システムの構成の別の例を示す図である。 映像提示システムの構成の別の例を示す図である。 映像提示システムの別の例のブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、実施形態に係る映像提示システムの構成を示す図である。映像提示システム1は、ユーザUの前方の空間(前方空間)に虚像を合成した映像をユーザUに提示するシステムであり、たとえば対話コミュニケーションに用いられる。対話コミュニケーションの例は、テレビ電話である。図1には、ユーザUが映像提示システム1を利用して、対話相手D(図にはその虚像Diが示される)と対話コミュニケーションを行う様子が示される。
映像提示システム1は、ホログラムミラー10と、スクリーン20と、カメラ30と、プロジェクタ40と、マイク50と、スピーカ60と、制御装置70とを含む。
ホログラムミラー10は、たとえばシート形状のホログラム材料に対して露光を行うことによって作られる。ホログラム材料をレンズやミラー等の光学系として用いたものを、一般的にはホログラム光学素子(HOE:Holographic Optical Element)と呼ぶ。HOEの材質(ホログラム材料)の例は、フォトポリマーである。HOEの露光は、レーザのようなコヒーレントな光を、HOEの両面にそれぞれ異なる角度で照射することによって行われる。このようにして得られたホログラムミラー10は、次に説明する波面再現性および波長選択性の2つの特性を有する。
波面再現性とは、露光時の光の経路を再現する、という特性である。露光時の光の経路は、上述のHOEの両面にそれぞれ照射された光の経路を合わせた経路である。波面再現性を有するホログラムミラー10は、露光時の光の経路に沿って光を屈折・反射するレンズとしての機能を有する。露光時の光の照射角度を調節することによって、ホログラムミラー10を、入射光を入射角度とは異なる所望の反射角度で反射するオフアクシスミラーとすることができる。
波長選択性とは、露光に用いられた光の波長と同一の波長の光のみに対して上述のレンズとしての機能を発揮し、それ以外の波長の光は透過させる、という特性である。露光に用いられる光は、複数の異なる波長の光の合波光であってよい。波長選択性を有するホログラムミラー10は、特定波長以外の波長の光は透過させるので、ユーザUは、ホログラムミラー10を挟んで反対側の前方空間を視認し得る。
以上のような波面再現性および波長選択性の2つの特性によれば、ホログラムミラー10を、たとえば、特定波長の光を入射角度とは異なる角度で反射し、特定波長以外の波長の光を透過するように構成できる。特定波長は、後述のスクリーン20が表示する映像を構成する光の波長を含むように設定される。たとえば映像がR(赤)、G(緑)、B(青)などの単色光で構成される場合には、特定波長も、その単色光の波長を含むように設定される。映像がRGBの三原色で構成される場合には、特定波長は、RGBの三原色の光の波長を含むように設定される。
スクリーン20は、ホログラムミラー10よりもユーザU側の位置から、映像をホログラムミラー10に向かって表示する。映像の例は、対話相手Dの正面の姿の映像である。スクリーン20は、たとえば略平板形状またはシート形状を有する。スクリーン20としては、プロジェクタスクリーンを用いることができる。図1に示される例では、スクリーン20は、前面投影および背面投影(リアプロジェクション)の両方が可能な透過型スクリーンである。透過型スクリーンは、たとえば透過型フィルムを用いて構成される。透明に近い(たとえば半透明の)透過型フィルムを用いることによって、プロジェクタで投影をしていない場合はスクリーン20が透過して見えるようになる。
スクリーン20には、プロジェクタ40からの映像が投影される。プロジェクタ40は、プロジェクタ40からスクリーン20までの光路上にユーザUが存在しないように配置される。投影のフレーム数は、たとえば60フレーム/秒である。プロジェクタ40は、ホログラムミラー10よりもユーザU側の位置から、スクリーン20に映像を投影する。この例では、プロジェクタ40は、スクリーン20の背面に映像を投影する。プロジェクタ40は、映像を投影する状態と、映像を投影しない状態とが交互に切り替わるように、後述の制御装置70によって制御され得る。プロジェクタ40が映像を投影する状態では、スクリーン20は、映像をホログラムミラー10に向かって表示する状態(第1の状態)となる。プロジェクタ40が映像を投影しない状態では、スクリーン20は、映像を表示することなく光を透過させる透過状態(第2の状態)となる。つまり、スクリーン20は、第1の状態と第2の状態とが交互に切り替わるように構成され得る。
カメラ30は、ホログラムミラー10よりもユーザU側の位置から、ホログラムミラー10を撮影する。撮影のフレーム数は、たとえば60フレーム/秒である。マイク50は、ホログラムミラー10よりもユーザU側の位置で、周囲の音を集音する。マイク50によって集音される音の例は、ユーザUの音声である。
スピーカ60は、ホログラムミラー10よりもユーザU側の位置から、ユーザUに向けて音を出力する。スピーカ60によって出力される音の例は、対話相手Dの音声である。
制御装置70は、映像提示システム1に含まれる各要素を制御する。制御装置70の機能については、後に図2を参照して説明する。制御装置70のハードウェア構成についても後述する。
映像提示システム1は、たとえば室内で利用することができる。図1に示される例では、ホログラムミラー10が、壁Wに設けられる。この例では、壁Wが床Fに対して垂直に延在しているので、ホログラムミラー10は、垂直に設けられることになる。壁Wは、通常の壁のように不透明な材料を用いて作られていて良い。カメラ30、プロジェクタ40、スピーカ60、マイク50および制御装置70は、床Fのうちの壁WよりもユーザU側の部分に設けられている。スクリーン20は、たとえば、固定部材(不図示)を介して床Fに設けられてよい。ユーザUは、ホログラムミラー10と対向する位置で映像提示システム1を利用し、対話相手Dとの対話を行う。換言すると、映像提示システム1は、ホログラムミラー10がユーザUに対向するように設けられた状態で利用される。
本実施形態では、ホログラムミラー10は、ユーザUが、ホログラムミラー10を挟んでユーザUとは反対側の位置に映像の虚像を視認できるように、スクリーン20からの映像を反射する(矢印AR1)。このような反射特性は、先に説明したHOEの露光時の光の照射角度を、ホログラムミラー10およびスクリーン20の位置関係に合わせて調節することによって実現できる。ホログラムミラー10はユーザUと対向するように設けられているので、ユーザUからは、ホログラムミラー10の後方の空間にスクリーン20の虚像20i(すなわち対話相手Dの虚像Di)が合成された映像が見える。
また、カメラ30は、ホログラムミラー10を挟んでカメラ30とは反対側の位置にユーザUの虚像Uiを撮影できるように配置される。ホログラムミラー10が上述のような反射特性(矢印AR1)を有していることから、カメラ30は、ホログラムミラー10からみたときにスクリーン20とほぼ同じ方向に位置するように配置される(矢印AR2)。たとえば、ホログラムミラー10からみたときに、スクリーン20およびカメラ30が並設されていてよい。スクリーン20が透過型スクリーンであれば、ホログラムミラー10からみたときにカメラ30がスクリーン20の背後に位置するようにスクリーン20およびカメラ30が重なっていてよい。この場合、カメラ30は、スクリーン20を挟んでホログラムミラー10とは反対側に配置される。先に説明したように、ホログラムミラー10はユーザUに対向するように設けられるので、カメラ30は、ユーザUの正面の姿を撮影することができる。
図2は、映像提示システムのブロック図である。図2には互いに通信が可能な2つの映像提示システムのブロック図が示される。一方の映像提示システム1はユーザUが利用し、他方の映像提示システム1は対話相手Dが利用する。
映像提示システム1に含まれるホログラムミラー10、スクリーン20、カメラ30、プロジェクタ40、マイク50およびスピーカ60については、先に図1を参照して説明したとおりである。図2には、制御装置70の詳細構成が更に示される。具体的に、制御装置70は、カメラ30、プロジェクタ40、マイク50およびスピーカ60を制御可能に構成され、その機能ブロックとして、時分割処理部72と、制御部74と、記憶部76と、通信部78とを含む。
時分割処理部72は、スクリーン20によって表示映像を表示するモード(表示モード)と、カメラ30によって撮影された映像を取り込むモード(取込モード)とを、時間的に切り替えて実行する処理(時分割処理)を行う。表示モードでは、対話相手の映像がプロジェクタ40からスクリーン20へ投影され、スクリーン20による映像の表示が行われる。ここでの対話相手は、ユーザUが利用する映像提示システム1では対話相手Dであり、対話相手Dが利用する映像提示システム1ではユーザUである。表示モードでは、スクリーン20が上述の第1の状態(映像をホログラムミラー10に向かって表示する状態)となる。カメラ30によって撮影された映像は、取り込まなくてもよい。取込モードでは、プロジェクタ40からスクリーン20への映像の投影が停止(中断)され、カメラ30によって撮影された映像が取り込まれる。スクリーン20は、上述の第2の状態(映像を表示することなく光を透過させる透過状態)となる。
時分割処理部72は、たとえば、1秒間を120フレームに分割し、1フレームごとに、取込モードと表示モードとを交互に実行する。この場合、時分割処理部72は、120フレームのうちの表示モードが実行される60フレームにおいて映像をスクリーン20に投影するように、プロジェクタ40を制御する。時分割処理部72は、120フレームのうちの取込モードが実行される60フレームにおいて撮影を行うようにカメラ30を制御してもよいし、全120フレームで撮影を行うようにカメラ30を制御してもよい。後者の場合、たとえば、カメラ30が撮影した120フレーム分の映像のうち取込モードが実行される60フレーム分の映像が間引いて取り込まれる。
なお、上述の時分割処理は、スクリーン20が透過型スクリーンであり、カメラ30がスクリーン20を通してホログラムミラー10を撮影する場合に実行される。すなわち、先に説明したように、カメラ30がスクリーン20を挟んでホログラムミラー10とは反対側に位置する場合には、スクリーン20に映像が表示されていると、その映像もカメラ30によって撮影されてしまう。上述の時分割処理を行うことによって、スクリーン20による映像の表示とカメラ30による撮影とのタイミングをずらすことができるので、スクリーン20に表示された映像がカメラ30によって撮影されることを防ぐことができる。一方、カメラ30がスクリーン20を通さずにホログラムミラー10を撮影できる場合、たとえばホログラムミラー10から見てスクリーン20とカメラ30とが重ならないように位置する(スクリーン20およびカメラ30が空間分割されている)場合には、スクリーン20に表示された映像がカメラ30によって撮影されてしまうことがないので、上述の時分割処理は不要である。時分割処理を行わない場合には、カメラ30によって撮影された映像がそのまま60フレーム/秒で取り込まれ、また、制御部74からの映像がそのまま60フレーム/秒でスクリーン20に表示されてよい。
制御部74は、制御装置70に含まれる各要素を制御することによって、制御装置70の全体制御を行う部分である。記憶部76は、制御装置70によって実行される処理に必要な種々の情報を記憶する部分である。たとえば、記憶部76は、制御装置70の各機能を実現するためのプログラムを記憶する。通信部78は、映像提示システム1の外部と通信を行う部分である。図2に示される例では、ユーザUが利用する映像提示システム1と、対話相手Dが利用する映像提示システム1とが、それぞれの通信部78を介して通信可能となっている。
次に、図2とともに図1も参照して、映像提示システム1の動作の概要について説明する。ユーザUが利用する映像提示システム1において、ホログラムミラー10で反射されたユーザUの姿(虚像Ui)を、カメラ30が撮影する。カメラ30によって撮影された映像は、通信部78を介して、対話相手Dが利用する映像提示システム1の通信部78に送信される。対話相手Dが利用する映像提示システム1では、通信部78によって受信された映像を、プロジェクタ40がスクリーン20に投影する。スクリーン20は、ホログラムミラー10に向かって映像を表示する。このようにして、対話相手Dは、ホログラムミラー10を挟んで対話相手Dとは反対側の空間(対話相手Dの前方空間)に、スクリーン20の映像の虚像(つまりユーザUの正面の姿)を視認することができる。
また、対話相手Dが利用する映像提示システム1において、ホログラムミラー10で反射された対話相手Dの姿(虚像Di)を、カメラ30が撮影する。カメラ30によって撮影された映像は、通信部78を介して、ユーザUが利用する映像提示システム1の通信部78に送信される。ユーザUが利用する映像提示システム1では、通信部78によって受信された映像を、プロジェクタ40がスクリーン20に投影する。スクリーン20は、ホログラムミラー10に向かって映像を表示する。このようにして、ユーザUは、ホログラムミラー10を挟んでユーザUとは反対側の空間(ユーザUの前方空間)に、スクリーン20の映像の虚像(つまり対話相手Dの正面の姿)を視認することができる。
また、ユーザUが利用する映像提示システム1において、マイク50が、ユーザUの音声を集音する。マイク50によって集音された音は、通信部78を介して、対話相手Dが利用する映像提示システム1の通信部78に送信される。対話相手Dが利用する映像提示システム1では、通信部78によって受信された音を、スピーカ60が出力する。このようにして、対話相手Dは、ユーザUの音声を聞くことができる。
また、対話相手Dが利用する映像提示システム1において、マイク50が、対話相手Dの音声を集音する。マイク50によって集音された音は、通信部78を介して、ユーザUが利用する映像提示システム1の通信部78に送信される。ユーザUが利用する映像提示システム1では、通信部78によって受信された音を、スピーカ60が出力する。このようにして、ユーザUは、対話相手Dの音声を聞くことができる。
以上のように、ユーザUおよび対話相手Dがそれぞれ利用する映像提示システム1間で、両者の映像および音声を送受信することで、ユーザUと対話相手Dとの対話コミュニケーションが行われる。
映像提示システム1の作用効果について説明する。映像提示システム1では、特定波長の光(たとえばRGBの三原色の光)で構成される映像を入射角度とは異なる角度で反射し、特定波長の光以外の光を透過するホログラムミラー10と、映像をホログラムミラー10に向かって表示するスクリーン20とが用いられる。ホログラムミラー10が特定波長の光以外の光を透過するので、ユーザUは、ホログラムミラー10を挟んでユーザUとは反対側に位置する前方空間を視認し得る。一方で、ホログラムミラー10は、ユーザに対向するように設けられた状態で、ユーザUが、ホログラムミラー10を挟んでユーザUとは反対側の位置に映像の虚像、つまり対話相手Dの姿を視認できるように、スクリーン20からの映像を反射する。このため、上述の前方空間に映像の虚像を合成し、当該虚像(つまり対話相手D)があたかもユーザUの前方に存在しているような映像を、ユーザUに提示することができる。
ここで、ホログラムミラー10がユーザUに対向するように設けられた状態では、非特許文献1のようにハーフミラーを45度傾けた状態でユーザの前方に配置した状態と比較して、ユーザUの前方のスペースが小さくなる。非特許文献1のようにハーフミラーを45度傾けた状態に維持する必要もない。したがって、映像提示システム1によれば、従来よりもシンプルな構成で前方空間に虚像を合成した映像を提示することが可能になる。たとえばユーザUの前方のスペースが小さくなる分、テレビ電話などにおいて、対話相手Dがすぐ目の前にいるような状況での対話コミュニケーションを実現することもできる。
また、映像提示システム1は、ユーザU側の位置からホログラムミラー10を撮影するカメラ30を更に備え、カメラ30は、ホログラムミラー10を挟んでカメラ30とは反対側の位置にユーザUの虚像を撮影できるように配置されている。これにより、ユーザUの正面の姿をカメラで撮影することができる。たとえば、テレビ電話などにおいて、カメラ30によって撮影されたユーザUの正面の姿が、同じ映像提示システム1を利用している対話相手Dに映像として提示されることで、提示される映像におけるユーザUの目線が、対話相手Dを正面から見たときと同じような目線になる。ユーザUから見た対話相手Dの目線についても同様である。その結果、ユーザUと対話相手Dとの間で、目線によるコミュニケーション(アイコンタクト)も可能になる。
また、スクリーン20が透過型スクリーンの場合、スクリーン20は、映像をホログラムミラー10に向かって表示する第1の状態と、映像を表示することなく光を透過させる第2の状態との2つの状態が交互に切り替わるように構成され、カメラ30は、スクリーン20を挟んでホログラムミラー10とは反対側に配置されてよい。これにより、スクリーン20の状態が第1の状態のときには、映像(対話相手Dの虚像Di)をユーザUに提示することができる。また、スクリーン20の状態が第2の状態のときには、スクリーン20を通して、カメラ30でユーザUの虚像Uiを撮影することができる。この場合、ホログラムミラー10から見て、スクリーン20およびカメラ30が同じ方向に位置するので、スクリーン20からの映像の虚像(対話相手Dの姿)をユーザUが正面で視認できるようにすれば、カメラ30も、ユーザUの虚像Uiを正面で撮影できるようになる。よって、スクリーン20からの映像の虚像をユーザUが正面で視認できるようにすることの精度の向上と、ユーザUの虚像Uiをカメラ30が正面で撮影できるようにすることの精度の向上とを両立できる。
また、映像提示システム1では、ホログラムミラー10以外の構成要素、つまり、スクリーン20、カメラ30、プロジェクタ40、マイク50、スピーカ60および制御装置70をすべてホログラムミラー10よりもユーザU側に配置することができる。これにより、ホログラムミラー10の後方(ユーザUとは反対側)のスペースが不要になるので、この点でも、システム構成をシンプルなものにすることができる。
また、スクリーン20を床Fに設けることによって、スクリーン20がユーザUに視認されにくくなる。プロジェクタ40は、プロジェクタ40からスクリーン20までの光路上にユーザUが存在しないように配置される。これにより、ユーザUは、スクリーン20に投影される映像を意識せずに、前方空間に合成された対話相手Dの映像を見ることができるので、実際に対話相手Dと対面しているような感覚で、対話相手Dと対話を行うことができる。
実施形態に係る映像提示システムは、図1および図2に示される構成に限定されない。スクリーンに映像を投影し、ホログラムミラーを挟んでユーザと反対側の前方空間に虚像を合成し、また、カメラがユーザの正面の虚像を正面で撮影する、という原則が成立する範囲において、種々の構成が採用され得る。いくつかの例を、以下、図3から図6を参照して説明する。
図3に示される映像提示システム1Aは、映像提示システム1(図1)と比較して、プロジェクタ40の位置において相違する。プロジェクタ40は、スクリーン20の前面(ホログラムミラー10側の面)に映像を投影するように、スクリーン20よりもホログラムミラー10側に配置される。この例では、プロジェクタ40は、壁Wのうちのホログラムミラー10よりも下方の部分に取り付けられる。映像提示システム1Aによれば、たとえば、プロジェクタ40をスクリーン20よりもホログラムミラー10側に配置することができるという点で、プロジェクタ40の配置の自由度を高めることができる。
図4に示される映像提示システム1Bは、映像提示システム1A(図3)と比較して、ミラー32を更に含む点、およびカメラ30の位置において相違する。ミラー32は、スクリーン20を挟んでホログラムミラー10とは反対側に配置される。カメラ30は、ミラー32による反射を利用してホログラムミラー10を撮影できるように配置される(矢印AR3)。図4に示される例では、ミラー32の反射面が壁Wの対向するように、ミラー32が床F上に垂直に設けられる。カメラ30は、ミラー32の反射面(スクリーン20側の面)を撮影できるように、床F上に設けられる。ただし、ミラー32およびカメラ30の位置は、図4に示される例に限定されない。映像提示システム1Bによれば、カメラ30がミラー32の反射を利用するので、その分、カメラ30の配置の自由度を高めることができる。
図5に示される映像提示システム1Cは、映像提示システム1(図1)と比較して、スクリーン20に代えてスクリーン20Aを含む点、ハーフミラー34を更に含む点、およびカメラ30の位置において相違する。スクリーン20Aは、非透過型プロジェクタスクリーンである。スクリーン20Aの形状は、スクリーン20と同様であってよい。ハーフミラー34は、ホログラムミラー10とスクリーン20との間に配置される。ハーフミラー34は、例えば透過率と反射率とが等しくなるように構成されている。カメラ30は、ハーフミラー34による反射を利用してホログラムミラー10を撮影できるように配置される(矢印AR4)。図5に示される例では、ハーフミラー34は、スクリーン20Aと対向するように設けられる。ハーフミラー34は、スクリーン20Aと同様に、固定部材(不図示)を介して床Fに設けられてよい。ただし、ハーフミラー34およびカメラ30の位置は、図5に示される例に限定されない。映像提示システム1Cによれば、カメラ30がハーフミラー34の反射を利用するので、その分、カメラ30の配置の自由度を高めることができる。
図6に示される映像提示システム1Dは、映像提示システム1B(図4)と比較して、ホログラムミラー10に代えてホログラムミラー10Dを含む点、およびスクリーン20、カメラ30、ミラー32の位置において相違する。映像提示システム1Dでは、スクリーン20およびミラー32は、床Fに対して平行に設けられる。ホログラムミラー10Dは、ホログラムミラー10と同様に壁Wに設けられ、ユーザUが、ホログラムミラー10を挟んでユーザUとは反対側の位置に映像の虚像を視認できるように、スクリーン20からの映像を反射する(矢印AR5)。カメラ30は、スクリーン20を介してミラー32の反射面を撮影できるように、天井Sに設けられる(矢印AR6)。天井Sは、床Fと対向するように、壁Wに対して垂直に延在している。映像提示システム1Dによっても、映像提示システム1B(図4)と同様に、カメラ30がミラー32の反射を利用するので、その分、カメラ30の配置の自由度を高めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
たとえば、上記実施形態では、図2に示されるようにユーザUおよび対話相手Dがいずれも映像提示システム1を利用することによって対話コミュニケーションを行う例を説明したが、対話相手Dは、映像提示システム1とは別のシステムを利用してもよい。図7に示される例では、対話相手Dは、既存のテレビ電話システム90を利用する。テレビ電話システム90は、通信部97を用いて映像提示システム1(の通信部78)と通信が可能である。テレビ電話システム90では、制御部95の制御のもと、ディスプレイ等の表示装置で構成される表示部91が、映像提示システム1から送信されたユーザUの映像を表示する。カメラ92が、対話相手Dの映像を撮影し、その映像を、通信部97が映像提示システム1に送信する。スピーカ93が、映像提示システム1から送信されたユーザUの音声を出力する。マイク94が、対話相手Dの音声を集音し、その音を、通信部97が映像提示システム1に送信する。記憶部96は、制御部95によって実行される処理に必要な種々の情報を記憶する。
図7に示される構成においても、映像提示システム1と、テレビ電話システム90との間で、ユーザUおよび対話相手Dの映像および音声を送受信することができるので、ユーザUとの対話相手Dとの対話コミュニケーションを行うことができる。
また、上記実施形態では、透過型スクリーンであるスクリーン20、または、非透過型スクリーンであるスクリーン20Aを用いた例について説明した。それら以外にも、透過状態と非透過状態とを切り替え可能なスクリーンが用いられてよい。そのようなスクリーンの例は、液晶スクリーンである。液晶スクリーンは、電圧を印加しない状態(OFF状態)では不透明となり、非透過型スクリーンとして機能する。液晶スクリーンは、電圧を印加した状態(ON状態)には、透明になる。OFF時の液晶スクリーンの透過度(透過率)は、透過型スクリーンであるスクリーン20の透過度よりも低くすることができる。ON時の液晶スクリーンの透過度は、スクリーン20の透過度よりも高く、ヘイズを低くすることができる。そのため、たとえば先に図1を参照して説明したように、プロジェクタからスクリーンに映像を投影して表示する場合には、液晶スクリーンをOFF状態で用いることで、高輝度投影が可能になる。また、カメラがスクリーンを介してホログラムミラーを撮影する場合には、液晶スクリーンをON状態で用いることで、高透過・低ヘイズ撮影が可能になる。
また、上記実施形態では、壁Wが不透明な材料を用いて作られ得る場合について説明したが、壁Wは、ガラスなどの透明な材料で作られていてもよい。この場合、カメラ30の撮影対象にカメラ30とはホログラムミラー10を挟んで反対側の空間(つまり撮影を意図していない空間)が含まれないように、たとえば、カメラ30が撮影可能な光の波長を反射する(透過させない)ような波長選択性を、ホログラムミラー10に持たせるとよい。なお、ホログラムミラー10は、ユーザUの前方に配置できればよく、ホログラムミラー10を壁Wに設けることは必須ではない。なお、ホログラムミラー10と壁Wの間にカメラ30を入れるスペースがある場合は、上記記述とは逆で、カメラ30が撮影可能な光の波長を透過する(反射させない)ような波長選択性をホログラムミラー10に持たせても良い。この場合、対話相手Dの投影映像はホログラムミラー10で反射して虚像としてユーザUに視認されるが、ユーザUを撮影した映像はホログラムミラー10を透過し、ホログラムミラー10の背面に設置されているカメラ30で直接撮影される。つまり、カメラ30は、ユーザUから見てホログラムミラー10の背後に配置されていてもよく、その場合、カメラ30は、ホログラムミラー10を介してユーザUを(正面から)撮影する。
なお、先に図2を参照して説明した制御装置70のブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、制御装置70は、本実施形態に係る映像提示システムによる映像の提示に必要な処理を行うコンピュータとして機能してもよい。制御装置70は、物理的には、プロセッサ、メモリ、ストレージ、通信装置、入力装置、出力装置、バスなどを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。制御装置70のハードウェア構成は、上述の各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
制御装置70における各機能は、プロセッサ、メモリなどのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサが演算を行い、通信装置による通信や、メモリ及びストレージにおけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサは、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサは、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central ProcessingUnit)で構成されてもよい。例えば、上述の制御部74は、プロセッサで実現されてもよい。
また、プロセッサは、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ及び/又は通信装置からメモリに読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、制御部74は、メモリに格納され、プロセッサで動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサで実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサにより同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサは、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(ErasableProgrammable ROM)、EEPROM(Electrically ErasableProgrammable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリは、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリは、実施形態に係る映像提示システムによる映像の提示を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージは、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ及び/又はストレージを含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述の通信部78は、通信装置で実現されてもよい。
入力装置は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置及び出力装置は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサやメモリなどの各装置は、情報を通信するためのバスで接続される。バスは、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、制御装置70は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(ApplicationSpecific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサは、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
以上の説明において、当業者にとっては、本実施形態が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本実施形態は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本実施形態に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(UplinkControl Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(RadioResource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(SystemInformation Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRCConnection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
情報等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
本明細書で「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した場合においては、その要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
「含む(including)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書において、文脈または技術的に明らかに1つのみしか存在しない装置である場合以外は、複数の装置をも含むものとする。
1、1A、1B、1C、1D…映像提示システム、10、10D…ホログラムミラー、20、20A…スクリーン、30…カメラ、40…プロジェクタ、50…マイク、60…スピーカ、70…制御装置、72…時分割処理部、74…制御部、76…記憶部、78…通信部。

Claims (4)

  1. ユーザの前方空間に虚像を合成した映像をユーザに提示する映像提示システムであって、
    特定波長の光で構成される映像を入射角度とは異なる角度で反射し、特定波長の光以外の光を透過するホログラムミラーと、
    前記映像を前記ホログラムミラーに向かって表示するスクリーンと、
    前記ユーザ側の位置から前記ホログラムミラーを撮影するカメラと、
    を備え、
    前記ホログラムミラーは、ユーザに対向するように設けられた状態で、前記ユーザが、前記ホログラムミラーを挟んで前記ユーザとは反対側の位置に対話相手の前記映像の虚像を視認できるように、前記スクリーンからの前記映像を反射
    前記カメラは、前記ホログラムミラーを挟んで前記カメラとは反対側の位置に前記ユーザの虚像を撮影できるように配置される、
    映像提示システム。
  2. 前記スクリーンは、前記映像を前記ホログラムミラーに向かって表示する第1の状態と、前記映像を表示することなく光を透過させる第2の状態との2つの状態が交互に切り替わるように構成され、
    前記カメラは、前記スクリーンを挟んで前記ホログラムミラーとは反対側に配置される、
    請求項に記載の映像提示システム。
  3. 前記スクリーンを挟んで前記ホログラムミラーとは反対側に配置されたミラーを更に備え、
    前記カメラは、前記ミラーによる反射を利用して前記ホログラムミラーを撮影できるように配置されている、
    請求項に記載の映像提示システム。
  4. 前記ホログラムミラーと前記スクリーンとの間に配置されたハーフミラーを更に備え、
    前記カメラは、前記ハーフミラーによる反射を利用して前記ホログラムミラーを撮影できるように配置される、
    請求項に記載の映像提示システム。
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