JP6780233B2 - オーステナイト系耐熱合金およびその製造方法 - Google Patents
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C:0.02〜0.15%、
Si:2.0%以下、
Mn:3.0%以下、
Cr:28.0〜38.0%以下、
Ni:40.0〜60.0%、
W:3.0〜15.0%、
Ti:0.05〜1.0%、
Zr:0.005〜0.20%、
Al:0.01〜0.30%、
B:0.05%以下、
Ca:0〜0.05%、
Mg:0〜0.05%、
REM:0〜0.05%、
残部:Feおよび不純物であり、
不純物中のP、SおよびNは、
P:0.03%以下、
S:0.01%以下、
N:0.02%以下である、オーステナイト系耐熱合金であって、
前記オーステナイト系耐熱合金の任意断面における金属組織が、700℃で1000時間保持した後において、下記(i)式を満足する、オーステナイト系耐熱合金。
F≧0.12 ・・・(i)
但し、上記(i)式中のFは、下記(ii)式で定義される値(μm−2)である。
F=D×P ・・・(ii)
上記(ii)式中の各記号の意味は以下に示すとおりである。
D:アスペクト比が3以上の析出物の個数密度(μm−2)
P:アスペクト比が3以上の析出物が占める面積比率
Ca:0.0005〜0.05%、
Mg:0.0005〜0.05%、および
REM:0.0005〜0.05%、
から選択される1種以上を含有する、上記(1)に記載のオーステナイト系耐熱合金。
C:0.02〜0.15%、
Si:2.0%以下、
Mn:3.0%以下、
Cr:28.0〜38.0%以下、
Ni:40.0〜60.0%、
W:3.0〜15.0%、
Ti:0.05〜1.0%、
Zr:0.005〜0.20%、
Al:0.01〜0.30%、
B:0.05%以下、
Ca:0〜0.05%、
Mg:0〜0.05%、
REM:0〜0.05%、
残部:Feおよび不純物であり、
不純物中のP、SおよびNは、
P:0.03%以下、
S:0.01%以下、
N:0.02%以下である化学組成を有する合金に対して、
下記の工程(A)〜(D)に示す処理を順次施す、オーステナイト系耐熱合金の製造方法。
工程(A):熱間または冷間による最終加工前に少なくとも1回、1050〜1250℃の範囲の温度まで加熱する。
工程(B):熱間または冷間により、断面減少率が10%以上となる条件で、最終加工を行う。
工程(C):1100〜1250℃の範囲の温度まで加熱した後、冷却する熱処理を行う。
工程(D):下記条件のうち少なくとも1つを満たす条件で加熱保持した後、冷却する熱処理を行う。
(条件1):640℃以上650℃未満、800〜1000時間
(条件2):650℃以上660℃未満、500〜1000時間
(条件3):660℃以上680℃未満、200〜1000時間
(条件4):680℃以上690℃未満、200〜800時間
Ca:0.0005〜0.05%、
Mg:0.0005〜0.05%、および
REM:0.0005〜0.05%、
から選択される1種以上を含有する、上記(3)に記載のオーステナイト系耐熱合金の製造方法。
各元素の限定理由は下記のとおりである。なお、以下の説明において含有量についての「%」は、「質量%」を意味する。
Cは炭化物を形成することによって、高温環境下で使用される際に必要となる引張強度およびクリープ破断強度を確保する作用を有する元素である。このような効果を発揮させるためには、C含有量を0.02%以上とする必要がある。しかしながら、0.15%を超えて含有させても固溶化熱処理時の未固溶炭化物の量が増加するだけであり、高温強度の向上には寄与しなくなり、さらに、靭性等の他の機械的性質および溶接性を劣化させる。したがって、C含有量は0.02〜0.15%とする。C含有量は0.03%以上であるのが好ましく、0.05%以上であるのがより好ましい。また、C含有量は0.13%以下であるのが好ましく、0.12%以下であるのがより好ましい。
Siは脱酸元素として含有される。また、Siは耐酸化性、耐水蒸気酸化性等を高めるためにも有効な元素である。しかしながら、Si含有量が過剰になり、2.0%を超えるとσ相等の金属間化合物の生成が促進されるため、高温における組織の安定性が劣化して靭性および延性が低下するだけでなく、溶接性および熱間加工性も低下する。したがって、Si含有量は2.0%以下とする。靭性および延性を重視する場合には、Si含有量は1.0%以下とするのが好ましい。なお、脱酸作用、耐酸化性、耐水蒸気性酸化性等を重視する場合には、Si含有量を0.05%以上とするのが好ましく、0.1%以上とするのがより好ましい。
MnはSiと同様に脱酸作用を有するとともに、合金中に不可避的に含有されるSを粒化物として固定して熱間加工性を改善する作用を有する元素である。しかしながら、Mn含有量が3.0%を超えると、σ相等の金属間化合物の生成が促進されるため、組織安定性および高温強度等の機械的性質が劣化する。したがって、Mn含有量は3.0%以下とする。Mn含有量は2.0%とするのが好ましく、1.5%以下とするのがより好ましい。なお、熱間加工性の改善作用を重視する場合には、Mn含有量を0.1%以上とするのが好ましく、0.2%以上とするのがより好ましい。
Crは耐酸化性、耐水蒸気酸化性、耐高温腐食性等の耐食性改善作用を有する元素である。さらに、Crは本発明において、α−Cr相として析出してクリープ破断強度を高めるのに必須の元素である。しかしながら、Cr含有量が28.0%未満ではこれらの効果は得られない。一方、Cr含有量が過剰になり、38.0%を超えると熱間加工性が劣化し、さらに、σ相の析出などによる組織の不安定化を招く。したがって、Cr含有量は28.0〜38.0%とする。30.0%を超える量のCrを含有させることが好ましい。
Niは安定なオーステナイト組織を確保するために必須の元素である。28.0〜38.0%のCrを含有する本発明において、σ相の析出を抑制するとともにα−Cr相を安定的に析出させるためには、Ni含有量を40.0%以上とする必要がある。一方、Ni含有量が60.0%を超えると、Cr含有量によってはα−Cr相が十分に析出せず、さらに製造コストの増大が起こる。したがって、Ni含有量は40.0〜60.0%とする。
1.35×Cr≦Ni≦1.85×Cr ・・・(iii)
但し、上式中の各元素記号は、合金中に含まれる各元素の含有量(質量%)を表す。
Wは母材に固溶して固溶強化元素としてクリープ破断強度の向上に寄与する元素である。また、Fe2W型のLaves相またはFe7W6型のμ相として析出し、長時間でのクリープ破断強度の向上に役立つ。さらにWは、析出したα−Cr相に固溶し、高温での長時間使用中のα−Cr相の成長粗大化を抑制し、長時間使用した際のクリープ破断強度の急激な低下を抑制する作用を有する。しかしながら、W含有量が3.0%未満では上記の効果が得られない。一方、W含有量が15.0%を超えると、上記の効果は飽和して製造コストが増大するだけでなく、組織安定性および熱間加工性の劣化も招く。したがって、W含有量は3.0〜15.0%とする。クリープ破断強度の向上効果をさらに重視する場合には、W含有量は6.0%以上とするのが好ましい。また、W含有量は13.0%以下とするのが好ましい。
Tiはα−Cr相の析出を促進させてクリープ破断強度を高める重要な元素である。さらに、Ti自身もη相(Ni3Ti)として析出することでクリープ破断強度を向上させる。しかしながら、Ti含有量が0.05%未満では十分な効果は得られない。一方、Ti含有量が1.0%を超えると熱間加工性が低下する。したがって、Ti含有量は0.05〜1.0%とする。Ti含有量は0.10%以上であるのが好ましく、0.20%以上であるのがより好ましい。また、Ti含有量は0.90%以下であるのが好ましい。
ZrはTiと同様にα−Cr相の析出を促進させてクリープ破断強度を高める元素である。ZrおよびTiを複合的に含有させることでα−Cr相の析出促進効果が向上する。しかしながら、Zr含有量が0.005%未満では十分な効果が得られない。一方、Zr含有量が0.20%を超えると熱間加工性が低下する。したがって、Zr含有量は0.005〜0.20%とする。Zr含有量は0.01%以上であるのが好ましい。また、Zr含有量は0.10%以下であるのが好ましく、0.05%以下であるのがより好ましい。
Alは脱酸作用を有する元素であり、さらにη相のTiを一部置換してNi3(Ti,Al)を形成し、η相の析出を促進する。しかし、その効果を発揮するには、Al含有量を0.01%以上とする必要がある。一方、Al含有量が0.30%を超えると、熱間加工性、延性、靭性を劣化させる。したがって、Al含有量は0.01〜0.30%をする。なお、本発明では、Alは酸可溶Al(sol.Al)を意味する。
Bは単体で粒界または炭窒化物中に存在し、高温での使用中における粒界強化による粒界すべり抑制および炭窒化物の微細分散析出促進によって、高温強度およびクリープ破断強度を向上させる作用を有する元素である。しかしながら、B含有量が0.05%を超えると溶接性が劣化する。したがって、B含有量は0.05%以下とする。B含有量は0.01%以下であるのが好ましく、0.005%以下であるのがより好ましい。一方、上記の効果を得たい場合には、B含有量は0.0005%以上とするのが好ましく、0.001%以上とするのがより好ましい。
Mg:0〜0.05%
REM:0〜0.05%
Ca、MgおよびREMは、合金中に不純物として存在するSと反応して硫化物を形成して介在物の形状を改善し、熱間加工性を向上させる作用を有する元素である。しかし、いずれの元素も0.05%を超えて含有させると、清浄性が低下し、かえって熱間加工性および延性を劣化させる。したがって、含有させる場合のCa、MgおよびREMの含有量をいずれも0.05%以下とする。なお、含有させる場合のこれらの元素の含有量は、いずれも0.01%以下とすることが好ましい。
Pは不純物として合金中に不可避的に混入し、熱間加工性を低下させる元素である。特に、P含有量が0.03%を超えると、熱間加工性が著しく劣化する。したがって、P含有量は0.03%以下とする。
SはPと同様に不純物として合金中に不可避的に混入し、熱間加工性を低下させる元素である。特に、S含有量が0.01%を超えると、熱間加工性が著しく劣化するおそれがある。したがって、S含有量は0.01%以下とするのが好ましい。なお、良好な熱間加工性を確保したい場合は、S含有量は0.005%以下とするのがより好ましく、0.003%以下とするのがさらに好ましい。
Nは通常の溶解法では不可避的に含まれる不純物元素であり、TiNまたはZrNを生成し、α−Cr相の析出を促進させるTiおよびZrを消費してしまう。そのため、N含有量は極力低減する必要がある。しかしながら、N含有量の極端な低減には、特殊溶解法の適用および/または高純度原料の使用が必要となり、製造コストの増大を招く。したがって、不純物としてのN含有量は0.02%以下とするのが好ましく、0.01%以下とするのがより好ましい。
本発明において主にα−Cr相、η相および炭化物が700℃以上といった高温での使用環境において析出し、クリープ破断強度の向上に役立っている。α−Cr相およびη相は、母材であるFCC構造のNiと特定の結晶方位関係を持って析出することが知られており、板状の形状を呈する。一方、炭化物は母材と特定の結晶方位関係を持たず、球状で析出する。
F≧0.12 ・・・(i)
但し、上記(i)式中のFは、下記(ii)式で定義される値(μm−2)である。
F=D×P ・・・(ii)
上記(ii)式中の各記号の意味は以下に示すとおりである。
D:アスペクト比が3以上の析出物の個数密度(μm−2)
P:アスペクト比が3以上の析出物が占める面積比率
各析出物の形状が明瞭であるためにはより高い倍率での観察が好ましいが、1枚の像でより多量の粒子が観察できると統計的な誤差が小さくなるため、5000〜20000倍での撮影が好ましい。また、析出物の分布は少なからず不均一な箇所がある。また、統計的な正確性を得るために100μm×100μm以上の面積を撮影することが望ましい。
閾値を適切に設定し、各粒子が観察像の形状およびサイズを保ったまま分離できるよう決定し、二値化して粒子を認識する。
各粒子を長辺の長さがL1、短辺の長さがL2である長方形と仮定し、下式のように実測した周長Rおよび面積Sから、L1およびL2の値を求める。なお、本発明では、アスペクト比(L1/L2)が3以上である板状粒子のみを評価対象とする。
L1×L2=S
2×(L1+L2)=R
一定の観測視野面積において、(3)で規定された板状粒子の個数と面積とを測定し、単位面積あたりの個数密度と面積率を求める。
本発明に係るオーステナイト系耐熱合金の製造方法については、特に制限はないが、例えば、以下に示す工程の処理を施すことにより製造することができる。
工程(B):熱間または冷間により、断面減少率が10%以上となる条件で、最終加工を行う。
工程(C):1100〜1250℃の範囲の温度まで加熱した後、冷却する熱処理を行う。
工程(D):下記条件のうち少なくとも1つを満たす条件で加熱保持した後、冷却する熱処理を行う。
(条件1):640℃以上650℃未満、800〜1000時間
(条件2):650℃以上660℃未満、500〜1000時間
(条件3):660℃以上680℃未満、200〜1000時間
(条件4):680℃以上690℃未満、200〜800時間
本発明の製造方法においては、熱間または冷間による最終加工の前に、少なくとも1回の加熱を行って、加工中に析出した合金中の析出物を十分に固溶させることが望ましい。しかし、加熱温度が1050℃未満の場合には、加熱後の合金中に安定なTiおよびBを含む未固溶炭窒化物または酸化物が存在することになる。その結果、これが次の工程(B)において不均一な歪みを蓄積させる原因となり、工程(C)の熱処理において再結晶を不均一にする。また、未固溶炭窒化物や酸化物それ自体が均一な再結晶を阻害してしまう。
工程(B)の塑性加工は、次の工程(C)において再結晶を促進させるために歪みを付与する目的で行う。この工程の断面減少率が10%未満の場合、再結晶に必要な歪みを付与することができない。このため、最終の塑性加工は断面減少率が10%以上となる条件で行うことが望ましい。断面減少率は20%以上とすることがより望ましい。なお、断面減少率は大きいほど良い効果があるため、上限は規定しないが、通常の加工での最大値は90%程度である。また、この工程は製品の寸法を決定する工程でもある。
この熱処理の加熱温度が1100℃よりも低いと、十分な再結晶が起こらない。また、結晶粒が扁平な加工組織となり、クリープ強度が低くなる。一方、1250℃を超える温度に加熱すると、高温粒界割れおよび延性低下を引き起こすことがあるので、加熱温度は、1100〜1250℃とすることが望ましい。好ましい加熱温度は、工程(A)における加熱温度よりも10℃以上高い温度である。
板状析出物のF値を上昇させるには、高密度に析出物を分散させる必要がある。実際に耐熱合金が使用される環境は700℃以上であり、使用中に析出物が形成される。よって、析出過程全体を製造側が制御することは困難である。しかし、高密度に析出させる前提となる状況を製造段階で生み出すことにより、使用中にF値が大きくなるよう管理することが可能である。
Claims (4)
- 化学組成が、質量%で、
C:0.02〜0.15%、
Si:2.0%以下、
Mn:3.0%以下、
Cr:28.0〜38.0%以下、
Ni:40.0〜60.0%、
W:3.0〜15.0%、
Ti:0.05〜1.0%、
Zr:0.005〜0.20%、
Al:0.01〜0.30%、
B:0.05%以下、
Ca:0〜0.05%、
Mg:0〜0.05%、
REM:0〜0.05%、
残部:Feおよび不純物であり、
不純物中のP、SおよびNは、
P:0.03%以下、
S:0.01%以下、
N:0.02%以下である、オーステナイト系耐熱合金であって、
前記オーステナイト系耐熱合金の任意断面における金属組織が、700℃で1000時間保持した後において、下記(i)式を満足する、オーステナイト系耐熱合金。
F≧0.23 ・・・(i)
但し、上記(i)式中のFは、下記(ii)式で定義される値(μm−2)である。
F=D×P ・・・(ii)
上記(ii)式中の各記号の意味は以下に示すとおりである。
D:アスペクト比が3以上の析出物の個数密度(μm−2)
P:アスペクト比が3以上の析出物が占める面積比率 - 前記化学組成が、質量%で、
Ca:0.0005〜0.05%、
Mg:0.0005〜0.05%、および
REM:0.0005〜0.05%、
から選択される1種以上を含有する、請求項1に記載のオーステナイト系耐熱合金。 - 請求項1または請求項2に記載のオーステナイト系耐熱合金を製造する方法であって、
質量%で、
C:0.02〜0.15%、
Si:2.0%以下、
Mn:3.0%以下、
Cr:28.0〜38.0%以下、
Ni:40.0〜60.0%、
W:3.0〜15.0%、
Ti:0.05〜1.0%、
Zr:0.005〜0.20%、
Al:0.01〜0.30%、
B:0.05%以下、
Ca:0〜0.05%、
Mg:0〜0.05%、
REM:0〜0.05%、
残部:Feおよび不純物であり、
不純物中のP、SおよびNは、
P:0.03%以下、
S:0.01%以下、
N:0.02%以下である化学組成を有する合金に対して、
下記の工程(A)〜(D)に示す処理を順次施す、オーステナイト系耐熱合金の製造方法。
工程(A):熱間または冷間による最終加工前に少なくとも1回、1050〜1250℃の範囲の温度まで加熱する。
工程(B):熱間または冷間により、断面減少率が10%以上となる条件で、最終加工を行う。
工程(C):1100〜1250℃の範囲の温度まで加熱した後、冷却する熱処理を行う。
工程(D):下記条件のうち少なくとも1つを満たす条件で加熱保持した後、冷却する熱処理を行う。
(条件1):660℃以上670℃以下、500時間
(条件2):650℃、800〜1000時間 - 前記化学組成が、質量%で、
Ca:0.0005〜0.05%、
Mg:0.0005〜0.05%、および
REM:0.0005〜0.05%、
から選択される1種以上を含有する、請求項3に記載のオーステナイト系耐熱合金の製造方法。
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