JP6779696B2 - 屋外構造物及び屋外構造物の構築方法 - Google Patents
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Description
(第1工程)複数の骨組材を立体的に組んで骨組構造体14を組み立てる。
(第2工程)骨組構造体14上で屋根体16を組み立てる。
(第3工程)複数の垂木30と中間桁28Aとの間に塞ぎ体42を配置する。
本実施形態の屋外構造物10は、複数の垂木30が中間桁28Aの上方を跨いで配置され、中間桁28Aとの交差部で垂木30が分割されないレイアウトにできる。よって、垂木30の部品点数を抑えられ、垂木30の組み付けに要する施工工数の増大の発生を防止でき、良好な施工性を得られる。
図9は、図4のE−E線断面図である。垂木30は、上側部材30dと、下側部材30eとを有する。上側部材30dは、下向きに開く開口が設けられた溝状の開断面形状をなし、下側部材30eは、上向きに開く開口が設けられた溝状の開断面形状をなす。上側部材30dと下側部材30eとは、互いの開口を向かい合わせて配置され、その溝幅方向両側の側壁部の一部が互いに重ね合わせられ、その重ね合わせ箇所をビス等の締結具66により締結することで接続される。垂木30は、このように接続される上側部材30dと下側部材30eとにより閉断面形状をなしている。
この態様によれば、屋外構造物の構築作業時、高所での作業工数を減らして安全性を高められる。
この態様によれば、垂木と桁との間の第1空間に対して水平方向の一方側から第1塞ぎ部材を差し込むだけで、第1塞ぎ部材を組付予定位置に位置決めした状態で配置でき、良好な施工性を得られる。
この態様によれば、単数の第1塞ぎ部材を配置するだけで、屋根体の下方の第1空間を広い範囲で塞げるようになり、その第1空間を塞ぐうえで良好な作業性を得られる。
この態様によれば、屋根体に付与される外部荷重に対して複数の垂木や第1塞ぎ部材により一体的に抵抗でき、外部荷重に対する屋根体の強度を効果的に高められる。
この態様によれば、第2塞ぎ部材を組付予定位置に配置するうえで、第2塞ぎ部材の荷重の一部を垂木で支えながら作業でき、良好な作業性を得られる。
この態様によれば、垂木の一部を覆う垂木カバーを用いて、垂木に対する第2塞ぎ部材の位置を固定できる。
この態様によれば、第1塞ぎ部材と第2塞ぎ部材との間を通して隙間風や雨水等が入り込み難くなり、これらの外部空間から内部空間への入り込みを効果的に防止できる。
この態様によれば、締結具の軸力により第1塞ぎ部材の立壁部と第2塞ぎ部材とを密着させることができ、これらの間での隙間風等の入り込みを効果的に防止できる。
Claims (9)
- 建物の外壁に隣接して設置される屋外構造物であって、
桁を有する骨組構造体と、
前記桁から間隔を空けて前記桁を跨いで配置される複数の垂木を有する屋根体と、
前記桁より下方に少なくとも一部が配置され、外部空間から区画された内部空間を内側に形成するための囲い壁と、
前記屋根体と前記桁との間に形成される隙間を塞ぎ、前記外部空間と前記内部空間とを隔てる塞ぎ体と、を備え、
前記隙間には、前記垂木と前記桁との間を通るとともに桁長手方向に沿って広がる第1空間が含まれ、
前記塞ぎ体は、前記第1空間を塞ぐ第1塞ぎ部材を有し、
前記第1塞ぎ部材は、前記第1空間に対して、前記桁長手方向と直交する水平方向の一方側から差し込み可能な形状であることを特徴とする屋外構造物。 - 建物の外壁に隣接して設置される屋外構造物であって、
桁を有する骨組構造体と、
前記桁から間隔を空けて前記桁を跨いで配置される複数の垂木を有する屋根体と、
前記桁より下方に少なくとも一部が配置され、外部空間から区画された内部空間を内側に形成するための囲い壁と、
前記屋根体と前記桁との間に形成される隙間を塞ぎ、前記外部空間と前記内部空間とを隔てる塞ぎ体と、を備え、
前記隙間には、前記垂木と前記桁との間を通るとともに桁長手方向に沿って広がる第1空間が含まれ、
前記塞ぎ体は、前記第1空間を塞ぐ第1塞ぎ部材を有し、
前記第1塞ぎ部材は、前記第1空間に対して、水平方向の一方側から差し込み可能な形状であり、
前記垂木及び前記桁のうちの少なくとも一方には、前記第1塞ぎ部材に対して前記水平方向の他方側に前記第1塞ぎ部材が当接可能な位置決め部が設けられることを特徴とする屋外構造物。 - 前記複数の垂木には、桁長手方向の両側に配置される一対の妻垂木が含まれ、
前記第1塞ぎ部材は、前記一対の妻垂木のうちの一方の妻垂木の下方から他方の妻垂木の下方に亘る範囲にあるように設けられる請求項1又は2に記載の屋外構造物。 - 前記垂木には、前記第1塞ぎ部材に付与される下向きの荷重を受けるための荷重受け部が設けられる請求項1から3のいずれかに記載の屋外構造物。
- 前記隙間には、桁長手方向に隣り合う垂木間に形成される複数の第2空間が含まれ、
前記塞ぎ体は、前記複数の第2空間のそれぞれに対応して設けられ、対応する第2空間を塞ぐ第2塞ぎ部材を有し、
前記桁長手方向に隣り合う垂木には、前記垂木の長手方向に前記第2塞ぎ部材をスライド可能に支持するガイド部が設けられる請求項1から4のいずれかに記載の屋外構造物。 - 前記垂木には、前記ガイド部を覆う垂木カバーが取り付けられ、
前記垂木カバーは、前記第2塞ぎ部材のスライドを拘束可能な位置に配置される請求項5に記載の屋外構造物。 - 建物の外壁に隣接して設置される屋外構造物であって、
桁を有する骨組構造体と、
前記桁から間隔を空けて前記桁を跨いで配置される複数の垂木を有する屋根体と、
前記桁より下方に少なくとも一部が配置され、外部空間から区画された内部空間を内側に形成するための囲い壁と、
前記屋根体と前記桁との間に形成される隙間を塞ぎ、前記外部空間と前記内部空間とを隔てる塞ぎ体と、を備え、
前記隙間には、前記垂木と前記桁との間を通るとともに桁長手方向に沿って広がる第1空間と、前記桁長手方向に隣り合う垂木間に形成される複数の第2空間と、が含まれ、
前記塞ぎ体は、前記第1空間を塞ぐ第1塞ぎ部材と、前記複数の第2空間のそれぞれに対応して設けられ、対応する第2空間を塞ぐ第2塞ぎ部材と、を有し、
前記第1塞ぎ部材には、前記第1塞ぎ部材の上面部から立ち上がるように立壁部が設けられ、
前記立壁部は、前記第2塞ぎ部材に重ね合わせられ、
前記立壁部は、前記第2塞ぎ部材に締結具を用いて締結されていることを特徴とする屋外構造物。 - 請求項1から7のいずれかに記載の屋外構造物の構築方法であって、
前記桁となる中間桁と、前記中間桁を挟んで前記外壁とは反対側に配置される前桁とを有する前記骨組構造体を組み立てる工程と、
前記前桁と前記外壁との間に前記複数の垂木を架け渡す工程と、
前記屋根体と前記中間桁との間に前記塞ぎ体を配置する工程と、を含むことを特徴とする屋外構造物の構築方法。 - 建物の外壁に隣接して設置される屋外構造物の構築方法であって、
前記屋外構造物は、
桁を有する骨組構造体と、
前記桁から間隔を空けて前記桁を跨いで配置される複数の垂木を有する屋根体と、
前記桁より下方に少なくとも一部が配置され、外部空間から区画された内部空間を内側に形成するための囲い壁と、
前記屋根体と前記桁との間に形成される隙間を塞ぎ、前記外部空間と前記内部空間とを隔てる塞ぎ体と、を備え、
前記隙間には、前記垂木と前記桁との間を通るとともに桁長手方向に沿って広がる第1空間が含まれ、
前記塞ぎ体は、前記第1空間を塞ぐ第1塞ぎ部材を有し、
前記第1塞ぎ部材は、前記第1空間に対して、水平方向の一方側から差し込み可能な形状であり、
本構築方法は、
前記桁となる中間桁と、前記中間桁を挟んで前記外壁とは反対側に配置される前桁とを有する前記骨組構造体を組み立てる工程と、
前記前桁と前記外壁との間に前記複数の垂木を架け渡す工程と、
前記屋根体と前記中間桁との間に前記塞ぎ体を配置する工程と、を含み、
前記塞ぎ体を配置する工程には、前記第1空間に対して前記桁長手方向と直交する水平方向の一方側から前記第1塞ぎ部材を差し込む工程が含まれる屋外構造物の構築方法。
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