JP6779675B2 - 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents
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Description
P1は、樹脂を表し、
R1は、水素原子、又は、炭素数1〜4のアルキル基を表し、
L1は、M1On/2で表される構造単位を有するポリメタロキサンを表し、M1は、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、W、Al、Ga、In及びGeからなる群より選ばれる少なくとも一つの金属原子を表し、
nは、金属原子M1の価数がpである場合、1以上p以下の整数を表し、
X1は、下記式(1)〜(4)で表されるいずれかの構造を表し、
Y1は、L1中のM1に配位する部位を有する基を表し、
A1は、
(i)X1が式(1)で表される構造である場合、
M1、X1、及びY1と共に4〜8員環を形成するのに必要な原子団であって、かつ、芳香環を含み、芳香環を構成する1つの炭素原子はX1の酸素原子に結合しており、
(ii)X1が式(2)〜(4)のいずれかで表される構造である場合、
M1、X1、及びY1と共に4〜8員環を形成するのに必要な結合又は原子団を表す。)。
P2は、樹脂を表し、
R2は、水素原子、又は、炭素数1〜4のアルキル基を表し、
M2は、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、W、Al、Ga、In及びGeからなる群より選ばれる少なくとも一つの金属原子を表し、
R3は、水素原子、又は、炭素数1〜4の炭化水素基を表し、
mは、金属原子M2の価数がqである場合、q−1であり、
kは、1以上m以下の整数を表し、
X2は、下記式(5)〜(8)で表されるいずれかの構造を表し、
Y2は、M2に配位する部位を有する基を表し、
A2は、
(i)X2が式(5)で表される構造である場合、
M2、X2、及びY2と共に4〜8員環を形成するのに必要な原子団であって、かつ、芳香環を含み、芳香環を構成する1つの炭素原子はX2の酸素原子に結合しており、
(ii)X2が式(6)〜(8)のいずれかで表される構造である場合、
M2、X2、及びY2と共に4〜8員環を形成するのに必要な結合又は原子団を表す。)。
P1は、樹脂を表し、
R1は、水素原子、又は、炭素数1〜4のアルキル基を表し、
L1は、M1On/2で表される構造単位を有するポリメタロキサンを表し、M1は、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、W、Al、Ga、In及びGeからなる群より選ばれる少なくとも一つの金属原子を表し、
nは、金属原子M1の価数がpである場合、1以上p以下の整数を表し、
X1は、下記式(1)〜(4)で表されるいずれかの構造を表し、
A1は、
(i)X1が式(1)で表される構造である場合、
M1、X1、及びY1と共に4〜8員環を形成するのに必要な原子団であって、かつ、芳香環を含み、芳香環を構成する1つの炭素原子はX1の酸素原子に結合しており、
(ii)X1が式(2)〜(4)のいずれかで表される構造である場合、
M1、X1、及びY1と共に4〜8員環を形成するのに必要な結合又は原子団を表す。
P2は、樹脂を表し、
R2は、水素原子、又は、炭素数1〜4のアルキル基を表し、
M2は、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、W、Al、Ga、In及びGeからなる群より選ばれる少なくとも一つの金属原子を表し、
R3は、水素原子、又は、炭素数1〜4の炭化水素基を表し、
mは、金属原子M2の価数がqである場合、q−1であり、
kは、1以上m以下の整数を表し、
X2は、下記式(5)〜(8)で表されるいずれかの構造を表し、
A2は、
(i)X2が式(5)で表される構造である場合、
M2、X2、及びY2と共に4〜8員環を形成するのに必要な原子団であって、かつ、芳香環を含み、芳香環を構成する1つの炭素原子はX2の酸素原子に結合しており、
(ii)X2が式(6)〜(8)のいずれかで表される構造である場合、
M2、X2、及びY2と共に4〜8員環を形成するのに必要な結合又は原子団を表す。
帯電部材の一実施形態として、ローラ形状の帯電部材(以下、「帯電ローラ」と称す場合がある。)を説明する。帯電部材の形状は、ローラ形状に限定されるものではなく、いずれの形状であってもよい。
表面層3は、上記式(a)で表される化合物、および、上記式(b)で表される化合物のいずれか一方または両方を含んでいる。
〈〈樹脂(P1)〉〉
P1は、表面層3中においてバインダー樹脂を構成する部分である。
L1は、M1On/2で表される構造単位を有するポリメタロキサンを表し、nは、金属原子M1の価数がpである場合、1以上p以下の整数を表し、M1は、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、W、Al、Ga、In及びGeからなる群より選ばれる少なくとも一つの金属原子を表す。L1は、上記Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、W、Al、Ga、In及びGeのうち複数種の金属原子を含んでいてもよい。これらの中でも、剛直な分子構造を有すること、および、安定した金属錯体をつくりやすいことから、L1はTiOn/2で表される構造単位を有することが好ましい。
A1、X1、及び、Y1で構成される構造は、L1(ポリメタロキサン)中の金属原子に配位及び結合する配位子である。
式(b)で表される化合物は、前記式(a)で表される化合物において、ポリメタロキサンの代わりに、金属アルコキシド又は金属ヒドロキシドを有するものである。
表面層3は、金属アルコキシドと、先に述べた配位子用化合物と、エポキシ基を有する樹脂と、有機溶媒とを混合したコーティング液を、支持体1上、又は、弾性層2上に塗布し、その塗膜を乾燥させることにより形成することが可能である。
支持体としては、感光体と当接に十分な剛性を持つ必要があり、金属材料が好ましく用いられる。金属材料としては、具体的には、鉄、銅、ステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、ニッケルが挙げられる。また、フィラーで強化された樹脂製の支持体を用いることも可能である。
弾性層を構成する材料としては、従来から帯電部材の弾性層として用いられているゴムや熱可塑性エラストマーなどの弾性体を1種又は2種以上用いることができる。
図2に、本発明の一態様に係る帯電部材を有する電子写真装置の一例を示す。また、図3に本発明の一態様に係る帯電部材を有するプロセスカートリッジの一例を示す。
〔コーティング液E1〕
(STEP1)
<エポキシ基含有ポリマー溶液の調製>
200mLのガラス製容器に、メチルエチルケトン97.0g、エポキシ基含有アクリル系ポリマー(商品名「マープルーフG−0150M」、日油株式会社製)3.01gを入れし、撹拌して、エポキシ基含有アクリル系ポリマーのメチルエチルケトン溶液を調製した。
200mLのガラス製容器に、エタノール 47.6g、チタンイソプロポキシド 2.33gを入れ、撹拌して、チタンイソプロポキシドのエタノール溶液を調製した。
200mLのガラス製容器に、o−アニス酸 2.54g、エタノール 47.6gを入れし、撹拌して、o−アニス酸のエタノール溶液を調製した。
先に調製した、チタンイソプロポキシドのエタノール溶液に、o−アニス酸のエタノール溶液を加え、撹拌、混合した。こうして得られた溶液中では、チタンイソプロポキシドの加水分解反応および縮合反応によるチタノキサン結合の形成と、o−アニス酸のチタン原子への配位による錯体の形成とが生じているものと考えられる。
100mLのガラス製容器に、(STEP1)で調製した、エポキシ基含有ポリマー溶液 50.0g、および、(STEP1)で調製した金属錯体溶液 5.0gを入れ、撹拌して、コーティング液E1を調製した。
(STEP2)におけるエポキシ基含有ポリマー溶液および金属錯体溶液の使用量を表6に記載したように変更した。それ以外はコーティング液E1と同様にして、コーティング液E2〜コーティング液E8を調製した。
エポキシ基含有ポリマーを表6に記載したように変更し、また、処方を表6に記載したように変更した。それら以外はコーティング液E1と同様の方法でコーティング液E9〜E13を調製した。
配位子用化合物を表6に記載したように変更し、また、処方を表6に記載したように変更した。それら以外はコーティング液E1と同様の方法でコーティング液E14〜E15を調製した。
金属アルコキシドを表6に記載したように変更し、処方を表6に記載したように変更した。それら以外はコーティング液E1と同様の方法でコーティング液E16を調製した。
200mLのガラス製容器に、メチルイソブチルケトン96.9g、「マープルーフG−0150M」3.02gを入れ、撹拌して、コーティング液C1を調製した。
200mLのガラス製容器に、エタノール47.5g、チタンイソプロポキシド3.23gを入れ、撹拌して、チタンイソプロポキシドのエタノール溶液を調製した。
〔導電性弾性ローラの作製〕
下記表7に示した材料を6L加圧ニーダー(商品名:TD6−15MDX、トーシン社製)にて、充填率70体積%、ブレード回転数30rpmで24分混合して、未加硫ゴム組成物を得た。この未加硫ゴム組成物 174質量部に対して、加硫促進剤としてのテトラベンジルチウラムジスルフィド[商品名:サンセラーTBzTD、三新化学工業(株)製]4.5部、加硫剤としての硫黄1.2部を加えた。そして、ロール径12インチのオープンロールで、前ロール回転数8rpm、後ロール回転数10rpm、ロール間隙2mmで、左右の切り返しを合計20回実施した。その後、ロール間隙を0.5mmとして薄通し10回を行い、導電性弾性層形成用の混練物を得た。
導電性弾性ローラ1上にコーティング液E1を、吐出量0.120ml/s(リング部のスピード:85mm/s、総吐出量:0.130ml)でリング塗布した。これを常温、常圧で放置して乾燥させた後に、254nmの波長の紫外線を積算光量が9000mJ/cm2になるようにこのローラに照射し、表面層を形成した。紫外線の照射には低圧水銀ランプ(東芝ライテック(株)社(旧社名:ハリソン東芝ライティング(株))製)を用いた。以上のようにして帯電部材E1を作製した。
帯電部材E1の表面層に含まれる化合物の構造を、マイクロサンプリング質量分析(マイクロMS)法により解析した。
レーザープリンタ(商品名:HPColorLaserJetCP4525、HP社製)用のシアンカートリッジに装着されている帯電ローラを先に作製した帯電部材E1に置き換えた。また、感光体として電荷輸送層の膜厚が27μmのものを別途用意し、カートリッジに装着されている感光体と置き換えた。レーザープリンタ(商品名:HPColorLaserJetCP4525、HP社製)に上記のカートリッジをセットして、A4サイズの用紙にハーフトーン画像を形成した。電子写真画像の形成に際して、前露光は行わず、帯電電圧を−1450V、転写電圧を2575Vに設定した。この設定は、異常放電がより発生しやすい環境を作り出すためのものである。電子写真画像の出力は、低温低湿環境(温度15℃、湿度10%)の下で行った。
そして、得られたハーフトーン画像について目視で観察し、下記の基準で評価した。
ランクA:異常放電に起因するムラ(数十μm〜数mm程度のムラ)の発生が認められない。
ランクB:異常放電に起因するムラ(数十μm〜数mm程度のムラ)の発生が認められる。
レーザープリンタ(商品名:HPColorLaserJetCP4525、HP社製)用のシアンカートリッジに装着されている帯電ローラを、先に作製した帯電部材E1に置き換えた。レーザープリンタ(商品名:HPColorLaserJetCP4525、HP社製)に上記のカートリッジをセットして、温度23℃、相対湿度50%環境下にて、以下の画像形成動作を行った。すなわち、A4サイズの紙上に、サイズが4ポイントのアルファベット「E」の文字を印字率1%となるように印字される画像を、300000枚出力した。なお、画像出力は、2枚の画像を連続して出力する度に、感光体の回転を7秒間一時的に停止する、所謂、間欠モードにて行った。300000枚の画像出力の後、A4サイズの用紙にハーフトーン画像を1枚出力した。なお、電子写真画像の出力は、低温低湿環境(温度15℃、湿度10%)の下で行った。
ランクA:「ポチ」の発生が認められない
ランクB:軽微な「ポチ」の発生が認められる
ランクC:帯電部材の回転ピッチに対応した位置に「ポチ」の発生が認められる。
ランクD:画像の全面に亘って「ポチ」の発生が認められる。
コーティング液E2〜コーティング液E16を用いたこと以外は実施例1と同様にして、帯電部材E2〜帯電部材E16を作製し評価に供した。評価結果は表8にまとめて記載した。
コーティング液C1及びコーティング液C2を用いたこと以外は、実施例1と同様にして帯電部材C1及び帯電部材C2を作製し評価に供した。評価結果は表8にまとめて記載した。帯電部材C1及び帯電部材C2では異常放電およびポチ画像が観測された。
帯電部材E1について、上述の評価1において、転写電圧を1856Vから段階的に上昇させ、各電圧における異常放電の発生状況を、上記評価1と同じ基準にて評価した。その結果、転写電圧が、2575Vのときに初めて異常放電が観察された。帯電部材E2〜16についても同様にして評価を行って、初めて異常放電が観察されたときの転写電圧の値を記録した。結果を表9に示す。
2 弾性層
3 表面層
4 感光体
5 帯電ローラ
6 現像ローラ
8 転写ローラ
11 露光手段
14 クリーニング装置
Claims (12)
- 支持体と、該支持体上の表面層とを有する帯電部材であって、
該表面層が、下記式(a)で表される化合物を有することを特徴とする帯電部材:
(式(a)中、
P1は、樹脂を表し、
R1は、水素原子、又は、炭素数1〜4のアルキル基を表し、
L1は、M1On/2で表される構造単位を有するポリメタロキサンを表し、
M1は、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、W、Al、Ga、In及びGeからなる群より選ばれる少なくとも一つの金属原子を表し、
nは、金属原子M1の価数がpである場合、1以上p以下の整数を表し、
X1は、下記式(1)〜(4)で表されるいずれかの構造を表し、
(式(1)〜(4)中、*は、A1との結合部位を表し、**は、L1中のM1との結合部位を表す。)
Y1は、L1中のM1に配位する部位を有する基を表し、
A1は、
(i)X1が式(1)で表される構造である場合、
M1、X1、及びY1と共に4〜8員環を形成するのに必要な原子団であって、かつ、芳香環を含み、芳香環を構成する1つの炭素原子はX1の酸素原子に結合しており、
(ii)X1が式(2)〜(4)のいずれかで表される構造である場合、
M1、X1、及びY1と共に4〜8員環を形成するのに必要な結合又は原子団を表す。)。 - Y1は、ヒドロキシ基、アルコキシ基、置換もしくは未置換のアリールオキシ基、カルボニル基、アルキルチオ基、置換もしくは未置換のアリールチオ基、チオカルボニル基、置換もしくは未置換のアミノ基、置換もしくは未置換のイミノ基、置換もしくは未置換の脂肪族の複素環骨格を有する基、又は、置換もしくは未置換の芳香族の複素環骨格を有する基である請求項1に記載の帯電部材。
- X1が、式(1)で表される構造であり、
A1は、置換もしくは未置換の、ベンゼン環、ナフタレン環、ピロール環、チオフェン環、フラン環、ピリジン環、インドール環、ベンゾチオフェン環、ベンゾフラン環、キノリン環及びイソキノリン環からなる群から選ばれるいずれかの芳香環を含む原子団である請求項1又は2に記載の帯電部材。 - X1が式(2)〜(4)のいずれかで表される構造であり、
A1は、
アルキレン基、又は、
置換もしくは未置換の、ベンゼン環、ナフタレン環、ピロール環、チオフェン環、フラン環、ピリジン環、インドール環、ベンゾチオフェン環、ベンゾフラン環、キノリン環及びイソキノリン環からなる群から選ばれるいずれかの芳香環を含む原子団、
である請求項1〜3のいずれか一項に記載の帯電部材。 - 前記樹脂が、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、又は、フェノール樹脂である請求項1〜4のいずれか一項に記載の帯電部材。
- 前記樹脂がアクリル樹脂である請求項5に記載の帯電部材。
- 前記A1、前記M1、前記X1及び前記Y1によって形成される環は5員環又は6員環である請求項1〜8のいずれか一項に記載の帯電部材。
- 支持体と、該支持体上の表面層とを有する帯電部材であって、
該表面層が下記式(b)で表される化合物を有することを特徴とする帯電部材:
(式(b)中、
P2は、樹脂を表し、
R2は、水素原子、又は、炭素数1〜4のアルキル基を表し、
M2は、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、W、Al、Ga、In及びGeからなる群より選ばれる少なくとも一つの金属原子を表し、
R3は、水素原子、又は、炭素数1〜4の炭化水素基を表し、
mは、金属原子M2の価数がqである場合、q−1であり、
kは、1以上m以下の整数を表し、
X2は、下記式(5)〜(8)で表されるいずれかの構造を表し、
(式(5)〜(8)中、*は、A2との結合部位を表し、**は、M2との結合部位を表す。)
Y2は、M2に配位する部位を有する基を表し、
A2は、
(i)X2が式(5)で表される構造である場合、
M2、X2、及びY2と共に4〜8員環を形成するのに必要な原子団であって、かつ、芳香環を含み、芳香環を構成する1つの炭素原子はX2の酸素原子に結合しており、
(ii)X2が式(6)〜(8)のいずれかで表される構造である場合、
M2、X2、及びY2と共に4〜8員環を形成するのに必要な結合又は原子団を表す。)。 - 電子写真感光体と、該電子写真感光体の表面を帯電可能に配置された帯電部材とを備え、かつ、電子写真装置の本体に着脱可能に構成されているプロセスカートリッジであって、該帯電部材が請求項1〜10のいずれか一項に記載の帯電部材であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 電子写真感光体と、該電子写真感光体の表面を帯電可能に配置された帯電部材とを備えている電子写真装置であって、該帯電部材が請求項1〜10のいずれか一項に記載の帯電部材であることを特徴とする電子写真装置。
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