JP6779315B2 - 判別装置、判別システム、判別方法及びプログラム - Google Patents

判別装置、判別システム、判別方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、判別装置、判別システム、判別方法及びプログラムに関する。
画像から目標物を検出する技術が知られている。例えば、特許文献1は、人工衛星によって撮影された画像である衛星画像から目標物を検出するシステムを開示している。具体的に説明すると、特許文献1に開示されたシステムは、衛星画像の中の目標物を含む領域とテンプレート画像とを比較して、類似性を評価することにより、衛星画像から目標物を検出する。
特許第5076956号公報
特許文献1に開示されたシステムでは、判別対象が撮影された画像をユーザ自身が見付けて、ユーザ自身が画像の中から判別対象を含む領域を指定する必要がある。しかしながら、より容易な方法で、判別対象の機器が撮影された画像から、その機器に関する情報を判別したいとの要望がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、判別対象の機器に関する情報を容易に判別することが可能な判別装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る判別装置は、
屋外に設置されている判別対象の機器の位置を示す位置情報を受け付ける位置情報受付手段と、
屋外における異なる場所を撮影して得られた複数の撮影画像のうちの、前記位置情報受付手段によって受け付けられた前記位置情報によって示される前記位置における撮影画像に基づいて、前記判別対象の機器に関する機器情報を判別する判別手段と、
前記判別手段によって判別された前記機器情報を出力する出力手段と
前記判別手段によって判別された前記機器情報を、前記位置情報受付手段によって受け付けられた前記位置情報に対応付けて記憶する記憶手段と、を備え
前記記憶手段に記憶されている前記位置情報が前記位置情報受付手段によって再び受け付けられた場合、前記判別手段は、前記機器情報を判別する処理を実行せず、前記出力手段は、前記記憶手段において前記位置情報に対応付けられて記憶されている前記機器情報を出力する。
本発明は、判別対象の機器の位置を示す位置情報を受け付け、受け付けた位置情報によって示される位置における撮影画像に基づいて、判別対象の機器に関する機器情報を判別する。従って、本発明によれば、判別対象の機器に関する情報を容易に判別することができる。
本発明の実施の形態に係る判別システムの全体構成を示す概略図 本発明の実施の形態に係る判別装置のハードウェア構成を示すブロック図 図2に示した判別装置の記憶部に記憶されている情報を示すブロック図 図3に示した記憶部に記憶されているカタログ情報の例を示す図 図3に示した記憶部に記憶されている設置機器リストの例を示す図 本発明の実施の形態に係る端末装置のハードウェア構成を示すブロック図 本発明の実施の形態に係る判別システムの機能的な構成を示すブロック図 本発明の実施の形態における衛星画像の例を示す図 本発明の実施の形態における衛星画像の例を示す図 本発明の実施の形態に係る端末装置において報知される報知画像の例を示す図 本発明の実施の形態に係る判別システムにおいて実行される処理の流れを示すシーケンス図 本発明の実施の形態に係る判別装置において実行される判別処理の流れを示すフローチャート
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付す。
図1に、本発明の実施の形態に係る判別システム1の全体構成を示す。判別システム1は、オフィスビル、家屋、工場等の建物に設置されている空調機の製造業者、機種、施工時期、運転状態等を判別するためのシステムである。図1に示すように、判別システム1は、判別装置2と、衛星画像サーバ3と、端末装置4と、を備える。
判別装置2と衛星画像サーバ3と端末装置4とは、広域ネットワークNを介して通信可能に接続されている。広域ネットワークNは、例えばインターネットである。広域ネットワークNは、判別装置2と衛星画像サーバ3と端末装置4との間における情報の送受信を中継する。
判別装置2は、例えば、判別対象となる空調機の製造業者、又は、空調機を管理する管理会社に設置されており、複数の空調機の画像、図面、カタログ等の情報を統括的に管理する。判別装置2は、汎用コンピュータ、クラウドサーバ等の情報処理装置である。図2に示すように、判別装置2は、制御部21と、記憶部22と、計時部23と、画像処理部24と、通信部28と、を備える。これら各部はバス29を介して接続されている。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備える。CPUは、中央処理装置、中央演算装置、プロセッサ、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)等ともいう。制御部21において、CPUは、ROMに格納されたプログラム及びデータを読み出し、RAMをワークエリアとして用いて、判別装置2を統括制御する。
記憶部22は、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等の不揮発性の半導体メモリであって、いわゆる二次記憶装置又は補助記憶装置としての役割を担う。記憶部22は、制御部21が各種処理を行うために使用するプログラム及びデータ、並びに、制御部21が各種処理を行うことにより生成又は取得するデータを記憶する。
計時部23は、RTC(Real Time Clock)を備えており、判別装置2の電源がオフの間も計時を継続する計時デバイスである。
画像処理部24は、DSP、GPU(Graphics Processing Unit)等の画像処理用のプロセッサと、処理される画像を一時的に保存するバッファメモリと、を備える。画像処理部24は、画像を加工する加工処理、画像に含まれる特定のオブジェクトを認識するオブジェクト認識処理等を実行する。
通信部28は、広域ネットワークNに接続するための通信インタフェースを備える。通信部28は、制御部21の制御のもと、広域ネットワークNを介して、衛星画像サーバ3及び端末装置4を含む外部の機器と通信する。
図3に、判別装置2の記憶部22に記憶されている情報を示す。図3に示すように、記憶部22は、空調機情報50と、建物情報60と、Webコンテンツ70と、を記憶している。
空調機情報50は、判別対象の空調機を判別するための候補となる複数の空調機に関する情報である。図3に示すように、記憶部22は、空調機情報50として、写真情報51と、図面情報52と、カタログ情報53と、を記憶している。
写真情報51は、空調機の写真を示す情報である。空調機の写真とは、屋外に設置される空調機の室外機を正面又は斜めから撮影することによって得られた写真である。空調機の写真からは、室外機の形状、大きさ、色等の外観を判別することができる。また、空調機の写真からは、室外機の全体の外観だけでなく、例えば、室外機の開口部の位置、形状、色、上面吹き出し口の形状等も判別することができる。
図面情報52は、空調機の図面を示す情報である。空調機の図面とは、室外機の正面図、上面図、斜視図等、室外機の外観を示す図面である。図面情報52は、写真情報51と同様に、室外機の形状、大きさ、色等の外観を示す情報である。図面情報52は、写真情報51と共に、又は写真情報51の代わりに、空調機を外観から判別するための情報として用いられる。
写真情報51によって示される写真と図面情報52によって示される図面とは、空調機の外観を示す外観画像である。判別装置2は、判別対象の空調機として判別される候補となる複数の空調機のそれぞれについて、写真情報51と図面情報52とのうちの少なくとも一方を、外観画像を示す情報として予め記憶部22に記憶している。
カタログ情報53は、空調機のカタログから入手可能な情報である。具体的には図4に示すように、記憶部22は、カタログ情報53として、空調機の製造業者、機種、型番、用途、製造年等の情報を記録している。空調機の用途とは、オフィスビル向け、工場向け、データセンター向け等である。判別装置2は、このような空調機を特定するためのカタログ情報53を、判別対象の空調機を判別するための候補となる複数の空調機のそれぞれについて、予め記憶部22に記憶している。
カタログ情報53は、ID(識別情報)を介して、写真情報51及び図面情報52と対応付けられている。言い換えると、記憶部22は、複数の空調機の外観を示す複数の外観画像と、複数の空調機のカタログ情報53と、を対応付けて記憶している。記憶部22は、記憶手段として機能する。
図3に示した記憶部22に記憶されている建物情報60は、空調機が設置された建物に関する情報である。記憶部22は、建物情報60として、設置機器リスト61と、竣工日情報62と、を記憶している。
設置機器リスト61は、建物に設置された空調機のリストである。具体的には図5に示すように、記憶部22は、設置機器リスト61として、建物名、建物の緯度/経度、空調機の識別情報(ID)、データの格納日等の情報を記憶している。
建物名及び建物の緯度/経度の情報は、建物を識別するための情報である。これらの情報は、衛星画像から判別することもできるし、ユーザが入力することもできる。
空調機のIDは、該当する建物に設置されている空調機を識別するための情報である。判別装置2は、判別対象の空調機を判別すると、判別した空調機のIDを、該当する建物に設置されている空調機として、設置機器リスト61に追加する。これにより、空調機情報50における空調機と設置機器リスト61における建物とが対応付けられる。
データの格納日は、該当する建物の空調機のIDが最後に格納された日を示す。この格納日を衛星画像の更新日と比較することによって、過去に空調機の判別処理を実行した建物に対して再び判別処理を実行する必要があるか否かを判定することができる。設置機器リスト61は、過去に判別した空調機が設置された建物の情報を格納している。格納日は、衛星画像の更新日との比較によって、同じ建物に設置された空調機を再度判別する必要を無くすためのデータである。
竣工日情報62は、設置機器リスト61に記載された各建物が竣工した年月日を示す情報である。建物の竣工日は、その建物を撮影した衛星画像の変化から判別しても良い。或いは、建物の登記簿の情報から竣工日の情報を取得しても良い。
図1に示した判別システム1の説明に戻る。衛星画像サーバ3は、衛星画像を提供するサービスを実施している事業者によって運営されるサーバである。
衛星画像とは、地球の周りを回っている人工衛星によって撮影された画像であって、建物、施設、地形等の地上の様子を上空から観測して得られた画像である。事業者は、例えば企業又は公共団体であって、衛星画像を管理し、衛星画像を一般のユーザに有償又は無償で提供するサービスを実施している。
衛星画像サーバ3は、いずれも図示しないが、CPUと、ROMと、RAMと、通信インタフェースと、を備えており、通信インタフェースを介して、判別装置2を含む外部の装置と通信する。また、衛星画像サーバ3は、ハードディスクメモリ、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性メモリを備えている。衛星画像サーバ3は、不揮発性メモリによって実現されるデータベースにおいて、地上の様々な場所を人工衛星によって上空から撮影して得られた複数の衛星画像を記憶している。
衛星画像サーバ3は、外部の装置からの要求に応じて、データベースに格納されている複数の衛星画像の中から要求に合致する衛星画像を選択する。そして、衛星画像サーバ3は、選択した衛星画像を要求元の装置に通信インタフェースを介して送信する。
端末装置4は、スマートフォン、タブレット端末、リモートコントローラ、携帯電話、パーソナルコンピュータ等、ユーザによって操作される装置である。端末装置4は、ユーザによって把持される携帯型の端末であって、ユーザの移動に伴って移動する。図6に示すように、端末装置4は、制御部41と、記憶部42と、位置検知部43と、ユーザインタフェース44と、通信部48と、を備える。
制御部41は、CPU、ROM及びRAMを備える。CPUは、中央処理装置、中央演算装置、プロセッサ、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP等ともいう。制御部41において、CPUは、ROMに格納されたプログラム及びデータを読み出し、RAMをワークエリアとして用いて、端末装置4を統括制御する。
記憶部42は、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の不揮発性の半導体メモリであって、いわゆる二次記憶装置又は補助記憶装置としての役割を担う。記憶部42は、制御部41が各種処理を行うために使用するプログラム及びデータ、並びに、制御部41が各種処理を行うことにより生成又は取得するデータを記憶する。
位置検知部43は、端末装置4の位置を検知する。具体的に説明すると、位置検知部43は、GPS(Global Positioning System)受信部を備えており、図示しないGPSアンテナを介して、上空を周回している複数のGPS衛星から送信されたGPS信号を受信する。位置検知部43は、受信したGPS信号に基づいて、端末装置4の現在の位置を検知する。位置検知部43は、位置検知手段として機能する。
ユーザインタフェース44は、表示部45と入力部46とを備える。表示部45は、LCD(Liquid Crystal Display)パネル、有機EL、LED(Light Emitting Diode)等の表示デバイスである。入力部46は、タッチパネル、タッチパッド、スイッチ、押圧ボタン等の入力デバイスである。ユーザインタフェース44は、入力部46を介してユーザから操作を受け付け、また、表示部45を介して表示画像を表示する。なお、表示部45と入力部46とは、これらが互いに重ねられて配置されたタッチパネル又はタッチスクリーンとして構成されるものであっても良い。また、ユーザインタフェース44は、音声を出力するスピーカを備えていても良い。
通信部48は、広域ネットワークNに接続するための通信インタフェースを備える。通信部48は、制御部41の制御のもと、広域ネットワークNを介して、判別装置2を含む外部の機器と通信する。端末装置4は、入力部46を介してユーザから受け付けた操作の内容を示す情報を、通信部48及び広域ネットワークNを介して判別装置2に送信する。また、端末装置4は、ユーザに提示するための情報を、判別装置2から通信部48及び広域ネットワークNを介して受信し、受信した情報を表示部45に表示する。
次に、図7を参照して、判別システム1の機能的な構成について説明する。図7に示すように、判別装置2は、機能的に、Webサーバ部210と、位置情報受付部220と、画像取得部230と、判別部240と、解像度変更部250と、出力部260と、を備える。また、端末装置4は、機能的に、入力受付部410と、プログラム実行部420と、位置情報送信部440と、機器情報受信部450と、報知部460と、を備える。
これらの各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又は、ソフトウェアとファームウェアとの組み合わせによって実現される。ソフトウェア及びファームウェアは、プログラムとして記述され、判別装置2のROM又は記憶部22、及び、端末装置4のROM又は記憶部42に格納される。そして、判別装置2の制御部21において、CPUが、ROM又は記憶部22に記憶されたプログラムを実行することによって、判別装置2の各機能を実現する。また、端末装置4の制御部41において、CPUが、ROM又は記憶部42に記憶されたプログラムを実行することによって、端末装置4の各機能を実現する。
端末装置4において、入力受付部410は、ユーザからの入力を受け付ける。ユーザは、入力部46を操作して、端末装置4に所望の指示を入力することができる。例えば、ユーザは、空調機の判別処理を実行する指示、GPSによって端末装置4の現在の位置を取得する指示等を入力することができる。また、ユーザは、広域ネットワークNを介して様々なウェブサイトにアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)を入力することができる。
入力受付部410は、このようにしてユーザから入力された指示を受け付ける。入力受付部410は、制御部41が入力部46と協働することによって実現される。入力受付部410は、入力受付手段として機能する。
端末装置4において、プログラム実行部420は、空調機の判別処理を実行するための判別プログラムを実行する。判別プログラムは、端末装置4が判別装置2と連携して空調機の判別処理を実行し、判別結果をユーザに提示するためのWebプログラムである。
判別プログラムは、判別装置2の記憶部22において、Webコンテンツ70として規定されている。プログラム実行部420は、入力受付部410によって空調機の判別処理を実行する入力が受け付けられた場合、広域ネットワークNを介して判別装置2と通信し、判別装置2に対してWebコンテンツ70を要求する。
判別装置2において、Webサーバ部210は、広域ネットワークNを介して端末装置4からのアクセスを受け付ける。Webサーバ部210は、端末装置4からWebコンテンツ70の要求を受け付けると、記憶部22に記憶されているWebコンテンツ70を、端末装置4に送信する。Webサーバ部210は、制御部21が通信部28と協働することによって実現される。Webサーバ部210は、端末装置4においてプログラム実行部420が判別プログラムを実行する際におけるWebサーバとして機能する。
端末装置4において、プログラム実行部420は、判別装置2からWebコンテンツ70を受信すると、受信したWebコンテンツ70を実行する。具体的に説明すると、プログラム実行部420は、受信したWebコンテンツ70に従って、空調機の判別処理を実行する。空調機の判別処理とは、位置情報送信部440、機器情報受信部450及び報知部460の処理を含む、空調機を判別するために必要な処理である。また、プログラム実行部420は、空調機の判別処理を実行中であることを示す表示画像を表示部45に表示させる。
このように、プログラム実行部420は、制御部41が表示部45及び通信部48と協働することによって実現される。プログラム実行部420は、プログラム実行手段として機能する。
端末装置4において、位置情報送信部440は、入力受付部410によって空調機を判別する指示入力が受け付けられた場合、判別の指示と共に、判別対象の空調機の位置を示す位置情報を、判別装置2に送信する。判別対象の空調機の位置とは、判別装置2によって判別される対象となる空調機が設置された位置である。位置情報とは、緯度経度の座標のように正確な位置を示す情報であっても良いし、空調機の位置を特定することが可能な情報であれば、住所、建物名、施設名、駅周辺、指定位置を中心としたエリア等のように、広がりを持った情報であっても良い。
具体的に説明すると、位置情報送信部440は、判別対象の空調機の位置を示す位置情報として、位置検知部43によって検知された端末装置4の位置を示す位置情報を、判別装置2に送信する。端末装置4はユーザに把持されて操作されるため、端末装置4の位置は、ユーザの位置に相当する。そのため、ユーザは、自身の居場所の周辺に設置されている空調機を判別する指示を、判別装置2に送信することができる。
例えば、自宅に設置されている空調機を判別することを望む場合、ユーザは、自宅内で端末装置4を操作して、判別の指示を入力する。或いは、ユーザが屋外に居る場合において、周辺の建物に設置されている空調機を判別することを望む場合、ユーザは、その建物の近くで端末装置4を操作して、判別の指示を入力する。このようにして、様々な場所に設置されている空調機の判別を判別装置2に指示することができる。
位置情報送信部440は、広域ネットワークNを介して判別装置2と通信し、判別対象の空調機の位置を示す位置情報を、判別装置2に送信する。位置情報送信部440は、制御部41が通信部48と協働することによって実現される。位置情報送信部440は、位置情報送信手段として機能する。
判別装置2において、位置情報受付部220は、端末装置4から位置情報が送信されると、送信された位置情報を受け付ける。これにより、位置情報受付部220は、判別対象の空調機の位置を示す位置情報を取得する。位置情報受付部220は、制御部21が通信部28と協働することによって実現される。位置情報受付部220は、位置情報受付手段として機能する。
判別装置2において、画像取得部230は、位置情報受付部220によって受け付けられた位置情報によって示される位置における撮影画像を取得する。受け付けられた位置情報によって示される位置における撮影画像とは、その位置を含むエリアを撮影することによって得られた画像である。具体的に説明すると、画像取得部230は、撮影画像として、判別対象の空調機の位置を人工衛星によって上空から撮影して得られた衛星画像を、衛星画像サーバ3から取得する。衛星画像サーバ3は、上述したように、地上の様々な場所を人工衛星によって上空から撮影して得られた複数の衛星画像を記憶している。
画像取得部230は、広域ネットワークNを介して衛星画像サーバ3と通信し、判別対象の空調機の位置を示す位置情報を、衛星画像の取得要求と共に判別装置2に送信する。
衛星画像サーバ3は、判別装置2から位置情報を受信すると、データベースに格納されている複数の衛星画像の中から、受信した位置情報によって示される位置を撮影した衛星画像を選択する。そして、衛星画像サーバ3は、選択した衛星画像を、広域ネットワークNを介して判別装置2に送信する。画像取得部230は、制御部21が通信部28と協働することによって実現される。画像取得部230は、画像取得手段として機能する。
図8に、画像取得部230によって取得される衛星画像80の例を示す。図8に示すように、衛星画像80は、建物の屋上に設置された、判別対象の空調機の室外機を含む複数の室外機を捉えている。画像取得部230は、このような、判別対象の空調機が設置された位置の周辺の様子を上空から撮影した衛星画像80を、衛星画像サーバ3から取得する。
判別装置2において、判別部240は、画像取得部230によって取得された衛星画像80に基づいて、判別対象の空調機に関する機器情報を判別する。空調機に関する機器情報とは、空調機の製造業者、機種、施工時期等、判別対象の空調機を他の空調機と区別するための情報である。
判別部240は、画像取得部230によって取得された衛星画像80を画像処理部24によって解析する。これにより、判別部240は、空調機情報50に情報が記録された複数の空調機のうちから、衛星画像80に撮影された空調機に該当する空調機を特定する。判別部240は、制御部21が画像処理部24と協働することによって実現される。判別部240は、判別手段として機能する。
具体的に説明すると、判別部240は、画像取得部230によって取得された衛星画像80を、候補となる複数の空調機の外観を示す複数の外観画像のそれぞれと比較することによって、複数の空調機のうちから判別対象の空調機を特定する。複数の空調機とは、判別対象の空調機として判別される候補となる空調機であって、具体的には、記憶部22に空調機情報50として情報が記憶された空調機である。
空調機の外観を示す外観画像とは、具体的には、写真情報51によって示される空調機の写真、又は、図面情報52によって示される空調機の図面である。判別部240は、記憶部22に記憶された写真情報51と図面情報52とのうちの少なくとも一方を参照し、衛星画像80を写真又は図面と比較することによって、判別対象の空調機を特定する。
より詳細に説明すると、判別部240は、衛星画像80のうちから、判別対象の空調機が撮影された部分の画像を抽出する。判別対象の空調機が撮影された部分とは、具体的には、図8に示す衛星画像80において太線で囲まれた、判別対象の空調機の室外機が撮影された部分である。判別部240は、衛星画像80における室外機の部分と室外機以外の背景部分との色の違いに基づいて、衛星画像80から室外機の輪郭を切り出す。そして、判別部240は、切り出した室外機の輪郭を包含する部分を衛星画像80から抽出して、図9に示す部分画像81を生成する。
図7に示した判別システム1の機能構成の説明に戻る。判別装置2において、解像度変更部250は、複数の外観画像のそれぞれの解像度を、衛星画像80の解像度に低下させる。解像度とは、画像を構成する画素の密度を表す指標である。衛星画像80は上空から撮影された画像であるため、その解像度は、一般的には、カタログから得られる空調機の写真又は図面に比べて低い。そのため、解像度変更部250は、写真情報51又は図面情報52によって示される写真又は図面の解像度を、衛星画像サーバ3から取得された衛星画像80と比較可能なようにするため、衛星画像80の解像度と同等の解像度に低下させる。
解像度変更部250は、記憶部22に記憶された複数の外観画像を画像処理部24によって加工して、解像度を変更する。解像度変更部250は、制御部21が画像処理部24と協働することによって実現される。解像度変更部250は、解像度変更手段として機能する。
判別部240は、衛星画像80から抽出された部分画像81を、解像度変更部250によって解像度が変更された複数の外観画像のそれぞれと比較する。具体的に説明すると、判別部240は、複数の外観画像のそれぞれと部分画像81との間で、室外機の形状、寸法、色等の特徴を比較する。
より詳細に説明すると、判別部240は、写真情報51によって示される複数の空調機の写真、図面情報52によって示される複数の空調機の図面、及び、部分画像81のそれぞれについて、特徴点を抽出する。特徴点とは、室外機の輪郭、室外機の角の位置、ファンの位置及び形状、開口部の位置及び形状等、室外機の外観を特徴的に示す点である。
判別部240は、複数の外観画像のそれぞれについて、部分画像81と間における特徴点の一致の度合を示す一致度を算出する。そして、判別部240は、算出した一致度が最も大きい外観画像を、判別対象の空調機に合致する外観画像であると特定する。
判別対象の空調機に該当する外観画像を特定すると、判別部240は、記憶部22に記憶されたカタログ情報53を参照して、判別対象の空調機に関する情報である機器情報を判別する。具体的に説明すると、判別部240は、カタログ情報53に記載された複数の空調機の製造業者、機種、製造年等の情報のうちの、特定した外観画像に対応付けられた情報を、判別対象の空調機の情報であると判別する。このようにして、判別部240は、判別対象の空調機を判別する。
このような空調機自体の情報の判別と共に、判別部240は、判別対象の空調機に関する機器情報として、空調機が設置された建物に関する情報を判別する。建物に関する情報とは、具体的には、判別対象の空調機が設置された建物の名称、種類、規模等である。また、建物に関する情報は、判別対象の空調機が設置された建物の建て替え工事、その建物における設備の入れ替え工事等の情報を含む。
具体的に説明すると、判別部240は、画像取得部230によって取得された衛星画像80に基づいて、判別対象の空調機が設置された建物の名称、種類、規模等の情報を判別する。また、判別対象の空調機が設置された建物において、建て替え工事、又は、空調機の入れ替え工事が実施されていることが衛星画像80から捉えられた場合、判別部240は、建物の竣工日、又は、空調機の施工時期を判別することができる。
判別部240は、判別した情報によって、記憶部22に記憶された建物情報60を更新する。具体的に説明すると、判別部240は、設置機器リスト61において、判別した建物名に対応付けて、位置情報受付部220によって受け付けられた位置情報と、判別した空調機を識別するIDと、を格納し、格納日を更新する。これにより、記憶部22には、判別した空調機の機器情報と、その空調機が設置された建物情報と、その建物の位置情報と、が対応付けて記憶される。
なお、図8のように、衛星画像サーバ3から取得された衛星画像80に複数の空調機が写っている場合には、判別部240は、複数の空調機のそれぞれについて、上述した判別処理を実行する。例えば、複数のフロアを有する大規模な建物では、複数のフロアを空調するための複数の空調機の室外機が屋上に設置される。このような場合、判別部240は、衛星画像80に撮影された複数の空調機のそれぞれについて、製造業者、機種、製造年等の機器情報を判別する。
判別装置2において、出力部260は、判別部240によって判別された空調機に関する機器情報を出力する。出力部260は、広域ネットワークNを介して端末装置4と通信し、判別対象の空調機に関する機器情報を、空調機の判別指示を送信した端末装置4に出力する。出力部260は、制御部21が通信部28と協働することによって実現される。出力部260は、出力手段として機能する。
なお、出力部260は、記憶部22に記憶されている位置情報が位置情報受付部220によって再び受け付けられた場合、記憶部22においてその位置情報に対応付けて記憶されている機器情報を出力する。言い換えると、過去に判別部240が判別処理を実行した位置と同じ位置に設置された空調機を再度判別する指示が、位置情報受付部220によって受け付けられた場合、出力部260は、記憶部22に記憶されている過去に判別された機器情報を出力する。この場合、画像取得部230は、衛星画像80を取得する処理を実行せず、判別部240は、判別対象の空調機に関する情報を判別する処理を実行しない。
このように、記憶部22に記憶されている過去の判別結果を利用することで、画像取得部230による衛星画像80を取得する処理と判別部240による判別処理とを省略することができる。そのため、判別装置2における処理を効率化させることができる。
端末装置4において、機器情報受信部450は、判別装置2から機器情報が出力されると、出力された機器情報を受信する。機器情報受信部450は、制御部41が通信部48と協働することによって実現される。機器情報受信部450は、機器情報受信手段として機能する。
端末装置4において、報知部460は、機器情報受信部450によって受信された機器情報を報知する。図10に、報知画像の例を示す。報知部460は、機器情報受信部450が機器情報を受信した場合、図10に示す報知画像を、表示部45に表示する。
具体的に説明すると、報知部460は、判別対象の空調機に関する情報として、製造業者、機種及び製造時期を報知し、判別対象の空調機が設置された建物の情報として、建物名、位置及び竣工日を報知する。また、報知部460は、判別対象の空調機の製造時期から、買い替えの時期を算出し、買い替えの時期も報知する。なお、衛星画像80に複数の空調機が撮影された場合には、報知部460は、複数の空調機について、このような報知画像を報知する。
報知部460は、表示部45による表示に限らず、スピーカから音声を出力することで、機器情報を報知しても良い。報知部460は、制御部41が表示部45又はスピーカと協働することによって実現される。報知部460は、報知手段として機能する。
以上のように構成される判別システム1において実行される処理の流れについて、図11及び図12を参照して、説明する。
図11は、指定された位置周辺の建物に設置された空調機を判別するために、判別装置2と衛星画像サーバ3と端末装置4との間で実行される処理の流れを示している。図11に示す判別処理は、端末装置4において、制御部41が、空調機を判別する指示を受け付けた場合に(ステップS1)、開始する。
空調機を判別する指示は、端末装置4の入力部46を操作するユーザによって入力される。具体的に説明すると、端末装置4のユーザは、入力部46を操作して、広域ネットワークNを介して判別装置2にアクセスするためのURLを指定する。ステップS1において、制御部41は、入力受付部410として機能する。
端末装置4において、空調機を判別する指示を受け付けると、制御部41は、判別装置2に対してWebコンテンツ70を要求する(ステップS2)。Webコンテンツ70は、空調機の判別処理を実行するためのWebプログラムである。制御部41は、通信部28及び広域ネットワークNを介して判別装置2と通信可能に接続する。判別装置2との通信を開始する。そして、制御部41は、判別装置2の記憶部22に記憶されているWebコンテンツ70の要求を送信する。
判別装置2において、制御部21は、端末装置4からWebコンテンツ70の要求を受け付けると、要求に対する応答として、通信部28及び広域ネットワークNを介して端末装置4にWebコンテンツ70を送信する(ステップS3)。ステップS3において、制御部21は、Webサーバ部210として機能する。
端末装置4において、制御部41は、判別装置2からWebコンテンツ70を受信すると、受信したWebコンテンツ70を実行する(ステップS4)。具体的に説明すると、制御部41は、受信したWebコンテンツ70に規定される判別プログラムを実行することによって、空調機の判別処理を開始する。ステップS2及びステップS4において、制御部41は、プログラム実行部420として機能する。
Webコンテンツ70を実行すると、制御部41は、判別対象の空調機の位置を示す位置情報を、判別の指示と共に、判別装置2に送信する(ステップS5)。具体的に説明すると、制御部41は、端末装置4に内蔵されたGPSの機能によって検知された端末装置4の位置情報を、広域ネットワークNを介して判別装置2に送信する。これにより、制御部41は、判別装置2に対して、判別すべき空調機の位置を指定する。ステップS5において、制御部41は、位置情報送信部440として機能する。
判別装置2において、制御部21は、端末装置4から送信された位置情報を取得する。これにより、制御部21は、端末装置4から、判別すべき空調機の位置の指定を受け付ける。このとき、制御部21は、位置情報受付部220として機能する。
端末装置4から位置情報を取得すると、制御部21は、取得した位置情報における空調機が、設置機器リスト61に既に存在しているか否かを判定する(ステップS6)。取得した位置情報における空調機が設置機器リスト61に存在している場合(ステップS6;YES)、制御部21は、ステップS7〜S9の処理をスキップする。言い換えると、制御部21は、衛星画像サーバ3から衛星画像を取得する処理と、取得した衛星画像に基づいた判別処理と、を実行しない。
これに対して、取得した位置情報における空調機が設置機器リスト61に存在していない場合(ステップS6;NO)、制御部21は、取得した位置情報に対応する衛星画像を衛星画像サーバ3に要求する(ステップS7)。具体的に説明すると、制御部21は、端末装置4から取得した位置情報を、広域ネットワークNを介して衛星画像サーバ3に送信して、取得した位置情報によって示される位置の衛星画像を要求する。
判別装置2から衛星画像の要求が送信されると、衛星画像サーバ3は、送信された要求を受信する。衛星画像サーバ3は、受信した要求に該当する衛星画像を、データベースに格納されている複数の衛星画像の中から選択して、判別装置2に衛星画像を送信する(ステップS8)。
判別装置2の制御部21は、衛星画像サーバ3から送信された衛星画像を取得する。制御部21は、例えば図8に示した衛星画像80を取得する。ステップS7,S8において、制御部21は、画像取得部230として機能する。
判別装置2において、衛星画像サーバ3から衛星画像を取得すると、制御部21は、空調機の判別処理を実行する(ステップS9)。ステップS9における判別処理の詳細については、図12に示すフローチャートを参照して説明する。
図12に示す空調機の判別処理を開始すると、制御部21は、取得した衛星画像から空調機を切り分ける(ステップS101)。具体的に説明すると、制御部21は、室外機と背景との画素の色の違いに基づいて衛星画像の中から室外機を認識し、衛星画像から室外機の部分を抽出する。これにより、制御部21は、例えば図8に示した衛星画像80から、図9に示した部分画像81を抽出する。
衛星画像から空調機を切り分けると、制御部21は、判別対象の空調機として判別される候補となる複数の空調機の外観を示す複数の外観画像の解像度を調整する(ステップS102)。具体的に説明すると、制御部21は、記憶部22に記憶されている空調機の写真又は図面の解像度を、衛星画像サーバ3から取得した衛星画像と比較可能なようにするため、衛星画像80の解像度と同等の解像度に低下させる。ステップS102において、制御部21は、解像度変更部250として機能する。
外観画像の解像度を調整すると、制御部21は、解像度が調整された外観画像と、空調機の部分が切り出された衛星画像と、を比較する。第1に、制御部21は、写真情報51によって示される複数の空調機の写真のそれぞれと衛星画像との一致度を算出する(ステップS103)。具体的に説明すると、制御部21は、衛星画像に撮影された室外機の特徴を示す特徴点を抽出する。そして、制御部21は、複数の空調機の写真のそれぞれについて、衛星画像と間での特徴点の一致度を算出する。
第2に、制御部21は、図面情報52によって示される複数の空調機の図面のそれぞれと衛星画像との一致度を算出する(ステップS104)。具体的に説明すると、制御部21は、複数の空調機の図面のそれぞれについて、衛星画像と間での特徴点の一致度を算出する。
写真と図面とから一致度を算出すると、制御部21は、算出した一致度に基づいて、判別対象の空調機を判別する(ステップS105)。具体的に説明すると、制御部21は、算出した一致度が最も大きい写真又は図面を、判別対象の空調機に該当する写真又は図面であると特定する。そして、制御部21は、カタログ情報53を参照して、特定した写真又は図面に対応する機器情報を判別する。また、制御部21は、判別対象の空調機が設置された建物に関する情報についても判別する。
空調機を判別すると、制御部21は、判別結果によって、記憶部22に記憶された建物情報60を更新する(ステップS106)。具体的に説明すると、制御部21は、設置機器リスト61において、判別した空調機の情報と、その空調機が設置された建物情報と、位置情報と、を紐付けて記憶させる。ステップS101,103〜S106において、制御部21は、判別部240として機能する。以上により、図12に示した空調機の判別処理は終了する。
図11に示したシーケンス図の説明に戻る。ステップS9において空調機の判別処理を実行すると、制御部21は、判別した空調機に関する機器情報を、広域ネットワークNを介して端末装置4に送信する(ステップS10)。ステップS10において、制御部21は、出力部260として機能する。
なお、ステップS6において、取得した位置情報における空調機が設置機器リスト61に存在していると判定した場合には、制御部21は、記憶部22においてこの位置情報に対応付けて記憶されている機器情報を端末装置4に送信する。言い換えると、制御部21は、過去に実行した空調機の判別を再び指示された場合には、過去の判定によって得られた機器情報を利用する。
端末装置4において、制御部41は、判別装置2から機器情報が送信されると、送信された機器情報を受信する。このとき、制御部41は、機器情報受信部450として機能する。
判別装置2から機器情報を受信すると、制御部41は、受信した機器情報を報知する(ステップS11)。制御部41は、具体的には図10に示す報知画像を表示部45に表示する。ステップS11において、制御部41は、報知部460として機能する。以上によって、図11に示した判別システム1の処理は終了する。
以上詳細に説明したように、本実施の形態に係る判別システム1において、判別装置2は、判別対象の空調機の位置を示す位置情報を端末装置4から受け付け、受け付けた位置情報に対応する衛星画像80に基づいて、判別対象の空調機に関する情報を判別する。空調機の位置情報によって、その空調機に関する情報を判別することができるため、空調機の所有者、その空調機が設置された建物の管理者等に確認することを必要としない。そのため、本実施の形態に係る判別装置2によれば、空調機に関する情報を容易に判別することができる。
空調機は、省エネ性の向上、又は故障率の上昇のため、一般的に15年から20年ほどで買い替えることが多い。本実施の形態に係る判別システム1は、判別対象の空調機の製造業者、機種、製造年を判別することによって、このような買い替えのタイミングを容易に確認することができる。そのため、本実施の形態に係る判別システム1によれば、的確なタイミングで、空調機のリニューアルをユーザに提案することができる。
特に、多数の空調機が判別対象である場合、各空調機の情報を、所有者、管理者等に逐一確認することは大きな手間がかかる。このような場合であっても、本実施の形態に係る判別システム1によれば、多数の空調機に関する情報を容易に判別することができる。これにより、多数の空調機のリニューアルを、ユーザに的確に提案することができる。
また、本実施の形態に係る判別システム1において、判別装置2は、判別対象の空調機が撮影された衛星画像を取得し、取得した衛星画像に基づいて、その空調機に関する情報を判別する。これにより、広域ネットワークに接続されておらず、広域ネットワークを介して遠隔から監視できない空調機に対しても、その運転状態、異常が生じているか否か等の情報を容易に判別することができる。
特に、近年では、地球上の様々な場所を上空から撮影した衛星画像を比較的容易に入手することができるようになっている。更に、衛星画像の解像度は、空調機を外観から判別できる程度にまで、年々向上している。本実施の形態に係る判別システム1は、このような衛星画像を利用することによって、空調機に関する情報を容易に判別することを可能としている。
また、本実施の形態に係る判別システム1において、端末装置4は、ユーザによって持ち運ばれる携帯型の装置であって、GPSによって検知した自装置の位置情報を、判別対象の空調機の位置情報として、判別装置2に送信する。これにより、端末装置4のユーザは、自身の周辺の建物に設置された空調機を手軽に判別することができる。
また、本実施の形態に係る判別システム1において、判別装置2は、比較対象として予め用意された複数の外観画像のそれぞれの解像度を、衛星画像サーバ3から取得した衛星画像80に合わせて低下させてから、複数の外観画像のそれぞれと衛星画像80との間でマッチングする。そのため、空調機を高い精度で判別することができる。
(変形例)
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明を実施するにあたっては、種々の形態による変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施の形態では、位置情報送信部440は、判別対象の空調機の位置を示す位置情報として、位置検知部43によって検知された端末装置4の位置を示す位置情報を、判別装置2に送信した。しかしながら、位置情報送信部440は、判別対象の空調機の位置を示す位置情報として、入力受付部410によってユーザから受け付けられた位置情報を、判別装置2に送信しても良い。この場合、ユーザは、端末装置4の入力部46を操作して、判別対象の空調機が設置された緯度経度、住所、建物名、施設名等の位置情報を入力する。
上記実施の形態では、判別部240は、判別対象の空調機に関する機器情報として、空調機の製造業者、機種、製造時期等を判別した。しかしながら、判別部240は、これらに替えて、又は、これらに加えて、空調機の運転状態、空調機における異常発生の有無等を判別しても良い。運転状態とは、空調機が運転しているか否かである。また、異常発生とは、損傷、劣化等によって空調機が正常に運転できなくなることである。言い換えると、判別部240は、機器情報として、製造業者と、機種と、製造時期と、運転状態と、異常発生の有無と、のうちの少なくともいずれかを判別することができる。
上記実施の形態では、判別部240は、判別対象の空調機を撮影した撮影画像を、候補となる複数の空調機の外観を示す複数の外観画像のそれぞれと比較することによって、判別対象の空調機に関する機器情報を判別した。しかしながら、判別部240は、撮影画像を複数の外観画像のそれぞれと比較せず、判別対象の空調機における外部から視認可能な位置に示された情報に基づいて、機器情報を判別しても良い。判別対象の空調機における外部から視認可能な位置に示された情報とは、例えば、色、文字、画像コード又はこれらの組み合わせである。
具体的に説明すると、判別対象の空調機には、製造業者、機種、製造時期等を示す色、文字、画像コード等の特定のパターンが予め付されている。判別部240は、撮影画像に撮影されたこのような特定のパターンに基づいて、製造業者、機種、製造時期等を判別する。或いは、空調機が、現在の運転状態又は異常発生の有無を示す特定のパターンを、外部から視認可能なように出力するようにしても良い。この場合、判別部240は、撮影画像に撮影された特定のパターンに基づいて、空調機の運転状態又は異常発生の有無を判別する。
上記実施の形態では、判別対象の空調機が撮影された撮影画像は、人工衛星によって撮影された画像であった。しかしながら、本発明において、撮影画像は、人工衛星以外の飛翔体によって撮影されたものであっても良い。例えば、撮影画像は、航空機による航空写真であっても良いし、ドローン、気球等による空撮画像であっても良い。或いは、撮影画像は、飛翔体によって上空から撮影された画像であることに限らず、人、自動車等によって地上から撮影された画像であっても良い。
撮影画像が人工衛星によって撮影された画像では無い場合、画像取得部230は、撮影画像を、衛星画像サーバ3以外のサーバから撮影画像を取得することができる。或いは、判別装置2は、判別対象の機器が撮影された撮影画像を記憶している画像記憶手段を備えており、画像記憶手段に記憶された撮影画像に基づいて、機器情報を判別しても良い。
上記実施の形態では、解像度変更部250は、画像取得部230が衛星画像サーバ3から衛星画像80を取得した後で、記憶部22に記憶された空調機の外観画像の解像度を、取得された衛星画像80の解像度に低下させた。しかしながら、判別装置2は、取得される可能性がある衛星画像80の解像度に応じて予め低解像度化された外観画像のデータを、記憶部22に記憶しておいても良い。これにより、判別処理に要する時間を短縮することができる。
上記実施の形態では、判別装置2は、判別候補となる複数の空調機の外観画像を示す情報として、写真情報51と図面情報52とを記憶部22に記憶していた。しかしながら、判別装置2は、写真情報51と図面情報52とのうちのどちらか一方のみを記憶しており、どちらか一方のみを用いて空調機に関する情報を判別しても良い。或いは、1つの空調機について、異なる方向から見た複数の写真又は図面を用いて空調機に関する情報を判別しても良い。
上記実施の形態では、判別対象の機器は空調機であって、判別部240は、空調機の室外機が撮影された撮影画像に基づいて、空調機に関する情報を判別した。しかしながら、本発明において、判別対象の機器は、撮影画像に基づいて判別することができるものであれば、空調機以外の機器であっても良い。例えば、判別対象の機器は給湯機であっても良い、この場合、判別部240は、屋外に設置された貯湯タンク又はヒートポンプユニットが撮影された撮影画像に基づいて、給湯機を判別しても良い。
上記実施の形態では、プログラム実行部420は、判別装置2からWebコンテンツ70を取得し、受信したWebコンテンツ70を実行することで、空調機の判別処理を実行した。しかしながら、Webコンテンツ70は、アプリケーションプログラムとして端末装置4に予めインストールされていても良い。この場合、プログラム実行部420は、アプリケーションプログラムを実行することによって、空調機の判別処理を実行する。このように端末装置4が単独でWebコンテンツ70を実行できる場合、判別装置2は、Webサーバ部210を備えてなくても良いし、Webコンテンツ70を記憶していなくても良い。
上記実施の形態では、判別装置2と衛星画像サーバ3と端末装置4とは、広域ネットワークNを介して接続されている。しかしながら、これらのうちの少なくとも2つは、同じ建物内に設置されており、ローカルエリアネットワークによって接続されていても良い。また、これらのうちの少なくとも2つの機能が同じ装置によって実現されても良い。例えば、端末装置4が判別装置2の機能を備えていても良いし、衛星画像サーバ3が判別装置2の機能を備えていても良い。
上記実施の形態では、判別装置2の制御部21において、CPUがROM又は記憶部22に記憶されたプログラムを実行することによって、Webサーバ部210、位置情報受付部220、画像取得部230、判別部240、解像度変更部250及び出力部260の各部として機能した。また、端末装置4の制御部41において、CPUがROM又は記憶部42に記憶されたプログラムを実行することによって、入力受付部410、プログラム実行部420、位置情報送信部440、機器情報受信部450及び報知部460の各部として機能した。しかしながら、本発明において、制御部21,41は、専用のハードウェアであってもよい。専用のハードウェアとは、例えば単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又は、これらの組み合わせ等である。制御部21,41が専用のハードウェアである場合、各部の機能それぞれを個別のハードウェアで実現してもよいし、各部の機能をまとめて単一のハードウェアで実現してもよい。
また、各部の機能のうち、一部を専用のハードウェアによって実現し、他の一部をソフトウェア又はファームウェアによって実現してもよい。このように、制御部21,41は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又は、これらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
本発明に係る判別装置2又は端末装置4の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータ又は情報端末装置等のコンピュータに適用することで、当該コンピュータを、本発明に係る判別装置2又は端末装置4として機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk ROM)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、又は、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネット等の通信ネットワークを介して配布してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本発明は、機器に関する情報を判別する技術に好適に採用され得る。
1 判別システム、2 判別装置、3 衛星画像サーバ、4 端末装置、21,41 制御部、22,42 記憶部、23 計時部、24 画像処理部、28,48 通信部、29,49 バス、43 位置検知部、44 ユーザインタフェース、45 表示部、46 入力部、50 空調機情報、51 写真情報、52 図面情報、53 カタログ情報、60 建物情報、61 設置機器リスト、62 竣工日情報、70 Webコンテンツ、80 衛星画像、81 部分画像、210 Webサーバ部、220 位置情報受付部、230 画像取得部、240 判別部、250 解像度変更部、260 出力部、410 入力受付部、420 プログラム実行部、440 位置情報送信部、450 機器情報受信部、460 報知部、N 広域ネットワーク

Claims (15)

  1. 屋外に設置されている判別対象の機器の位置を示す位置情報を受け付ける位置情報受付手段と、
    屋外における異なる場所を撮影して得られた複数の撮影画像のうちの、前記位置情報受付手段によって受け付けられた前記位置情報によって示される前記位置における撮影画像に基づいて、前記判別対象の機器に関する機器情報を判別する判別手段と、
    前記判別手段によって判別された前記機器情報を出力する出力手段と
    前記判別手段によって判別された前記機器情報を、前記位置情報受付手段によって受け付けられた前記位置情報に対応付けて記憶する記憶手段と、を備え
    前記記憶手段に記憶されている前記位置情報が前記位置情報受付手段によって再び受け付けられた場合、前記判別手段は、前記機器情報を判別する処理を実行せず、前記出力手段は、前記記憶手段において前記位置情報に対応付けられて記憶されている前記機器情報を出力する、
    判別装置。
  2. 前記複数の撮影画像を記憶しているサーバから、前記位置情報受付手段によって受け付けられた前記位置情報によって示される前記位置における前記撮影画像を取得する画像取得手段、を更に備え、
    前記判別手段は、前記画像取得手段によって取得された前記撮影画像に基づいて、前記機器情報を判別する、
    請求項1に記載の判別装置。
  3. 前記判別手段は、前記撮影画像を、候補となる複数の機器の外観を示す複数の外観画像のそれぞれと比較することによって、前記複数の機器のうちから前記判別対象の機器を特定し、特定した前記判別対象の機器に関する前記機器情報を判別する、
    請求項1又は2に記載の判別装置。
  4. 前記複数の外観画像のそれぞれの解像度を、前記撮影画像の解像度に低下させる解像度変更手段、を更に備え、
    前記判別手段は、前記撮影画像を、前記解像度変更手段によって解像度が低下された前記複数の外観画像のそれぞれと比較することによって、前記複数の機器のうちから前記判別対象の機器を特定し、特定した前記判別対象の機器に関する前記機器情報を判別する、
    請求項3に記載の判別装置。
  5. 前記判別手段は、前記機器情報として、前記判別対象の機器の製造業者と、前記判別対象の機器の製造時期と、前記判別対象の機器における異常発生の有無と、のうちの少なくともいずれかを判別する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の判別装置。
  6. 前記判別手段は、前記機器情報として、前記判別対象の機器が設置された建物の名称と、前記建物の種類と、前記建物の規模と、前記建物の竣工日と、前記判別対象の機器の施工時期と、のうちの少なくともいずれかを判別する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の判別装置。
  7. 前記記憶手段に記憶されている前記位置情報が前記位置情報受付手段によって再び受け付けられた場合、前記画像取得手段は、前記サーバから前記撮影画像を取得する処理を実行せず、前記判別手段は、前記機器情報を判別する処理を実行せず、前記出力手段は、前記記憶手段において前記位置情報に対応付けられて記憶されている前記機器情報を出力する、
    請求項に記載の判別装置。
  8. 前記判別手段は、前記判別対象の機器により外部から視認可能に出力される情報に基づいて、前記機器情報を判別する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の判別装置。
  9. 前記判別対象の機器は、空調機であって、
    前記判別手段は、前記空調機の室外機が撮影された前記撮影画像に基づいて、前記空調機に関する前記機器情報を判別する、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の判別装置。
  10. 前記撮影画像は、飛翔体によって撮影された画像である、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の判別装置。
  11. 前記位置情報受付手段は、ユーザが屋外に居る場合において、前記ユーザにより把持される携帯型の端末装置の位置を示す前記位置情報を受け付ける、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の判別装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の判別装置と、端末装置と、を備える判別システムであって、
    前記判別装置において、
    前記出力手段は、前記機器情報を前記端末装置に出力し、
    前記端末装置は、
    前記出力手段によって出力された前記機器情報を受信する機器情報受信手段と、
    前記機器情報受信手段によって受信された前記機器情報を報知する報知手段と、を備える、
    判別システム。
  13. 前記端末装置は、
    前記端末装置の位置を検知する位置検知手段と、
    前記位置検知手段によって検知された前記端末装置の位置を示す前記位置情報を、前記判別装置に送信する位置情報送信手段と、を更に備え、
    前記判別装置において、
    前記位置情報受付手段は、前記端末装置から送信された前記位置情報を受け付ける、
    請求項12に記載の判別システム。
  14. 屋外に設置されている判別対象の機器の位置を示す位置情報を取得し、
    屋外における異なる場所を撮影して得られた複数の撮影画像のうちの、取得した前記位置情報によって示される前記位置における撮影画像に基づいて、前記判別対象の機器に関する機器情報を判別
    判別された前記機器情報を出力し、
    判別された前記機器情報を、取得した前記位置情報に対応付けて記憶手段に記憶し、
    前記記憶手段に記憶されている前記位置情報を再び取得した場合、前記機器情報を判別する処理を実行せずに、前記記憶手段において前記位置情報に対応付けられて記憶されている前記機器情報を出力する、
    判別方法。
  15. コンピュータを、
    屋外に設置されている判別対象の機器の位置を示す位置情報を受け付ける位置情報受付手段、
    屋外における異なる場所を撮影して得られた複数の撮影画像のうちの、前記位置情報受付手段によって受け付けられた前記位置情報によって示される前記位置における撮影画像に基づいて、前記判別対象の機器に関する機器情報を判別する判別手段
    前記判別手段によって判別された前記機器情報を出力する出力手段、として機能させ
    前記判別手段は、判別された前記機器情報を、前記位置情報受付手段によって受け付けられた前記位置情報に対応付けて記憶手段に記憶し、
    前記記憶手段に記憶されている前記位置情報が前記位置情報受付手段によって再び受け付けられた場合、前記判別手段は、前記機器情報を判別する処理を実行せず、前記出力手段は、前記記憶手段において前記位置情報に対応付けられて記憶されている前記機器情報を出力する、
    プログラム。
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