JP6779144B2 - 車両用アームレスト装置及び車両用シート - Google Patents
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Description
請求項8に記載の車両用アームレスト装置は、車両用シートのシートバックの側部に取り付けられるアームレスト本体部と、前記アームレスト本体部に取り付けられ、着座者の腕部を支持する腕支持部を有すると共に、前記腕支持部を前記アームレスト本体部に対して変位させるための調整機構を有する可動部と、を備え、前記調整機構は、前記腕支持部を前記アームレスト本体部に対してシート幅方向に変位させるための左右調整機構を有し、前記左右調整機構は、各々が個別に前記腕支持部を前記アームレスト本体部に対してシート幅方向にスライド可能とされた複数のスライド機構を有している。
請求項9に記載の車両用アームレスト装置は、車両用シートのシートバックの側部に取り付けられるアームレスト本体部と、前記アームレスト本体部に取り付けられ、着座者の腕部を支持する腕支持部を有すると共に、前記腕支持部を前記アームレスト本体部に対して変位させるための調整機構を有する可動部と、を備え、前記調整機構は、前記腕支持部を前記アームレスト本体部に対してシート幅方向に変位させるための左右調整機構を有し、前記可動部は、シート上下方向に並び且つシート上下方向視で同等の形状及び大きさに形成された複数の分割体を有し、当該複数の分割体のうち最上の分割体が前記腕支持部とされており、前記左右調整機構は、前記複数の分割体を互いにシート幅方向にスライド可能に連結している。
請求項10に記載の車両用アームレスト装置は、請求項9に記載の車両用アームレスト装置において、前記複数の分割体が互いにシート幅方向の反対側へ最大限にスライドされた状態では、前記複数の分割体が互いに一部をシート上下方向にラップさせるように構成されている。
図1に示されるように、本実施形態に係る車両用シート10は、図示しない着座者の臀部及び大腿部を支持するシートクッション12と、着座者の背部を支持するシートバック14と、着座者の頭部を支持するヘッドレスト16と、着座者の腕部(ここでは左腕部)を支持する車両用アームレスト装置20とを備えている。
アームレスト本体部22は、図3に示されるように、長尺状に形成されたアームレストフレーム24と、長尺な箱状に形成されて内部にアームレストフレーム24を収容した本体カバー32とによって構成されている。アームレストフレーム24は、ベースプレート26と、当該ベースプレート26に固定されたアーム部28と、当該アーム部28に固定されたブラケット部30とを有している。ベースプレート26は、例えば板金がプレス成形されて形成されたものであり、主要部の板厚方向がシート幅方向に沿う姿勢で配置されている。アーム部28は、例えば金属パイプが略U字状に曲げ加工されて長尺状に形成されたものであり、長手方向一端部(後端部)が溶接等の手段によってベースプレート26と結合されている。ブラケット部30は、例えば板金がプレス成形されて形成されたものであり、アーム部28の長手方向中間部に溶接等の手段によって結合されている。
可動部40は、図1〜図3に示されるように、アームレスト本体部22の前部に取り付けられており、可動部本体41と、調整機構50とによって構成されている。可動部本体41は、シート上下方向に並んだ複数の分割体としての上段部42、中段部44及び下段部46を有している。上段部42、中段部44及び下段部46のうち、最もシート上方に位置する上段部42は、本発明における「腕支持部」に相当する。また、調整機構50は、可動部本体41をアームレスト本体部22に対してシート上下方向に変位させるための上下調整機構52(図3〜図5参照)と、上段部42及び中段部44を下段部46及びアームレスト本体部22に対してシート幅方向に変位させるための左右調整機構120(図3、図7、図8参照)とを有している。以下、各々の構成について説明する。
図1〜図3、図7、図8に示されるように、可動部本体41の上段部42及び中段部44は、全体として長尺な板状に形成されており、シート前後方向を長手方向とし且つシート上下方向を厚さ方向とする姿勢で配置されている。具体的には、上段部42及び中段部44は、樹脂製の樹脂プレート42A、44Aと、板金製の金属プレート42B、44Bと、樹脂製の樹脂カバー42C、44Cとを備えている。
図3〜図5に示されるように、上下調整機構52は、可動部本体41とアームレスト本体部22のアームレストフレーム24とを連結したXリンク機構54と、可動部本体41をシート上方側へ付勢する一対の引張コイルスプリング80、82(付勢部材)と、Xリンク機構54の作動を規制すると共に当該規制を解除可能とされたロック機構84とを有している。なお、本実施形態では、Xリンク機構54は、中段部44及び下段部46を介して上段部42(腕支持部)とアームレストフレーム24(アームレスト本体部22)とを連結しており、引張コイルスプリング80、82は、Xリンク機構54、下段部46及び中段部44を介して上段部42(腕支持部)をシート上方側へ付勢している。また、以下の説明に記載する「回転」は、何れもシート幅方向に沿った軸線回りの回転である。
左右調整機構120は、図7及び図8に示されるように、可動部本体41に設けられており、中段部44を下段部46に対してシート幅方向にスライド可能に連結した下側スライド機構122と、上段部42を中段部44に対してシート幅方向にスライド可能に連結した上側スライド機構124とによって構成されている。下側スライド機構122及び上側スライド機構124は、本発明における「複数のスライド機構」に相当するものであり、各々が個別に上段部42(腕支持部)をアームレスト本体部22に対してシート幅方向にスライド(変位)可能とされている。また、本実施形態では、下側スライド機構122は、中段部44を下段部46のシート幅方向内側へスライド可能とされており、上側スライド機構124は、上段部42を中段部44のシート幅方向内側へスライド可能とされている。これらの下側スライド機構122及び上側スライド機構124は、手動式とされている。以下、具体的に説明する。なお、以下の説明では、中段部44及び上段部42のシート幅方向内側へのスライドを「横スライド」と称する場合がある
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
上記実施形態では、アームレスト本体部22がシートバック14に対して回転可能に連結された構成にしたが、これに限らず、アームレスト本体部がシートバックに対して変位不能とされた構成にしてもよい。
12 シートクッション
14 シートバック
20 車両用アームレスト装置
22 アームレスト本体部
40 可動部
42 上段部(腕支持部:分割体)
44 中段部(分割体)
46 下段部(分割体)
50 調整機構
52 上下調整機構
54 Xリンク機構
80、82 引張コイルスプリング(付勢部材)
84 ロック機構
120 左右調整機構
122 下側スライド機構(スライド機構)
124 上側スライド機構(スライド機構)
Claims (11)
- 車両用シートのシートバックの側部に取り付けられるアームレスト本体部と、
前記アームレスト本体部に取り付けられ、着座者の腕部を支持する腕支持部を有する可動部本体を含んで構成されると共に、前記腕支持部を前記アームレスト本体部に対して変位させるための調整機構を有する可動部と、
を備え、
前記調整機構は、
前記可動部本体を前記アームレスト本体部に対してシート上下方向に変位させるための上下調整機構と、
前記可動部本体に設けられ、前記腕支持部を前記アームレスト本体部に対してシート幅方向に変位させるための左右調整機構と、
を有する車両用アームレスト装置。 - 前記上下調整機構は、
前記可動部本体を前記アームレスト本体部に対して昇降可能に連結したXリンク機構と、
前記可動部本体をシート上方側へ付勢する付勢部材と、
前記Xリンク機構の作動を規制すると共に当該規制を解除可能とされたロック機構と、
を有する請求項1に記載の車両用アームレスト装置。 - 前記左右調整機構は、前記腕支持部を前記アームレスト本体部のシート幅方向内側へ変位可能とされている請求項1又は請求項2に記載の車両用アームレスト装置。
- 前記左右調整機構は、各々が個別に前記腕支持部を前記アームレスト本体部に対してシート幅方向にスライド可能とされた複数のスライド機構を有している請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用アームレスト装置。
- 前記可動部本体は、シート上下方向に並び且つシート上下方向視で同等の形状及び大きさに形成された複数の分割体を有し、当該複数の分割体のうち最上の分割体が前記腕支持部とされており、
前記左右調整機構は、前記複数の分割体を互いにシート幅方向にスライド可能に連結している請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両用アームレスト装置。 - 前記複数の分割体が互いにシート幅方向の反対側へ最大限にスライドされた状態では、前記複数の分割体が互いに一部をシート上下方向にラップさせるように構成されている請求項5に記載の車両用アームレスト装置。
- 前記アームレスト本体部は、前記シートバックの側部に対してシート幅方向に沿った軸線回りに回転可能に連結されている請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の車両用アームレスト装置。
- 車両用シートのシートバックの側部に取り付けられるアームレスト本体部と、
前記アームレスト本体部に取り付けられ、着座者の腕部を支持する腕支持部を有すると共に、前記腕支持部を前記アームレスト本体部に対して変位させるための調整機構を有する可動部と、
を備え、
前記調整機構は、前記腕支持部を前記アームレスト本体部に対してシート幅方向に変位させるための左右調整機構を有し、
前記左右調整機構は、各々が個別に前記腕支持部を前記アームレスト本体部に対してシート幅方向にスライド可能とされた複数のスライド機構を有している車両用アームレスト装置。 - 車両用シートのシートバックの側部に取り付けられるアームレスト本体部と、
前記アームレスト本体部に取り付けられ、着座者の腕部を支持する腕支持部を有すると共に、前記腕支持部を前記アームレスト本体部に対して変位させるための調整機構を有する可動部と、
を備え、
前記調整機構は、前記腕支持部を前記アームレスト本体部に対してシート幅方向に変位させるための左右調整機構を有し、
前記可動部は、シート上下方向に並び且つシート上下方向視で同等の形状及び大きさに形成された複数の分割体を有し、当該複数の分割体のうち最上の分割体が前記腕支持部とされており、
前記左右調整機構は、前記複数の分割体を互いにシート幅方向にスライド可能に連結している車両用アームレスト装置。 - 前記複数の分割体が互いにシート幅方向の反対側へ最大限にスライドされた状態では、前記複数の分割体が互いに一部をシート上下方向にラップさせるように構成されている請求項9に記載の車両用アームレスト装置。
- シートクッション及びシートバックと、
前記シートバックの側部に前記アームレスト本体部が取り付けられた請求項1〜請求項10の何れか1項に記載の車両用アームレスト装置と、
を備えた車両用シート。
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JP2017009522A JP6779144B2 (ja) | 2017-01-23 | 2017-01-23 | 車両用アームレスト装置及び車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017009522A JP6779144B2 (ja) | 2017-01-23 | 2017-01-23 | 車両用アームレスト装置及び車両用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018118539A JP2018118539A (ja) | 2018-08-02 |
JP6779144B2 true JP6779144B2 (ja) | 2020-11-04 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017009522A Active JP6779144B2 (ja) | 2017-01-23 | 2017-01-23 | 車両用アームレスト装置及び車両用シート |
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2017
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