JP6778513B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

本発明は、貯蔵物を冷蔵保存する貯蔵室の背面に冷気通路を設けた冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は特許文献1に開示されている。この冷蔵庫は上部及び下部にそれぞれ断熱壁を介して隣接する冷蔵室及び冷凍室を有する。冷蔵室の下部には仕切板により上部と仕切られた隔離室から成る小物収納室が設けられる。小物収納室には卵を収納する収納容器が引出し可能に配されている。小物収納室の底面の断熱壁には壁面ヒータが設けられている。壁面ヒータにより小物収納室内の過冷却が防止される。
冷凍室の背面には冷凍室に臨む吐出口を開口した第1冷気通路が配される。第1冷気通路内には冷却器及び送風機が配される。冷却器により冷気が生成され、送風機により冷気が送出される。第1冷気通路の上方には冷気流入口を介して第2冷気通路が連通している。第2冷気通路は冷蔵室の背面に配され、冷蔵室内に臨む吐出口を開口する。第2冷気通路の前面には断熱材が設けられる。
上記構成の冷蔵庫において、送風機が駆動されると冷却器で生成された冷気が第1冷気通路を流通して冷凍室内に吐出される。これにより、冷凍室が冷却される。第1冷気通路を流通した冷気の一部は冷気流入口を介して第2冷気通路に流入し、冷蔵室内に吐出される。これにより、冷蔵室が冷却される。
特開2008−304165号公報(第6頁〜第8頁、第3図、第5図)
しかしながら、上記従来の冷蔵庫によると、第1冷気通路から低温の冷気が流入する第2冷気通路の冷気流入側の端部に、冷蔵室に面して結露が生じる問題があった。一方、結露防止のために第2冷気通路の断熱材の厚みを大きくすると、冷蔵室の容積効率が低下する問題が生じる。
本発明は、容積効率が高く結露を防止できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
貯蔵物を冷凍保存する第1貯蔵室と、
断熱壁を介して前記第1貯蔵室に隣接して貯蔵物を冷蔵保存する第2貯蔵室と、
冷気を生成する冷却器と、
前記第1貯蔵室の背面に配されるとともに前記冷却器を収納する第1冷気通路と、
内面に断熱材を設けたカバー部材により覆われて前記第2貯蔵室の背面に配されるとともに前記第1冷気通路に連通する第2冷気通路と、
前記第2冷気通路の冷気流入側の端部の前記断熱材と前記カバー部材との間に配される背面ヒータと、
を備えたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記第2冷気通路が前記第2貯蔵室の背面上に突出するとともに、前記第2貯蔵室内に前記第2冷気通路の側方に配される隔離室を設け、前記背面ヒータが前記隔離室の側壁上または前記隔離室内に延設される延設部を有すると好ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記隔離室が前記背面ヒータに接続される配線を収納する配線収納室であると好ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記第1冷気通路に面した冷気流入口を開口してダンパを収納するとともに前記配線収納室を有したダンパユニットを備え、前記背面ヒータが前記ダンパユニットに配されると好ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記第1貯蔵室に配される製氷皿と、前記第2貯蔵室に配される給水タンクと、給水パイプを介して前記給水タンクの水を前記製氷皿に供給する給水ポンプとを備え、前記給水ポンプを前記隔離室に配すると好ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記給水パイプを加熱するパイプヒータを備え、前記背面ヒータが電力供給側に接続される第1コネクタと、前記パイプヒータ側に接続される第2コネクタとを有すると好ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記断熱壁に配される壁面ヒータを備え、前記背面ヒータが電力供給側に接続される第1コネクタと、前記壁面ヒータ側に接続される第2コネクタとを有すると好ましい。
本発明によると、第2貯蔵室の背面に配される第2冷気通路の冷気流入側の端部の断熱材とカバー部材との間に背面ヒータを設けた。これにより、断熱材の厚みを小さくして容積効率を向上できるとともに、冷蔵室の背面の結露を防止することができる。
本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す正面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す正面断面図 図2のA−A断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の冷蔵室を示す上面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫のダンパユニットを正面側から見た斜視図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫のダンパユニットを背面側から見た斜視図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫のダンパユニットを示す正面図 図7のB−B断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の背面ヒータを示す正面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の内部の製氷装置を示す側面図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫のダンパユニットを示す正面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の第1冷気通路及び第2冷気通路上を通る断面を右側面側から見た断面図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態の冷蔵庫を示す正面図である。冷蔵庫1は断熱箱体1aの内部に複数の貯蔵室が設けられる。冷蔵庫1の上部には貯蔵物を冷蔵保存して扉2a、2bにより開閉される冷蔵室2(第2貯蔵室)が配される。扉2a、2bの内面側には複数のドアポケット2eが設けられる。
冷蔵室2の下部には仕切板15により上部と仕切られた隔離室から成るタンク室12、小物収納室13及びチルド室14が左右に並設される。タンク室12は製氷用の給水タンク10を収納する。小物収納室13には引出し可能の収納容器13aが配され、収納容器13aは卵等の小さい貯蔵物を収納する。チルド室14は冷蔵室2の上部よりも低温に維持される。
冷蔵室2の下方には断熱壁7を介して冷蔵室2に隣接して冷凍室3(第1貯蔵室)及び製氷室5(第1貯蔵室)が配される。製氷室5は扉5aにより開閉され、詳細を後述するように給水タンク10から給水して製氷を行い貯氷する。冷凍室3は貯蔵物を冷凍保存し、扉3aにより開閉される上室3cと扉3bにより開閉される下室3dとを有している。上室3cと製氷室5とは仕切壁11を介して左右に並設される。下室3dは前部に設けた仕切壁8(図2、図3参照)により上室3c及び製氷室5と仕切られ、仕切壁8の後方で上室3c及び製氷室5に連通する。
冷凍室3の下方には断熱壁9(図2、図3参照)を介して野菜室4が配される。野菜室4は扉4aにより開閉され、冷蔵室1よりも高温で野菜や果物の冷蔵保存に適した温度に維持される。
図2は冷蔵庫1の正面断面図を示している。図3は図2のA−A断面図を示している。冷凍室3及び製氷室5の背面には冷気通路21(第1冷気通路)が配される。冷気通路21の上部には送風ファン24が配置される。冷気通路21の下部は左右に拡幅した冷却器室21aが設けられ、冷却器室21a内に冷却器23が収納される。冷却器23は機械室28内の圧縮機29(図3参照)に接続されて冷凍サイクルの低温側に配され、冷気通路21を流通する空気と熱交換して冷気を生成する。
冷却器室21aの上部には冷凍室3に臨む吐出口3eが開口し、下部には冷却器23に面して冷気を冷気通路21に戻す戻り口3fが開口する。
冷蔵室2の背面の左右方向の中央部には冷気通路22(第2冷気通路)が冷蔵室2の背面上に突出して上下に延びて設けられる。冷気通路22は内面に断熱材38を設けたカバー部材37により覆われ、冷気通路21に連通する。カバー部材37は例えばABS樹脂により形成され、断熱材38は例えば発泡スチロールにより形成される。冷気通路22の冷気流入側の端部はダンパユニット30により形成され、冷気通路22はダンパユニット30の冷気流入口35(図3参照)を介して冷気通路21に連通する。冷気流入口35にはダンパ25が配される。ダンパユニット30よりも上方のカバー部材37の両端部には冷蔵室2内に臨む複数の吐出口22aが上下に並んで開口する。
冷蔵室2の天井面の左右方向の中央部には冷気通路22に連通する天井ダクト60が前後に延びて設けられる。天井ダクト60の前面には冷気を吐出する天井吐出口60aが開口する。
冷気通路22の下部(上流部)はダンパユニット30の下流で分岐し、チルド室14に冷気を吐出する吐出口14aが設けられる。チルド室14の背面の一端には冷蔵室2内の冷気が流出する流出口2dが開口する。
野菜室4の上面には左右方向の一端に流入口4bが開口する。冷気通路21の側方には流出口2dと流入口4bとを連結する連結通路26が設けられる。また、野菜室4の上面の左右方向の他端には冷気通路21の下端に開口する戻り口(不図示)が形成される。
図4は冷蔵室2を示す上面断面図であり、ダンパユニット30を通る断面を示している。冷蔵室2の背面下部にはダンパユニット30が設けられる。ダンパユニット30はネジ(不図示)等により断熱箱体1aにネジ止めされる。ダンパユニット30はタンク室12及び小物収納室13の背面に配され、配線収納室40及びポンプ室70を有する。
ダンパユニット30の下端部には冷気流入口35が開口し、ダンパ25により冷気流入口35が開閉される。ダンパ25は上下方向に回動して冷気流入口35を開閉する。ダンパユニット30内にはダンパ25の設置スペースおよび回動スペースが必要となるため、図3や図4に示すように、ダンパユニット30の前端はダンパユニット30よりも上方の冷気通路22よりも前方に突出している。そして、ダンパユニット30のカバー部材37と断熱材38との間には背面ヒータ80(図5参照)が配される。
冷気通路22の左方には配線収納室40が隣接する。配線収納室40は冷蔵室2と仕切られた隔離室から成り、背面ヒータ80に接続される配線83、84(図9参照)を収納する。
配線収納室40の前面の開口部41(図5参照)は蓋部42により開閉可能になっている。また、配線収納室40の底面には切欠き部43が設けられる。切欠き部43を介して配線83、84を配線収納室40内に挿入することができる。
配線収納室40の左方にはポンプ室70が隣接する。ポンプ室70は冷蔵室2と仕切られた隔離室から成り、製氷装置27(図10参照)の給水ポンプ17(図10参照)を収納する。
配線収納室40の側壁及びポンプ室70の側壁はカバー部材37と一体に形成されている。なお、カバー部材37とは別部材により配線収納室40の側壁及びポンプ室70の側壁を形成してもよい。
図5及び図6は、ダンパユニット30の正面側及び背面側から見た斜視図をそれぞれ示している。図7はダンパユニット30の正面図を示している。図8は図7のB−B断面図を示している。
カバー部材37の背面には背面ヒータ80を溶着したアルミニウム箔100が両面粘着テープ(不図示)等により貼着される。断熱材38は、背面ヒータ80が貼着されたカバー部材37の背面(内面)に例えば両面粘着テープ(不図示)等により貼着される。
ダンパユニット30のカバー部材37の上部の右端部にはサーミスタから成る温度センサ39が配される。温度センサ39は冷蔵室2内の温度を検知し、温度センサ39の検知結果に基づいて圧縮機29の駆動、停止、及びダンパ25の開閉が行われる。
図9は背面ヒータ80の正面図を示している。背面ヒータ80は線状のコードヒータから成り、背面部80a及び延設部80bを有する。背面部80aはシート状のアルミニウム箔100上に蛇行して溶着され、ダンパユニット30のカバー部材37と断熱材38との間に配される。これにより、背面ヒータ80の背面部80aの熱がアルミニウム箔100を伝熱し、冷蔵室2の背面を均一に加熱することができる。
延設部80bは背面部80aから左側方に延設され、切欠き部43(図5参照)を介して、図7に示すように配線収納室40内に配される。これにより、配線収納室40は延設部80bによって昇温される。なお、延設部80bは配線収納室40の側壁上に粘着テープ等により貼着されてもよい。また、延設部80bをアルミニウム箔100と同様なシート状のアルミニウム箔に溶着してもよい。これにより、配線収納室40内を均一に昇温することができる。
延設部80bの一端には接続端子85を介して配線83が接続される。接続端子85は断熱材38とカバー部材37との間には配されないため、背面ヒータ80よりも径大の接続端子85による断熱材38の厚みの減少が防止される。配線83の一端には第1コネクタ81が接続される。第1コネクタ81は電力供給側に接続される。また、第1コネクタ81から配線84が導出され、配線84の一端には第2コネクタ82が接続される。第2コネクタ82は後述のパイプヒータ18(図10参照)側に接続され、背面ヒータ80はパイプヒータ18と並列に接続される。これにより、電力供給側とパイプヒータ18との間に背面ヒータ80を容易に後付することができる。なお、背面ヒータ80とパイプヒータ18とを直列に接続してもよい。
また、冷蔵庫1は製氷装置27を備えている。図10は製氷装置27を示す側面図である。製氷装置27は給水タンク10、給水パイプ16、給水ポンプ17、パイプヒータ18、製氷皿5b及び離氷モータ19を有する。製氷皿5b及び離氷モータ19は製氷室5内に配される。
給水タンク10には製氷用の水が貯水され、給水タンク10はタンク室12に対して着脱可能に設置される。扉2aの開閉により給水タンク10を冷蔵室2に対して出し入れすることができる。
給水パイプ16は給水タンク10から導出され、製氷皿5b上まで延びて設けられる。給水ポンプ17は給水パイプ16の経路中のポンプ室70内に配され、給水タンク10から水を汲み上げて給水パイプ16を介して製氷皿5bに供給する。
パイプヒータ18は給水パイプ16に接して設けられ、例えば3Wで通電される。これにより、給水パイプ16内を流通する水の凍結を防止することができる。なお、給水タンク10の周辺にもパイプヒータ18を設けてもよい。これにより、給水タンク10内の水の凍結を防止することができる。
製氷皿5bは給水タンク10から給水パイプ16を介して給水され、氷点以下の製氷室5内で氷Kを製氷する。離氷モータ19は製氷皿5bに連結されるモータ軸19aを有して製氷皿5bを回転駆動し、製氷皿5bを捩って離氷を行う。
上記構成の冷蔵庫1において、圧縮機29(図3参照)の駆動により冷凍サイクルが運転され、冷却器23が低温に維持される。送風ファン24の駆動によって冷気通路21を流通する空気は冷却器23と熱交換し、吐出口3eから冷凍室3内に冷気が吐出される。吐出口3eから吐出された冷気は冷凍室3及び製氷室5内を流通し、戻り口3fを介して冷却器23に戻る。これにより、冷凍室3及び製氷室5が冷却される。
ダンパ25が一点鎖線25´(図8)で示す閉鎖位置から開かれると、冷気通路21を流通する冷気の一部が冷気流入口35を介して冷気通路22に流入する。冷気通路22を流通する冷気の一部は吐出口14aからチルド室14に吐出される。冷却器23と熱交換した直後の冷気をチルド室14に送出してチルド室14が冷蔵室2の上部よりも低温に維持される。
冷気通路22内をチルド室14よりも上方に流通する冷気(矢印S、図3参照)は吐出口22aから冷蔵室2内に吐出される。吐出口22aから吐出された冷気は冷蔵室2内を前方に流通し、左右方向の中央を前進する冷気から輻射される冷熱によって冷蔵室2内が冷却される。
天井ダクト60を流通した冷気は天井吐出口60aを介して冷蔵室2の天井面に沿って冷気を吐出する。天井吐出口60aから吐出された冷気は冷蔵室2の前方に流通して扉2a、2bに沿って流下し、ドアポケット2e内を冷却する。そして、冷蔵室2及びチルド室14を冷却した冷気は流出口2dから流出する。
流出口2dから流出した冷気は連結通路26を流通し、流入口4bを介して野菜室4に流入する。野菜室4に流入した冷気は野菜室4内を流通し、戻り口(不図示)を介して冷却器23に戻る。これにより、野菜室4が冷却される。
この時、冷気通路22の冷気流入側の端部に配置されるダンパユニット30の断熱材38とカバー部材37との間には背面ヒータ80(背面部80a)が配されている。これにより、冷蔵室2に向けて流入する冷気が最初に通過するため温度が低くなる冷気通路22の冷気流入側の端部に配置されるダンパユニット30の冷蔵室2側の表面(カバー部材37)が背面ヒータ80によって加熱される。したがって、ダンパユニット30の冷蔵室2側の表面(カバー部材37)の結露を防止できる。これにより、ダンパユニット30の断熱材38の厚みを小さくしてダンパユニット30の前方への突出量を小さくし、冷蔵室2の容積効率を向上しながら、冷蔵室2の背面の結露を防止することができる。
また、延設部80bが配線収納室40内に配されている。これにより、冷気通路22に隣接する配線収納室40が昇温され、配線収納室40内の配線83、84の結露や凍結を防止することができる。
また、背面ヒータ80の駆動時にパイプヒータ18も駆動される。これにより、製氷装置27の給水パイプ16内を流通する水の凍結を防止することができる。
本実施形態によると、冷気通路22(第2冷気通路)の冷気流入側の端部の断熱材38とカバー部材37との間に背面ヒータ80が配される。これにより、冷気通路22の冷気流入側の端部近傍の冷蔵室2(第2貯蔵室)の背面が背面ヒータ80によって加熱される。したがって、断熱材38の厚みを小さくして冷蔵室2の容積効率を向上できるとともに、冷蔵室2の背面の結露を防止することができる。
また、冷蔵室2内に冷気通路22の側方に配される配線収納室40(隔離室)を設け、背面ヒータ80が配線収納室40内に延設される延設部80bを有する。これにより、配線収納室40が延設部80bにより加熱される。したがって、配線収納室40内の配線83、84の結露や凍結を防止することができる。
また、冷気通路21に面した冷気流入口35を開口してダンパ25を収納するとともに配線収納室40を有したダンパユニット30を備え、背面ヒータ80がダンパユニット30に配される。これにより、背面ヒータ80の配線83、84を配線収納室40内に容易に収納することができ、背面ヒータ80を容易に取り付けることができる。
また、背面ヒータ80が電力供給側に接続される第1コネクタ81と、パイプヒータ18側に接続される第2コネクタ82とを有する。これにより、背面ヒータ80を容易に後付することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図11は第2実施形態のダンパユニット30の正面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図10に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。第2実施形態では背面ヒータ80の延設部80bの配置が第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
配線収納室40とポンプ室70とを仕切る側壁には挿通孔(不図示)が開口する。切欠き部43を介して配線収納室40内に挿入された延設部80bは挿通孔を介してポンプ室70内に引き出される。これにより、延設部80bはポンプ室70(隔離室)内に配される。延設部80bの熱により、給水ポンプ17の凍結を防止することができる。なお、延設部80bをポンプ室70の側壁上に粘着テープ等により貼着してもよい。
本実施形態でも第1実施形態と同様の効果を得ることができる、また、背面ヒータ80の延設部80bをポンプ室70(隔離室)内に配している。これにより、給水ポンプ17が加熱され、給水ポンプ17の凍結が防止される。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図12は第3実施形態の冷蔵庫1の冷気通路21、22上を通る断面を右側面側から見た断面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図10に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。第3実施形態では断熱壁7に壁面ヒータ90を設けている点で第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
小物収納室13の下方の断熱壁7には薄板状の壁面ヒータ90が埋設されている。壁面ヒータ90とパイプヒータ18とは並列に接続される。また、背面ヒータ80の第1コネクタ81(図9参照)は電力供給側に接続され、第2コネクタ82(図9参照)は壁面ヒータ90側に接続される。
背面ヒータ80の駆動時に壁面ヒータ90も駆動される。これにより、小物収納室13の収納容器13a内の卵等の小さい貯蔵物の過冷却を防止することができる。また、収納容器13a内は背面ヒータ80及び壁面ヒータ90によりそれぞれ後方及び下方から加熱される。これにより、収納容器13a内の温度分布を均一にすることができる。
本実施形態でも第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、断熱壁7に配される壁面ヒータ90を備えているため、小物収納室13内の卵等の小さい貯蔵物の過冷却を防止することができる。この時、背面ヒータ80が電力供給側に接続される第1コネクタ81と、壁面ヒータ90側に接続される第2コネクタ82とを有する。これにより、背面ヒータ80を容易に着脱することができ、小物収納室13の有無等の多様な製品展開に容易に対応することができる。
また、小物収納室13内は背面ヒータ80及び壁面ヒータ90によりそれぞれ後方及び下方から加熱される。これにより、小物収納室13内の温度分布を均一にすることができる。
なお、壁面ヒータ90をタンク室12の下方の断熱壁7に埋設してもよい。これにより、給水タンク10の凍結を防止することができる。
また、本実施形態において、第2実施形態と同様に背面ヒータ80の延設部80bをポンプ室70の側壁上またはポンプ室70内に配してもよい。
また、第1実施形態〜第3実施形態において、冷蔵庫1の上部及び下部にそれぞれ冷蔵室2及び冷凍室3を配しているが、これに替えて、冷蔵庫1の上部及び下部にそれぞれ冷凍室3及び冷蔵室2を配してもよい。
本発明によると、貯蔵物を冷蔵保存する貯蔵室の背面に冷気通路を設けた冷蔵庫に利用することができる。
1 冷蔵庫
2 冷蔵室(第2貯蔵室)
2d 流出口
3 冷凍室(第1貯蔵室)
3e 吐出口
3f 戻り口
4 野菜室
4b 流入口
5 製氷室
5b 製氷皿
5c 貯氷容器
7、9 断熱壁
10 給水タンク
11 仕切壁
12 タンク室
13 小物収納室
14 チルド室
15 仕切板
16 給水パイプ
17 給水ポンプ
18 パイプヒータ
19 離氷モータ
21 冷気通路(第1冷気通路)
22 冷気通路(第2冷気通路)
22a 吐出口
23 冷却器
24 送風ファン
25 ダンパ
26 連結通路
27 製氷装置
28 機械室
29 圧縮機
30 ダンパユニット
35 冷気流入口
37 カバー部材
38 断熱材
39 温度センサ
40 配線収納室
41 開口部
42 蓋部
43 切欠き部
60 天井ダクト
60a 天井吐出口
70 ポンプ室
80 背面ヒータ
80a 背面部
80b 延設部
81 第1コネクタ
82 第2コネクタ
83、84 配線
90 壁面ヒータ

Claims (6)

  1. 貯蔵物を冷凍保存する第1貯蔵室と、
    断熱壁を介して前記第1貯蔵室に隣接して貯蔵物を冷蔵保存する第2貯蔵室と、
    冷気を生成する冷却器と、
    前記第1貯蔵室の背面に配されるとともに前記冷却器を収納する第1冷気通路と、
    内面に断熱材を設けたカバー部材により覆われて前記第2貯蔵室の背面に配されるとともに前記第1冷気通路に連通する第2冷気通路と、
    前記第2冷気通路の冷気流入側の端部の前記断熱材と前記カバー部材との間に配される背面ヒータと、
    を備え
    前記第2冷気通路が前記第2貯蔵室の背面上に突出するとともに、前記第2貯蔵室内に前記第2冷気通路の側方に配される隔離室を設け、
    前記背面ヒータが前記隔離室の側壁上または前記隔離室内に延設される延設部を有することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記隔離室が前記背面ヒータに接続される配線を収納する配線収納室であることを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  3. 前記第1冷気通路に面した冷気流入口を開口してダンパを収納するとともに前記配線収納室を有したダンパユニットを備え、前記背面ヒータが前記ダンパユニットに配されることを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  4. 前記第1貯蔵室に配される製氷皿と、前記第2 貯蔵室に配される給水タンクと、給水パイプを介して前記給水タンクの水を前記製氷皿に供給する給水ポンプとを備え、前記給水ポンプを前記隔離室に配したことを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記給水パイプを加熱するパイプヒータを備え、前記背面ヒータが電力供給側に接続される第1コネクタと、前記パイプヒータ側に接続される第2コネクタとを有することを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記断熱壁に配される壁面ヒータを備え、前記背面ヒータが電力供給側に接続される第1コネクタと、前記壁面ヒータ側に接続される第2コネクタとを有することを特徴とする請求項〜請求項のいずれかに記載の冷蔵庫。
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