JP6777792B2 - テープフィーダ - Google Patents

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Description

本明細書で開示する技術は、基板作業機に電子部品を供給するテープフィーダに関する。
テープフィーダは、電子部品を保持するテープが巻回されたリールを保持するリール保持部と、リールからのテープを基板作業機に送出するフィーダ本体と、を備える。基板作業機には、基板の搬送方向に沿って複数のテープフィーダが並列に搭載される。通常、リール保持部は、フィーダ本体よりも幅広である。このため、基板作業機に搭載可能なテープフィーダの個数は、リール保持部の幅によって制限される。
基板に装着される電子部品の種類の増加に応じて、より多くのテープフィーダを基板作業機に搭載することが望まれている。特開2004−47951号公報に開示されるテープフィーダは、フィーダ本体とリール保持部との間に設けられている可動機構を備える。可動機構は、フィーダ本体に対するリール保持部の相対移動を許容する。この技術では、可動機構が、隣り合うテープフィーダ間におけるリール保持部の接触を避けるように、フィーダ本体に対するリール保持部の位置を変更する。これにより、基板作業機に搭載可能なテープフィーダの個数は、幅広なリール保持部の幅ではなく、幅狭なフィーダ本体の幅によって制限されるようになる。このように、テープフィーダが可動機構を備えていると、より多くのテープフィーダが基板作業機に搭載可能となる。
近年、リール保持部が2つのリールを保持するテープフィーダが提案されており、その一例が特開2014−82454号公報に開示される。この種のテープフィーダのフィーダ本体は、1つのリールからのテープが消費された後にもう1つのリールからのテープを自動的に基板作業機に送出する。これにより、これまで手作業で行っていたテープのスプライシング作業を省略することができるとともに、生産を継続しながらテープが消費されたリールを交換することができるので、基板作業機の生産効率が向上する。
2つのリールを保持するリール保持部を備えたテープフィーダに可動機構を適用すれば、基板作業機は、多種類の電子部品の装着と高い生産効率を実現することができる。ところが、このようなテープフィーダが搭載される空間では、作業者から観測すると、一部のリール保持部が他のリール保持部に遮られ、テープが消費されたリールを交換する作業性が悪化する。本明細書は、このような作業性の悪化を改善する技術を提供することを目的とする。
本明細書で開示するテープフィーダの一実施形態は、基板作業機に電子部品を供給するように構成されており、リール保持部とフィーダ本体と可動機構とを備える。リール保持部は、電子部品を保持する第1テープが巻回されている第1リール及び電子部品を保持する第2テープが巻回されている第2リールをリール保持面内の異なる位置で保持する。フィーダ本体は、第1リールからの第1テープを基板作業機に送出するとともに、第1テープが消費された後に第2リールからの第2テープを自動的に基板作業機に送出する。可動機構は、フィーダ本体とリール保持部との間に設けられており、フィーダ本体に対するリール保持部の相対移動を許容する。可動機構は、フィーダ本体に対するリール保持部の位置を、上側位置と下側位置との間で変更可能にする。可動機構はさらに、フィーダ本体に対するリール保持部の位置を、少なくとも下側位置において接近位置と離間位置との間で変更可能にする。
上記実施形態の可動機構は、隣り合うテープフィーダ間におけるリール保持部の接触を避けるように、フィーダ本体に対するリール保持部の位置を上側位置と下側位置との間で変更することができる。これにより、より多くのテープフィーダが基板作業機に搭載可能となる。さらに、上記実施形態の可動機構は、下側位置に配置されているリール保持部のフィーダ本体に対する位置を接近位置と離間位置との間で変更することができる。これにより、下側位置に配置されているリール保持部を離間位置に置くと、そのリール保持部が上側位置に配置されているリール保持部から露出するので、そのリール保持部に保持されるリールを容易に交換することができる。
電子部品実装機とそれに搭載される電子部品供給機の構成の概略を模式的に示す図である。 テープフィーダの構成の概略を模式的に示す図であり、リール保持部が上側位置に配置されている状態を示す図である。 テープフィーダの構成の概略を模式的に示す図であり、リール保持部が下側位置に配置されている状態を示す図である。 リール保持部の第2保持部が通常位置と格納位置との間を移動する様子を示す図である。 案内アームの後端部の要部拡大図を模式的に示す図であり、一対のローラが一対の溝に嵌入していない状態を示す図である。 案内アームの後端部の要部拡大図を模式的に示す図であり、一対のローラが一対の溝に嵌入した状態を示す図である。 電子部品実装機とそれに搭載される電子部品供給機の構成の概略を模式的に示す図であり、下側位置にあるリール保持部が離間位置に配置されたときの様子を示す図である。 テープフィーダの構成の概略を模式的に示す図であり、変形例の可動機構の概略を模式的に示す図である。
本明細書で開示するテープフィーダの一実施形態は、基板作業機に電子部品を供給するように構成されており、リール保持部とフィーダ本体と可動機構とを備えていてもよい。リール保持部は、電子部品を保持する第1テープが巻回されている第1リール及び電子部品を保持する第2テープが巻回されている第2リールをリール保持面内の異なる位置で保持してもよい。第1リールに保持される電子部品と第2リールに保持される電子部品は、同一種類のものでもよく、異なる種類のものでもよい。リール保持部は、必要に応じて、3つ以上のリールを保持してもよい。フィーダ本体は、第1リールからの第1テープを基板作業機に送出するとともに、第1テープが消費された後に第2リールからの第2テープを自動的に基板作業機に送出してもよい。このように、テープフィーダは、テープのスプライシング作業を自動で行うことができる。可動機構は、フィーダ本体とリール保持部との間に設けられており、フィーダ本体に対するリール保持部の相対移動を許容してもよい。可動機構は、フィーダ本体に対するリール保持部の位置を、上側位置と下側位置との間で変更可能にしてもよい。可動機構はさらに、フィーダ本体に対するリール保持部の位置を、少なくとも下側位置において接近位置と離間位置との間で変更可能にしてもよい。
可動機構は、リール保持面に対して平行に伸びる案内部を含む案内アームを有していてもよい。この場合、リール保持部は、案内部に沿って接近位置と離間位置との間で摺動可能に構成されていてもよい。この態様によると、作業者は、フィーダ本体に対するリール保持部の位置を、少なくとも下側位置において接近位置と離間位置との間で容易に変更することができる。
案内アームは、リール保持部が上側位置に配置されるときの位置とリール保持部が下側位置に配置されるときの位置の間を平行移動可能に構成されていてもよい。この態様によると、作業者は、フィーダ本体に対するリール保持部の位置を、上側位置と下側位置との間で容易に変更することができる。
可動機構は、案内アームが選択的に着脱される第1着脱部と第2着脱部とを有していてもよい。この場合、案内アームが第1着脱部に取り付けられると、リール保持部が上側位置に配置される。案内アームが第2着脱部に取り付けられると、リール保持部が下側位置に配置される。この態様によると、可動機構の形態が簡素化され、可動機構は破損に強くなる。
案内アームには、案内部としてリール保持部の摺動方向に沿って伸びる開口が形成されていてもよい。開口には、開口を画定する下縁に形成されている下溝と開口を画定する上縁に形成されている上溝とを含む一対の溝が形成されていてもよい。リール保持部は、案内アームの開口に挿入されている一対のローラを有していてもよい。フィーダ本体に対するリール保持部の位置は、一対のローラの一方が下溝に嵌入するとともに他方が上溝に嵌入すると固定される。この態様によると、フィーダ本体に対するリール保持部の摺動方向における位置決めを、簡素な構造で実現することができる。
一対の溝は、案内アームの開口の一方の端部と他方の端部のそれぞれに形成されていてもよい。一対のローラが開口の一方の端部に形成されている一対の溝に嵌入すると、リール保持部が接近位置に配置される。一対のローラが開口の他方の端部に形成されている一対の溝に嵌入すると、リール保持部が離間位置に配置される。この態様によると、フィーダ本体に対するリール保持部の接近位置と離間位置の位置決めを、簡素な構造で実現することができる。
リール保持部は、第1保持部と第2保持部とを有していてもよい。第1保持部は、第1リールを保持するように構成されていてもよい。第2保持部は、第1保持部よりもフィーダ本体から遠い側に配置されており、第2リールを保持する通常位置とフィーダ本体に接近するとともに第2リールを保持しない格納位置との間を移動可能に構成されていてもよい。この態様によると、第2保持部が第2リールを保持しないときに、第2保持部を格納位置に移動させることで、省スペース化を図ることができる。
図1に、電子部品装着ラインに用いられる電子部品装着機1を示す。図1には、2つの電子部品装着機1が示されており、一方の電子部品装着機1の外装板が透かされた状態で示されている。電子部品装着機1は、回路基板に電子部品を装着する装置であり、搬送装置2、搭載ヘッド3及び移動装置4を備える。搬送装置2は、ダブルコンベアタイプであり、回路基板を搬送方向(図示矢印方向)に沿って搬送する。搭載ヘッド3は、移動装置4に連結されており、電子部品を吸着する吸着ノズルを有する。移動装置4は、搬送される回路基板の表面に平行な面内で搭載ヘッド3を移動させる。電子部品装着機1には、電子部品供給装置5が搭載されている。電子部品供給装置5は、回路基板の搬送方向に沿って並列する複数のテープフィーダ10を有する。このように、電子部品装着機1は、電子部品供給装置5のテープフィーダ10から供給される電子部品を搭載ヘッド3の吸着ノズルで吸着し、移動装置4を利用してその搭載ヘッド3を回路基板まで移動させ、回路基板の所定位置に電子部品を装着する。
図2に、テープフィーダ10の構成の概略を模式的に示す。なお、以下の説明では、テープフィーダ10における方向について、紙面左側(電子部品装着機1に搭載されたときに、電子部品装着機1が存在する側)を前側とし、紙面右側を後側とし、紙面上側(電子部品装着機1に搭載されたときに、鉛直方向の上側)を上側とし、紙面下側を下側とし、紙面奥行方向を回路基板の搬送方向とする。
図2に示されるように、テープフィーダ10は、フィーダ本体11、可動機構12及びリール保持部13を有する。テープフィーダ10は、オートローディングフィーダと称される種類であり、2つのリール51,52を保持する。第1リール51には、電子部品を一定のピッチ間隔で保持する第1テープ(以下、送出テープという)が巻回されている。第2リール52には、電子部品を一定のピッチ間隔で保持する第2テープ(以下、待機テープという)が巻回されている。送出テープに保持される電子部品と待機テープに保持される電子部品は同一種類である。第1リール51及び第2リール52は、回路基板の搬送方向に直交するリール保持面内の異なる位置に保持される。リール保持面は、フィーダ本体11が存在する面でもある。
フィーダ本体11は、電子部品供給装置5のフレームに着脱可能に構成されており、第1スプロケット21及び第2スプロケット22を有する。第1スプロケット21と第2スプロケット22は、同期して回転可能に構成されている。第1スプロケット21と第2スプロケット22は、第1リール51からの送出テープに形成された送り穴に係合して、テープガイド(図示省略)に沿って送出テープを部品吸着位置へピッチ送りする。第2リール52からの待機テープの先端は、第2スプロケット22の上方で待機している。フィーダ本体11は、送出テープが消費された後に、第2スプロケット22の上方で待機する待機テープを下方に移動させ、待機テープに形成された送り穴に第2スプロケット22を係合させる。このように、フィーダ本体11は、送出テープが消費された後に待機テープを自動的に電子部品装着機1に送出するように構成されており、これまで手作業で行っていたテープのスプライシング作業を省略することができる。これにより、作業者の作業効率が向上すると共に、スプライシング作業忘れ又は作業ミスによる生産の停止がなくなるので、電子部品装着機1の生産効率が向上する。
可動機構12は、フィーダ本体11に対するリール保持部13の相対移動を許容するように構成されており、支持アーム31、一対のリンク32,33及び案内アーム34を有する。支持アーム31は、上端部がフィーダ本体11の後端部に固定されており、リール保持面に対して平行に伸びており、フィーダ本体11の後端部から下向きに伸びている。支持アーム31の下端部は、後向きに伸びる連結部31aを有している。第1リンク32は、リール保持面に対して平行に伸びており、一端が支持アーム31の連結部31aに回動可能に連結されており、他端が案内アーム34の前端部に回動可能に連結されている。第2リンク33も、リール保持面に対して平行に伸びており、一端が支持アーム31の連結部31aに回動可能に連結されており、他端が案内アーム34の前端部に回動可能に連結されている。支持アーム31の連結部31aと案内アーム34の間において、第1リンク32と第2リンク33は同一の長さを有する。これにより、案内アーム34は、リール保持面に対して平行な面内で平行移動可能に構成されている。
図2及び図3に、案内アーム34が平行移動する様子を示す。可動機構12は、一対のリンク32,33を利用して案内アーム34を平行移動させることで、フィーダ本体11に対するリール保持部13の位置を、上側位置(図2参照)と下側位置(図3参照)との間で変更可能にする。図2及び図3に示されるように、リール保持部13及び一対のリール51,52が上側位置にあるときの存在範囲は、リール保持部13及び一対のリール51,52が下側位置にあるときの存在範囲と重複しない。このため、図1に示されるように、複数のテープフィーダ10が電子部品装着機1に搭載されるときに、上側位置に配置されるリール保持部13と下側位置に配置されるリール保持部が搬送方向に沿って交互となるようにセットされると、隣り合うテープフィーダ10間におけるリール保持部13の接触が避けられる。リール保持部13はフィーダ本体11よりも幅広に構成されているので、リール保持部13の接触を避けることにより、電子部品装着機1に搭載可能なテープフィーダ10の個数は、幅広なリール保持部13の幅ではなく、幅狭なフィーダ本体11の幅によって制限されるようになる。これにより、より多くのテープフィーダ10が電子部品装着機1に搭載可能となるので、電子部品装着機1は、多種類の電子部品を回路基板に装着することができる。
図2に示されるように、リール保持部13は、第1保持部41及び第2保持部42を有する。第1保持部41は、第2保持部42よりもフィーダ本体11に対して近い側に配置されている。第1保持部41は、係合ピン41aを有しており、その係合ピン41aが第1リール51の回転軸孔に係合して第1リール51を回転可能に保持する。第2保持部42は、第1保持部41よりもフィーダ本体11に対して遠い側に配置されており、矩形状の板部材で構成されている。第2保持部42は、前端部が第1保持部材41に対して回動可能に連結されている。第2保持部42も、後端部に係合ピン42aを有しており、その係合ピン42aが第2リール52の回転軸孔に係合して第2リール52を回転可能に保持する。
第2保持部42は、その長手方向が前後方向と平行となった位置、換言すると、係合ピン42aが第1保持部41の係合ピン41aから最も離れた位置のときに、第2リール52を安定的に保持する。一方、図4に示されるように、例えば、生産する回路基板に必要とされる電子部品の個数が少なく、第1リール51の電子部品で足りる場合、第2保持部42は、第1保持部41側に折りたたまれて第1保持部41の側方に格納される。これにより、テープフィーダ10の前後方向の幅が短くなるので、電子部品供給装置5の省スペース化が図られる。
図2に示されるように、第1保持部41は、一対のローラ41b,41cを有する。一対のローラ41a,41bは、回路基板の搬送方向を回転軸としており、案内アーム34に形成されている開口34aに挿入されている。案内アーム34の開口34aは、前後方向に沿って伸びている。一対のローラ41a,41bは、案内アーム34の開口34aに案内されて移動する。これにより、リール保持部13は、案内アーム34に沿って前後方向に摺動可能に構成されており、フィーダ本体11に接近する接近位置と離間する離間位置との間で移動可能に構成されている。
図5Aに、案内アーム34の後端部の要部拡大図を模式的に示す。案内アーム34の開口34aには、開口34aを画定する上縁に形成されている上溝35及び開口34aを画定する下縁に形成されている下溝36とを含む一対の溝35,36が形成されている。上溝35は、下溝36よりも前方に形成されている。リール保持部13は一対のローラ41a,41bから後方に伸びて形成されているので、リール保持部13には、一対のローラ41a,41bを回転軸として時計周りの自重トルクが発生している。したがって、図5Bに示されるように、一対のローラ41a,41bのうちの前方ローラ41bが上溝35に嵌入するとともに後方ローラ41cが下溝36に嵌入すると、リール保持部13は、離間位置に固定される。同様な構造の一対の溝が案内アーム34の開口34aの前端部にも形成されており、これにより、リール保持部13は、接近位置に固定される。
上記したように、本実施例のテープフィーダ10は、第1リール51からの送出テープが消費された後に、第2リール52からの待機テープを自動的に電子部品装着機1に供給することができる。さらに、作業者は、第2リール52からの待機テープが消費されるのに先立って、送出テープが消費された第1リール51を第1保持部41から取り出し、第2リール52を第1保持部41に移動させ、第2保持部42に新たなリールを補給する。これにより、リール交換のために生産を停止する必要がないので、電子部品装着機1の生産効率が向上する。
図6に示されるように、本実施例のテープフィーダ10は、回路基板の搬送方向に沿って、上側位置に配置されるリール保持部13と下側位置に配置されるリール保持部13が交互となるようにセットされる。このため、特に、下側位置に配置されるリール保持部13の第1保持部41が、作業者から観測すると、上側位置に配置されるリール保持部13によって遮られる。本実施例のテープフィーダ10では、リール保持部13が接近位置と離間位置との間で移動可能に構成されている。これにより、下側位置に配置されているリール保持部13を離間位置に置くと、そのリール保持部13が上側位置に配置されているリール保持部13から露出するので、そのリール保持部13に保持されるリールを容易に交換することができる。
上記実施例では、一対のリンク32,33を利用して案内アーム34が上側位置と下側位置との間を平行移動する例を示した。図7に示されるように、上記実施例に代えて、着脱機構を利用して案内アーム34が上側位置と下側位置との間を移動するようにしてもよい。この例の支持アーム31は、一対の上側係合フック37a及び一対の下側係合フック37bを有する。さらに、案内アーム34は、前端部に形成されている一対の係合ピン38を有する。案内アーム34は、一対の係合ピン38が上側係合フック37aに係合すると上側位置に配置され、一対の係合ピン38が下側係合フック37bに係合すると下側位置に配置される。このような着脱機構は、形態が簡素化され、破損に強いという特徴を有する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、請求の範囲を限定するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:テープフィーダ
11:フィーダ本体
12:可動機構
13:リール保持部
21:第1スプロケット
22:第2スプロケット
31:支持アーム
32:第1リンク
33:第2リンク
34:案内アーム
41:第1保持部
42:第2保持部
51:第1リール
52:第2リール

Claims (7)

  1. 基板作業機が回路基板を搬送する搬送方向に沿って前記基板作業機に並列に搭載される複数のテープフィーダの各々のリール保持部とフィーダ本体の間に設置可能であり、前記フィーダ本体に対する前記リール保持部の相対移動を許容する可動機構であって、
    前記フィーダ本体に対する前記リール保持部の位置を、上側位置と下側位置との間で変更可能にするとともに、少なくとも前記下側位置において接近位置と離間位置との間で変更可能にしており、
    ここで、前記リール保持部は、電子部品を保持する第1テープが巻回されている第1リール及び電子部品を保持する第2テープが巻回されている第2リールをリール保持面内の異なる位置で保持するものであり、
    前記リール保持部は、第1保持部と、第2保持部と、を有しており、
    前記第1保持部は、前記第1リールを保持するように構成されており、
    前記第2保持部は、前記第1保持部よりも前記フィーダ本体から遠い側に配置されており、前記第2リールを保持するように構成されており、
    前記基板作業機は、前記上側位置に配置された前記リール保持部と前記下側位置に配置された前記リール保持部が前記搬送方向に沿って交互となるように搭載可能なものであり、
    前記接近位置と前記離間位置を結ぶ前後方向において、前記下側位置に配置された前記リール保持部の前記第1保持部に保持されている前記第1リールは、前記接近位置にあるときに前記上側位置にある前記リール保持部の前記第2保持部に保持されている前記第2リールよりも前記フィーダ本体に近い位置にあり、前記下側位置に配置された前記リール保持部の前記第1保持部に保持されている前記第1リールは、前記離間位置にあるときに前記上側位置にある前記リール保持部の前記第2保持部に保持されている前記第2リールよりも前記フィーダ本体から離れた位置にある、可動機構。
  2. 記リール保持面に対して平行に伸びる案内部を含む案内アームを有しており、
    前記リール保持部は、前記案内部に沿って前記接近位置と前記離間位置との間で摺動可能に構成されている、
    請求項1に記載の可動機構
  3. 前記案内アームは、前記リール保持部が前記上側位置に配置されるときの位置と前記リール保持部が前記下側位置に配置されるときの位置との間を平行移動可能に構成されている、
    請求項2に記載の可動機構
  4. 記案内アームが選択的に着脱される第1着脱部と第2着脱部とを有しており、
    前記案内アームが前記第1着脱部に取り付けられると、前記リール保持部が前記上側位置に配置され、
    前記案内アームが前記第2着脱部に取り付けられると、前記リール保持部が前記下側位置に配置される、
    請求項2に記載の可動機構
  5. 前記案内アームには、前記案内部として前記リール保持部の摺動方向に沿って伸びる開口が形成されており、
    前記開口には、前記開口を画定する下縁に形成されている下溝と前記開口を画定する上縁に形成されている上溝とを含む一対の溝が形成されており、
    前記リール保持部は、前記案内アームの前記開口に挿入されている一対のローラを有しており、
    前記フィーダ本体に対する前記リール保持部の位置は、前記一対のローラの一方が前記下溝に嵌入するとともに他方が前記上溝に嵌入すると固定される、
    請求項2〜4のいずれか一項に記載の可動機構
  6. 前記一対の溝は、前記案内アームの前記開口の一方の端部と他方の端部のそれぞれに形成されており、
    前記一対のローラが前記開口の一方の端部に形成されている前記一対の溝に嵌入すると、前記リール保持部が前記接近位置に配置され、
    前記一対のローラが前記開口の他方の端部に形成されている前記一対の溝に嵌入すると、前記リール保持部が前記離間位置に配置される、
    請求項5に記載の可動機構
  7. 記第2保持部は、前記第2リールを保持する通常位置と前記フィーダ本体に接近するとともに前記第2リールを保持しない格納位置との間を移動可能に構成されている、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の可動機構
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