JP6777769B2 - スライドレールアセンブリのための調節機構 - Google Patents

Description

本発明は調節機構に関し、より具体的には長手方向の調節（longitudinal adjustment）が可能な調節機構に関する。

一般に、アンダーマウント型の引き出し用スライドレールアセンブリは引き出しの底部に取り付けられるため隠れて見えない。そのようなスライドレールアセンブリは通常第１のレールと、第１のレールに対して変位可能な第２のレールとを含み、第１のレールはキャビネットの本体に取り付けられるのに対して、第２のレールは引き出しを保持又は支持する役割を果たすため、第２のレールを通じて引き出しを第１のレールに対してキャビネット本体から引き出すか又は押し込むことができる。引き出しがキャビネット本体から引き出されても、アンダーマウント型の引き出し用スライドレールアセンブリは引き出しの底部で隠れたままである。

家具用スライドレールの分野において、キャビネット本体に設置される引き出しを該キャビネット本体に対して（又は特定のスライドレールに対して）調節又は変位することができることが良く知られている。例えば、特許文献１には引き出しを幅方向にセンタリングするための装置（１０）が開示されている。係る装置（１０）は第１の連結部（２６）及び第２の連結部（２７）を含み、第１の連結部（２６）及び第２の連結部（２７）は引き出し（１３）のフッキング装置（１２）及び引き出しガイド（１１）にそれぞれ接続される。第１の連結部（２６）及び第２の連結部（２７）は、第１の連結部（２６）及び第２の連結部（２７）を強制的に係合及び／又は形状的に係合させるために幅方向において弾性的に撓み得る手段に適合され、フッキング装置（１２）及び引き出しガイド（１１）の間の幅方向のいかなる遊隙も補償する。別の例として、特許文献２には、道具を用いることなく既知の連結装置（９）に固定可能な調節装置（８）が開示されている。連結装置（９）は予め引き出し（２）に取り付けることができる。調節装置（８）は、家具の本体の深さ方向に沿って引き出し（２）ひいてはそのフロントパネル（５）の位置を調節できるようにする。特許文献１及び特許文献２の開示内容は参照により本願に組み込まれる。

米国特許第９０６０６０４号明細書 中国特許第２０４３６３４３６号明細書 米国特許第１００８５５５７号明細書 米国特許第９９７４３８６号明細書 米国特許第８９７９２２３号明細書 米国特許第８１７２３４５号明細書

本発明は長手方向の調節が可能な調節機構に関する。

本発明の一態様によれば、調節機構は調節装置を含む。調節装置は第1のコンポーネントと、第２のコンポーネントと、第１の調節要素とを含む。第１の部分は第１の部位を含む。第１の調節要素は第２のコンポーネントに配置されるとともに第２の部位を含む。第１の調節要素が操作されると、第１の部位及び第２の部位は、第２のコンポーネント及び第１のコンポーネントをお互いに対して長手方向に変位して調節するために互いに協働する。

第１のコンポーネントは第１の部分と、第１の部分に接続される第２の部分とを含むことが好ましい。

第１のコンポーネントの第１の部位は少なくとも１つの突起を含み、第１の調節要素の第２の部位は概ね螺旋状のガイド部を含み、少なくとも１つの突起はガイド部に押し付けられるように構成されていることが好ましい。

第１のコンポーネントの第１の部位は所定の間隔で配置される複数の突起を含み、前記ガイド部は該所定の間隔のそれぞれに広がることができ（can extend through each interval）、隣接する２つの突起のそれぞれの間で係合できることが好ましい。

突起は実質的に長手方向に配置されていることが好ましい。

第１のコンポーネントは伸長区画を含み、伸長区画及び第２のコンポーネントのうちの一方は、伸長区画及び第２のコンポーネントのうちの他方を収容するためのガイド通路を含むことが好ましい。

第１のコンポーネントは伸長区画を含み、伸長区画及び第２のコンポーネントのうちの一方は位置制限空間を有し、位置制限空間の一部にシャフトが挿入されて伸長区画及び第２のコンポーネントのうちの他方に接続されているため、第２のコンポーネントは第１のコンポーネントに対して限られた範囲で長手方向に変位できることが好ましい。

伸長区画は第１のコンポーネントの第２の部分に配置されていることが好ましい。

第１の調節要素は回転輪（turning wheel）であり、シャフトは、第１の調節要素の概ね螺旋状のガイド部の中央及び第２のコンポーネントに枢結されていることが好ましい。

調節機構は連結装置をさらに含み、調節装置は連結装置に取り外し可能に接続されていることが好ましい。

連結装置は第２の調節要素を含み、第２の調節要素は第１の調節要素が配置される方向と実質的に垂直な方向に配置されることが好ましい。

第２の調節要素は回転輪であることが好ましい。

本発明の別の態様によれば、スライドレールアセンブリは第１の家具部及び第２の家具部を含む家具のために適合されている。スライドレールアセンブリは第１のレールと、第２のレールと、上記の実施形態にいずれかに係る調節機構とを含む。第１のレールは第１の家具部に固定されるように構成されている。第２のレールは第１のレールに対して長手方向に変位できるとともに第２の家具部を保持するように構成されている。第２のレールが第１のレールに対して引っ込められ、第２のコンポーネントが第１のコンポーネントに対して第１の長手方向位置にある場合、第２のコンポーネントは第１のレールと当接し、第２の家具部の前部と第１の家具部の前部との間には第１の長手方向距離がある。第２のレールが第１のレールに対して引っ込められ、第２のコンポーネントが第１のコンポーネントに対して第２の長手方向位置にある場合、第２のコンポーネントは第１のレールと当接し、第２の家具部の前部と第１の家具部の前部との間には第２の長手方向距離があり、第２の長手方向距離は第１の長手方向距離と異なる。

連結装置が第２のレールに配置され、第１のコンポーネントは連結装置に固定されていることが好ましい。

図１は、本発明の一実施形態に係る家具の斜視図であり、該家具は第１の家具部及び２つの第２の家具部を含み、第２の家具部のうちの１つが一対のスライドレールアセンブリを通じて第１の家具部から引き出されている。 図２は、引き出された第２の家具部が取り除かれている点を除き図１と同様の図である。 図３は、本発明の実施形態に係るスライドレールアセンブリの分解斜視図である。 図４は、本発明の実施形態に係るスライドレールアセンブリの組み立て斜視図である。 図５は、スライドレールアセンブリの調節機構の調節装置及び連結装置を示す分解斜視図であり、連結装置は第２のレールに配置されている。 図６は、本発明の実施形態に係る調節装置の分解斜視図である。 図７は、本発明の実施形態に係る調節装置の概略斜視図であり、調節装置の第２のコンポーネントは第１のコンポーネントに対して所定の位置にある。 図８は、本発明の実施形態に係る調節装置の概略斜視図であり、調節装置の第２のコンポーネントは第１のコンポーネントに対して第１の方向で第１の長手方向位置に調節されている。 図９は、本発明の実施形態に係る調節装置の概略斜視図であり、調節装置の第２のコンポーネントは第１のコンポーネントに対して第２の方向で第２の長手方向位置に調節されている。 図１０は、本発明の実施形態に係る調節装置の概略斜視図であり、調節装置の第２のコンポーネントが第１のコンポーネントに対して所定の位置にある状態を示し、対応する第２の家具部及び第１の家具部の前部の間に所定の距離が定義されている。 図１１は、本発明の実施形態に係る調節装置の概略斜視図であり、調節装置の第２のコンポーネントが第１のコンポーネントに対して第１の長手方向位置にある状態を示し、対応する第２の家具部及び第１の家具部の前部の間に第１の長手方向距離が定義されている。 図１２は、本発明の実施形態に係る調節装置の概略斜視図であり、調節装置の第２のコンポーネントが第１のコンポーネントに対して第２の長手方向位置にある状態を示し、対応する第２の家具部及び第１の家具部の前部の間に第２の長手方向距離が定義されている。

図１及び図２を参照して、家具２０は第１の家具部２２及び少なくとも１つの第２の家具部を含む。ここでは、２つの第２の家具部２４ａ、２４ｂを一例として示す。第２の家具部２４ａ等の第２の家具部のそれぞれは、第１の家具部２２に対して変位できる。第２の家具部２４ａは、一対のスライドレールアセンブリ２６を通じて第１の家具部２２に対して容易に変位できることが好ましい。第１の家具部２２は家具キャビネットの本体であり、２つの第２の家具部２４ａ、２４ｂは引き出しであり得るが、本発明はこの点で限定されない。第２の家具部２４ａは、一対のスライドレールアセンブリ２６を通じて可動に第１の家具部２２に取り付けられる。各スライドレールアセンブリ２６のスライドレールは第２の家具部２４ａの底部に取り付けられて、所謂アンダーマウント型のスライドレールアセンブリを形成する。より具体的には、各スライドレールアセンブリ２６は、第１のレール２８と、第１のレール２８に対して長手方向に変位可能な第２のレール３０とを含み、第１のレール２８に対して第２のレール３０を変位できる距離を伸ばすために第１のレール２８と第２のレール３０との間に可動に取り付けられる第３のレール３２も含むことが好ましい。第１のレール２８は、第１の家具部２２に固定取り付される。第２のレール３０は第２の家具部２４ａ（又は保持すべき物体）を保持するように構成されている。そのため、第２のレール３０を通じて第２の家具部２４ａを第１の家具部２２の内部から第１の家具部２２の外部の位置に又はその逆に変位させることができる。

図３、図４及び図５に示すように、スライドレールアセンブリ２６は調節機構３４をさらに含む。調節機構３４は調節装置３８を含み、連結装置３６も含むことが好ましい。連結装置３６は第２のレール３０の前端３０ａと後端３０ｂとの間に配置される。ここでは、一例として、連結装置３６は第２のレール３０の前端３０ａに隣接して配置される。調節装置３８は連結装置３６に接続される。ここでは、調節装置３８は固定部材４２（例えばネジ）により連結装置３６に取り外し可能に接続される。そのような構成に代えて、他の実施形態では調節装置３８は連結装置３６と一体化され得る。本発明は調節装置３８を連結装置３６にどのように取り付けるかの点で限定されない。

図５、図６及び図７に示すように、調節装置３８は第１のコンポーネント４４、第２のコンポーネント４６及び第１の調節要素４８を含む。

第１のコンポーネント４４は固定部材４２により連結装置３６に接続される。第１のコンポーネント４４は第１の部分４４ａと、第１の部分４４ａに接続される第２の部分４４ｂとを含む。第１の部分４４ａは、挿入に基づく接続手段、係合に基づく接続手段、リベット留め、溶接又はネジ接続により第２の部分４４ｂに固定されることが好ましい。第１の部分４４ａは第１の部位５０を有する。第1の調節要素４８は第２のコンポーネント４６に配置されるとともに第２の部位５２を含む。

第１のコンポーネント４４の第１の部位５０は少なくとも１つの突起５０ａ（ここでは、一例として複数の突起５０ａを示す）を含み、第１の調節要素４８の第２の部位５２は概ね螺旋状のガイド部５２ａを含むことが好ましい。ガイド部５２ａは第１の端部Ｅ１及び第２の端部Ｅ２を有する。突起５０ａはガイド部５２ａに押し付けられるように構成されている。第１のコンポーネント４４の突起５０ａは間隔Ｙで配置され、第１の調節要素４８のガイド部５２ａは各間隔Ｙを通過して２つの隣接する突起５０ａの間で係合するように構成されている。

突起５０ａは実質的に長手方向に配置されることが好ましい。

第１のコンポーネント４４の第２の部分４４ｂは伸長区画４４ｃを有し、伸長区画４４ｃ及び第２のコンポーネント４６のうちの一方はガイド通路５４を有することが好ましい。ここでは、一例として第２のコンポーネント４６がガイド通路５４を有する。より具体的には、第２のコンポーネント４６は第１の壁４６ａ、第２の壁４６ｂ、中間壁４６ｃ及びストップ部４６ｄを含む。第１の壁４６ａ、第２の壁４６ｂ及び中間壁４６ｃは、第１のコンポーネント４４の第２の部分４４ｂの伸長区画４４ｃを収容するためにガイド通路５４を共に定義する。ストップ部４６ｄは中間壁４６ｃに対して屈曲されている。ここでは一例としてストップ部４６ｄは中間壁４６ｃに垂直に接続されているが、そのような構成に限定されない。

第１のコンポーネント４４の第２の部分４４ｂの伸長区画４４ｃ及び第２のコンポーネント４６のうちの一方は位置制限空間５６（例えば長手方向孔又は溝）を有することが好ましい。ここでは、一例として第１のコンポーネント４４の第２の部分４４ｂの伸長区画４４ｃが位置制限空間５６を有し、シャフト５８が位置制限空間５６の一部に挿入されて第２のコンポーネント４６に接続されているため、第２のコンポーネント４６は限られた範囲で第１のコンポーネント４４に対して長手方向に変位できる。より具体的には、第１の調節要素４８は回転輪であり、シャフト５８は第１の調節要素４８の概ね螺旋状のガイド部５２ａの中心及び第２のコンポーネント４６に枢結されている。シャフト５８は頭部５８ａと、頭部５８ａに接続される本体部５８ｂとを含むことが好ましい。頭部５８ａは本体部５８ｂよりも大きい。本体部５８ｂは第１の調節要素４８及び第２のコンポーネント４６を貫通し、第１のコンポーネント４４の位置制限空間５６の一部に挿入され、頭部５８ａは第１の調節要素４８の一方側で止まっている。

図７は、お互いに対して所定の位置にある第１のコンポーネント４４及び第２のコンポーネント４６を示す。ここでは一例として第２のコンポーネント４６は第１のコンポーネント４４に対して所定の位置Ｐ０にある。

図７と共に図８を参照して、第１の調節要素４８が操作されると、第１の部位５０及び第２の部位５２は、第２のコンポーネント４６及び第１のコンポーネント４４をお互いに対して長手方向に変位、即ち長手方向に調節するために互いに協働する。例えば、第１のコンポーネント４４は固定部材４２によって連結装置３６に一度接続された場合第２のコンポーネント４６に対して固定されていると見ることができる（その状態でのみ第２のコンポーネント４６は第１のコンポーネント４４に対して（その逆は変位できない）長手方向に変位できる）。より具体的には、第１の調節要素４８が第１の回転方向Ｒ１（限定されないが後方回転方向）に回転されることによって操作されると、第２の部位５２は第１の部位５０に押し付けられ、それにより第２のコンポーネント４６を第１のコンポーネント４４に対して第１の方向Ｄ１（例えば後方に）で所定の位置Ｐ０から第１の長手方向位置Ｐ１へと長手に変位させる力を生成する。

図９を参照して、第１の調節要素４８が代わりに第２の回転方向Ｒ２（限定されないが前方回転方向）に回転されることによって操作されると、第２の部位５２は第１の部位５０に押し付けられ、それにより第２のコンポーネント４６を第１のコンポーネント４４に対して第１の方向Ｄ２（例えば前方に）で所定の位置Ｐ０から第２の長手方向位置Ｐ２へと長手に変位させる力を生成する。

図１０に示すように、連結装置３６は第２のレール３０の前端３０ａに隣接する位置で第２のレール３０に配置され、第２のレール３０は第２の家具部２４ａを保持する。調節装置３８は固定部材４２により連結装置３６に接続されている。第２のレール３０が第１のレール２８に対して引っ込められ、調節装置３８の第２のコンポーネント４６が第１のコンポーネント４４に対して所定の位置Ｐ０にある場合、第２のコンポーネント４６のストップ部４６ｄは第１のレール２８の前端２８ａに当接し、第２の家具部２４ａの前部（例えばフロントパネル２５）と第１の家具部２２の前部との間に所定の距離Ｇ０が定義される。

図１１を参照して、第２のレール３０が第１のレール２８に対して引っ込められ、調節装置３８の第２のコンポーネント４６が第１のコンポーネント４４に対して第１の長手方向位置Ｐ１に調節された場合（図８参照）、第２のコンポーネント４６のストップ部４６ｄは第１のレール２８の前端２８ａと当接し、第２の家具部２４ａの前部（例えばフロントパネル２５）と第１の家具部２２の前部との間に第１の長手方向距離Ｇ１が定義される。ここでは、一例として、第１の長手方向距離Ｇ１は所定の距離Ｇ０よりも大きい。

図１２を参照して、第２のレール３０が第１のレール２８に対して引っ込められ、調節装置３８の第２のコンポーネント４６が第１のコンポーネント４４に対して第２の長手方向位置Ｐ２に調節された場合（図９参照）、第２のコンポーネント４６のストップ部４６ｄは第１のレール２８の前端２８ａと当接し、第２の家具部２４ａの前部（例えばフロントパネル２５）と第１の家具部２２の前部との間に第２の長手方向距離Ｇ２が定義される。ここでは、一例として、第２の長手方向距離Ｇ２は所定の距離Ｇ０よりも小さい。

なお、連結装置３６は回転輪等の第２の調節要素６０を含む（図５参照）。第２の調節要素６０は、第２の調節要素６０の軸が第１の調節要素４８の軸に対して実質的に垂直になるように第１の調節要素４８が配置される方向に実質的に垂直な方向に配置されることが好ましい。第２の調節要素６０は、第１の家具部２２に対する第２の家具部２４ａの横方向の変位Ｔ、即ち横方向の調節をもたらすのに用いることができる。そのような横方向の調節は当該技術分野で良く知られているため、それについてのより詳細な説明は省略する。

上記から、前述の実施形態における調節装置３８は好ましくは下記の特徴を有することが分かる。

１）調節装置３８の調節要素４８が操作されると（例えば回転されると）、第２のコンポーネント４６及び第１のコンポーネント４４は、第１の部位５０と第２の部位５２との間の協働を通じてお互いに対して長手方向に変位する（即ち調節される）。これは、第２の家具部２４ａと第１の家具部２２（又はスライドレール）との間に存在し得る取り付け誤差に対処するために又は係る誤差を補償するために第２の家具部２４ａと第１の家具部２２との間の長手方向距離を調節できるようにする。

２）連結装置３６は第２のレール３０に配置され、調節装置３８は連結装置３６に接続される。連結装置３６及び調節装置３８は調節機構を構成する。

３）第１の調節要素４８が第１の回転方向Ｒ１（例えば、後方回転方向）に回転された場合に第２のコンポーネント４６が第１のコンポーネント４４に対して第１の方向Ｄ１に（例えば後方に）変位され、第１の調節要素４８が第２の回転方向Ｒ２（例えば、前方回転方向）に回転された場合に第２のコンポーネント４６が第１のコンポーネント４４に対して第２の方向Ｄ２に（例えば前方に）変位されることにより、直感的な操作が可能である。

上述した好ましい実施形態を通じて本発明を開示してきたが、係る実施形態は本発明の範囲を限定することを意図したものではない。出願人が求める特許の保護範囲は添付の特許請求の範囲によって定義される。

２０ 家具
２２ 第１の家具部
２４ａ 第２の家具部
２５ フロントパネル
２６ スライドレールアセンブリ
２８ 第１のレール
３０ 第２のレール
３２ 第３のレール
３４ 調節機構
３６ 連結装置
３８ 調節装置
４２ 固定部材
４４ 第１のコンポーネント
４６ 第２のコンポーネント
４８ 第１の調節要素
５０ 第１の部位
５０ａ 突起
５２ 第２の部位
５４ ガイド通路
５６ 位置制限空間
５８ シャフト
６０ 第２の調節要素

Claims (8)

1. 調節装置を含む調節機構であって、
   前記調節装置は、
   第１の部分と、該第１の部分に接続される第２の部分とを含む第1のコンポーネントであって、該第１の部分は第１の部位を含む第１のコンポーネントと、
   第２のコンポーネントと、
   前記第２のコンポーネントに配置されるとともに第２の部位を含む第１の調節要素と、
   を含み、
   前記第１の調節要素が操作されると、前記第１の部位及び前記第２の部位は、前記第２のコンポーネント及び前記第１のコンポーネントをお互いに対して長手方向に変位して調節するために互いに協働し、
   前記第１のコンポーネントの第１の部位は所定の間隔で配置された複数の突起を含み、前記第１の調節要素の第２の部位は概ね螺旋状のガイド部を含み、該複数の突起は該ガイド部に押し付けられるように構成され、前記ガイド部は前記所定の間隔のそれぞれに広がり、隣接する２つの前記複数の突起のうちのそれぞれの間で係合できる、調節機構。
2. 前記突起は実質的に長手方向に配置されている、請求項１に記載の調節機構。
3. 前記第２の部分は伸長区画を含み、前記伸長区画及び前記第２のコンポーネントのうちの一方は、前記伸長区画及び前記第２のコンポーネントのうちの他方を収容するためのガイド通路を含む、請求項１に記載の調節機構。
4. 前記第２の部分は伸長区画を含み、該伸長区画及び前記第２のコンポーネントのうちの一方は位置制限空間を有し、該位置制限空間の一部にシャフトが挿入されて前記伸長区画及び前記第２のコンポーネントのうちの他方に接続されているため、前記第２のコンポーネントは前記第１のコンポーネントに対して限られた範囲で長手方向に変位できる、請求項１に記載の調節機構。
5. 前記第１の調節要素は回転輪であり、前記シャフトは、前記第１の調節要素の概ね螺旋状の前記ガイド部の中央及び前記第２のコンポーネントに枢結されている、請求項４に記載の調節機構。
6. 連結装置をさらに含み、前記調節装置は該連結装置に接続されている、請求項１に記載の調節機構。
7. 前記連結装置は第２の調節要素を含み、該第２の調節要素は前記第１の調節要素が配置される方向と実質的に垂直な方向に配置される、請求項６に記載の調節機構。
8. 前記第２の調節要素は回転輪である、請求項７に記載の調節機構。

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