JP6777228B2 - 制御装置、通信システム、および制御方法 - Google Patents

制御装置、通信システム、および制御方法 Download PDF

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    • G01D3/08Indicating or recording apparatus with provision for the special purposes referred to in the subgroups with provision for safeguarding the apparatus, e.g. against abnormal operation, against breakdown

Description

本発明は、制御装置、通信システム、および制御方法に関する。
橋、道路、および建造物等のインフラのモニタリングでは、目視点検による日常監視が行われている。日常監視により、平常時からの変化について主に定性的に観測を行うアセットマネジメントが可能となる。アセットマネジメントとは、異常を検出するのではなく、異常の予兆を検出し、早期に対策を打つことである。近年、様々な場所に設置された複数のセンサからの情報を用いて、センサが設置された場所の異常検出等を行うセンサネットワークが検討されている。また、従来、計測器から異常な測定データが出力された場合、異常な値が1回限りである場合には、計測ミスあるいはノイズと判断して異常な計測データを破棄する技術が知られている。
特開昭61−24791号公報
ところで、平常時からの変化の観測は、目視点検者の熟練度に依る部分が多く、点検内容の最終的な数値判断基準はあるものの、広範囲の対象物の中から、全てのポイントをまんべんなく観察することは困難である。また、広範囲の対象物の中から、未だ異常が発生しておらず、これから異常が発生するかもしれない箇所を抽出し、どれだけ観察するかといったスクリーニングについてはコンピュータ化が難しい。特に、熟練者は、ノイズの判別や、ノイズに埋もれた僅かな変化が将来の異常に発展する予兆かどうかの判別等に長けているが、このような熟練者の判別をコンピュータ化することは困難である。
開示の技術は、かかる点に鑑みてなされたものであって、複数のセンサによって測定された測定値の中から異常に発展する可能性のある予兆を示す測定値を精度よくスクリーニングすることができる制御装置、通信システム、および制御方法を提供することを目的とする。
本願が開示する制御装置は、1つの態様において、第1の判定部と、第1の起動指示部と、第1の特定部と、第2の判定部と、第2の起動指示部と、第2の特定部と、第3の判定部と、出力部とを有する。第1の判定部は、特定の場所に分散配置された複数のセンサのうち第1のセンサが第1の周期で測定した測定値が異常値か否かを判定する。第1の起動指示部は、測定値が異常値と判定された場合、第1のセンサを第1の周期よりも短い第2の周期で起動させる。第1の特定部は、第1のセンサが第1の周期および第2の周期で測定した測定値の時間的な変動の傾向を特定する。第2の判定部は、異常値が時間的な変動の傾向に含まれる値であるか否かを判定する。第2の起動指示部は、異常値が時間的な変動の傾向に含まれる値である場合、第1のセンサの周囲に配置されている複数の第2のセンサを第2の周期で起動させる。第2の特定部は、第1のセンサおよび複数の第2のセンサが第2の周期で測定した測定値の面方向の分布の傾向を特定する。第3の判定部は、第1のセンサおよび複数の第2のセンサのそれぞれが第2の周期で測定した測定値が面方向の分布の傾向に含まれるか否かを判定する。出力部は、第1のセンサおよび複数の第2のセンサのそれぞれが第2の周期で測定した測定値が面方向の分布の傾向に含まれる場合、第1のセンサおよび複数の第2のセンサのそれぞれの測定値を出力する。
本願が開示する制御装置、通信システム、および制御方法の1つの態様によれば、複数のセンサによって測定された測定値の中から異常に発展する可能性のある予兆を示す測定値を精度よくスクリーニングすることができるという効果を奏する。
図1は、通信システムの一例を示す図である。 図2は、センサの一例を示すブロック図である。 図3は、収集装置の一例を示すブロック図である。 図4は、制御装置の一例を示すブロック図である。 図5は、範囲テーブルの一例を示す図である。 図6は、平常時において起動しているセンサの一例を示す図である。 図7は、異常値と判定された測定値の一例を示す図である。 図8は、ノイズであると判定された測定値の一例を示す図である。 図9は、ノイズではないと判定された測定値の一例を示す図である。 図10は、ノイズではない異常値が検出された場合に起動されるセンサの一例を示す図である。 図11は、各センサの測定値の一例を示す図である。 図12は、近似曲面の一例を示す図である。 図13は、近似曲面と各センサの測定値との誤差の一例を説明するための図である。 図14は、近似曲面と各センサの測定値との累積誤差が大きい場合に起動されるセンサの一例を示す図である。 図15は、近似曲面の一例を示す図である。 図16は、制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図17は、制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図18は、制御装置のハードウェアの一例を示す図である。
以下、本願が開示する制御装置、通信システム、および制御方法の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の実施形態により開示の技術が限定されるものではない。
[通信システム10]
図1は、通信システム10の一例を示す図である。通信システム10は、制御装置20、収集装置30、および複数のセンサ40−1〜40−4を有する。制御装置20と収集装置30とは、インターネット等のネットワーク11に接続されている。なお、以下では、複数のセンサ40−1〜40−4のそれぞれを区別することなく総称する場合にセンサ40と記載する。また、図1に例示した通信システム10には、4つのセンサ40が設けられているが、通信システム10には、5つ以上のセンサ40が設けられていてもよい。また、図1に例示した通信システム10には、収集装置30が1つ設けられているが、通信システム10には、2つ以上の収集装置30が設けられていてもよい。
それぞれのセンサ40は、所定の領域12内に分散配置され、収集装置30と、Bluetooth(登録商標)等の無線通信方式に基づいて無線通信を行う。複数のセンサ40が配置される領域12は、監視対象となる領域であって、例えば山の斜面等の領域、または、橋や道路等の建造物の表面の領域である。それぞれのセンサ40は、例えば、センサ40が配置された場所の振動、雨量、加速度、または温度等の様々な物理量を測定する。
それぞれのセンサ40は、収集装置30から起動指示を受信した場合、センサ40が配置された場所の物理量を測定し、測定値を収集装置30へ無線送信する。なお、収集装置30との間で直接無線通信を行うことが困難なセンサ40は、他のセンサ40を経由して収集装置30と通信を行う。
収集装置30は、それぞれのセンサ40とBluetooth等の無線通信方式に基づいて無線通信を行う。収集装置30は、それぞれのセンサ40から送信された測定値を受信し、受信した測定値を、センサ40を識別するセンサIDと共に、ネットワーク11を介して制御装置20へ送信する。また、収集装置30は、ネットワーク11を介して、制御装置20からセンサIDを含む起動指示を受信した場合、当該センサIDに対応するセンサ40へ起動指示を送信する。
制御装置20は、ネットワーク11および収集装置30を介して、それぞれのセンサ40の起動周期を制御する。具体的には、制御装置20は、領域12内に配置された複数のセンサ40の中の一部のセンサ40に第1の周期で起動指示を送信することにより起動させる。そして、制御装置20は、第1の周期で起動するセンサ40によって測定された測定値に基づいて、測定値が異常値であるか否かを判定する。
センサ40の測定値が異常値である場合、制御装置20は、異常値が測定されたセンサ40を第1の周期よりも短い第2の周期で起動させることにより、異常値が測定されたセンサ40による測定値を、より短い周期で収集する。そして、制御装置20は、より短い周期で収集された測定値に基づいて、測定された異常値がノイズであるか否かを判定する。測定された異常値がノイズではないと判定された場合、制御装置20は、異常値が測定されたセンサ40の周囲に配置されている複数の他のセンサ40を、第2の周期でさらに起動させる。
そして、制御装置20は、第2の周期で起動された複数のセンサ40によって測定された測定値に基づいて、複数のセンサ40が配置された領域の面方向における測定値の分布の傾向を特定する。そして、制御装置20は、各センサ40による測定値が、特定された面方向の分布の傾向に含まれる場合、各センサ40から送信された測定値を、ネットワーク11を介して、センサ40が配置された領域12を監視する監視装置へ送信する。
ここで、自然現象や構造物の異常等は、ある程度の範囲内の領域において面方向に連続性をもって進行する。そのため、ある地点においてセンサ40で測定された異常値が、自然現象や構造物の劣化等に起因する異常値であれば、異常値が測定されたセンサ40の地点を含む所定範囲の領域において測定された測定値は、面方向に連続性を有する分布を示すことになる。そこで、本実施例では、ノイズではない異常値が測定された場合、制御装置20は、異常値が測定されたセンサ40を含む所定範囲に配置された複数の他のセンサ40をさらに起動させる。そして、制御装置20は、複数のセンサ40によって測定された測定値に基づいて、測定値の面方向の分布の傾向を特定する。そして、各センサ40の測定値が、特定された測定値の面方向の分布の傾向に含まれる場合、制御装置20は、各センサ40から送信された測定値を監視装置へ送信する。これにより、制御装置20は、自然現象や構造物の異常等の兆候とはならない測定値が監視装置へ送信されることを抑制し、自然現象や構造物の異常等の兆候となる測定値を確実に監視装置へ送信することができる。これにより、通信システム10は、管理対象の管理において、無駄な現地調査を抑制することができる。
[センサ40]
図2は、センサ40の一例を示す図である。センサ40は、アンテナ41、無線通信部42、制御部43、収集部44、および測定部45を有する。無線通信部42は、収集装置30または他のセンサ40との間で、アンテナ41を介して無線通信を行う。
制御部43は、無線通信部42を介して収集装置30から起動指示を受信した場合に起動し、収集部44に測定値の収集を指示する。そして、収集部44から測定値が出力された場合、制御部43は、制御部43から出力された測定値を、無線通信部42を介して収集装置30へ送信する。なお、制御部43は、起動していない期間は、無線通信部42を除くセンサ40内の各ブロックを低消費電力状態に制御する。
収集部44は、制御部43から測定値の収集を指示された場合、測定部45を制御して、測定部45から測定値を収集する。そして、収集部44は、収集した測定値を制御部43へ出力する。測定部45は、収集部44からの制御により測定値を測定し、測定された測定値を収集部44へ出力する。測定部45は、例えば、センサ40が配置された場所の振動、雨量、加速度、または温度等を測定する。
[収集装置30]
図3は、収集装置30の一例を示す図である。収集装置30は、有線通信部31、制御部32、無線通信部33、およびアンテナ34を有する。有線通信部31は、ネットワーク11を介して制御装置20との間で有線通信を行う。無線通信部33は、センサ40との間で、アンテナ34を介して無線通信を行う。
制御部32は、有線通信部31を介して制御装置20からセンサIDを含む起動指示を受信した場合、起動指示を、当該センサIDに対応するセンサ40へ、無線通信部33を介して無線送信する。また、制御部32は、無線通信部33を介してセンサ40から測定値を受信した場合、受信した測定値を、当該測定値の送信元のセンサ40のセンサIDと共に、有線通信部31を介して制御装置20へ送信する。
[制御装置20]
図4は、制御装置20の一例を示す図である。制御装置20は、データ処理部21、DB(DataBase)22、およびセンサ管理部23を有する。DB22には、センサIDに対応付けて、当該センサIDに対応するセンサ40によって測定された測定値が、当該測定値が測定された時刻と共に格納される。また、DB22には、例えば図5に示すような範囲テーブル220が格納される。図5は、範囲テーブル220の一例を示す図である。範囲テーブル220には、センサIDに対応付けて、当該センサIDに対応するセンサ40と、当該センサ40の周囲に配置された複数の他のセンサ40のセンサIDが格納されている。
図5に例示された範囲テーブル220では、「S001」のセンサIDに対応付けられた範囲「r=1」には、「S001」、「S010」、「S011」、および「S012」のセンサIDが含まれている。また、図5に例示された範囲テーブル220では、「S001」のセンサIDに対応付けられた範囲「r=2」には、「S001」、「S010」、「S011」、「S012」、および「S013」等のセンサIDが含まれている。このように、範囲テーブル220では、各センサIDに対応付けられた範囲「r=n」において、「n」の値が大きくなるほど、範囲「r=n」に含まれるセンサIDの数が多くなる。図5に例示された範囲テーブル220には、範囲「r=R」までの情報が格納されている。なお、範囲「r=1」には、少なくとも4つのセンサIDが含まれる。
図4に戻って説明を続ける。センサ管理部23は、起動指示部230および起動周期管理部231を有する。起動周期管理部231は、データ処理部21からの指示に基づいて、それぞれのセンサ40の起動周期を管理し、起動タイミングとなったセンサ40のセンサIDを起動指示部230へ出力する。
起動指示部230は、起動周期管理部231からセンサIDが出力された場合、当該センサIDを含む起動指示を、ネットワーク11を介して収集装置30へ送信する。また、起動指示部230は、ネットワーク11を介して収集装置30からセンサIDと共に測定値を受信した場合、受信した測定値を、測定時刻およびセンサIDに対応付けてDB22に格納する。起動指示部230は、第1の起動指示部および第2の起動指示部の一例である。
データ処理部21は、出力部210、算出部211、および判定部212を有する。算出部211は、第1の特定部および第2の特定部の一例である。判定部212は、第1の判定部、第2の判定部、および第3の判定部の一例である。判定部212は、領域12に分散配置された複数のセンサ40のうち一部のセンサ40が第1の周期で測定した測定値をDB22から取得する。第1の周期は、例えば数時間から数日の周期である。そして、判定部212は、取得された測定値が異常値か否かを判定する。
例えば図6に示すように、領域12内に配置された複数のセンサ40の中で、一部のセンサ40aは、平常時に第1の周期で起動し、センサ40によって測定された測定値を収集装置30を介して制御装置20へ送信する。図6は、平常時において起動しているセンサ40aの一例を示す図である。図6に例示された複数のセンサ40において、黒丸は第1の周期で起動しているセンサ40aを示しており、白丸は低消費電力状態のセンサ40を示している。なお、図6の例では、領域12内で1つのセンサ40aが第1の周期で起動しているが、センサ40aは、領域12内に複数配置されていてもよい。センサ40aは、第1のセンサの一例である。
判定部212は、センサ40aによって第1の周期で測定された測定値と、過去に測定された測定値を統計処理することにより算出された基準値とを比較する。基準値は、統計値の一例である。センサ40aによって第1の周期で測定された測定値と基準値との誤差Dが閾値以上である場合、判定部212は、測定値を異常値と判定する。本実施例において、基準値は、例えば、所定時間前までの過去にセンサ40aによって測定された測定値の平均値である。なお、基準値は、他の種類の測定値を測定するセンサ40によって測定された測定値に基づいて算出された値であってもよい。例えば、センサ40aによって例えば温度が測定される場合、基準値は、他のセンサ40によって測定される例えば日照量に基づいて算出された値であってもよい。
図7は、異常値と判定された測定値の一例を示す図である。センサ40aは、例えば図7に示すように、第1の周期Δt1毎に起動して測定値60を測定する。そして、時刻t0において測定された測定値Snと基準値との誤差Dが閾値以上である場合、判定部212は、測定値Snを異常値と判定する。
測定値Snが異常値と判定された場合、判定部212は、センサ40aの起動周期を、第1の周期Δt1から、第1の周期Δt1よりも短い第2の周期Δt2へ変更するように起動周期管理部231へ指示する。第2の周期Δt2は、例えば数分から数十分の周期である。起動周期管理部231は、判定部212からの指示に応じて、センサ40aの起動周期を、第1の周期Δt1から第2の周期Δt2へ変更する。これにより、センサ40aには第2の周期Δt2毎に起動指示が送信され、センサ40aから第2の周期Δt2毎に測定値が収集される。
次に、判定部212は、センサ40aによって第1の周期Δt1および第2の周期Δt2で測定された測定値の時間的な変動の傾向の特定を算出部211に指示する。算出部211は、判定部212からの指示に応じて、センサ40aによって第1の周期Δt1および第2の周期Δt2で測定された測定値の時間的な変動の傾向を特定する。
具体的には、算出部211は、第1の周期Δt1で測定された測定値と、時刻t0から第1の周期Δt1に対応する期間が経過する時刻t1までの間に第2の周期Δt2で測定された測定値とをDB22から取得する。そして、算出部211は、取得された測定値に基づいて、測定値の時間的な変動を近似する近似曲線を、測定値の時間的な変動の傾向として特定する。算出部211は、例えば、時系列の測定値に、測定値の数に応じた次数で表される所定の関数を最小二乗法等によりフィッティングすることで近似曲線を特定する。そして、算出部211は、特定された近似曲線を測定値の時間的な変動の傾向として判定部212へ出力する。
次に、判定部212は、異常値と判定された測定値Snが、算出部211によって特定された測定値の時間的な変動の傾向に含まれるか否かを判定する。異常値と判定された測定値Snが、算出部211によって特定された測定値の時間的な変動の傾向に含まれない場合、判定部212は、測定値Snをノイズと判定する。そして、判定部212は、センサ40aの起動周期を、第2の周期Δt2から第1の周期Δt1へ戻すように起動周期管理部231へ指示する。起動周期管理部231は、判定部212からの指示に応じて、センサ40aの起動周期を、第2の周期Δt2から第1の周期Δt1へ戻す。
具体的には、判定部212は、算出部211によって特定された近似曲線に基づいて、異常値と判定された測定値Snと同一の時刻における近似曲線上の測定値Sn’を特定する。そして、測定値Snと測定値Sn’との誤差ΔSが閾値以上である場合、判定部212は、異常値と判定された測定値Snが算出部211によって特定された測定値の時間的な変動の傾向に含まれないと判定する。
図8は、ノイズであると判定された測定値Snの一例を示す図である。例えば図8に示すように、時刻t1までの間にセンサ40aによって第1の周期Δt1および第2の周期Δt2で測定された測定値に基づいて、近似曲線61が特定される。図8の例では、異常値と判定された測定値Snと、当該測定値Snと同一の時刻t0における近似曲線61上の測定値Sn’との間の誤差ΔSが閾値以上である。そのため、判定部212は、異常値と判定された測定値Snが算出部211によって特定された測定値の時間的な変動の傾向に含まれないと判定し、測定値Snがノイズであると判定する。
図9は、ノイズではないと判定された測定値Snの一例を示す図である。例えば図9に示すように、時刻t1までの間にセンサ40aによって第1の周期Δt1および第2の周期Δt2で測定された測定値に基づいて、近似曲線62が特定される。図9の例では、異常値と判定された測定値Snと、当該測定値Snと同一の時刻t0における近似曲線62上の測定値Sn’との間の誤差ΔSが閾値未満である。そのため、判定部212は、異常値と判定された測定値Snが算出部211によって特定された測定値の時間的な変動の傾向に含まれると判定し、測定値Snがノイズではないと判定する。
異常値と判定された測定値Snが、ノイズではないと判定された場合、判定部212は、センサ40aのセンサIDに対応付けられている範囲「r=1」内のセンサIDを、DB22内の範囲テーブル220から抽出する。そして、判定部212は、抽出されたセンサIDに対応するセンサ40を第2の周期Δt2で起動するように起動周期管理部231へ指示する。起動周期管理部231は、判定部212からの指示に応じて、判定部212から指示されたセンサIDに対応するセンサ40の起動周期を、第2の周期Δt2に設定する。これにより、センサ40aおよびセンサ40aの周囲に配置された複数のセンサ40に第2の周期Δt2毎に起動指示が送信され、これらのセンサ40から第2の周期Δt2毎に測定値が収集される。
図10は、ノイズではない異常値が検出された場合に起動されるセンサ40の一例を示す図である。異常値と判定された測定値Snがノイズではないと判定された場合、例えば図10に示すように、センサ40aの周囲に配置されている他のセンサ40b〜40fが、第2の周期Δt2でさらに起動される。センサ40b〜40fは第2のセンサの一例である。図10に例示された複数のセンサ40において、黒丸は第2の周期Δt2で起動しているセンサ40a〜40fを示しており、白丸は低消費電力状態のセンサ40を示している。これにより、例えば図11に示すように、各センサ40から第2の周期Δt2毎に測定値が収集される。図11は、各センサの測定値の一例を示す図である。
次に、判定部212は、センサ40a〜40fによって第2の周期Δt2で測定された測定値の面方向の分布の傾向の特定を算出部211に指示する。算出部211は、判定部212からの指示に応じて、第2の周期Δt2でセンサ40a〜40fによって測定された各時刻の測定値の面方向の分布の傾向を特定する。
具体的には、算出部211は、時刻t1から第1の周期Δt1に対応する期間が経過する時刻t2までの間に各センサ40によって第2の周期Δt2で測定された測定値をDB22から取得する。そして、算出部211は、各センサ40a〜40fの測定値に基づいて、測定値が測定された時刻毎に、測定値の面方向の分布を近似する近似曲面を、測定値の面方向の分布の傾向として特定する。図12は、近似曲面の一例を示す図である。算出部211は、例えば、測定時刻毎に、複数のセンサ40a〜40fの測定値の数に応じた次数で表される所定の関数を最小二乗法等によりフィッティングすることで近似曲面を特定する。そして、算出部211は、特定された近似曲面を測定値の面方向の分布の傾向として判定部212へ出力する。
次に、判定部212は、測定値が測定された時刻毎に、複数のセンサ40の測定値が、算出部211によって特定された測定値の面方向の分布の傾向に含まれるか否かを判定する。例えば、全ての測定時刻において、複数のセンサ40の測定値が、算出部211によって特定された傾向に含まれる場合、判定部212は、複数のセンサ40の測定値が、算出部211によって特定された傾向に含まれると判定する。なお、測定時刻のうち所定割合以上の測定時刻において、複数のセンサ40の測定値が、算出部211によって特定された傾向に含まれる場合、判定部212は、複数のセンサ40の測定値が、算出部211によって特定された傾向に含まれると判定してもよい。
複数のセンサ40の測定値が面方向の分布の傾向に含まれる場合、判定部212は、複数のセンサ40のセンサIDを出力部210へ出力する。出力部210は、判定部212から出力されたセンサIDに対応付けられた測定値をDB22から取得し、取得された測定値とセンサIDとを含むアラートを、ネットワーク11を介して監視装置へ送信する。以降、出力部210は、判定部212から出力されたセンサIDに対応付けられた測定値をDB22から取得して監視装置へ随時送信する。
具体的には、判定部212は、例えば図13に示すように、測定値Snが測定された時刻毎に、算出部211によって特定された近似曲面63上の測定値Sn’であって、各センサ40a〜40fのそれぞれの位置(xn,yn)に対応する測定値Sn’を特定する。図13は、近似曲面と各センサの測定値との誤差の一例を説明するための図である。そして、判定部212は、測定値Snが測定された時刻毎に、各センサ40a〜40fの測定値Snと特定された測定値Sn’との誤差ΔSを算出する。そして、判定部212は、各センサ40a〜40fの測定値Snについて算出された誤差ΔSを合計することにより累積誤差ΔS’を算出する。算出された累積誤差ΔS’が閾値未満である場合、判定部212は、複数のセンサ40a〜40fの測定値が、算出部211によって特定された測定値の面方向の分布の傾向に含まれると判定する。
一方、複数のセンサ40a〜40fの測定値が面方向の分布の傾向に含まれない場合、判定部212は、センサ40aのセンサIDに対応付けられている範囲「r=2」に含まれるセンサIDを、DB22内の範囲テーブル220から抽出する。そして、判定部212は、抽出されたセンサIDに対応するセンサ40をさらに第2の周期Δt2で起動するように起動周期管理部231へ指示する。起動周期管理部231は、判定部212からの指示に応じて、判定部212から指示されたセンサIDに対応するセンサ40の起動周期を、第2の周期Δt2に設定する。
これにより、例えば図14に示すように、センサ40aおよびセンサ40aの周囲に配置された複数のセンサ40b〜40mに第2の周期Δt2毎に起動指示が送信され、各センサ40b〜40mから第2の周期Δt2毎に測定値が収集される。図14は、近似曲面と各センサの測定値との累積誤差が大きい場合に起動されるセンサの一例を示す図である。範囲「r=2」には、例えば図14に示すように、範囲「r=1」に含まれるセンサIDに対応するセンサ40a〜40fが配置される領域よりも広い領域に配置されているセンサ40a〜40mのセンサIDが含まれている。センサ40g〜40mは、第3のセンサの一例である。
そして、判定部212は、センサ40a〜40mによって第2の周期Δt2で測定された測定値の面方向の分布の傾向の特定を算出部211にさらに指示する。算出部211は、判定部212からの指示に応じて、第2の周期Δt2でセンサ40a〜40mによって測定された各時刻の測定値の面方向の分布の傾向を特定する。そして、算出部211は、複数のセンサ40a〜40mの測定値が、算出部211によって特定された測定値の面方向の分布の傾向に含まれるか否かを判定する。
このように、複数の測定値が算出部211によって特定された傾向に含まれない間は、センサ40が含まれる範囲の拡張と、複数のセンサ40の測定値が算出部211によって特定された傾向に含まれるか否かの判定とが繰り返し実行される。起動されるセンサ40の数が増加することにより、算出部211によって特定される近似曲面は、例えば図15に示すように、より細かい起伏を表現できるようになる。図15は、近似曲面の一例を示す図である。そのため、センサ40が含まれる範囲を拡張することにより、算出部211によって特定された近似曲面が、各測定値Snの面方向の分布の傾向に近づき、各測定値Snと近似曲面上の測定値Sn’との誤差ΔSの累積誤差ΔS’が小さくなる。
しかし、各センサ40が、面方向における連続性を有さない測定値をばらばらに出力している場合も考えられる。面方向における連続性を有さない測定値が各センサ40からばらばらに出力されているということは、各センサ40の測定値は、自然現象や構造物の異常等の兆候を示す測定値ではない可能性が高い。その場合、センサ40aのセンサIDに対応付けられている範囲が「r=R」になるまで拡張されても、複数のセンサ40の測定値が算出部211によって特定された傾向に含まれないと判定されることになる。
そのような場合、判定部212は、複数のセンサ40を停止させるように起動周期管理部231に指示する。そして、判定部212は、平常時に第1の周期で起動させるセンサ40をセンサ40aから別のセンサ40に変更し、別のセンサ40を第1の周期で起動させるように起動周期管理部231に指示する。このように、センサ40aのセンサIDに対応付けられている範囲が「r=R」になるまで拡張されても、複数のセンサ40の測定値が算出部211によって特定された傾向に含まれないと判定される場合、各センサ40の測定値が監視装置へ送信されない。これにより、制御装置20は、自然現象や構造物の異常等の兆候とはならない測定値が監視装置へ送信されることを抑制し、自然現象や構造物の異常等の兆候となる測定値を確実に監視装置へ送信することができる。これにより、通信システム10は、管理対象の管理において、無駄な現地調査を抑制することができる。
[制御装置20の動作]
図16および図17は、制御装置20の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、判定部212は、複数のセンサ40の中で、第1の周期Δt1で起動させるセンサ40aを、例えばランダムに選択する(S100)。そして、判定部212は、選択されたセンサ40aを第1の周期で起動させるように起動周期管理部231に指示する。
起動周期管理部231は、第1の周期Δt1が経過したか否かを判定する(S101)。第1の周期Δt1が経過した場合(S101:Yes)、起動周期管理部231は、センサ40aのセンサIDを起動指示部230へ出力する。起動指示部230は、起動周期管理部231から出力されたセンサIDを含む起動指示を、ネットワーク11を介して起動指示を収集装置30へ送信する。
収集装置30は、制御装置20から起動指示を受信した場合、起動指示からセンサIDを取得する。そして、収集装置30は、取得されたセンサIDに対応するセンサ40aへ、起動指示を無線送信する。センサ40aは、収集装置30から起動指示を受信した場合に起動し、測定部45によって測定された測定値Snを取得する。そして、センサ40aは、取得された測定値Snを収集装置30へ無線送信する。収集装置30は、センサ40aから測定値Snを受信した場合、受信した測定値Snを、測定値Snの送信元のセンサ40aのセンサIDと共にネットワーク11を介して制御装置20へ送信する。
次に、起動指示部230は、ネットワーク11を介して収集装置30からセンサIDと共に測定値Snを受信することにより、測定値Snを取得する(S102)。そして、起動指示部230は、取得された測定値Snを、測定時刻およびセンサIDに対応付けてDB22に格納する。
次に、判定部212は、DB22内の測定値を参照し、センサ40aによって測定された測定値Snと、過去に測定された測定値の平均値との誤差Dを算出する(S103)。そして、判定部212は、算出された誤差Dが所定の閾値δ’より大きいか否かを判定する(S104)。誤差Dが閾値δ’以下である場合(S104:No)、起動周期管理部231は、再びステップS101に示した処理を実行する。
一方、誤差Dが閾値δ’より大きい場合(S104:Yes)、判定部212は、センサ40aによって測定された測定値Snを異常値と判定する。そして、判定部212は、センサ40aの起動周期を、第1の周期Δt1から第2の周期Δt2へ変更するように起動周期管理部231へ指示する。起動周期管理部231は、判定部212からの指示に応じて、センサ40aの起動周期を、第1の周期Δt1から第2の周期Δt2へ変更する。これにより、センサ40aには第2の周期Δt2毎に起動指示が送信され、第1の周期Δt1が経過するまでの間にセンサ40aから第2の周期Δt2毎に測定値が取得される(S105)。
次に、判定部212は、センサ40aによって第1の周期Δt1および第2の周期Δt2で測定された測定値の時間的な変動の傾向の特定を算出部211に指示する。算出部211は、判定部212からの指示に応じて、第1の周期Δt1で測定された測定値と、時刻t0から第1の周期Δt1に対応する期間が経過する時刻t1までの間に第2の周期Δt2で測定された測定値とをDB22から取得する。そして、算出部211は、取得された測定値に基づいて、測定値の時間的な変動を近似する近似曲線を、測定値の時間的な変動の傾向として特定する(S106)。
次に、判定部212は、算出部211によって特定された近似曲線に基づいて、異常値と判定された測定値Snと同一の時刻における近似曲線上の測定値Sn’を特定する。そして、判定部212は、測定値Snと測定値Sn’との誤差ΔSを算出する(S107)。そして、判定部212は、誤差ΔSが所定の閾値δ0未満であるか否かを判定する(S108)。
誤差ΔSが閾値δ0以上である場合(S108:No)、判定部212は、異常値と判定された測定値Snが算出部211によって特定された測定値の傾向に含まれないと判定し、測定値Snがノイズであると判定する。そして、判定部212は、センサ40aの起動周期を、第2の周期Δt2から第1の周期Δt1へ戻すように起動周期管理部231へ指示する。起動周期管理部231は、判定部212からの指示に応じて、センサ40aの起動周期を、第2の周期Δt2から第1の周期Δt1へ戻す。そして、起動周期管理部231は、再びステップS101に示した処理を実行する。
一方、誤差ΔSが閾値δ0未満である場合(S108:Yes)、判定部212は、異常値と判定された測定値Snが算出部211によって特定された測定値の傾向に含まれると判定し、測定値Snがノイズではないと判定する。そして、判定部212は、変数nを1に初期化する(図17のS109)。
次に、判定部212は、DB22内の範囲テーブル220を参照し、ステップS100で選択されたセンサ40aのセンサIDに対応付けられている範囲「r=n」に含まれているセンサIDを抽出する。そして、判定部212は、抽出されたセンサIDに対応するセンサ40を第2の周期Δt2で起動するように起動周期管理部231へ指示する。起動周期管理部231は、判定部212からの指示に応じて、判定部212から指示されたセンサIDに対応するセンサ40の起動周期を、第2の周期Δt2に設定する。これにより、センサ40aおよびセンサ40aの周囲に配置された複数のセンサ40に第2の周期Δt2毎に起動指示部230によって起動指示が送信され、これらのセンサ40が第2の周期Δt2毎に起動される(S110)。そして、起動指示部230は、第1の周期Δt1が経過するまでの間に各センサ40aから第2の周期Δt2毎に測定値を取得する(S111)。
次に、判定部212は、各センサ40によって第2の周期Δt2毎に測定された測定値の面方向の分布の傾向の特定を算出部211に指示する。算出部211は、判定部212からの指示に応じて、第1の周期Δt1に対応する期間が経過するまでの間に各センサ40によって第2の周期Δt2毎に測定された測定値をDB22から取得する。そして、算出部211は、各センサ40の測定値に基づいて、測定値が測定された時刻毎に、測定値の面方向の分布を近似する近似曲面を、測定値の面方向の分布の傾向として特定する(S112)。
次に、判定部212は、測定値Snが測定された時刻毎に、例えば図13に例示したように、測定値Snと算出部211によって特定された近似曲面上の測定値Sn’との誤差ΔSを、各センサ40の測定値Snについて算出する。そして、判定部212は、各センサ40の測定値Snについて算出された誤差ΔSを合計することにより累積誤差ΔS’を算出する(S113)。
次に、判定部212は、少なくとも1つの測定時刻において算出された累積誤差ΔS’が閾値δ0より大きいか否かを判定する(S114)。少なくとも1つの測定時刻において算出された累積誤差ΔS’が閾値δ0より大きい場合(S114:Yes)、判定部212は、複数のセンサ40の測定値が面方向の分布の傾向に含まれないと判定する。そして、判定部212は、変数nの値を1増やし(S115)、変数nの値が閾値Rより大きいか否かを判定する(S116)。変数nの値が閾値R以下である場合(S116:No)、判定部212は、再びステップS110に示した処理を実行する。一方、変数nの値が閾値Rより大きい場合(S116:Yes)、判定部212は、複数のセンサ40を停止させるように起動周期管理部231に指示する。そして、判定部212は、再びステップS100に示した処理を実行する。なお、ステップS100に示した処理が実行されることにより、平常時に第1の周期で起動させるセンサ40がランダムに再選択される。
各測定時刻において算出された全ての累積誤差ΔS’が閾値δ0以下である場合(S114:No)、判定部212は、複数のセンサ40の測定値が面方向の分布の傾向に含まれると判定する。そして、判定部212は、複数のセンサ40のセンサIDを出力部210へ出力する。出力部210は、判定部212から出力されたセンサIDに対応付けられた測定値をDB22から取得し、取得された測定値を含むアラートを、ネットワーク11を介して監視装置へ送信する(S117)。そして、判定部212は、テップS104で用いられる閾値δ’を更新する(S118)。判定部212は、例えば、閾値δ’に、他の種類の測定値を測定するセンサ40の測定値等に基づく係数kを乗算することにより、閾値δ’を更新する。そして、判定部212は、再びステップS100に示した処理を実行する。
[ハードウェア]
図18は、制御装置20のハードウェアの一例を示す図である。制御装置20は、例えば図18に示すように、メモリ200、プロセッサ201、およびインターフェイス回路202を有する。
インターフェイス回路202は、有線接続によってネットワーク11に接続するためのインターフェイスである。
メモリ200には、データ処理部21およびセンサ管理部23の各機能を実現するためのプログラムおよび当該プログラムによって参照されるデータ等が格納される。また、メモリ200には、DB22内のデータが格納される。プロセッサ201は、メモリ200からプログラムを読み出して実行することにより、例えば、データ処理部21およびセンサ管理部23の各機能を実現する。
なお、メモリ200内のプログラムは、必ずしも最初から全てがメモリ200内に格納されていなくてもよい。例えば、制御装置20に挿入されるメモリカードなどの可搬型記録媒体にプログラムが記憶され、制御装置20がこのような可搬型記録媒体から処理に用いられる部分のプログラムを取得して実行するようにしてもよい。また、プログラムを記憶させた他のコンピュータまたはサーバ装置などから、無線通信回線、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介して、制御装置20がプログラムを取得して実行するようにしてもよい。
[実施例の効果]
以上、実施例について説明した。本実施例の通信システム10は、複数のセンサ40と、収集装置30と、制御装置20とを備える。複数のセンサ40は、特定の場所に分散配置される。収集装置30は、複数のセンサ40のそれぞれによって測定された測定値を収集する。制御装置20は、収集装置30によって収集された測定値に基づいて複数のセンサ40のそれぞれを制御する。また、制御装置20は、算出部211と、判定部212と、起動指示部230と、出力部210とを有する。判定部212は、特定の場所に分散配置された複数のセンサ40のうち第1のセンサが第1の周期で測定した測定値が異常値か否かを判定する。起動指示部230は、測定値が異常値と判定された場合、第1のセンサを第1の周期よりも短い第2の周期で起動させる。算出部211は、第1のセンサが第1の周期および第2の周期で測定した測定値の時間的な変動の傾向を特定する。また、判定部212は、異常値が時間的な変動の傾向に含まれる値であるか否かを判定する。また、起動指示部230は、異常値が時間的な変動の傾向に含まれる値である場合、第1のセンサの周囲に配置されている複数の第2のセンサを第2の周期で起動させる。また、算出部211は、第1のセンサおよび複数の第2のセンサが第2の周期で測定した測定値の面方向の分布の傾向を特定する。また、判定部212は、第1のセンサおよび複数の第2のセンサのそれぞれが第2の周期で測定した測定値が面方向の分布の傾向に含まれるか否かを判定する。出力部210は、第1のセンサおよび複数の第2のセンサのそれぞれが第2の周期で測定した測定値が面方向の分布の傾向に含まれる場合、第1のセンサおよび複数の第2のセンサのそれぞれの測定値を出力する。これにより、本実施例の通信システム10は、複数のセンサ40によって測定された測定値の中から異常に発展する可能性のある予兆を示す測定値を精度よくスクリーニングすることができる。
また、上記した実施例において、判定部212は、第1のセンサが第1の周期で測定した測定値から求まる統計値に基づいて、第1のセンサが第1の周期で測定した測定値が異常値か否かを判定する。これにより、判定部212は、第1のセンサによって測定された測定値の中から異常値を精度よく特定することができる。
また、上記した実施例において、判定部212は、第1のセンサが第1の周期で測定した測定値と、第1のセンサが第1の周期で現時点から所定時間前までの間に測定した測定値の平均値との誤差が所定の閾値以上である場合、第1のセンサが第1の周期で測定した測定値を異常値と判定する。これにより、判定部212は、第1のセンサによって測定された測定値の中から異常値を簡易な方法で特定することができる。
また、上記した実施例において、算出部211は、第1のセンサが第1の周期および第2の周期で測定した測定値の時間的な変動を近似する近似曲線を時間的な変動の傾向として特定する。また、判定部212は、算出部211によって特定された近似曲線における、異常値が測定された時刻の値と、異常値との誤差が所定の閾値未満である場合、異常値が時間的な変動の傾向に含まれる値であると判定する。これにより、判定部212は、第1のセンサによって測定された測定値の中から、測定値の時間的な変動の傾向に含まれないノイズを精度よく除外することができる。
また、上記した実施例において、算出部211は、第1のセンサおよび第2のセンサのそれぞれが第2の周期で測定した複数の測定値の面方向の分布の傾向を近似する近似曲面を面方向の分布の傾向として特定する。また、判定部212は、算出部211によって特定された近似曲面上の値と、対応する測定値との誤差を、複数の測定値について累積し、累積された誤差が所定の閾値未満である場合、それぞれの測定値が面方向の分布の傾向に含まれると判定する。これにより、通信システム10は、複数のセンサ40によって測定された測定値の中から異常に発展する可能性のある予兆を示す測定値を精度よく特定することができる。
また、上記した実施例において、起動指示部230は、第1のセンサおよび複数の第2のセンサによって第2の周期で測定されたそれぞれの測定値が面方向の分布の傾向に含まれないと判定された場合、第1のセンサおよびの第2のセンサを含む領域の周囲に配置されている複数の第3のセンサを第2の周期でさらに起動させる。また、算出部211は、第1のセンサ、複数の第2のセンサ、および複数の第3のセンサのそれぞれが第2の周期で測定した測定値の面方向の分布の傾向を特定する。また、判定部212は、第1のセンサ、複数の第2のセンサ、および複数の第3のセンサのそれぞれによって第2の周期で測定された測定値が面方向の分布の傾向に含まれるか否かを判定する。出力部210は、第1のセンサ、複数の第2のセンサ、および複数の第3のセンサのそれぞれによって第2の周期で測定された測定値が面方向の分布の傾向に含まれる場合、第1のセンサ、複数の第2のセンサ、および複数の第3のセンサのそれぞれの測定値を出力する。これにより、通信システム10は、複数のセンサ40によって測定された測定値の中から異常に発展する可能性のある予兆を示す測定値をより精度よく特定することができる。
[その他]
なお、開示の技術は、上記した実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記した実施例では、制御装置20および収集装置30が別々の装置として説明されたが、開示の技術はこれに限られず、制御装置20および収集装置30は、1つの装置として実現されてもよい。また、通信システム10に複数の収集装置30が設けられる場合には、いずれかの収集装置30が制御装置20の機能を有してもよい。また、収集装置30の機能は、いずれかのセンサ40に設けられてもよい。さらに、制御装置20および収集装置30の機能は、いずれかのセンサ40に設けられてもよい。
また、上記した実施例において、制御装置20、収集装置30、およびセンサ40が有するそれぞれの処理ブロックは、実施例における制御装置20、収集装置30、およびセンサ40の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて機能別に区分したものである。そのため、処理ブロックの区分方法やその名称によって、開示の技術が制限されることはない。また、上記した実施例における制御装置20、収集装置30、およびセンサ40がそれぞれ有する各処理ブロックは、処理内容に応じてさらに多くの処理ブロックに細分化することもできるし、複数の処理ブロックを1つの処理ブロックに統合することもできる。また、それぞれの処理ブロックによって実行される処理は、ソフトウェアによる処理として実現されてもよく、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の専用のハードウェアにより実現されてもよい。
10 通信システム
11 ネットワーク
12 領域
20 制御装置
200 メモリ
201 プロセッサ
202 インターフェイス回路
21 データ処理部
210 出力部
211 算出部
212 判定部
22 DB
220 範囲テーブル
23 センサ管理部
230 起動指示部
231 起動周期管理部
30 収集装置
31 有線通信部
32 制御部
33 無線通信部
34 アンテナ
40 センサ
41 アンテナ
42 無線通信部
43 制御部
44 収集部
45 測定部
60 測定値
61 近似曲線
62 近似曲線
63 近似曲面

Claims (8)

  1. 特定の場所に分散配置された複数のセンサのうち第1のセンサが第1の周期で測定した測定値が異常値か否かを判定する第1の判定部と、
    前記測定値が異常値と判定された場合、前記第1のセンサを前記第1の周期よりも短い第2の周期で起動させる第1の起動指示部と、
    前記第1のセンサが前記第1の周期および前記第2の周期で測定した測定値の時間的な変動の傾向を特定する第1の特定部と、
    前記異常値が前記時間的な変動の傾向に含まれる値であるか否かを判定する第2の判定部と、
    前記異常値が前記時間的な変動の傾向に含まれる値である場合、前記第1のセンサの周囲に配置されている複数の第2のセンサを前記第2の周期で起動させる第2の起動指示部と、
    前記第1のセンサおよび複数の前記第2のセンサが前記第2の周期で測定した測定値の面方向の分布の傾向を特定する第2の特定部と、
    前記第1のセンサおよび複数の前記第2のセンサのそれぞれが前記第2の周期で測定した測定値が前記面方向の分布の傾向に含まれるか否かを判定する第3の判定部と、
    前記第1のセンサおよび複数の前記第2のセンサのそれぞれが前記第2の周期で測定した測定値が前記面方向の分布の傾向に含まれる場合、前記第1のセンサおよび複数の前記第2のセンサのそれぞれの測定値を出力する出力部と
    を有することを特徴とする制御装置。
  2. 前記第1の判定部は、
    前記第1のセンサが前記第1の周期で測定した測定値から求まる統計値に基づいて、前記第1のセンサが前記第1の周期で測定した測定値が異常値か否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記第1の判定部は、
    前記第1のセンサが前記第1の周期で測定した前記測定値と、前記第1のセンサが前記第1の周期で現時点から所定時間前までの間に測定した前記測定値の平均値との誤差が閾値以上である場合、前記第1のセンサが前記第1の周期で測定した前記測定値を前記異常値と判定することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記第1の特定部は、
    前記第1のセンサが前記第1の周期および前記第2の周期で測定した測定値の時間的な変動を近似する近似曲線を前記時間的な変動の傾向として特定し、
    前記第2の判定部は、
    前記第1の特定部によって特定された前記近似曲線における、前記異常値が測定された時刻の値と、前記異常値との誤差が閾値未満である場合、前記異常値が前記時間的な変動の傾向に含まれる値であると判定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記第2の特定部は、
    前記第1のセンサおよび複数の前記第2のセンサのそれぞれが前記第2の周期で測定した複数の測定値の面方向の分布の傾向を近似する近似曲面を、前記面方向の分布の傾向として特定し、
    前記第3の判定部は、
    前記第2の特定部によって特定された前記近似曲面上の値と、対応する測定値との誤差を、複数の測定値について累積し、累積された値が閾値未満である場合、それぞれの測定値が前記面方向の分布の傾向に含まれると判定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  6. 前記第2の起動指示部は、
    前記第1のセンサおよび複数の前記第2のセンサによって前記第2の周期で測定されたそれぞれの測定値が前記面方向の分布の傾向に含まれないと判定された場合、前記第1のセンサおよび複数の前記第2のセンサを含む領域の周囲に配置されている複数の第3のセンサを前記第2の周期でさらに起動させ、
    前記第2の特定部は、
    前記第1のセンサ、複数の前記第2のセンサ、および複数の前記第3のセンサのそれぞれが前記第2の周期で測定した測定値の面方向の分布の傾向を特定し、
    第3の判定部は、
    前記第1のセンサ、複数の前記第2のセンサ、および複数の前記第3のセンサのそれぞれが前記第2の周期で測定した測定値が前記面方向の分布の傾向に含まれるか否かを判定し、
    前記出力部は、
    前記第1のセンサ、複数の前記第2のセンサ、および複数の前記第3のセンサのそれぞれが前記第2の周期で測定した測定値が前記面方向の分布の傾向に含まれる場合、前記第1のセンサ、複数の前記第2のセンサ、および複数の前記第3のセンサのそれぞれの測定値を出力することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  7. 特定の場所に分散配置された複数のセンサと、
    前記複数のセンサのそれぞれによって測定された測定値を収集する収集装置と、
    前記収集装置によって収集された前記測定値に基づいて前記複数のセンサのそれぞれを制御する制御装置と
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記複数のセンサのうち第1のセンサが第1の周期で測定した測定値が異常値か否かを判定する第1の判定部と、
    前記測定値が異常値と判定された場合、前記第1のセンサを前記第1の周期よりも短い第2の周期で起動させる第1の起動指示部と、
    前記第1のセンサが前記第1の周期および前記第2の周期で測定した測定値の時間的な変動の傾向を特定する第1の特定部と、
    前記異常値が前記時間的な変動の傾向に含まれる値であるか否かを判定する第2の判定部と、
    前記異常値が前記時間的な変動の傾向に含まれる値である場合、前記第1のセンサの周囲に配置されている複数の第2のセンサを前記第2の周期で起動させる第2の起動指示部と、
    前記第1のセンサおよび複数の前記第2のセンサが前記第2の周期で測定した測定値の面方向の分布の傾向を特定する第2の特定部と、
    前記第1のセンサおよび複数の前記第2のセンサのそれぞれが前記第2の周期で測定した測定値が前記面方向の分布の傾向に含まれるか否かを判定する第3の判定部と、
    前記第1のセンサおよび複数の前記第2のセンサのそれぞれが前記第2の周期で測定した測定値が前記面方向の分布の傾向に含まれる場合、前記第1のセンサおよび複数の前記第2のセンサのそれぞれの測定値を出力する出力部と
    を有することを特徴とする通信システム。
  8. 制御装置が、
    特定の場所に分散配置された複数のセンサのうち第1のセンサが第1の周期で測定した測定値が異常値か否かを判定し、
    前記測定値が異常値と判定された場合、前記第1のセンサを前記第1の周期よりも短い第2の周期で起動させ、
    前記第1のセンサが前記第1の周期および前記第2の周期で測定した測定値の時間的な変動の傾向を特定し、
    前記異常値が前記時間的な変動の傾向に含まれる値であるか否かを判定し、
    前記異常値が前記時間的な変動の傾向に含まれる値である場合、前記第1のセンサの周囲に配置されている複数の第2のセンサを前記第2の周期で起動させ、
    前記第1のセンサおよび複数の前記第2のセンサが前記第2の周期で測定した測定値の面方向の分布の傾向を特定し、
    前記第1のセンサおよび複数の前記第2のセンサのそれぞれが前記第2の周期で測定した測定値が前記面方向の分布の傾向に含まれるか否かを判定し、
    前記第1のセンサおよび複数の前記第2のセンサのそれぞれが前記第2の周期で測定した測定値が前記面方向の分布の傾向に含まれる場合、前記第1のセンサおよび複数の前記第2のセンサのそれぞれの測定値を出力する
    処理を実行することを特徴とする制御方法。
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