JP6776823B2 - シート用スライド装置 - Google Patents

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Description

本願は、シートをスライド可能に支持するシート用スライド装置に関する。
例えば、特許文献1に記載のシート用スライド装置では、操作レバーがトーションバーにより下方側に押圧されている。操作レバーは、ロック機構の状態を切り替えるための操作部である。
ロック機構は、可動レールのスライド変位を規制する規制状態と当該状態を解除する解除状態とを切り替えるための機構である。トーションバーは、主に線材の捻り変形を利用したバネである。
特開2010−116137号公報
特許文献1に係るトーションバーは、操作レバーに設けられたスリット状の保持溝に引っ掛かるように嵌め込まれて係止されている。保持溝は、操作レバーの操作方向と直交する方向(以下、非操作方向という。)に延びている。このため、操作レバーが非操作方向に変位すると、操作レバーと共にトーションバーも非操作方向に変位する。
このとき仮に、トーションバーがブラケット等の他の部材に干渉すると、特許文献1に記載の発明では、操作レバーとトーションバーとが一体的に変位せず、操作レバーのみが変位してしまう可能性がある。そして、操作レバーのみが変位すると、トーションバーが操作レバーから外れてしまう。
本願は、上記点に鑑み、トーションバー等のバネが操作レバーから外れてしまうことを抑制可能なシート用スライド装置を提供する。
本願では、可動レール(5)のスライド変位を規制する規制状態と当該状態を解除する解除状態とを切替可能なロック機構(7)と、ロック機構(7)の状態を切り替えるための操作レバー(9)であって、第1位置と第2位置との間で変位可能な操作レバー(9)と、操作レバー(9)に係止された支持バネ(13)とを備える。
そして、第1位置側から第2位置側に向かう向きと略平行な方向を操作方向とし、当該操作方向及び操作レバー(9)の長手方向と略直交する方向を非操作方向したとき、支持バネ(13)は、操作レバー(9)を操作方向に変位させる弾性力を発揮するとともに、非操作方向に操作レバー(9)が変位することを規制する規制力を発揮可能である。
これにより、本願では、操作方向及び操作レバー(9)の長手方向と略直交する方向、つまり非操作方向に操作レバー(9)及び支持バネ(13)が変位することを抑制できる。したがって、支持バネ(13)がブラケット等の他の部材に干渉することを抑制できるので、支持バネ(13)が操作レバー(9)から外れてしまうことを抑制でき得る。
なお、本願は、以下のように構成してもよい。
支持バネ(13)は、操作レバー(9)の長手方向と略平行な方向に延びるとともに、操作レバー(9)に対して非操作方向一端側に配置された第1線状部(13A)、及び操作レバー(9)の長手方向と略平行な方向に延びるとともに、操作レバー(9)に対して非操作方向他端側に配置された第2線状部(13B)を有して構成されていてもよい。
このような構成においては、第1線状部(13A)の長手方向寸法(L1)が第2線状部(13B)の長手方向寸法(L2)より大きいことが望ましい。これにより、支持バネ(13)に容易に規制力を発揮させることができる。
操作レバー(9)を支持する支持部(11A)、及び非操作方向に貫通した貫通穴(11J)が設けられた壁部(11D)を有するブラケット(11)を備えている場合には、非操作方向と直交する仮想面に投影された操作レバー(9)と支持バネ(13)との係止部位(9A、13C)は、操作レバー(9)の位置によらず、当該仮想面に投影された貫通穴(11J)の中に位置することが望ましい。
これにより、支持バネ(13)が壁部(11D)側に変位した場合であっても、当該支持バネ(13)がブラケット(11)に干渉することを確実に抑制できる。なお、本構成においては、規制力(F2)の向きが非操作方向一端側から非操作方向他端側に向かう向きであると、特に効果的である。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る乗物用シートSの概略図である。 本発明の実施形態に係るシート用スライド装置1の斜視図である。 本発明の実施形態に係るシート用スライド装置1の作動説明図である。 本発明の実施形態に係るサポートブラケット11等の拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係るサポートブラケット11の斜視図である。 本発明の実施形態に係るサポートブラケット11等の上面図である。 本発明の実施形態に係る支持バネ13の特徴を示す図である。 本発明の実施形態に係る支持バネ13の斜視図である。 Aは本発明の実施形態に係るサポートブラケット11の上面図である。Bは本発明の実施形態に係るサポートブラケット11の側面図である。 本発明の実施形態に係る支持バネ13と操作レバー9との係止状態を示す上面図である。
以下に説明する「発明の実施形態」は、本願発明の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものである。本発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。
少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「1つの」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材が2以上設けられていてもよい。
(第1実施形態)
本実施形態は、乗物用シートをスライド可能に支持するシート用スライド装置に本発明を適用したものである。シート用スライド装置1は、図1に示すように、シートSの鉛直方向下端部においてシート幅方向両側それぞれに配設されている。なお、乗物とは、例えば、自動車、鉄道車両、航空機及び船舶等である。
1.シート用スライド装置の概要
シート用スライド装置1は、図2に示すように、固定レール3、可動レール5、ロック機構7、操作レバー9等を少なくとも備える。固定レール3は、図1に示すように、長手方向が車両の前後方向(シートの前後方向)に一致するように、車両のフロアパネル等に固定される。
可動レール5は、シートSが組み付けられて当該シートSを支持するとともに、固定レール3に対して当該固定レール3の長手方向にスライド可能である。つまり、シートSは、可動レール5と一体的に固定レール3に対して車両前後方向にスライド可能である。
ロック機構7は、可動レール5のスライド変位を規制する規制状態と当該状態を解除する解除状態とを切り替えるための機構である。なお、本実施形態に係るロック機構7は、例えば特開2010−116137号に記載されたロック機構と同様な機構である。
つまり、ロック機構7は、図3に示すロックレバー7Aが上下方向に揺動変位にすることにより、ロック機構7の状態を切り替える。ロック機構7のトーションバネ7Bは、ロックレバー7Aを規制状態とするための位置に保持する。
操作レバー9は、ロック機構7の状態を切り替えるための操作部である。具体的には、操作レバー9は、図3に示すように、第1位置(実線位置)と第2位置(二点鎖線位置)との間で変位可能である。
なお、本実施形態では、操作レバー9が第1位置(実線位置)にある場合にはロック機構7が規制状態となり、かつ、操作レバー9が第2位置(二点鎖線位置)にあるときにロック機構7が解除状態となる。
以下、第1位置側から第2位置側に向かう向きと略平行な方向を操作方向とし、操作方向及び操作レバー9の長手方向と略直交する非操作方向(図4参照)という。なお、本実施形態では、操作方向は上下方向と一致し、操作レバー9の長手方向は固定レール3の長手方向と一致し、非操作方向はシート幅方向(可動レール5の幅方向)と一致する。
操作レバー9が第1位置にあるときにロック機構7は規制状態となる。操作レバー9が第2位置にあるときにロック機構7は解除状態となる。つまり、操作レバー9に操作力が入力されると、操作レバー9はトーションバネ7Bの弾性力に逆らってロックレバー7Aを変位させる。
そして、操作レバー9の操作力が消失すると、トーションバネ7Bの弾性力(復元力)により、ロックレバー7Aは、ロック機構7を規制状態とするための位置に復帰する。
操作レバー9は、図4に示すように、支持部11Aに揺動可能に支持されている。支持部11Aはサポートブラケット11に設けられた部位であって、操作レバー9が貫通挿入された支持穴11B(図5参照)を有する部位である。
サポートブラケット11は可動レール5に固定されている。当該サポートブラケット11は、図5に示すように、固定プレート部11C、第1壁部11D及び第2壁部11E等有する。固定プレート部11Cは、リベット等の機械的締結具により可動レール5に固定される部位である。
第1壁部11D及び第2壁部11Eは、図6に示すように、互いに離間した状態で対向する壁部材である。具体的には、第1壁部11Dは、操作レバー9に対して非操作方向一端側(固定レール3側)に位置する。第2壁部11Eは、操作レバー9に対して非操作方向他端側(固定レール3と反対側)に位置する。
つまり、操作レバー9は、第1壁部11Dと第2壁部11Eとの間に配設される。支持部11Aは、第1壁部11Dのうちロック機構7と反対側の端部、つまり第1壁部11Dのシート前方側端部に設けられている。そして、支持部11Aは、当該端部から第2壁部11E側に延出した延出片により構成されている。
第1壁部11Dと第2壁部11Eとは、図5に示すように、操作方向一端側(本実施形態では第2位置側)に設けられた覆い部11Fを介して繋がっている。なお、支持部11A、固定プレート部11C、第1壁部11D、第2壁部11E覆い部11Fは、プレス加工による金属製の一体成形品である。
操作レバー9には、図4に示すように、支持バネ13が引っ掛けられて係止されている。支持バネ13は、操作レバー9を操作方向に変位させる弾性力F1(図3参照)を発揮するとともに、非操作方向に操作レバー9が変位することを規制する規制力F2(図6参照)を発揮可能なバネである。
なお、支持バネ13は、第1位置から第2位置に向かう向きの弾性力を常に操作レバー9に作用させることにより、支持部11Aと協働して当該操作レバー9を弾性的に支持する。つまり、操作レバー9は、図3に示すように、概ね支持部11Aを揺動中心として第1位置と第2位置との間で揺動する。
支持穴11Bは、操作レバー9より大きいため、車両振動等の加振力を受けると、操作レバー9が支持穴11B内で変位してしまうおそれがある。このとき、支持バネ13が弾性力を常に操作レバー9に作用させるので、当該弾性力により操作レバー9の変位が抑制される。
本実施形態に係る規制力F2の向きは、図6に示すように、非操作方向一端側から非操作方向他端側に向かう向き、つまり第1壁部11D側から第2壁部11E側に向かう向きである。このため、操作レバー9には、操作レバー9を第1壁部11Dから離間させる向きの力が常に作用している。
2.支持バネの構造
支持バネ13は、図7に示すように、第1線状部13A、第2線状部13B及び連結部13C等を少なくとも有する。第1線状部13A及び第2線状部13Bは、図6に示すように、操作レバー9の長手方向と略平行にロック機構7側に延びる棒状の部位である。
第1線状部13Aは、操作レバー9に対して非操作方向一端側(第1壁部11D側)に配置される。第2線状部13Bは、操作レバー9に対して非操作方向他端側(第2壁部11E側)に配置される。
連結部13Cは、非操作方向に延びて、第1線状部13Aの延び方向先端側(ロック機構7側)と第2線状部13Bの延び方向先端側(ロック機構7側)とを連結する。当該連結部13Cは、操作レバー9に設けられた係止溝9Aに嵌め込まれて当該操作レバー9に係止されている。
そして、第1線状部13Aの長手方向寸法L1が、第2線状部13Bの長手方向寸法L2より大きくなっている。なお、第1線状部13A、第2線状部13B及び連結部13Cは、1本の線状金属ワイヤーが略C字状又はコの字状に折り曲げられた形成された一体成形品であって、上記弾性力F1及び規制力F2を発揮するバネアーム部を構成する。
なお、第2線状部13Bの基端側(支持部11A側)には、引掛部13D(図8参照)が設けられている。引掛部13Dは、操作方向において連結部13Cと反対側から操作レバー9に接触することにより、各基端側を中心に上記バネアーム部が回転することを規制して、支持バネ13に上記弾性力を発生させるための部位である。
第1壁部11Dには、図4に示すように、第1線状部13Aの基端側(支持部11A側)が引っ掛かるように係止固定された第1係止部11Gが設けられている。第2壁部11Eには、第2線状部13Bの基端側(支持部11A側)が引っ掛かるように係止固定された第2係止部11Hが設けられている。
なお、第1線状部13Aの基端側には、図7に示すように、J字状に湾曲したフック状の第1被係止部13Eが設けられている。第2線状部13Bの基端側には、引掛部13Dに繋がるように略90度湾曲した第2被係止部13Fが設けられている。
第1係止部11Gは、図4に示すように、第1被係止部13Eが挿入されて引っ掛かる穴である。第2係止部11Hは、第2被係止部13Fが引っ掛かる凹部である。そして、非操作方向に直交する仮想面に投影された第1被係止部13Eの中心と当該仮想面に投影された第2被係止部13Fの中心とが一致している(図9A及び図9B参照)。
このため、第1被係止部13Eが第1係止部11Gに係止され、かつ、第2被係止部13Fが第2係止部11Hに係止された状態では、上記バネアーム部の先端側(連結部13C側)が第2壁部11E側に近接するように当該バネアーム部の延び方向が固定レール3の長手方向に対して傾いた状態となる。
したがって、本実施形態に係る操作レバー9には、操作レバー9を第1壁部11Dから離間させる向きの力である規制力F2及び上記弾性力F1が常に作用している。なお、弾性力F1の大きさは、操作レバー9のガタツキ等を抑制する程度の大きさであって、トーションバネ7Bの弾性力に比べると小さい。
3.サポートブラケットの構造
サポートブラケット11は、上述したように、支持部11A、固定プレート部11C、第1壁部11D、第2壁部11E及び覆い部11F等を有する。第1壁部11Dには、図9Bに示すように、非操作方向に貫通した貫通穴11Jが設けられている。
非操作方向と直交する仮想面に投影された操作レバー9と支持バネ13との係止部、つまり連結部13C及び係止溝9A位は、操作レバー9の位置によらず、当該仮想面に投影された貫通穴11Jの中に位置する。
換言すれば、貫通穴11Jの外縁部のうちロック機構7側の部位11L外縁部が、図10に示すように、係止溝9Aよりロック機構7側に位置している。したがって、操作レバー9が第1位置と第2位置との間で揺動しても、第1線状部13Aの延び方向先端側が第1壁部11Dと接触しない。
さらに、操作方向において、操作レバー9を挟んで覆い部11Fと反対側には変位規制部11Kが設けられている。変位規制部11Kは、操作レバー9に当接して当該操作レバー9の変位を規制する。
4.本実施形態に係るシート用スライド装置の特徴
本実施形態に係る支持バネ13は、操作レバー9を操作方向に変位させる弾性力F1を発揮するとともに、非操作方向に操作レバー9が変位することを規制する規制力F2を発揮可能である。
これにより、操作方向及び非操作方向に操作レバー9及び支持バネ13が変位することを抑制できる。したがって、支持バネ13がサポートブラケット11の第1壁部11Dに干渉することを抑制できるので、支持バネ13が操作レバー9から外れてしまうことを抑制でき得る。
第1線状部13Aの長手方向寸法L1が第2線状部13Bの長手方向寸法L2より大きいので、規制力F2を発揮させることができる。つまり、支持バネ13以外の部品を変更することなく、規制力F2を発揮させることができるので、支持バネ13が操作レバー9から外れてしまうことを容易に抑制でき得る。
非操作方向と直交する仮想面に投影された操作レバー9と支持バネ13との係止部位は、操作レバー9の位置によらず、当該仮想面に投影された貫通穴11Jの中に位置している。これにより、支持バネ13が第1壁部11D側に変位した場合であっても、当該支持バネ13が第1壁部11Dに干渉することを確実に抑制できる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、第1線状部13Aの長手方向寸法L1が第2線状部13Bの長手方向寸法L2より大きくすることにより規制力F2を発生させた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、例えば、寸法L1と寸法L2と同一寸法とし、第1係止部11Gの位置を第2係止部11Hより係止溝9Aに近い位置に設けてもよい。なお、第1係止部11Gの位置を第2係止部11Hより係止溝9Aに近い位置に設け、かつ、寸法L1を寸法L2より大きくしてもよい。
上述の実施形態では、仮想面に投影された連結部13C及び係止溝9Aが、操作レバー9の位置によらず、当該仮想面に投影された貫通穴11Jの中に位置する構成であった。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、例えば、(a)貫通穴11Jが廃止された構成、又は(b)仮想面に投影された連結部13C及び係止溝9Aが、操作レバー9の位置によらず、当該仮想面に投影された貫通穴11Jの中に位置しない構成であってもよい。
上述の実施形態では、第1線状部13Aの長手方向寸法L1が第2線状部13Bの長手方向寸法L2より大きくすることにより規制力F2を発生させた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、例えば、仮想面に投影された連結部13C及び係止溝9Aが、操作レバー9の位置によらず、当該仮想面に投影された貫通穴11Jの中に位置する構成である場合には、規制力F2が発生しない構成であってもよい。
上述の実施形態では、乗物用シートをスライド可能に支持するシート用スライド装置に本発明を適用した。しかし、本願明細書に開示された発明の適用はこれに限定されるものではなく、例えば、劇場用シート等の据え置き型のシートにも適用可能である。
さらに、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を組み合わせてもよい。
1… シート用スライド装置 3… 固定レール 5… 可動レール
7… ロック機構 7A… ロックレバー 7B… トーションバネ
9… 操作レバー 9A… 係止溝 11A… 支持部
11… サポートブラケット 11B… 支持穴 11C… 固定プレート部
11D… 第1壁部 11E… 第2壁部 11G… 第1係止部
11H… 第2係止部 11J… 貫通穴 11K… 変位規制部
13… 支持バネ 13A… 第1線状部 13B… 第2線状部
13E… 第1被係止部 13F… 第2被係止部

Claims (2)

  1. シートをスライド可能に支持するシート用スライド装置において、
    固定レールと、
    前記固定レールに対してスライド可能な可動レールであって、シートを支持するための可動レールと、
    前記可動レールのスライド変位を規制する規制状態と当該状態を解除する解除状態とを切替可能なロック機構と、
    前記ロック機構が規制状態となる第1位置と前記ロック機構が解除状態となる第2位置との間で変位可能な操作レバーであって、前記第1位置側から前記第2位置側に向かう向きと略平行な方向(以下、操作方向という。)に変位することにより、前記ロック機構の状態を切り替えるための操作レバーと、
    前記可動レールに固定されたブラケットであって、前記操作レバーを支持する支持部、並びに前記操作方向及び前記操作レバーの長手方向と略直交する方向(以下、非操作方向という。)に貫通した貫通穴が設けられた壁部を有するブラケットと、
    前記支持部と協働して前記操作レバーを弾性的に支持するとともに、当該操作レバーに係止された支持バネとを備え、
    前記支持バネは、前記操作レバーを前記操作方向に変位させる弾性力を発揮するとともに、前記非操作方向に前記操作レバーが変位することを規制する規制力を発揮可能な構成として、前記操作レバーの長手方向と略平行な方向に延びるとともに、前記操作レバーに対して前記非操作方向一端側に配置された第1線状部、及び前記操作レバーの長手方向と略平行な方向に延びるとともに、前記操作レバーに対して前記非操作方向他端側に配置された第2線状部を有し、
    さらに、前記支持バネは、前記第1線状部の基端側が係止固定された第1係止部、及び前記第2線状部の基端側が係止固定された第2係止部を備え、前記第1線状部の延び方向先端側と前記第2線状部の延び方向先端側とが連結されているとともに、当該連結された部位にて前記支持バネが前記操作レバーに係止され、かつ、前記第1線状部の長手方向寸法は、前記第2線状部の長手方向寸法より大きく、
    そして、前記非操作方向と直交する仮想面に投影された前記操作レバーと前記支持バネとの係止部位は、前記操作レバーの位置によらず、当該仮想面に投影された前記貫通穴の中に位置する
    シート用スライド装置。
  2. 前記壁部は、前記操作レバーに対して前記非操作方向一端側に位置しており、
    前記規制力の向きは、前記非操作方向一端側から前記非操作方向他端側に向かう向きである請求項に記載のシート用スライド装置。
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