JP6776585B2 - 偽造防止用樹脂フィルム及び偽造防止物品 - Google Patents
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Description
また、本発明は、物品に取り付けられることで、当該物品の偽造を防止するために用いられる樹脂フィルムであって、第1面及びそれに対向する第2面を有するフィルム基材を備え、前記フィルム基材は、外部からの光を入射させるための入射部と、前記入射部からの入射光を導波光として伝播させる光導波路と、前記導波光を前記第1面側に出射させるための出射部とを有し、前記出射部は、前記導波光を前記第1面側に出射させるための出射用凹凸パターンと、前記出射部内において前記出射用凹凸パターンが設けられている出射領域の周縁の少なくとも一部に接するダミー用凹凸パターンとを含む凹凸構造体を有し、前記ダミー用凹凸パターンのパターンピッチは、前記出射用凹凸パターンのパターンピッチの1.2〜2.0倍であることを特徴とする偽造防止用樹脂フィルムを提供する。
さらに、本発明は、物品に取り付けられることで、当該物品の偽造を防止するために用いられる樹脂フィルムであって、第1面及びそれに対向する第2面を有するフィルム基材を備え、前記フィルム基材は、外部からの光を入射させるための入射部と、前記入射部からの入射光を導波光として伝播させる光導波路と、前記導波光を前記第1面側に出射させるための出射部とを有し、前記出射部は、前記導波光を前記第1面側に出射させるための出射用凹凸パターンと、前記出射部内において前記出射用凹凸パターンが設けられている出射領域の周縁の少なくとも一部に接するダミー用凹凸パターンとを含む凹凸構造体を有し、前記出射用凹凸パターンを構成する凸パターンの端部と、それに対向する前記ダミー用凹凸パターンを構成する凸パターンの端部とが連続していることを特徴とする偽造防止用樹脂フィルムを提供する。
[偽造防止用樹脂フィルム]
図1は、本実施形態に係る偽造防止用樹脂フィルムの概略構成を示す平面図(図1(A))及び断面図(図1(B))である。
上述した偽造防止用フィルム1は、以下のようにして製造され得る。
まず、ロール状に巻回されたベース基材2を送り出しながら、当該ベース基材2の一方面側に、フィルム基材3を構成する、例えば、アクリル系紫外線硬化樹脂等の紫外線硬化性樹脂材料を塗布して樹脂層を形成する。
2…ベース基材
3…フィルム基材
4…入射部
41…入射用凹凸パターン
5…出射部
50…凹凸構造体
51…出射用凹凸パターン
52…ダミー用凹凸パターン
61…光導波路
Claims (13)
- 物品に取り付けられることで、当該物品の偽造を防止するために用いられる樹脂フィルムであって、
第1面及びそれに対向する第2面を有するフィルム基材を備え、
前記フィルム基材は、外部からの光を入射させるための入射部と、前記入射部からの入射光を導波光として伝播させる光導波路と、前記導波光を前記第1面側に出射させるための出射部とを有し、
前記出射部は、前記導波光を前記第1面側に出射させるための出射用凹凸パターンと、前記出射部内において前記出射用凹凸パターンが設けられている出射領域の周縁の少なくとも一部に接するダミー用凹凸パターンとを含む凹凸構造体を有し、
前記ダミー用凹凸パターンは、前記導波光が回折しないパターンピッチを有し、
前記ダミー用凹凸パターンのパターンピッチは、前記出射用凹凸パターンのパターンピッチの1.2〜2.0倍であることを特徴とする偽造防止用樹脂フィルム。 - 物品に取り付けられることで、当該物品の偽造を防止するために用いられる樹脂フィルムであって、
第1面及びそれに対向する第2面を有するフィルム基材を備え、
前記フィルム基材は、外部からの光を入射させるための入射部と、前記入射部からの入射光を導波光として伝播させる光導波路と、前記導波光を前記第1面側に出射させるための出射部とを有し、
前記出射部は、前記導波光を前記第1面側に出射させるための出射用凹凸パターンと、前記出射部内において前記出射用凹凸パターンが設けられている出射領域の周縁の少なくとも一部に接するダミー用凹凸パターンとを含む凹凸構造体を有し、
前記ダミー用凹凸パターンのパターンピッチは、前記出射用凹凸パターンのパターンピッチの1.2〜2.0倍であることを特徴とする偽造防止用樹脂フィルム。 - 物品に取り付けられることで、当該物品の偽造を防止するために用いられる樹脂フィルムであって、
第1面及びそれに対向する第2面を有するフィルム基材を備え、
前記フィルム基材は、外部からの光を入射させるための入射部と、前記入射部からの入射光を導波光として伝播させる光導波路と、前記導波光を前記第1面側に出射させるための出射部とを有し、
前記出射部は、前記導波光を前記第1面側に出射させるための出射用凹凸パターンと、前記出射部内において前記出射用凹凸パターンが設けられている出射領域の周縁の少なくとも一部に接するダミー用凹凸パターンとを含む凹凸構造体を有し、
前記出射用凹凸パターンを構成する凸パターンの端部と、それに対向する前記ダミー用凹凸パターンを構成する凸パターンの端部とが連続していることを特徴とする偽造防止用樹脂フィルム。 - 前記出射用凹凸パターンのパターンピッチと、前記ダミー用凹凸パターンのパターンピッチとが相互に異なることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の偽造防止用樹脂フィルム。
- 前記ダミー用凹凸パターンのパターンピッチは、前記出射用凹凸パターンのパターンピッチの1.2〜2.0倍であることを特徴とする請求項3に記載の偽造防止用樹脂フィルム。
- 前記出射用凹凸パターンは、最小パターンピッチPMINから最大パターンピッチPMAXまでの複数のパターンピッチの凹凸パターンを含み、
前記最小パターンピッチPMIN及び前記最大パターンピッチPMAXのそれぞれは、それらの平均値である中心パターンピッチPAVEの±20nmの範囲内であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の偽造防止用樹脂フィルム。 - 前記出射用凹凸パターンと前記ダミー用凹凸パターンとの境界が、段形状及び/又は波形状であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の偽造防止用樹脂フィルム。
- 前記入射部は、前記第1面側又は前記第2面側からの入射光を前記光導波路に結合させるための入射用凹凸パターンを含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の偽造防止用樹脂フィルム。
- 前記入射用凹凸パターンのパターンピッチと、前記出射用凹凸パターンのパターンピッチとが実質的に同一であることを特徴とする請求項8に記載の偽造防止用樹脂フィルム。
- 前記凹凸構造体を被覆する被覆部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の偽造防止用樹脂フィルム。
- 物品に取り付けられることで、当該物品の偽造を防止するために用いられる樹脂フィルムであって、
第1面及びそれに対向する第2面を有するフィルム基材を備え、
前記フィルム基材は、外部からの光を入射させるための入射部と、前記入射部からの入射光を導波光として伝播させる光導波路と、前記導波光を前記第1面側に出射させるための出射部とを有し、
前記出射部は、前記導波光を前記第1面側に出射させるための出射用凹凸パターンと、前記出射部内において前記出射用凹凸パターンが設けられている出射領域の周縁の少なくとも一部に接するダミー用凹凸パターンとを含む凹凸構造体を有し、
前記ダミー用凹凸パターンは、前記導波光が回折しないパターンピッチを有し、
前記出射用凹凸パターンを構成する凸パターンの端部と、それに対向する前記ダミー用凹凸パターンを構成する凸パターンの端部とが連続していることを特徴とする偽造防止用樹脂フィルム。 - 前記出射用凹凸パターンを構成する凸パターンの端部と、それに対向する前記ダミー用凹凸パターンを構成する凸パターンの端部とが連続していることを特徴とする請求項2に記載の偽造防止用樹脂フィルム。
- 請求項1〜12のいずれかに記載の偽造防止用樹脂フィルムと、
前記偽造防止用樹脂フィルムが取り付けられてなる被取付物と
を備えることを特徴とする偽造防止物品。
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JP2016077162A JP6776585B2 (ja) | 2016-04-07 | 2016-04-07 | 偽造防止用樹脂フィルム及び偽造防止物品 |
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JP2016077162A JP6776585B2 (ja) | 2016-04-07 | 2016-04-07 | 偽造防止用樹脂フィルム及び偽造防止物品 |
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JP6776585B2 true JP6776585B2 (ja) | 2020-10-28 |
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Family Applications (1)
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