JP6775995B2 - 光断層撮像装置、光断層撮像装置の作動方法、及びプログラム - Google Patents
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光源から射出された光より分割された測定光が照射された被検体からの戻り光と、前記射出された光より分割された参照光とを合波して得た干渉光より得られる断層情報に基づいて、断層画像を生成する画像生成手段と、
前記測定光を前記被検体に導くための測定光学系を駆動する駆動手段と、
前記測定光学系を構成する少なくとも1つの光学素子で反射した反射光と前記参照光との干渉により生じるゴーストが現れていない状態の被検体像を含む断層画像が得られるように、少なくとも前記駆動手段を前記断層情報に基づいて制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る光断層撮像装置(OCT装置)の構成について、図1を用いて説明する。該OCT装置は、上述したOCT光学系としての光学ヘッド900と、制御系としての制御部187とを備えている。上述したように、OCT装置では、測定光が照射された被検体からの戻り光と、該測定光に対応する参照光とを合波した干渉光に基づいて、該被検体の断層画像を取得する。以下の実施形態では、人間の眼である被検眼100を被検体とするOCT装置について述べる。
測定光路OP1は、OCT光学系を形成しており、被検眼100の眼底の断層画像を撮像するために使用される。より具体的には、断層画像を形成するための干渉信号を取得するために使用される。測定光路OP1は、第一ダイクロイックミラー102の反射方向及び第二ダイクロイックミラー103の透過方向に配置される。該測定光路OP1には、第二ダイクロイックミラー103より順に、レンズ101−3、ミラー121、OCT光走査部(122)、合焦レンズ123、及びコリメータレンズであるレンズ124が配置されている。
光路OP2は、第二ダイクロイックミラー103の反射方向に配置され、該第二ダイクロイックミラー103によってOCT光学系の測定光に対して波長分離された眼底観察用の光学系の光路である。該光路OP2には、第二ダイクロイックミラー103より順に、レンズ101−2、観察光走査部(117)、合焦レンズ111、レンズ112、及びプリズム118が配置される。ここで、合焦レンズ111は、不図示の固視灯及び眼底観察用光の合焦調整のためのモータ等の駆動手段191によって、双方向矢印で示される光軸方向に駆動される。プリズム118は、光源115からの眼底観察用の照明光を透過し、眼底からの反射光を後述するシングルディテクター116の方向に反射する。
第一ダイクロイックミラー102の透過方向に位置する前眼部観察光路OP3には、中央部にプリズムが配置されたフィールドレンズ143、レンズ141、及び前眼部観察用の赤外線CCD142が配置される。赤外線CCD142は、不図示の前眼部観察用の照明光の波長、具体的には860nm付近に感度を持つ。該赤外線CCD142は制御部187に接続され、該赤外線CCD142の出力は該制御部187に送られる。制御部187は赤外線CCD142で撮像された画像を解析して、光学ヘッド900と被検眼100とのアライメントのずれ量を算出する。
測定光路OP1において、OCT光走査部(122)であるXスキャナ122−1及びYスキャナ122−2より光源側の構成として、合焦レンズ123、レンズ124、及びOCT光学系で測定光源となる後述するファイバー端126が配置される。該測定光源は、測定光を測定光路OP1に入射させる。光学ヘッド900では、OCT光走査部(122)と被検眼100の前眼部とが光学的に共役の関係である場合に、合焦レンズ123による合焦調整を行うことにより、ファイバー端126と被検眼100の眼底とが光学的に共役な関係になるように設計されている。
次に、図1における光源130から出射された光の光路、及び参照光学系等からなる干渉系等の構成について説明する。本実施形態では、光源内部又は外部にミラーやフィルタを組み合わせた共振器により光を共振させる高速波長掃引光源を光源130として用いている。該光源130、一対のミラー152−1及び152−2、光カプラー125、光カプラー127、光ファイバー125−1〜4及び127−1〜3、及びコリメータレンズ151及び154、によって干渉光学系が構成されている。光ファイバー125−1〜4及び127−1〜3は、各々光カプラー125及び127に接続されて一体化しているシングルモードの光ファイバーである。更に、光ファイバー125−4は、光カプラー127にも接続されている。
本実施形態において例示するOCT装置は、制御部187によりXスキャナ122−1、Yスキャナ122−2を制御する。これにより、被検眼100の眼底における所望部位での測定光の走査を実施し、当該所望部位の断層画像を撮像することができる。図2は、被検眼100に測定光201を照射し、眼底202に対してX方向に測定光を走査している様子を示している。眼底202におけるX方向の撮像範囲で測定光を走査し、その戻り光より所定の撮像本数の情報を差動検出器184により取得する。
次に、光路長調整手段153の動作の詳細について説明する。
例えば光路長調整手段153により調整された参照光の光路長が所望値よりも長い場合の好適な撮像範囲を図4(a)に示す。図4(a)に示す例では、参照光の光路長に対応して測定光が合焦し得る撮像範囲(撮像画角W、撮像深度D)は、被検眼100の眼底より前眼部に対して反対側に離れた位置になってしまっている。この場合、被検眼100の網膜に関する断層画像は観察できない。
光源130について説明する。光源130には、波長変化させる事が可能な波長掃引型(Swept Source)光源を用いている。光源130から射出される光の中心波長は1050nm、掃引幅は約100nmで掃引しながら光を射出する。ここで、中心波長は、被検眼を測定することを鑑みると近赤外光が適している。また、波長バンド幅は、得られる断層画像の光軸方向の分解能に影響するため重要なパラメータである。光源130では、光源内部又は外部にミラーやフィルタを組み合わせた共振器を設け、該共振器において複数の波長においてレーザ発振を生じさせている。共振波長を変えつつレーザ発振により得られた光を射出させることで射出光の波長の掃引が行われる。
図6(a)に、Bスキャン画像212に、取得した網膜の断層像である被検体像と共に実像のリバイバルゴーストG1が現れた例を示す。なお、以降の説明において、モニタ200においてBスキャン画像212として表示される表示画面中の全域の画像に対応するBスキャン画像212を断層画像と定義する。また、取得しようとする網膜自体の断層像を被検体像と称し、リバイバルゴーストはそのままリバイバルゴーストと称する。
次に、被検体像213がBスキャン画像212(断層画像)の所定位置に配置されるように光路長調整手段153によって表示位置を調整する方法の一例を説明する。図8(a)は、Bスキャン画像212の表示において、被検体像213の一部が表示範囲を超えて欠けている画面例を示す。なお、同図において、表示画面(撮像範囲)においてBスキャン方向と一致する幅(画角)方向をx方向、該表示画面において撮影深度方向に対応する縦(深度)方向をz方向とする。制御部187は、取得された画像におけるxz座標により規定される各画素に関して、x(1)列からx(n)列まで各列においてz方向に並ぶ画素について、所定値以上の輝度値を有する各画素の輝度値を積算する。また同時に、積算値と共に、被検体像における輝度値のピークを示す画素に関して、z方向(深度方向)での最浅位置(z(i)min)と、最深位置(z(i)max)とを算出する。なお、図8(b)において最浅位置(z(i)min)の輝度値のピークを示す画素は、Bスキャン画像212内に生成される被検体像213(網膜層像)における内境界膜を示す画素に対応する。また、図8(b)において最浅位置(z(i)max)の輝度値のピークを示す画素は、Bスキャン画像212内に生成される被検体像213(網膜層像)における網膜色素上皮を示す画素に対応する。
次に、本実施形態において測定開始までに制御部187にて実行される操作について図10のフローチャートに従って説明する。検者が不図示の撮影スイッチを押したことを制御部187が検出して、撮影動作が開始される(S1−1)。撮影動作が開始されると、制御部187は赤外線CCD142で撮像された前眼部画像を解析して被検眼100に対する光学ヘッド900のXYZ方向における位置ずれ量を求める。続いて、この位置ずれを補正するために光学ヘッド駆動手段300を駆動して、光学ヘッド900と被検眼100とのアライメントを行い、完了させる(S1−2)。
S2−2において、Δz_t=0になる量だけ光路長調整手段153の位置を移動する。移動後、S2−3において再度Bスキャン画像を取得し、S2−4においてBスキャン画像212中の所定位置に被検体像213があるか否かの確認を行う。所定位置にある場合には図11(b)に示すような画像が表示される。なお、S2−4で所定位置に被検体像213があるか否かの判断基準は、平均位置z_aveが所定位置z(c)からある範囲内に入っていればよいとしてもよい。被検体像213が所定位置にあると確認され、且つ対物レンズ後面リバイバルゴーストG1もウインドウに入っていないため被検体像213の出現位置の調整は終了となる。
この場合に実行されるS3−1の操作について、図12(a)を例として説明する。この場合、仮にS2−2で行われる操作のように光路長調整手段S2−2の位置だけで調整を行うと、図12(b)に示すように対物レンズ後面リバイバルゴーストG1がΔz_g-Δz_t≒Δz_g’だけウインドウ内に入ってきてしまう。そこで、制御部187はΔz_g>Δz_tになる量だけ作動距離(被検眼100と光学ヘッド900間の距離)を変更する変更量ΔWDを求める。これは(断層画像とリバイバルゴーストの関係、図6参照)で説明した通り、作動距離が変わってもリバイバルゴーストは動かず、被検体像213のみが動くことを利用している。なお、作動距離の変化量に対応するz方向の画素の数は予め記憶手段により記憶されており、この対応関係に基づいてΔz_g’に対応する変更量ΔWDが得られる。記憶手段は上述したように制御部187内に配置される。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形、変更を行って実施することができる。例えば、上述した実施形態では、対物レンズの後面からの反射に着目してこれを断層画像から除く形態について詳述しているが、測定光路上の他の光学素子によるゴーストに対しても同様態様により対処可能である。また、ゴーストの出現はコヒーレンスリバイバルに起因するもののみではなく、光源が波長掃引光源でない場合にも測定光路上の各光学部材により生じ得る。本発明は、これらのゴーストに対しても対応可能である。
102 第一ダイクロイックミラー
103 第二ダイクロイックミラー
111、123 合焦レンズ
115、130 光源
116 シングルディテクター
117 観察光走査部
122 OCT光走査部
125、127 光カプラー
143 フィールドレンズ
151、154 コリメータレンズ
152−1、−2 ミラー
153 光路長調整手段
184 差動検出器
186 画像生成手段
187 制御部
193 駆動手段
200 モニタ
300 光学ヘッド駆動手段
900 光学ヘッド
Claims (21)
- 光源から射出された光より分割された測定光が照射された被検体からの戻り光と、前記射出された光より分割された参照光とを合波して得た干渉光より得られる断層情報に基づいて、断層画像を生成する画像生成手段と、
前記測定光を前記被検体に導くための測定光学系を駆動する駆動手段と、
前記測定光学系を構成する少なくとも1つの光学素子で反射した反射光と前記参照光との干渉により生じるゴーストが現れていない状態の被検体像を含む断層画像が得られるように、少なくとも前記駆動手段を前記断層情報に基づいて制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする光断層撮像装置。 - 前記測定光学系を含む光学ヘッドに含まれ、前記測定光の光路長と参照光の光路長との差を調整する調整手段であって、前記光学ヘッドと前記被検体との距離が維持された状態で前記差の調整が可能な調整手段を更に備え、
前記駆動手段は、少なくとも前記被検体の深さ方向における前記被検体に対する前記光学ヘッドのアライメントが可能であり、
前記制御手段は、前記ゴーストが現れていない状態の被検体像を含む断層画像が得られるように、前記駆動手段を前記断層情報に基づいて制御し、且つ前記調整手段を前記断層情報に基づいて制御することを特徴とする請求項1に記載の光断層撮像装置。 - 前記制御手段は、前記被検体と前記測定光学系との作動距離が所定の作動距離になるように前記駆動手段を制御し且つ前記差が所定の光路長差になるように前記調整手段を制御した後に、前記断層画像における前記ゴーストが被検体像に現れている場合には、前記ゴーストが現れていない状態の被検体像を含む断層画像を得るための前記作動距離の変更であって、前記作動距離の変更に伴う前記被検体に対する前記測定光の光路長の変更が前記差の調整によって低減されるように、前記駆動手段を前記断層情報に基づいて制御し、且つ前記調整手段を前記断層情報に基づいて制御することを特徴とする請求項2に記載の光断層撮像装置。
- 前記制御手段は、前記ゴーストの前記断層画像での出現位置と、前記断層画像における前記被検体像の配置とに基づいて、前記駆動手段による前記所定の作動距離からの前記作動距離の変更、及び前記調整手段による前記所定の光路長差からの前記差の変更を実行させることにより、前記ゴーストの前記出現位置を移動させることを特徴とする請求項3に記載の光断層撮像装置。
- 光源から射出された光より分割された測定光が照射された被検体からの戻り光と、前記射出された光より分割された参照光とを合波して得た干渉光より得られる断層情報に基づいて、断層画像を生成する画像生成手段と、
前記測定光を前記被検体に導くための測定光学系を駆動する駆動手段と、
前記測定光の光路長と前記参照光の光路長との差を調整する調整手段と、
前記被検体と前記測定光学系との作動距離が所定の作動距離になるように前記駆動手段を制御し且つ前記差が所定の光路長差になるように前記調整手段を制御した後に、前記測定光学系を構成する少なくとも1つの光学素子で反射した反射光により生じるゴーストの前記断層画像での出現位置と、前記断層画像における被検体像の配置とに基づいて、前記駆動手段による前記所定の作動距離からの前記作動距離の変更、及び前記調整手段による前記所定の光路長差からの前記差の変更の少なくとも何れかを実行させることにより、前記ゴーストの前記出現位置を移動させる制御手段と、
を備えることを特徴とする光断層撮像装置。 - 前記ゴーストの前記断層画像での前記出現位置を前記断層情報に基づいて特定し、
前記断層情報に基づいて、前記被検体像の前記断層画像における前記配置を特定する特定手段を更に備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の光断層撮像装置。 - 前記特定手段は、前記断層画像において前記被検体の深さ方向に対応する方向に並ぶ画素群の中で周囲の画素とは無関係に存在する輝度ピークを示す画素を探索することにより前記出現位置を特定し、
前記断層画像において前記被検体の深さ方向に対応する方向において画素値が連続的に変化するように並ぶ画素群の中で輝度ピークを示す画素を探索することにより前記配置を特定することを特徴とする請求項6に記載の光断層撮像装置。 - 前記参照光の前記光路長と前記ゴーストの前記出現位置との関係についてのテーブルに基づいて前記ゴーストの前記出現位置を特定し、
前記断層情報に基づいて、前記被検体像の前記断層画像における前記配置を特定する特定手段を更に備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の光断層撮像装置。 - 前記制御手段は、前記出現位置と前記配置とから、前記断層画像の所定位置に前記被検体像が配置された時に前記ゴーストが前記断層画像に出現すると判定された場合に、少なくとも前記駆動手段によって前記所定の作動距離から前記作動距離を変更した上で、前記被検体像を前記断層画像の前記所定位置に配置させることを特徴とする請求項4乃至8の何れか一項に記載の光断層撮像装置。
- 前記制御手段は、前記駆動手段によって前記作動距離を変更できる許容範囲を設定しており、
前記制御手段は、前記出現位置と前記配置とから、前記断層画像の所定位置に前記被検体像が配置された時に前記ゴーストが前記断層画像に出現すると判定された場合に、前記駆動手段によって前記所定の作動距離から前記作動距離を前記許容範囲まで変更した後に、前記調整手段により前記所定の光路長差から前記差の変更を実行させて前記被検体像を前記断層画像の前記所定位置に配置させることを特徴とする請求項4乃至9の何れか一項に記載の光断層撮像装置。 - 前記制御手段は、前記出現位置と前記配置とから、前記断層画像の所定位置に前記被検体像が配置された時に前記ゴーストが前記断層画像に出現しないと判定された場合に、前記調整手段に前記所定の光路長差から前記差の変更を実行させて前記被検体像を前記断層画像の前記所定位置に配置させることを特徴とする請求項4乃至10の何れか一項に記載の光断層撮像装置。
- 前記断層画像における深さ方向の距離と前記差の調整量との関係、及び前記断層画像における前記深さ方向の距離と前記作動距離の変更量との関係を記憶する記憶手段を更に備え、
前記制御手段は、前記被検体像に対する前記出現位置と、前記記憶手段に記憶された前記関係の少なくとも何れかに基づいて、前記ゴーストの出現位置を移動させることを特徴とする請求項4乃至11の何れか一項に記載の光断層撮像装置。 - 前記制御手段は、前記被検体像と前記ゴーストとが重ならない状態の断層画像が得られるように、または前記ゴーストが現れていない断層画像が得られるように、少なくとも前記駆動手段を前記断層情報に基づいて制御することを特徴とする請求項1乃至12の何れか一項に記載の光断層撮像装置。
- 前記測定光を前記被検体において二次元で走査する走査部を更に備え、
前記画像生成手段は、前記測定光の走査により得られた前記被検体の三次元の前記断層情報に基づいて前記断層画像を生成することを特徴とする請求項1乃至13の何れか一項に記載の光断層撮像装置。 - 前記断層画像に出現する前記ゴーストを示す表示形態を、前記断層画像に付記させる表示制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至14の何れか一項に記載の光断層撮像装置。
- 前記駆動手段の制御中において前記ゴーストが現れていない状態の被検体像を含む断層画像が得られるまで、前記ゴーストが現れている状態の被検体像を含む断層画像を表示手段に表示させる表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至14の何れか一項に記載の光断層撮像装置。
- 前記光源は波長掃引光源であり、
前記ゴーストは、前記光学素子が前記測定光を反射する反射面までのコヒーレンスゲートからの距離が前記波長掃引光源の共振器長の整数倍となる時に前記反射光と前記参照光との干渉により生じるコヒーレンスリバイバルゴーストであることを特徴とする請求項1乃至16の何れか一項に記載の光断層撮像装置。 - 前記被検体は被検眼であることを特徴とする請求項1乃至17の何れか一項に記載の光断層撮像装置。
- 光源から射出された光より分割された測定光が照射された被検体からの戻り光と、前記射出された光より分割された参照光とを合波して得た干渉光より得られる断層情報に基づいて、断層画像を生成する画像生成手段と、前記測定光を前記被検体に導くための測定光学系を駆動する駆動手段と、を備える光断層撮像装置の作動方法であって、
前記測定光学系を構成する少なくとも1つの光学素子で反射した反射光と前記参照光との干渉により生じるゴーストが現れていない状態の被検体像を含む断層画像が得られるように、少なくとも前記駆動手段を前記断層情報に基づいて制御する工程を含むことを特徴とする光断層撮像装置の作動方法。 - 光源から射出された光より分割された測定光が照射された被検体からの戻り光と、前記射出された光より分割された参照光とを合波して得た干渉光より得られた断層情報に基づいて、断層画像を生成する画像生成手段と、前記測定光を前記被検体に導くための測定光学系を駆動する駆動手段と、前記測定光の光路長と前記参照光の光路長との差を調整する調整手段と、を備える光断層撮像装置の作動方法であって、
前記被検体と前記測定光学系との作動距離が所定の作動距離になるように前記駆動手段を制御し且つ前記差が所定の光路長差になるように前記調整手段を制御した後に、前記測定光学系を構成する少なくとも1つの光学素子で反射した反射光により生じるゴーストの前記断層画像での出現位置と、前記断層画像における被検体像の配置とに基づいて、前記駆動手段による前記所定の作動距離からの前記作動距離の変更、及び前記調整手段による前記所定の光路長差からの前記差の変更の少なくとも何れかを実行させることにより、前記ゴーストの前記出現位置を移動させる工程を含むことを特徴とする光断層撮像装置の作動方法。 - 請求項19又は20に記載の作動方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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