JP6775506B2 - ヘオノン(メタ)アクリラートを製造する方法 - Google Patents

ヘオノン(メタ)アクリラートを製造する方法 Download PDF

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Description

本発明は、アルキル(メタ)アクリラートとヘオノン(Heonon)とのエステル交換により、ヘオノン(メタ)アクリラートを製造する方法に関する。
分枝状または線状のC〜C24(メタ)アクリラートに基づいて製造されているポリマーまたはコポリマーは、ポリマー分散液の形態であることが経済的に著しく重要である。2−ヒドロキシエチルオキサゾリジノン(ヘオノン(メタ)アクリラート)の(メタ)アクリラートは、ポリマーを後架橋するために使用される。これらは例えば接着剤、潤滑剤、油田薬品、塗装剤、テキスタイル助剤、皮革用助剤または紙用助剤として使用される。メタクリル酸および(メタ)アクリラートは、アクリル酸およびメタクリル酸、および/またはアクリラートおよびメタクリラートの総称名である。
高級アルキル(メタ)アクリラートは、メチル(メタ)アクリラートと相応する長鎖アルカノールとの触媒エステル交換により得ることができる。その際、作業は安定化剤(重合禁止剤)の存在下で行われる。
独国特許出願公開第2317226号明細書(DE2317226A1)は、触媒としてチタンアルコラートおよび安定化剤として2,6−ジ−tert−ブチルパラクレゾール(TBK)の存在下で、メチル(メタ)アクリラートのエステル交換により、C10〜C18アルカノールの混合物から(メタ)アクリル酸エステルを製造する方法を開示している。その際、作業は活性炭の存在下で行われる。反応の終了後に水を添加し、これによりチタンアルコラートは加水分解されて水酸化チタン/酸化チタンになり、活性炭に吸着される。固体は濾別され、反応生成物は水蒸気蒸留に供される。
国際公開第2009/080380号(WO2009/080380)は、触媒としてチタンアルコラートの存在下で、メチル(メタ)アクリラートと相応するアルコールとのエステル交換により、C〜C22アルコールのメタクリラートを製造する方法を開示している。例1において、安定化剤としてヒドロキノンモノメチルエーテル(MEHQ)および触媒としてテトライソプロピルチタナートの存在下で、メチルメタクリラートと2−エチルヘキサノールとを反応させる。その際、メタノール/メチルメタクリラートからなる共沸混合物を留去する。未反応のメチルメタクリラートの留去後に、触媒を含有する2−エチルヘキシルメタアクリラートを真空中(約30mbar)で精製蒸留に供する。その際、99.4%の純度を有する2−エチルヘキシルメタアクリラートが得られる。
(メタ)アクリル酸のエステル化、または(メタ)アクリル酸エステルと、長鎖のアルカノールとのエステル交換の際に、マイケル付加により著量の副生成物が形成され得る。副生成物は、ジ(メタ)アクリル酸アルキルエステルもしくはオリゴ(メタ)アクリル酸アルキルエステル、または(メタ)アクリル酸エステルのオキシエステル、出発エステルのオキシエステルと生成物エステルのオキシエステルの両方である。これらは、目的生成物に対して高沸点物である。長鎖アルカノールのアルキル(メタ)アクリラートは、これらの副生成物から真空蒸留によって分離することができるのみであり、反応したアルカノールが所定の炭素数以上になると、その分離は高真空中で可能であるにすぎず、このため経済的にはもはや不可能である。さらに使用された触媒および安定化剤もまた、生成物から分離しなければならない。目的生成物の沸点が高すぎない限りにおいて、一般に目的生成物の最終的な精製蒸留が実施される。
ヘオノン(メタ)アクリラート(2−ヒドロキシエチルオキサゾリジノン(メタ)アクリラート)は、ポリマー、例えば超吸収体のためのポリアクリラートを後架橋するために使用される。ヘオノンアクリラートはとりわけ重要である。ヘオノンアクリラートは、以下の構造式を有する:
Figure 0006775506
アルキル(メタ)アクリラートとヘオノン(2−ヒドロキシエチルオキサゾリジノン)とのエステル交換により、ヘオノン(メタ)アクリラートを製造する場合、エステル交換反応の副生成物としてマイケル付加物が形成されることは、とりわけ問題である。
本発明の課題は、アルキル(メタ)アクリラートとヘオノンとのエステル交換によりヘオノン(メタ)アクリラートを製造する方法であって、副生成物の形成が僅かな方法を提供することである。
前記課題は、以下の工程を含む、アルキル(メタ)アクリラートとヘオノンとのエステル交換によりヘオノン(メタ)アクリラートを製造する方法により解決される:
(i)チタン(IV)またはジルコニウム(IV)を含有する触媒および安定化剤の存在下、アルキル(メタ)アクリラート中に結合されているアルコールと共沸混合物を形成する共留剤の存在下で、アルキル(メタ)アクリラートとヘオノンとを反応させる工程、
(ii)共留剤およびアルコールからなる共沸混合物を連続的に留去する工程、ここで、前記工程(i)および(ii)を、ヘオノンが実質的に完全に反応するまで同時に実施する、
(iii)前記工程(i)および(ii)において得られた、ヘオノン(メタ)アクリラートを含有する生成物混合物に水を添加し、前記チタン(IV)またはジルコニウム(IV)を含有する触媒の加水分解物を分離する工程、
(iv)未反応のアルキル(メタ)アクリラートおよび共留剤を前記生成物混合物から留去する工程、
(v)前記生成物混合物から水を留去する工程、
ここで、工程(iv)は、工程(iii)の前にも実施することができ、前記工程(iv)および(v)を1つの蒸留工程において実施することもでき、前記工程(i)および(ii)を無機酸または有機酸の存在下で実施することを特徴とする。
無機酸または有機酸の存在下で作業が行われた場合、意外にも、チタン(IV)またはジルコニウム(IV)を含有する触媒の存在下で、アルキル(メタ)アクリラートとヘオノンとのエステル交換により、主にヘオノン(メタ)アクリラートが形成されることが見いだされた。マイケル付加物は、影響のない程度で形成される。
一般に、アルキル(メタ)アクリラートとのマイケル付加物は、形成されたヘオノン(メタ)アクリラートに対して0.5質量%未満、好ましくは0.1質量%未満の量で生じる。一般に工程(v)の後、最大で2質量%の量の副生成物を含有するヘオノン(メタ)アクリラートが得られる。
マイケル付加物とは、アルコールであるヘオノンと、出発モノマーであるアルキル(メタ)アクリラートまたは目的モノマーであるヘオノン(メタ)アクリラートとの、1,4−付加生成物と解される。これらはオキシエステルとも呼ばれる。副生成物とは、アルキル(メタ)アクリラートとのマイケル付加物以外の、目的生成物であるヘオノン(メタ)アクリラートではない、更なる化合物と解される。工程(v)の後に得られる生成物の副生成物の含有率は、有利には2質量%未満である。その他、工程(v)の後に得られる生成物は、未反応のヘオノンを含有していてもよい。これは副生成物ではない。一般に、工程(v)の後に得られる生成物のヘオノンの含有率は、3質量%まで、好ましくは2質量%までである。その他、工程(v)の後に得られる生成物は、なおも痕跡量の共留剤、アルキル(メタ)アクリラートおよび水を含有してもよい。これらは同様に副生成物ではなく、工程(v)の後に得られる生成物において、合計2質量%まで、好ましくは1質量%までの量で含有されていてよい。
工程(v)の後に得られる生成物の全ての副成分(副生成物、ヘオノン、共留剤、アルキル(メタ)アクリラート、水を含む)の量は、一般に6質量%まで、好ましくは4質量%までである。
適切なアルキル(メタ)アクリラートは、C〜Cアルキル(メタ)アクリラートである。一般に、メチル(メタ)アクリラートまたはエチル(メタ)アクリラートが使用され、エステル交換反応では、メタノールまたはエタノールがアルコールとして放出される。
アルキル(メタ)アクリラートとヘオノンとの反応は、チタン(IV)またはジルコニウム(IV)を含有する触媒の存在下で行われる。適切なチタン(IV)またはジルコニウム(IV)を含有する触媒は、線状または分枝状のC〜CアルコールのTi(IV)テトラアルコキシラートもしくはZr(IV)テトラアルコキシラート、有利にはテトライソプロピラート、テトラブチラートならびに使用される出発アルコールのメタラート(Metallat)またはそれらの混合物である。異なるアルコールまたはアセチルアセトナートで置換されたメタラートもまた可能である。
工程(i)および(ii)は、さらに無機酸または有機酸の存在下で実施される。とりわけ適切な無機酸は、リン酸、硫酸、硝酸、塩酸であり、さらにとりわけ適切なのはリン酸および硫酸である。とりわけ適切な有機酸は、アクリル酸、メタクリル酸および酢酸である。酸は、一般に、反応混合物中に含有される成分の全量に対して、0.01から5質量%、好ましくは0.1から1質量%の量で使用される。
アルキル(メタ)アクリラートとヘオノンとの反応は、さらに1つまたは複数の安定化剤(重合禁止剤)の存在下で行われる。適切な安定化剤は、例えば、N−オキシド(ニトロキシルラジカルまたはN−オキシルラジカル、すなわち、少なくとも1つの>NO基を有する化合物)、例えば4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−オキシル、4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−オキシル、4−アセトキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−オキシル、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−オキシル、ビス(1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)セバケート、4,4′,4′′−トリス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−オキシル)ホスファイトまたは3−オキソ−2,2,5,5−テトラメチルピロリジン−N−オキシル;場合により1つまたは複数のアルキル基を有する一価または多価のフェノール、例えばアルキルフェノール、例えばo−、m−もしくはp−クレゾール(メチルフェノール)、2−tert−ブチルフェノール、4−tert−ブチルフェノール、2,4−ジ−tert−ブチルフェノール、2−メチル−4−tert−ブチルフェノール、2−tert−ブチル−4−メチルフェノール、2,6−tert−ブチル−4−メチルフェノール、4−tert−ブチル−2,6−ジメチルフェノールまたは6−tert−ブチル−2,4−ジメチルフェノール;キノン、例えばヒドロキノン、ヒドロキノンモノメチルエーテル、2−メチルヒドロキノンまたは2,5−ジ−tert−ブチルヒドロキノン;ヒドロキシフェノール、例えば、カテコール(1,2−ジ−ヒドロキシベンゾール)またはベンゾキノン;アミノフェノール、例えばp−アミノフェノール;ニトロソフェノール、例えばp−ニトロソフェノール;アルコキシフェノール、例えば2−メトキシフェノール(グアヤコール、カテコールモノメチルエーテル)、2−エトキシフェノール、2−イソプロポキシフェノール、4−メトキシフェノール(ヒドロキノンモノメチルエーテル)、モノ−もしくはジ−tert−ブチル−4−メトキシフェノール;トコフェロール、例えばα−トコフェロールならびに2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ヒドロキシベンゾフラン(2,2−ジメチル−7−ヒドロキシクマラン)、芳香族アミン、例えばN,N−ジフェニルアミンまたはN−ニトロソジフェニルアミン;フェニレンジアミン、例えばN,N′−ジアルキル−p−フェニレンジアミン、ここでアルキル基は同じかまたは異なっていてよく、それぞれ互いに無関係に炭素原子1〜4個からなり、直鎖状または分枝鎖状であってよく、例えばN,N′−ジメチル−p−フェニレンジアミンまたはN,N′−ジエチル−p−フェニレンジアミン、ヒドロキシルアミン、例えばN,N′−ジエチルヒドロキシルアミン、イミン、例えば、メチルエチルイミンまたはメチレンバイオレット、スルホンアミド、例えばN−メチル−4−トルエンスルホンアミドまたはN−tert−ブチル−4−トルエンスルホンアミド、オキシム、例えばアルドオキシム、ケトオキシムまたはアミドオキシム、例えばジエチルケトオキシム、メチルエチルケトオキシムまたはサリチルアルドオキシム、リン含有化合物、例えばトリフェニルホスフィン、トリフェニルホスフィット、トリエチルホスフィット、次亜リン酸、または亜リン酸のアルキルエステル;硫黄含有化合物、例えばジフェニルスルフィドまたはフェノチアジン;金属塩、例えば銅塩またはマンガン塩、セリウム塩、ニッケル塩、クロム塩、例えばこれらの金属の塩化物、硫酸塩、サリチル塩、トシル酸塩、アクリル酸塩、または酢酸塩、例えば酢酸銅、塩化銅(II)、サリチル酸銅、酢酸セリウム(III)またはセリウム(III)エチルヘキサノアート、またはそれらの混合物であってよい。
ヒドロキノン、ヒドロキノンモノメチルエーテル、フェノチアジン、4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−オキシル、4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−オキシル、2−tert−ブチルフェノール、4−tert−ブチルフェノール、2,4−ジ−tert−ブチルフェノール、2−tert−ブチル−4−メチルフェノール、6−tert−ブチル−2,4−ジ−メチルフェノール、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノールおよび2−メチル−4−tert−ブチルフェノールが好ましい。
とりわけ好ましいのは、ヒドロキノンモノメチルエーテル(MEHQ)である。
有利には、付加的に、重合禁止剤として酸素を使用することができる。
さらなる安定化のため、酸素含有ガス、好ましくは空気、または空気および窒素(リーン空気)からなる混合物が存在していてよい。
エステル交換反応(工程(i)および(ii))は、一般に、60〜140℃、好ましくは70〜110℃の温度で実施される。その際、共留剤およびアルコールからなる共沸混合物は連続的に留去される。
メタノールまたはエタノールにより共沸混合物を形成する適切な共留剤は、まずメチルアクリラートおよびメチルメタクリラートならびにエチルアクリラートおよびエチル(メタ)アクリラート自体である。別の共留剤としては、とりわけシクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、ヘキサンおよびヘプタン、ならびにこれらの混合物が適している。好ましいのは、メチルアクリラート、メチルメタクリラート、エチルアクリラートおよびエチル(メタ)アクリラート、ならびにこれらと、n−ヘプタンおよびシクロヘキサンとの混合物である。共留剤という用語は、この意味において、出発物質自体ならびに場合により付加的に使用される別の溶媒を包含する。
有利な実施形態では、共留剤として別の溶媒は使用されない。この場合、出発物質であるアルキル(メタ)アクリラート自体が共留剤としての機能を果たす。
共留剤は、引き続き再び反応器中で補充することができる。このために、アルコールおよび共留剤からなる共沸混合物は、有利な実施態様では適切な塔を介して留去され、混合容器中で水と撹拌され、次いで相分離器中へと移される。アルコール、一般にメタノールまたはエタノールはその際、水に溶解し、有機相は上層として分離する。有機相は、有利には塔頂を介して反応混合物に再び供給され、これによって僅かな損失を除いて循環内に送られる。しかしまた、択一的に新しい共留剤を供給することができ、共留剤アルコール混合物の後処理を別個の工程で行うことができるか、または共留剤の補充を完全にもしくは部分的に省略することができる。
一般に、アルキル(メタ)アクリラートは、化学量論的過剰量で使用される。有利には、メチル(メタ)アクリラートの過剰量は、エステル化されるべきヒドロキシル基1つ当たり5〜200モル%、とりわけ好ましくは5〜100モル%、特に5〜50モル%である。
触媒は、ヘオノンの量に対して0.1〜10モル%の濃度、好ましくは0.1〜5モル%の濃度で使用される。
エステル交換は大気圧で、しかしまた過圧または減圧でも実施することができる。一般にエステル交換は、300〜1000mbar、好ましくは800〜1000mbar(大気圧=1000mbar)で実施することができる。反応時間は一般に1〜24時間、有利には3〜18時間、とりわけ好ましくは6〜12時間である。エステル交換(工程(i)および(ii))は、連続的に、例えば撹拌釜カスケードで、または非連続的に行うことができる。
反応は、このような反応に適切な全ての反応器中で実施することができる。このような反応器は、当業者に公知である。好ましくは、反応を撹拌釜式反応器中で行う。
バッチを混合するために、任意の方法、例えば撹拌装置を使用することができる。混合はまた、ガスの供給、有利には酸素含有ガスにより行うことができる。
形成されたアルコール、一般にメタノールまたはエタノールの除去は、連続的にまたは段階的にそれ自体公知のやり方で共留剤の存在下で共沸蒸留により行う。付加的に、メタノールは、ガスによるストリッピングによっても除去することができる。
好ましい実施形態では、工程(ii)で留去された、共留剤およびアルコールからなる共沸混合物から、水による洗浄によってアルコールを分離し、共留剤を反応容器中へ返送する。
工程(i)および(ii)は、使用されるヘオノンが実質的に完全に反応するまで実施される。これは、ヘオノンが95%まで、好ましくは98%まで、とりわけ好ましくは99%まで反応している場合である。
続いて、工程(iii)および(iv)を実施するが、これらは逆の順番で実施することもできる。
工程(iii)において、ヘオノン(メタ)アクリラートを含有する生成物混合物に水を添加し、これによってチタン(IV)またはジルコニウム(IV)を含有する触媒を、相応する水酸化物に加水分解する。続いて、難溶性の加水分解物を、例えば濾過または遠心分離により分離する。
濾過は、例えば圧力濾過ヌッチェで実施することができる。方法技術的に、本発明による方法における濾過のために、自体公知の全ての濾過方法および濾過装置、例えばUllman’s Encyclopedia of Industrial Chemistry、第7版、2013年、電子版、Filtration.1、Fundamentals und Filtration 2.Equipmentの章に記載されているような方法および装置を使用することができる。例えば、これらはキャンドルフィルター、フィルタープレス、プレート圧力フィルター、バッグフィルターまたはドラムフィルターであってよい。有利には、キャンドルフィルターまたはプレート圧力フィルターが使用される。濾過は、濾過助剤ありまたは濾過助剤なしで実施することができる。適切な濾過助剤は、珪藻土、パーライトおよびセルロースに基づいた濾過助剤である。
適切な遠心分離機およびセパレータ−は専門家に公知である。方法技術的に、本発明による方法における遠心分離のために、自体公知の全ての遠心分離方法および遠心分離装置、例えばUllman’s Encyclopedia of Industrial Chemistry、第7版、2013年、電子版、Centrifuges、Filtering und Centrifuges,Sedimentingの章に記載されているような方法および装置を使用することができる。
有利な実施態様では、さらに引き続き、蒸留工程(iv)および(v)において、生成物混合物から未反応のアルキル(メタ)アクリラートならびに水を留去する。この蒸留は一般に、40〜100℃、好ましくは60〜80℃の温度、10〜700mbarの可変的な圧力で行われる。付加的にこれらの成分を、ガスによる、有利には酸素含有ガスによるストリッピングにより除去することができる。
別の共留剤を使用しない場合、工程(iv)および(v)は好ましくは1つの共通の蒸留工程において実施される。別個の共留剤を使用する場合、工程(iv)は、好ましくは工程(iii)の前に実施される。
蒸留による分離は、例えば二重壁加熱部および/または内側の加熱コイルを有する撹拌釜において減圧下で行われる。
当然ながら蒸留は、流下膜式蒸発器または薄膜式蒸発器においても行うことができる。そのために反応混合物は、好ましくは何度も循環させながら減圧下で、例えば20〜700mbar、好ましくは30〜500mbar、とりわけ好ましくは50〜150mbar、40〜80℃の温度で前記装置によって案内される。
不活性ガス、好ましくは酸素含有ガス、とりわけ好ましくは空気、または空気および窒素(リーン空気)からなる混合物を、反応混合物の体積に対して、例えば0.1〜1m/mh、好ましくは0.2〜0.8m/mhおよびとりわけ好ましくは0.3〜0.7m/mhで蒸留装置に導入することが、有利であり得る。
工程(iii)、(iv)および(v)の実施後、上述の純度を有する生成物が底部生成物として残る。
本発明を以下の例により詳細に説明する。
実施例
例1
チタン含有触媒を用いたエステル交換によるヘオノンアクリラート
カラム(規則充填物:Montz A3−500)、冷却器、液体分配器、アンカー型攪拌機ならびにリーン空気導入口が備え付けられた4Lのフラットフランジ付き反応器中に、エチルアクリラート(1500g)、MeHQ(2g)、アクリル酸(2.5g)ならびにヘオノン(694g)を装入し、リーン空気を導入および撹拌しながら加熱する。脱水のためにエチルアクリラートを留去し、新しいエチルアクリラートを補充する。チタンテトライソプロポキシラート(14g)を、79℃の塔底温度で計量供給し、さらに102℃の塔底温度に加熱する。沸騰開始後、5:2の還流比を設定する。エチルアクリラートを蒸留物に相応する量で、何回かに分けて計量供給する。5.5時間後、20gの触媒をさらに計量供給する。塔底温度は、反応の進行と共に104℃に上昇する。一定の間隔で塔底物および蒸留物を取り出し、反応の進行を観察する。17時間の反応時間後、GC(面積%)は98.8%のヘオノンアクリラートの含有率ならびに1.2%の残留アルコールの含有率を示す(エチルアクリラートは除いて算出)。水150mlを追加し、砂で充填されたフリットを介して反応混合物を濾過し、真空濃縮する。
清澄濾過後、96%(GC面積%)の純度を有する生成物が830gの収量で得られる。GC中、合計で1.7%の2つの不明な副生成物が確認できるが、マイケル付加物ではない。残留アルコール含有率は2.2%である。
例2
チタン含有触媒を用いたエステル交換によるヘオノンアクリラート
カラム(規則充填物:Montz A3−500)、冷却器、液体分配器、アンカー型攪拌機ならびにリーン空気導入口が備え付けられた4Lのフラットフリンジ付き反応器中に、エチルアクリラート(1500g)、MeHQ(2g)、85%のリン酸(12g)ならびにヘオノン(694g)を装入し、リーン空気を導入および撹拌しながら加熱する。脱水のためにエチルアクリラートを留去し、新しいエチルアクリラートを補充する。チタンテトライソプロポキシラート(14g)を、76℃の塔底温度で計量供給し、さらに103℃の塔底温度に加熱する。沸騰開始後、5:2の還流比を設定する。4時間後14gの触媒をさらに計量供給する。塔底温度は、反応の進行と共に104℃に上昇する。一定の間隔で塔底物および蒸留物を取り出し、反応の進行を観察する。16.5時間の反応時間後、GC(面積%)は97%のヘオノンアクリラート含有率ならびに0.8%の残留アルコールの含有率を示す(エチルアクリラートは除いて算出)。水150mlを追加し、砂で充填されたフリットおよびザイツ濾過器を介して反応混合物を濾過する。
反応混合物を真空濃縮する。95.4%(GC面積%)の純度を有する生成物が787gの収量で得られる。GC中、全体で1.1%の1つの不明な副生成物が確認できるが、マイケル付加物ではない。残留アルコール含有率は1.6%、エチルアクリラート含有率は1.7%である。
比較例1
チタン含有触媒を用いたエステル交換によるヘオノンアクリラート
カラム、冷却器、液体分配器、アンカー型攪拌機ならびにリーン空気導入口が備え付けられた0.75Lのフラットフランジ付き反応器中に、エチルアクリラート(500g)、MeHQ(0.23g)、PTZ(0.02g)ならびにヘオノン(150g)を装入し、リーン空気を導入し、80℃の浴温で撹拌しながら加熱する。脱水のためにエチルアクリラートを留去し、新しいエチルアクリラートを補充する。チタンテトライソプロポキシラート(5g)を計量供給し、さらに97℃の塔底温度に加熱する。900mbarの真空を適用し、反応の進行中970mbarまで上昇させる。沸騰開始後、10:1の還流比を設定する。塔底温度は、反応の進行中105℃に上昇する。一定の間隔で塔底物および蒸留物を取り出し、反応の進行を観察する。5時間の反応時間後、GC(面積%)は43%のヘオノンアクリラート、45%のマイケル付加物(アルコールとエチルアクリラートとのマイケル付加物、GC−MSを介して同定)ならびに12%の残留アルコールという含有率を示す(エチルアクリラートは除いて算出)。試験を中断する。
比較例2
ジルコン含有触媒を用いたエステル交換によるヘオノンアクリラート
カラム(規則充填物:Montz A3−500)、冷却器、液体分配器、アンカー型攪拌機ならびにリーン空気導入口が備え付けられた4Lのフラットフランジ付き反応器中に、エチルアクリラート(1500g)、MeHQ(1.97g)ならびにヘオノン(694g)を装入し、リーン空気を導入し、撹拌しながら45℃の塔底温度に加熱する。Zr(IV)アセチルアセトナート(12.2g)を計量供給し、さらに930mbarの圧力で76〜80℃の塔底温度に加熱する。還流比を、10:1〜5:2の間で変化させる。一定の間隔で塔底物および蒸留物を取り出し、反応の進行を観察する。11時間の反応時間後、GC(面積%)は15%のヘオノンアクリラート、20%のマイケル付加物(アルコールとエチルアクリラートとのマイケル付加物、GC−MSを介して同定)、全体で3%未満の不明な副生成物ならびに60%の残留アルコールという含有率を示す(エチルアクリラートは除いて算出)。試験を中断する。副生成物は、アルコールとエチルアクリラートとのマイケル付加物である。

Claims (10)

  1. 以下の工程:
    (i)線状または分枝状のC1〜C6アルコールのTi(IV)テトラアルコキシラートもしくはZr(IV)テトラアルコキシラートから選択される少なくとも1種を含有するエステル交換触媒および重合禁止剤の存在下に、エステル交換反応において形成されたアルコールと共沸混合物を形成する共留剤の存在下で、アルキル(メタ)アクリラートと2−ヒドロキシエチルオキサゾリジノンとを反応させる工程、
    (ii)共留剤および前記アルコールからなる共沸混合物を連続的に留去する工程、ここで、前記工程(i)および(ii)を、2−ヒドロキシエチルオキサゾリジノンが実質的に完全に反応するまで同時に実施する、
    (iii)前記工程(i)および(ii)において得られた、2−ヒドロキシエチルオキサゾリジノンの(メタ)アクリラートを含有する生成物混合物に水を添加し、前記エステル交換触媒の加水分解物を濾過により分離する工程、
    (iv)前記生成物混合物から、未反応のアルキル(メタ)アクリラートおよび共留剤を留去する工程、
    (v)前記生成物混合物から水を留去する工程、
    を含む、アルキル(メタ)アクリラートと2−ヒドロキシエチルオキサゾリジノンとのエステル交換により2−ヒドロキシエチルオキサゾリジノンの(メタ)アクリラートを製造する方法であって、前記工程(iv)を前記工程(iii)の前に実施することもでき、前記工程(iv)および(v)を1つの蒸留工程において実施することもできる方法において、
    前記工程(i)および(ii)を、無機酸または有機酸の存在下で実施することを特徴とする、前記方法。
  2. 前記共留剤が、アルキル(メタ)アクリラートであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記共留剤が、アルキル(メタ)アクリラートとは異なる別個の溶媒であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記共留剤が、n−ヘプタンおよびシクロヘキサンからなる群から選択されることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 前記工程(iv)および(v)を、1つの共通の蒸留工程において実施することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記アルキル(メタ)アクリラートが、メチル(メタ)アクリラートまたはエチル(メタ)アクリラートであることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記エステル交換触媒が、チタン(IV)テトライソプロピラートを含有することを特徴とする、請請求項1から6までのいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記重合禁止剤が、メチルヒドロキノンであることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記工程(ii)において留去された、共留剤およびアルコールからなる前記共沸混合物から、水による洗浄により前記アルコールを分離し、前記共留剤を反応容器中に返送することを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記工程(v)の後に、2質量%未満の副生成物含有率を有する2−ヒドロキシエチルオキサゾリジノンの(メタ)アクリラートが得られることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項に記載の方法。
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