JP6774893B2 - 自立運転機能を有する系統連系用電力変換装置 - Google Patents
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Description
|Euw.max−Esd.max|=Δx・・・(6)
Δx<a・ΔE・・・(7)
0<a<1・・・(8)
なお、本発明は、上記の実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。次に、本発明の変形例について説明する。
上記の実施形態では、図3に示される蓄電ハイブリッド発電システム1からの出力電圧(自立系統電圧esd)の振幅の調整制御において、スイッチSsdを1の位置にセットして、自立系統電圧esdの最大値(振幅)Esd.maxを、自立系統電圧esdの最大値の指令値E* cstに合わせてから、スイッチSsdを0の位置に切り替えて、自立系統電圧esdの最大値(振幅)Esd.maxを、系統連系運転前振幅(Euw.max−ΔE)に合わせるようにした。けれども、図5に示される起動時の制御において、S1の自立運転処理を行わず、図10に示されるように、装置の起動直後に、スイッチSsdを0の位置にセットして、自立系統電圧esdの最大値(振幅)Esd.maxを、0から徐々に増加させて、上記の系統連系運転前振幅(Euw.max−ΔE)に合わせるようにしてもよい(図10のS11)。この場合、図3に示される振幅の調整制御において、スイッチSsdを0の位置にセットした時に、自立系統電圧esdの最大値(振幅)Esd.max、及び一つ前の自立系統電圧の最大値の指令値E* sd.max(k−1)の初期値は、0にセットされる。
上記の実施形態では、系統連系用リレーSu、Swの断線と溶着を検知するために、制御回路7は、装置の起動後に、蓄電ハイブリッド発電システム1からの出力電圧(自立系統電圧esd)の振幅Esd.maxと、商用電圧振幅検出回路11で検出された商用系統電圧euwの振幅Euw.maxとの振幅差が、所定の値(ΔE=10V)になるように、蓄電ハイブリッド発電システム1からの出力電圧の振幅を調整したが、制御回路(振幅調整回路)は、装置の起動後に、上記の振幅差が、所定範囲内の値(例えば、5Vから15Vまでの範囲内の値)になるように、蓄電ハイブリッド発電システムからの出力電圧の振幅を調整してもよい。この構成においても、LCフィルタを構成するコンデンサへの突入電流を抑制することができる。
上記の実施形態では、請求項における「コンデンサ」が、LCフィルタ6を構成するコンデンサCfである場合の例を示したが、請求項における「コンデンサ」は、これに限られず、インバータと商用電力系統との間に接続されたコンデンサ(インバータの出力側のコンデンサ)であればよい。
上記の実施形態では、本発明の系統連系用電力変換装置が、太陽光発電用の蓄電ハイブリッド発電システム1である場合の例について説明した。けれども、本発明の適用対象となる自立運転機能を有する系統連系用電力変換装置は、これに限られず、風力発電装置等の多種多様な分散型電源用のDC/DCコンバータと、電力貯蔵装置用の双方向DC/DCコンバータとを備えた、他の種類の蓄電ハイブリッド発電システムにも適用することができる。また、本発明の適用対象となる自立運転機能を有する系統連系用電力変換装置は、必ずしも、分散型電源及び電力貯蔵装置を備えたものに限られず、外付けの分散型電源及び電力貯蔵装置と接続して、蓄電ハイブリッド発電システムを構成するものであってもよい。
上記の実施形態では、式(9)及び(10)に示すように、瞬時自立系統電圧最大値Emaxの平均値Eavgと直近の瞬時自立系統電圧最大値Emaxとの差の絶対値Δyに基づいて、図6中の(2)〜(4)の期間における溶着と断線の判定を行ったが、下記の式(14)に示すように、瞬時自立系統電圧最大値Emaxの平均値Eavgと直近の自立系統電圧の最大値Esd.maxとの差の絶対値Δyに基づいて、図6中の(2)〜(4)の期間における溶着と断線の判定を行ってもよい。但し、この場合、系統連系用リレーの断線・溶着を判定するまでの時間は、最短で、自立系統電圧esdの波形の半周期(半サイクル)の期間である。
上記の実施形態では、式(9)に示す瞬時自立系統電圧最大値Emaxの平均値Eavgを用いて、図6中の(2)〜(4)の期間における溶着と断線の判定を行ったが、下記の式(15)に示すように、自立系統電圧の最大値Esd.maxの平均値Eavgを用いて、図6中の(2)〜(4)の期間における溶着と断線の判定を行ってもよい。式(15)により算出される平均値Eavgは、z次(z回目)のサンプリング周期のdサイクル前からeサイクル前までの間の自立系統電圧の最大値Esd.maxの平均値である。従って、例えば、商用系統周波数が50 Hzの場合、e=100、d=50に設定すると、Eavgは、z次(z回目)のサンプリング周期(半サイクル)の値を現在値とした場合における、0.5秒前から1秒前までの0.5秒間の自立系統電圧の最大値Esd.maxの平均値に相当する。そして、図6中の(2)〜(4)の期間における溶着と断線の判定は、式(15)により求めた平均値Eavgを、上記の式(10)に代入して、自立系統電圧の最大値Esd.maxの平均値Eavgと直近の瞬時自立系統電圧最大値Emaxとの差の絶対値Δyに基づいて行ってもよいし、式(15)により求めた平均値Eavgを、上記の式(14)に代入して、自立系統電圧の最大値Esd.maxの平均値Eavgと直近の自立系統電圧の最大値Esd.maxとの差の絶対値Δyに基づいて行ってもよい。なお、zは、式(3)を用いて、装置出力電圧振幅検出回路17により、自立系統電圧esdの波形の半周期(半サイクル)毎に算出された、自立系統電圧esdの最大値Esd.maxのサンプリング値である。
上記の実施形態では,図7に示す出力電圧振幅瞬時値検出回路18におけるディジタル・ローパスフィルタ(LPF41)の遮断周波数fcを、商用系統周波数fuwに設定したが、LPF41の遮断周波数fcを、スイッチングノイズ除去の面も考慮した値に設定してもよい。例えば、遮断周波数fcを、スイッチング周波数の10分の1以下の値に設定してもよい。
上記の実施形態では、図7に示す出力電圧振幅瞬時値検出回路18における全ての回路をディジタル回路で構成して、ディジタルフィルタ(LPF41及びAPF42)からの出力値と、マイコンの割り込み処理のプログラムの演算結果(二乗和平方根算出器43による計算結果)から、瞬時自立系統電圧最大値Emaxを求めたが、出力電圧振幅瞬時値検出回路18を構成するディジタル回路(LPF41、APF42、及びピーク値検出回路(本実施形態の二乗和平方根算出器43))の一部又は全てをアナログ回路で置き換えて、アナログ回路の出力から瞬時自立系統電圧最大値Emaxを求めてもよい。
上記の実施形態では、制御回路7が、いわゆるマイコンを用いて構成されている場合の例を示したが、制御回路7は、これに限られず、例えば、システムLSIであってもよい。
2a 太陽電池(分散型電源)
2b 電力貯蔵装置
3 商用電力系統
5 インバータ
11 商用電圧振幅検出回路(商用電圧振幅検出手段)
12 振幅調整回路(振幅調整手段)
13 起動制御回路(起動制御手段)
14b PLL回路(商用電圧位相角検出手段)
15 位相角調整回路(位相角調整手段)
16 断線溶着検知回路(断線溶着検知手段)
17 装置出力電圧振幅検出回路(装置出力電圧振幅検出手段)
18 出力電圧振幅瞬時値検出回路(出力電圧振幅瞬時値検出手段)
41 LPF(ローパスフィルタ)
43 二乗和平方根算出器(二乗和平方根算出手段)
Cf コンデンサ
Euw.max−ΔE 系統連系運転前振幅
Su、Sw 系統連系用リレー(系統連系用スイッチ、一対のスイッチ)
ΔE 振幅差
Δx 差の絶対値(出力電圧の振幅との振幅差)
Δy 差の絶対値(出力電圧の振幅の瞬時値との差の絶対値、出力電圧の振幅の瞬時値の変化量)
Claims (13)
- 分散型電源を商用電力系統に連系するための系統連系用電力変換装置であって、
前記分散型電源と前記分散型電源から出力された電力を貯蔵する電力貯蔵装置との少なくとも一方から入力された電力に基づく直流電力を、交流電力に変換するインバータと、
前記インバータと前記商用電力系統との間に接続されたコンデンサと、
前記商用電力系統の電圧である商用系統電圧の振幅を検出する商用電圧振幅検出手段と、
前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の振幅を、所定の値から段階的に増加させて、前記商用電圧振幅検出手段で検出された商用系統電圧の振幅と所定範囲内の振幅差を有する系統連系運転前振幅に合わせる振幅調整手段と、
前記分散型電源の前記商用電力系統への連系状態と解列状態とを切り替えるための系統連系用スイッチと、
前記系統連系用スイッチを連系状態に切り替えた状態における、前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の振幅に基づいて、前記系統連系用スイッチの断線を検知し、前記系統連系用スイッチを解列状態に切り替えた状態における、前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の振幅に基づいて、前記系統連系用スイッチの溶着を検知する断線溶着検知手段と、
装置の起動後に、前記振幅調整手段によって、前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の振幅を、前記系統連系運転前振幅に合わせた後、前記断線溶着検知手段による前記系統連系用スイッチの断線と溶着の検知を行ってから、前記系統連系用電力変換装置を前記商用電力系統に接続して、系統連系運転を開始するように制御する起動制御手段とを備える、自立運転機能を有する系統連系用電力変換装置。 - 前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の振幅の瞬時値を検出する出力電圧振幅瞬時値検出手段をさらに備え、
前記系統連系用スイッチは、一対のスイッチを含み、
前記断線溶着検知手段は、
前記系統連系用スイッチを前記解列状態から前記連系状態に切り替えた時における、前記出力電圧振幅瞬時値検出手段により検出した出力電圧の振幅の瞬時値の変化量に基づいて、前記系統連系用スイッチの断線を検知し、
前記系統連系用スイッチに含まれる一対のスイッチのうち、両方のスイッチを前記商用電力系統に接続させていない状態から、片方のスイッチだけを前記商用電力系統に接続させた状態に切り替えた時における、前記出力電圧振幅瞬時値検出手段により検出した出力電圧の振幅の瞬時値の変化量に基づいて、前記一対のスイッチのうち、前記商用電力系統に接続させていない方のスイッチの溶着を検知することを特徴とする請求項1に記載の自立運転機能を有する系統連系用電力変換装置。 - 前記断線溶着検知手段は、
前記系統連系用スイッチを前記解列状態にした状態で前記出力電圧振幅瞬時値検出手段により検出した所定回数分の出力電圧の振幅の瞬時値の平均値と、前記系統連系用スイッチを前記連系状態にした状態で前記出力電圧振幅瞬時値検出手段により検出した出力電圧の振幅の瞬時値との差の絶対値が、所定の閾値未満であるときに、前記系統連系用スイッチが断線していると検知し、
前記一対のスイッチのうち、両方のスイッチを前記商用電力系統に接続させていない状態で前記出力電圧振幅瞬時値検出手段により検出した所定回数分の出力電圧の振幅の瞬時値の平均値と、片方のスイッチだけを前記商用電力系統に接続させた状態で前記出力電圧振幅瞬時値検出手段により検出した出力電圧の振幅の瞬時値との差の絶対値が、所定の閾値以上であるときに、前記一対のスイッチのうち、前記商用電力系統に接続させていない方のスイッチが溶着していると検知することを特徴とする請求項2に記載の自立運転機能を有する系統連系用電力変換装置。 - 前記出力電圧振幅瞬時値検出手段は、前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧のノイズ除去用のローパスフィルタを備え、
前記ローパスフィルタの遮断周波数が、商用系統周波数に設定されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の自立運転機能を有する系統連系用電力変換装置。 - 前記出力電圧振幅瞬時値検出手段は、前記ローパスフィルタから出力されるα相瞬時交流電圧と、前記α相瞬時交流電圧と同じ大きさで、位相が90度遅れたβ相瞬時交流電圧との二乗和の平方根の値を算出する二乗和平方根算出手段をさらに備え、前記二乗和平方根算出手段により算出された前記二乗和の平方根の値を、前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の振幅の瞬時値とすることを特徴とする請求項4に記載の自立運転機能を有する系統連系用電力変換装置。
- 前記出力電圧振幅瞬時値検出手段の一部又は全てが、アナログ回路で構成されていることを特徴とする請求項2乃至請求項5の少なくともいずれか一項に記載の自立運転機能を有する系統連系用電力変換装置。
- 前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の実効値に基づいて、前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の振幅を検出する装置出力電圧振幅検出手段をさらに備え、
前記断線溶着検知手段は、前記一対のスイッチのうち、両方のスイッチを前記商用電力系統に接続させていない状態で、前記商用電圧振幅検出手段により検出された商用系統電圧の振幅と、前記装置出力電圧振幅検出手段により検出された前記出力電圧の振幅との振幅差を求めて、この振幅差に基づいて、前記両方のスイッチが溶着しているか否かを検知することを特徴とする請求項2乃至請求項6の少なくともいずれか一項に記載の自立運転機能を有する系統連系用電力変換装置。 - 前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の振幅の瞬時値を検出する出力電圧振幅瞬時値検出手段と、
前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の実効値に基づいて、前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の振幅を検出する装置出力電圧振幅検出手段とをさらに備え、
前記系統連系用スイッチは、一対のスイッチを含み、
前記断線溶着検知手段は、
前記系統連系用スイッチを前記解列状態にした状態で前記出力電圧振幅瞬時値検出手段により検出した所定回数分の出力電圧の振幅の瞬時値の平均値と、前記系統連系用スイッチを前記連系状態にした状態で前記装置出力電圧振幅検出手段により検出した出力電圧の振幅との差の絶対値が、所定の閾値未満であるときに、前記系統連系用スイッチが断線していると検知し、
前記一対のスイッチのうち、両方のスイッチを前記商用電力系統に接続させていない状態で前記出力電圧振幅瞬時値検出手段により検出した所定回数分の出力電圧の振幅の瞬時値の平均値と、片方のスイッチだけを前記商用電力系統に接続させた状態で前記装置出力電圧振幅検出手段により検出した出力電圧の振幅との差の絶対値が、所定の閾値以上であるときに、前記一対のスイッチのうち、前記商用電力系統に接続させていない方のスイッチが溶着していると検知することを特徴とする請求項1に記載の自立運転機能を有する系統連系用電力変換装置。 - 前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の振幅の瞬時値を検出する出力電圧振幅瞬時値検出手段と、
前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の実効値に基づいて、前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の振幅を検出する装置出力電圧振幅検出手段とをさらに備え、
前記系統連系用スイッチは、一対のスイッチを含み、
前記断線溶着検知手段は、
前記系統連系用スイッチを前記解列状態にした状態で前記装置出力電圧振幅検出手段により検出した所定回数分の出力電圧の振幅の平均値と、前記系統連系用スイッチを前記連系状態にした状態で前記出力電圧振幅瞬時値検出手段により検出した出力電圧の振幅の瞬時値との差の絶対値が、所定の閾値未満であるときに、前記系統連系用スイッチが断線していると検知し、
前記一対のスイッチのうち、両方のスイッチを前記商用電力系統に接続させていない状態で前記装置出力電圧振幅検出手段により検出した所定回数分の出力電圧の振幅の平均値と、片方のスイッチだけを前記商用電力系統に接続させた状態で前記出力電圧振幅瞬時値検出手段により検出した出力電圧の振幅の瞬時値との差の絶対値が、所定の閾値以上であるときに、前記一対のスイッチのうち、前記商用電力系統に接続させていない方のスイッチが溶着していると検知することを特徴とする請求項1に記載の自立運転機能を有する系統連系用電力変換装置。 - 前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の実効値に基づいて、前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の振幅を検出する装置出力電圧振幅検出手段をさらに備え、
前記系統連系用スイッチは、一対のスイッチを含み、
前記断線溶着検知手段は、
前記系統連系用スイッチを前記解列状態にした状態で前記装置出力電圧振幅検出手段により検出した所定回数分の出力電圧の振幅の平均値と、前記系統連系用スイッチを前記連系状態にした状態で前記装置出力電圧振幅検出手段により検出した出力電圧の振幅との差の絶対値が、所定の閾値未満であるときに、前記系統連系用スイッチが断線していると検知し、
前記一対のスイッチのうち、両方のスイッチを前記商用電力系統に接続させていない状態で前記装置出力電圧振幅検出手段により検出した所定回数分の出力電圧の振幅の平均値と、片方のスイッチだけを前記商用電力系統に接続させた状態で前記装置出力電圧振幅検出手段により検出した出力電圧の振幅との差の絶対値が、所定の閾値以上であるときに、前記一対のスイッチのうち、前記商用電力系統に接続させていない方のスイッチが溶着していると検知することを特徴とする請求項1に記載の自立運転機能を有する系統連系用電力変換装置。 - 前記商用系統電圧の位相角を検出する商用電圧位相角検出手段と、
前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の位相角を、前記商用電圧位相角検出手段によって検出された商用系統電圧の位相角に合わせる位相角調整手段とをさらに備え、
前記起動制御手段は、装置の起動後に、前記位相角調整手段によって、前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の位相角を、前記商用系統電圧の位相角に合わせてから、前記系統連系用電力変換装置を前記商用電力系統に接続して、系統連系運転を開始するように制御することを特徴とする請求項1乃至請求項10の少なくともいずれか一項に記載の自立運転機能を有する系統連系用電力変換装置。 - 前記起動制御手段は、装置の起動直後に、自立運転制御を行い、この自立運転制御時に、前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の振幅を、前記振幅調整手段により、前記系統連系運転前振幅に合わせることを特徴とする請求項1乃至請求項11の少なくともいずれか一項に記載の自立運転機能を有する系統連系用電力変換装置。
- 前記振幅調整手段は、前記系統連系用電力変換装置からの出力電圧の振幅を、自立運転時に前記系統連系用電力変換装置から出力される自立系統電圧の振幅、又は0から、段階的に増加させて、前記系統連系運転前振幅に合わせることを特徴とする請求項1乃至請求項12の少なくともいずれか一項に記載の自立運転機能を有する系統連系用電力変換装置。
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