JP2014039444A - 系統連系インバータ装置 - Google Patents

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弘一 中林
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Abstract

【課題】直流地絡を正しく判定し、直流地絡事故に対する保護を確実に実行可能な系統連系インバータ装置を得ること。
【解決手段】直流電力を交流電力に変換し、系統へ連系する系統連系インバータ装置3において、抵抗成分に流れる地絡電流を検出し、地絡電流値に基づいて地絡状態であるかどうかを判断する地絡電流検出装置7と、地絡電流検出装置7の判断に基づいて、交流電力を直流電力に変換するインバータ回路5の動作を停止する制御を行う制御部8と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流電圧源を交流電力に変換し、系統へ連系して動作する系統連系インバータ装置に関する。
従来、太陽光発電等に代表される分散型発電システムでは、太陽電池等の直流電源で発電された直流電力を交流電力に変換するための電力変換装置が用いられている。電力変換装置は、まず、太陽電池等の直流電源で発電された直流電力をインバータで所定の電圧値の交流電力に変換した後、開閉器を介して系統へ連系する。また、直流電源が地絡するなどの事故に対する保護として、地絡状態を検出し、インバータの動作を停止させる装置などが用いられている。このような技術が、下記特許文献1において開示されている。
上記装置では、直流電源が太陽電池などのように大地に対して静電容量を持つ場合、インバータの動作によって交流漏れ電流成分の地絡電流が流れ、地絡状態を正しく判定できない。交流漏れ電流成分とは、例えば、インバータのPWM制御に伴うスイッチング周波数成分や系統電源周波数の2倍の周波数成分などがある。そのため、下記特許文献2では、地絡電流検出値から交流成分の漏れ電流成分を除去する手段を持つ地絡検出装置についての技術が開示されている。
特開平9−285015号公報 特開2002−233045号公報
しかしながら、直流地絡事故が発生した際に交流成分の地絡電流が流れるケースがある。例えば、インバータの動作方式により、直流電源の対地電圧変動に交流成分が含まれるケースなどが該当する。このような場合、上記従来の技術(特許文献1)では、交流成分の漏れ電流の影響を受けるため、地絡状態を正しく判定できない、という問題があった。また、上記従来の技術(特許文献2)では、本来検出すべき交流成分の地絡電流、すなわち地絡状態の原因となった抵抗成分に流れる交流電流が、交流成分の漏れ電流とともに除去されてしまう。そのため、地絡状態を正しく判定できない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、直流地絡を正しく判定し、直流地絡事故に対する保護を確実に実行可能な系統連系インバータ装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、直流電力を交流電力に変換し、系統へ連系する系統連系インバータ装置において、抵抗成分に流れる地絡電流を検出し、地絡電流値に基づいて地絡状態であるかどうかを判断する地絡電流検出装置と、前記地絡電流検出装置の判断に基づいて、前記交流電力を前記直流電力に変換するインバータの動作を停止する制御を行う制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、直流地絡を正しく判定し、直流地絡事故に対する保護を確実に実行できる、という効果を奏する。
図1は、太陽光発電用系統連系インバータ装置の構成例を示す図である。 図2は、系統連系インバータ装置の各部における出力および中間演算値の積算期間を示すチャート図である。
以下に、本発明にかかる系統連系インバータ装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本実施の形態に係る太陽光発電用系統連系インバータ装置の構成例を示す図である。太陽電池1と商用系統2は、系統連系インバータ装置3を介して接続している。太陽光を受けて太陽電池1で発電された直流電力は、系統連系インバータ装置3に入力され、交流電力に変換されて、商用系統2に連系される。図1に示すように、商用系統2は、片相が接地されている。
系統連系インバータ装置3は、昇降圧回路4と、インバータ回路5と、連系リレー6と、地絡電流検出装置7と、制御部8と、から構成される。昇降圧回路4は、太陽電池1で発電された直流電力の電圧を昇圧あるいは降圧して直流母線電圧に変換する。インバータ回路5は、例えば、フルブリッジ型インバータ回路で構成され、直流母線電圧をPMW制御により交流に変換する。このフルブリッジ型インバータ回路は、商用系統の半周期の間、片方のアーム出力が直流母線電圧の正極、または負極を出力するよう制御されている。地絡電流検出装置7は、直流側で発生した地絡電流を検出し、地絡状態を判別して制御部8を介してインバータ回路5を停止させる。
つぎに、地絡電流検出装置7の構成について説明する。地絡電流検出装置7は、地絡電流検出用変流部71と、地絡電流レベル変換部72と、抵抗成分抽出部73と、判定部74と、から構成される。地絡電流検出用変流部71が地絡電流を変流し、地絡電流レベル変換部72で電圧レベルに変換する。抵抗成分抽出部73は、この電圧レベル信号から、抵抗成分に流れる地絡電流成分のみを抽出する。本実施の形態では、抵抗成分抽出部73は、一例として、地絡電流レベル変換回部72の出力電圧信号をA/D変換して取り込んだ後、ディジタル演算により行う。判定部74は、抵抗成分抽出部73での演算結果を用いて地絡状態であるかどうかを判定する。
つづいて、抵抗成分抽出部73において、抵抗成分に流れる地絡電流成分のみを抽出する動作を、計算式を用いて具体的に説明する。
まず、抵抗成分抽出部73では、地絡電流レベル変換部72の出力電圧を、内蔵されたA/D変換器を用いて、一例として、サンプリング周波数20kHz、分解能10bitでサンプリングする。つぎに、抵抗成分抽出部73は、サンプリング後のディジタル値ILKを用いて、式(1)から第1の中間演算値である中間演算値Aを演算する。
Figure 2014039444
ここで、積分期間は、静電容量成分の地絡電流が流れない期間とする。一例として、本実施の形態では、商用系統2の位相で0°〜180°の期間うち、135°〜180°を積分期間に選択する。抵抗成分抽出部73では、商用系統2の1周期ごとに1回、この演算を行い、中間演算値Aを求める。
なお、積分期間を0°〜180°ではなく135°〜180°とする理由は、地絡電流レベル変換部72が持つ遅れ要素による出力変化遅れの影響を軽減するためである。本実施の形態では、地絡電流レベル変換部72が持つ遅れ要素により、位相0°〜135°の間は地絡電流レベル変換部72の出力に誤差要因となる信号が重畳するため、位相0°〜135°の期間を積分期間から除外する。上記の式(1)において、nAは積算回数である。本実施の形態では、サンプリング周波数を20kHzとしたので、商用系統2の周波数が50Hzの場合、nAは50回となる(積分期間が45°(=180°−135°)で360°の1/8のため、20kHz÷50Hz÷8=50回)。
つぎに、抵抗成分抽出部73は、サンプリング後のディジタル値ILKを用いて、式(2)から第2の中間演算値である中間演算値Bを演算する。
Figure 2014039444
積分期間は、中間演算値Aのときと異なり、商用系統2のゼロクロス点から次のゼロクロス点までとする。抵抗成分抽出部73では、商用系統2の1周期ごとに1回、この演算を行い、中間演算値Bを求める。上記の式(2)において、nBは積算回数である。本実施の形態では、サンプリング周波数を20kHzとしたので、商用系統2の周波数が50Hzの場合、nBは400回となる。
つぎに、抵抗成分抽出部73は、これらの中間演算値A,Bを用いて、抵抗成分の地絡電流のうち、直流成分電流IRDCを式(3)により、交流成分電流IRACを式(4)により演算する。抵抗成分抽出部73は、これらの演算を商用系統2の周期ごとに1回行う。
Figure 2014039444
Figure 2014039444
そして、抵抗成分抽出部73は、直流成分電流IRDCおよび交流成分電流IRACを用いて、抵抗成分の地絡電流IRを式(5)により演算する。
Figure 2014039444
判定部74は、抵抗成分抽出部73で演算された抵抗成分の地絡電流IRと、判定用閾値IRTHとを比較する。判定部74は、地絡電流IRが判定用閾値IRTHを超えた場合、地絡状態であると判定する。判定部74は、地絡状態であると判断した場合、制御部8へインバータ停止指令を出力する。判定用閾値IRTHとしては、例えば、30mAのように設定可能であるが、これに限定するものではない。制御部8は、判定部74からのインバータ停止指令に基づいて、インバータ回路5を停止させる制御を行う。
図2は、本実施の形態の系統連系インバータ装置の各部における出力および中間演算値の積算期間を示すチャート図である。上から順に、商用系統2の電圧波形、太陽電池1の正極対地電圧波形、(地絡事故発生時の)抵抗成分の地絡電流IR、静電容量による交流成分漏れ電流IC、地絡電流検出用変流部71において変流可能な合成電流IR+IC、地絡電流レベル変換部72における出力電圧波形、抵抗成分抽出部73における中間演算値Aの積算期間、抵抗成分抽出部73における中間演算値Bの積算期間、を示すものである。
地絡電流検出用変流部71では、合成電流IR+ICを変流できるが、各成分(抵抗成分の地絡電流IR、静電容量による交流成分漏れ電流IC)を個別に変流することはできない。そのため、本実施の形態では、抵抗成分抽出部73において、演算により抵抗成分の地絡電流IRを求める。
以上説明したように、本実施の形態によれば、系統連系インバータ装置では、地絡電流のうち、抵抗成分に流れる地絡電流成分のみを演算により求め、その演算結果に基づいて地絡状態を判定し、インバータを停止する制御を行うこととした。これにより、インバータ動作に伴って直流電源の静電容量成分を介して交流成分の漏れ電流が流れる場合や、地絡事故時に交流成分電流が流れる場合においても、地絡電流を正しく検出し、地絡状態を正しく判定することができる。
なお、本実施の形態では、太陽電池1の対地電圧変動が図2の太陽電池1の正極対地電圧波形のような変動を示す場合について説明したが、これに限定するものではない。異なる発電装置を用いた場合や、異なる電圧変動を示す場合にも利用可能である。
以上のように、本発明にかかる系統連系インバータ装置は、系統連係システムに有用であり、特に、直流電源で発電された直流電力を交流電力に変換する場合に適している。
1 太陽電池、2 商用系統、3 系統連系インバータ装置、4 昇降圧回路、5 インバータ回路、6 連系用開閉器、7 地絡電流検出装置、71 地絡電流検出用変流部、72 地絡電流レベル変換部、73 抵抗成分抽出部、74 判定部、8 制御部。

Claims (2)

  1. 直流電力を交流電力に変換し、系統へ連系する系統連系インバータ装置において、
    抵抗成分に流れる地絡電流を検出し、地絡電流値に基づいて地絡状態であるかどうかを判断する地絡電流検出装置と、
    前記地絡電流検出装置の判断に基づいて、前記交流電力を前記直流電力に変換するインバータ回路の動作を停止する制御を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする系統連系インバータ装置。
  2. 前記地絡電流検出装置は、抵抗成分に流れる地絡電流を検出する抵抗成分抽出手段、
    を備え、
    前記抵抗成分抽出手段は、下記数式(1)より第1の中間演算値を演算し、下記数式(2)より第2の中間演算値を演算し、前記第1の中間演算値および前記第2の中間演算値を用いて、前記地絡電流の直流成分電流を下記数式(3)より求め、前記地絡電流の交流成分電流を下記数式(4)より演算し、前記地絡電流の直流成分電流および前記地絡電流の交流成分電流を用いて、前記地絡電流を下記数式(5)より演算する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の系統連系インバータ装置。
    Figure 2014039444
    ここで、tA1からtA2は静電容量成分の地絡電流が流れない任意の期間、tB1からtB2は任意の期間、iLKは地絡電流の瞬時値とし、tA1からtA2の範囲はtB1からtB2の範囲内である。
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