JP6774871B2 - シート状食品の取り出し機構とそれを用いたシート状食品の取り出し方法 - Google Patents

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Description

本発明は、海苔などのシート状食品の取り出し機構とそれを用いたシート状食品の取り出し方法に関する。
従来から、おにぎりの海苔巻き製造機において、成型したおにぎりに海苔を巻き付けるには海苔を重合集積した海苔スタッカーの最下部の海苔を昇降する海苔吸引装置で一枚吸着して海苔を取り出しておにぎりに供給するようにしている(例えば特許文献1を参照)。
特開2004−73129号公報
しかし、上記従来の装置では、海苔を取り出すための海苔吸引装置が必要であるため、装置が大掛かりになる、又はコストが上昇する。このような課題は、海苔だけでなく、その他のシート状食品をおにぎり等の食品に巻く作業において共通する。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、おにぎりの海苔巻き用の海苔を簡単に取り出すことを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある形態に係るシート状食品の取り出し機構は、成型された食品にシート状食品を付着させるためのシート状食品の取り出し機構であって、複数の前記シート状食品を重ね合わせた状態で収容する収容体と、前記収容体の底部に設けられ、最下部の前記シート状食品を露出する開口部と、制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記収容体の前記開口部を前記食品の直上付近に合わせ、前記シート状食品の重なり方向において、前記収容体及び/又は前記食品を移動させて、前記収容体の開口部から露出された最下部の前記シート状食品と前記食品との相対距離を変更することにより、当該最下部の前記シート状食品を取り出すように構成される。
上記構成によれば、シート状食品(海苔)の重なり方向において、例えば海苔を収容した収容体を上下動させることのみで、食品(おにぎり)に海苔が直接付着するので、簡単に海苔を取り出すことができる。
上記シート状食品の取り出し機構は、前記収容体の内部に設けられ、最上部の前記シート状食品を下方に押圧するように構成された押圧部材を更に備えてもよい。
上記構成によれば、押圧部材により、最上部のシート状食品が下方に押圧されるので、シート状食品の数が減少した場合であっても、最下部のシート状食品が開口部から露出した状態を維持することができる。シート状食品が取り出し易くなる。
上記シート状食品の取り出し機構は、先端に前記収容体が取り付けられた第1のロボットアームを有するロボットを更に備えてもよい。
上記構成によれば、例えばコンベアによって搬送されるおにぎりの直上において、ロボットアームの先端に取り付けられた収容体を上下動させることのみで、おにぎりに海苔を直接付着させることができる。
前記ロボットは、先端に前記食品を保持可能に構成されたエンドエフェクタが取り付けられた第2のロボットアームを更に有してもよい。
上記構成によれば、例えば一方のロボットアームによって保持されたおにぎりの直上において、他方のロボットアームの先端に取り付けられた収容体を上下動させることのみで、おにぎりに海苔を直接付着させることができる。
本発明のある形態に係るシート状食品の取り出し方法は、複数のシート状食品を重ね合わせた状態で収容する収容体と、前記収容体の底部に設けられ、最下部の前記シート状食品を露出する開口部と、制御手段と、を備えるシート状食品の取り出し機構を用いて、成型された食品にシート状食品を付着させるためのシート状食品の取り出し方法であって、前記制御手段により、前記収容体の前記開口部を前記食品の直上付近に合わせ、前記シート状食品の重なり方向において、前記収容体及び/又は前記食品を移動させて、前記収容体の開口部から露出された最下部の前記シート状食品と前記食品との相対距離を変更することにより、当該最下部の前記シート状食品を取り出す。
本発明によれば、以上に説明した構成を有し、おにぎりの海苔巻き用の海苔を簡単に取り出すことができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るシート状食品の取り出し機構の全体の構成を示す斜視図である。 図2は、図1のロボットの一例の全体的な構成を概略的に示す正面図である。 図3は、図2のエンドエフェクタの構成の一例を示した模式図である。 図4は、図2のロボットの制御装置の構成を概略的に示す機能ブロック図である。 図5は、図1のシート状食品の取り出し方法の手順の一例を示すフローチャートである。 図6は、図1のシート状食品の取り出し機構の動作の一例を示す図である。 図7は、本発明の変形例に係るエンドエフェクタの構成を概略的に示す図である。 図8は、本発明の第2実施形態に係るエンドエフェクタの構成を概略的に示す図である。
以下、好ましい実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一または相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、図面は理解しやすくするために、それぞれの構成要素を模式的に示したものである。さらに、一対のアームを広げた方向を左右方向と称し、基軸の軸心に平行な方向を上下方向と称し、左右方向および上下方向に直交する方向を前後方向と称する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るシート状食品の取り出し機構の全体の構成を示す斜視図である。シート状食品の取り出し機構は、成型された食品にシート状に成型された食品(以下、シート状食品ともいう)を付着させる作業に使用される。図1に示すように、本実施形態では食品40は、扁平な円柱形状に成型された米飯(以下、おにぎりという)である。シート状食品50は矩形状に切断されたおにぎりの海苔巻き用の海苔である。本実施形態ではロボット11により本発明に係るシート状食品50の取り出し機構1を構成した場合について説明する。ロボット11は、ベース12に支持された一対のロボットアーム13,13を備えた双腕ロボットである。ただし、シート状食品50の取り出し機構1はロボット11により構成される場合に限定されない。なお、このロボット11について、水平多関節型の双腕ロボットを説明するが、水平多関節型・垂直多関節型などのロボットを採用することができる。ロボット11は、人一人分に相当する限られたスペース(例えば610mm×620mm)に設置することができる。
ロボット11の正面にはベルトコンベア51が配置されている。本実施形態では、一対のロボットアーム13,13の作業領域は、ベルトコンベア51の一部を覆う領域である。ベルトコンベア51は複数のおにぎり(40)を所定の間隔を空けてロボット11の正面右側から左側へ移送するための装置であり、左右方向に延びている。
図2は、ロボット11の一例の全体的な構成を概略的に示す正面図である。図2に示すように、ロボット11は、台車に固定されたベース12と、ベース12に支持された一対のロボットアーム(以下、単に「アーム」と記載する場合がある)13、13と、ベース12内に収納された制御装置14とを備えている。各アーム13は、ベース12に対して移動可能に構成された水平多関節型ロボットアームであって、アーム部15とリスト部17とエンドエフェクタ18とを備えている。なお、右のアーム13および左のアーム13は、実質的に同じ構造であってもよい。また、右のアーム13および左のアーム13は、独立して動作したり、互いに関連して動作したりすることができる。
アーム部15は、本例では、第1リンク15aおよび第2リンク15bとで構成されている。第1リンク15aは、ベース12の上面に固定された基軸16と回転関節J1により連結され、基軸16の軸心を通る回転軸線L1まわりに回動可能である。第2リンク15bは、第1リンク15aの先端と回転関節J2により連結され、第1リンク15aの先端に規定された回転軸線L2まわりに回動可能である。
リスト部17は、昇降部17aおよび回動部17bにより構成されている。昇降部17aは、第2リンク15bの先端と直動関節J3により連結され、第2リンク15bに対し昇降移動可能である。回動部17bは、昇降部17aの下端と回転関節J4により連結され、昇降部17aの下端に規定された回転軸線L3まわりに回動可能である。
エンドエフェクタ18は、リスト部17の回動部17bに連結されている。本実施形態ではエンドエフェクタ18は、左右のアーム13のそれぞれの先端に設けられている。なお、左右のエンドエフェクタ18は、同じ構造である。
上記構成の各アーム13は、各関節J1〜J4を有する。そして、アーム13には、各関節J1〜J4に対応付けられるように、駆動用のサーボモータ(図示せず)、および、そのサーボモータの回転角を検出するエンコーダ(図示せず)等が設けられている。また、2本のアーム13、13の第1リンク15a、15aの回転軸線L1は同一直線上にあり、一方のアーム13の第1リンク15aと他方のアーム13の第1リンク15aとは上下に高低差を設けて配置されている。
図3は、ロボット11のエンドエフェクタ18の構成を示した模式図である。図3に示すように、エンドエフェクタ18は、アーム13の先端(図2のリスト部17の回動部17b)に取付けられ、複数の海苔(50)を収容する収容箱18aと、収容箱18aの底部に設けられた取り出し口18bとを備える。
収容箱18aは、複数の海苔(50)を重ね合わせた状態で収容するように構成される。取り出し口18bは、収容箱18aの底部において、最下部の海苔(50)を露出するように開口している。尚、同図では説明の都合上、収容箱18aの内部に収容された海苔(50)を示しているが、実際の構成では外部から収容箱18aの内部の様子は視認できない(図1参照)。つまり、収容箱18aはティッシュ箱を逆さにしたような形状をしている。収容箱18aは、アーム13の先端に取り付けられているので、アーム13の動作を制御することにより、収容箱18aを任意の位置に位置決め制御可能である。
図4は、ロボット11の制御装置14の構成を概略的に示す機能ブロック図である。図4に示すように、制御装置14は、CPU等の演算部14aと、ROM、RAM等の記憶部14bと、サーボ制御部14cと、を備える。制御装置14は、例えばマイクロコントローラ等のコンピュータを備えたロボットコントローラである。なお、制御装置14は、集中制御する単独の制御装置14によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御装置14によって構成されていてもよい。
記憶部14bには、ロボットコントローラとしての基本プログラム、各種固定データ等の情報が記憶されている。演算部14aは、記憶部14bに記憶された基本プログラム等のソフトウェアを読み出して実行することにより、ロボット11の各種動作を制御する。すなわち、演算部14aは、ロボット11の制御指令を生成し、これをサーボ制御部14cに出力する。サーボ制御部14cは、演算部14aにより生成された制御指令に基づいて、ロボット11の各アーム13の関節J1〜J4等に対応するサーボモータの駆動を制御するように構成されている。
次に、シート状食品50の取り出し機構1の動作について図5のフローチャートを用いて説明する。まず、制御装置14は、アーム13の動作を制御して、アーム13の先端に取り付けられた収容箱18aの取り出し口18bを、予め定められた所定の位置に位置決め制御する(図5のステップS1)。所定の位置とは、ベルトコンベア51上に配置されたおにぎり(40)の直上付近の位置である(図3参照)。尚、取り出し機構1の動作時ではベルトコンベア51は動作を一時停止して、ベルトコンベア51上のおにぎり(40)は静止しているが、ベルトコンベア51が動作し、制御装置14がベルトコンベア51の動作に合わせてアーム13を追従制御してもよい。
次に、制御装置14は、図6に示すように、アーム13の動作を制御して上下動させる(図5のステップS2)。これにより、海苔(50)の重なり方向において、収容箱18aの取り出し口18bから露出された最下部の海苔(50)とおにぎり(40)との距離が変更され、最下部の海苔(50)がおにぎり(40)に直接付着する。作業終了までステップS1及びS2の動作を繰り返す(図5のステップS3)。このように、本実施形態によれば、収容箱18aを上下動させることのみで、最下部の海苔(50)がおにぎり(40)に直接付着するので、簡単に海苔(50)を取り出すことができる。
(変形例)
図7は、本発明の変形例に係るシート状食品の取り出し機構1Aの構成を概略的に示す図である。図7に示すように、本実施形態では、第1実施形態(図3)と比較すると、他方のアーム13の先端におにぎり(40)を保持可能に構成されたエンドエフェクタ19が取り付けられる点が異なる。エンドエフェクタ19が取り付けられたアーム13の動作を制御することにより、おにぎり(40)を移動させて、最下部の海苔(50)とおにぎり(40)との相対距離を変更してもよい。また、エンドエフェクタ18が取り付けられたアーム13とエンドエフェクタ19が取り付けられたアーム13の双方の動作を制御することにより、収容箱18a及びおにぎり(40)を移動させて、上記相対距離を変更してもよい。このような構成であっても、本実施形態と同様な効果を奏することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。以下では、第1実施形態と共通する構成の説明は省略し、相違する構成についてのみ説明する。
図8は、本発明の第2実施形態に係るシート状食品の取り出し機構1Bの構成を概略的に示す図である。図8に示すように、本実施形態では、第1実施形態(図3)と比較すると、エンドエフェクタ18が、収容箱18aの内部に設けられ、最上部の海苔(50)を下方に押圧するように構成された押圧部材18cを更に備える点が異なる。押圧部材18cは、収容箱18aの内部の天井に設けられた弾性体と、弾性体の下端に取り付けられた矩形の当て板18dで構成される。本実施形態では弾性体はバネであるが、ゴムでもよい。ここでは弾性体の下端の当て板18dの下面が最上部の海苔(50)に接するように配置される。本実施形態によれば、最上部の海苔(50)に接している弾性体の弾性力により、海苔(50)が下方に押圧されるので、収容箱18aの海苔(50)の数が減少した場合であっても、最下部の海苔(50)が取り出し口18bから露出した状態を維持することができる。海苔(50)を取り出し易くなる。
尚、本実施形態では、押圧部材18cは、弾性体と当て板で構成されたが、最上部の海苔(50)を下方に押圧するように構成された部材であれば、これに限られない。例えばエア噴射可能な部材を収容箱18aの内部に設け、エア噴射により最上部の海苔(50)を下方に押圧してもよい。また、最上部の海苔(50)の上に重しを配置することにより、海苔(50)を下方に押圧してもよい。
(その他の実施形態)
尚、上記実施形態ではロボット11により本発明に係るシート状食品50の取り出し機構1を構成したが、ロボットに限らず、位置決め制御が可能な専用装置で実現されてもよい。
尚、本実施形態では、シート状食品50は、海苔であったが、その他の例示として、肉(肉巻きおにぎり)、玉子焼き(玉子巻きおにぎり)、油揚げ(稲荷寿司)、昆布(昆布巻きおにぎり)等でもよい。
尚、上記実施形態の食品40は、扁平な円柱形状に成型された米飯であったが、これに限らず、三角の柱状体に成型された米飯でもよい。また、米飯に限らず、もち米を加工して作られた餅でもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造および/または機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明は、海苔などの複数のシート状食品の取り出し作業に有用である。
1,1A,1B 取り出し機構
11 ロボット
13 ロボットアーム
18 エンドエフェクタ
18a 収容箱(収容体)
18b 取り出し口(開口部)
18c 弾性部材(押圧部材)
18d 当て板
40 おにぎり(食品)
50 海苔(シート状食品)
51 コンベア

Claims (3)

  1. 成型された食品にシート状食品を付着させるためのシート状食品の取り出し機構であって、
    複数の前記シート状食品を重ね合わせた状態で収容する収容体と、
    前記収容体の底部に設けられ、最下部の前記シート状食品を露出する開口部と、
    制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記収容体の前記開口部を前記食品の直上付近に合わせ、前記シート状食品の重なり方向において、前記収容体及び/又は前記食品を移動させて、前記収容体の開口部から露出された最下部の前記シート状食品と前記食品との相対距離を変更することにより、当該最下部の前記シート状食品を取り出すように構成され
    先端に前記収容体が取り付けられた第1のロボットアームを有するロボットを更に備え、
    前記ロボットは、先端に前記食品を保持可能に構成されたエンドエフェクタが取り付けられた第2のロボットアームを更に有する、シート状食品の取り出し機構。
  2. 前記収容体の内部に設けられ、最上部の前記シート状食品を下方に押圧するように構成された押圧部材を更に備える、請求項1に記載のシート状食品の取り出し機構。
  3. 複数のシート状食品を重ね合わせた状態で収容する収容体と、前記収容体の底部に設けられ、最下部の前記シート状食品を露出する開口部と、制御手段と、を備えるシート状食品の取り出し機構を用いて、成型された食品にシート状食品を付着させるためのシート状食品の取り出し方法であって、
    前記シート状食品の取り出し機構は、先端に前記収容体が取り付けられた第1のロボットアームを有するロボットを更に備え、
    前記ロボットは、先端に前記食品を保持可能に構成されたエンドエフェクタが取り付けられた第2のロボットアームを更に有し、
    前記制御手段により、前記収容体の前記開口部を前記食品の直上付近に合わせ、前記シート状食品の重なり方向において、前記収容体及び/又は前記食品を移動させて、前記収容体の開口部から露出された最下部の前記シート状食品と前記食品との相対距離を変更することにより、当該最下部の前記シート状食品を取り出す、シート状食品の取り出し方法。
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