JP6773382B2 - 照射装置および照射方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、実際の車両内外の状況は時々刻々と変化していくため、車両状態のみを基準として情報を車外に表示しても、車両内外の状況によっては、車外に表示した情報を車外の対象者に的確に伝えられないという課題があった。
この構成において、制御部は、さらに、車外に情報を表示させていることを車内通知部によって車内に通知させるとともに、車外の情報の表示を終了してから一定の時間が経過するまで車内通知部による車内への通知を継続させる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるハードウェア構成を示すブロック図である。実施の形態1における車両は、各種センサおよび車載機器である車両デバイス1を備えている。全体制御ECU(Electronic Control Unit)2は、車両デバイス1によって取得された情報に基づいて、制御対象のハードウェアを制御することができる。車両デバイス1は、車速センサ1a、舵角センサ1b、アクセルセンサ1c、ブレーキセンサ1d、シフトセンサ1e、ウィンカーセンサ1f、ハザードセンサ1g、ワイパーセンサ1h、ライトセンサ1i、ドア開閉センサ1j、ドライバカメラ1k、着座センサ1l、加速度センサ1m、角速度センサ1n、GPSデバイス1o、ナビゲーションシステム1p、車外カメラ1q、車外センサ1r、照度センサ1s、ドアノブセンサ1tおよびシートベルトセンサ1uを含む。
舵角センサ1bは、車両の操舵角を検出するセンサであって、操舵角に応じた電気信号を全体制御ECU2に出力する。
アクセルセンサ1cは、車両のアクセルの開度、すなわち、アクセルペダルの操作量を検出するセンサであり、アクセルペダルの操作量情報を全体制御ECU2に出力する。
シフトセンサ1eは、車両のシフトレバーの状態(または変化)を検出するセンサであり、車両の運転者によるシフト変更といった、シフトレバーの操作情報を全体制御ECU2に出力する。
ウィンカーセンサ1fは、ウィンカー(方向指示器)の操作を検出するセンサであり、ウィンカー操作で指示された方向を示す情報を全体制御ECU2に出力する。
ワイパーセンサ1hは、ワイパー操作を検出するセンサであって、ワイパー操作情報を全体制御ECU2に出力する。
ライトセンサ1iは、ライトレバーの操作を検出するセンサであり、ライトレバー操作情報を全体制御ECU2に出力する。
ドライバカメラ1kは、運転席に対向した車内の位置に設けられたカメラ(撮像装置)であって、運転席に着座するドライバを撮像する機能を有する。ドライバカメラ1kは、ドライバの顔または上半身を撮像し、撮像した画像情報を全体制御ECU2に出力する。
また、着座センサ1lは、座席内に設けられた単数または複数の押圧センサであってもよい。全体制御ECU2は、複数の押圧センサのそれぞれで検出された情報に基づいて、乗員の姿勢を推定してもよい。
角速度センサ1nは、車両の角速度(ジャイロ)を検出するセンサであり、角速度情報を全体制御ECU2に出力する。この角速度情報に基づいて、全体制御ECU2は、車両の旋回速度などを検出することができる。
ナビゲーションシステム1pは、外部装置と通信して取得された車両周辺の渋滞情報、通行止め情報といった情報に基づいて、車両の推奨経路を算出してもよい。
ナビゲーションシステム1pは、車両の位置情報および目的地情報に基づいて、サーバで算出された推奨経路を受信する装置であってもよい。ナビゲーションシステム1pは、車両の経路情報を全体制御ECU2に出力する。
全体制御ECU2は、車外センサ1rから入力した物体の検出情報に基づいて、物体の位置または物体と車両との距離を算出する。なお、物体の位置または物体と車両との距離は、全体制御ECU2が算出してもよいが、車外センサ1rが算出して全体制御ECU2に出力してもよい。
ドアノブセンサ1tは、車両の乗員がドアノブに触れたか否かを検出するセンサであって、乗員がドアノブに触れたことを示す検出情報を全体制御ECU2に出力する。
シートベルトセンサ1uは、座席にあるシートベルトの脱着を検出するセンサであり、シートベルトの脱着を示す検出情報を全体制御ECU2に出力する。
プロセッサ2aは、全体制御ECU2において各種の計算処理を実行する計算処理回路であり、プロセッサ、計算処理回路、電気回路、コントローラなどと呼称されるハードウェアである。プロセッサ2aは、1つまたは2つ以上の計算処理回路の集合によって構成される。プロセッサ2aは、ROM2bから読み出したプログラムをRAM2c上に展開して計算処理を実行することができる。
例えば、記憶装置は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)といったストレージと呼ばれる不揮発性大容量記憶装置であってもよい。また、ストレージを含めた記憶装置を総称としてメモリと呼んでもよい。これは、後述する照射装置3においても同様である。
変速機2eは、エンジン2dにより発生された動力を車輪に伝達する。変速機2eは、全体制御ECU2の指示でギアを変更することによって、車輪に伝達されるトルクを変更する。
ステアリングアクチュエータ2gは、車両のステアリング(操舵装置)を動作させる機構であり、全体制御ECU2の指示に基づいてステアリングを制御して車両の進行方向を制御することができる。
ヘッドアップディスプレイ(HUD)2hは、ドライバの前方の視野に重畳して情報を表示する透過型の表示装置であり、全体制御ECU2の指示に基づいて、フロントガラスなどに情報を表示することができる。
車内モニタ2iは、情報を車内に表示するモニタであり、例えば、ナビゲーションシステム1pのモニタにより実現される。なお、車内モニタ2iは、バックミラーに取り付けられたモニタであるバックミラーモニタであってもよい。
実施の形態1における車両は、各種のライトデバイスから照射された光によって、車両の周囲に、車両の状態、動作意図または警告を行う機能を有している。ライトデバイスとは、ライトデバイス4a〜4dの総称である。
ライトデバイス4aによって車外に表示される情報は、例えば、車両が行おうとしている動作を示す情報、車両の現在の状態を示す情報、車両が行おうとしている動作に対する注意喚起を促す情報がある。
ライトデバイス4aは、これらの情報のそれぞれに適した光パターンまたは画像の形状、大きさ、色、輝度、照射位置、時間および照射タイミングで、これらの情報を車外に表示する。
光パターンは、単一または複数の光の要素で構成された光のパターンである。
アニメーションは、光パターンの照射状態を連続的に変化させたものである。例えば、アニメーションには、複数の光パターンが順次点灯して、車外の人から光パターンが順に増えていくように見えるようなもの、複数の光パターンが点灯と消灯とを交互に繰り返すものなどがある。
画像は、光の照射で車外に投影されたマーク、テキスト情報または動画である。画像には、車外の人に注意喚起するための警告マークまたは車両の状態を示すテキストが挙げられる。
ライトデバイス4bにより車外に表示される情報は、ライトデバイス4aと同様に、車両が行おうとしている動作を示す情報、車両の現在の状態を示す情報、車両が行おうとしている動作に対する注意喚起を促す情報がある。ライトデバイス4bは、これらの情報のそれぞれに適した光パターンの形状、大きさ、色、輝度、照射位置、時間および照射タイミングで、これらの情報を車外に表示する。
すなわち、ライトデバイス4bは、前述したようなバックライトまたは画像の表示光を直接的または間接的に車外に照射することで、車外に情報を表示する表示装置であってもよい。
また、無線通信装置5は、他の車両に搭載された無線通信装置と車車間通信を行ってもよく、路側機に設けられた無線通信装置との間で路車間通信を行ってもよく、スマートフォンなどの通信端末との間で通信を行ってもよい。
無線通信装置5の通信方式は、予め決められた周波数帯域を使用した独自の通信方式であってもよく、既存の通信規格の通信方式であってもよい。
例えば、無線ローカルエリアネットワーク(無線LAN)、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)などの既存の通信規格の通信方式であってもよい。
照射装置3は、ライティング制御装置3Aおよびライトデバイス4a〜4dにより実現される装置であり、ライトデバイス4a〜4dによる光の照射を制御する。その機能構成として、情報取得部30、判定部31、条件データベース(以下、条件DBと記載する)31aおよび制御部32を備える。
表示開始条件は、車両内外の状況に関する条件情報と、これに対応する車両状態の表示情報とがまとめられた情報である。
車両状態には、例えば、車両のドアが開けられようとしている車両状態、車両が前進または後退しようとしている車両状態、車両が右折または左折しようとしている車両状態、車両前方の横断を許可している車両状態、車両への乗車案内をしている車両状態、車両周辺の歩行者に対する注意喚起を促す車両状態などが挙げられる。
上記表示情報には、上記車両状態を示す、光パターン、アニメーションあるいは画像が挙げられる。
なお、判定部31の機能は、統合判別ECU3aのプロセッサ3a−1が、ROM3a−2から読み出したプログラムを実行することにより実現される。
なお、判定部31は、車両内外の状況に関する情報が条件DB31aに格納されている複数の表示開始条件のそれぞれに合致すると判定した場合、これらの表示開始条件のそれぞれに対応する複数の表示情報を、制御部32に出力する。
表示変更条件は、車両状態の表示情報と、この表示情報を変更すべき車両内外の状況に関する条件情報と、上記表示情報の変更後の表示態様を示す情報とがまとめられた情報である。表示情報を変更すべき条件としては、例えば、車両のドアが開けられようとしている車両状態を示すアニメーションが表示されているときに、このドアから一定距離範囲内に歩行者が接近した場合などが挙げられる。
また、変更後の表示態様としては、上記アニメーションにおける光パターンの点滅速度を高くする態様(例えば、倍速)が挙げられる。
表示情報を変更前の表示態様に戻すべき条件としては、例えば、車両のドアが開けられようとしている車両状態を示すアニメーションの表示態様が変更された後、歩行者がドアから一定距離以上離れた場合などが挙げられる。
表示終了条件は、表示情報の表示を終了すべき車両内外の状況に関する条件情報が設定された情報である。
表示情報の表示を終了すべき条件としては、例えば、車両のドアが開けられようとしている車両状態を伝えるべき歩行者が車両周辺に存在しなくなった場合などが挙げられる。
制御部32の機能は、ライト制御ECU3bのプロセッサ3b−1が、ROM3b−2から読み出したプログラムを実行することにより実現される。
例えば、制御部32は、判定部31から入力した、表示情報の変更後の表示態様を示す情報に基づいて、ライトデバイス4aおよびライトデバイス4bを制御することで、表示情報の表示態様を変更する。このとき、制御部32は、変更前の表示態様を示す情報を、ROM3b−2に記憶する。
例えば、制御部32は、判定部31から、車両内外の状況に関する情報が表示復帰条件に合致したという判定結果を入力すると、ROM3b−2に記憶しておいた変更前の表示態様を示す情報に基づいて、ライトデバイス4aおよびライトデバイス4bを制御して、表示情報を変更前の表示態様に戻す。
図3は、実施の形態1に係る照射方法を示すフローチャートである。
まず、情報取得部30が、車両内外の状況に関する情報を、全体制御ECU2から取得する(ステップST1)。
車両内外の状況に関する情報は、車両デバイス1に含まれる各種センサおよび車載機器によって検出された情報である。
例えば、車速情報、舵角情報、アクセル操作情報、ブレーキ操作情報、シフトレバー操作情報、ウィンカー操作情報、ハザードスイッチ操作情報、ワイパー操作情報、ライトレバー操作情報、ドア開閉情報、ドライバの撮像情報、乗員着座情報、車両の加速度情報、角速度情報、位置情報、経路情報、車両周辺の撮像情報、車両周辺の物体検出情報、車両周辺の照度情報、ドアノブのタッチ情報およびシートベルト着脱情報がある。情報取得部30は、車両内外の状況に関する情報を判定部31に出力する。
判定部31は、車両内外の状況に関する情報が表示開始条件に合致したと判定した場合(ステップST2;YES)、この表示開始条件に対応する車両状態の表示情報を、制御部32に出力する。
一方、判定部31によって車両内外の状況に関する情報が表示開始条件に合致しないと判定された場合(ステップST2;NO)、ステップST1の処理が繰り返される。
なお、判定部31は、車両内外の状況に応じて、表示開始条件における条件の組み合わせを変更してもよい。例えば、判定部31は、ワイパーセンサー1hによってワイパーが作動していることが検出されている場合(雨が降っている場合)、路面表示に有効な照度の条件を変化する。乾燥した場合、例えば、照度の条件を50ルクス以上にするが、雨の場合には、光の乱反射が起こるので、20ルクスとする。判定部31は、変更した条件と車両内外の状況に関する情報とを比較して、車両内外の状況が表示開始条件に合致するか否かを判定する。
(1)車速度が0である。
(2)アクセルペダルの操作量が0である。
(3)ブレーキペダルが操作されている。
(4)シフトレバーがパーキング位置である。
(5)ハザードランプが点灯している。
(6)ライトレバーが操作されている。
(7)車両ドアが閉まった状態である。
(8)車内の乗員が着座している。
(9)車両の加速度が0である。
(10)停車可能な車両位置である。
(11)車両周辺に移動体(例えば、歩行者、自転車)が存在する。
(12)路面表示に有効な照度である。
(13)車内で乗員がドアノブに手を触れている。
(14)ドアノブに手を触れている乗員のシートベルトが外れている。
判定部31は、車両内外の状況に関する情報が(1)から(14)の全ての条件または一部の条件に合致する場合、車両内外の状況に関する情報が、車両のドアが開けられようとしている車両状態に対応する上記表示開始条件に合致したと判定する。
(1a)急停止できる車速度である。
(2a)アクセルペダルが操作されている。
(3a)シフトレバーがドライブ位置またはリバース位置である。
(4a)ハザードランプが点灯している。
(5a)ライトレバーが操作されている。
(6a)前進または後退可能な車両位置である。
(7a)車両周辺に移動体(例えば、歩行者、自転車)が存在する。
(8a)路面表示に有効な照度である。
判定部31は、車両内外の状況に関する情報が(1a)から(8a)の全ての条件または一部の条件に合致する場合、車両内外の状況に関する情報が、車両が前進または後退しようとしている車両状態に対応する上記表示開始条件に合致したと判定する。
(1b)急停止できる車速度である。
(2b)アクセルペダルが操作されている。
(3b)シフトレバーがドライブ位置である。
(4b)ウィンカーが操作されている。
(5b)ライトレバーが操作されている。
(6b)右左折可能な車両位置である。
(7b)車両周辺に移動体(例えば、歩行者、自転車)が存在する。
(8b)路面表示が有効な照度である。
判定部31は、車両内外の状況に関する情報が(1b)から(8b)の全ての条件または一部の条件に合致する場合、車両内外の状況に関する情報が、車両が右左折しようとしている車両状態に対応する上記表示開始条件に合致したと判定する。
(1c)車速度が0または急停止できる速度である。
(2c)アクセルペダルの操作量が0である。
(3c)ブレーキペダルが操作されている。
(4c)シフトレバーがパーキング位置である。
(5c)ライトレバーが操作されている。
(6c)ドライバが車両前方を横断しようとしている歩行者を認識している。
(7c)歩行者が横断可能な車両位置である。
(8c)車両前方を横断しようとしている移動体(例えば、歩行者、自転車)が存在する。
(9c)路面表示に有効な照度である。
判定部31は、車両内外の状況に関する情報が(1c)から(9c)の全ての条件または一部の条件に合致する場合に、車両内外の状況に関する情報が、車両前方の横断を許可している車両状態に対応する上記表示開始条件に合致したと判定する。
(1d)車速度が0または急停止できる速度である。
(2d)ライトレバーが操作されている。
(3d)乗車案内が可能な車両位置である。
(4d)乗車案内の対象者が存在する。
(5d)路面表示に有効な照度である。
判定部31は、車両内外の状況に関する情報が(1d)から(5d)の全ての条件または一部の条件に合致する場合に、車両内外の状況に関する情報が、車両への乗車案内をしている車両状態に対応する上記表示開始条件に合致したと判定する。
なお、これまで表示開始条件の一例を示したが、車外に伝えるべき車両状態を示す条件であれば、前述したもの以外の条件であっても表示開始条件になり得る。
図4Aは、車両100の左後部ドアが開けられようとしている車両状態を車外に通知するための表示情報6aを示す図であり、車両100を上方から見た様子を示している。図4Bは、車両100の左後部ドアが開けられようとしている車両状態を車外に通知するための表示情報6bを示す図であり、車両100を後方から見た様子を示している。
車両100の左後部ドアが開けられようとしている車両状態に対応する表示開始条件における車両内外の状況に関する条件情報には、例えば、図4Aに示す表示情報6aおよび図4Bに示す表示情報6bの少なくとも一方が対応付けられる。
車両100の後方から移動してきた歩行者は、車両100のリアウィンドウに表示された表示情報6bを視認することで、左後部ドアが開けられることを把握することができる。車両100の左後部ドアの外側の様子は、ドライバが視認しにくい。
そこで、実施の形態1では、表示情報6aまたは表示情報6bを表示して、車外の移動体(例えば、歩行者、自転車、他の車両)に車両100の左後部ドアが開けられることを注意喚起する。また、図4では、左後方のドアを例にしたが、左前方、右前方、右後方に適用してもよく、表示内容は一例であるため、車両の形状などに応じて変更してもよい。
図5Bは、車両100が前進しようとしている車両状態を車外に通知するための表示情報7bを示す図であり、車両100を後方から見た様子を示している。
車両100が前進しようとしている車両状態に対応する表示開始条件における車両内外の状況に関する条件情報には、例えば、図5Aに示す表示情報7a−1,7a−2および図5Bに示す表示情報7bの少なくとも一方が対応付けられる。
車両100の前側方に移動してきた歩行者は、車両100の側方の路面上に表示された表示情報7a−1,7a−2を視認することで、車両100が前進しようとしていることを把握できる。なお、表示内容は一例であるため、車両の形状などに応じて変更してもよい。
車両100の前側方に移動してきた歩行者は、車両100のフロントウィンドウに表示された表示情報7bを視認することで、車両100が前進しようとしていることを把握できる。
車両100が後退しようとしている車両状態に対応する表示開始条件における車両内外の状況に関する条件情報には、例えば、図6Aに示す表示情報8aおよび図6Bに示す表示情報8bの少なくとも一方が対応付けられる。
車両100の後方に移動してきた歩行者は、車両100の後方の路面上に表示された表示情報8aを視認することで、車両100が後退しようとしていることを把握できる。
車両100の後方に移動してきた歩行者は、車両100のリアウィンドウに表示された表示情報8bを視認することで、車両100が後退しようとしていることを把握できる。なお、表示内容は一例であるため、車両の形状などに応じて変更してもよい。
表示情報9は、車両100の左折を注意喚起するマークの画像であり、図7に示すように、ライト4a2によって車両100の左後方の路面上に表示される。車両100の後方から側方に移動しようとする自転車の乗員は、車両100の左後方の路面上に表示された表示情報9を視認することで、車両100が左折しようとしていることを把握できる。
車両100の前方の横断を許可している車両状態に対応する表示開始条件における車両内外の状況に関する条件情報には、例えば、図8Aに示す表示情報10aおよび図8Bに示す表示情報10bの少なくとも一方が対応付けられる。
車両100の前方に移動してきた歩行者は、車両100のフロントウィンドウに表示された表示情報11bを視認することにより、車両100が乗車案内していることを把握できる。なお、表示内容は一例であるため、車両の形状などに応じて変更してもよい。
情報取得部30は、車外に表示情報が表示されてからも、車両内外の状況に関する情報を全体制御ECU2から取得する(ステップST4)。情報取得部30によって取得された車両内外の状況に関する情報は、判定部31に出力される。
次に、判定部31は、情報取得部30によって取得された車両内外の状況に関する情報が表示終了条件に合致したか否かを判定する(ステップST5)。
ここで、判定部31によって車両内外の状況に関する情報が表示終了条件に合致しないと判定された場合(ステップST5;NO)、ステップST6の処理に移行する。
なお、車両内外の状況に関する情報が表示開始条件に合致しなくなった状況が表示終了条件であってもよい。
判定部31は、車両内外の状況に関する情報が表示変更条件に合致したと判定した場合(ステップST6;YES)、表示変更条件に対応する変更後の表示態様を示す情報を、制御部32に出力する。
一方、判定部31によって車両内外の状況に関する情報が表示変更条件に合致しないと判定された場合(ステップST6;NO)、ステップST4の処理に戻って、前述の処理が繰り返される。
(1A)表示情報が表示されてから、当該表示情報に対応するドアの第1の距離範囲(表示情報の表示が開始されたときよりも近い距離範囲)内に移動体(例えば、歩行者、自転車、他の車両)が接近した。
(2A)表示情報が表示されてから、当該表示情報に対応するドアの第2の距離範囲(第1の距離範囲よりも近い距離範囲)内に移動体が接近した。
(3A)表示情報が表示されてから、当該表示情報に対応するドアの第3の距離範囲(第2の距離範囲よりも近い距離範囲)内に移動体が接近した。
判定部31は、車両内外の状況に関する情報が(1A)から(3A)の条件に合致する場合、車両内外の状況に関する情報が、車両のドアが開けられようとしている車両状態に対応する表示変更条件に合致したと判定する。
(1B)表示情報が表示されてから、車両の前方または後方の第1の距離範囲内に移動体(例えば、歩行者、自転車、他の車両)が接近した。
(2B)表示情報が表示されてから、車両の前方または後方の第2の距離範囲内に移動体が接近した。
(3B)表示情報が表示されてから、車両の前方または後方の第3の距離範囲内に移動体が接近した。
判定部31は、車両内外の状況に関する情報が(1B)から(3B)の条件に合致する場合、車両内外の状況に関する情報が、車両が前進または後退しようとしている車両状態に対応する表示変更条件に合致したと判定する。
(1C)表示情報が表示されてから、車両の右後方または左後方の第1の距離範囲内に移動体(例えば、歩行者、自転車、他の車両)が接近した。
(2C)表示情報が表示されてから、車両の右後方または左後方の第2の距離範囲内に移動体が接近した。
(3C)表示情報が表示されてから、車両の右後方または左後方の第3の距離範囲内に移動体が接近した。
判定部31は、車両内外の状況に関する情報が(1C)から(3C)の条件に合致する場合、車両内外の状況に関する情報が、車両が前進または後退しようとしている車両状態に対応する表示変更条件に合致したと判定する。
(1D)表示情報が表示されてから、車両の前方の第1の距離範囲内に移動体(例えば、歩行者、自転車、他の車両)が接近した。
(2D)表示情報が表示されてから、車両の前方の第2の距離範囲内に移動体が接近した。
(3D)表示情報が表示されてから、車両の前方の第3の距離範囲内に移動体が接近した。
判定部31は、車両内外の状況に関する情報が(1D)から(3D)の条件に合致する場合、車両内外の状況に関する情報が、車両が前進または後退しようとしている車両状態に対応する表示変更条件に合致したと判定する。
(1E)表示情報が表示されてから、乗車案内の対象者が乗車箇所の第1の距離範囲内に接近した。
(2E)表示情報が表示されてから、乗車案内の対象者が乗車箇所の第2の距離範囲内に移動体が接近した。
(3E)表示情報が表示されてから、乗車案内の対象者が乗車箇所の第3の距離範囲内に移動体が接近した。
判定部31は、車両内外の状況に関する情報が(1E)から(3E)の条件に合致する場合、車両内外の状況に関する情報が、車両が前進または後退しようとしている車両状態に対応する表示変更条件に合致したと判定する。
なお、これまで表示変更条件の一例を示したが、表示情報の表示態様を変更すべき状況を示す条件であれば、前述したもの以外の条件であっても表示変更条件になり得る。
表示情報がアニメーションである場合、制御部32は、アニメーションの光パターンの色、明るさ、照射位置および照射状態の変化速度のうちの少なくとも一つを変更する。
表示情報が画像である場合、制御部32は、画像の形状、色、明るさ、大きさ、表示位置、表示タイミングおよび表示時間のうちの少なくとも一つを変更する。
なお、制御部32は、表示情報の表示態様を変更すると、この表示情報の変更前の表示態様を記憶する。記憶した表示態様は、表示復帰処理に使用される。
また、表示情報の表示態様の変更に合わせて車外に音を出力してもよい。
例えば、制御部32が、表示情報の表示態様の変更に合わせて車外スピーカから音を出力するように全体制御ECU2に指示する。全体制御ECU2は、制御部32からの指示に従って車外スピーカから音を出力させる。車外スピーカから出力する音の態様は、変更後の表示態様ごとに変更してもよい。なお、音の態様には、音量、周波数特性、ピッチ、テンポ、車外スピーカの位置などがある。
車両100の左後部ドアが開けられようとしている車両状態に対応する表示変更条件において、例えば、図4Aに示した表示情報6aおよび図4Bに示した表示情報6bには、(1A)から(3A)の条件ごとの変更後の表示態様が対応付けられる。
条件(1A)には、例えば、表示情報6aの光パターンの点滅速度を変更前よりも速くした表示態様を対応付けておき、表示情報6bのテキストの大きさを変更前よりも大きくした表示態様を対応付けておく。
条件(1A)が示す状況では、歩行者などの移動体が、表示情報6aまたは表示情報6bの表示が開始されたときよりも左後部ドアに接近している。
そこで、車両内外の状況が条件(1A)に合致する場合、表示情報6aの光パターンの点滅速度を速くするか、表示情報6bのテキストを大きくする。
これにより、表示情報6aまたは表示情報6bが強調されるので、歩行者などから視認しやすくなって左後部ドアが開けられることを的確に伝えることができる。
条件(2A)には、例えば、表示情報6aの光パターンの点滅速度を条件(1A)よりも速くし、さらに光パターンの色を黄色などの注意色とした表示態様を対応付けておき、表示情報6bのテキストの大きさを条件(1A)よりも大きくし、文字色を注意色とした表示態様を対応付けておく。
条件(2A)が示す状況では、歩行者などの移動体が、条件(1A)が示す状況よりも左後部ドアに接近している。
そこで、車両内外の状況が条件(2A)に合致する場合に、表示情報6aの光パターンの点滅速度を速くして光パターンの色を注意色に変更するか、表示情報6bのテキストを大きくして文字色を注意色に変更する。
これにより、表示情報6aまたは表示情報6bがさらに強調されるので、歩行者などから視認しやすくなって左後部ドアが開けられることを的確に伝えることができる。
条件(3A)には、例えば、表示情報6aの光パターンの点滅速度を条件(2A)よりも速くし、さらに光パターンの色を赤色などの警告色とした表示態様を対応付けておき、表示情報6bのテキストの大きさを条件(2A)よりも大きくし、文字色を警告色とした表示態様を対応付けておく。
条件(3A)が示す状況では、歩行者などの移動体が、条件(2A)が示す状況よりも左後部ドアに接近している。
そこで、車両内外の状況が条件(3A)に合致する場合に、表示情報6aの光パターンの点滅速度を速くして光パターンの色を警告色に変更するか、表示情報6bのテキストを大きくして文字色を警告色に変更する。
これにより、表示情報6aまたは表示情報6bがさらに強調されるので、歩行者などから視認しやすくなって左後部ドアが開けられることを的確に伝えることができる。
制御部32は、判定部31によって上記移動体の位置、移動方向、車両と上記移動体との距離、および移動速度のうちの少なくとも一つが上記表示変更条件に合致すると判定された場合に、ライトデバイス4aまたはライトデバイス4bを制御することで、1つまたは複数の表示情報の表示態様を変更する。
このように構成しても、車両内外の状況に応じて表示情報の表示態様が変更されて車外の対象者に的確に伝えることができる。
ステップST9において、判定部31は、情報取得部30によって取得された車両内外の状況に関する情報と、条件DB31aに格納されている表示復帰条件とを比較することで、車両内外の状況に関する情報が、表示復帰条件における車両内外の状況に関する条件情報に合致したか否かを判定する。
例えば、車両のドアが開けられようとしている車両状態の表示情報(アニメーション)を表示しているときに車内センサ(例えば、ドアノブセンサ1t)が反応しなかった場合は、アニメーションの表示態様を変更(表示の強さを弱くする)し、再度、車内センサが反応して復帰させる場合には、アニメーションを点滅させる(強い注意喚起をして復帰する)。
一方、判定部31は、車両内外の状況に関する情報が表示復帰条件に合致したと判定した場合(ステップST9;YES)、この判定結果を示す情報を制御部32に出力する。制御部32は、判定部31によって車両内外の状況に関する情報が表示復帰条件に合致したと判定されると、ライトデバイス4aまたはライトデバイス4bを制御して、表示情報の表示態様を元に戻す(ステップST10)。これによって、表示情報は、変更前の表示態様で車外に表示される。この後、ステップST4の処理に戻り、車両内外の状況が表示終了条件に合致するまで、前述した一連の処理が繰り返される。
なお、ステップST10の処理が完了してから、ステップST3の表示に戻る前に、例えば、ステップST3においてアニメーションの点滅が2秒に1回であり、ステップST7におけるアニメーションの点滅が1秒に1回であるとき、1秒に2回点滅する動作を行う。つまり、ステップST3およびステップST7とは異なる表示態様とする処理を追加してもよい。この点滅動作は一例であって、自由に設定できるものとする。
図10Aは、複数の車外センサ1rのセンシングエリアを示す図であり、車両100を上方から見た様子を示している。図10Bは、図10Aのセンシングエリアのうち、車両100の左後部ドアが開けられようとしている車両状態において着目されるセンシングエリアを示す図であり、車両100を上方から見た様子を示している。
図10Aに示すように、車両100の前方には、センシングエリアA〜Dがあり、後方には、センシングエリアa〜dがある。
車外センサ1rとしては、例えば、車両100に設けられたコーナーセンサが挙げられる。ただし、車外センサ1rは、ライダーセンサであってもよく、車外センサ1rの代わりに、車外カメラ1qでセンシングエリアA〜D,a〜dを実現してもよい。
判定部31は、センシングエリアAで歩行者が検出されると、車両内外の状況が表示開始条件に合致したと判定する。制御部32は、判定部31によって車両内外の状況が表示開始条件に合致したと判定されると、図10Bに示すように、表示情報6aの表示を開始する。
センシングエリアaで歩行者が検出されると、判定部31は、車両内外の状況が表示開始条件に合致したと判定する。制御部32は、判定部31によって車両内外の状況が表示開始条件に合致したと判定されると、図10Bに示すように、表示情報6aの表示を開始する。
センシングエリアaで歩行者が検出されると、判定部31は、車両内外の状況が表示開始条件に合致したと判定する。制御部32は、判定部31によって車両内外の状況が表示開始条件に合致したと判定されると、表示情報6aの表示を開始する。
また、車両が前進または後退しようとしている車両状態を車外に通知するための表示情報7a−1,7a−2,7b,8a,8b、車両が右左折しようとしている車両状態を車外に通知するための表示情報9、車両前方の横断を許可している車両状態を車外に通知するための表示情報10a,10bおよび車両への乗車案内をしている車両状態を車外に通知するための表示情報11a,11bについても同様に、表示の開始、表示態様の変更、復帰、表示の終了を行ってもよい。
例えば、表示情報が表示されてから、照度センサ1sによって車両周辺の照度が閾値を超えたことが検出されると、判定部31は、車両内外の状況が表示変更条件に合致したと判定する。制御部32は、判定部31によって車両内外の状況が表示変更条件に合致したと判定されると、表示情報の表示態様を変更する。
制御部32は、判定部31によって車両内外の状況が表示復帰条件に合致したと判定されると、表示情報の表示態様を変更前に戻す。
例えば、ドアが開けられる車両状態を通知するための表示情報の他に、車両内外の状況に応じて新たな車両状態の表示情報を追加することで、より正確な注意喚起を行う。これによって、例えば、歩行者が1人または2人であるときでも、適切な注意喚起が行えるようになる。
図11は、左後部ドアが開けられようとしている車両状態を車外に通知するための複数の表示情報を示す図であり、車両100を上方から見た様子を示している。図11において、車両100の前方には、図10Aと同様に、センシングエリアA〜Dがあり、後方には、センシングエリアa〜dがあるものとする。
車両100の右前方から接近している移動体に対して、車両100の後方から左前方へ移動している移動体を注意喚起する表示情報9bの表示開始条件(b)として、センシングエリアDで移動体が検出され、さらに、センシングエリアaまたはセンシングエリアAで移動体が検出された状況を設定する。
同様に、車両100の後方から左前方へ移動している移動体に対して、車両100の右前方から接近している移動体を注意喚起する表示情報9aの表示開始条件(c)として、センシングエリアaまたはセンシングエリアAで移動体が検出され、さらに、センシングエリアDで移動体が検出された状況を設定する。
一方、センシングエリアaまたはセンシングエリアAで歩行者200aが検出され、さらに、センシングエリアDで歩行者200bが検出された場合、歩行者200aと歩行者200bとが出会いがしらにぶつかる可能性がある。
これにより、歩行者200aに対しては、表示情報9aによって歩行者200bが注意喚起され、歩行者200bに対しては、表示情報9bによって歩行者200aが注意喚起される。
例えば、表示情報9aの表示変更条件として、センシングエリアDで移動体が車両100の一定距離範囲内に接近したことが検出された状況を設定する。
表示情報9bの表示変更条件として、センシングエリアaで移動体が検出されてから、センシングエリアAで移動体が検出された状況を設定する。
センシングエリアDで歩行者200bが車両100の一定距離範囲内に接近したことが検出され、センシングエリアaで歩行者200aが検出されてから、センシングエリアAで歩行者200aが検出された場合、歩行者200aと歩行者200bとがより接近していることが予想される。
制御部32は、判定部31によって車両内外の状況が表示変更条件に合致したと判定された場合、表示情報9aおよび表示情報9bのそれぞれの表示態様をより強調したものに変更する。これにより、歩行者200aに対して歩行者200bを的確に注意喚起することができ、歩行者200bに対して歩行者200aを的確に注意喚起することができる。
図12Aおよび図12Bにおいて、車両100の前方には、図10Aと同様に、センシングエリアA〜Dがあり、後方には、センシングエリアa〜dがあるものとする。
車両100の後方から右前方へ移動している移動体に対して、車両100の左側から右前方へ移動している移動体を注意喚起する表示情報9cの表示開始条件(b1)として、センシングエリアdで移動体が検出され、さらにセンシングエリアCで移動体が検出された状況を設定する。
車両100の左側から右前方へ移動している移動体に対して、車両100の後方から右前方へ移動している移動体を注意喚起する表示情報9dの表示開始条件(c1)として、センシングエリアCで移動体が検出され、さらにセンシングエリアdで移動体が検出された状況を設定する。
制御部32は、判定部31によって車両内外の状況が表示開始条件(a1)に合致したと判定されると、図12Aに示すように、表示情報10aの表示を開始する。
一方、センシングエリアCで歩行者200cが検出され、さらにセンシングエリアdで車両300が検出された場合、歩行者200cと車両300がぶつかる可能性がある。
制御部32は、判定部31によって車両内外の状況が表示開始条件(b1)および(c1)に合致したと判定されると、図11に示すように、表示情報9cおよび表示情報9dの表示を開始する。これにより、車両300のドライバに対しては、表示情報9cによって歩行者200cが注意喚起され、歩行者200cに対しては、表示情報9dによって車両300が注意喚起される。
センシングエリアdで車両100の一定距離範囲内に車両300が接近したことが検出された場合、歩行者200cと車両300がより接近していることが予想される。
制御部32は、判定部31によって車両内外の状況が上記表示変更条件に合致したと判定された場合、表示情報9dの表示態様をより強調したものに変更する。
これにより、歩行者200cに対して車両300の接近をより的確に注意喚起することができる。
図13Aは、複数のセンシングエリアのうち、車両100が後退しようとしている車両状態で着目されるセンシングエリアを示す図であり、車両100を上方から見た様子を示している。図13Bは、車両後方の歩行者の移動に応じて表示情報の表示位置が変更される様子を示す図であり、車両100を後方から見た様子を示している。
図13Aおよび図13Bにおいて、車両100の前方には、図10Aと同様に、センシングエリアA〜Dがあり、後方には、センシングエリアa〜dがあるものとする。
また、図1に示したライト4b2は、車両100のリアウィンドウの領域aa,bb,cc,ddのそれぞれに表示情報を表示する。
なお、リアウィンドウの領域aaは、センシングエリアaに対応し、リアウィンドウの領域bbは、センシングエリアbに対応し、リアウィンドウの領域ccは、センシングエリアcに対応し、リアウィンドウの領域ddは、センシングエリアdに対応する。
センシングエリアaで歩行者200dが検出されると、判定部31は、車両内外の状況が上記表示開始条件に合致したと判定する。
制御部32は、判定部31によって車両内外の状況が表示開始条件に合致したと判定された場合、歩行者200dを検出したセンシングエリアaの隣のセンシングエリアb(歩行者200dの移動方向の隣にあるセンシングエリア)を特定する。
制御部32は、ライトデバイス4aを制御して、図13Bに示すように、特定したセンシングエリアbに対応する路面上の領域に表示情報の表示を開始する。
また、制御部32は、ライトデバイス4bを制御して、図13Bに示すように、センシングエリアbに対応するリアウィンドウの領域bbに表示情報の表示を開始してもよい。
センシングエリアaに続いてセンシングエリアbで歩行者200dが検出されると、判定部31は、車両内外の状況が表示変更条件に合致したと判定する。
制御部32は、判定部31によって車両内外の状況が表示変更条件に合致したと判定された場合、歩行者200dを検出したセンシングエリアbの隣のセンシングエリアc(歩行者200dの移動方向の隣にあるセンシングエリア)を特定する。
制御部32は、ライトデバイス4aを制御して、特定したセンシングエリアcに対応する路面上の領域に表示情報の表示位置を変更する。
また、制御部32は、ライトデバイス4bを制御して、センシングエリアcに対応するリアウィンドウの領域ccに表示情報の表示位置を変更してもよい。
このように複数のセンシングエリアでの移動体の検出状況に応じて表示情報の表示位置が変更される。
例えば、センシングエリアcに続いてセンシングエリアbで歩行者200dが再び検出されると、判定部31は、車両内外の状況が表示復帰条件に合致したと判定する。
制御部32は、判定部31によって車両内外の状況が表示復帰条件に合致したと判定された場合、歩行者200dを検出したセンシングエリアbの隣のセンシングエリアa(歩行者200dの移動方向の隣にあるセンシングエリア)を特定する。
制御部32は、ライトデバイス4aを制御して、特定したセンシングエリアaに対応する路面上の領域に表示情報の表示位置を変更する。
また、制御部32は、ライトデバイス4bを制御して、センシングエリアaに対応するリアウィンドウの領域aaに表示情報の表示位置を変更してもよい。
このように複数のセンシングエリアでの移動体の検出状況に応じて表示情報の表示位置が変更前に戻される。これにより、移動体の検出状況に応じて適切な注意喚起を行うことができる。
図14Aは、車両100に近い位置に存在する歩行者200eに対する表示情報の例を示す図であって、車両100を上方から見た様子を示している。図14Bは、車両100から遠い位置に存在する自転車に対する表示情報の例を示す図であり、車両100を上方から見た様子を示している。図14Aおよび図14Bにおいて、車両100の前方には、図10Aと同様に、センシングエリアA〜Dがあり、後方には、センシングエリアa〜dがあるものとする。
表示情報9の表示変更条件として、センシングエリアaで検出された車両周辺の移動体の移動方向に車両100が存在し、この移動体の移動速度が複数の速度範囲のいずれかであり、移動体と車両100との距離が複数の距離範囲のいずれかである状況を設定する。
制御部32は、ライトデバイス4aを制御して、特定した歩行者200eまたは自転車200fの位置付近に、表示情報9の表示を開始する。
制御部32は、ライトデバイス4aを制御して、図14Aに示すように、特定した歩行者200eの位置付近に、表示情報9の表示位置を変更する。
このように歩行者200eの移動速度、移動方向、および車両100との距離に応じて表示情報9を表示することで、歩行者200eに対して車両100の左後部ドアが開けられることを的確に注意喚起することができる。
制御部32は、ライトデバイス4aを制御して、図14Bに示すように、特定した自転車200fの位置付近に、表示情報9の表示位置を変更する。
このように自転車200fの移動速度、移動方向、および車両100との距離に応じて表示情報9を表示することで、自転車200fの乗員に対して車両100の左後部ドアが開けられることを的確に注意喚起することができる。
例えば、車両が前進または後退しようとしている車両状態、車両が右折または左折しようとしている車両状態、車両前方の横断を許可している車両状態、車両への乗車案内をしている車両状態、車両周辺の歩行者に注意喚起を促す車両状態についても同様に表示情報の表示位置を変更して注意喚起を行ってもよい。
表示領域A1は、図15の右側に示すように、車両100のリアウィンドウの最も低い位置の表示領域であり、車両100に最も近い距離P1に対応している。
表示領域A2は、車両100のリアウィンドウの2番目に低い位置の表示領域であり、車両100に2番目に近い距離P2に対応している。
表示領域A4は、車両100のリアウィンドウの最も高い位置の表示領域であり、車両100に最も遠い距離P4に対応している。
表示領域A3は、車両100のリアウィンドウの2番目に高い位置の表示領域であり、車両100に2番目に遠い距離P3に対応している。
制御部32は、判定部31によって車両内外の状況が表示開始条件に合致したと判定された場合、移動体の移動方向、移動速度および車両100との距離に基づいて、移動体の位置を特定する。制御部32は、ライトデバイス4bを制御して、リアウィンドウの表示領域A1〜A4のうち、特定した移動体の位置に対応する表示領域に、表示情報の表示を開始する。
上記表示情報が表示されてから、例えば、車両周辺の移動体が車両100に接近していることが検出されると、判定部31は、車両内外の状況が表示変更条件に合致したと判定する。このとき、判定部31は、情報取得部30によって取得された移動体の移動方向、移動速度および車両100との距離を、制御部32に出力する。
このように車両100から車外の対象者までの距離に応じて表示情報の表示位置が変更されるので、車外の対象者が表示情報を容易に視認することができる。図15では、車両100から遠い位置に存在する対象者から表示情報が視認しやすくなるように、リアウィンドウの高い位置に表示情報が表示される。
実施の形態2では、車外に表示した情報を車内に通知する構成について説明する。
実施の形態2に係る照射装置の構成は、実施の形態1の図1および図2に示した構成と基本的に同じであるので、実施の形態2においても、ハードウェア構成については図1を参照し、機能構成については図2を参照することとする。
図16は、この発明の実施の形態2に係る照射装置3の動作を示すフローチャートである。まず、制御部32は、実施の形態1と同様にして、ライトデバイス4aまたはライトデバイス4bを制御して、車外に情報を表示させる(ステップST1a)。
続いて、制御部32は、ライトデバイス4cおよび車内モニタ2iの少なくとも一方を制御して、車外に情報を表示したことを車内に通知する(ステップST2a)。
例えば、照射装置3の制御部32が、判定部31によって車両内外の状況が上記表示情報の表示開始条件に合致したと判定された場合、開けられようとしているドアのドアノブ灯具101aの点灯をライトドライバ4c1に指示する。これにより、ライトドライバ4c1は、制御部32からの指示に従ってドアノブ灯具101aを点灯させる。
なお、ドアノブ灯具101aが発する光を点滅させてもよい。
すなわち、乗員は、この表示情報によってドアを開けることを車外に注意喚起している状況を確認した上で、次にとる行動を決定することができる。
ドアを開けようとした乗員の視野に入る場所に設けられた車内灯具であれば、同じ効果を得ることができる。
例えば、制御部32が、判定部31によって車両内外の状況が表示情報8aの表示開始条件に合致したと判定された場合、車内モニタ102に表示情報8aを表示させるように全体制御ECU2に指示する。これにより、全体制御ECU2は、制御部32からの指示に従って、車内モニタ102に表示情報8aを表示させる。
すなわち、乗員は、この表示情報によって車両100の後退を車外に注意喚起している状況を確認した上で、次にとる行動を決定することができる。
例えば、車両100のハッチバックドアの車室内側に設けられた車内灯具、車内モニタに取り付けた灯具またはサイドミラーに取り付けた灯具を、表示情報8aの表示に合わせて点灯させてもよい。
例えば、制御部32が、判定部31によって車両内外の状況が上記表示情報の表示開始条件に合致したと判定された場合、バックミラーモニタ103に画像情報12を表示させるように全体制御ECU2に指示する。これにより、全体制御ECU2は、制御部32の指示に従って、バックミラーモニタ103に画像情報12を表示させる。
画像情報12は、上記表示情報を車外に表示している車両100を俯瞰した画像(アラウンドビューまたはバードアイビュー)である。
画像情報13は、図20に示すように、表示情報を車外に表示(アニメーションの路面標示)している車両100を俯瞰した画像と、表示情報を車外に表示(リアウインドへの表示)している車両100を後方から見た画像とを合わせた画像である。
車両の乗員は、画像情報13を視認することで、車両ドアを開けることに関する表示情報が車外に表示されていることを確認できる。
制御部32は、車外の情報の表示を終了したか否かを確認する(ステップST3a)。判定部31によって車両内外の状況が表示終了条件に合致していないと判定された場合、制御部32は、車外への情報の表示を継続する(ステップST3a;NO)。この場合、制御部32は、ステップST3aの処理を繰り返す。この処理が行われている間は、車外への情報の表示と車内の通知が継続される。
図21Aは、左後部ドアが開けられようとしている車両状態を車外に通知するための表示情報6aを示す図であり、車両100を上方から見た様子を示している。図21Bは、図21Aの表示情報6aの表示に連動したドアノブ灯具101aの点灯状態を示す図であり、車両100の車室内を示している。車両内外の状況が表示情報6aの表示開始条件に合致することにより、制御部32は、ライトデバイス4aを制御して、図20Aに示すように、表示情報6aを表示させる。図21Bに示すように、ドアノブ灯具101aは、表示情報6aの表示が開始されたタイミングで点灯を開始する。
車外への情報の表示を終了させてから一定の時間が経過していない場合(ステップST4a;NO)、制御部32は、ステップST4aの処理を繰り返す。この処理が行われている間は、車内の通知が継続される。
図22Aは、左後部ドアが開けられようとしている車両状態を車外に通知するための表示情報6aの表示が終了した直後の状態を示す図であり、車両100を上方から見た様子を示している。図22Bは、図22Aの状態におけるドアノブ灯具101aの点灯状態を示す図であり、車両100の車室内を示している。車両内外の状況が表示情報6aの表示終了条件に合致することにより、制御部32は、ライトデバイス4aを制御して、図22Aに示すように表示情報6aの表示を終了させる。表示情報6aの表示を終了させてから一定の時間が経過していない場合、図22Bに示すように、ドアノブ灯具101aは点灯を継続する。
図23Aは、左後部ドアが開けられようとしている車両状態を車外に通知するための表示情報6aの表示が終了してから一定の時間が経過した状態を示す図であり、車両100を上方から見た様子を示している。図23Bは、図23Aの状態におけるドアノブ灯具101aの点灯状態を示す図であり、車両100の車室内を示している。
ドアノブ灯具101aは、表示情報6aの表示が終了してから一定の時間(3秒程度)が経過すると、図23Bに示すように消灯する。
例えば、制御部32が、表示情報6aの表示を終了してから一定の時間が経過すると、ドアノブ灯具101aを消灯するようにライトドライバ4c1に指示する。ライトドライバ4c1は、制御部32の指示に従ってドアノブ灯具101aを消灯させる。
しかしながら、表示情報6aの表示が終了した直後にドアノブ灯具101aが消灯されると、乗員からは、表示情報6aによる注意喚起が不要な車外状況になっているのか不安に感じる場合がある。
そこで、本出願の発明者は、車外表示と車内通知との関係について鋭意研究および実験を重ねた結果、車外の情報の表示を終了してから車内への通知を一定の時間(3秒程度)継続すると、前述した乗員の不安が軽減されることを見出した。
すなわち、図16に示した動作は、発明者によって見出された新たな知見を照射装置3の動作に取り入れたものである。
なお、ドアノブ灯具101aの点灯を一定の時間が経過するまで継続することを示したが、車内モニタ102への表示およびバックミラーモニタ103への表示においても同様に表示を継続することで、乗員の不安を軽減することができる。
これにより、表示情報による注意喚起が不要な車外状況になっているのかという乗員の不安を軽減することができる。
実施の形態3では、車外灯具に合わせて、車外に表示するアニメーションの光パターンの点滅を制御する構成について説明する。
実施の形態3に係る照射装置の構成は、実施の形態1の図1および図2に示した構成と基本的に同じであるので、実施の形態3においても、ハードウェア構成については図1を参照し、機能構成については図2を参照することとする。
図24は、この発明の実施の形態3に係る照射装置3の動作を示すフローチャートである。まず、制御部32は、実施の形態1と同様にして、ライトデバイス4aを制御して、車外にアニメーションを表示させる。このとき、制御部32は、車外灯具の点灯とアニメーションの車外表示の両方を行うか否かを確認する(ステップST1b)。
アニメーションの車外表示のみで車外灯具の点灯を行わない場合(ステップST1b;NO)、制御部32は、ステップST1bの処理を繰り返す。
図25において、車外灯具103a,103b,104a,104b,105a,105bは、図1に示したライトデバイス4dが備えるライト4d2であり、ライトドライバ4d1によって点灯が制御される。車外灯具103a,103bは、車両100のウィンカーランプであり、車外灯具104a,104bは、車両100のサイドミラーランプであり、車外灯具105a,105bは、車両100のハザードランプまたはブレーキランプである。表示情報6aは、図4Aに示したように、複数の光パターンが点滅するアニメーションである。
この場合、車両周辺の人が眩惑され、表示情報6aの視認性も低下して十分に注意喚起できない可能性がある。
そこで、車外灯具の点灯とアニメーションの車外表示の両方を行う場合(ステップST1b;YES)、制御部32は、車外灯具が点滅しているときにアニメーションの光パターンを点滅させる場合、ライトデバイス4aを制御して、アニメーションの光パターンの点灯タイミングを車外灯具の点灯タイミングに合わせる、または、車外灯具とアニメーションの光パターンとを交互に点灯させる(ステップST2b)。
これにより、不規則に点滅する光に起因した眩惑が防止され、アニメーションの視認性も向上する。
図26に示すように、車外灯具は、例えば、0.5秒の間隔で点灯と消灯が繰り返される点滅パターンであるものとする。表示情報6aは、図27Aに示すように、光パターンが0.5秒の間隔で点灯と消灯が繰り返される点滅パターン(パターンA)であるものとする。なお、表示情報6aは、図27Bに示すように、光パターンが0.25秒の間隔で点灯と消灯が繰り返される点滅パターン(パターンB)であってもよい。
なお、これらは一例であり、表示情報の点滅パターンは自由に設定できる。
そこで、制御部32は、車外灯具よりも表示情報6aの点灯タイミングが早い場合に、表示情報6aの光パターンの点灯時間を延長して車外灯具の点灯タイミングに合わせる補正を行う。
そこで、制御部32は、車外灯具よりも表示情報6aの点灯タイミングが遅い場合に、表示情報6aの光パターンの消灯時間を短縮して車外灯具の点灯タイミングに合わせる補正を行う。
なお、実施の形態3では、実施の形態1に示した「表示情報の表示開始」が行われた直後の表示情報の点滅制御を例に説明したが、「表示情報の表示態様を変更したとき」および「表示態様を変更してから、再び元の表示態様に復帰するとき」においても同様に、車外灯具の点灯に合わせて表示情報の点滅制御を行ってもよい。
Claims (3)
- 光を照射して車外に情報を表示する1つまたは複数の照射部と、
車両内外の状況に関する情報を取得する情報取得部と、
前記情報取得部によって取得された車両内外の状況に関する情報が表示開始条件に合致するか否かを判定する判定部と、
前記1つまたは複数の照射部を制御して、前記判定部によって車両内外の状況に関する情報に合致すると判定された表示開始条件に対応する情報を、車外に表示させる制御部とを備え、
前記制御部は、さらに、車外に情報を表示させていることを車内通知部によって車内に通知させるとともに、車外の情報の表示を終了してから一定の時間が経過するまで前記車内通知部による車内への通知を継続させることを特徴とする照射装置。 - 前記車内通知部は、車内に光を発する車内灯具または車内モニタであること
を特徴とする請求項1記載の照射装置。 - 情報取得部が、車両内外の状況に関する情報を取得するステップと、
判定部が、前記情報取得部によって取得された車両内外の状況に関する情報が表示開始条件に合致するか否かを判定するステップと、
制御部が、光を照射して車外に情報を表示する1つまたは複数の照射部を制御して、前記判定部によって車両内外の状況に関する情報に合致すると判定された表示開始条件に対応する情報を、車外に表示させるステップとを備え、
前記制御部は、さらに、車外に情報を表示させていることを車内通知部によって車内に通知させるとともに、車外の情報の表示を終了してから一定の時間が経過するまで前記車内通知部による車内への通知を継続させること
を特徴とする照射方法。
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