JP6772438B2 - 文字入力装置、およびプログラム - Google Patents

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本発明は、複数の文字パーツを組合せた文字を入力するための文字入力装置、およびその制御プログラムに関する。
タイ語の文字(タイ文字)は表音文字であり、第1文字/第1文字パーツと第2文字/第2文字パーツとの組合せで構成され、そのうち何れか一方を子音文字、他方を母音文字として組合せた合成文字として表記される。
そして、前記タイ文字を入力する際には、1文字目として子音文字、2文字目として母音文字を入力する規則があるが、タイ文字の文字表記は、同文字を構成する子音文字と母音文字との位置関係が、子音文字に対して、母音文字が後(右)であったり、上であったり、下であったり、例外的に前(左)であったりする。
従来、タイ文字を入力するための文字入力装置には、タイ語入力キーボード(フルキーボード)が利用されている。
図11は、従来のタイ語入力キーボードKBと当該キーボードKBを使用したタイ文字の入力例を示す図である。
前記第1、第2の文字/文字パーツは、文字キーK1〜K46を選択的に押下(またはタッチ)操作することで入力でき、英語入力用のQWERTYキーボードと同様に、各キーKnの右下に表記されている文字は当該キーKnの操作だけで入力でき、同各キーKnの左上に表記されている文字は[shift]キーKsと当該キーKnとの同時操作または連続操作により入力できる。
タイ文字の知識がなく、例えばタイ国を訪問した外国人が、様々なメニューやカタログ、看板等で表記されている文字を見て、その文字を入力して辞書検索する場合、同外国人は、当該文字のどの部分が子音文字であるのか母音文字であるのかすら分からない。
従って、子音文字が前(左)、母音文字が後(右)に位置するタイ文字の場合であれば、そのタイ文字の表記通りに子音文字を第1文字/第1文字パーツとし、母音文字を第2文字/第2文字パーツとして前記文字キーK1〜K46の中から見つけて入力できる。
しかしながら、図11(B)に示すように、母音文字c2が子音文字v1の前(左)に位置するタイ文字T1を入力する場合、前記規則では、文字キーK28+K39の順でキー入力しなければならないが、前記タイ文字の知識がない外国人は当該タイ文字T1の表記にならい文字キーK39+K28の順でキー入力してしまい同タイ文字T1を入力できない。
また、図11(C)に示すように、母音文字c6が子音文字v1の上に位置するタイ文字T2を入力する場合、前記規則では、文字キーK28+Ks・K11の順でキー入力しなければならないが、前記タイ文字の知識がない外国人は当該タイ文字T2の表記にならい文字キーKs・K11+K28の順でキー入力してしまい同タイ文字T2を入力できない。
タイ文字を入力する従来の電子機器であって、前記タイ語入力キーボードKBを必要とすることなく、少ないキーでタイ文字を入力する仕組みを備えたタイ語ラベルプリンタが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−212375号公報
前記従来のタイ語入力キーボードKBまたはタイ語ラベルプリンタの何れにあっても、タイ文字を構成する子音文字と母音文字がどの部分にあるのかがユーザに分からなければ当該タイ文字を正しく入力するのが難しい。そればかりでなく、タイ文字の知識がないユーザにとっては、所望のタイ文字を構成する第1文字/第1文字パーツと第2文字/第2文字パーツが前記タイ語入力キーボードKBの何れの文字キーKnに表記されているかさえ見つけることが難しい。
なお、タイ国の周辺国であるカンボジア国のクメール語、ミャンマー国のビルマ語など(タイ語系言語と称する)でも、前記タイ語と同様の特徴があり、当該言語の知識がないユーザにとっては同言語の文字を正しく入力するのが難しい。
また、韓国語を表記するためのハングル文字も表音文字であり、子音の字母(子音の文字パーツ)と母音の字母(母音の文字パーツ)とを組合せてハングル文字を構成する。当該ハングル文字も、第1文字/第1文字パーツとして子音の字母、第2文字/第2文字パーツとして母音の字母を入力する規則がある。
このように、前記タイ語やタイ語系言語に限らず、子音と母音とを組合せて文字を構成する言語では、所望の文字に含まれる子音部分と母音部分とをユーザ自身で見つけて入力する必要があり、当該言語の知識がないユーザにとっては同言語の文字を正しく入力するのが難しい問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、複数の文字パーツが組合された文字を、当該文字に対応した言語の知識が不十分なユーザ又はその言語を母国語としないユーザでも容易に入力することが可能になる文字入力装置、サーバ装置、およびその制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る文字入力装置は、文字を構成する子音文字パーツおよび母音文字パーツの一覧データと、当該子音文字パーツと組合せ可能な母音文字パーツを組合せた組合せ文字の一覧データと、当該母音文字パーツと組合せ可能な子音文字パーツを組合せた組合せ文字の一覧データと、を予め記憶したテーブルデータと、前記テーブルデータに記憶されている子音文字パーツおよび母音文字パーツの一覧を表示部に表示させ、当該表示させた子音文字パーツおよび母音文字パーツの一覧からユーザ操作に応じて子音文字パーツが選択された場合、当該選択された子音文字パーツと組合せ可能な母音文字パーツとを組合せた組合せ文字の一覧を前記テーブルデータから読み出して前記表示部に表示させ、ユーザ操作に応じて母音文字パーツが選択された場合、当該母音文字パーツと組合せ可能な子音文字パーツとを組合せた組合せ文字の一覧を前記テーブルデータから読み出して前記表示部に表示させる表示制御手段と、前記表示制御手段により表示された前記子音文字パーツと母音文字パーツとの組合せ文字の一覧からユーザ操作に応じて選択された組合せ文字に対応する見出し語を取得する見出し語取得手段と、前記見出し語取得手段により取得された見出し語の文字を確定文字として決定する確定文字決定手段と、を備え、前記テーブルデータは、更に、前記母音文字パーツを組合せた組合せ文字毎の当該組合せ文字と組合せ可能な次文字パーツを組合せた次組合せ文字の一覧データを記憶し、前記表示制御手段は、前記見出し語取得手段により取得された見出し語の数が所定数以下でない場合に、前記次組合せ文字の一覧を前記テーブルデータから読み出して前記表示部に表示させることを特徴としている。
本発明によれば、複数の文字パーツが組合された文字を、当該文字に対応した言語の知識がないユーザでも容易に入力することが可能になる。
本発明の実施形態に係る文字入力装置10の電子回路の構成を示す機能ブロック図。 前記文字入力装置10を電子辞書装置10Dにより実施した場合の外観構成を示す正面図。 前記文字入力装置10をタブレット端末10Tにより実施した場合の外観構成を示す正面図。 前記文字入力装置10の文字入力制御処理を示すフローチャート。 前記文字入力装置10の文字入力制御処理における組合せ文字(フォント)画像表示制御処理を示すフローチャート。 前記文字入力装置10の文字入力制御処理に従ったユーザ操作に対応する表示動作(その1)を示す図。 前記文字入力装置10の文字入力制御処理に従ったユーザ操作に対応する表示動作(その2)を示す図。 前記文字入力装置10の文字入力制御処理に従ったユーザ操作に対応する表示動作(その3)を示す図。 韓国語の文字入力装置10の文字入力制御処理に従ったユーザ操作に対応する表示動作を示す図。 前記文字入力装置10をサーバ装置10Sとして実施した場合の電子回路の構成を示す機能ブロック図。 従来のタイ語入力キーボードKBと当該キーボードKBを使用したタイ文字の入力例を示す図。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る文字入力装置10の電子回路の構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態の文字入力装置10は、タイ語の辞書検索機能(辞書検索モード)と文字入力機能(テキスト入力モード)を有する。
前記文字入力装置10は、各種の記録媒体に記録されたプログラム、又は、伝送されたプログラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成され、その電子回路には、CPU(central processing unit)11が備えられる。
前記CPU11は、メモリ12内に予め記憶された装置制御プログラム、あるいはROMカードなどの外部記録媒体13から記録媒体読取部14を介して前記メモリ12に読み込まれた装置制御プログラム、あるいはインターネット(通信ネットワーク)N上のWebサーバ(この場合はプログラムサーバ)20から通信部15を介しダウンロードされて前記メモリ12に読み込まれた装置制御プログラムに応じて、回路各部の動作を制御する。
前記メモリ12に記憶された装置制御プログラムは、キー入力部16からのユーザ操作に応じた入力信号、タッチパネル式表示部17からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは外部接続されるインターネットN上のWebサーバ20との通信信号、あるいは記録媒体読取部14を介して外部接続されるEEPROM(登録商標),RAM,ROMなどの外部記録媒体13との接続通信信号に応じて起動される。
前記CPU11には、前記メモリ12、記録媒体読取部14、通信部15、キー入力部16、タッチパネル式表示部17などが接続される。
前記メモリ12に記憶される装置制御プログラムとしては、当該装置10の全体の動作を司るシステムプログラム、外部接続されるインターネットN上の各Webサーバ20…、ユーザPC(Personal Computer)などとデータ通信するための通信プログラムが記憶され、さらに、辞書情報の表示だけでなく、タイ語の文字を入力するための文字入力制御処理プログラム12aが記憶される。
前記メモリ12には、日タイ英辞書/タイ日英辞書(例えば8千語辞書)を集録したタイ語辞書データベース(タイ語見出し一覧データ)12bが記憶される他、タイ語の文字を入力するための第1文字(第1文字パーツ;子音)一覧データエリア12c1、第2文字(第2文字パーツ;母音)組合せ文字一覧データエリア12c2、第3文字(第3文字パーツ)組合せ文字一覧データエリア12c3、タイ文字フォントデータエリア12d、タイ語入力設定データエリア12eなどが確保される。そして、タイ語辞書データベース(本願発明におけるタイ語見出し一覧)を本体内に内蔵して、内蔵データから見出し一覧を取得するように制御される。なお、タイ語辞書データベース(本願発明におけるタイ語見出し一覧)は本体に内蔵されずに、ネット上の辞書データベースから取得するようにしても良い。
前記第1文字(第1文字パーツ;子音)一覧データエリア12c1には、前記タイ語辞書(12b)の各見出し語の先頭の文字に使用される全ての子音文字v1〜v35(図6(B)第1文字(パーツ)選択画面Gt1参照)の一覧データが各子音文字v1〜v35の文字コードのテーブルデータとして記憶される。なお、前記第1文字(第1文字パーツ;子音)一覧データエリア12c1には、タイ文字の表記上、前(左)にくる5つの母音文字c1〜c5(図6(B)参照)のデータが先頭に追加されて記憶される。
前記第2文字(第2文字パーツ;母音)組合せ文字一覧データエリア12c2には、前記第1文字(第1文字パーツ;子音)一覧データエリア12c1に記憶された各第1文字/第1文字パーツ(子音文字v1〜v35)毎に、当該第1文字/第1文字パーツの後(右)または上または下に組合せ可能な母音文字cn…を組合せた文字の組合せ文字一覧データが文字コードのテーブルデータとして記憶される。例えば図7(B)に示す第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt2の一覧データは、前記子音文字v1に組合せ可能な母音文字c6,…,c21,…,c26を組合せて文字T1,…,T3,…,T4を構成した一覧データである。なお、前記第2文字(第2文字パーツ)組合せ文字一覧データエリア12c2には、前記第1文字(第1文字パーツ)一覧データエリア12c1の先頭に追加された5つの母音文字c1〜c5(図6(B)参照)毎に、当該母音文字cnの後(右)に組合せ可能な子音文字vn…を組合せた一覧データも記憶される。例えば図6(C)に示す第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt2の一覧データは、前記前(左)にくる母音文字c2に組合せ可能な子音文字v1,v2,…を組合せて文字T1,T2,…を構成した組合せ文字一覧データである。
なお、前記第2文字(第2文字パーツ)組合せ文字一覧データエリア12c2に記憶される前記第1文字(第1文字パーツ)と当該第2文字(第2文字パーツ)との組合せからなる文字の一覧データは、当該第1文字(第1文字パーツ)と第2文字(第2文字パーツ)との組合せの位置を示す情報も含めて記憶される。
前記第3文字(第3文字パーツ)組合せ文字一覧データエリア12c3には、前記第2文字(第2文字パーツ;母音)組合せ文字一覧データエリア12c2に記憶された各第2文字/第2文字パーツを組合せた文字毎に、当該文字の次に組合せ可能な子音文字vn…や母音文字cn…を組合せた文字(文字列)の組合せ文字一覧データ(図7(C)参照)が文字コードのテーブルデータとして記憶される。
前記本実施形態のタイ語辞書データベース12bに記憶される8千語の見出し語の場合、前記第1文字(第1文字パーツ)一覧データエリア12c1、第2文字(第2文字パーツ)組合せ文字一覧データエリア12c2、第3文字(第3文字パーツ)組合せ文字一覧データエリア12c3から順番に選択した文字(文字パーツ)の組合せからなる文字(または文字列)と先頭一致する見出し語の数は、最多でも所定数(35)以下に絞り込まれる。
前記タイ文字フォントデータエリア12dには、全てのタイ文字の文字コードに各対応するフォント(画像)のデータが、当該タイ文字の文字パーツ別や子音文字(パーツ)と母音文字(パーツ)とが上下に一体化されて組合された文字別に記憶される。
前記タイ語入力設定データエリア12eには、前記文字入力制御処理プログラム12aに従ったタイ語入力の起動に応じて、前記タイ語辞書データベース12bから検索された見出し語をテキストとして入力する場合のテキスト入力モード(タイ語入力システム)の設定データが記憶される。
図2は、前記文字入力装置10を電子辞書装置10Dにより実施した場合の外観構成を示す正面図である。
前記図2における電子辞書装置10Dの場合、開閉される装置本体の下段側に前記CPU11、メモリ12、記録媒体読取部14、通信部15が内蔵されると共に、前記キー入力部16が設けられ、上段側に前記タッチパネル式表示部17が設けられる。前記キー入力部16には、文字入力キー16a、各種の辞書選択キー16b、[訳/決定]キー16c、[戻る]キー16d、カーソルキー16eなどが備えられる。
前記図2における電子辞書装置10Dのタッチパネル式表示部17は、前記タイ語入力の起動に従い前記第1文字(第1文字パーツ)一覧データ12c1に対応した第1文字(パーツ)選択画面Gt1(図6(B)参照)から例外の第1文字(第1文字パーツ:母音文字)c2を選択した場合の第2文字(第2文字パーツ)組合せ文字一覧データ12c2に対応した第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt2(図6(C)参照)の一表示例を示している(詳細は後述する)。
図3は、前記文字入力装置10をタブレット端末10Tにより実施した場合の外観構成を示す正面図である。
この図3におけるタブレット端末10Tの場合、前記CPU11、メモリ12、記録媒体読取部14、通信部15は端末本体に内蔵され、また、タッチパネル式表示部17に必要に応じて表示される各種のアイコンやソフトキーボードが前記キー入力部16として機能する。
前記図3におけるタブレット端末10Tのタッチパネル式表示部17は、前記第2文字(第2文字パーツ)組合せ文字一覧データ12c2に対応した第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt2(図6(C)参照)から子音文字v1と母音文字c2との組合せからなるタイ文字T1を選択した場合に、当該選択されたタイ文字T1と一致する見出し語(日本語読み[ケー])に対応した説明情報画面Geの一表示例を示している(詳細は後述する)。
すなわち、前記文字入力装置10は、以下(1)〜(6)の機能を有する。
(1)前記第1文字(第1文字パーツ)一覧データ(12c1)に基づいた第1文字(パーツ)選択画面Gt1(図7(A)参照)から、入力しようとするタイ文字の先頭(前/左)に位置する子音文字vn(例外的に母音文字cn)あるいは中央に位置する子音文字vnを第1文字(パーツ)として選択することにより、当該第1文字(パーツ)に対し組合せ可能な母音文字cn(例外的に子音文字vn)を第2文字(パーツ)として組合せたタイ文字を組合せ文字一覧にした前記第2文字(第2文字パーツ)組合せ文字一覧データ(12c2)に基づいて第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt2(図7(B)参照)を表示させる機能。
(2)前記第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt2(図7(B)参照)から、前記入力しようとするタイ文字に対応した第2文字(パーツ)の組合せ文字を選択することにより、前記選択された第1文字(パーツ)と第2文字(パーツ)とを組合せたタイ文字と先頭一致するタイ語辞書(12b)の見出し語が所定数(35)以下であるか判断する機能。
(3)前記第1文字(パーツ)と第2文字(パーツ)とを組合せたタイ文字と先頭一致するタイ語辞書(タイ語見出し一覧データ)(12b)の見出し語が所定数(35)を超えていると判断された場合に、当該タイ文字の次の文字として組合せ可能な子音文字vn(あるいは母音文字cn)を第3文字(パーツ)として組合せた前記第3文字(第3文字パーツ)組合せ文字一覧データ(12c3)に基づいて第3文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt3(図7(C)参照)を表示させる機能。
(4)前記第3文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt3(図7(C)参照)から、前記入力しようとするタイ文字に対応した第3文字(パーツ)組合せ文字を選択することにより、当該選択された第3文字(パーツ)をさらに組合せたタイ文字と先頭一致するタイ語辞書(12b)の見出し語が所定数(35)以下であるか判断する機能。
(5)前記第1文字(パーツ)と第2文字(パーツ)とを組合せたタイ文字と先頭一致するタイ語辞書(12b)の見出し語が所定数(35)以下である、または前記第3文字(パーツ)をさらに組合せたタイ文字と先頭一致するタイ語辞書(12b)の見出し語が所定数(35)以下であると判断された場合に、当該見出し語を一覧にした見出し語一覧画面Gm(図7(D)参照)を表示させる機能。
(6)前記見出し語一覧画面Gm(図7(D)参照)からユーザ所望の見出し語を選択することにより、辞書検索モードでは当該選択された見出し語に対応する説明情報画面Ge(図7(E)参照)を表示させ、テキスト入力モードでは当該選択された見出し語の文字(文字列)をテキストとして入力する機能。
なお、前記第1文字(第1文字パーツ)一覧データ(12c1)、第2文字(第2文字パーツ)組合せ文字一覧データ(12c2)、第3文字(第3文字パーツ)組合せ文字一覧データ(12c3)は、前記メモリ12内にテーブルデータとして予め記憶するのではなく、必要に応じてその都度、前記タイ語辞書データベース12bに記憶されたタイ語の各見出し語に基づき、当該各見出し語を構成する先頭の文字と次の文字から前記第1文字(パーツ)、第2文字(パーツ)、第3文字(パーツ)を検索して生成してもよい。
このように構成された文字入力装置10は、前記CPU11が前記文字入力制御処理プログラム12aに記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べる機能を実現する。
次に、前記構成による文字入力装置10の動作について説明する。
ここでは、前記文字入力装置10を電子辞書装置10Dにより実施した場合の動作について説明する。
図4は、前記文字入力装置10の文字入力制御処理を示すフローチャートである。
図5は、前記文字入力装置10の文字入力制御処理における組合せ文字(フォント)画像表示制御処理を示すフローチャートである。
図6は、前記文字入力装置10の文字入力制御処理に従ったユーザ操作に対応する表示動作(その1)を示す図である。
先ず、ユーザ操作に応じて、(A)辞書検索モードまたは(B)テキスト入力モードに設定され、タイ語入力が起動される(ステップS1)。
前記タイ語入力の起動において、図6(A)に示すように、辞書選択キー15bのユーザ操作によりタイ語辞書[日タイ英辞書]が選択されると、前記タイ語辞書データベース12bに記憶されている日タイ英辞書を対象にした検索語選択画面Gがタッチパネル式表示部17に表示される。
前記日タイ英辞書を対象にした検索語選択画面Gにおいて、[タイ語の母音字・子音字から選んで検索]がカーソルキー16eの操作により選択され識別表示hされる。そして、図6(B)に示すように、[訳/決定]キー16cが操作されると、前記メモリ12内の第1文字(第1文字パーツ)一覧データ(12c1)が読み出され、タイ文字フォントデータ(12d)に従い、第1文字(パーツ)選択画面Gt1としてタッチパネル式表示部17に表示される(ステップS2)。
ここで、ユーザが、後述の図6(E)で示すタイ文字T1を入力したい場合に、当該タイ文字T1を構成する第1文字(パーツ)と第2文字(パーツ)のうち、前(左)に位置する第1文字(パーツ)としての母音文字c2を、前記第1文字(パーツ)選択画面Gt1から選択して識別表示hさせる(ステップS3)。
なお、前記母音文字c2を前記従来のタイ語入力キーボードKB(図11参照)によりキー入力する場合は、図6(Ba)に示すように、当該母音文字c2が表記された文字キーK39を探し出して入力しなければならない。
すると、前記第1文字(パーツ)選択画面Gt1から選択された第1文字(第1文字パーツ)の母音文字c2に対応する前記メモリ12内の第2文字(第2文字パーツ)組合せ文字一覧データ(12c2)が読み出され(ステップS4)、図5における組合せ文字(フォント)画像表示制御処理に移行される(ステップSA)。
前記組合せ文字(フォント)画像表示制御処理では、前記メモリ12から読み出された第2文字(第2文字パーツ)組合せ文字一覧データ(12c2)に基づいて、その先頭にある第1文字(パーツ)と第2文字(パーツ)との組合せが指定される(ステップA1)。
すると、前記指定された第1文字(パーツ)と第2文字(パーツ)との組合せについて、当該第2文字(パーツ)(母音)が第1文字(パーツ)(子音)の上または下に組合される上下組合せ文字に該当するか判断される(ステップA2)。
ここで、前記指定された第1文字(パーツ)と第2文字(パーツ)との組合せについて、上下組合せ文字に該当すると判断された場合は(ステップA2(Yes))、当該第2文字(パーツ)(母音)と第1文字(パーツ)(子音)が予め組み合わされた1文字のフォント画像が読み出され、候補文字として第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面G2に追加して表示される(ステップA3)。
また、前記指定された第1文字(パーツ)と第2文字(パーツ)との組合せについて、前記上下組合せ文字に該当しないと判断された場合は(ステップA2(No))、当該第2文字(パーツ)(母音)が第1文字(パーツ)(子音)の前(左)に組合される前母音文字に該当するか判断される(ステップA4)。
ここで、前記指定された第1文字(パーツ)と第2文字(パーツ)との組合せについて、前母音文字に該当すると判断された場合は(ステップA4(Yes))、当該第2文字(パーツ)(母音)のフォントデータを前(左)に、第1文字(パーツ)(子音)のフォントデータを後(右)に組合せた2文字サイズの画像が生成され、候補文字として第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面G2に追加して表示される(ステップA5)。
また、前記指定された第1文字(パーツ)と第2文字(パーツ)との組合せについて、前記上下組合せ文字にも前記前母音文字にも該当しないと判断された場合は(ステップA4(No))、当該第2文字(パーツ)(母音)のフォントデータを後(右)に、第1文字(パーツ)(子音)のフォントデータを前(左)に組合せた2文字サイズの画像が生成され、候補文字として第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面G2に追加して表示される(ステップA6)。
そして、前記ステップS4において前記メモリ12から読み出された第2文字(第2文字パーツ)組合せ文字一覧データ(12c2)について、次の第1文字(パーツ)と第2文字(パーツ)との組合せがあると判断されると(ステップA7(Yes))、当該次の組合せが指定される(ステップA8)。
すると、前記ステップA8にて指定された第1文字(パーツ)と第2文字(パーツ)との組合せについて、前記ステップA2〜A7における処理が繰り返し実行され、図6(C)に示すように、前記第2文字(第2文字パーツ)組合せ文字一覧データ(12c2)に応じた候補文字を一覧にした第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面G2が表示される。
なお、前記図6(C)で示す第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt2で一覧表示される前記第1文字(パーツ)と第2文字(パーツ)とを組合せた各候補文字は、当該第1文字(パーツ)として、前記図6(B)における第1文字(パーツ)選択画面G1で先頭に追加して表示させた母音文字c2を選択した場合であって、同母音文字c2を前(左)に位置させて組合せ可能な子音文字v1,v2,…を第2文字(パーツ)として組合せた候補文字であり、何れの候補文字も前記ステップA4,A5の処理を繰り返して一覧表示される。
そして、前記第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt2において、前記母音文字c2と子音文字v1とを組合せた候補文字(タイ文字)T1がユーザにより選択されて識別表示hされると(ステップS5)、前記タイ語辞書データベース12bに記憶されているタイ語の見出し語のうち、当該選択された候補文字T1と先頭一致する見出し語の数が所定数(35)以下であるか判断される(ステップS6)。
なお、前記子音文字v1を前記従来のタイ語入力キーボードKB(図11参照)によりキー入力する場合は、図6(Ca)に示すように、当該子音文字v1が表記された文字キーK28を探し出して入力しなければならない。
ここで、前記選択された候補文字(タイ文字)T1と先頭一致する見出し語の数が所定数(35)以下であると判断されると(ステップS6(Yes))、図6(D)に示すように、当該各見出し語の一覧[A]〜[G]が見出し語一覧画面Gmとしてタッチパネル式表示部17に表示される(ステップS10)。
前記見出し語一覧画面Gmにおいて、ユーザが入力したいタイ文字T1の見出し語[A]が選択されて識別表示hされると(ステップS11)、前記(A)辞書検索モードに設定されている場合は、図6(E)に示すように、当該選択された候補文字が確定文字である見出し語として決定されて入力され、当該タイ文字T1の見出し語(日本語よみ[ケー])に対応した説明情報が前記タイ語辞書データベース12bから読み出され説明情報画面Geとしてタッチパネル式表示部17に表示される(ステップS12)。
なお、前記(B)テキスト入力モードに設定されている場合は、前記選択された候補文字が確定文字である見出し語として決定されて入力され、当該タイ文字T1の見出し語がテキストとして入力される(ステップS12)。
一方、前記ステップS6において、前記第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt2から選択された第1文字(パーツ)と第2文字(パーツ)の組合せからなる候補文字(タイ文字)と先頭一致する見出し語の数が所定数(35)を超えてあると判断された場合は(ステップS6(No))、当該選択された第1文字(パーツ)と第2文字(パーツ)の組合せに対応する前記メモリ12内の第3文字(第3文字パーツ)組合せ文字一覧データ(12c3)が読み出される(ステップS7)。
そして、前記第3文字(第3文字パーツ)組合せ文字一覧データ(12c3)にある第1文字(パーツ)〜第3文字(パーツ)の各組合せに対応するタイ文字フォントデータ(12d)が読み出され、当該第1文字(パーツ)〜第3文字(パーツ)の各組合せの候補文字(文字列)を一覧にした第3文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt3(図7(C)参照)がタッチパネル式表示部17に表示される(ステップS8)。
そして、前記第3文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt3において、前記同様にユーザが入力したいタイ文字(文字列)に応じて、前記第1文字(パーツ)〜第3文字(パーツ)の組合せの候補文字(文字列)が選択されると(ステップS9)、再び、前記タイ語辞書データベース12bに記憶されているタイ語の見出し語のうち、当該選択された候補文字(文字列)と先頭一致する見出し語の数が所定数(35)以下であるか判断される(ステップS6)。
ここで、前記本実施形態のタイ語辞書データベース12bに記憶される8千語の見出し語の場合、前述したように、前記第1文字(第1文字パーツ)一覧データ(12c1)に応じた第1文字(パーツ)選択画面Gt1、前記第2文字(第2文字パーツ)組合せ文字一覧データエリア(12c2)に応じた第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt2、前記第3文字(第3文字パーツ)組合せ文字一覧データエリア(12c3)に応じた第3文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt3から順番に選択した文字(文字パーツ)の組合せからなる文字(または文字列)と先頭一致する見出し語の数は、最多でも所定数(35)以下に絞り込まれる。
これにより、今回、前記第3文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt3から選択された候補文字(文字列)と先頭一致する見出し語の数は所定数(35)以下であると判断され(ステップS6(Yes))、前記ステップS10〜S12の処理が同様に実行される。
前記第1文字(パーツ)選択画面Gt1〜第3文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt3から各組合せの候補文字(文字列)を順番に選択して所望の見出し語を検索する場合の動作について、次の図7を参照して説明する。
図7は、前記文字入力装置10の文字入力制御処理に従ったユーザ操作に対応する表示動作(その2)を示す図である。
前記ステップS1,S2の処理に従い、前記第1文字(第1文字パーツ)一覧データ(12c1)に応じて、図7(A)に示すように表示された第1文字(パーツ)選択画面Gt1において、ユーザが入力したい第1文字(パーツ)の子音文字v1が選択される(ステップS3)。
すると、前記ステップS4,SA(A1〜A8)の処理に従い、前記選択された第1文字(パーツ)の子音文字v1に対応した前記第2文字(第2文字パーツ)組合せ文字一覧データ(12c2)に応じて、図7(B)に示すように、当該第1文字(パーツ)の子音文字v1に組合せ可能な第2文字(パーツ)の母音文字cnを組合せた各候補文字Tn…を一覧にした第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt2が表示される。
前記第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt2において、ユーザが入力したい第1文字(パーツ)の子音文字v1と第2文字(パーツ)の母音文字c21との組合せからなる候補文字(タイ文字)T3が選択されると(ステップS5)、当該選択された候補文字(タイ文字)T3と先頭一致する見出し語の数が所定数(35)を超えてあると判断される(ステップS6(No))。
すると、前記ステップS7,S8の処理に従い、前記選択された候補文字(第1文字(パーツ)と第2文字(パーツ)の組合せ)T3に対応した前記第3文字(第3文字パーツ)組合せ文字一覧データ(12c3)に応じて、図7(C)に示すように、当該候補文字(タイ文字)T3にさらに組合せ可能な第3文字(パーツ)の子音文字vnや母音文字cnを組合せた候補文字(文字列)を一覧にした第3文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt3が表示される。
前記第3文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt3において、ユーザが入力したい第1文字(パーツ)の子音文字v1と第2文字(パーツ)の母音文字c21とを組み合わせた候補文字T3に、さらに第3文字(パーツ)の子音文字v8を組合せた候補文字(文字列)が選択されて識別表示hされると(ステップS9)、当該選択された候補文字(文字列)T3+v8と先頭一致する見出し語の数が所定数(35)以下であると判断される(ステップS6(Yes))。
すると、図7(D)に示すように、前記選択された候補文字(文字列)T3+v8と先頭一致する各見出し語の一覧[A][B]が見出し語一覧画面Gmとしてタッチパネル式表示部17に表示される(ステップS10)。
そして、前記見出し語一覧画面Gmにおいて、ユーザが入力したいタイ文字(文字列)T3+v8の見出し語[A]が選択されて識別表示hされると(ステップS11)、前記(A)辞書検索モードに設定されている場合は、図7(E)に示すように、当該選択された候補文字が確定文字として決定されて入力され、当該タイ文字(文字列)T3+v8の見出し語(日本語よみ[カーッ])に対応した説明情報画面Geが表示される(ステップS12)。
なお、前記第1文字(パーツ)選択画面Gt1〜第3文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt3から順番に選択した子音文字v1と母音文字c21と子音文字v8について、前記従来のタイ語入力キーボードKB(図11参照)によりキー入力する場合は、図7(Aa)(Ba)(Ca)に示すように、当該子音文字v1が表記された文字キーK28、当該母音文字c21が表記された文字キーK1、当該子音文字v8が表記された文字キーKs+K35を順番に探し出して入力しなければならない。
図8は、前記文字入力装置10の文字入力制御処理に従ったユーザ操作に対応する表示動作(その3)を示す図である。
前記ステップS1,S2の処理に従い、図8(A)に示すように表示された第1文字(パーツ)選択画面Gt1において、ユーザが入力したい第1文字(パーツ)の子音文字v1が選択される(ステップS3)。
すると、前記ステップS4,SA(A1〜A8)の処理に従い、前記選択された第1文字(パーツ)の子音文字v1に対応した前記第2文字(第2文字パーツ)組合せ文字一覧データ(12c2)に応じて、図8(B)に示すように、当該第1文字(パーツ)の子音文字v1に組合せ可能な第2文字(パーツ)の母音文字cnを組合せた各候補文字Tn…を一覧にした第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt2が表示される。
前記第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt2において、前記第1文字(パーツ)の子音文字v1の上に第2文字(パーツ)の母音文字c6を組合せた候補文字(タイ文字)T2が選択されると(ステップS5)、当該選択された候補文字(タイ文字)T2と先頭一致する見出し語の数が所定数(35)以下であると判断される(ステップS6(Yes))。
すると、図8(D)に示すように、前記選択された候補文字T2と先頭一致する見出し語[A]が見出し語一覧画面Gmとしてタッチパネル式表示部17に一覧表示される(ステップS10)。
そして、前記見出し語一覧画面Gmにおいて、前記候補文字T2と先頭一致する見出し語[A]が選択されて識別表示hされると(ステップS11)、図8(E)に示すように、当該選択された候補文字が確定文字である見出し語として決定されて入力され、当該見出し語(日本語よみ[コプロ…])に対応した説明情報画面Geが表示される(ステップS12)。
なお、前記第1文字(パーツ)選択画面Gt1と第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt2から順番に選択した子音文字v1と母音文字c6について、前記従来のタイ語入力キーボードKB(図11参照)によりキー入力する場合は、図8(Aa)(Ba)に示すように、当該子音文字v1が表記された文字キーK28、当該母音文字c6が表記されたKs+K11を順番に探し出して入力しなければならない。
また、前記図8(B)で示したように、第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面G2に一覧表示されている選択項目[A]〜[U]の各タイ文字のうち、例えば、子音文字v1の上に母音文字c6を組合せたタイ文字[A]や同子音文字v1の上に母音文字c23を組合せたタイ文字[R]、同子音文字v1の上に母音文字c24を組合せたタイ文字[S]、同子音文字v1の下に母音文字c25を組合せたタイ文字[T]、同子音文字v1の下に母音文字c26を組合せたタイ文字[U]を、前記従来のタイ語入力キーボードKB(図11参照)によりキー入力したい場合には、図8(C)に示すように、各タイ文字[A][R][S][T][U]に対応する子音文字v1の上や下に組合せる各母音文字c6,c23,c24,c25,c26が小さく表記されているそれぞれの文字キーK11,K41,K19,K6を探し出して入力しなければならない。
したがって、前記構成の文字入力装置10によれば、タイ語辞書データベース12bに記憶されているタイ語の各見出し語の先頭の文字を構成する第1文字(第1文字パーツ;子音文字と母音文字)の一覧を第1文字(パーツ)選択画面Gt1として表示させ、当該第1文字(パーツ)選択画面Gt1から、ユーザが入力したいタイ文字の第1文字(パーツ)が選択されると、当該第1文字(パーツ)の後(右)または上または下に組合せて前記見出し語の先頭の文字を構成する第2文字(第2文字パーツ;母音文字と子音文字)を組合せた候補文字の一覧が第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面G2として表示される。そして、前記第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面G2から、ユーザが入力したい候補文字が選択されると、当該選択された候補文字と先頭一致する各見出し語が前記タイ語辞書データベース12bから読み出され、当該各見出し語が所定数(35)以下であれば同各見出し語の一覧が見出し語一覧画面Gmとして表示される。前記見出し語一覧画面Gmにおいてユーザ所望の見出し語が選択されると、(A)辞書検索モードの場合は当該選択された見出し語に対応する説明情報画面Geが表示され、(B)テキスト入力モードの場合は当該選択された見出し語のテキストが入力される。
これにより、タイ語の知識が不足しているユーザであっても、入力したいタイ文字を構成する子音文字や母音文字の文字パーツを、当該タイ文字における文字パーツの前→後の順や中央→上(下)の順で前記第1文字(パーツ)→第2文字(パーツ)として選択して行くことで、子音文字→母音文字の順で入力するタイ文字入力の規則に関わらず、前記入力したいタイ文字を容易に入力することが可能になる。
また、前記構成の文字入力装置10によれば、前記第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面G2から選択された候補文字と先頭一致する各見出し語が所定数(35)以下でない場合には、当該選択された候補文字の次に組合せて前記見出し語を構成する第3文字(第3文字パーツ;母音文字と子音文字)を組合せた候補文字(文字列)の一覧が第3文字(パーツ)組合せ文字選択画面G3として表示される。そして、前記第3文字(パーツ)組合せ文字選択画面G3から、ユーザが入力したい候補文字(文字列)が選択されると、当該選択された候補文字(文字列)と先頭一致する各見出し語が前記タイ語辞書データベース12bから読み出され、当該各見出し語の一覧が見出し語一覧画面Gmとして表示される。
これにより、ユーザが入力したいタイ語の文字(文字列)を、前記タイ語辞書データベース12bの見出し語から絞り込んで容易に入力することができる。
また、前記構成の文字入力装置10によれば、前記第1文字(パーツ)選択画面Gt1で第1文字(第1文字パーツ;子音文字と母音文字)の一覧を表示させるための第1文字(第1文字パーツ)一覧データ(12c1)、前記第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt2で前記第1文字(パーツ)に組合せ可能な第2文字(第2文字パーツ;母音文字と子音文字)を組合せた各候補文字の一覧を表示させるための前記第1文字(パーツ)毎の第2文字(第2文字パーツ)組合せ文字一覧データ(12c2)、前記第3文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt3で前記第2文字(パーツ)の次に組合せ可能な第3文字(第3文字パーツ;母音文字と子音文字)を組合せた各候補文字(文字列)の一覧を表示させるための前記第2文字(パーツ)毎の第3文字(第3文字パーツ)組合せ文字一覧データ(12c3)は、何れもテーブルデータとして予め生成されてメモリ12に記憶される。
これにより、前記第1文字(パーツ)選択画面Gt1、第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt2、第3文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt3を表示させる処理を高速に実行することができ、ユーザが入力したいタイ語の文字(文字列)を容易に且つ速やかに入力できる。
なお、前記実施形態では、前記タイ語辞書データベース12bに記憶されるタイ語辞書の見出し語の集録数は8千語であるため、前記第1〜第3文字(第1〜第3文字パーツ)一覧データ(12c1〜12c3)を用意するだけで、前記第1〜第3文字(パーツ)選択画面Gt1〜Gt3からユーザが順番に選択した文字(文字パーツ)の組合せからなる文字(または文字列)と先頭一致する見出し語の数が最多でも所定数(35)以下に絞り込まれる構成とした。
これに対し、前記タイ語辞書データベース12bに記憶されるタイ語辞書の見出し語の集録数が10万語や20万語と極めて多い場合は、前記第1〜第3文字(第1〜第3文字パーツ)一覧データ(12c1〜12c3)に続く第4〜第n文字(第4〜第n文字パーツ)一覧データ(12c4〜12cn)までも予め生成して前記メモリ12内のテーブルデータとして記憶しなければならない。この場合、前記テーブルデータを記憶するのではなく、必要に応じてその都度(絞り込まれた見出し語の数が所定数(35)を超えている間)、前記タイ語辞書データベース12bに記憶されたタイ語の各見出し語に基づき、当該各見出し語を構成する先頭の文字から順番に前記第1文字(パーツ)〜第n文字(パーツ)を検索して生成し、各対応する第1文字(パーツ)選択画面Gt1〜第n文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gtnを順次表示させる処理を実行すればよい。
また、前記実施形態では、タイ語の文字入力装置10について説明したが、タイ国の周辺国であるカンボジア国のクメール語、ミャンマー国のビルマ語など(タイ語系言語)でも、前記タイ語と同様の特徴があるため、前記同様に各国言語の文字入力装置10を構成することにより、前記同様に複数の文字パーツの組合せからなる所望の文字を容易に入力できるようになる。
さらに、韓国語を表記するためのハングル文字も表音文字であり、子音の字母(子音の文字パーツ)と母音の字母(母音の文字パーツ)とを組合せてハングル文字が構成されるため、前記同様に韓国語の文字入力装置10を構成することにより、以下の第2実施形態で説明するように、ユーザが入力したいハングル文字を容易に入力することが可能になる。
(第2実施形態)
図9は、前記韓国語の文字入力装置10の文字入力制御処理に従ったユーザ操作に対応する表示動作を示す図である。
図9(A)に示すように、前記メモリ12内の第1文字(第1文字パーツ;子音字母)一覧データ(12c1)に基づき表示部17に表示された第1文字(パーツ;子音字母)選択画面Gh1において、ユーザが入力したいハングル文字を構成する子音字母v7が選択されて識別表示hされる。
すると、図9(B)に示すように、前記選択された子音字母v7に組合せ可能な第2文字(パーツ;母音字母)c1〜c10のうち、韓国語辞書(12b)の各見出し語の先頭の文字にある第2文字(パーツ;母音字母)c1,c3,c5〜c10を組合せた候補文字H1,H3,H5〜H10を、図9(C)に示すように、第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gh2として表示させる。
前記第2文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gh2において、ユーザが入力したい第1文字(パーツ;子音字母)v7と第2文字(パーツ;母音字母)c10の組合せからなる候補文字H10が選択されると、当該選択された候補文字H10と先頭一致する前記韓国語辞書(12b)の見出し語の数が所定数以下であるか確認され、当該各見出し語が、図9(D)に示すように、見出し語一覧画面Gmとして表示部17に表示される。
そして、前記見出し語一覧画面Gmにおいて、ユーザが入力したい韓国語の文字列である所望の見出し語(日本語よみ[遅刻])が選択されて識別表示hされると、図9(E)に示すように、当該選択された見出し語に対応する説明情報が前記韓国語辞書(12b)から読み出され、説明情報画面Geとして表示部17に表示される。
これにより、韓国語の知識がないユーザであっても、入力したいハングル文字を構成する子音字母と母音字母の文字パーツを、当該ハングル文字における文字パーツの前→後の順や上→下の順で前記第1文字(パーツ;子音字母)→第2文字(パーツ;母音字母)として選択して行くことで、前記入力したいハングル文字を容易に入力することが可能になる。
なお、前記各実施形態では、前記文字入力装置10を電子辞書装置10Dやタブレット端末10Tにより実施した場合について説明したが、図10を参照して以下に説明するように、前記文字入力装置10をインターネット(通信ネットワーク)N上のサーバ装置10Sとして実施してもよい。
図10は、前記文字入力装置10をサーバ装置10Sとして実施した場合の電子回路の構成を示す機能ブロック図である。
前記サーバ装置10Sによれば、前記インターネットNのユーザの通信端末30から当該サーバ装置10S(例えば、タイ文字入力サイト)にアクセスすることで、前記図6〜図8で示したように、ユーザ操作に応じて、前記サーバ装置10Sから前記通信端末30に順番に取得(受信)された第1文字(パーツ)選択画面Gt1〜第3文字(パーツ)組合せ文字選択画面Gt3を順次表示させる。
そして、前記通信端末30に表示された前記各選択画面Gt1〜Gt3において、ユーザが入力したいタイ文字の第1〜第3文字(パーツ)を順番に選択することで、その都度、当該選択された各文字(パーツ)の組合せからなる候補文字(文字列)と先頭一致する見出し語が前記サーバ装置10Sで検索され、同検索された見出し語の一覧画面Gmが前記通信端末30に取得(受信)されて表示される。
そして、前記通信端末30に表示された見出し語一覧画面Gmから所望の見出し語を選択することで、前記サーバ装置10Sから当該選択された見出し語に対応する説明情報画面Geが取得(受信)されて表示され、あるいは当該選択された見出し語がテキストとして入力される。
これにより、前記タイ語等の入力機能を何ら持たないユーザの通信端末30であっても、当該ユーザが入力したい複数の文字パーツの組合せからなる前記タイ語等の文字を容易に入力することが可能になる。
なお、前記実施形態において記載した文字入力装置10による各処理の手法およびデータベース、すなわち、図4のフローチャートに示す文字入力制御処理、図5のフローチャートに示す前記文字入力制御処理における組合せ文字(フォント)画像表示制御処理等の各手法、および辞書データベース(12b)や各テーブルデータ(12c1〜12c3,12d)等のデータベースは、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリ・カード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体13に格納して配布することができる。そして、情報通信端末(10)やサーバ装置(10S)等の電子機器のコンピュータは、この外部記録媒体13に記憶されたプログラムをメモリ12に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明した文字入力機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(N)上を伝送させることができ、このプログラムデータを、当該通信ネットワーク(N)に接続された情報通信端末(10)やサーバ装置(10S)等の電子機器のコンピュータに通信によって取り込むことで、前述した文字入力機能を実現することもできる。
本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組合されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組合された構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
文字を構成する子音文字パーツの一覧を表示部に表示させ当該子音文字パーツの一覧からユーザ操作に応じて選択された子音文字パーツと当該選択された子音文字パーツと組合せ可能な母音文字パーツとを組合せた組合せ文字の一覧を前記表示部に表示させる組合せ文字表示制御手段と、
前記組合せ文字表示制御手段により表示された前記子音文字パーツと母音文字パーツとの組合せ文字の一覧からユーザ操作に応じて選択された組合せ文字を確定文字として決定する確定文字決定手段と、
を備えたことを特徴とする文字入力装置。
[2]
文字の一部である子音文字パーツおよび母音文字パーツの一覧を前記表示部に表示させる文字パーツ表示制御手段をさらに備え、
前記組合せ文字表示制御手段は、前記ユーザ操作に応じて子音文字パーツが選択された場合、当該選択された子音文字パーツと組合せ可能な母音文字パーツとを組合せた組合せ文字の一覧を前記表示部に表示させ、ユーザ操作に応じて母音文字パーツが選択された場合、当該母音文字パーツと組合せ可能な子音文字パーツとを組合せた組合せ文字の一覧を前記表示部に表示させる、
ことを特徴する[1]に記載の文字入力装置。
[3]
前記文字パーツ表示制御手段は、文字の一部である子音文字パーツ、および母音文字パーツを左に子音文字パーツを右に組合せた文字を構成する当該母音文字パーツを、合わせて表示し、
前記組合せ文字表示制御手段は、子音文字パーツと母音文字パーツとを組合せた組合せ文字を当該組合せ文字のフォント画像として表示させる文字画像表示制御手段を有する、
ことを特徴する[2]に記載の文字入力装置。
[4]
前記子音文字パーツの上または下に前記母音文字パーツを組合せた組合せ文字は、1文字のフォント画像として表示し、
前記子音文字パーツの右または左に前記母音文字パーツを組合せた組合せ文字は、当該子音文字パーツのフォント画像の右または左に、当該母音文字パーツのフォント画像を組合せた2文字サイズのフォント画像として表示する、
ことを特徴する[1]ないし[3]の何れかに記載の文字入力装置。
[5]
前記確定文字決定手段は、
前記組合せ文字表示制御手段により表示された前記子音文字パーツと母音文字パーツとの組合せ文字の一覧からユーザ操作に応じて選択された組合せ文字に対応する見出し語を取得する見出し語取得手段と、
前記見出し語取得手段により取得された見出し語の数が所定数以下でない場合に、前記ユーザ操作に応じて選択された組合せ文字と当該組合せ文字の次に組合せ可能な次文字パーツとを組合せた次組合せ文字の一覧を前記表示部に表示させる次組合せ文字表示制御手段と、
前記次組合せ文字表示制御手段により表示された次組合せ文字の一覧からユーザ操作に応じて選択された次組合せ文字に対応する見出し語を取得する見出し語再取得手段と、
前記見出し語再取得手段により取得された見出し語の数が所定数以下になるまで、前記次組合せ文字表示制御手段による次組合せ文字の一覧の表示を繰り返し行う次組合せ文字繰り返し表示制御手段と、
前記見出し語取得手段または前記見出し語再取得手段により取得された見出し語の数が所定数以下である場合に、当該見出し語の一覧を前記表示部に表示させる見出し語一覧表示制御手段と、
前記見出し語一覧表示制御手段により一覧表示された見出し語の中からユーザ操作に応じて選択された見出し語の文字を確定文字として入力する見出し語文字入力手段とを有する、
ことを特徴とする[1]ないし[4]の何れかに記載の文字入力装置。
[6]
前記組合せ文字表示制御手段により表示される子音文字パーツの一覧のデータと、当該子音文字パーツ毎の当該子音文字パーツと組合せ可能な母音文字パーツを組合せた組合せ文字の一覧のデータと、前記次組合せ文字表示制御手段により表示される前記母音文字パーツを組合せた組合せ文字毎の当該組合せ文字と組合せ可能な次文字パーツを組合せた次組合せ文字の一覧のデータは、テーブルデータとして予め記憶されている、
ことを特徴とする[5]に記載の文字入力装置。
[7]
前記組合せ文字表示制御手段により表示される子音文字パーツの一覧のデータと、当該子音文字パーツ毎の当該子音文字パーツと組合せ可能な母音文字パーツを組合せた組合せ文字の一覧のデータと、前記次組合せ文字表示制御手段により表示される前記母音文字パーツを組合せた組合せ文字毎の当該組合せ文字と組合せ可能な次文字パーツを組合せた次組合せ文字の一覧のデータは、見出し語一覧の見出し語を構成する先頭の文字から順番に、前記子音文字パーツ、当該子音文字パーツと組合せ可能な母音文字パーツ、当該母音文字パーツを組合せた組合せ文字と組合せ可能な次文字パーツを取得して生成する、
ことを特徴とする[5]に記載の文字入力装置。
[8]
通信端末とネットワークを介して接続されるサーバ装置であって、
前記通信端末からのユーザ操作に応じた文字入力のための要求信号に応じて、文字を構成する子音文字パーツの一覧の表示データを前記通信端末に送信する子音文字パーツ送信制御手段と、
前記子音文字パーツ送信制御手段により送信された子音文字パーツの一覧の表示データから前記通信端末のユーザ操作に応じて選択された子音文字パーツのデータを受信し、当該受信した子音文字パーツと同子音文字パーツに組合せ可能な母音文字パーツとを組合せた組合せ文字の一覧の表示データを前記通信端末に送信する組合せ文字送信制御手段と、
を備えたことを特徴とするサーバ装置。
[9]
表示部を備えた電子機器のコンピュータを、
文字を構成する子音文字パーツの一覧を表示部に表示させ当該子音文字パーツの一覧からユーザ操作に応じて選択された子音文字パーツと当該選択された子音文字パーツと組合せ可能な母音文字パーツとを組合せた組合せ文字の一覧を前記表示部に表示させる組合せ文字表示制御手段と、
前記組合せ文字表示制御手段により表示された前記子音文字パーツと母音文字パーツとの組合せ文字の一覧からユーザ操作に応じて選択された組合せ文字を確定文字として決定する確定文字決定手段、
として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なプログラム。
10 …文字入力装置
10D…電子辞書装置
10T…タブレット端末
10S…サーバ装置
11 …CPU
12 …メモリ
12a…文字入力制御処理プログラム
12b…タイ語辞書データベース
12c1〜12c3…第1〜第3文字(第1〜第3文字パーツ)一覧データエリア
12d…タイ文字フォントデータエリア
12e…タイ語入力設定データエリア
13 …外部記録媒体
14 …記録媒体読取部
15 …通信部
16 …キー入力部
17 …タッチパネル式表示部
20 …Webサーバ
30 …通信端末

Claims (7)

  1. 文字を構成する子音文字パーツおよび母音文字パーツの一覧データと、当該子音文字パーツと組合せ可能な母音文字パーツを組合せた組合せ文字の一覧データと、当該母音文字パーツと組合せ可能な子音文字パーツを組合せた組合せ文字の一覧データと、を予め記憶したテーブルデータと、
    前記テーブルデータに記憶されている子音文字パーツおよび母音文字パーツの一覧を表示部に表示させ、当該表示させた子音文字パーツおよび母音文字パーツの一覧からユーザ操作に応じて子音文字パーツが選択された場合、当該選択された子音文字パーツと組合せ可能な母音文字パーツとを組合せた組合せ文字の一覧を前記テーブルデータから読み出して前記表示部に表示させ、ユーザ操作に応じて母音文字パーツが選択された場合、当該母音文字パーツと組合せ可能な子音文字パーツとを組合せた組合せ文字の一覧を前記テーブルデータから読み出して前記表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段により表示された前記子音文字パーツと母音文字パーツとの組合せ文字の一覧からユーザ操作に応じて選択された組合せ文字に対応する見出し語を取得する見出し語取得手段と、
    前記見出し語取得手段により取得された見出し語の文字を確定文字として決定する確定文字決定手段と、
    を備え、
    前記テーブルデータは、更に、前記母音文字パーツを組合せた組合せ文字毎の当該組合せ文字と組合せ可能な次文字パーツを組合せた次組合せ文字の一覧データを記憶し、
    前記表示制御手段は、前記見出し語取得手段により取得された見出し語の数が所定数以下でない場合に、前記次組合せ文字の一覧を前記テーブルデータから読み出して前記表示部に表示させる、
    文字入力装置。
  2. 前記表示制御手段は、文字の一部である子音文字パーツ、および母音文字パーツを左に子音文字パーツを右に組合せた文字を構成する当該母音文字パーツを、合わせて表示し、
    前記表示制御手段は、子音文字パーツと母音文字パーツとを組合せた組合せ文字を当該組合せ文字のフォント画像として表示させる文字画像表示制御手段を有する、
    請求項1に記載の文字入力装置。
  3. 前記文字画像表示制御手段は、
    前記子音文字パーツの上または下に前記母音文字パーツを組合せた組合せ文字は、1文字のフォント画像として表示し、
    前記子音文字パーツの右または左に前記母音文字パーツを組合せた組合せ文字は、当該子音文字パーツのフォント画像の右または左に、当該母音文字パーツのフォント画像を組合せた2文字サイズのフォント画像として表示する、
    請求項2に記載の文字入力装置。
  4. 前記見出し語取得手段は、前記表示制御手段により表示された前記次組合せ文字の一覧からユーザ操作に応じて選択された次組合せ文字に対応する見出し語を再度取得し、
    前記表示制御手段は、前記見出し語取得手段により取得された見出し語の数が所定数以下になるまで、前記次組合せ文字の一覧の表示を繰り返し行い、
    前記確定文字決定手段は、前記見出し語取得手段により取得された見出し語の数が所定数以下である場合に、当該見出し語の一覧を前記表示部に表示させるとともに、一覧表示された見出し語の中からユーザ操作に応じて選択された見出し語の文字を確定文字として入力する、
    請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の文字入力装置。
  5. 表示部を備えた電子機器のコンピュータを、
    文字を構成する子音文字パーツおよび母音文字パーツの一覧データと、当該子音文字パーツと組合せ可能な母音文字パーツを組合せた組合せ文字の一覧データと、当該母音文字パーツと組合せ可能な子音文字パーツを組合せた組合せ文字の一覧データと、を予め記憶したテーブルデータと、
    前記テーブルデータに記憶されている子音文字パーツおよび母音文字パーツの一覧を表示部に表示させ、当該表示させた子音文字パーツおよび母音文字パーツの一覧からユーザ操作に応じて子音文字パーツが選択された場合、当該選択された子音文字パーツと組合せ可能な母音文字パーツとを組合せた組合せ文字の一覧を前記テーブルデータから読み出して前記表示部に表示させ、ユーザ操作に応じて母音文字パーツが選択された場合、当該母音文字パーツと組合せ可能な子音文字パーツとを組合せた組合せ文字の一覧を前記テーブルデータから読み出して前記表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段により表示された前記子音文字パーツと母音文字パーツとの組合せ文字の一覧からユーザ操作に応じて選択された組合せ文字に対応する見出し語を取得する見出し語取得手段と、
    前記見出し語取得手段により取得された見出し語の文字を確定文字として決定する確定文字決定手段と
    して機能させ、
    前記テーブルデータは、更に、前記母音文字パーツを組合せた組合せ文字毎の当該組合せ文字と組合せ可能な次文字パーツを組合せた次組合せ文字の一覧データを記憶し、
    前記表示制御手段は、前記見出し語取得手段により取得された見出し語の数が所定数以下でない場合に、前記次組合せ文字の一覧を前記テーブルデータから読み出して前記表示部に表示させる、
    コンピュータ読み込み可能なプログラム。
  6. 文字を構成する子音文字パーツおよび母音文字パーツの一覧を表示部に表示させ、当該子音文字パーツおよび母音文字パーツの一覧からユーザ操作に応じて子音文字パーツが選択された場合、当該選択された子音文字パーツと組合せ可能な母音文字パーツとを組合せた組合せ文字の一覧を前記表示部に表示させ、ユーザ操作に応じて母音文字パーツが選択された場合、当該母音文字パーツと組合せ可能な子音文字パーツとを組合せた組合せ文字の一覧を前記表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段により表示された前記子音文字パーツと前記母音文字パーツとの組合せ文字の一覧からユーザ操作に応じて選択された組合せ文字を確定文字として決定する確定文字決定手段と、
    を備え、
    前記確定文字決定手段は、
    前記表示制御手段により表示された前記子音文字パーツと母音文字パーツとの組合せ文字の一覧からユーザ操作に応じて選択された組合せ文字に対応する見出し語を取得する見出し語取得手段と、
    前記見出し語取得手段により取得された見出し語の数が所定数以下でない場合に、前記ユーザ操作に応じて選択された組合せ文字と当該組合せ文字の次に組合せ可能な次文字パーツとを組合せた次組合せ文字の一覧を前記表示部に表示させる次組合せ文字表示制御手段と、
    前記次組合せ文字表示制御手段により表示された次組合せ文字の一覧からユーザ操作に応じて選択された次組合せ文字に対応する見出し語を取得する見出し語再取得手段と、
    前記見出し語再取得手段により取得された見出し語の数が所定数以下になるまで、前記次組合せ文字表示制御手段による次組合せ文字の一覧の表示を繰り返し行う次組合せ文字繰り返し表示制御手段と、
    前記見出し語取得手段または前記見出し語再取得手段により取得された見出し語の数が所定数以下である場合に、当該見出し語の一覧を前記表示部に表示させる見出し語一覧表示制御手段と、
    前記見出し語一覧表示制御手段により一覧表示された見出し語の中からユーザ操作に応じて選択された見出し語の文字を確定文字として入力する見出し語文字入力手段と、
    を有し、
    前記表示制御手段により表示される子音文字パーツの一覧のデータと、当該子音文字パーツ毎の当該子音文字パーツと組合せ可能な母音文字パーツを組合せた組合せ文字の一覧のデータと、前記次組合せ文字表示制御手段により表示される前記母音文字パーツを組合せた組合せ文字毎の当該組合せ文字と組合せ可能な次文字パーツを組合せた次組合せ文字の一覧のデータは、テーブルデータとして予め記憶されている、
    ことを特徴とする文字入力装置。
  7. 文字を構成する子音文字パーツおよび母音文字パーツの一覧を表示部に表示させ、当該子音文字パーツおよび母音文字パーツの一覧からユーザ操作に応じて子音文字パーツが選択された場合、当該選択された子音文字パーツと組合せ可能な母音文字パーツとを組合せた組合せ文字の一覧を前記表示部に表示させ、ユーザ操作に応じて母音文字パーツが選択された場合、当該母音文字パーツと組合せ可能な子音文字パーツとを組合せた組合せ文字の一覧を前記表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段により表示された前記子音文字パーツと前記母音文字パーツとの組合せ文字の一覧からユーザ操作に応じて選択された組合せ文字を確定文字として決定する確定文字決定手段と、
    を備え、
    前記確定文字決定手段は、
    前記表示制御手段により表示された前記子音文字パーツと母音文字パーツとの組合せ文字の一覧からユーザ操作に応じて選択された組合せ文字に対応する見出し語を取得する見出し語取得手段と、
    前記見出し語取得手段により取得された見出し語の数が所定数以下でない場合に、前記ユーザ操作に応じて選択された組合せ文字と当該組合せ文字の次に組合せ可能な次文字パーツとを組合せた次組合せ文字の一覧を前記表示部に表示させる次組合せ文字表示制御手段と、
    前記次組合せ文字表示制御手段により表示された次組合せ文字の一覧からユーザ操作に応じて選択された次組合せ文字に対応する見出し語を取得する見出し語再取得手段と、
    前記見出し語再取得手段により取得された見出し語の数が所定数以下になるまで、前記次組合せ文字表示制御手段による次組合せ文字の一覧の表示を繰り返し行う次組合せ文字繰り返し表示制御手段と、
    前記見出し語取得手段または前記見出し語再取得手段により取得された見出し語の数が所定数以下である場合に、当該見出し語の一覧を前記表示部に表示させる見出し語一覧表示制御手段と、
    前記見出し語一覧表示制御手段により一覧表示された見出し語の中からユーザ操作に応じて選択された見出し語の文字を確定文字として入力する見出し語文字入力手段と、
    を有し、
    前記表示制御手段により表示される子音文字パーツの一覧のデータと、当該子音文字パーツ毎の当該子音文字パーツと組合せ可能な母音文字パーツを組合せた組合せ文字の一覧のデータと、前記次組合せ文字表示制御手段により表示される前記母音文字パーツを組合せた組合せ文字毎の当該組合せ文字と組合せ可能な次文字パーツを組合せた次組合せ文字の一覧のデータは、見出し語一覧の見出し語を構成する先頭の文字から順番に、前記子音文字パーツ、当該子音文字パーツと組合せ可能な母音文字パーツ、当該母音文字パーツを組合せた組合せ文字と組合せ可能な次文字パーツを取得して生成する、
    ことを特徴とする文字入力装置。
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