JP6771175B2 - 育苗箱用播種機の繰出しロール構造 - Google Patents

育苗箱用播種機の繰出しロール構造 Download PDF

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Description

本発明は、水稲の種籾を播種する育苗箱用播種機において、育苗箱用播種機のホッパーからの種籾を繰り出して、苗箱の苗床に一定量を落下させる繰出しロールの構造に関する発明である。
従来、水稲育苗箱用播種機の播種装置に関する技術は、特許文献1の如き技術が公知となっているのである。
従来の水稲育苗箱用播種機においては、一本の円筒状の繰出しロールの外周に、連続した、かつ一定間隔をおいて、横一直線の繰出凹部を多数形成した播種装置が公知となっている。
特開2010−119372号公報
上記従来の繰出しロールにおいては、1本の繰出しロールの外周に穿設した繰出凹状溝部は、1本の円筒の材料に溝部を加工することにより構成していたので、加工コストが高くなり、また円筒状の一体構造のため、部品代が非常に高かったのである。
また、従来の繰出しロールは軸心線に並行な溝が多数穿設された形状であったが、農家によっては、育苗箱に条播、即ち、横一直線の凹部と垂直方向に筋条に播く方法とすることもあり、この場合には、繰出しロールの外周の異なるものを組み込んだ専用播種機を購入するしかなかったのである。
これらの従来の一種類の凹状溝の形状であったことによる、不便さを、繰出しロールを複数枚の単位樹脂板を重合して一体化することにより構成して、解消しようとするものである。
また、従来は繰出凹状溝部が繰出しロールの軸心線に並行な溝だけだったので、種子回転ブラシが接触する繰出しロールの外周面の位置と、種子回転ブラシが接触しない横状溝凹部ができて、種子回転ブラシの消耗が一定でないという問題もあったのである。
これも、繰出しロールの軸心線に平行な横状溝形状の繰出し凹部を形成しているだけの為に発生していたものであり、これが原因で高速回転時にブリッジを起こすという課題も発生していたのである
本発明は、これらの課題も解消できたのである。
本発明の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の手段を説明する。
請求項1においては、育苗箱用播種機において、一定量の種子を凹部に嵌入させて繰出し、回転しながら搬送し、育苗箱へ落下させる繰出しロールにおいて、前記繰出しロールを円筒筒のロールの外周に、前記凹部を条溝形状の繰出凹状溝部として構成し、前記繰出しロールを、ドーナツ状の単位樹脂板を複数枚重合した後に一体的に固定して構成し、前記単位樹脂板の1枚毎の外周に、前記繰出凹状溝部の一部としての単位繰出凹状溝部を構成する溝を穿設し、前記単位樹脂板の外周には、前記単位繰出凹状溝部を60箇所設け、また内周には、フレーム構造体に係合させる為の半円状の穴を等配合に円周8カ所に設け、前記単位樹脂板を積み重ねるための位置決め用穴を等配合に円周8カ所に設けた育苗箱用播種機の繰出しロール構造である。
請求項2においては、請求項1記載の育苗箱用播種機の繰出しロール構造において、前記単位樹脂板における、前記繰出ロールの軸心方向の厚さを、種籾の長手方向の長さの1.5〜2倍の厚みとしたものである。
請求項3においては、請求項1記載の育苗箱用播種機の繰出しロール構造において、前記単位樹脂板において、外周から10mm程度まで、前記単位樹脂板の厚さが薄くなる方向の0.5mmの段差を両面に設け、2枚の前記単位樹脂板の間にできる外周間隙を異物掻出しフォークが嵌入する掻出しフォーク凹部として構成したものである。
請求項においては、請求項1記載の育苗箱用播種機の繰出しロール構造において、前記単位樹脂板を育苗箱の幅以上の厚さに重ね、このとき、前記単位繰出凹状溝部の重ね方によって異なる前記繰出凹状溝部の形状の前記繰出しロールを作ることができるものである。
請求項においては、請求項記載の育苗箱用播種機の繰出しロール構造において、前記単位繰出凹状溝部を全て同じ前記位置決め用穴位置で重ね、横一直線の前記繰出凹状溝部としたものである。
請求項においては、請求項記載の育苗箱用播種機の繰出しロール構造において、前記単位樹脂板の単位繰出凹状溝部を1枚ずつ45度回転させて重ねて、千鳥状の凹部としたものである。
請求項においては、請求項1記載の育苗用播種機の繰出しロール構造において、前記単位樹脂板の間に、外周に前記単位繰出凹状溝部が設けられていないドーナツ状の単位樹脂板を介装し、前記単位繰出凹状溝部の設けられた単位樹脂板と前記単位繰出凹状溝部のない単位樹脂板を一体的に固定して前記繰出しロールを構成したものである。
請求項においては、請求項記載の育苗箱用播種機の繰出しロール構造において、左右の円盤部材の中心と主軸1本、外周の副軸4本を溶接した前記フレーム構造体2に、前記繰出しロールを嵌めて、両サイドをロール側面板を当ててネジで固定し、繰出しロールアッセンブリーとしたものである。
請求項においては、請求項1から請求項のいずれかに記載の育苗箱用播種機の繰出しロール構造において、前記単位樹脂板を射出成形にて加工するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
単位樹脂板を射出成形にて加工できるため繰出しロールを安価に作ることができる。例えば、1台の繰出しロールに40枚使用するため金型の償却も早いのである。
また、部分的な繰出しロールの破損は、部品交換で対応可能となるのである。
また、繰出しロールを千鳥配列で重ねることにより、公知技術より均一な散播をする為の理想である、碁盤目形状の凹状溝ができるのである。
また、繰出しロールを重ねる間に、凹凸のない樹脂板を挟めば、条播に対応できる繰出しロールが作れるという効果を奏するものである。
育苗箱用播種プラントの全体斜視図。 育苗箱用播種機の中の播種装置の側面透視図。 繰出しロールの全体正面図。 繰出しロールのフレーム構造体の全体正面図。 繰出しロールのフレーム構造体の側面図。 繰出しロールを構成する単位樹脂板の正面図。 単位樹脂板の側面図。 単位樹脂板を3枚重合させた状態の斜視図。 単位樹脂板をばらばらに配置した状態の斜視図。 複数枚の単位樹脂板を「千鳥配列」とした状態の正面図。 複数枚の単位樹脂板を「二枚重ね千鳥」とした状態の正面図。 複数例の単位樹脂板を「条播用の配列」とした状態の正面図。
以下、本発明を実施するための形態について図面に基づいて説明する。
図1において、水稲用の育苗箱用プラントの全体構造について説明する。水稲用の育苗箱用機プラントは、駆動レールRの上において播種時に育苗箱を移動させる。搬送方向Fから順に、駆動装置Hと、床土供給装置Aと、床土均平装置Eと、灌水装置Dと、育苗箱用播種機Bと、覆土装置Cとが配置されている。該駆動レールRの上を、育苗箱が駆動ロール5により駆動されて移送される間に、育苗箱内に床土供給装置Aにより床土が投入されて、床土と種子の上を床土均平装置Eにより均平され、灌水装置Dにより灌水が行われ、次に、育苗箱用播種機Bにより種子である種籾が播種され、更に、覆土装置Cにより覆土が行われて、播種作業が終了するように構成されている。
この育苗箱用プラントの中で、前記育苗箱用播種機Bにおける、繰出しロールKの円筒部と、繰出凹状溝部をどのように構成するかに関するものである。図2において、育苗箱用播種機Bにおける繰出しロールKの配置について説明する。育苗箱用播種機Bは、上部に種子ホッパー18を配置し、該種子ホッパー18の内部に、播種する水稲の種籾を投入する。
前記種子ホッパー18の下部には、シャッター40が配置されており、該シャッター40を開閉操作するシャッター操作部39が設けられている。該シャッター40から落下した種子は、繰出しロールKと種子回転ブラシ33の間の空間に位置し、該繰出しロールKの周囲の繰出凹状溝部内にその種籾の一部が落下する。
前記繰出しロールKは、育苗箱用播種機Bの左右のフレーム側板4L・4Rの間に架設されており、モータにより回転される。前記種子ホッパー18から落下しても、繰出しロールKの繰出凹状溝部内に嵌入しないで、溢れた種子は、繰出しロールKの回転と共に、該繰出しロールKの回転方向Vとは逆の方向に回転している種子回転ブラシ33により掻き取られて、前記シャッター40の下部の位置に戻る。
前記種子ホッパー18は、前記播種装置Bを構成する左右のフレーム側板14L・14Rの間に支持されており、該フレーム側板14L・14Rの内側に、駆動モーターが固設されて、該駆動モーターから繰出しロールKが駆動されている。繰出しロールKの繰出凹状溝部内に挟まれた状態で落下しなかった種籾を、掻きだして落下させるための異物掻出しフォーク12がフレーム側板14L・14Rの間に架設されている。
前記異物掻出しフォーク12は、図2の側面図に示すように、涙滴状の形状の板を、繰出しロールKの外周部分に設けた掻出しフォーク凹部9の数だけ、2本の支持軸に架設連設して、フレーム側板4L・4Rの幅に至るように構成されている。該2枚の単位樹脂板1の間の外周の間隙が掻出しフォーク凹部9となり、異物掻出しフォーク12が嵌入するように配置されているのである。図2に示す繰出しロールKの実施例の図面においては、該掻出しフォーク凹部9は、7.15mmの間隔で、40本が穿設されており、異物掻出しフォーク12も、7.15mmの間隔で、40本がセットに同一間隔で固設された構成とされている
3から図12において、育苗箱用播種機Bは、一定量の種子を凹部に嵌入させて繰出し、回転しながら搬送し、育苗容器の育苗位置に落下させる繰出しロールKにおいて、該繰出しロールKを円筒筒のロールの外周に、種子の一定量を嵌入させる凹部を、条溝形状の繰出凹状溝部として構成している。該円筒筒の繰出しロールKは、ドーナツ状の単位樹脂板1を、複数枚重合した後に一体的に固定して構成し、該ドーナツ状の単位樹脂板1の1枚毎の外周に、前記繰出凹状溝部の一部としての単位繰出凹状溝部1aを構成する溝を穿設させているのである。
そして、図7において図示する如く、前記繰出しロールKを構成するドーナツ状の単位樹脂板1における、繰出ロールの軸心方向の厚さを、種籾の長手方向の長さの1.5〜2倍の厚みである7.5mm程度としているのである。このような厚さに構成することにより、繰出凹状溝部に種籾が嵌入しやすく、また下方において落下しやすい形状にすることができるのである。
また、図7において図示する如く、前記繰出しロールKを構成するドーナツ状の単位樹脂板1において、外周から10mm程度まで、単位樹脂板1の厚さが薄くなる方向の0.5mmの段差1dを両面に設けているのである。該薄くなった段差1d部分は、2枚を重合した場合に間に、間隙ができるので、この間隙を異物掻出しフォーク12の掻出しフォーク凹部9とすることができるのである。このように、該幅薄とした段差1d部分の間にできる間隙を、繰出しロール軸2bに垂直で、異物掻出しフォーク12が嵌入する掻出しフォーク凹部9とすることができるのである。該異物掻出しフォーク12の単位繰出凹状溝部1a内に詰まった種籾の取り出し作業に効果的な、掻出しフォーク凹部9を構成することができるのである。
また、図6において図示する如く、前記繰出しロールKを構成するドーナツ状の単位樹脂板1において、外周に種籾の嵌入する単位繰出凹状溝部1aを60個設けて、各々の単位繰出凹状溝部1aの間隔角度は6度の間隔としている。また内周には、フレーム構造体2に係合させる為の半円状の穴1bを45度毎の間隔で8カ所に設け、上記の樹脂板を積み重ねるための、位置決め用穴1cとノッチ6を円周8カ所に等配合に設けたものである。該位置決め用穴1cに嵌合する為のノッチ6は、ドーナツ状の単位樹脂板1の位置決め用穴1cと対向する位置に、円周上に8箇所だけ設けている。
前記ノッチ6と位置決め用穴1cとを、45度回転して、入れ換えて挿入することにより、各々連続する2枚のドーナツ状の単位樹脂板1の間の位置決めをすることができるのである。該ノッチ6と位置決め用穴1cとの挿入による位置決めを、全部の40枚において、繰り返して挿入して、位置決めをした状態が図3に図示されている状態である。また、前記ドーナツ状の単位樹脂板1を射出成形にて加工できるように構成して、樹脂の射出成形機を使えば、同一形状のドーナツ状の単位樹脂板1を、低コストで製造することができるように構成しているのである。
また、図10と図11と図12に示す如くに、前記ドーナツ状の単位樹脂板1を育苗箱の幅以上の厚さに重ね、このとき、単位繰出凹状溝部1aの重ね方によって異なる単位繰出凹状溝部1aの形状の繰出しロールを作ることができるように構成しているのである。即ち、繰出しロールKの左右の幅は、育苗箱の上面を超える幅が必要であるので、本個においては、40枚のドーナツ状の単位樹脂板1を重合させて、育苗箱の幅を超えた幅としているのである。
即ち、図3において図示する如く、前記単位繰出凹状溝部1aを全て同じ穴位置で重ねれば、横一直線の繰出凹部を有するように構成することも可能である。この場合の繰出凹状溝部は一般的な繰出しロールKと同じであり、一般的な育苗箱用播種機の分割式繰出しロールを製造することができるのである。
また、図10に図示した如く、図3に示すドーナツ状の単位樹脂板1の組み合わせ状態から、前記単位樹脂板1の単位繰出凹状溝部1aを1枚ずつ45度回転させて重ねれば、千鳥状の凹部を有する繰出しロールとすることができるのである。
また、図3に図示する如く、左右の円盤部材の中心と主軸1本、外周の副軸4本を溶接したフレーム構造体2に、ドーナツ状(円環状)の単位樹脂板1を重ねた繰出しロールを嵌めて、両サイドをロール側面板3を当てて、その上からネジ4により固定し、繰出しロールアッセンブリーとしているのである。該フレーム構造体2が繰出しロールKの骨組みを構成し、繰出しロール軸2bと側板2cが、骨格となっているのである。また、係止軸2aは、外周のフレームであると同時に、ドーナツ状の単位樹脂板1を纏める為の係止軸の役目もしているのである。
前記繰出しロールKは、図4と図5において図示したフレーム構造体2の上に、ドーナツ状の単位樹脂板1を複数重合させて固定することにより、図3のように、1本の繰出しロールKができ上がるのである。該40枚の重合したドーナツ状の単位樹脂板1の組立固定においては、該40枚の外側に配置した円板状のロール側面板3の側面から、固定用のネジ4を螺装することにより固定しているのである。
前記フレーム構造体2は図4と図5において図示した如く、中央に1本の繰出しロール軸2bが貫通しており、該繰出しロール軸2bから放射状に伸びた側板2cを具備し、該側板2cの90度に分割された位置に、係止軸2aが4本架設されている。該係止軸2aは、軸の半円の外周部に、ドーナツ状の単位樹脂板1の内周に穿設されている係合させる為の半円状の穴1bが係合するように構成されている。
前記フレーム構造体2における係合させる為の半円状の穴1bは、45度の間隔で8穴が設けられており、フレーム構造体2の係止軸2aは、90度間隔に4本が架設されているので、この係止軸2aと係合させる為の半円状の穴1bの対向する位置をずらすことが可能となっているのである。
このように、単位繰出凹状溝部1aが60箇所に設けられているので、各々の間隔は6度である。これに対して、係止軸2aの位置は、箇所で90度の間隔である。故に、係止軸2aと係合させる為の半円状の穴1bは、一致する位置と、不一致の位置が、位置決め用穴1cとノッチ6の位置に対して交互に配置されることとなる。即ち、位置決め用穴1cとノッチ6の位置を、45度変更することにより、このフレーム構造体2に対するドーナツ状の単位樹脂板1の係合位置が相違することにより、単位繰出凹状溝部1aがずれた状態の、繰出しロールKを構成することができるのである。
図3において図示した繰出しロールKは、全部で40枚のドーナツ状の単位樹脂板1を、全て同じ単位繰出凹状溝部1aの位置となる状態で、フレーム構造体2に係合させて組立てたものである。これは、繰出しロール軸2bと並行して直線状の単位繰出凹状溝部1aが構成されている繰出しロールKである。
図10においては、ドーナツ状の単位樹脂板1を1枚ずつ交互に45度ずらして固定配置した繰出しロールKであり、「千鳥配置」となっている。この場合には、単位繰出凹状溝部1aが交互に千鳥状に構成されているのである。図11においては、ドーナツ状の単位樹脂板1を2枚ずつを交互に、45度ずらして配置しており、2枚分の単位繰出凹状溝部1、千鳥状に構成された場合である。
図12においては、播種の形態の中の一つである「条播」が可能な単位繰出凹状溝部1aの配置とする為に、繰出しロール軸2bと直交する方向に単位繰出凹状溝部1aができるように構成している。この場合には、1枚ずつのドーナツ状の単位樹脂板1の間に、単位繰出凹状溝部1aの設けられていない円形のドーナツ状の単位樹脂板7を挟んで繰出しロールKを構成しているのである。
A 床土供給装置
B 育苗箱用播種機
C 覆土装置
D 灌水装置
E 床土均平装置
F 搬送方向
K 繰出しロール
R 駆動レー
位樹脂板
1a 単位繰出凹状溝部
1b 円状の穴
1c 置決め用穴
1d 段差
2 フレーム構造体
2a 係止軸
2b 繰出しロール軸
2c 側板
3 ロール側面板

6 ノッチ
7 単位繰出凹状溝部のない単位樹脂板
9 掻出しフォーク凹部
12 異物掻出しフォーク
18 種子ホッパー
33 種子回転ブラシ
35 種子案内ガイド
39 シャッター操作部
40 シャッター

Claims (9)

  1. 育苗箱用播種機において、一定量の種子を凹部に嵌入させて繰出し、回転しながら搬送し、育苗箱へ落下させる繰出しロールにおいて、
    前記繰出しロールを円筒筒のロールの外周に、前記凹部を条溝形状の繰出凹状溝部として構成し、
    記繰出しロールを、ドーナツ状の単位樹脂板を複数枚重合した後に一体的に固定して構成し、
    記単位樹脂板の1枚毎の外周に、前記繰出凹状溝部の一部としての単位繰出凹状溝部を構成する溝を穿設し
    前記単位樹脂板の外周には、前記単位繰出凹状溝部を60箇所設け、また内周には、フレーム構造体に係合させる為の半円状の穴を等配合に円周8カ所に設け、前記単位樹脂板を積み重ねるための位置決め用穴を等配合に円周8カ所に設けた
    ことを特徴とする育苗箱用播種機の繰出しロール構造。
  2. 請求項1記載の育苗箱用播種機の繰出しロール構造において、
    記単位樹脂板における、前記繰出ロールの軸心方向の厚さを、種籾の長手方向の長さの1.5〜2倍の厚みとした
    ことを特徴とする育苗箱用播種機の繰出しロール構造。
  3. 請求項1記載の育苗箱用播種機の繰出しロール構造において、
    記単位樹脂板において、外周から10mm程度まで、前記単位樹脂板の厚さが薄くなる方向の0.5mmの段差を両面に設け、2枚の前記単位樹脂板の間にできる外周間隙を異物掻出しフォークが嵌入する掻出しフォーク凹部として構成した
    ことを特徴とする育苗箱用播種機の繰出しロール構造。
  4. 請求項1記載の育苗箱用播種機の繰出しロール構造において、
    記単位樹脂板を育苗箱の幅以上の厚さに重ね、このとき、前記単位繰出凹状溝部の重ね方によって異なる前記繰出凹状溝部の形状の前記繰出しロールを作
    ことを特徴とする育苗箱用播種機の繰出しロール構造。
  5. 請求項記載の育苗箱用播種機の繰出しロール構造において、
    前記単位繰出凹状溝部を全て同じ前記位置決め用穴位置で重ね、横一直線の前記繰出凹状溝部とした
    ことを特徴とする育苗箱用播種機の繰出しロール構造。
  6. 請求項記載の育苗箱用播種機の繰出しロール構造において、
    前記単位樹脂板の単位繰出凹状溝部を1枚ずつ45度回転させて重ねて、千鳥状の前記繰出凹状溝部とした
    ことを特徴とする育苗箱用播種機の繰出しロール構造。
  7. 請求項1記載の育苗用播種機の繰出しロール構造において、
    記単位樹脂板の間に、外周に前記単位繰出凹状溝部が設けられていないドーナツ状の単位樹脂板を介装し、
    前記単位繰出凹状溝部の設けられた単位樹脂板と、前記単位繰出凹状溝部のい単位樹脂板を一体的に固定して前記繰出しロールを構成した
    ことを特徴とする育苗用播種機の繰出しロール構造。
  8. 請求項記載の育苗箱用播種機の繰出しロール構造において、
    左右の円盤部材の中心と主軸1本、外周の副軸4本を溶接した前記フレーム構造体に、前記繰出しロールを嵌めて、
    両サイドをロール側面板を当ててネジで固定し、繰出しロールアッセンブリーとした
    ことを特徴とする育苗箱用播種機の繰出しロール構造。
  9. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の育苗箱用播種機の繰出しロール構造において、
    記単位樹脂板を射出成形にて加工する
    ことを特徴とする育苗箱用播種機の繰出しロール構造。
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