JP6322328B1 - 育苗容器用播種装置の繰出ロール - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の横軸繰出ロールの繰出凹部は、横軸繰出ロールの母線方向と平行に横条溝形状の繰出凹部を一直線状に形成していたため、種子供給量(落下量・播種量)を少なくした薄播きでは、育苗容器の移送方向に播種した種子の列の間隔が広くなって、育苗容器全体に均等に播種されないという課題がある。【解決手段】横軸繰出ロール15の母線方向と平行の直線状の横条溝形状であって横軸繰出ロール15の外周面に形成した繰出凹部16に所定量の種子を嵌合させ、この状態で横軸繰出ロール15を回転させて横軸繰出ロール15の下方を移送中の育苗容器Aに、繰出凹部16に嵌合した所定量の種子群Gと、該種子群Gと同じ大きさの空間部Kとが育苗容器Aの幅方向および移送方向に交互に千鳥状に位置するように播種する育苗容器の播種方法。【選択図】 図1

Description

本発明は、移送中の育苗容器に種子(種籾)を播種する播種方法、この播種方法に使用する育苗容器用播種装置の繰出ロール、育苗容器用播種装置の繰出ロールの組立方法、および、この繰出ロールを用いた育苗容器用播種装置に係るものである。
従来、供給ホッパーの下方に外周面に横条溝形状の繰出凹部を形成した横軸繰出ロールを設けた構成は、公知である(特許文献1参照)。
また、従来、横軸繰出ロールを、所定厚さのリング形状のリング板を重層させて形成し、繰出凹部を千鳥状に配置した構成は、公知である(特許文献2参照)。
特開2012−85558号公報 特開2007−129962号公報
前記公知例のうちの前者の横軸繰出ロールの繰出凹部は、横軸繰出ロールの母線方向と平行に横条溝形状の繰出凹部を一直線状に形成していたため、種子供給量(落下量・播種量)を少なくした薄播きでは、図4のように、育苗容器の移送方向に播種した種子の列の間隔が広くなって、育苗容器全体に均等に播種されないという課題がある。
すなわち、播種作業は田植機により圃場に移植する植付苗を得るために行われ、育苗容器に種子を播種して育苗する播種方法周知である。そして、一つの育苗容器に多くの種子を播く所謂厚播き播種して得られる植付苗は密集して育苗されるため、病気発生という課題があり、一つの育苗容器に少ない種子を播く所謂薄播き播種による植付苗は健康に育苗できるが、生産コストが係るという課題があり、従来の播種装置は、種々の間隔で繰出凹部を設けた横軸繰出ロールを搭載し、厚播きあるいは薄播きの専用機化している。
前記公知例のうちの後者の繰出ロールは、単に、単板を軸に挿通して重ねる構成のため、軸に挿通する作業が面倒であり、また、各単板の位置合わせおよび位置決めができず、繰出ロールの製造精度が低いという課題がある。また、繰出ロールの繰出凹部が千鳥状に配置されているが、単粒の種子が入る繰出凹部であり、厚播きに対応することはできず、厚播き対応を前提とした薄播きはできない。
本発明は、同じ横軸繰出ロールを使用しながら、厚播きから薄播きまでの播種作業の実現を可能にし、しかも、薄播きであっても均等な播種できるようにしたものである。
請求項1の発明は、供給ホッパーの下方に設置して移送台1により移送中の育苗容器Aに種子を供給する横軸繰出ロール15であって、横軸繰出ロール15の外周面には、所定量の種子群Gが嵌合する横条溝形状の繰出凹部16を、横軸繰出ロール15の回転方向に所定間隔をおいて複数並設すると共に、前記繰出凹部16と略同じ大きさのロール外面部24とを横軸繰出ロール15の軸心方向に交互に配置し、もって、育苗容器Aに、繰出凹部16により播種される所定量の種子群Gとロール外面部24により播種されない空間部Kとが育苗容器Aの幅方向および移送方向に交互に千鳥状に位置するように構成し、前記横軸繰出ロール15は、所定厚さのリング形状のリング板30を合成樹脂の射出成形により形成し、このリング板30を横軸繰出ロール15の軸心方向に複数重ねて形成する構成とし、各リング板30の外面側には、このリング板30を重ねたときに前記横軸繰出ロール15の繰出凹部16となる凹部31と前記ロール外面部24とを、横軸繰出ロール15の回転方向に交互に設け、前記凹部31は略一粒の種子が嵌合する大きさとすると共に、一枚のリング板30に横軸繰出ロール15の軸心方向に2個並設し、この2個の凹部31の境目に繰出凹部16内に詰まった種子を落とす掻出用ナイフ18が嵌合するスリット17を設け、前記リング板30の側面の一方側には嵌合段部33を設け、該嵌合段部33の他方側には嵌合段部33に嵌合するフランジ部34を設け、各リング板30の内面側の所定位置には、重ねたリング板30に貫通するように挿入する取付軸36の取付孔37を設けたボス部40を設け、ボス部40の一方側には突出部41を、他方側には突出部41が嵌合する嵌合孔42を設け、前記嵌合段部33と前記フランジ部34および前記突出部41と前記嵌合孔42は、各リング板30を重ねたとき互いに嵌め合ったままとする構成とし、前記横軸繰出ロール15の幅に複数重ねたリング板30の左右両側面には側板44のみを当接させ、該側板44に固定用ボルト46を螺合させて各リング板30を固定した育苗容器用播種装置の繰出ロールとしたものである。
請求項1の発明では、繰出凹部16から繰り出される種子群Gとロール外面部24により形成される空間部Kとが育苗容器Aの幅方向および移送方向に千鳥状に位置して播種されて、その結果、育苗容器Aの全体に均等に播種され、健全な育苗苗を得ることができ、また、一枚のリング板30に横軸繰出ロール15の軸心方向に2個並設し、この2個の凹部31の境目に繰出凹部16内に詰まった種子を落とす掻出用ナイフ18が嵌合するスリット17を設けているので、リング板30を複数重ねるだけで横軸繰出ロール15を組み立てることができ、組立を容易にでき、また、リング板30の側面の一方側には嵌合用突部Tを構成する嵌合段部33を設け、該嵌合段部33の他方側には嵌合段部33に嵌合する前記嵌合用凹部Pを構成するフランジ部34を設けているので、重ね作業を容易にする、リング板30を簡単に製造でき、また、各リング板30に設けたボス部40の一方側には突出部41を、他方側には突出部41が嵌合する嵌合孔42を設けているので、嵌合段部33とフランジ部34と相俟って強固に各リング板30を連結することができ、リング板30の重ね組立作業を容易にでき、また、複数重ねたリング板30の左右両側面に当接させた側板44とリング板30を貫通する取付軸36に固定用ボルト46を螺合させてリング板30を固定するので、横軸繰出ロール15の構成部品点数を少なくでき、リング板30の重ね組立作業を容易にできる。
播種装置の縦断側面図および条播ガイドの一部断面図。 繰出ロールの一部斜視図。 育苗容器に播種した模式図。 従来の育苗容器に播種した模式図。 他の実施形態の繰出ロールの一部破断した正面図。 同斜視図。 同一部拡大斜視図。 同一部縦断側面図。 リング板の縦断正面図。 播種ブロックの一部省略した縦断正面図。 リング板に取付軸を挿通させた状態の斜視図。 播種ブロックに側板を取付状態を示す斜視図。 繰出ロールの組立順序の一例を示す斜視図。
本発明の一実施例を図面により説明すると、1は育苗容器Aを移送する移送台であり、移送台1の上方に移送中の育苗容器Aに種子(種籾)を供給する播種装置Hを設ける。
移送台1は、図示は省略するが、育苗容器Aのロールやベルト等の移送手段を有していればよく、支脚を有して床上に載置される。
播種装置Hは、フレーム10を前記移送台1の上方に設ける。フレーム10には種子供給ホッパー11を着脱自在に取付ける。
種子供給ホッパー11の下部は漏斗状に前側誘導板12と後側誘導板13を設ける。種子供給ホッパー11の後側誘導板13の下方には、種子を繰出す軸心が左右方向の大径の横軸繰出ロール15を設ける。横軸繰出ロール15の外周面には種子が嵌合する繰出凹部16を設ける。14は後側誘導板13の先端と横軸繰出ロール15の外周面との間に形成される種子嵌合部であり、種子嵌合部14にて種子が繰出凹部16に嵌合する。
繰出凹部16は横軸繰出ロール15の外周面の母線方向(左右方向)に平行な横条溝形状に形成する。横軸繰出ロール15の外周面には母線方向(左右方向)に一粒の種子の横向きの幅より短かい間隔をおいてスリット17を全周に設ける。スリット17の深さは繰出凹部16と略同じか若干深く形成し、各スリット17には掻出用ナイフ18を嵌合させる。
横軸繰出ロール15の真上よりもやや回転後側(下降側)には種子戻し回転ブラシ19を設け、種子戻し回転ブラシ19の回転方向下手側の横軸繰出ロール15の側面には繰出凹部16に嵌合した種子を下方にまで誘導する種子誘導体20を設ける。
横軸繰出ロール15は直径150ミリメートル以上の大径に形成し、種子供給ホッパー11の前側誘導板12の先端は横軸繰出ロール15の真上より回転上昇側の側方に位置させ、繰出凹部16への種子の嵌合を良好にさせている。
しかして、横軸繰出ロール15による播種は、繰出凹部16に所定量の種子を嵌合させ、この繰出凹部16に嵌合した所定量の種子群Gと、この種子群Gと略同じ大きさの空間部Kとが育苗容器Aの幅方向および移送方向に交互に千鳥状に位置するように播種する(図3)。
播種装置Hによる播種は、一枚の育苗容器Aに1合(180cc)程度の種子を播種する所謂薄播きと同じ一枚の育苗容器Aに4合(720cc)程度播種する所謂厚播きとに対応させようとしており、薄播きでは健康な成苗を得ることを目的とし、厚播きでは多量の苗を得ることにより育苗コストを低減させることを目的としている。
そして、横軸繰出ロール15の回転数を移送台1による育苗容器Aの移送速度に対して早くすると、種子の供給量(播種量)が多くなって厚播きとなり、横軸繰出ロール15の回転数を移送台1による育苗容器Aの移送速度に対して遅くすると、種子の供給量(播種量)が少なくなって薄播きになる。
しかし、従来の播種方法では、この薄播き播種する場合、単に、横軸繰出ロール15の回転速度を遅くするしか方法はなく、従来の播種方法では、図4のように、一列の横条溝から一列の種子群Gが播種され、各一列の種子群Gの育苗容器Aの長さ方向における播種列間隔が広くなってしまい、その結果、育苗容器Aの長さ方向の種子群Gの播種密度に比し一列の種子群Gの播種密度が高くなり、育苗容器A全体で均等に播種されず、健全な育苗は期待できない。
本発明では、種子は、図3の模式図のように、繰出凹部16から繰り出される種子群Gとこの種子群Gのない空間部Kとが育苗容器Aの幅方向および移送方向に交互に位置して播種されるので、種子群Gは育苗容器A上に千鳥状に配置され、種子量の少ない薄播きであっても、種子を全体的に均等に播種でき、良好な育苗苗(植付苗)を得ることができる。
なお、図3の模式図では、理解を容易にするため、種子群Gを直線状に図示しているが、繰出凹部16への嵌り具合や種子の大きさ等の種々の要因により、図5のように、実際の播種状態では育苗容器Aの移送方向に前後にずれることになり、この点でも、育苗容器A全体に均等に播種されることになる。
しかして、上記のように、種子群Gと空間部Kを交互に育苗容器Aの幅方向および移送方向に千鳥状に分散させて播種する方法は任意であるが、横条溝形状の繰出凹部16を、横軸繰出ロール15の回転方向の全周に渡って設けると共に、種子群Gが嵌合する繰出凹部16とこの繰出凹部16同じ長さの空間部Kを作るための繰出凹部16を有しない繰出凹部16と同じ面積のロール外面部24とを横軸繰出ロール15の母線方向に交互に設けて構成する(図2)。
なお、図2は繰出凹部16と空間部Kとの配置の理解を容易にするために、掻出用ナイフ18が嵌合するスリット17の図示を省略しているが、各繰出凹部16にスリット17を設けてもよい。
図6は、横軸繰出ロール15の他の実施形態であり、横軸繰出ロール15を、横軸繰出ロール15の軸心方向に複数の播種ブロック25に分割形成し、各播種ブロック25の外周に母線方向と平行な直線状の繰出凹部16をそれぞれ形成し、かつ、各播種ブロック25の繰出凹部16が母線方向において互いに同一直線(母線)上に位置しないように、各播種ブロック25を横軸繰出ロール15の回転方向にずらして位相を変えて配置構成している。
すなわち、横軸繰出ロール15を軸心方向において所定長さ(左右方向の所定幅)ごとに複数の播種ブロック25とし、各播種ブロック25の繰出凹部16は播種ブロック25の母線方向に播種ブロック25と同幅の横条溝に形成し、この各播種ブロック25の繰出凹部16が互いに同一直線上(同一母線上)に位置しないように円周方向にずらして配置する(図6、7)。
26は隣接する播種ブロック25のロール外面部24の側面である。
そのため、播種ブロック25の繰出凹部16の横には隣接する播種ブロック25のロール外面部24が位置し、このロール外面部24の横には隣接する播種ブロック25の繰出凹部16が交互に位置するので、育苗容器Aの種子群Gと空間部Kが育苗容器Aの移送方向(長さ方向)および幅方向に千鳥状に配置される。
したがって、横軸繰出ロール15の繰出凹部16に嵌合した種子は図3の模式図のように、播種ブロック25ごとに種子群Gとなって繰り出されて千鳥状に分散し、非常に種子量の少ない薄播きであっても、育苗容器Aの移送方向のみならず幅方向にも播種間隔を均等にすることができ、均等播種精度を向上させることができる。
このように横軸繰出ロール15を構成しているので、横軸繰出ロール15を早く回転させると厚播き播種作業を行うことができ、横軸繰出ロール15を遅く回転させると、回転方向にも均等に撒播することができる。
しかして、横軸繰出ロール15の製造方法(組立方法)は任意であるが、本例では、所定厚さのリング形状のリング板30を合成樹脂の射出成形等により形成し、このリング板30を軸方向に複数重ねて横軸繰出ロール15に形成する。
各リング板30の外面側には、リング板30を重ねたときに横軸繰出ロール15の繰出凹部16となる凹部31を一対設け、一対の凹部31間にスリット17を形成する。
リング板30には、重ねたとき互いに嵌め合ったままにするための嵌合用突部Tと嵌合用突部Tが嵌合する嵌合用凹部Pを設ける。本実施形態では、リング板30の側面の一方側には前記嵌合用突部Tを構成する嵌合段部33を設け、嵌合段部33の他方側には嵌合段部33に嵌合するフランジ部34を設け、フランジ部34が前記嵌合用凹部Pを構成する。フランジ部34とロール外面部24の側面26との間にはスリット17を形成するためのスリット用段部35を設ける。
そのため、各リング板30は、重ねると、リング板30の嵌合段部33とフランジ部34とが嵌合して嵌り合うので、リング板30の重ね作業を容易にする。
また、リング板30を重ねると、フランジ部34が嵌合段部33が形成する奥側面に当接して嵌合するので、嵌め合い方向の位置決めとなって、フランジ部34とロール外面部24の側面26との間にあるスリット用段部35により形成されるスリット17の寸法精度を確保できる。
各リング板30には内面側の所定位置には、後述する取付軸36を挿入する取付孔37を設けたボス部40を設け、ボス部40の一方側には前記嵌合用突部Tの一部を構成する突出部41を、他方側に前記嵌合用凹部Pの一部を構成する嵌合孔42を設ける。
そのため、各リング板30を重ねるときに、ボス部40の突出部41と嵌合孔42を合わせるので、突出部41と嵌合孔42とが重ねる際の位置決めとなり、リング板30の重ね作業を容易にする。
なお、突出部41と前記フランジ部34とは、それぞれ反対方向に突出させ、突出部41および嵌合孔42とフランジ部34と嵌合段部33とが互いに嵌め合う方向で嵌合する構成とし、各リング板30の嵌め合いを強固にしている。
また、各リング板30を重ねると、ボス部40の突出部41と嵌合孔42とが嵌合して嵌り合うので、リング板30の重ね作業を容易にする。
そして、リング板30の重ね方法は任意であるが、例えば、所定場所に載置したリング板30Aに上方から次のリング板30Bを、リング板30Aの突出部41(フランジ部34)にリング板30Bの嵌合孔42(嵌合段部33)が嵌合するように重ね(図13イ)、次に、リング板30Bの上方にリング板30Cを重ね(図13ロ)、これを順次反復して、4枚のリング板30を重ねて播種ブロック25Aとなる(図13ハ)。
これにより、播種ブロック25Aでは、各リング板30の凹部31が直線状に並んで、各凹部31により一条の繰出凹部16となる。
次に、この播種ブロック25Aの最上段のリング板30Aの凹部31(繰出凹部16)の上方に、次の播種ブロック25Bとなる一枚目のリング板30Bのロール外面部24の側面26が位置して、播種ブロック25Aの繰出凹部16と次の播種ブロック25Bのリング板30Bの凹部31との位相を相違させて重ね(図13ハ)、これを反復して、4枚のリング板30を重ねて播種ブロック25Bとなる(図13ニ)。
次に、この播種ブロック25Bの最上段のリング板30Aの上方に、次の播種ブロック25Cとなる一枚目のリング板30Bを、播種ブロック25Bの凹部31(繰出凹部16)と播種ブロック25Cの凹部31(繰出凹部16)との位相を相違させて重ね(図13ニ)、これを反復して、順次、播種ブロック25を構成する4枚のリング板30を位相を相違させて重ねるように反復すると、所定数の播種ブロック25A〜播種ブロック25Eにより所定幅の横軸繰出ロール15となる。
本実施形態では、播種ブロック25A〜播種ブロック25Eの5段の播種ブロック25を重ねて一本の横軸繰出ロール15とし、5段の播種ブロック25の上下(左右)両面に側板44を嵌合させ、次に、各リング板30のボス部40の取付孔37と側板44の挿入孔45とに前記取付軸36を挿入貫通させ、取付軸36の突出部に固定用ボルト46を螺合させて側板44により各播種ブロック25のリング板30を固定する(図13ホ)。
したがって、各播種ブロック25のリング板30のロール外面部24の側面26に次の播種ブロック25のリング板30の繰出凹部16が対峙することになる(図7、図8)。
すなわち、リング板30の取付孔37を横軸繰出ロール15の回転方向に6個等間隔で形成しており、繰出凹部16は横軸繰出ロール15の全周を45等分して配置しているので、既にリング板30を重ねた播種ブロック25Aのリング板30Aの次の播種ブロック25Bの次のリング板30Bの取付孔37は60度の位相を相違させて配置すると、図6のように、播種ブロック25Aの繰出凹部16と繰出凹部16の間に次の播種ブロック25Bのロール外面部24の側面26が位置して千鳥状に配置される。
なお、リング板30と取付軸36との位置関係の理解を容易にするため、図11等ではリング板30の重ね作業終了前に取付軸36を挿通させているが、これにより、横軸繰出ロール15の組立順序が限定されるものではない。
47は横軸繰出ロール15のロール回転軸である。
また、各リング板30は、一対の凹部31と凹部31の間にスリット17を設けて構成する(図10)。
そのため、リング板30は、横軸繰出ロール15を構成するにあたり、一枚当たりのリング板30に単一の凹部31を有したものに比し、一対の凹部31を有しているので、一本の横軸繰出ロール15を構成するために必要な凹部31の数に対して半分の数のリング板30を用意すればよく、部品点数を減らして、製造および組立を容易にできる。
また、3個以上の凹部31を形成したリング板30に比し、一対の凹部31を有してリング板30を形成しているので、左右方向(幅方向)の寸法精度を向上させることができ、播種精度を向上させることができる。
また、各リング板30のロール外面部24の側面26には、樹脂成形の際に生じる縮み(所謂ヒケ)発生防止用の凹部50を設ける(図8、図9)。
そのため、横軸繰出ロール15の製造精度を向上させることができる。
本実施形態では、4枚のリング板30により一つの播種ブロック25を構成し、5個の播種ブロック25により一本の横軸繰出ロール15となり、左右両側のリング板30のそれぞれの外側には円板状の固定用の側板44を設け、左右の側板44の外側の取付軸36には固定用ボルト46を螺合させる。
そのため、各リング板30は、円周方向に配置した取付軸36により横軸繰出ロール15の回転方向の位置決めがなされ、側板44により左右方向の位置決めがされる。
また、各リング板30と取付軸36と左右の側板44とは互いが互いの強度メンバーとなるので、別途ロールの骨格フレーム等を要することなく、横軸繰出ロール15を組み立てることができ、部品点数を減少させ、製造・組立コストを低減させられる。
前記側板44の外周面には、リング板30の凹部(繰出凹部16)31に対応した位置に凹部(繰出凹部16)31を設ける(図5、図12)。
そのため、育苗容器Aの内側幅寸法と同幅に横軸繰出ロール15の播種ブロック25を形成し、育苗容器Aの側壁51の上方に位置する横軸繰出ロール15の側板44にも凹部(繰出凹部16)31を設けているので、種子落下量の少なくなる育苗容器Aの左右側にも十分に種子を落下させられる。
ちなみに、本実施形態では、横軸繰出ロール15の直径を150ミリメートルとし、横軸繰出ロール15の左右幅を約313ミリメートルとし、前記凹部31の左右幅を約6ミリメートルとし、スリット17を約1.2ミリメートルとしているので、リング板30の左右幅は約14ミリメートルとなり、播種ブロック25は4枚のリング板30により構成されるので、各播種ブロック25の左右幅は約56ミリメートルとなる(図5)。
そのため、約6ミリメートル平均の種子(種籾)の場合、凹部31に1粒嵌合し、各播種ブロック25の4個の凹部31により形成する一条の繰出凹部16には8粒嵌合(図3)する計算となる(なお、一部重なって嵌合する種子の数は考慮しておらず、実際の播種粒数とは相違すことはある。)。
また、横軸繰出ロール15は5個の播種ブロック25を並設しているので、横軸繰出ロール15の繰出凹部16のある部分の左右幅は育苗容器Aの内幅と同じ280ミリメートルとなり、この播種ブロック25のリング板30の左右両側に約2ミリメートルの側板44の凹部(繰出凹部16)31を設け、育苗容器Aの左右側の播種量の均平化を図っている。
しかして、横軸繰出ロール15の下方には条播ガイド52を着脱自在に設ける。条播ガイド52は並設したガイド体53により形成する分割落下口54を並設し、リンク機構55により上下自在に取付ける。
すなわち、移送中の育苗容器Aの前後壁に当接すると条播ガイド52はリンク機構55により上下し、ガイド体53により種子を各分割落下口54に案内するので、千鳥状に繰出凹部16を設けた横軸繰出ロール15を組み込んだ播種装置Hであっても、条播ガイド52を装着することで、育苗容器Aに条状に種子を落下させて所謂条播を行うことも可能となり、播種装置Hの汎用性を向上させることができる。
(実施形態の作用)
本発明は上記構成であり、播種装置Hの種子供給ホッパー11に種子を張り込み、移送台1に育苗容器Aを供給して移送させると、種子供給ホッパー11内の種子は前側誘導板12と後側誘導板13に誘導されて種子嵌合部14に至り、種子嵌合部14にて回転する横軸繰出ロール15の繰出凹部16に嵌合し、繰出凹部16に嵌合した種子は種子戻し回転ブラシ19の下方を通過し、繰出凹部16に嵌合していない種子は種子嵌合部14に掃き戻される。
種子戻し回転ブラシ19の下方を通過した繰出凹部16内の種子は、横軸繰出ロール15の側面に密着している種子誘導体20により下方に至り、種子誘導体20の下端を通過すると、移送台1により移送されている育苗容器Aに播種される。
この場合、横軸繰出ロール15は回転数を移送台1による育苗容器Aの移送速度に対して早くすると、種子の供給量(播種量)が多くなって所謂厚播きとなり、横軸繰出ロール15の回転数を移送台1による育苗容器Aの移送速度に対して遅くすると、種子の供給量(播種量)が少なくなって薄播きになるが、この薄播き播種する場合、単に、横軸繰出ロール15の回転速度を遅くすると、図4のように、育苗容器Aの長さ方向において播種列間隔が広くなってしまい、一列の種子群Gの播種密度が高くなり、均等に播種されないことになる。
本発明では、繰出凹部16から繰り出される種子群Gと同じ面積の空間部Kとが育苗容器Aの幅方向および移送方向に交互に千鳥状に位置するように播種するので、種子群Gと空間部Kとが育苗容器Aの幅方向および移送方向に交互に位置して播種されることになり、種子群Gと空間部Kは育苗容器A上に千鳥状に配置され、種子量の少ない薄播きであっても、種子を全体的に均等に播種でき、良好な育苗苗(植付苗)を得ることができる。
すなわち、単に、横軸繰出ロール15の母線方向に直線状に一列に播種すると、母線方向に種子は密集するので、健全な育苗が期待できないが、本発明では、種子群Gと空間部Kとが育苗容器Aの移送方向のみならず幅方向にも交互に位置して千鳥状に分散播種され、均等分散播種精度を向上させることができる。
しかして、種子群Gと空間部Kを交互に育苗容器Aの幅方向および移送方向に千鳥状に分散させて播種する方法は任意であるが、横条溝形状の繰出凹部16を、横軸繰出ロール15の回転方向の全周に渡って設けると共に、種子群Gが嵌合する繰出凹部16と同じ左右長さの空間部Kを作るための繰出凹部16を有しないロール外面部24とを横軸繰出ロール15の母線方向に交互に設けて構成しているので、横軸繰出ロール15が回転すると、繰出凹部16から落下した種子が種子群Gとなり、ロール外面部24の下方を通過した育苗容器Aの部分が空間部Kとなって、種子群Gと空間部Kとが育苗容器Aの移送方向のみならず幅方向にも交互に位置して千鳥状に分散播種されることになる。
図5の実施形態では、横軸繰出ロール15を、その横軸繰出ロール15の軸心方向に複数の播種ブロック25に分割形成し、各播種ブロック25の繰出凹部16が互いに同一直線上に位置しないように横軸繰出ロール15の回転方向にずらして配置して構成しているので、播種ブロック25の繰出凹部16の横には隣接する播種ブロック25のロール外面部24が位置し、このロール外面部24の横には隣接する播種ブロック25の繰出凹部16が交互に位置するので、育苗容器Aの種子群Gと空間部Kが育苗容器Aの移送方向(長さ方向)および幅方向に千鳥状に配置される。
したがって、横軸繰出ロール15の繰出凹部16に嵌合した種子は図3の模式図のように、播種ブロック25ごとに種子群Gとなって繰り出されて千鳥状に分散し、種子量の少ない薄播きであっても、育苗容器Aの移送方向のみならず幅方向にも播種間隔を均等にすることができ、均等播種精度を向上させることができる。
換言すると、単に、母線方向に一直線状に形成した繰出凹部16を設けた横軸繰出ロール15で播種すると、母線方向に種子は密集すると共に、横軸繰出ロール15の回転方向には間隔が広くなってしまうが、本発明では、繰出凹部16を有する播種ブロック25が回転方向にずれているので、繰出凹部16とロール外面部24とが横軸繰出ロール15の回転方向および母線方向に交互に位置して播種されて、図3のように、種子群Gが千鳥状に分散される。
以上のように、本発明の播種装置Hでは、遅く回転させて上述した均等な薄播き撒播を実現できると共に、横軸繰出ロール15の回転を速くすれば、厚播き播種作業も可能となって、1台の播種装置の汎用性を向上させることができる。
しかして、横軸繰出ロール15の製造方法(組立方法)は任意であるが、本例では、所定厚さのリング形状のリング板30を合成樹脂の射出成形等により形成し、このリング板30を軸方向に複数重ねて横軸繰出ロール15に形成しているので、切削加工による製造に比し、安価に製造できる。
各リング板30の外面側には、リング板30を重ねたときに横軸繰出ロール15の繰出凹部16となる凹部31を一対設け、一対の凹部31間にスリット17を形成する。リング板30の側面の一方側には嵌合段部33を設け、嵌合段部33の他方側には嵌合段部33に嵌合するフランジ部34を設ける。フランジ部34とロール外面部24の側面26との間にはスリット17を形成するためのスリット用段部35を設けているので、各リング板30は、重ねると、リング板30の嵌合段部33とフランジ部34とが嵌合して嵌り合うので、リング板30の重ね作業を容易にする。
また、フランジ部34とロール外面部24の側面26との間にはスリット用段部35があるので、各リング板30を重ねると、スリット用段部35により外周面にスリット17が形成され、一対の凹部31の間のスリット17と相俟って、軸方向にスリット17が配置され、凹部31の両側に予めスリット17を設けるためのスリット用段部35を設ける場合に比し安価に製造できる。
各リング板30には内面側の所定位置には、後述する取付軸36を挿入する取付孔37を設けたボス部40を設け、ボス部40の一方側に突出部41を、他方側に嵌合孔42を設けているので、各リング板30を重ねるときに、ボス部40の突出部41と嵌合孔42を合わせるので、突出部41と嵌合孔42とが重ねる際の位置決めとなり、リング板30の重ね作業を容易にする。
また、各リング板30を重ねると、ボス部40の突出部41と嵌合孔42とが嵌合して嵌り合うので、リング板30の重ね作業を容易にする。
リング板30の重ね方法は任意であるが、例えば、所定場所に載置したリング板30Aに上方から次のリング板30Bを、リング板30Aの突出部41(フランジ部34)にリング板30Bの嵌合孔42(嵌合段部33)が嵌合するように重ね、これを反復して、4枚のリング板30を重ねて播種ブロック25Aとなるので、播種ブロック25Aでは、各リング板30の凹部31が直線状に並んで組み立てたときの繰出凹部16となる。
次に、この播種ブロック25Aの最上段のリング板30Aの上方に、次の播種ブロック25Bとなる一枚目のリング板30Bを、リング板30Aの凹部31(繰出凹部16)の上方にリング板30Bのロール外面部24の側面26が位置するように、播種ブロック25Aの最上段のリング板30Aと次の播種ブロック25Bのリング板30Bの凹部31(繰出凹部16)との位相を相違させて重ね、これを反復して、4枚のリング板30を重ねて播種ブロック25Bとなる。
この播種ブロック25Bの上方に、順次、播種ブロック25を構成する4枚のリング板30を位相を相違させて重ねるように反復すると、所定数の播種ブロック25により所定幅の横軸繰出ロール15となり、5段の播種ブロック25を重ねて一本の横軸繰出ロール15とし、5段の播種ブロック25の上下(左右)両面に側板44を嵌合させ、次に、各リング板30のボス部40の取付孔37と側板44の挿入孔45とに取付軸36を挿入貫通させ、取付軸36の突出部に固定用ボルト46を螺合させて側板44により各播種ブロック25のリング板30を固定するので、組立を容易にできる。
すなわち、リング板30の取付孔37を横軸繰出ロール15の回転方向に6個等間隔で形成しており、繰出凹部16は横軸繰出ロール15の全周を45等分して配置しているので、既にリング板30を重ねた播種ブロック25Aのリング板30Aの次の播種ブロック25Bの次のリング板30Bの取付孔37は60度の位相を相違させて配置すると、播種ブロック25Aの繰出凹部16と繰出凹部16の間に次の播種ブロック25Bのロール外面部24の側面26が位置して千鳥状に配置される。
また、各リング板30は、一対の凹部31と凹部31の間にスリット17を設けて構成するので、リング板30は、横軸繰出ロール15を構成するにあたり、一枚当たりのリング板30に単一の凹部31を有したものに比し、一対の凹部31を有しているので、一本の横軸繰出ロール15を構成するために必要な凹部31の数に対して半分の数のリング板30を用意すればよく、部品点数を減らして、製造および組立を容易にできる。
また、3個以上の凹部31を形成したリング板30に比し、一対の凹部31を有してリング板30を形成しているので、左右方向(幅方向)の寸法精度を向上させることができ、播種精度を向上させることができる。
また、各リング板30のロール外面部24の側面26には、樹脂成形の際に生じる縮み(所謂ヒケ)発生防止用の凹部50を設けているので、横軸繰出ロール15の製造精度を向上させることができる。
本実施形態では、4枚のリング板30により一つの播種ブロック25を構成し、5個の播種ブロック25により一本の横軸繰出ロール15となり、左右両側のリング板30のそれぞれの外側には円板状の固定用側板44を設け、左右の側板44の外側の取付軸36には固定用ボルト46を螺合させるので、各リング板30は、円周方向に配置した取付軸36により横軸繰出ロール15の回転方向の位置決めがなされ、側板44により左右方向の位置決めがされる。
したがって、横軸繰出ロール15はリング板30と側板44と取付軸36とにより構成できるので、部品点数を減らして安価に製造組立できる。
前記側板44の外周面には、リング板30の凹部(繰出凹部16)31に対応した位置に凹部(繰出凹部16)31を設けているので、育苗容器Aの内側幅寸法と同幅に横軸繰出ロール15を形成していても、育苗容器Aの側壁51の上方に位置する横軸繰出ロール15の側板44の凹部(繰出凹部16)31から種子が落下して、種子落下量の少なくなる育苗容器Aの左右側にも十分に種子を落下させられる。
1…移送台、10…フレーム、11…種子供給ホッパー、12…前側誘導板、13…後側誘導板、14…種子嵌合部、15…横軸繰出ロール、16…繰出凹部、17…スリット、18…掻出用ナイフ、19…種子戻し回転ブラシ、20…種子誘導体、24…ロール外面部、25…播種ブロック、26…側面、30…リング板、31…凹部、33…嵌合段部、34…フランジ部、35…スリット用段部、36…取付軸、37…取付孔、40…ボス部、41…突出部、42…嵌合孔、44…側板、45…挿入孔、46…固定用ボルト、50…凹部、52…条播ガイド、54…分割落下口、55…リンク機構、A…育苗容器、G…種子群、H…播種装置、K…空間部、P…嵌合用凹部、T…嵌合用突出部。

Claims (1)

  1. 供給ホッパーの下方に設置して移送台1により移送中の育苗容器Aに種子を供給する横軸繰出ロール15であって、横軸繰出ロール15の外周面には、所定量の種子群Gが嵌合する横条溝形状の繰出凹部16を、横軸繰出ロール15の回転方向に所定間隔をおいて複数並設すると共に、前記繰出凹部16と略同じ大きさのロール外面部24とを横軸繰出ロール15の軸心方向に交互に配置し、もって、育苗容器Aに、繰出凹部16により播種される所定量の種子群Gとロール外面部24により播種されない空間部Kとが育苗容器Aの幅方向および移送方向に交互に千鳥状に位置するように構成し、前記横軸繰出ロール15は、所定厚さのリング形状のリング板30を合成樹脂の射出成形により形成し、このリング板30を横軸繰出ロール15の軸心方向に複数重ねて形成する構成とし、各リング板30の外面側には、このリング板30を重ねたときに前記横軸繰出ロール15の繰出凹部16となる凹部31と前記ロール外面部24とを、横軸繰出ロール15の回転方向に交互に設け、前記凹部31は略一粒の種子が嵌合する大きさとすると共に、一枚のリング板30に横軸繰出ロール15の軸心方向に2個並設し、この2個の凹部31の境目に繰出凹部16内に詰まった種子を落とす掻出用ナイフ18が嵌合するスリット17を設け、前記リング板30の側面の一方側には嵌合段部33を設け、該嵌合段部33の他方側には嵌合段部33に嵌合するフランジ部34を設け、各リング板30の内面側の所定位置には、重ねたリング板30に貫通するように挿入する取付軸36の取付孔37を設けたボス部40を設け、ボス部40の一方側には突出部41を、他方側には突出部41が嵌合する嵌合孔42を設け、前記嵌合段部33と前記フランジ部34および前記突出部41と前記嵌合孔42は、各リング板30を重ねたとき互いに嵌め合ったままとする構成とし、前記横軸繰出ロール15の幅に複数重ねたリング板30の左右両側面には側板44のみを当接させ、該側板44に固定用ボルト46を螺合させて各リング板30を固定した育苗容器用播種装置の繰出ロール。
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