JP6770770B1 - ドアハンドルセット - Google Patents

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Abstract

【課題】現場でのドアに対する取付けを簡単かつ迅速に行え、しかも、ガタツキのない安定した取付けを可能にしたドアハンドルセットを提供する。【解決手段】一対のドアハンドル2−1、2−2と、取付けビス3と、一方のドアハンドル2−1の取付け部2bに埋設されたスピードナット4と、取付けビス3の外周に相対回転可能に装着されて他方のドアハンドル2−2の受け口2cに挿入、固定されるプラグ5と、取付けビス3に外嵌、固定される調整ナット7とを備え、他方のドアハンドル2−2にプラグ5とともに組付けられた取付けビス3をドアDの軸穴Hに通して、一方のドアハンドル2−1に設けたスピードナット4に挿入し、この状態で両方のドアハンドル2−1、2−2のガタが無くなるまで調整ナット7を締付けてドアハンドル2−1、2−2をドアDに取付けるようにした。【選択図】図2

Description

この発明は、部屋の出入口を開閉する引き戸や開き戸に把手として設けるドアハンドルとそのドアハンドルの取付け具を組み合わせたドアハンドルセット、詳しくは、ドアに対する現場での取付けを、簡単かつ迅速に行えるようにして取付けの作業負担を軽減したドアハンドルセットに関する。
周知のドアハンドルセットとして、一対のドアハンドルを互いに対向させて(相反する向きにして)ドアの両面に取付けるようにしたものがある。そのドアハンドルは、通常、掴み部の両端などに長手方向に対して直角向きに延び出す取付け部を備えたものになっている。
そのタイプのドアハンドルセットをドアに取り付ける際は、下記特許文献1が従来技術として同文献の図3に示しているように、まず、ドアを挟んで対向配置される一対のドアハンドルのうちの一方を、ドアと他方のドアハンドルとの間に設けられる固定カラーとともに、皿ボルトでドアの一面に固定する。皿ボルトは、ドアの他面側から固定カラーとドアを貫通させて、一方のドアハンドルの取付け部に螺合させる。
次に、他方のドアハンドルの取付け部に設けた受け口を前記固定カラーの外周に嵌合し、その受け口の周壁に設けた3つの小孔のそれぞれに止めネジを通し、その止めネジを前記固定カラーに設けられているねじ孔にねじ込んで他方のドアハンドルの取付け部をドアに固定する。
ドアハンドルの取付け部をドアに固定する作業は、ドアの搬送の効率化などを考えてドアの設置現場においてなされる。ドアハンドルの掴み部の両端に取付け部を備えるドアハンドルセットの場合、1組のドアハンドルセットの取付けには、2個の固定カラーと、2本の皿ボルトと、計6本の止めネジが用いられる。このため、現場では、ドア1枚当たりに2本の皿ボルトと6本の止めネジの締付け操作を必要とする。
また、前記固定カラーは、その固定カラーが備えるねじ孔の位置を、前記他方のドアハンドルの取付け部に設けられている小孔の位置に一致させ、その状態を維持して皿ボルトを一方のドアハンドルがドアに固定されるまで固定カラーの共回りを防止しながら締付ける必要があり、その作業も面倒である。
特許文献1が提案しているドアの把手取付け構造は、固定カラーの外周にテーパ面を有する環状溝を設け、他方のドアハンドルの取付け部に螺合させた止めネジ(特許文献1は係止ねじと称している)を前記環状溝のテーパ面に押し当てることで他方のドアハンドルをドア側に引き寄せて固定するようにしている。
なお、ボルトを回転させずに差し込むだけでねじ孔に係合させることができるスピードナットと称されるナットが存在する。そのスピードナットのひとつに、全体が周方向に複数個のセグメントに分割されている分割ナットを使用し、その分割ナットをテーパ穴に挿入してばねで縮径する向きに付勢するものがある。そのタイプのスピードナットは、例えば、下記特許文献2、3などに示されている。
この発明は、そのスピードナットの使用を可能にしてドアハンドルの簡単で迅速な現場での取付けを可能となすものである。
特開平9−177383号公報 実開平4−81311号公報 特開2002−89532号公報
特許文献1が提案しているドアの把手取付け構造は、他方のドアハンドルの取付け部に螺合させるドアハンドル固定用の止めネジを、皿ボルトに外嵌した固定カラーの外周の環状溝に入り込ませてその環状溝のテーパ面に押し当てるので、止めネジのねじ込み位置と固定カラーの止めネジ押し当て部の位置を揃える作業が不要である。
しかしながら、掴み部の両端を固定するドアハンドルについては、2本の皿ボルトをドアに貫通して設けた軸穴に通して他方のドアハンドルの端部のねじ穴にねじ込む作業と、一方のドアハンドルの両端の取付け部を止めネジで固定カラーに固定する作業が不可欠であり、ドアの設置数の多い建物では特に、現場での取付け作業に多くの時間と労力を費やす。
人件費削減の要望に応えるには、現場作業の工数と時間を削減することが重要であるが、掴み部の両端に取付け部を有するドアハンドルのドアに対する取付けは、2本の皿ボルトと2個の固定カラーと4本の止めネジを採用して行うものが主流をなしており、人件費削減の要望に応えられるものが見当たらない。
この発明は、上記の現状技術に鑑みてなされたものであって、現場でのドアに対する取付けを簡単かつ迅速に行え、しかも、ガタツキのない安定した取付けを可能にしたドアハンドルセットを提供することを課題としている。
上記の課題を解決するため、この発明においては、ドアを挟んで対向配置され、ドアの両面に取付けられる一対のドアハンドルと、ドアのハンドル設置部に貫通して設けられた軸穴に挿通される取付けビスと、一方のドアハンドルの取付け部に埋設されるスピードナット(取付けビスを回転させずに差し込んで係合させるタイプのナット)と、前記取付けビスの首部の外周に相対回転可能に装着されて他方のドアハンドルの取付け部に設けられた受け口に挿入、固定されるプラグ(特許文献1が言う固定カラー)と、前記取付けビスに外嵌、固定されて前記プラグとドアのハンドル設置部との間に配置される調整ナットとを備え、
前記他方のドアハンドルに前記プラグとともに組付けられた前記取付けビスを、ドアの軸穴に通して前記一方のドアハンドルの取付け部に埋設された前記スピードナットに挿入し、
この状態で、前記一対のドアハンドルによるドアの挟持がなされるまで前記調整ナットを回転させることで、前記取付けビスを締込んで前記一対のドアハンドルをドアに取付けるようにしたドアハンドルセットを提供する。
このドアハンドルセットは、前記一対のドアハンドルを1本の取付けビスで連結固定するものと、2本の取付けビスで連結固定するものの2形態が考えられる。
2本の取付けビスで連結固定するドアハンドルセットは、前記一対のドアハンドルがそれぞれの両端に取付け部を有し(その取付け部の設置個所を端部と考える)、一方のドアハンドルの両端の前記取付け部に前記スピードナットが個別に埋設され、前記他方のドアハンドルの両端の取付け部に前記取付けビスと前記プラグがそれぞれ設けられて、前記プラグが前記取付け部に固定され、ドアのハンドル設置部に貫通して設けられた2つの軸穴に前記取付けビスが個別に挿通されて、その取付けビスが一方のドアハンドルの両端の取付け部のスピードナットに締結されるものになる。
前記スピードナットとしては、テーパ穴を有し、一方のドアハンドルの取付け部に固定されるケーシングと、前記ケーシングのテーパ穴に周方向に互いに間隔をおいて挿入される複数個のナットセグメントからなる分割ナットと、前記ケーシングで反力を受けて前記分割ナットを前記テーパ穴の小径側に向けて付勢するばねとを組み合わせた周知のものを採用することができる。
あるいは、前記スピードナットとして、一方のドアハンドルの取付け部に固定されるケーシングと、前記取付けビスを通す穴の縁に取付けビスのねじの谷に入り込む係止爪を有する板ナットとを備え、前記板ナットが前記ケーシングに内蔵されてケーシングと相対回転不可かつ軸方向移動を規制された状態で保持されているものを採用することもできる。この場合、前記スピードナットは、前記取付けビスを通す穴の縁に取付けビスの先端部の外周に係合する逆止爪を有する係留ワッシャを含み、前記係留ワッシャが前記ケーシングに内蔵されて軸方向移動を規制された状態で保持されているものとすることが好ましい。
また、前記調整ナットとドアとの間には、ドアに当接するゴムパッキンと調整ナットに突き当てられるワッシャを介在させると好ましい。そのゴムパッキンとワッシャは、一方のドアハンドルとドアとの間にも介在させることができる。
なお、前記調整ナットの前記取付けビスに対する固定は、スプリングピンなどの止め具を用いて行うことができる。
この発明のドアハンドルセットは、前記取付けビスと前記調整ナットと前記プラグを、他方のドアハンドルの取付け部に予め組付けておくことができる。その事前の組付け作業は、製品を出荷する前に工場で行うことができる。
また、事前の組付け作業は、前記プラグを止めネジで前記他方のドアハンドルの取付け部に固定する場合、前記他方のドアハンドルの受け口に挿入した前記プラグを、そのプラグに設けたねじ孔の位置が受け口側の止めネジを通す小孔と一致するところまで何の規制も受けずに回転させて行うことができる。
前記他方のドアハンドルに設けた前記取付けビスは、ドアの設置現場において、ドアに貫通して設けられている軸穴に挿入し、軸穴を貫通したその取付けビスの先端側をドアの反対側の面に当てた一方のドアハンドルの取付け部のスピードナットに差し込む。
その差し込みは、前記取付けビスに固定された調整ナットが直接または間接的にドアに押し付けられるまで行う。ただし、この段階ではドアの両面に取付けられるドアハンドルの固定が不十分で締結に不可避のガタが生じる。
スピードナットには、前述の特許文献2、3などに開示された分割ナットを組み込んだものや、取付けビスを通す穴の縁に取付けビスのねじの谷に入り込む係止爪を有する板ナットを組み込んだものがある。そのスピードナットを用いた締結では、取付けビスをスピードナットに挿入した後に、取付けビスやスピードナットを締付け方向に回転させて不可避のガタ(ボルト長手方向の遊び)を吸収する方法が採られているが、他方のドアハンドルの取付け部の受け口に頭部を入り込ませた取付けビスは、スピードナットに挿入した後の回転操作が許容されない。
また、一方のドアハンドルの取付け部に埋設したスピードナットも外部から回転操作することが許容されない。
このために、ドアハンドルの固定にスピードナットを用いることは不適、或いは不可と考えられてこれまではなされていなかった。
この発明のドアハンドルセットは、前記調整ナットを設けることでそのスピードナットの使用を可能にした。
他方のドアハンドルに組付けられた取付けビスを一方のドアハンドルの取付け部に設けられたスピードナットに挿入したら、次に、前記調整ナットを操作してその調整ナットが固定された取付けビスを調整ナットと一緒に締付け方向に回転させる。
これにより、取付けビスがスピードナットにねじ込まれてスピードナットとの間に生じているガタが無くなり、ドアハンドルがドアにガタツキなく固定される。
このときの現場での作業は、他方のドアハンドルの取付け部に設けた取付けビスを、ドアの軸穴に通して一方のドアハンドルの取付け部のスピードナットに挿入し、その取付けビスに固定された調整ナットを回転操作するだけでよい。
したがって、従来行っていたプラグの共回りの防止は不要であり、作業が著しく簡素化される。また、経年変化によるドアのいわゆる痩せなどでドアハンドルにガタツキが生じた際には、従来は、プラグを固定している止めネジを一旦外し、他方のドアハンドルを取り除いて取付けビスを締め直す面倒で手間のかかる作業を必要としたが、この発明の製品は、調整ナットを締め増すだけで手間をかけずにガタツキをなくすことができる。
このほか、前記ゴムパッキンとワッシャを含むドアハンドルセットは、調整ナットを回転操作したときのドアのハンドル設置部表面の傷つきの防止と、取付けビスの締付け後のガタツキの防止が図れる。
第1実施形態のドアハンドルセットの正面図 図1のドアハンドルセットの取付状態の要部の部分破断正面図 図1のドアハンドルセットの取付状態の要部の部分破断平面図 図1のドアハンドルセットの要部の分解斜視図 図2のV−V線に沿った断面図 第2実施形態のドアハンドルセットの正面図 第3実施形態のドアハンドルセットの取付状態の要部の部分破断正面図 図7のドアハンドルセットの取付状態の要部の部分破断平面図 図7のドアハンドルセットに設けたスピードナットの分解斜視図 図7のドアハンドルセットに設けたスピードナットに組み込まれる板ナットの変形例を示す斜視図
以下、この発明のドアハンドルセットの実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明の第1実施形態のドアハンドルセット1は、図1〜図4に示すように、一対のドアハンドル2−1、2−2と、2本の取付けビス3と、2組のスピードナット4と、2個の筒状のプラグ5と、計4個の止めネジ6と、2個の調整ナット7と、計4個のゴムパッキン8と、計4個のワッシャ9と、取付けビス3の首部に嵌められるスプリングワッシャ10及び平座金11とで構成されている。ドアハンドルは、2本を区別するために、付加記号の−1、−2を付した。
ドアハンドル2−1、2−2は、それぞれの一端と他端が同一構造であるので、図2〜4にはそのドアハンドルの一端のみを示した。そのため、図2〜4では、取付けビス3、スピードナット4、プラグ5、止めネジ6、調整ナット7、ゴムパッキン8、ワッシャ9、スプリングワッシャ10及び平座金11は、いずれも半数のみが表されている。
ドアハンドル2−1、2−2は、掴み部2a(図1参照)の両端側に、掴み部2aの長手方向に対して直角向きに延び出す取付け部2bを設けたものであって、ドアDを挟んで対向配置され、ドアDの両面(一面と他面)に取付けられる。
例示のドアハンドル2−1、2−2は、掴み部2aを構成する中実の軸と両端の取付け部2bを構成するパイプを組み合わせたものになっているが、全体がパイプで形成されたものであってもよい。また、掴み部2aの両端近くの長手途中に取付け部2bが設けられているものであってもよい。
取付けビス3は、ドアDのハンドル設置部に貫通して設けられた軸穴Hに挿通されて、スピードナット4に差し込まれる。
例示のスピードナット4は、図2〜図5に示すように、一方のドアハンドル2−1の取付け部2bの内側に挿入されて止めねじ12で取付け部2bに固定されるケーシング41と、複数個のナットセグメント42aからなる分割ナット42と、その分割ナット42を一方向に付勢するばね43と、ケーシング41にスナップリング44を用いて取付けられるバネ受けワッシャ45とで構成されている。
ケーシング41は、テーパ穴41aを有しており、そのテーパ穴41aに分割ナット42の各ナットセグメント42aが周方向に互いに間隔をおいて挿入されている。また、そのテーパ穴41aの内周には、隣り合うナットセグメント42aの間で各ナットセグメント42aの軸方向移動をガイドするガイド部41bが形成されている。そのガイド部41bのガイドにより、分割ナット42は、テーパ穴41aの大径側に向けて動くときに拡径し、テーパ穴41aの小径側に戻るときに縮径する。
ばね43は、ケーシング41で反力を受けて分割ナット42をテーパ穴41aの小径側に向けて付勢する。
このスピードナット4は、テーパ穴41aの小径側が取付けビス3の差し込み側となる向きで一方のドアハンドル2−1の両端の取付け部2bにそれぞれ埋設される。
プラグ5は取付けビス3の首部の外周に相対回転可能に装着される。
また、このプラグ5は、図示の円筒形状に限定されず、取付け部2bの受け口2cの断面形状に合ったものが用いられる。
例示のプラグ5は、ねじ孔5aを外周の中心対称位置に2つ備えており、そのねじ孔5aに止めネジ6がねじ込まれる。このプラグ5は、ねじ孔5aに代えて、前述の特許文献1に示されるような、テーパ面を有する環状溝を設けたものであってもよい。
調整ナット7は、取付けビス3の外周に固定されてプラグ5とドアDのハンドル設置部との間に配置される。例示の調整ナット7は、スパナを係合させる二面幅の面取り部7a(図4参照)を外周に設けた略円筒状の回転操作部7bと、その回転操作部7bの一面に設けた円筒状のボス部7cを有する。回転操作部7bは、ドアハンドルセット1全体の外観への影響を考慮して3mm程度の厚みに設定されている。
ボス部7cは、プラグ5の一面に設けた端面視円形の凹部に挿入される。これにより、調整ナット7がプラグ5と同心上に位置決めされる。
調整ナット7の取付けビス3に対する固定は、図2に示すように、調整ナット7のボス部7cに設けたピン孔にスプリングピン13を圧入し、そのスプリングピン13の先端を取付けビス3の外周に設けた凹部に係合させる方法で行っている。スプリングピン13は、プラグ5に設けた切欠き5b(図4参照)の位置から調整ナット7のボス部7cのピン孔に打ち込んでいる。調整ナット7の取付けビス3に対する固定は、スプリングピン以外の止め具、例えば、キーとキー溝などを設けて行うことも可能である。
この調整ナット7も、外部からの回転操作が可能なものであればよい。スパナを係合させる六角ナットや、フックレンチを係合させるピン穴などの係合部を外周に設けた円筒状のナットなども利用できる。
首部にプラグ5を装着した取付けビス3は、他方のドアハンドル2−2の取付け部2bに設けた受け口2cにプラグ5を挿入し、そのプラグ5を止めネジ6で取付け部2bに固定することによってドアハンドル2−2に組付ける。その作業は、製品を出荷する前に工場で行うことができる。
取付け部2bに対するプラグ5の固定は、図3に示すように、他方のドアハンドル2−2のそれぞれの取付け部の受け口2cの周壁に、止めネジ6を係止させる小孔2dをプラグ5のねじ孔5aに対応させて設け、止めネジ6を小孔2dに通し、受け口2cに差し込まれたプラグ5のねじ穴5aにねじ込むようにしている。
ゴムパッキン8はドアDの一面と他面に当接する位置で、ワッシャ9はゴムパッキン8に隣接して調整ナット7に突き当てられる位置と一方のドアハンドル2−1の取付け部2bに突き当てられる位置で、それぞれ取付けビス3に外嵌されている。ゴムパッキン8とワッシャ9は、ドアDのハンドル設置部表面の傷つき防止や、取付けビス3の締付け後のガタツキの防止に寄与するが、必須の部品ではない。
次に、この第1実施形態のドアハンドルセット1のドアDに対する取付け手順を説明する。
他方のドアハンドル2−2の両端の取付け部2bに対する取付けビス3の組付けは、ドアDの設置現場で行うこともできるが、製品を出荷する前に工場などにおいて済ませておくと現場での作業工数が減って好ましいので、ここでは、プラグ5と調整ナット7を装着して密着させた取付けビス3がドアハンドル2−2の両端の取付け部2bに既に組付けられていると考える。
現場では、スピードナット4を組み込んだ一方のドアハンドル2−1をドアDのハンドル設置部の一面に当て、他方のドアハンドル2−2に組付けられた2本の取付けビス3をドアDの他面側からハンドル設置部に設けられた2つの軸穴Hに同時に挿入する。
そして、軸穴Hを貫通した各取付けビス3の先端側を、一方のドアハンドル2−1の両端の取付け部2bにそれぞれ組み込まれているスピードナット4の内側に差し込む。その操作により、取付けビス3の先端側が分割ナット42の内側に挿入されて取付けビス3と分割ナット42のねじが噛み合い、取付けビス3に固定された調整ナット7がワッシャ9とゴムパッキン8を介してドアDの他面に押し付けられた時点で両方のドアハンドル2−1、2−2の仮接続が完了する。
そこで、今度は、2本の取付けビス3にそれぞれ固定された調整ナット7を締付け方向に回転させて、調整ナット7と共回りする取付けビス3を一方のドアハンドル2−1に埋設されたスピードナット4にねじ込む。これにより、取付けビス3と分割ナット42との間に生じていたガタが吸収され、両方のドアハンドル2−1、2−2がドアDを挟持してドアDにガタツキなく固定される。
この第1実施形態のドアハンドルセット1では、上述のように、他方のドアハンドル2−2に組付けられている取付けビス3の差し込みと、2個の調整ナット7の回転操作のみでドアDの両面に対するドアハンドル2−1、2−2の取付けが完了する。
そのため、現場での取付けに要する労力と作業時間が既存のドアハンドルセットに比べて大幅に削減され、スピードナット4と調整ナット7の追加によるコスト上昇分を人件費の削減分で相殺することができる。
取付けビス3を他方のドアハンドル2−2に現場で組付ける場合にも、止めネジ6による取付けビス3の固定作業を、ドアDの軸穴Hに取付けビス3を通す前に行うことができるので、従来品に比べると作業性が向上し、労力の削減と作業時間の短縮が図れる。
なお、このドアハンドルセット1は、止めネジ6を外して他方のドアハンドル2−2をプラグ5から離脱させ、その後に、露出した取付けビス3を緩め方向に回転させてスピードナット4から抜き取ることにより、互いに固定されている一対のドアハンドル2−1、2−2をドアDから取外して、全体の交換を行うことができる。
図6は、この発明の第2実施形態のドアハンドルセット1を示している。第1実施形態のドアハンドルセット1は、2本の取付けビス3を使用して一対のドアハンドル2−1、2−2の両端をドアDに固定するが、この第2実施形態では、大きな荷重やねじり力を受けない開き戸や軽量のドアを対象とするドアハンドル2−1、2−2を、1本の取付けビス3を用いてドアDに取付けるようにしている。
その1本の取付けビス3による両方のドアハンドル2−1、2−2の締結、固定部は、第1実施形態と同一構造である。
図7、図8は、この発明の第3実施形態のドアハンドルセット1を示している。この第3実施形態のドアハンドルセット1は、第1実施形態のものをベースとして、そのスピードナット4を板ナット式のものに変更し、合わせて取付けビス3も先端側にねじのない小径部3aを有するものに変更している。その取付けビス3は、小径部3aの端面から小径部3aよりもさらに小径の先端突部3bが突出しており、スピードナット4への差し込みがスムーズに行えるようになっている。
この第3実施形態で用いられている板ナット式のスピードナット4は、図9にも示すように、一方のドアハンドル2−1の取付け部2bの内側に挿入されて2本のスプリングピン46で固定されるケーシング47と、そのケーシング47に内蔵される板ナット48と、板ナット48よりもドアDから遠い側でケーシング47に内蔵される係留ワッシャとしてのプッシュナット49と、プッシュナット49のケーシング47からの脱落を防止するスプリングピン50とを備えている。
ケーシング47は、一方のドアハンドル2−1の受け口2cに嵌まり込む略円筒形状のもので、ドアD側の端面の近傍で側面に開口する板ナット48保持用の凹部47aと、反対側の端面と側面の境界部に開口するプッシュナット49保持用の凹部47bが設けられている。
板ナット48は、外形が平面視矩形状で、取付けビス3を通す穴の縁に取付けビス3のねじの谷に入り込む係止爪48aを有しており、ケーシング47のドアD側の凹部47aに挿入されて、ケーシング47と相対回転不可かつ軸方向移動を規制された状態で保持されている。そして、取付けビス3を締め付け方向に回転させると、螺合部に働く推力によりケーシング47に回り止めされた状態でドアD側に引き寄せられ、ケーシング47のドアD側の端壁に押し当てられるようになっている。
すなわち、この第3実施形態のドアハンドルセット1でも、取付けビス3を締め付け方向に回転させることにより、取付けビス3の差し込み初期の不可避のガタを吸収して両方のドアハンドル2−1、2−2のガタツキをなくすことができる。
また、プッシュナット49は、取付けビス3を通す穴の縁に取付けビス3の小径部3aの外周に係合する逆止爪49aを有しており、ケーシング47のドアDから遠い側の凹部47bに挿入されて、軸方向移動を規制された状態で保持されている。そして、取付けビス3の小径部3aが挿入されるときには逆止爪49aが拡径方向に撓んでその挿入を許容し、取付けビス3が引き抜かれる方向に動こうとするときは、逆止爪49aが取付けビス3の小径部3aの外周に食いついて(強く係合して)その小径部3aの抜けを防止するようになっている。
したがって、取付けビス3のスピードナット4への差し込み作業を容易にするために、板ナット48として係止爪48aが撓みやすいものを採用して、板ナット48の差し込み抵抗を小さくした場合でも、それによる板ナット48の引き留め力(取付けビス3の抜けを防止する力)の不足をプッシュナット49によって補うことができる。すなわち、このプッシュナット49がドアハンドル2−1、2−2の外れ防止に対する信頼性を高めている。
そして、スピードナット4に組み込まれる板ナット48やプッシュナット49は市販の量産品でよいので、前述の分割ナット42を備えたスピードナット4を採用した第1実施形態に比べて、ドアハンドルセット1全体のコスト低減が図れる。
この第3実施形態のドアハンドルセット1は、第1実施形態のものと同様の手順で全体の交換を行うことができる。すなわち、止めネジ6を外して他方のドアハンドル2−2をプラグ5から離脱させ、露出した取付けビス3を緩め方向に回転させることにより、板ナット48の係合部に働く推力で取付けビス3の板ナット48に対する螺合が解除されて、取付けビス3の小径部3aがプッシュナット49から引き抜かれるので、両方のドアハンドル2−1、2−2をドアDから取り外すことができる。
また、そのスピードナット4においては、図7〜図9に示した板ナット48に代えて、図10に示すような平面視円形の板ナット51を用いることもできる。この板ナット51も、取付けビス3を通す穴の縁に取付けビス3のねじの谷に入り込む係止爪51aを備えている。この板ナット51は、プッシュナット49に代わる係留ワッシャとして組み込むこともできる。
なお、取付けビス3は、図7、図8に示したようにねじのない小径部3aと先端突部3bを有するものを用いた方が、スピードナット4に対する差込みの容易さや抜け防止の点で好ましいが、小径部や先端突部のない市販のものを用いてコストの低減を図ることもできる。
また、ドアハンドルの安定固定に要求される締結力の大きさ次第では、係留ワッシャを省略することも考えられる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、実施形態では他方のドアハンドル2−2の取付け部2bにプラグ5を固定するのに止めネジ6を用いているが、プラグは他の手段で他方のドアハンドルへ固定するようにしてもよい。そして、その固定手段としてドアハンドルとプラグを分離不可に固定するものを採用した場合でも、調整ナットを操作して取付けビスを緩め方向に回転させれば、他方のドアハンドルをプラグ、取付けビス及び調整ナットと一体にドアから取り外すことができ、ドアハンドルセット全体の交換が可能となる。
1 ドアハンドルセット
2−1、2−2 ドアハンドル
2a 掴み部
2b 取付け部
2c 受け口
2d 小孔
3 取付けビス
3a 小径部
3b 先端突部
4 スピードナット
5 プラグ
5a ねじ孔
5b 切欠き
6 止めネジ
7 調整ナット
7a 二面幅の面取り部
7b 回転操作部
7c ボス部
8 ゴムパッキン
9 ワッシャ
10 スプリングワッシャ
11 平座金
12 止めねじ
13 スプリングピン
41 ケーシング
41a テーパ穴
41b ガイド部
42 分割ナット
42a ナットセグメント
43 ばね
44 スナップリング
45 バネ受けワッシャ
46 スプリングピン
47 ケーシング
47a、47b 凹部
48 板ナット
48a 係止爪
49 プッシュナット(係留ワッシャ)
49a 逆止爪
50 スプリングピン
51 板ナット
51a 係止爪
D ドア
H 軸穴

Claims (6)

  1. ドアを挟んで対向配置され、ドアの両面に取付けられる一対のドアハンドルと、ドアのハンドル設置部に貫通して設けられた軸穴に挿通される取付けビスと、一方のドアハンドルの取付け部に埋設されるスピードナットと、前記取付けビスの首部の外周に相対回転可能に装着されて他方のドアハンドルの取付け部に設けられた受け口に挿入、固定されるプラグと、前記取付けビスに外嵌、固定されて前記プラグとドアのハンドル設置部との間に配置される調整ナットとを備え、
    前記他方のドアハンドルに前記プラグとともに組付けられた前記取付けビスを、ドアの軸穴に通して前記一方のドアハンドルの取付け部に埋設された前記スピードナットに挿入し、
    この状態で、前記一対のドアハンドルによるドアの挟持がなされるまで前記調整ナットを回転させることで、前記取付けビスを締込んで前記一対のドアハンドルをドアに取付けるようにしたドアハンドルセット。
  2. 前記一対のドアハンドルがそれぞれの両端に取付け部を有し、一方のドアハンドルの両端の前記取付け部に前記スピードナットが個別に埋設され、前記他方のドアハンドルの両端の取付け部に前記取付けビスと前記プラグがそれぞれ設けられて、前記プラグが前記取付け部に固定され、ドアのハンドル設置部に貫通して設けられた2つの軸穴に前記取付けビスが個別に挿通されて、その取付けビスが一方のドアハンドルの両端の取付け部のスピードナットに締結されることを特徴とする請求項1に記載のドアハンドルセット。
  3. 前記スピードナットは、テーパ穴を有し、一方のドアハンドルの取付け部に固定されるケーシングと、前記ケーシングのテーパ穴に周方向に互いに間隔をおいて挿入される複数個のナットセグメントからなる分割ナットと、前記ケーシングで反力を受けて前記分割ナットを前記テーパ穴の小径側に向けて付勢するばねとを組み合わせたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のドアハンドルセット。
  4. 前記スピードナットは、一方のドアハンドルの取付け部に固定されるケーシングと、前記取付けビスを通す穴の縁に取付けビスのねじの谷に入り込む係止爪を有する板ナットとを備え、前記板ナットが前記ケーシングに内蔵されてケーシングと相対回転不可かつ軸方向移動を規制された状態で保持されているものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のドアハンドルセット。
  5. 前記スピードナットは、前記取付けビスを通す穴の縁に取付けビスの先端部の外周に係合する逆止爪を有する係留ワッシャを含み、前記係留ワッシャが前記ケーシングに内蔵されて軸方向移動を規制された状態で保持されているものであることを特徴とする請求項4に記載のドアハンドルセット。
  6. 前記調整ナットとドアとの間に、ドアに当接するゴムパッキンと調整ナットに突き当てられるワッシャを介在させたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のドアハンドルセット。

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