JP2014173639A - カップリング装置、及びその分解組立に用いるナット着脱治具 - Google Patents

カップリング装置、及びその分解組立に用いるナット着脱治具 Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数の増加を抑えることのできるカップリング装置を提供する。
【解決手段】回転軸10Aの端部が挿通されると共に回転軸10Aに対して相対回転不能に取り付けられる継手フランジ20Aと、回転軸の端部の雄ネジ14に螺合して回転軸に対する継手フランジ20Aの軸方向の相対移動を規制する抜け止めナット30と、継手フランジ20Aと抜け止めナット30とに共掛けされて、継手フランジ20Aに対して抜け止めナット30を相対回転不能に拘束する止めネジ40と、を備える。継手フランジ20Aには、回転軸の端部が挿通される円柱状の軸挿通孔23と、円柱状を成し軸挿通孔23の内径よりも大きな内径で軸挿通孔23と連なるナット装着孔24と、が形成されている。抜け止めナット30は、ナット装着孔24に装着可能に円柱形状を成す。
【選択図】図4

Description

本発明は、二つの回転軸相互を連結するカップリング装置、及びその分解組立に用いるナット着脱治具に関する。
二つの回転軸相互を連結するカップリング装置の一例として、例えば、以下の特許文献1に開示されているものがある。
このカップリング装置は、回転軸の端部が挿通される継手フランジと、回転軸の端部に形成されている雄ネジに螺合し、回転軸に対する継手フランジの軸方向の相対移動を規制するナットと、ナットの回り止めをする回り止め座金と、この回り止め座金をナットに固定する複数のボルトと、を備えている。
特開2008−25596号公報 図8
しかしながら、特許文献1にカップリング装置の場合、回転軸に対して継手フランジの抜け止めを行うナットを回り止め(緩み止め)するために、回り止め座金及び複数のボルトを必要とし、部品点数が増加するという問題点がある。
そこで、本発明は、部品点数の増加を抑えることのできるカップリング装置、及びその分解組立に用いるナット着脱治具を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するための発明に係る一態様としてのカップリング装置は、
二つの回転軸相互を連結するカップリング装置において、前記回転軸の端部が挿通されて、該回転軸に対して相対回転不能に取り付けられる継手フランジと、前記回転軸の端部に形成されている雄ネジに螺合し、該回転軸に対する前記継手フランジの軸方向の相対移動を規制する抜け止めナットと、前記継手フランジと前記抜け止めナットとに共掛けされて、前記継手フランジに対して前記抜け止めナットを相対回転不能に拘束する回り止めピンと、を備え、前記継手フランジには、前記回転軸の前記端部が挿通される円柱状の軸挿通孔と、円柱状を成し該軸挿通孔の内径よりも大きな内径で該軸挿通孔と連なるナット装着孔と、が形成され、前記抜け止めナットは、前記ナット装着孔に装着可能に円柱形状を成す、ことを特徴とする。
当該カップリング装置では、回転軸に対して継手フランジの抜け止めを行う抜け止めナットの回り止めは、継手フランジと抜け止めナットとに共掛けされる回り止めピンによって行う。言い換えれば、抜け止めナットの回り止めに必要な部品は、単一の回り止めピンのみで済ませることが可能なため、部品点数の増加を抑えることができる。
ところで、抜け止めナットを一般的な六角ナットで形成した場合、六角ナットにおいて、互いに対向する一対の側面の距離に対してナット装着孔の内径を遥かに大きくしなければ、ナット装着孔内で抜け止めナットを回転させることができない。このため、抜け止めナットを一般的な六角ナットで形成した場合、ナット装着孔の内径が大きくなり、結果として、継手フランジの径方向寸法の大きくなる。一方、当該カップリング装置では、抜け止めナットが円柱形状であり、この抜け止めナットが装着される継手フランジのナット装着孔も円柱状である。このため、抜け止めナットの外径に対してナット装着孔の内径が僅かに大きければ、このナット装着孔内で抜け止めナットを回転させることができる。よって、当該カップリング装置では、ナット装着孔の内径を小さくでき、継手フランジの径方向寸法の短縮化を図ることができる。このため、当該カップリング装置では、当該カップリング装置自体の小型化及び軽量化を図ることができる。
また、当該カップリング装置では、前述したように、抜け止めナットの外径に対してナット装着孔の内径が僅かに大きければよいので、抜け止めナットの外周面とナット装着孔の内周面との間の隙間を極めて小さくすることができる。このため、継手フランジと抜け止めナットとに共掛けされる回り止めピンの小型化を図ることができる。このため、この観点からも、当該カップリング装置では、当該カップリング装置自体の小型化及び軽量化を図ることができる。
ここで、前記カップリング装置において、前記抜け止めナットは、前記回転軸の雄ネジに螺合し、前記回転軸の回転方向と逆向きの雌ネジが形成されていてもよい。
当該カップリング装置では、回転軸の雄ネジおよび該雄ネジに螺合する抜け止めナットの雌ネジは、回転軸の回転方向と逆方向に抜け止めナットを回すことで締め付けが増すように、ねじ山が形成されている。そのため、回転軸の回転により抜け止めナットの締め付けが緩むことを抑止することができ、継手フランジに対する抜け止めナットによる移動規制性能の信頼性を向上させることができる。
また、前記カップリング装置において、前記回り止めピンは、前記回転軸に平行な軸方向に延びていてもよい。
当該カップリング装置では、回り止めピンは、継手フランジのナット装着孔の周縁部と抜け止めナットとに跨って回転軸の軸方向に沿って穿設された共掛け用孔に嵌入する柱状構造とすることができる。また、回り止めピンを嵌入させる共掛け用孔は、ナット装着孔から外部に露出する抜け止めナットの外側端面に開口するため、外部からの視認が容易で、回り止めピンの取り付け作業を容易にすることができる。更に、例えば、共掛け用孔を雌ネジ孔に形成し、回り止めピンは頂部に六角穴を形成した止めネジとすることで、回り止めピンの共掛け用孔への固定が簡単になる。
また、当該カップリング装置の回り止めピンは、当該回り止めピンの軸線と直交する方向に作用する抜け止めナットからの荷重を受け止めることで、抜け止めナットを回り止めするもので、回り止めピンの長さ自体は、回り止め性能への影響が少ない。そのため、回り止めピンの短尺化によって、当該カップリング装置の小型化や軽量化を促進することができる。
また、前記カップリング装置において、前記抜け止めナットの前記回転軸に平行な軸方向の端面には、該軸方向に凹んだ複数の工具係合穴が形成されていてもよい。
当該カップリング装置では、抜け止めナットの着脱時における回転操作は、回転軸の軸方向の外方側から当該抜け止めナットの端面の工具係合穴に係合する治具を使用することで、簡単に実現することができる。言い換えると、抜け止めナットの着脱時における回転操作に必要な作業空間は、抜け止めナットに対して、回転軸の軸方向の外側に確保すればよく、抜け止めナットの外周囲に回転作業用の空間を確保する必要がない。即ち、ナット装着孔の内周面と抜け止めナットの外周面との間には、当該抜け止めナットを回転操作するための空間を確保する必要がない。そのため、ナット装着孔の内径をより小さくでき、継手フランジの径方向寸法の短縮によるカップリング装置のさらなる小型化及び軽量化を図ることができる。
また、上記問題点を解決するための発明に係る一態様としてのナット着脱治具は、前記カップリング装置の前記抜け止めナットの複数の前記工具係合穴にそれぞれ入り込む複数の突起と、複数の前記突起が取り付けられている本体部と、前記本体部に取り付けられている取手部と、を有することを特徴とする。
当該ナット着脱治具では、本体部に取り付けられている複数の突起を抜け止めナットの複数の工具係合穴に嵌入させ、前記本体部が抜け止めナットの中心軸回りに旋回するように、取手部を操作することで、抜け止めナットを回転操作することができ、回転軸に対する抜け止めナットの着脱を容易にすることができる。
本発明によれば、部品点数の増加を抑えることができると共に、強度及び剛性を確保しつつ小型軽量化を図ることができる。
本発明に係る一実施形態におけるカップリング装置によって二つの回転軸相互を連結した状態の縦断面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 本発明に係る一実施形態のカップリング装置の分解状態の縦断面図である。 図4のC矢視図である。 図4のD矢視図である。 図4のE矢視図である。 図4のF矢視図である。 本発明に係る一実施形態のカップリング装置における抜け止めナットを回転操作するナット着脱治具の上面図である。 図9のG−G断面図である。 図10のH部の拡大図である。 本発明に係る一実施形態のカップリング装置における回り止めピンとしての止めネジの側面図である。 図12のI矢視図である。 図4のJ矢視図である。 本発明の一実施形態のカップリング装置の組立手順の説明図である。 本発明の一実施形態のカップリング装置と、抜け止めナットに六角ナットを使用した比較例との差異の説明図である。 本発明に係るカップリング装置における回り止めピンの装備形態の変形例の説明図である。
以下、本発明に係るカップリング装置の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態のカップリング装置1は、図1に示すように、二つの回転軸10A,10B相互を連結する装置である。
このカップリング装置1は、それぞれの回転軸10A,10Bの端部に取り付けられる一対の継手フランジ20A,20Bと、それぞれの回転軸10A,10Bの端部に形成されている雄ネジ14に螺合する抜け止めナット30,30と、回転軸10A,10Bに螺合させた抜け止めナット30,30を回転軸10A,10Bに取り付けられている継手フランジ20A,20Bに対して相対回転不能に拘束する回り止めピンとしての止めネジ40と、一対の継手フランジ20A,20Bの突き合わせ面間に装着される座金板50と、突き合された一対の継手フランジ20A,20Bを相対回転不能に結合するフランジ締結具60と、を備えている。
それぞれの回転軸10A,10Bは、図1及び図4に示すように、所定の外径の円柱状の軸本体部11と、この軸本体部11の端部11aから回転軸10A,10Bの軸線方向(図1の矢印X1方向)に沿って延出した継手取付用軸部12と、この継手取付用軸部12の端部12aから回転軸10A,10Bの軸線方向に沿って延出したネジ軸部13と、を備えている。
それぞれの回転軸10A,10Bにおける継手取付用軸部12及びネジ軸部13は、継手フランジ20A,20Bが取り付けられる回転軸10A,10Bの端部を構成している。
継手取付用軸部12は、継手フランジ20Aや継手フランジ20Bに嵌合する軸部で、軸本体部11と同軸で、軸本体部11よりも小径の円柱状に形成されている。この継手取付用軸部12の外周には、図2及び図5に示すように、回り止め用のキー3を嵌合させるキー溝12bが形成されている。このキー溝12bは、図1及び図4に示すように、回転軸10A,10Bの軸線方向に沿って形成されている。また、キー溝12bは、継手取付用軸部12の端部12a側からキー3を打ち込み可能なように、端部12aに開口して形成されている。
ネジ軸部13は、抜け止めナット30が螺合する軸部であり、継手取付用軸部12と同軸で、継手取付用軸部12よりも小径に形成されている。このネジ軸部13の外周には、抜け止めナット30が螺合する雄ネジ14が形成されている。この雄ネジ14は、螺合するナットを、回転軸10A,10Bの回転方向と逆方向に回転させると、ネジが締まるように、ねじ山が形成されている。
図1に示すように、継手フランジ20Aは回転軸10Aの端部に取り付けられ、継手フランジ20Bは回転軸10Bの端部に取り付けられる。継手フランジ20A,20Bは、図1〜図4に示すように、回転軸10A,10Bの端部が挿通される筒状部21と、この筒状部21の一端側の外周に鍔状に張り出して形成された連結用フランジ部22と、を備えている。
各継手フランジ20A,20Bの筒状部21には、図1及び図4に示すように、連結用フランジ部22とは逆側の端面21a側から順に、円柱状の軸挿通孔23と、ナット装着孔24とが形成されている。
円柱状の軸挿通孔23は、それぞれの回転軸10A,10Bにおける継手取付用軸部12が挿通する貫通孔である。この継手取付用軸部12が隙間嵌めとなる孔で、内径が軸本体部11の外径よりも僅かに小さく設定されている。図1に示すように、継手フランジ20A,20Bの筒状部21には、図1及び図4に示すように、連結用フランジ部22は、その筒状部21の端面21aが軸本体部11の端部11aに突き当たることで、軸方向の位置決めをすることができる。
図4に示す軸挿通孔23の軸方向の長さL1は、継手取付用軸部12の軸方向の長さK1よりも僅かに大きく設定されている。また、軸挿通孔23には、図4及び図6に示すように、キー溝23bが形成されている。このキー溝23bは、図2に示すように、回転軸10A,10Bのキー溝12bとの協働で、キー3を収容する。従って、本実施形態における継手フランジ20A,20Bは、回転軸10A,10Bの端部を筒状部21に挿通させた後、図2に示すように、対向するキー溝12b,23bにキー3を打ち込むことで、それぞれの回転軸10A,10Bに対して相対回転不能に取り付けられた状態となる。
ナット装着孔24は、軸挿通孔23に連なる円柱状の孔で、筒状部21の連結用フランジ部22側の端面21bに開口している。このナット装着孔24は、軸挿通孔23の内径よりも大きな内径で形成されていて、継手取付用軸部12に螺合した抜け止めナット30を収容する座ぐり孔になっている。
本実施形態の場合、図4に示すナット装着孔24の軸方向の長さL2は、後述する止めネジ40の軸方向の長さL3に略等しくしている。また、ネジ軸部13の軸方向の長さK2も、ナット装着孔24の軸方向の長さL2に略等しくしている。
筒状部21の連結用フランジ部22側の端面21bには、抜け止めナット30がナット装着孔24に収容された状態で、抜け止めナット30とナット装着孔24の周縁部とに跨る共掛け用ネジ孔26が穿設される。
共掛け用ネジ孔26は、回り止めピンである止めネジ40を螺合させる共掛け用孔である。本実施形態の場合、共掛け用ネジ孔26は、回転軸10A,10Bの軸方向に沿って延在するように、穿設される。また、共掛け用ネジ孔26は、抜け止めナット30とナット装着孔24の周縁部とに跨って形成されるため、ナット装着孔24の周縁部に形成されるフランジ側ネジ孔部26aと、抜け止めナット30の外周部に形成されるナット側ネジ孔部26bと、から構成される。
なお、図4、図6、図8には、共掛け用ネジ孔26を縦割りしたフランジ側ネジ孔部26aと、ナット側ネジ孔部26bと、を図示している。しかしながら、これらのフランジ側ネジ孔部26a及びナット側ネジ孔部26bは、それぞれの部品単体で事前に形成されるものではなく、図15(a)に示すようにナット装着孔24に抜け止めナット30が収容される組立状態で、雌ネジ形成用の加工装置93により共掛け用ネジ孔26を穿設することにより、形成される。組立状態で共掛け用ネジ孔26を穿設することで、フランジ側ネジ孔部26aとナット側ネジ孔部26bとの位置ずれを防止することができる。
継手フランジ20A,20Bにおける連結用フランジ部22には、図4及び図6に示すように、周方向に等間隔で、複数の連結用孔27が貫通形成されている。それぞれの連結用孔27は、フランジ締結具60を構成するボルト61を挿通させる孔である。
なお、以上に説明した継手フランジ20A,20Bでは、図4及び図7に示すように、筒状部21の連結用フランジ部22とは逆側の端面21aに、ネジ孔25が、形成されている。このネジ孔25は、吊り金具を取り付けるためネジ孔である。
抜け止めナット30は、回転軸10A,10Bの端部であるネジ軸部13に形成されている雄ネジ14に螺合するナットである。この抜け止めナット30は、図8に示すように、外周が円形で、円柱形状を成している。この抜け止めナット30の外径は、軸挿通孔23の内径よりも大きく、且つ、ナット装着孔24に隙間嵌めで装着可能に設定されている。この抜け止めナット30は、継手フランジ20A,20Bに挿通させた回転軸10A,10Bの軸端の雄ネジ14に螺合させると、図1に示すように、軸本体部11の端部11aとの間に継手フランジ20A,20Bを挾持した状態となり、これらの回転軸10A,10Bに対する継手フランジ20A,20Bの軸方向の相対移動を規制する。
本実施形態の抜け止めナット30の内周の雌ネジ34は、回転軸10A,10Bの回転方向と逆方向に回転させると、雄ネジ14上を締め付け方向に進むように、ねじ山が形成されている。
本実施形態の場合、抜け止めナット30の回転軸10A,10Bに平行な軸方向の端面35には、図4及び図8に示すように、軸方向に凹んだ複数の工具係合穴36が形成されている。工具係合穴36が形成される抜け止めナット30の端面35は、抜け止めナット30がナット装着孔24に収容される際に、軸挿通孔23とは逆側に位置して、外部に露出する面である。また、複数の工具係合穴36は、図8に示すように、直径DのピッチサークルC1上に、等間隔で配置されている。
抜け止めナット30に装備された複数の工具係合穴36は、図9〜図11に示すナット着脱治具70を係合させる穴である。
また、抜け止めナット30の外周には、図8に示すように、共掛け用ネジ孔26を構成するナット側ネジ孔部26bが形成される。このナット側ネジ孔部26bは、先にも説明したように、ナット装着孔24に抜け止めナット30が収容される組立状態で、抜け止めナット30とナット装着孔24の周縁部とに跨って共掛け用ネジ孔26を穿設することにより、形成される。
図9〜図11に示したナット着脱治具70は、抜け止めナット30上の二つの工具係合穴36にそれぞれ入り込む二つの突起71と、これら突起71が所定の離間間隔W1(図9参照)で取り付けられている本体部72と、本体部72に取り付けられている取手部73と、を有している。
ナット着脱治具70の本体部72は、金属製の平板構造で、図11に示すように、突起71を取り付けるための二つの取付穴721が所定の離間間隔W1で装備されている。この離間間隔W1は、抜け止めナット30において工具係合穴36が配置されるピッチサークルC1の直径Dに等しく設定されている。
また、二つの取付穴721は、図9に示すように、本体部72の中心軸72aに対して、線対称に配置されている。
本体部72に取り付けられる突起71は、金属製のピンで、図11に示すように、取付穴721に嵌合する嵌合軸部711と、この嵌合軸部711の一端に鍔状に形成されて取付穴721の外周部に当接する座板部712と、嵌合軸部711の他端から延出して工具係合穴36に嵌入可能な突起本体713と、を備えている。突起71は、図11に示すように、座板部712の外周面712aを本体部72に溶接することで、本体部72に固定されている。
取手部73は、本体部72の一部を、突起本体713の突出方向(図11の矢印Y1方向)と直交する方向に延長した部位である。また、取手部73は、図9に示すように、本体部72の中心軸72a上に延在するように装備されている。
以上に説明したナット着脱治具70は、本体部72に装備されている二つの突起71を抜け止めナット30上の二つの工具係合穴36に係合させた状態で、取手部73の図9の矢印R方向に回動操作することで、抜け止めナット30を回転操作することができる。
また、本実施形態におけるナット着脱治具70では、取手部73が本体部72の中心軸72a上に取手部73が延在すると共に、本体部72上の二つの突起71は中心軸72aに対して線対称に配置されている。従って、ナット着脱治具70に装備された二つの突起71は、抜け止めナット30上の中心を挟んで対向する二つの工具係合穴36に係合する。そのため、取手部73に加えられる回転操作力は、抜け止めナット30を回転中心回りに回転させる力となり、抜け止めナット30に拗り等を生じさせずに抜け止めナット30を円滑に回転させることができる。
止めネジ40は、図12及び図13に示すように、頂部に、回転操作用の六角穴41が形成された止めネジである。この止めネジ40は、図1及び図3に示すように、回転軸10A,10Bの軸方向に沿って延在するように穿設された共掛け用ネジ孔26にねじ込むことで、継手フランジ20A,20Bと抜け止めナット30とに共掛けされた状態になり、継手フランジ20A,20Bに対して抜け止めナット30を相対回転不能に拘束する。
本実施形態の場合、共掛け用ネジ孔26が回転軸10A,10Bの軸方向に沿って延在するため、止めネジ40は、回転軸10A,10Bに平行な軸方向に延びた形態に組み付けられる。
座金板50は、図4及び図14に示すように、リング状の金属板51に、複数のネジ挿通孔52を、連結用フランジ部22上の複数の連結用孔27と同じ配列状態に形成したものである。複数のネジ挿通孔52は、ボルト61を挿通可能である。この座金板50は、継手フランジ20Aと継手フランジ20Bとをフランジ締結具60により連結する際に、対向する一対の連結用フランジ部22間に挾持させることで、連結される継手フランジ20Aと継手フランジ20Bとの間に、座金板50の板厚分の離間距離を確保する。座金板50により確保された離間距離は、例えば、それぞれの回転軸10A,10Bに組み付けられた抜け止めナット30が組立誤差等で干渉することを防止する。
フランジ締結具60は、図1に示すように、対向する一対の連結用フランジ部22を挿通するボルト61と、このボルト61に螺合するナット62とで、継手フランジ20Aと継手フランジ20Bとを締結する。
以上に説明した本実施形態のカップリング装置1は、図15に示す手順で組み立てる。
まず、図15(a)に示すように、それぞれの回転軸10A,10Bの端部が挿入された継手フランジ20A,20Bに対してキー3を打ち込み、継手フランジ20A,20Bをそれぞれの回転軸10A,10Bに対して相対回転不能する。次に、それぞれの回転軸10A,10Bの端部の雄ネジ14に抜け止めナット30を螺合させて、それぞれの回転軸10A,10Bに対する各継手フランジ20A,20Bの軸方向の相対移動を規制する。雄ネジ14に抜け止めナット30を装着する際には、図9に示したナット着脱治具70を使って行う。具体的には、抜け止めナット30の複数の工具係合穴36に、ナット着脱治具70の突起71を挿入し、このナット着脱治具70により抜け止めナット30を回す。この際、抜け止めナット30を回す方向は、回転軸10A,10Bの回転方向とは逆方向である。
そして、図15(a)に示す組立状態にしたら、抜け止めナット30の外周とナット装着孔24の外周部とに跨るように、雌ネジ形成用の加工装置93によって、共掛け用ネジ孔26を穿設する。
次に、図15(b)に示すように、共掛け用ネジ孔26に回り止めネジ40をねじ込んで、各継手フランジ20A,20Bに対して抜け止めナット30を相対回転不能にする。
次に、図15(c)に示すように、各継手フランジ20A,20Bの連結用フランジ部22同士を、座金板50を挟んでボルト61及びナット62により締結すると、図1に示したように二つの回転軸10A,10Bが連結された状態になる。
以上に説明した本実施形態のカップリング装置1では、回転軸10A,10Bに対して継手フランジ20A,20Bの抜け止めを行う抜け止めナット30の回り止めは、継手フランジ20A,20Bと抜け止めナット30とに共掛けされる止めネジ40によって行う。言い換えれば、抜け止めナット30の回り止めに必要な部品は、単一の止めネジ40のみで済ませることが可能なため、部品点数の増加を抑えることができる。
ここで、比較のために、図16(b)に、雄ネジ14に螺合する抜け止めナットとして、一般的な六角ナット94を採用した場合の連結用フランジ部22の構造を示す。この場合、六角ナット94において、互いに対向する一対の側面の距離に対してナット装着孔24の内径を遥かに大きくしなければ、ナット装着孔24内で抜け止めナットである六角ナット94を回転させることができない。このため、抜け止めナットを一般的な六角ナット94で形成した場合、ナット装着孔24の内径が大きくなり、結果として、連結用フランジ部22の径方向寸法が大きくなる。一方、本実施形態のカップリング装置1では、図16(a)に示すように、抜け止めナット30が円柱形状であり、この抜け止めナット30が装着される連結用フランジ部22のナット装着孔24も円柱状である。このため、抜け止めナット30の外径に対してナット装着孔24の内径が僅かに大きければ、このナット装着孔24内で抜け止めナット30を回転させることができる。よって、本実施形態では、ナット装着孔24の内径を小さくでき、継手フランジ20A,20Bの径方向寸法の短縮化を図ることができる。このため、本実施形態によれば、カップリング装置1自体の小型化及び軽量化を図ることができる。
また、本実施形態では、前述したように、抜け止めナット30の外径に対してナット装着孔24の内径が僅かに大きければよいので、抜け止めナット30の外周面とナット装着孔24の内周面との間の隙間S1を極めて小さくすることができる。このため、継手フランジ20A,20Bと抜け止めナット30,30とに共掛けされる止めネジ40の小型化を図ることができる。よって、本実施形態によれば、この観点からも、カップリング装置1自体の小型化及び軽量化を図ることができる。
また、本実施形態のカップリング装置1では、回転軸10A,10Bの雄ネジ14および該雄ネジ14に螺合する抜け止めナット30の雌ネジ34は、回転軸10A,10Bの回転方向と逆方向に抜け止めナット30を回すことで締め付けが増すように、ねじ山が形成されている。そのため、回転軸10A,10Bの回転により抜け止めナット30の締め付けが緩むことを抑止することができ、継手フランジ20A,20Bに対する抜け止めナット30による移動規制性能の信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態のカップリング装置1では、回り止めピンとしての止めネジ40は、継手フランジ20A,20Bのナット装着孔24の周縁部と抜け止めナット30とに跨って回転軸10A,10Bの軸方向に沿って穿設された共掛け用ネジ孔26に螺合する雄ネジである。そして、止めネジ40を螺合させる共掛け用ネジ孔26は、ナット装着孔24から外部に露出する抜け止めナット30の外側端面に開口するため、外部からの視認が容易で、止めネジ40の取り付け作業を容易にすることができる。更に、止めネジ40は、頂部に六角穴41を形成した構造とすることで、共掛け用ネジ孔26へのねじ込み操作を容易にすることができ、共掛け用ネジ孔26に簡単に固定することができる。
また、当該カップリング装置1の止めネジ40は、当該止めネジ40の軸線と直交する方向に作用する抜け止めナット30からの荷重を受け止めることで、抜け止めナット30を回り止めするもので、止めネジ40の長さ自体は、回り止め性能への影響が少ない。そのため、止めネジ40の短尺化によって、当該カップリング装置1の小型化や軽量化を促進することができる。
また、本実施形態のカップリング装置1では、抜け止めナット30の着脱時における回転操作は、回転軸10A,10Bの軸方向の外方側から当該抜け止めナット30の端面の工具係合穴36に係合する治具を使用することで、簡単に実現することができる。言い換えると、抜け止めナット30の着脱時における回転操作に必要な作業空間は、抜け止めナット30に対して、回転軸10A,10Bの軸方向の外側に確保すればよく、抜け止めナット30の外周囲に回転作業用の空間を確保する必要がない。即ち、ナット装着孔24の内周面と抜け止めナット30の外周面との間には、当該抜け止めナット30を回転操作するための空間を確保する必要がない。そのため、図16(a)に示したように、ナット装着孔24と抜け止めナット30との間の隙間S1が微小となるようにナット装着孔24を小径化して、継手フランジ20A,20Bにおける連結用フランジ部22の径方向寸法の短縮によるカップリング装置1の小型化及び軽量化をより促進させることができる。
一方、図16(b)を用いて前述したように、抜け止めナットとして、一般的な六角ナット94を採用した場合には、六角ナット94と雌ネジ34との間の隙間S2を、六角ナット94を回転操作するボックスレンチ等の工具が入る程度まで大きく設定しなければならず、ナット装着孔24の大径化により連結用フランジ部22が大径化し、カップリング装置の大型化や重量化といった不都合が発生してしまう。
また、本実施形態のカップリング装置1における抜け止めナット30を回転操作するためのナット着脱治具70は、本体部72に取り付けられている複数の突起71を抜け止めナット30の複数の工具係合穴36に嵌入させ、本体部72が抜け止めナット30の中心軸回りに旋回するように、取手部73を操作することで、抜け止めナット30を回転操作することができ、回転軸に対する抜け止めナット30の着脱を容易にすることができる。
また、本実施形態におけるナット着脱治具70は、取手部73が本体部72の中心軸72a上に取手部73が延在すると共に、本体部72上の二つの突起71は中心軸72aに対して線対称に配置されている。従って、ナット着脱治具70に装備された二つの突起71は、抜け止めナット30上の中心を挟んで対向する二つの工具係合穴36に係合する。そのため、取手部73に加えられる回転操作力は、抜け止めナット30を回転中心回りに回転させる力となり、抜け止めナット30に拗り等を生じさせずに抜け止めナット30を円滑に回転させることができる。
なお、本発明に係るカップリング装置において、抜け止めナット30を回り止めする回り止めピンの配置は、上記実施形態に示した回転軸10A,10Bの軸方向に沿って延在させる配置に限らない。
図17は、抜け止めナット30を回り止めする回り止めピンの配置の変形例を示している。この例では、回り止めする回り止めピン40Aは、連結用フランジ部22の径方向に穿設された共掛け用孔26Aに挿入されることで、継手フランジ20A,20Bと抜け止めナット30に共掛けされて、継手フランジ20A,20Bに対して抜け止めナット30を相対回転不能に拘束する。
即ち、本発明に係るカップリング装置における回り止めピンの延在方向は、図17に示すように、回転軸10A,10Bの軸方向と直交する方向に設定することもできる。但し、図17に示した構造の場合は、回り止めピン40Aが連結用フランジ部22を半径方向に横断するため、図1に示したように回り止めネジ(回り止めピン)40を回転軸10A,10Bの軸方向に沿って延在させる場合と比較して、回り止めピンの長さ及び外径が増大する。
また、本実施形態における回り止めピンには、本実施形態に示した止めネジ40ではなく、円柱構造のリーマピンを使うようにしてもよい。そして、回り止めピンにリーマピンを使用する場合には、当該回り止めピンが嵌合する共掛け用孔は、リーマピンが緊密嵌合するリーマ穴に形成しておくとよい。
1:カップリング装置、10A,10B:回転軸、14:雄ネジ、20A:継手フランジ、20B:継手フランジ、23:軸挿通孔、24:ナット装着孔、30:抜け止めナット、34:雌ネジ、36:工具係合穴、40:止めネジ(回り止めピン)、70:ナット着脱治具、71:突起、72:本体部、73:取手部

Claims (5)

  1. 二つの回転軸相互を連結するカップリング装置において、
    前記回転軸の端部が挿通されて、該回転軸に対して相対回転不能に取り付けられる継手フランジと、
    前記回転軸の端部に形成されている雄ネジに螺合し、該回転軸に対する前記継手フランジの軸方向の相対移動を規制する抜け止めナットと、
    前記継手フランジと前記抜け止めナットとに共掛けされて、前記継手フランジに対して前記抜け止めナットを相対回転不能に拘束する回り止めピンと、
    を備え、
    前記継手フランジには、前記回転軸の前記端部が挿通される円柱状の軸挿通孔と、円柱状を成し該軸挿通孔の内径よりも大きな内径で該軸挿通孔と連なるナット装着孔と、が形成され、
    前記抜け止めナットは、前記ナット装着孔に装着可能な円柱形状を成す、
    ことを特徴とするカップリング装置。
  2. 請求項1に記載のカップリング装置において、
    前記抜け止めナットは、前記回転軸の雄ネジに螺合し、前記回転軸の回転方向と逆向きの雌ネジが形成されている、
    ことを特徴とするカップリング装置。
  3. 請求項1又は2に記載のカップリング装置において、
    前記回り止めピンは、前記回転軸に平行な軸方向に延びている、
    ことを特徴とするカップリング装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のカップリング装置において、
    前記抜け止めナットの前記回転軸に平行な軸方向の端面には、該軸方向に凹んだ複数の工具係合穴が形成されている、
    ことを特徴とするカップリング装置。
  5. 請求項4に記載のカップリング装置の前記抜け止めナットの複数の前記工具係合穴にそれぞれ入り込む複数の突起と、
    複数の前記突起が取り付けられている本体部と、
    前記本体部に取り付けられている取手部と、
    を有することを特徴とするナット着脱治具。
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