JP6770259B2 - 無線通信装置 - Google Patents
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Description
第2発明の無線通信装置は、ブームを有する作業機械に備えられる無線通信装置であって、前記作業機械に設けられた制御装置と、前記制御装置と無線通信可能な遠隔操作端末と、を備え、前記制御装置は、前記ブームの姿勢に基づき送信電力設定値を求め、前記送信電力設定値に従って送信電力を調整することを特徴とする。
第3発明の無線通信装置は、第1または第2発明において、前記ブームの姿勢のうち作業半径に基づき送信電力設定値を求めることを特徴とする。
第4発明の無線通信装置は、第1または第2発明において、前記ブームの姿勢のうち前記ブームの長さに基づき送信電力設定値を求めることを特徴とする。
第5発明の無線通信装置は、第1または第2発明において、前記ブームの姿勢のうち作業半径と前記ブームの先端部から吊り下げられたフックの高さとに基づき送信電力設定値を求めることを特徴とする。
第3発明によれば、作業半径の変化にともない送信電力を調整するので、遠隔操作端末を操作する作業者が作業半径の変化とともに移動する場合に、適切な送信電力となる。
第4発明によれば、作業半径の変化に加えて、ブーム先端部の高さの変化にともない送信電力を調整するので、遠隔操作端末を操作する作業者が高所に居る場合にも、適切な送信電力となる。
第5発明によれば、作業半径の変化に加えて、フックの高さの変化にともない送信電力を調整するので、遠隔操作端末を操作する作業者が高所に居る場合にも、適切な送信電力となる。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係る無線通信装置1は積載形トラッククレーンCRに備えられる。無線通信装置1は積載形トラッククレーンCRのクレーン装置を遠隔操作するのに用いられる。
まず、積載形トラッククレーンCRの構成について説明する。
図7に示すように、積載形トラッククレーンCRは、汎用トラック110の運転室111と荷台112との間の車両フレーム113に小型クレーン120が搭載されたものである。
つぎに、無線通信装置1の構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態の無線通信装置1は前記積載形トラッククレーンCRの制御装置10と遠隔操作端末20とから構成される。
つぎに、無線通信装置1の処理について説明する。
図2に示すように、まず、制御装置10は信号を送信する(ステップS11)。この信号には、ブームの姿勢としてブーム長さLとブーム起伏角度θとが含まれている。具体的には以下の処理が行われる。長さ検出器31は検出したブーム長さLをクレーン制御部14に出力する。起伏角度検出器32は検出したブーム起伏角度θをクレーン制御部14に出力する。クレーン制御部14はブーム長さLとブーム起伏角度θとを送信データ生成部15に出力する。送信データ生成部15はブーム長さLとブーム起伏角度θとを含む送信データを生成し、送信部12に出力する。送信部12はアンテナ11を介して送信データを送信する。
つぎに、本発明の第2実施形態に係る無線通信装置2を説明する。
図8に示すように、吊り荷Wを高所に揚げたり、高所から降ろしたりする場合、遠隔操作端末20を操作する作業者は、高所(例えば、建物の2階)に居る場合がある。ここで、作業者(遠隔操作端末20)は、ブーム先端部高さH1よりも低い位置に居るはずである。そのため、遠隔操作端末20と制御装置10との距離は、水平方向には作業半径R程度であるとともに、鉛直方向にはブーム先端部高さH1程度であると推測される。すわなち、遠隔操作端末20と制御装置10との距離はブーム長さL程度であると推測される。本実施形態は、遠隔操作端末20と制御装置10との距離がブーム長さL程度であるとの前提のもと、ブーム長さLに基づき遠隔操作端末20の送信電力を調整するところに特徴を有する。
本実施形態の無線通信装置2の構成は、第1実施形態の無線通信装置1の構成と同様の構成であるので、説明を省略する(図1参照)。
つぎに、無線通信装置2の処理について説明する。
無線通信装置2の処理は、第1実施形態の無線通信装置1の処理とほぼ同様であるので、相違点のみ説明する。
つぎに、本発明の第3実施形態に係る無線通信装置3を説明する。
前述のごとく、吊り荷Wを高所に揚げたり、高所から降ろしたりする場合、遠隔操作端末20を操作する作業者は、高所(例えば、建物の2階)に居る場合がある。ここで、作業者(遠隔操作端末20)は、フック高さH2程度であると推測される。そのため、遠隔操作端末20と制御装置10との距離は、水平方向には作業半径R程度であるとともに、鉛直方向にはフック高さH2程度であると推測される。この推測に基づけば、遠隔操作端末20と制御装置10との距離は、作業半径Rとフック高さH2とから求まる。本実施形態は、遠隔操作端末20と制御装置10との距離が作業半径Rとフック高さH2とから求まるとの前提のもと、作業半径Rとフック高さH2とに基づき遠隔操作端末20の送信電力を調整するところに特徴を有する。
本実施形態の無線通信装置3の構成は、第1実施形態の無線通信装置1の構成と同様の構成であるので、説明を省略する(図1参照)。
つぎに、無線通信装置3の処理について説明する。
無線通信装置3の処理は、第1実施形態の無線通信装置1の処理とほぼ同様であるので、相違点のみ説明する。
つぎに、本発明の第4実施形態に係る無線通信装置4を説明する。
(無線通信装置4)
図3に示すように、本実施形態の無線通信装置4は積載形トラッククレーンCRの制御装置10と遠隔操作端末20とから構成される。制御装置10および遠隔操作端末20の構成は、第1実施形態とほぼ同様であるので、相違点のみ説明する。
つぎに、無線通信装置4の処理について説明する。
図4に示すように、まず、制御装置10の送信電力演算部16は、ブーム長さLとブーム起伏角度θとから作業半径Rを求める(ステップS31)。具体的には以下の処理が行われる。長さ検出器31は検出したブーム長さLをクレーン制御部14に出力する。起伏角度検出器32は検出したブーム起伏角度θをクレーン制御部14に出力する。クレーン制御部14はブーム長さLとブーム起伏角度θとを送信電力演算部16に出力する。送信電力演算部16は入力されたブーム長さLとブーム起伏角度θとから作業半径Rを求める。
つぎに、本発明の第5実施形態に係る無線通信装置5を説明する。
上記実施形態では、遠隔操作端末20の送信電力を調整するよう構成したが、これに代えてまたは加えて、制御装置10の送信電力を調整するよう構成してもよい。
図5に示すように、本実施形態の無線通信装置5は積載形トラッククレーンCRの制御装置10と遠隔操作端末20とから構成される。制御装置10および遠隔操作端末20の構成は、第1実施形態とほぼ同様であるので、相違点のみ説明する。
つぎに、無線通信装置5の処理について説明する。
図6に示すように、まず、制御装置10の送信電力調整部17は、ブーム長さLとブーム起伏角度θとから作業半径Rを求める(ステップS51)。具体的には以下の処理が行われる。長さ検出器31は検出したブーム長さLをクレーン制御部14に出力する。起伏角度検出器32は検出したブーム起伏角度θをクレーン制御部14に出力する。クレーン制御部14はブーム長さLとブーム起伏角度θとを送信電力調整部17に出力する。送信電力調整部17は入力されたブーム長さLとブーム起伏角度θとから作業半径Rを求める。
本発明に係る無線通信装置は、積載形トラッククレーンCRに限らず、あらゆる種類のクレーンに適用できる。また、クレーン限らず、あらゆる種類の作業機械に適用できる。例えば、高所作業車に適用してもよい。高所作業車の場合、上記実施形態の制御装置10は車両側に設けられ、遠隔操作端末20はブーム先端のデッキに固定される。
10 制御装置
11 アンテナ
12 送信部
13 受信部
14 クレーン制御部
15 送信データ生成部
16 送信電力演算部
17 送信電力調整部
20 遠隔操作端末
21 アンテナ
22 送信部
23 受信部
24 送信電力調整部
25 送信データ生成部
26 表示データ生成部
27 入力部
28 表示部
29 電源部
31 姿勢検出器
32 起伏角度検出器
33 ワイヤ繰り出し長さ検出器
Claims (5)
- ブームを有する作業機械に備えられる無線通信装置であって、
前記作業機械に設けられた制御装置と、
前記制御装置と無線通信可能な遠隔操作端末と、を備え、
前記制御装置は、
前記ブームの姿勢に基づき送信電力設定値を求め、
前記送信電力設定値を前記遠隔操作端末に送信し、
前記遠隔操作端末は、
前記制御装置から前記送信電力設定値を受信し、
前記送信電力設定値に従って送信電力を調整する
ことを特徴とする無線通信装置。 - ブームを有する作業機械に備えられる無線通信装置であって、
前記作業機械に設けられた制御装置と、
前記制御装置と無線通信可能な遠隔操作端末と、を備え、
前記制御装置は、
前記ブームの姿勢に基づき送信電力設定値を求め、
前記送信電力設定値に従って送信電力を調整する
ことを特徴とする無線通信装置。 - 前記ブームの姿勢のうち作業半径に基づき送信電力設定値を求める
ことを特徴とする請求項1または2記載の無線通信装置。 - 前記ブームの姿勢のうち前記ブームの長さに基づき送信電力設定値を求める
ことを特徴とする請求項1または2記載の無線通信装置。 - 前記ブームの姿勢のうち作業半径と前記ブームの先端部から吊り下げられたフックの高さとに基づき送信電力設定値を求める
ことを特徴とする請求項1または2記載の無線通信装置。
Priority Applications (1)
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JP2019190266A JP6770259B2 (ja) | 2019-10-17 | 2019-10-17 | 無線通信装置 |
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JP2019190266A JP6770259B2 (ja) | 2019-10-17 | 2019-10-17 | 無線通信装置 |
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