JP6661967B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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本発明は、無線通信装置に関する。さらに詳しくは、作業機械に備えられたブームの姿勢に基づき送信電力を調整する無線通信装置に関する。
一部の積載形トラッククレーンにはクレーン装置を制御する制御装置に無線通信機能が搭載されている。制御装置は遠隔操作端末と無線通信可能であり、遠隔操作端末を操作することでクレーン装置を動作させることができる。遠隔操作端末はバッテリー駆動であるため、長時間の操作を可能にするためには、できるだけ消費電力を抑えることが求められる。消費電力を抑える方法の一つとして、遠隔操作端末の送信電力を低減する方法が挙げられる。
特許文献1、2には、端末が受信した信号の受信強度に応じて、端末の送信電力を調整することが開示されている。しかし、端末側の受信強度と本体側の受信強度とは必ずしも一致しない。本体側の受信強度が不明であるため、端末の送信電力を調整しても問題ないか、すなわち本体側の受信強度が低くなりすぎないか、あるいは必要以上の送信電力となり端末の電力が無駄に消費されていないかは不明である。
特開2008−288954号公報 特開平5−160777号公報
本発明は上記事情に鑑み、送信電力を適切に調整できる無線通信装置を提供することを目的とする。
第1発明の無線通信装置は、ブームを有する作業機械に備えられる無線通信装置であって、前記作業機械に設けられた制御装置と、前記制御装置と無線通信可能な遠隔操作端末と、を備え、前記遠隔操作端末は、前記ブームの作業半径に基づき送信電力設定値を求め、前記送信電力設定値に従って送信電力を調整することを特徴とする。
第2発明の無線通信装置は、ブームを有する作業機械に備えられる無線通信装置であって、前記作業機械に設けられた制御装置と、前記制御装置と無線通信可能な遠隔操作端末と、を備え、前記遠隔操作端末は、前記ブームの作業半径と前記ブームの先端部から吊り下げられたフックの高さとに基づき送信電力設定値を求め、前記送信電力設定値に従って送信電力を調整することを特徴とする。
第1発明によれば、ブームの姿勢の変化にともない送信電力を調整することにより、遠隔操作端末が制御装置から離れる場合には送信電力を大きくでき、遠隔操作端末が制御装置に近づく場合には送信電力を小さくできる。このように、送信電力を適切に調整できる。また、作業半径の変化にともない送信電力を調整するので、遠隔操作端末を操作する作業者が作業半径の変化とともに移動する場合に、適切な送信電力となる。
第2発明によれば、作業半径の変化に加えて、フックの高さの変化にともない送信電力を調整するので、遠隔操作端末を操作する作業者が高所に居る場合にも、適切な送信電力となる。
本発明の第1〜第3実施形態に係る無線通信装置1〜3のブロック図である。 同無線通信装置1の処理のフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る無線通信装置4のブロック図である。 同無線通信装置4の処理のフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係る無線通信装置5のブロック図である。 同無線通信装置5の処理のフローチャートである。 積載形トラッククレーンCRの側面図である。 制御装置10と遠隔操作端末20との位置関係の説明図である。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係る無線通信装置1は積載形トラッククレーンCRに備えられる。無線通信装置1は積載形トラッククレーンCRのクレーン装置を遠隔操作するのに用いられる。
(積載形トラッククレーンCR)
まず、積載形トラッククレーンCRの構成について説明する。
図7に示すように、積載形トラッククレーンCRは、汎用トラック110の運転室111と荷台112との間の車両フレーム113に小型クレーン120が搭載されたものである。
小型クレーン120は、車両フレーム113上に固定されたベース121と、ベース121に対して旋回可能に設けられたポスト122と、ポスト122の上端部に起伏可能に設けられたブーム123と、ベース121の左右両側に設けられた一対のアウトリガ装置124とを備えている。
ポスト122にはウインチが内蔵されている。このウインチからワイヤロープをブーム123の先端部に導いて、ブーム123先端部の滑車を介してフック125に掛け回すことにより、フック125をブーム123の先端部から吊り下げている。
これらのクレーン装置は油圧回路により油圧駆動される。この油圧回路を操作するためのレバー群126がベース121の左右両側に設けられている。また、油圧回路を電気的に制御する制御装置10がベース121に設けられている。
制御装置10は遠隔操作端末20と双方向に無線通信可能となっている。遠隔操作端末20には各種のスイッチやレバーなどの入力部と、液晶パネルなどの表示部が搭載されている。作業者が遠隔操作端末20の入力部を操作すると、遠隔操作端末20は制御装置10に操作信号を発し、制御装置10はその操作信号を基に油圧回路を制御してクレーン装置を動作させる。このようにして、作業者は遠隔操作端末20を用いてクレーン装置を遠隔操作できる。
小型クレーン120にはブーム123の姿勢を検出する各種の姿勢検出器が設けられている。姿勢検出器としては、ブーム123の長さを検出する長さ検出器31、ブーム123の起伏角度を検出する起伏角度検出器32、フック125を吊り下げるワイヤロープの繰り出し長さを検出するワイヤ繰り出し長さ検出器33などが挙げられる。その他にも、ブーム123の旋回角度を検出する旋回角度検出器が挙げられる。
長さ検出器31の構成は特に限定されないが、例えばブーム123の先端部にコードの端部が固定されたコードリールの回転角度をポテンショメータで読み取る構成が挙げられる。起伏角度検出器32の構成は特に限定されないが、例えばポテンショメータに振り子を取り付けた振子式の角度測定器が挙げられる。ワイヤ繰り出し長さ検出器33の構成は特に限定されないが、例えばウインチの回転数を検出するポテンショメータと、ワイヤロープの巻層を補正する機構とからなる構成が挙げられる。
図8に示すように、長さ検出器31によりブーム長さLを検出でき、起伏角度検出器32によりブーム起伏角度θを検出できる。また、ブーム長さLとブーム起伏角度θとから作業半径Rを求めることができる。作業半径Rとは、ブーム123の旋回中心とブーム123の先端部との水平距離を意味する。例えば、数式(1)により作業半径Rを求めることができる。
また、ブーム長さLとブーム起伏角度θとブーム123の起伏中心の地上高とからブーム先端部高さH1を求めることができる。ブーム先端部高さH1とは、ブーム123の先端部の地上高を意味する。例えば、数式(2)によりブーム先端部高さH1を求めることができる。なお、数式(2)において、hはブーム123の起伏中心の地上高である。
さらに、ワイヤ繰り出し長さ検出器33で検出されたワイヤロープの繰り出し長さとブーム先端部高さH1とからフック高さH2を求めることができる。フック高さH2とは、フック125の地上高を意味する。例えば、数式(3)によりフック高さH2を求めることができる。なお、数式(3)において、mはブーム先端部とフック125との距離であり、ワイヤロープの繰り出し長さを、ワイヤロープのフック125への巻き掛け数で割ることで得られる。
本明細書において「ブームの姿勢」とは、ブーム長さL、ブーム起伏角度θ、ブーム旋回角度に加えて、作業半径R、ブーム先端部高さH1、フック高さH2を含む概念である。「姿勢検出器」とは、これらブームの姿勢を直接的または間接的に検出する検出器である。
ところで、遠隔操作端末20を操作する作業者は、吊り荷Wの状況を確認しながら操作を行うため、吊り荷Wの近くに居ることが多い。ブーム123を伸長したり、ブーム123を倒伏したりした場合には、吊り荷Wがブーム123の旋回中心から離れるので、それに合せて作業者(遠隔操作端末20)もブーム123の旋回中心から離れる。ブーム123を収縮したり、ブーム123を起仰したりした場合には、吊り荷Wがブーム123の旋回中心に近寄るので、それに合せて作業者(遠隔操作端末20)もブーム123の旋回中心に近寄る。このように、遠隔操作端末20は吊り荷Wの近くに存在することが多い。一方、制御装置10はブーム123の旋回中心付近に設けられている。そのため、遠隔操作端末20と制御装置10との距離は常に作業半径R程度であると推測される。換言すれば、作業半径Rの変化にともない、遠隔操作端末20と制御装置10との距離が変化すると推測される。
制御装置10は遠隔操作端末20から送信された電波を受信する。遠隔操作端末20と制御装置10との距離が遠くなると、制御装置10の受信強度が弱くなるため、無線通信に支障がでないように遠隔操作端末20の送信電力を大きくする必要がある。逆に、遠隔操作端末20と制御装置10との距離が近くなると、制御装置10の受信強度が強くなるため、遠隔操作端末20の送信電力を小さくしても無線通信に支障がでることがなく、電力消費を抑えることができる。本実施形態は、遠隔操作端末20と制御装置10との距離が作業半径R程度であるとの前提のもと、作業半径Rに基づき遠隔操作端末20の送信電力を調整するところに特徴を有する。
(無線通信装置1)
つぎに、無線通信装置1の構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態の無線通信装置1は前記積載形トラッククレーンCRの制御装置10と遠隔操作端末20とから構成される。
制御装置10は、アンテナ11と、送信部12と、受信部13と、クレーン制御部14と、送信データ生成部15とを備えている。アンテナ11は筐体の外に設けられるものでもよいし、筐体に内蔵されるものでもよい。また、アンテナ11、送信部12、および受信部13として種々の構成を採用できる。これらが一体化した送受信ユニットを用いてもよい。
クレーン制御部14はクレーン装置を制御する機能と、クレーン装置の各種情報を取得する機能とを有する。クレーン制御部14はCPUやメモリで構成されたコンピュータであり、その機能はメモリに記憶されたプログラムをCPUが実行することで実現される。
姿勢検出器(長さ検出器31、起伏角度検出器32、ワイヤ繰り出し長さ検出器33)はクレーン制御部14に接続されている。姿勢検出器31、32、33で検出されたブームの姿勢(ブーム長さL、ブーム起伏角度θ、ワイヤ繰り出し長さ)はクレーン制御部14に入力されている。クレーン制御部14はブームの姿勢などを含むクレーン情報を送信データ生成部15に出力する。
送信データ生成部15は各種の情報から無線通信に用いられる送信データを生成する機能を有する。送信データ生成部15はクレーン制御部14からクレーン情報が入力された場合に、そのクレーン情報を含む送信データを生成する。送信データ生成部15は生成した送信データを送信部12に出力する。
送信部12は入力された送信データを無線通信用の電気信号に変換してアンテナ11に出力する。これにより、送信データを遠隔操作端末20に向けて無線送信できる。
遠隔操作端末20から信号が送信されると、その信号はアンテナ11で受信される。受信部13はアンテナ11が信号を受信することで生成された電気信号を制御装置10の内部で利用可能な形式に変換する。
遠隔操作端末20から送信されたクレーン装置の操作に関する操作信号を受信した場合、受信部13は操作信号をクレーン制御部14に出力する。クレーン制御部14は操作信号に従ってクレーン装置を動作させる。
遠隔操作端末20は、アンテナ21と、送信部22と、受信部23と、送信電力調整部24と、送信データ生成部25と、表示データ生成部26と、入力部27と、表示部28と、電源部29とを備える。アンテナ21は筐体の外に設けられるものでもよいし、筐体に内蔵されるものでもよい。また、アンテナ21、送信部22および受信部23として種々の構成を採用できる。これらが一体化した送受信ユニットを用いてもよい。
入力部27はクレーン装置の動作を指示するための装置であり、各種のスイッチやレバーなどからなる。作業者が入力部27を操作すると、その操作信号、例えばスイッチのON/OFFやレバーの傾倒量が送信データ生成部25に入力される。
送信データ生成部25は各種の情報から無線通信に用いられる送信データを生成する機能を有する。送信データ生成部25は入力部27から操作信号が入力された場合に、その操作信号を含む送信データを生成する。送信データ生成部25は生成した送信データを送信部22に出力する。
送信部22は入力された送信データを無線通信用の電気信号に変換してアンテナ21に出力する。これにより、送信データを制御装置10に向けて無線送信できる。
制御装置10から信号が送信されると、その信号はアンテナ21で受信される。受信部23はアンテナ21が信号を受信することで生成された電気信号を遠隔操作端末20の内部で利用可能な形式に変換する。
制御装置10から送信されたクレーン情報を受信した場合、受信部23はクレーン情報を表示データ生成部26に出力する。表示データ生成部26はクレーン情報から表示データを生成して表示部28に出力する。これにより、表示部28にクレーン情報が表示される。なお、表示部28は液晶パネルなどで構成される。
受信部23は受信したクレーン情報に含まれるブームの姿勢を送信電力調整部24に出力する。送信電力調整部24はブームの姿勢に基づき送信電力設定値を求め、送信電力設定値に従って送信部22の送信電力を調整する。この処理の詳細は後述する。
電源部29は電池を含む。この電池は一次電池であってもよいし二次電池であってもよい。電源部29は遠隔操作端末20を構成する各部材に電力を供給する。
(処理)
つぎに、無線通信装置1の処理について説明する。
図2に示すように、まず、制御装置10は信号を送信する(ステップS11)。この信号には、ブームの姿勢としてブーム長さLとブーム起伏角度θとが含まれている。具体的には以下の処理が行われる。長さ検出器31は検出したブーム長さLをクレーン制御部14に出力する。起伏角度検出器32は検出したブーム起伏角度θをクレーン制御部14に出力する。クレーン制御部14はブーム長さLとブーム起伏角度θとを送信データ生成部15に出力する。送信データ生成部15はブーム長さLとブーム起伏角度θとを含む送信データを生成し、送信部12に出力する。送信部12はアンテナ11を介して送信データを送信する。
そうすると、遠隔操作端末20は制御装置10から送信された信号を受信する(ステップS21)。遠隔操作端末20の受信部23は受信した信号に含まれるブーム長さLとブーム起伏角度θとを送信電力調整部24に出力する。
つぎに、送信電力調整部24は、ブーム長さLとブーム起伏角度θとから作業半径Rを求める(ステップS22)。
つぎに、送信電力調整部24は作業半径Rに基づき送信電力設定値を求める(ステップS23)。作業半径Rと送信電力設定値との関係は、予め関係式で定めておいてもよいし、種々の作業半径Rに対応する送信電力設定値をデータベース形式で記憶しておいてもよい。作業半径Rが小さいほど送信電力設定値を小さくし、作業半径Rが大きいほど送信電力設定値を大きくする。
つぎに、送信電力調整部24は求めた送信電力設定値となるように、送信部22の送信電力を調整する(ステップS24)。
制御装置10は所定時間間隔で、ブームの姿勢を含むクレーン情報を遠隔操作端末20に送信する。遠隔操作端末20は制御装置10からブームの姿勢を含むクレーン情報を受信するたびに、上記ステップS21からS24の処理を実行する。また、遠隔操作端末20は所定時間間隔または入力部27が操作されたタイミングで、信号を制御装置10に送信する。この際、遠隔操作端末20は送信電力調整処理(ステップS24)において調整された送信電力で信号を送信することとなる。送信電力調整処理(ステップS24)が繰り返し実行されることにより、リアルタイムで遠隔操作端末20の送信電力が調整される。
なお、ステップS11において、クレーン制御部14はブーム長さLとブーム起伏角度θとから作業半径Rを予め求めておいてもよい。この場合、クレーン制御部14は作業半径Rを送信データ生成部15に出力する。送信データ生成部15は作業半径Rを含む送信データを生成し、送信部12に出力する。送信部12はアンテナ11を介して送信データを送信する。制御装置10から送信された信号に作業半径Rが含まれる場合には、受信部23が作業半径Rを送信電力調整部24に出力すればよく、作業半径演算処理(ステップS22)を省略できる。
以上のように処理することで、作業半径Rの変化にともない遠隔操作端末20の送信電力を調整できる。具体的には、作業半径Rが大きくなると送信電力が大きくなり、作業半径Rが小さくなると送信電力が小さくなる。遠隔操作端末20を操作する作業者が作業半径の変化とともに移動する場合に、遠隔操作端末20が制御装置10から離れる場合には送信電力を大きくでき、遠隔操作端末20が制御装置10に近づく場合には送信電力を小さくできる。その結果、適切な送信電力となる。
遠隔操作端末20の送信電力が大きすぎる場合には、無駄に電力が消費される。一方、遠隔操作端末20の送信電力が小さすぎる場合には、制御装置10の受信強度が低くなり、無線通信に支障がでる可能性がある。送信電力を適切な状態に調整することにより、受信強度が過剰となることを防止でき、遠隔操作端末20の電力を無駄に消費しないため、長時間の操作が可能となる。また、無線通信に支障がでることを防止できる。
〔第2実施形態〕
つぎに、本発明の第2実施形態に係る無線通信装置2を説明する。
図8に示すように、吊り荷Wを高所に揚げたり、高所から降ろしたりする場合、遠隔操作端末20を操作する作業者は、高所(例えば、建物の2階)に居る場合がある。ここで、作業者(遠隔操作端末20)は、ブーム先端部高さH1よりも低い位置に居るはずである。そのため、遠隔操作端末20と制御装置10との距離は、水平方向には作業半径R程度であるとともに、鉛直方向にはブーム先端部高さH1程度であると推測される。すわなち、遠隔操作端末20と制御装置10との距離はブーム長さL程度であると推測される。本実施形態は、遠隔操作端末20と制御装置10との距離がブーム長さL程度であるとの前提のもと、ブーム長さLに基づき遠隔操作端末20の送信電力を調整するところに特徴を有する。
(無線通信装置2)
本実施形態の無線通信装置2の構成は、第1実施形態の無線通信装置1の構成と同様の構成であるので、説明を省略する(図1参照)。
(処理)
つぎに、無線通信装置2の処理について説明する。
無線通信装置2の処理は、第1実施形態の無線通信装置1の処理とほぼ同様であるので、相違点のみ説明する。
図2に示すように、まず、制御装置10は信号を送信する(ステップS11)。この信号には、ブームの姿勢としてブーム長さLが含まれている。そうすると、遠隔操作端末20は制御装置10から送信された信号を受信する(ステップS21)。遠隔操作端末20の受信部23は受信した信号に含まれるブーム長さLを送信電力調整部24に出力する。
本実施形態では、作業半径演算処理(ステップS22)を省略してよい。送信電力調整部24はブーム長さLに基づき送信電力設定値を求める(ステップS23)。ブーム長さLと送信電力設定値との関係は、予め関係式で定めておいてもよいし、種々のブーム長さLに対応する送信電力設定値をデータベース形式で記憶しておいてもよい。ブーム長さLが小さいほど送信電力設定値を小さくし、ブーム長さLが大きいほど送信電力設定値を大きくする。
つぎに、送信電力調整部24は求めた送信電力設定値となるように、送信部22の送信電力を調整する(ステップS24)。
以上のように処理することで、作業半径Rの変化に加えて、ブーム先端部高さH1の変化にともない遠隔操作端末20の送信電力を調整できる。具体的には、作業半径Rが大きくなると送信電力が大きくなり、作業半径Rが小さくなると送信電力が小さくなる。また、ブーム先端部高さH1が高くなると送信電力が大きくなり、ブーム先端部高さH1が低くなると送信電力が小さくなる。遠隔操作端末20を操作する作業者が高所に居る場合にも、適切な送信電力となる。
〔第3実施形態〕
つぎに、本発明の第3実施形態に係る無線通信装置3を説明する。
前述のごとく、吊り荷Wを高所に揚げたり、高所から降ろしたりする場合、遠隔操作端末20を操作する作業者は、高所(例えば、建物の2階)に居る場合がある。ここで、作業者(遠隔操作端末20)は、フック高さH2程度であると推測される。そのため、遠隔操作端末20と制御装置10との距離は、水平方向には作業半径R程度であるとともに、鉛直方向にはフック高さH2程度であると推測される。この推測に基づけば、遠隔操作端末20と制御装置10との距離は、作業半径Rとフック高さH2とから求まる。本実施形態は、遠隔操作端末20と制御装置10との距離が作業半径Rとフック高さH2とから求まるとの前提のもと、作業半径Rとフック高さH2とに基づき遠隔操作端末20の送信電力を調整するところに特徴を有する。
(無線通信装置3)
本実施形態の無線通信装置3の構成は、第1実施形態の無線通信装置1の構成と同様の構成であるので、説明を省略する(図1参照)。
(処理)
つぎに、無線通信装置3の処理について説明する。
無線通信装置3の処理は、第1実施形態の無線通信装置1の処理とほぼ同様であるので、相違点のみ説明する。
図2に示すように、まず、制御装置10は信号を送信する(ステップS11)。この信号には、ブームの姿勢としてブーム長さLとブーム起伏角度θとワイヤ繰り出し長さとが含まれている。そうすると、遠隔操作端末20は制御装置10から送信された信号を受信する(ステップS21)。遠隔操作端末20の受信部23は受信した信号に含まれるブーム長さLとブーム起伏角度θとワイヤ繰り出し長さとを送信電力調整部24に出力する。
つぎに、送信電力調整部24は、ブーム長さLとブーム起伏角度θとから作業半径Rを求める(ステップS22)。また、ブーム長さLとブーム起伏角度θとワイヤ繰り出し長さとからフック高さH2を求める。
なお、作業半径Rとフック高さH2とから制御装置10とフック125との距離を求めてもよい。例えば、制御装置10が地表付近に存在すると仮定して、数式(4)により制御装置10とフック125との距離Dを求めることができる。
つぎに、送信電力調整部24は作業半径Rとフック高さH2とに基づき送信電力設定値を求める(ステップS23)。作業半径Rとフック高さH2と送信電力設定値との関係は、予め関係式で定めておいてもよいし、種々の作業半径Rおよび種々のフック高さH2に対応する送信電力設定値をデータベース形式で記憶しておいてもよい。作業半径Rが小さいほど送信電力設定値を小さくし、作業半径Rが大きいほど送信電力設定値を大きくする。また、フック高さH2が小さいほど送信電力設定値を小さくし、フック高さH2が大きいほど送信電力設定値を大きくする。
なお、送信電力調整部24は制御装置10とフック125との距離Dに基づき送信電力設定値を求めてもよい。距離Dと送信電力設定値との関係は、予め関係式で定めておいてもよいし、種々の距離Dに対応する送信電力設定値をデータベース形式で記憶しておいてもよい。距離Dが小さいほど送信電力設定値を小さくし、距離Dが大きいほど送信電力設定値を大きくする。
つぎに、送信電力調整部24は求めた送信電力設定値となるように、送信部22の送信電力を調整する(ステップS24)。
なお、ステップS11において、クレーン制御部14は作業半径Rとフック高さH2とを予め求めておいてもよい。この場合、クレーン制御部14は作業半径Rとフック高さH2とを送信データ生成部15に出力する。送信データ生成部15は作業半径Rとフック高さH2とを含む送信データを生成し、送信部12に出力する。送信部12はアンテナ11を介して送信データを送信する。制御装置10から送信された信号に作業半径Rとフック高さH2とが含まれる場合には、受信部23が作業半径Rとフック高さH2とを送信電力調整部24に出力すればよく、作業半径演算処理(ステップS22)を省略できる。
また、ステップS11において、クレーン制御部14は制御装置10とフック125との距離Dを予め求めておいてもよい。この場合、クレーン制御部14は距離Dを送信データ生成部15に出力する。送信データ生成部15は距離Dを含む送信データを生成し、送信部12に出力する。送信部12はアンテナ11を介して送信データを送信する。制御装置10から送信された信号に距離Dが含まれる場合には、受信部23が距離Dを送信電力調整部24に出力すればよく、作業半径演算処理(ステップS22)を省略できる。
以上のように処理することで、作業半径Rの変化に加えて、フック高さH2の変化にともない遠隔操作端末20の送信電力を調整できる。具体的には、作業半径Rが大きくなると送信電力が大きくなり、作業半径Rが小さくなると送信電力が小さくなる。また、フック高さH2が高くなると送信電力が大きくなり、フック高さH2が低くなると送信電力が小さくなる。遠隔操作端末20を操作する作業者が高所に居る場合にも、適切な送信電力となる。
〔第4実施形態〕
つぎに、本発明の第4実施形態に係る無線通信装置4を説明する。
(無線通信装置4)
図3に示すように、本実施形態の無線通信装置4は積載形トラッククレーンCRの制御装置10と遠隔操作端末20とから構成される。制御装置10および遠隔操作端末20の構成は、第1実施形態とほぼ同様であるので、相違点のみ説明する。
制御装置10は、アンテナ11と、送信部12と、受信部13と、クレーン制御部14と、送信データ生成部15とに加え、送信電力演算部16を備えている。
クレーン制御部14は姿勢検出器31、32、33で検出されたブームの姿勢(ブーム長さL、ブーム起伏角度θ、ワイヤ繰り出し長さ)を送信電力演算部16に出力する。送信電力演算部16は入力されたブームの姿勢に基づき、遠隔操作端末20の送信電力設定値を求める。送信電力演算部16は求めた送信電力設定値を送信データ生成部15に出力する。この処理の詳細は後述する。
送信データ生成部15は送信電力演算部16から送信電力設定値が入力された場合に、その送信電力設定値を含む送信データを生成する。送信データ生成部15は生成した送信データを送信部12に出力する。
送信部12は送信データを無線通信用の電気信号に変換してアンテナ11に出力する。これにより、送信電力設定値を含む送信データを遠隔操作端末20に向けて無線送信できる。
遠隔操作端末20は、アンテナ21と、送信部22と、受信部23と、送信電力調整部24と、送信データ生成部25と、表示データ生成部26と、入力部27と、表示部28と、電源部29とを備える。
制御装置10から送信された送信データを受信した場合、受信部23は送信データに含まれる送信電力設定値を送信電力調整部24に出力する。送信電力調整部24は入力された送信電力設定値に従って送信部22の送信電力を調整する。
以上のように、本実施形態の構成は、第1実施形態における遠隔操作端末20の送信電力調整部24の一部の機能を、送信電力演算部16として制御装置10に移植したものである。
(処理)
つぎに、無線通信装置4の処理について説明する。
図4に示すように、まず、制御装置10の送信電力演算部16は、ブーム長さLとブーム起伏角度θとから作業半径Rを求める(ステップS31)。具体的には以下の処理が行われる。長さ検出器31は検出したブーム長さLをクレーン制御部14に出力する。起伏角度検出器32は検出したブーム起伏角度θをクレーン制御部14に出力する。クレーン制御部14はブーム長さLとブーム起伏角度θとを送信電力演算部16に出力する。送信電力演算部16は入力されたブーム長さLとブーム起伏角度θとから作業半径Rを求める。
つぎに、送信電力演算部16は作業半径Rに基づき、遠隔操作端末20の送信電力設定値を求める(ステップS32)。作業半径Rと送信電力設定値との関係は、予め関係式で定めておいてもよいし、種々の作業半径Rに対応する送信電力設定値をデータベース形式で記憶しておいてもよい。作業半径Rが小さいほど送信電力設定値を小さくし、作業半径Rが大きいほど送信電力設定値を大きくする。
つぎに、制御装置10は求めた送信電力設定値を遠隔操作端末20に送信する(ステップS33)。具体的には以下の処理が行われる。送信電力演算部16は送信電力設定値を送信データ生成部15に出力する。送信データ生成部15は送信電力設定値を含む送信データを生成し、送信部12に出力する。送信部12はアンテナ11を介して送信データを送信する。
つぎに、遠隔操作端末20は制御装置10から送信電力設定値を含む信号を受信する(ステップS41)。信号に含まえる送信電力設定値は受信部23から送信電力調整部24に入力される。送信電力調整部24は入力された送信電力設定値となるように、送信部22の送信電力を調整する(ステップS42)。
制御装置10は上記ステップS31からS33の処理を繰り返し実行する。また、遠隔操作端末20は制御装置10の処理と同期して、上記ステップS41からS42の処理を繰り返し実行する。これにより、リアルタイムで遠隔操作端末20の送信電力が調整される。
以上のように処理することで、作業半径Rの変化にともない遠隔操作端末20の送信電力を調整できる。その結果、適切な送信電力となる。
なお、上記ステップ32において、送信電力演算部16はブーム長さLに基づき、遠隔操作端末20の送信電力設定値を求めてもよい。このような処理とすれば、作業半径Rの変化に加えて、ブーム先端部高さH1の変化にともない遠隔操作端末20の送信電力を調整できる。
また、上記ステップ32において、送信電力演算部16は作業半径Rとフック高さH2とに基づき、遠隔操作端末20の送信電力設定値を求めてもよい。このような処理とすれば、作業半径Rの変化に加えて、フック高さH2の変化にともない遠隔操作端末20の送信電力を調整できる。
〔第5実施形態〕
つぎに、本発明の第5実施形態に係る無線通信装置5を説明する。
上記実施形態では、遠隔操作端末20の送信電力を調整するよう構成したが、これに代えてまたは加えて、制御装置10の送信電力を調整するよう構成してもよい。
(無線通信装置5)
図5に示すように、本実施形態の無線通信装置5は積載形トラッククレーンCRの制御装置10と遠隔操作端末20とから構成される。制御装置10および遠隔操作端末20の構成は、第1実施形態とほぼ同様であるので、相違点のみ説明する。
制御装置10は、アンテナ11と、送信部12と、受信部13と、クレーン制御部14と、送信データ生成部15とに加え、送信電力調整部17を備えている。
クレーン制御部14は姿勢検出器31、32、33で検出されたブームの姿勢(ブーム長さL、ブーム起伏角度θ、ワイヤ繰り出し長さ)を送信電力調整部17に出力する。送信電力調整部17は入力されたブームの姿勢に基づき、制御装置10の送信電力設定値を求める。また、送信電力調整部17は求めた送信電力設定値に従って送信部12の送信電力を調整する。
(処理)
つぎに、無線通信装置5の処理について説明する。
図6に示すように、まず、制御装置10の送信電力調整部17は、ブーム長さLとブーム起伏角度θとから作業半径Rを求める(ステップS51)。具体的には以下の処理が行われる。長さ検出器31は検出したブーム長さLをクレーン制御部14に出力する。起伏角度検出器32は検出したブーム起伏角度θをクレーン制御部14に出力する。クレーン制御部14はブーム長さLとブーム起伏角度θとを送信電力調整部17に出力する。送信電力調整部17は入力されたブーム長さLとブーム起伏角度θとから作業半径Rを求める。
つぎに、送信電力調整部17は作業半径Rに基づき、制御装置10の送信電力設定値を求める(ステップS52)。作業半径Rと送信電力設定値との関係は、予め関係式で定めておいてもよいし、種々の作業半径Rに対応する送信電力設定値をデータベース形式で記憶しておいてもよい。作業半径Rが小さいほど送信電力設定値を小さくし、作業半径Rが大きいほど送信電力設定値を大きくする。
つぎに、送信電力調整部17は求めた送信電力設定値となるように、送信部12の送信電力を調整する(ステップS53)。
制御装置10は上記ステップS51からS53の処理を繰り返し実行する。これにより、リアルタイムで制御装置10の送信電力が調整される。
以上のように処理することで、作業半径Rの変化にともない制御装置10の送信電力を調整できる。その結果、適切な送信電力となる。制御装置10がバッテリー駆動である場合に、このような構成とすれば、バッテリーの電力消費を抑えることができる。
なお、上記ステップ52において、送信電力調整部17はブーム長さLに基づき、制御装置10の送信電力設定値を求めてもよい。このような処理とすれば、作業半径Rの変化に加えて、ブーム先端部高さH1の変化にともない制御装置10の送信電力を調整できる。
また、上記ステップ52において、送信電力調整部17は作業半径Rとフック高さH2とに基づき、制御装置10の送信電力設定値を求めてもよい。このような処理とすれば、作業半径Rの変化に加えて、フック高さH2の変化にともない制御装置10の送信電力を調整できる。
〔その他の実施形態〕
本発明に係る無線通信装置は、積載形トラッククレーンCRに限らず、あらゆる種類のクレーンに適用できる。また、クレーン限らず、あらゆる種類の作業機械に適用できる。例えば、高所作業車に適用してもよい。高所作業車の場合、上記実施形態の制御装置10は車両側に設けられ、遠隔操作端末20はブーム先端のデッキに固定される。
1〜5 無線通信装置
10 制御装置
11 アンテナ
12 送信部
13 受信部
14 クレーン制御部
15 送信データ生成部
16 送信電力演算部
17 送信電力調整部
20 遠隔操作端末
21 アンテナ
22 送信部
23 受信部
24 送信電力調整部
25 送信データ生成部
26 表示データ生成部
27 入力部
28 表示部
29 電源部
31 姿勢検出器
32 起伏角度検出器
33 ワイヤ繰り出し長さ検出器

Claims (2)

  1. ブームを有する作業機械に備えられる無線通信装置であって、
    前記作業機械に設けられた制御装置と、
    前記制御装置と無線通信可能な遠隔操作端末と、を備え、
    前記遠隔操作端末は、
    前記ブームの作業半径に基づき送信電力設定値を求め、
    前記送信電力設定値に従って送信電力を調整する
    ことを特徴とする無線通信装置。
  2. ブームを有する作業機械に備えられる無線通信装置であって、
    前記作業機械に設けられた制御装置と、
    前記制御装置と無線通信可能な遠隔操作端末と、を備え、
    前記遠隔操作端末は、
    前記ブームの作業半径と前記ブームの先端部から吊り下げられたフックの高さとに基づき送信電力設定値を求め、
    前記送信電力設定値に従って送信電力を調整する
    ことを特徴とする無線通信装置。
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