JP6769827B2 - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP6769827B2
JP6769827B2 JP2016206774A JP2016206774A JP6769827B2 JP 6769827 B2 JP6769827 B2 JP 6769827B2 JP 2016206774 A JP2016206774 A JP 2016206774A JP 2016206774 A JP2016206774 A JP 2016206774A JP 6769827 B2 JP6769827 B2 JP 6769827B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
terminal
taxi
boarding
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016206774A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018067233A (ja
Inventor
建 佐藤
建 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MYTH INC.
Original Assignee
MYTH INC.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MYTH INC. filed Critical MYTH INC.
Priority to JP2016206774A priority Critical patent/JP6769827B2/ja
Publication of JP2018067233A publication Critical patent/JP2018067233A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6769827B2 publication Critical patent/JP6769827B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Description

本発明は、情報処理システムに関する。
従来、ユーザがタクシー等に忘れ物をした場合に、後日タクシー会社に連絡を取り、忘れ物を探して物を探してもらうと、時間が経過していることから、忘れ物の捜索は困難な場合も多かった。
そのため、タクシー等の車内での忘れ物を防止すべく、ユーザが降車した際に、降車前後の画像データから忘れ物を検知し、所定のユーザ(タクシー運転手等)に通知する忘れ物防止装置等が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−338535号公報
しかしながら、前述の忘れ物装置では、画像解析により忘れ物を検出するため、忘れ物が画像として認識出来る状態でなければ検出できないという問題があった。例えば、ユーザのスマートフォンが座席の隙間に落ちてしまった場合には、画像として検出できず、忘れ物を検知することは困難である。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、車両において、携帯電話やスマートフォンの忘れ物を速やかに検知し、所定の端末の所有者に通知する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様である情報処理システムは、
複数のユーザが夫々操作する複数のユーザ端末と、
複数の運転者が夫々操作する複数の車両端末と、
前記複数のユーザ端末及び前記複数の車両端末の夫々と通信をするサーバと、
を含む情報処理システムにおいて、
前記ユーザが車両から乗降した旨を示す乗降情報を取得する乗降情報取得手段と、
前記ユーザ端末位置情報と前記車両端末位置情報に基づいて、前記ユーザ端末の位置と前記車両端末の位置とがリンクしているか否かを判定するリンク判定手段と、
前記乗降情報に基づいて、前記ユーザの乗降を判定する乗降判定手段と、
前記ユーザが乗車してから、前記ユーザ端末の位置と前記車両端末の位置とがリンクしているという第1条件と、前記ユーザが降車したという第2条件とを共に満たした場合、前記ユーザ端末の忘れ物を検知する忘れ物検知手段と、
前記忘れ物を検知した旨を示す情報を、前記車両端末に通知する通知手段と、
を備える。
本発明によれば、車両において、携帯電話やスマートフォンの忘れ物を速やかに検知し、所定の端末の所有者に通知する技術を提供することが出来る。
本発明の一実施形態に係る情報システムの構成を示すブロック図である。 図1の情報処理システムのサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図2のサーバ及びユーザ端末の機能的構成例を示す機能ブロック図である。 図3のサーバが実行する忘れ物検知処理の結果の具体を示す図である。 図3のサーバが実行する、忘れ物検知処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の情報処理システムの一実施形態の構成を示している。
図1に示す情報処理システムは、サーバ1と、m人(mは1以上の任意の整数値)のユーザの夫々により使用されるユーザ端末2−1乃至2−mと、n台(nは、mとは異なる1以上の任意の整数値)のタクシーの夫々において運転手により使用されるタクシー端末3−1乃至3−nとを含むように構成される。サーバ1と、ユーザ端末2−1乃至2−mの夫々と、タクシー端末3−1乃至3−nの夫々とは、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されている。
なお、以下、ユーザ端末2−1乃至2−mの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「ユーザ端末2」と呼ぶ。
さらに、以下、タクシー端末3−1乃至3−nの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「タクシー端末3」と呼ぶ。
サーバ1は、タクシー端末3に対して、忘れ物検知の結果をアラートの情報として通知する環境を提供する。
ここで、本実施形態における、忘れ物とは、タクシーに乗車したユーザが、降車時において、自身のユーザ端末2を車両内に置き忘れることである。サーバ1は、このような忘れ物を検知し、タクシー端末3の所持者である運転者に通知する。
図2は、図1の情報処理システムのうちサーバ1のハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は各種液晶ディスプレイ等で構成され、各種情報を出力する。
入力部17は、各種ハードウェア鉛等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(図1の例では、ユーザ端末2やタクシー端末3等)との間で行う通信を制御する。
ドライブ20は、必要に応じて設けられる。ドライブ20には磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア21が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア21から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。またリムーバブルメディア21は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することが出来る。
ユーザ端末2及びタクシー端末3の構成は、サーバ1の構成と基本的に同様であるので、ここではそれらの説明は省略する。
このような図2のサーバ1、ユーザ端末2及びタクシー端末3の各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により、次のような処理が可能となる。
即ち、タクシー端末3は、自己の位置を示す情報(例えば緯度経度情報であり、以下「タクシー端末位置情報」と呼ぶ)を取得する。タクシー端末3は、当該タクシー端末位置情報に基づいて自己の位置(以下、「タクシー位置」と呼ぶ)をサーバ1へと送信する。
同様に、ユーザ端末2は、自己の位置を示す情報(例えば緯度経度情報であり、以下「ユーザ端末位置情報」と呼ぶ)を取得する。ユーザ端末2は、当該ユーザ端末位置情報に基づいて自己の位置(以下、「ユーザ位置」と呼ぶ)をサーバ1へと送信する。
さらに、タクシー端末3は、ユーザが乗車した情報及びユーザが降車した情報(以下、適宜、「乗降情報」と呼ぶ)を取得し、取得したユーザの乗降情報をサーバ1へと送信する。
ここで、ユーザ乗降情報を取得する方法は、いかなる方法でも良いが、例えば、タクシーメータを賃走モードにした場合にユーザの乗車した情報を取得し、タクシーメータを精算モードにして一定時間経過した場合にユーザの降車した情報を取得することが出来る。
また例えば、タクシー端末3にソフトウェアボタンを表示し、タクシー端末所持者が、それをタップした場合、ユーザの乗車した情報又はユーザが降車した情報を取得することも出来る。
サーバ1は、タクシー端末3から送信されてきたタクシー位置を取得し、さらに、ユーザ端末2から送信されてきたユーザ位置を取得する。
そして、サーバ1は取得したタクシー位置とユーザ位置がリンクしているか否かを判定する。
ここで、リンクしているとは、タクシー位置とユーザ位置が一定の範囲内にある状態が継続していること、を言う。
さらに、サーバ1は、タクシー端末3からの乗降情報を取得し、ユーザの乗降を判定する。
サーバ1は、タクシー位置とユーザ位置がリンクしていると判定し、かつユーザが降車していると判定した場合には、ユーザ端末2がタクシー内に忘れられていると認識し、忘れ物を検知する。
そして、サーバ1は、忘れ物検知の結果をアラートの情報としてタクシー端末3へと送信する。タクシー端末3は、タクシーの運転手にアラートをする。
なお、アラートとは、忘れ物の存在をタクシー端末3からタクシーの運転手に通知するための手段の一例であり、ユーザ端末2の着信メロディーやバイブ機能等、タクシーの運転手に忘れ物の存在を通知するための手段であれば、どのような手段でも構わない。
タクシーの運転手は、アラートにより、忘れ物(携帯端末2)の存在を直ちに認識することができる。そして、タクシーの運転手は、例えば、直ちにユーザが降車した場所に戻り、ユーザを探索して、忘れ物(ユーザ端末2)をユーザに手渡すことができる。
以上説明したような一連の処理を実現すべく、サーバ1、ユーザ端末2及びタクシー端末3は、図3に示すような機能的構成を有している。
図3は、図2のサーバ及びユーザ端末の機能的構成例を示す機能ブロック図である。
タクシー端末3のCPU41においては、タクシー位置取得部61と、タクシー位置送信制御部62と、乗降取得部63と、乗降送信制御部64と、アラート制御部65と、が機能する。
そして、ユーザ端末2のCPU110においては、ユーザ位置取得部120と、ユーザ位置送信制御部121と、が機能する。
また、サーバ1のCPU11においては、取得部81と、リンク判定部82と乗降取得部83と、ユーザ乗降判定部84と、忘れ物検知部85と、アラート制御部86と、が機能する。
詳細には、取得部81として、タクシー位置取得部100と、ユーザ位置取得部101とが機能する。
タクシー端末3のCPU41のタクシー位置取得部61は、GPS部43からタクシー端末位置情報を取得する。なお、GPS部43は、GPS衛星からの電波を受信し、その発信時刻を測定し、発信と受信との時刻差から自身の位置情報(タクシー端末位置情報)を算出する。
タクシー位置送信制御部62は、タクシー位置取得部61が取得したタクシー端末位置情報を、通信部42を介してサーバ1へ通知するための制御を実行する。
乗降取得部63は、ユーザが乗車した情報及びユーザが降車した情報を乗降情報として取得する。
なお、前述の通り、乗降取得部63がユーザの乗降の情報を取得する方法は、いかなる方法でも構わない。
乗降送信制御部64は、乗降取得部63が取得した乗降情報を通信部42を介してサーバ1へ送信するための制御を実行する。
後述するように、サーバ1は、タクシー位置とユーザ位置がリンクしているかを判定する。さらに、タクシー端末3からユーザの乗降の情報を取得し、ユーザの乗降を判定する。そして、リンクの判定結果と乗降の判定結果から忘れ物を検知し、アラートの情報をタクシー端末3へと送信する。
そこで、アラート制御部65は、サーバ1から送信されてきたアラートの情報を取得し、アラート部40を介して、アラートを通知するための制御を行う。
なお、前述の通り、アラートの方法は、いかなる方法でも良く、本発明の目的を達成するための範囲において、どのような手段でも構わない。
ユーザ端末2のCPU110のユーザ位置取得部120は、GPS部112からユーザ端末位置情報を取得する。前述のGPS部43の場合と同様に、GPS部112は、GPS衛星からの電波を受信し、その発信時刻を測定し、発信と受信との時刻差から自身の位置情報(ユーザ端末位置情報)を算出する。
ユーザ位置送信制御部121は、ユーザ位置取得部120が取得したユーザ端末位置情報を通信部111を介してサーバへ送信するための制御を実行する。
タクシー位置取得部100は、タクシー端末3から送信されてきたタクシー端末位置情報を取得する。また、ユーザ位置取得部101は、ユーザ端末2から送信されてきたユーザ端末位置情報を取得する。
リンク判定部82は、タクシー位置取得部100により取得されたタクシー端末位置情報と、ユーザ位置取得部101により取得されたユーザ端末位置情報とに基づいて、タクシー端末3の位置とユーザ端末2の位置がリンクしているか否かを判定する。
なお、前述の通り、リンクしている場合とは、夫々の位置が一定の範囲内にある状態が継続している場合をいう。
乗降取得部83は、タクシー端末3から送信されてきた乗降情報を取得する。ユーザ乗降判定部84は、乗降取得部83により取得された乗降情報から、ユーザがタクシーに乗車したこと、又はユーザがタクシーから降車したことを判定する。
忘れ物検知部85は、リンク判定部82のリンク判定の結果と、ユーザ乗降判定部の乗降判定の結果から、ユーザによるユーザ端末2の忘れ物を検知する。
具体的には、タクシー位置とユーザ位置がリンクしているという条件とユーザが降車しているという条件とがAND条件で満たされた場合には、忘れ物検知部85は、ユーザ端末2が車内に忘れられていると認識し、ユーザ端末2の忘れ物を検知する。
アラート制御部86は、忘れ物検知部85の忘れ物検知の結果を、アラートの情報として、タクシー端末3へ送信するための制御を行う。
図4は、図3のサーバが実行する忘れ物検知処理の結果の具体を示す図である
図4の例では、タクシーTと、タクシーの運転者Dと、ユーザUと、運転者Dが操作するタクシー端末3と、ユーザUが操作するユーザ端末2とが描画されている。
図4の上部は、ユーザUがタクシーTに乗車した状態を示している。
ユーザUがタクシーTに乗車すると、乗降取得部63は、ユーザUがタクシーTに乗車した旨を示す乗降情報を取得する。乗降送信制御部64は、当該乗降情報を通信部42を介してサーバ1へ送信する。
サーバ1の乗降取得部63は、この乗降情報を取得する。これにより、サーバ1は、当該乗降情報を送信してきたタクシー端末3を忘れ物検知の対象として監視を開始する。
その後、サーバ1において、タクシー位置取得部100は、タクシー端末3から送信されてきたタクシー端末位置情報を取得する。また、ユーザ位置取得部101は、ユーザ端末2から送信されてきたユーザ端末位置情報を取得する。
この状態では、通常、タクシー端末3と、ユーザ端末2は、ともにタクシーTの車内に存在する。そのため、タクシーTの移動に合わせて、タクシー端末3とユーザ端末2の各位置は所定の範囲内に存在したま移動すること、即ちタクシー端末3とユーザ端末2とはリンクして移動することになる。
従って、リンク判定部82は、タクシー端末3の位置とユーザ端末2の位置がリンクしていると判定する。
図4の下部は、ユーザUがタクシーTから降車した状態を示している。
乗車取得部63は、ユーザUがタクシーTから降車した旨を示す乗降情報を取得する。乗降送信制御部64は、当該乗降情報を通信部42を介してサーバ1へ送信する。
サーバ1の乗降取得部63は、この乗降情報を取得する。
このようにユーザUがタクシーTから降車した状態では、通常、ユーザ端末2はユーザUが所持しているはずである。
そのため、ユーザUがユーザ端末2を所持して移動していたとすれば、タクシーTもユーザUから離れて走行していくため、タクシー端末3の位置とユーザ端末2の位置は所定範囲から外れることになる。
従って、リンク判定部82は、タクシー端末3の位置とユーザ端末2の位置がリンクしていないと判定するはずである。 しかしながら、図4の下部に示す様に、ユーザUがユーザ端末2をタクシーTの車内に忘れた状態では、ユーザUがタクシーTを降車した後も、依然としてタクシー端末3の位置とユーザ端末2の位置が所定の範囲内に存在することは継続される。つまり、リンク判定部82は、タクシー端末3の位置とユーザ端末2の位置がリンクしていると判定する。
このように、ユーザUが降車したという条件(そのような乗降情報をサーバ1が取得したという条件)と、タクシー端末3の位置とユーザ端末2の位置がリンクしているという条件を共に満たす場合(AND条件として満たす場合)、忘れ物検知部85は、ユーザUによるユーザ端末2の忘れ物を検知する。
換言すると、ユーザUがタクシーTを降車しているにも関わらず、依然として、タクシー端末3の位置とユーザ端末2の位置がリンクしているような場合に、サーバ1は、ユーザUが車内にユーザ端末2を忘れていると判断し忘れ物を検知するのである。
なお、忘れ物に関する通知を受けたタクシーの運転手Dが、忘れ物をしたユーザUに忘れ物を通知する手段はいかなる方法にでも良く、特に限定されない。
例えば、通知を受けた運転手Dは、直ちにユーザUが降車した場所に戻り、ユーザUを探索してもよい。
例えば、ユーザUが自身のユーザ端末2に自宅や友人の連絡先を事前に登録していたような場合は、タクシーTの運転者Dはその連絡先に連絡してもよい。
例えば、また同様に、ユーザUが自身のユーザ端末2に自宅やその連絡先を事前に登録しており、ユーザUが希望する場合には、その連絡先をユーザ端末2に表示さることとしてもよい。
例えば、忘れ物をしたユーザUに同乗者がいた場合には、タクシーTの運転者Dは、その同乗者が所持するユーザ端末2に連絡してもよい。
例えば、サーバ1のアラート制御部86は、忘れ物検知部85の忘れ物検知の結果を、アラートの情報として、タクシー端末3のみならず、タクシー会社の本部の図示せぬ端末に送信してもよい。これにより、タクシー会社の本部が忘れ物のユーザ端末2を保管し、ユーザUに対して何らかの方法で通知することもできる。
次に、図5を参照して、このような機能的構成を有するサーバ1が実行する忘れ物検知処理について説明する。
図5は、サーバ1が実行する忘れ物検知処理の流れを説明するフローチャートである。
サーバ1では、所定タクシーのタクシー端末3から送信されてきた、当該所定タクシーにユーザが乗車した旨を示す乗降情報が乗降取得部63により取得されると、当該所定タクシーに対する忘れ物検知処理として、次のような一連の処理が実行される。
ステップS1において、リンク判定部82は、所定タクシーのタクシー端末3の位置(タクシー位置)と、所定タクシーに乗車しているユーザのユーザ端末2の位置(ユーザ位置)と、がリンクしているか否かを判定する。
タクシー位置とユーザ位置はリンクしていなければ、ステップS1においてNOであると判定されて、処理はステップS1に戻される。一方で、タクシー位置とユーザ位置がリンクしていれば、ステップS1においてYESであると判定されて、処理はステップS2に進む。
ステップS2において、ユーザ乗降判定部84は、ユーザの乗降を判定する。
ユーザが所定タクシーを降車していなければ(より具体的には例えば、タクシーメータ4が精算モードになり、一定時間が経過していない場合には)、タクシー端末3から乗降情報がサーバ1に送信されてこないので、ステップS2においてNOであると判定されて処理はステップS1に戻される。
これに対して、ユーザがタクシーを降車した場合(より具体的には例えば、タクシーメータ4が精算モードになり、一定時間が経過している場合)、タクシー端末3から乗降情報がサーバ1に送信されてくるので、ステップS2においてYESであると判定されて処理はステップS3に進む。
ステップS3において、忘れ物検知部85は、リンク判定の結果(タクシー位置とユーザ位置がリンクしているという条件を満たしている旨)と、乗降判定の結果(ユーザが所定タクシーから降車しているという条件を満たしている旨)とから、ユーザによるユーザ端末2の忘れ物を検知する。
ステップS4において、アラート制御部86は、忘れ物検知の結果から、タクシー端末3に対してアラートを通知するための制御を行う。
ステップS5において、サーバ1は、処理の終了を指示されたか否かを判定する。
処理の終了の指示は、特に限定されないが、例えば電源断を処理の終了の指示として採用することができる。
この場合、サーバ1の電源が入っている限り、ステップS5においてNOであると判定され、処理はステップS1に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
これに対して、サーバ1が電源断になると、ステップS5においてYESであると判定され、忘れ物検知処理は終了となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。
また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙に過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
上述の実施形態では、特段の記載はしていないが、サーバ1が忘れ物を検知してから、実際にタクシー端末所持者にアラートを通知するために一定の条件を設定することが出来る。
例えば、サーバ1が忘れ物を検知後、タクシーが一定距離走行した場合に、タクシー端末3にアラートを通知してもよい。
また例えば、サーバ1が忘れ物を検知後、一定時間が経過した場合に、タクシー端末3にアラートを通知してもよい。
また例えば、サーバ1は、ユーザがタクシーから降車した後の走行距離と経過時間を組み合わせた所定のアルゴリズムに基づいて、タクシー端末3にアラートを通知してもよい。
また、図2に示す各ハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
また、上述の実施形態では、車両としてタクシーを用いて説明を行ったが、例時に過ぎず、特にこれに限定されない。例えば、タクシーの代わりに一般車両等任意の移動物体を採用することも可能である。
また、上述の実施形態では、アラート制御部86で忘れ物検知の結果をアラートの情報として認識していたが、例示に過ぎず、特にこれに限定されない。例えば、アラート制御部65において、忘れ物検知の結果をアラートの情報として認識することも可能である。
また、図3に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行出来る機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは、特に図3の例に限定されない。
また、機能ブロックの存在場所も、図3に限定されず、任意で良い。例えばサーバ1側の機能ブロックの少なくとも一部をタクシー端末3側に設けても良いし、その逆でも良い。
そして、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成しても良いし、ソフトウェア単体との組み合わせで構成しても良い。
また例えば、上述の実施形態ではユーザ端末2及びタクシー端末3はスマートフォンで構成されていたが、スマートフォンだけでなく、タブレットや今後の新しいデバイスを含めた任意の装置で構成することも出来る。
さらにいえば、上述の実施形態では、ユーザ端末2はタブレットやデバイス等に限られず、位置情報を取得出来るようなものであれば、如何なるもので構成しても良い。
各機能ブロックの処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであっても良い。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであっても良い。
このようなプログラムを含む記録媒体は、各ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される、リムーバブルメディアにより構成されるだけではなく、装置本体に予め組み込まれた状態で各ユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に添って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
以上まとめると、本発明が適用される情報処理システムは、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることが出来る。
即ち、本発明が適用される情報処理システムは、
複数のユーザが夫々操作する複数のユーザ端末(例えば、図1のユーザ端末2)と、
複数の運転者が夫々操作する複数の車両端末(例えば、図1のタクシー端末3)と、
前記複数のユーザ端末及び前記複数の車両端末の夫々と通信をするサーバ(例えば、図1のサーバ1)と、
を含む情報処理システムにおいて、
前記ユーザ端末の位置を示すユーザ端末位置情報と前記車両端末の位置を示す車両端末位置情報とを取得する位置情報取得手段(例えば図3の取得部81)と、
前記ユーザが車両から乗降した旨を示す乗降情報を取得する乗降情報取得手段(例えば図3の乗降取得部63)と、
前記ユーザ端末位置情報と前記車両端末位置情報に基づいて、前記ユーザ端末の位置と前記車両端末の位置とがリンクしているか否かを判定するリンク判定手段(例えば図3のリンク判定部82)と、
前記乗降情報に基づいて、前記ユーザの乗降を判定する乗降判定手段(例えば図3のユーザ乗降判定部84)と、
前記ユーザが乗車してから、前記ユーザ端末の位置と前記車両端末の位置とがリンクしているという第1条件と、前記ユーザが降車したという第2条件とを共に満たした場合、前記ユーザ端末の忘れ物を検知する忘れ物検知手段(例えば図3の忘れ物検知部85)と、
前記忘れ物を検知した旨を示す情報を、前記車両端末に通知する通知手段(例えば図3のアラート制御部86と、 を備える情報処理システムであれば足りる。
このような情報処理システムを適用することで、車両から降車したユーザに対して、ユーザ端末の忘れ物を速やかに検知し、車両の運転者の運転者端末に通知する技術を提供することが出来る。
1・・・サーバ、2、2−1乃至2−m・・・ユーザ端末、3、3−1乃至3−n・・・タクシー端末、4・・・タクシーメータ、11・・・CPU、41・・・CPU、61・・・タクシー位置取得部、62・・・タクシー位置送信制御部、63・・・乗降取得部、64・・・乗降送信制御部、65・・・アラート制御部、81・・・取得部、82・・・リンク判定部、83・・・乗降取得部、84・・・ユーザ乗降判定部、85・・・忘れ物検知部、86・・・アラート制御部、100・・・タクシー位置取得部、101・・・ユーザ位置取得部、110・・・CPU、120・・・ユーザ位置取得部、121・・・ユーザ位置送信制御部

Claims (3)

  1. 複数のユーザが夫々操作する複数のユーザ端末と、
    複数の運転者が夫々操作する複数の車両端末と、
    前記複数のユーザ端末及び前記複数の車両端末の夫々と通信をするサーバと、
    を含む情報処理システムにおいて、
    前記ユーザ端末の位置を示すユーザ端末位置情報と前記車両端末の位置を示す車両端末位置情報とを取得する位置情報取得手段と、
    前記ユーザが車両から乗降した旨を示す乗降情報を取得する乗降情報取得手段と、
    前記ユーザ端末位置情報と前記車両端末位置情報に基づいて、前記ユーザ端末の位置と前記車両端末の位置とがリンクしているか否かを判定するリンク判定手段と、
    前記乗降情報に基づいて、前記ユーザの乗降を判定する乗降判定手段と、
    前記ユーザが乗車してから、前記ユーザ端末の位置と前記車両端末の位置とがリンクしているという第1条件と、前記ユーザが降車したという第2条件とを共に満たした場合、前記ユーザ端末の忘れ物を検知する忘れ物検知手段と、
    前記忘れ物を検知した旨を示す情報を、前記車両端末に通知する通知手段と、
    を備える情報処理システム。
  2. 前記車両端末はタクシーの前記運転者が操作する端末であり、
    前記乗降情報取得手段は、タクシーメータを支払モードにした場合に、ユーザ端末所有者が降車する旨を示す前記乗降情報を取得する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記通知手段は、前記忘れ物検知情報を、アラートにより前記車両端末に通知する、
    請求項1又は2に記載の情報処理システム。
JP2016206774A 2016-10-21 2016-10-21 情報処理システム Active JP6769827B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016206774A JP6769827B2 (ja) 2016-10-21 2016-10-21 情報処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016206774A JP6769827B2 (ja) 2016-10-21 2016-10-21 情報処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018067233A JP2018067233A (ja) 2018-04-26
JP6769827B2 true JP6769827B2 (ja) 2020-10-14

Family

ID=62086200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016206774A Active JP6769827B2 (ja) 2016-10-21 2016-10-21 情報処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6769827B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7192742B2 (ja) * 2019-11-06 2022-12-20 トヨタ自動車株式会社 車両管理サーバー、車両管理方法、及び車両管理システム
JP7439716B2 (ja) 2020-09-30 2024-02-28 株式会社デンソー 車両用装置、車両用システム及び置き忘れ報知管理プログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4753434B2 (ja) * 2007-01-25 2011-08-24 株式会社ナビタイムジャパン 携帯通信端末
JP5157463B2 (ja) * 2008-01-15 2013-03-06 株式会社デンソー ユーザ側通信端末
JP5968177B2 (ja) * 2012-09-24 2016-08-10 株式会社ゼンリンデータコム 携帯電話紛失等防止システム及び携帯電話紛失等防止用プログラム
KR20140052230A (ko) * 2012-10-23 2014-05-07 현대모비스 주식회사 차량 내 휴대 단말 기기 방치 방지 장치 및 그 방법
JP6167690B2 (ja) * 2013-06-25 2017-07-26 日産自動車株式会社 車室内監視装置
US9767655B2 (en) * 2013-10-31 2017-09-19 GM Global Technology Operations LLC Methods, systems and apparatus for providing notification that a wireless communication device has been left inside a vehicle
JP6309320B2 (ja) * 2014-03-26 2018-04-11 アルパイン株式会社 情報処理装置、探索システム及びコンピュータプログラム
JP2016126370A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 株式会社クローバー・ネットワーク・コム 盗難紛失防止システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018067233A (ja) 2018-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11941704B2 (en) Risk behavior detection methods based on tracking handset movement within a moving vehicle
US10231110B1 (en) Crash detection and severity classification system implementing emergency assistance
US11778434B2 (en) Method and system for integratedly managing vehicle operation state
US10354090B2 (en) Systems and methods for context-based permissioning of personally identifiable information
US10448196B2 (en) System and method with automatic radius crossing notification for global positioning system (GPS) tracker
US8816845B2 (en) Method and system for generating an alert based on car seat use detection
US10299216B1 (en) Self-driving vehicle actions in response to a low battery
US10334425B2 (en) Apparatus and method for controlling operation of a device
US10794714B2 (en) Self-driving vehicle systems and methods
US20150294298A1 (en) Transportation boarding system using geotagging and mobile devices
US10825450B2 (en) Methods and systems for providing a response to an audio query where the response is determined to have a public safety impact
WO2014051807A1 (en) Tiered level of access to a set of vehicles
US11914774B1 (en) Dynamic interface flow based on device location
JP6769827B2 (ja) 情報処理システム
CN110856108A (zh) 跟踪车辆中的智能装置
EP3159862A1 (en) Systems and methods for reducing false alarms using the gps location of a mobile device
KR20220057399A (ko) 샤시 관제용 IoT 단말기 및 이를 이용한 샤시 위치 관제 방법 및 시스템
US20200139930A1 (en) Systems and Methods for Identifying Unauthorized Vehicle Use
US20200410429A1 (en) System and method for deactivating a driver using a mobility-as-a-service system
US20220138643A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and non-transitory storage medium
JP7163263B2 (ja) 出力装置、出力方法および出力プログラム
US11623655B1 (en) Systems and methods for restricting the use of a vehicle operator's electronic device
Rudra et al. Cyber-Physical Systems: Historical Evolution and Role in Future Autonomous Transportation
KR20230047987A (ko) 서버, 차량용 단말 및 이를 이용한 긴급 상황 알림 방법
WO2016193782A1 (en) Method, apparatus, and computer program product for providing information regarding an event

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191015

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200901

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6769827

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250