JP6769819B2 - ドアガードおよびドアガード装置 - Google Patents
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Description
前記特定の条件とは、図9で説明すると、アーム部材820および台座830が扉100の戸先側に寄せて取り付けられ(条件1)、アーム部材820が回動可能な状態で受け具860側に飛び出しており(条件2)、受け具860のフックボルト850が飛び出している(条件3)場合である。この状態で、扉100を閉めると、図9(A)に示すように、アーム部材820がドア枠200の戸当り材210に当たる。さらに、扉100を閉めると、図9(B)に示すように、戸当り材210に押されてアーム部材820が回動する。すると、図9(C)に示すように、アーム部材820の係合溝にフックボルト850が自動的に係合してしまう。
以上のとおり、扉100を閉めると、自動的にアーム部材820が回動してフックボルト850に係合してしまう。このため、屋外に出た状態で扉100を閉めると、屋外側から扉100を開くことができず、利用者が屋外に閉め出されてしまう。
本発明によれば、アーム部材に設けた突起と、台座に設けた案内溝および規制面とで回動規制装置を構成できるので、回動規制装置を簡単な構造で容易に構成できる。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1,2に示すように、本実施形態のドアガード装置1は、ドアの扉100側に設けられたドアガード2と、ドア枠200側に設けられたドアガード受具5とを備えている。なお、ドア枠200には、図4に示すように、扉100を閉めた際に、扉100に当接する戸当り材210が装着されている。
ドアガード2は、アーム部材20と、台座30とを備えている。アーム部材20は、台座30に軸支され、台座30に対して回動可能にかつスライド移動可能に取り付けられている。
ここで、図1に矢印で示すように、台座30に対するアーム部材20の回動方向のうち、アーム部材20のアーム端部(基端部22)が、扉100の屋内面101に接近するA方向を接近方向とし、屋内面101から離れるB方向を離間方向とする。また、台座30に対するアーム部材20のスライド移動方向のうち、戸先側に向かうC方向(ドアガード受具5に接近する方向)を第1方向とし、戸尻側に向かうD方向(ドアガード受具5から離れる方向)を第2方向とする。
アーム部材20は、アルミニウム合金や鉄などの金属製である。アーム部材20は、一対の側面部21と、側面部21の一端側(基端側)を連結する円弧状の基端部22とを備え、略U字形状に形成されている。基端部22は、アーム部材20の第2方向(D方向)側の端部に設けられるため、本実施形態では、基端部22によってアーム端部が構成される。
なお、以下の説明においては、アーム部材20において、図1の状態で、屋内側に面する面を表面、屋外側つまり扉100の屋内面101に対向する面を裏面という。
各側面部21の他端側(先端側)において、台座30側に近接する部分同士は連結板部23で連結されている。
各側面部21の先端部近傍には、スライド溝26が形成されている。スライド溝26は、第1方向(C方向)および第2方向(D方向)に沿って設けられた長穴形状の溝である。
傾斜面271は、側面部21の表面から連続して形成され、係合突部27の先端に向かうにしたがって規制面272に近づくように傾斜されている。
規制面272は、傾斜面271の先端に連続して形成され、スライド溝26の長手方向に沿った平面とされている。規制面272は、後述する台座30の突起37に当接可能に形成されている。規制面272の基端側は、アーム部材20の先端側端面28に連続している。
台座30は、アルミニウム合金や鉄などの金属製であり、図1に示すように、扉100の屋内面101の戸先側端部近傍に取り付けられたベース部材31と、ベース部材31から立設された一対の支持壁部32とを備えている。
台座30は、ベース部材31から扉100にねじ込まれた複数のネジ311で、扉100の屋内面101に固定されている。ベース部材31には、互いに平行な長穴312が3箇所に形成され、ネジ311は長穴312を介して扉100にねじ込まれている。台座30は、長穴312の範囲で、戸先側に向かう方向(前記第1方向)および戸尻側に向かう方向(前記第2方向)の取付位置を調整可能に固定されている。
ベース部材31には、支持壁部32の対向面に沿った位置に、凹部315が形成されている。凹部315には、アーム部材20を離間方向(B方向)に回動した際に、係合突部27が収容される。これにより、アーム部材20は、係合突部27がベース部材31に干渉することなく回動できる。
軸部材33は、略円筒状に形成され、スライド溝26の溝幅よりも直径が大きなフランジ341を有する軸ピン34と、軸ピン34内に圧入されるスタッド35とを備える。
軸ピン34は、側面部21の内面側(開口部25A側)からスライド溝26に挿入され、スライド溝26の開口部25A側にフランジ341が配置されている。
スタッド35は、支持壁部32の外側から貫通穴321に挿入され、さらに軸ピン34内に圧入されている。
これにより、支持壁部32の貫通穴321に軸部材33が固定され、軸部材33がスライド溝26内に挿通される。したがって、アーム部材20は、台座30に対して、スライド溝26に沿ってスライド移動可能に、かつ、軸部材33を回転軸とし、基端部22を自由端として回動自在に取り付けられている。
すなわち、アーム部材20が第2方向(矢印D方向)にスライド移動された場合、係合突部27は突起37よりも第2方向側に外れている。このため、アーム部材20の基端部22を離間方向(矢印B方向)に回動すると、係合突部27の回動軌跡上に突起37が存在しないため、図2に示すように、アーム部材20の回動も許容される。すなわち、アーム部材20が第2方向にスライドされて、係合突部27が突起37よりも第2方向側にある位置が、アーム部材20の回動許容位置である。
なお、アーム部材20が回動許容位置にある場合、係合突部27が突起37よりも第2方向側に位置するため、係合突部27は支持壁部32の戸先側の側面322よりも内側(第2方向側)に位置し、支持壁部32から戸先側に突出していない状態となる。
ドアガード受具5は、図1〜3に示すように、フックボルト50と、フックベース60とを備えて構成されている。
[フックボルト]
フックボルト50は、アルミニウム合金や鉄などの金属製であり、図3に示すように、ボルト本体51と、ボルト本体51の先端側に形成されたヘッド部52とを備える。フックボルト50は、フックベース60にスライド可能に収納され、図示しない圧縮ばね等の付勢部材によってアーム部材20側に付勢されている。また、フックベース60には、ロック解除ボタン65が設けられている。ロック解除ボタン65は、通常は、ボルト本体51に係合し、利用者がボタンを押すと、ボルト本体51との係合を解除するように構成されている。このため、通常は、アーム部材20側に突出することが規制されたフックボルト50は、ロック解除ボタン65を操作することで、前記規制が解除されて付勢部材の付勢力によってアーム部材20側に突出する。
なお、フックボルト50をアーム部材20側に突出させる場合は、前述の通り、ロック解除ボタン65を操作する。一方、フックボルト50をフックベース60側に戻す場合は、ヘッド部52を収納部62側に押し込めばよい。これにより、フックボルト50を前記3つの位置に順次移動させることができる。
フックベース60は、アルミニウム合金や鉄などの金属製であり、図3に示すように、ドア枠200に固定されるベース部材61と、前記ボルト本体51やロック解除ボタン65を収納する収納部62とを備えている。
ベース部材61には、上下方向に沿った長穴611が形成されている。ベース部材61は、長穴611を介してネジ63をドア枠200にねじ込むことで、上下方向の高さ位置を調整可能にドア枠200に取り付けられている。
次に、図4を用いて、ドアガード装置1によるドアガード機能について説明する。ドアガード機能は、扉100の開放角度を一定角度以内に規制し、通風・換気を行ったり、来訪者を確認できる機能である。
次に、図4(A)に示すように、アーム部材20を離間方向(矢印B方向)に回動させて、アーム部材20を扉100の屋内面101に対して約90度の角度となるように、立てた状態にする。この際、フックボルト50のヘッド部52は、アーム部材20の係合溝25の開口部25Aに挿入された状態となる。
この状態で、ヘッド部52をフックベース60側に押し込むと、ヘッド部52は固定位置に移動して嵌合凹部25Dに嵌合する。したがって、アーム部材20は、フックボルト50のヘッド部52とフックベース60とで挟まれた状態で固定される。このため、扉100が風などで揺れても、ヘッド部52と嵌合凹部25Dとの嵌合状態は維持され、扉100が風で閉まってしまうことはない。
また、図4(A)に示すように、扉100を閉めてフックボルト50が開口部25Aに位置する状態で、アーム部材20を接近方向(矢印A方向)に回動し、フックボルト50をフックベース60側に押し込んで収納位置に戻せば、ドアガード機能が解除され、扉100を全開状態にすることができる。
次に、図5を用いて、ドアガード装置1によるロック機能について説明する。ロック機能は、アーム部材20をかんぬきとして機能させて、扉100の開放をロックし、通常の錠に加えて扉100をロックすることで防犯機能を向上させることができる機能である。
このように、アーム部材20のスライド移動のみで、ロック状態およびロック解除状態を容易に切り替えることができる。
次に、図6を用いて、ドアガード2の回動規制装置4によって、アーム部材20の回動を規制する機能について説明する。アーム部材20の回動規制機能とは、扉100を閉めた際に、アーム部材20と戸当り材210とが当接して、アーム部材20が自動的に回動してしまうことを防止する機能である。
アーム部材20の係合突部27が扉100側に押されると、図6(B)に示すように、規制面272が突起37に当接し、アーム部材20の回動が規制される。
アーム部材20は、回動が規制された状態で戸当り材210に当接すると、第2方向(矢印D方向)側のスライド移動は許容されているので、第2方向に移動する。そして、アーム部材20の係合突部27が台座30の支持壁部32の側面322と一致する位置まで移動すると、戸当り材210は支持壁部32に当接し、アーム部材20を押すことがなくなる。このため、図6(C)に示すように、アーム部材20の回動が規制された状態で、扉100を閉めることができる。なお、フックボルト50は、スライド可能位置に突出されていても、開口部25Aに配置されるため、扉100を閉めた際にアーム部材20に干渉することはない。
以上のように、回動規制装置4によって、アーム部材20が戸当り材210に押されて回動することを防止できるため、扉100を閉めた際に、フックボルト50が係合溝25に係合されて自動的にドアガード状態になることを防止できる。
本実施形態によれば、規制面272および突起37からなる回動規制装置4を設けたので、戸当り材210に当接することによるアーム部材20の回動を確実に規制できる。すなわち、アーム部材20の係合突部27が台座30から突出した状態で扉100を閉め、戸当り材210でアーム部材20が押されても、規制面272が突起37に当接してアーム部材20の回動を規制できる。したがって、扉100を閉めた際に、アーム部材20の回動によって自動的にドアガード状態になることを防止でき、利用者が閉め出されることも防止できる。
また、係合突部27に傾斜面271を形成したので、係合突部27が突起37に干渉することなく、アーム部材20を回動することができる。すなわち、係合突部27に傾斜面が形成されていない場合、規制面272を突起37から外してアーム部材20を回動した場合に、係合突部27の表面側が突起37に干渉する可能性がある。このため、アーム部材20を第2方向に大きく移動してから回動する必要がある。
これに対し、本実施形態では、規制面272が突起37から外れる位置までアーム部材20を移動すれば、アーム部材20を回動できるため、アーム部材20の回動操作性を向上できる。
次に、図7,8を用いて、第2実施形態のドアガード装置1Aについて説明する。ドアガード装置1Aは、ドアガード2Aが第1実施形態と相違し、ドアガード受具5は第1実施形態と同じものである。
ドアガード2Aは、アーム部材20Aと、台座30Aとを備える。
アーム部材20Aは、係合突部27の外側面に突起29が形成されている点を除き、前記第1実施形態のアーム部材20と同じ構成である。
規制面39は、案内溝38の開口から第1方向側に連続して形成されている。アーム部材20Aの突起29が規制面39に当接する位置が、アーム部材20Aの回動規制位置である。
また、第2実施形態では、アーム部材20Aが第1方向に移動され、突起29が規制面39よりも第1方向側に位置する場合は、軸部材33から連結板部23の先端側端部までの距離が長くなるため、アーム部材20Aを回動しようとしても、連結板部23がベース部材31に当接し、アーム部材20Aを回動することができない。このため、突起29が規制面39よりも第1方向側に位置する位置も、アーム部材20Aの回動規制位置である。
したがって、ドアガード2Aにおいては、アーム部材20Aの突起29と、台座30Aの案内溝38および規制面39と、アーム部材20Aの連結板部23および台座30Aのベース部材31とで、回動規制装置4Aが構成されている。
また、ドアガード2Aの回動規制装置4Aによって、アーム部材20Aの回動を規制する機能も第1実施形態と同様である。すなわち、扉100を開いている場合に、アーム部材20Aの突起29が規制面39よりも第1方向側に位置する状態であれば、連結板部23がベース部材31に当接することで、アーム部材20Aの回動は規制されている。
また、アーム部材20Aの突起29が規制面39に対向する位置にあれば、突起29が規制面39に当接することで、アーム部材20Aの回動は規制されている。
したがって、いずれの場合も、扉100を閉めて戸当り材210がアーム部材20に当接して係合突部27を扉100側に押しても、アーム部材20Aの回動は規制される。
このため、アーム部材20Aは、戸当り材210に当接しても、連結板部23がベース部材31に当接したり、突起29が規制面39に当接するため、アーム部材20Aの回動が規制された状態となる。また、突起29が規制面39に当接している状態で、アーム部材20Aが戸当り材210に当接して押されると、アーム部材20Aは第2方向(矢印D方向)側にスライド移動する。そして、アーム部材20Aの係合突部27の先端が、台座30の支持壁部32の側面322と一致する位置まで移動すると、戸当り材210は支持壁部32に当接し、アーム部材20を押すことがなくなる。このため、アーム部材20Aは、突起29が規制面39に当接して回動が規制された状態や、連結板部23がベース部材31に当接して回動が規制された状態で、扉100を閉めることができる。
以上のように、回動規制装置4Aによって、アーム部材20Aが戸当り材210に押されて回動することを防止できるため、扉100を閉めた際に、フックボルト50が係合溝25に係合されて自動的にドアガード状態になることを防止できる。
また、台座30A側に突起が形成されていないため、アーム部材20Aを回動した際に、係合突部27の傾斜面271が台座30A側に干渉することがない。このため、傾斜面271の形状を自由に設計できる。
なお、第2実施形態では、突起29が規制面39よりも第1方向側に位置する状態で、戸当り材210に当接した場合に、突起29が支持壁部32の側面322に当接して回動を規制するように設定することもできる。この場合、回動規制装置4Aは、アーム部材20Aの突起29と、台座30Aの案内溝38および規制面39と、支持壁部32の側面322とで構成される。
また、第2実施形態では、突起29や規制面39の形成位置や寸法等を調整することで、アーム部材20が第1方向(矢印C方向)にスライド移動してロック状態となった場合も、規制面39に突起29が当接可能に設定することもできる。この場合、回動規制装置4Aは、アーム部材20Aの突起29と、台座30Aの案内溝38および規制面39とで構成される。
なお、本発明は以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
回動規制装置としては、前記各実施形態の構成に限定されず、アーム部材が回動規制位置にある場合はアーム部材の回動を規制し、回動許容位置にある場合はアーム部材の回動を許容できる構成であればよい。例えば、台座の支持壁部には、戸尻側に開口して第1方向側に延長された長溝を形成し、アーム部材の側面部21には、アーム部材が回動許容位置にある場合には前記長溝から外れ、回動規制位置にある場合には前記長溝に挿入される突起を形成し、前記長溝および突起で回動規制装置を構成してもよい。
また、アーム部材に戸当り材210が当接した際に、アーム部材が第2方向にスライドできない場合は、扉100を完全に閉めることができないため、利用者がアーム部材を回転許容位置に移動させる必要があるが、自動的にアーム部材20にフックボルト50が係合してしまう不具合は未然に防止できる。
Claims (5)
- ドア枠に取り付けられたドアガード受具のフックボルトに係合して扉の開放を一定角度に規制するドアガードであって、
前記扉の戸先側の屋内面に取り付けられる台座と、
前記台座に回動可能かつスライド移動可能に支持されるアーム部材と、
前記アーム部材の回動を規制する回動規制装置とを備え、
前記アーム部材は、前記台座に対して、前記ドアガード受具に接近する第1方向および前記ドアガード受具から離れる第2方向にスライド移動可能に支持され、前記第2方向側のアーム端部が前記屋内面に接近する接近方向および前記屋内面から離れる離間方向に回動可能に支持され、
前記回動規制装置は、
前記台座から突設された突起と、
前記アーム部材に設けられた規制面とを備えて構成され、
前記突起は、前記アーム部材が前記第2方向にスライド移動されて回動許容位置にある場合に、前記アーム部材の回動軌跡から外れた位置であり、かつ、前記アーム部材が前記回動許容位置よりも前記第1方向にスライド移動されて回動規制位置にある場合に、前記アーム部材の前記規制面に当接する位置に形成され、
前記アーム部材が前記回動許容位置にある場合には、前記アーム部材の回動を許容し、
前記アーム部材が前記回動規制位置にある場合には、前記アーム部材の前記離間方向への回動を規制する
ことを特徴とするドアガード。 - ドア枠に取り付けられたドアガード受具のフックボルトに係合して扉の開放を一定角度に規制するドアガードであって、
前記扉の戸先側の屋内面に取り付けられる台座と、
前記台座に回動可能かつスライド移動可能に支持されるアーム部材と、
前記アーム部材の回動を規制する回動規制装置とを備え、
前記アーム部材は、前記台座に対して、前記ドアガード受具に接近する第1方向および前記ドアガード受具から離れる第2方向にスライド移動可能に支持され、前記第2方向側のアーム端部が前記屋内面に接近する接近方向および前記屋内面から離れる離間方向に回動可能に支持され、
前記回動規制装置は、
前記アーム部材から突設された突起と、
前記台座に設けられた案内溝および規制面とを備えて構成され、
前記案内溝は、前記アーム部材が前記第2方向にスライド移動されて回動許容位置にある場合に、前記アーム部材の前記突起の回動軌跡に沿って形成され、
前記規制面は、前記アーム部材が前記回動許容位置よりも前記第1方向にスライド移動されて回動規制位置にある場合に、前記アーム部材の前記突起が当接する位置に形成され、
前記アーム部材が前記回動許容位置にある場合には、前記アーム部材の回動を許容し、
前記アーム部材が前記回動規制位置にある場合には、前記アーム部材の前記離間方向への回動を規制する
ことを特徴とするドアガード。 - 請求項1または請求項2に記載のドアガードにおいて、
前記アーム部材の前記第1方向側の端部には、前記ドア枠に取り付けられた戸当り材に当接した際に、前記アーム部材を前記第2方向側にスライド移動させる傾斜面が形成されている
ことを特徴とするドアガード。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のドアガードにおいて、
前記台座は、前記アーム部材を挟んで配置される一対の支持壁部を備えて構成され、
前記アーム部材のドアガード受具側の端部が、前記支持壁部の前記ドア枠に対向する側面よりも第1方向側に位置する場合、前記アーム部材は前記回動規制位置にある
ことを特徴とするドアガード。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のドアガードと、
ドア枠の前記ドアガードに対向する位置に取り付けられたドアガード受具とを備え、
前記ドアガード受具は、前記ドアガードに向かって出没可能なフックボルトを備え、
前記ドアガードの前記アーム部材は、前記フックボルトが係合可能な係合溝を備える
ことを特徴とするドアガード装置。
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