JP6769572B1 - プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレイヤにアイテムの消費を促すとともに、ゲームを活性化する。【解決手段】プログラムがコンピュータを、プレイヤが所有するアイテムから所定数のアイテムを消費することにより、抽選対象コンテンツ群から抽選したコンテンツを当該プレイヤに獲得させる抽選ゲームを実行する抽選手段54、一のプレイヤがゲーム内において所定条件を満たした場合、他のプレイヤに抽選ゲームを優遇する権利を付与する付与手段58、として機能させ、抽選手段54は、権利が付与された他のプレイヤが所有するアイテムから所定数よりも少ない数であって1以上の数のアイテムを消費することにより、抽選ゲームを実行する。【選択図】図4

Description

本発明は、プログラム及び情報処理装置に関する。
従来から、購入手続きによって取得可能な有償アイテムや、ゲームプレイによって取得可能な無償アイテムを、プレイヤに取得(所有)させるゲームが知られている。
これに関して、特許文献1には、プレイヤが所有するアイテムを消費して、抽選ゲームを実行したり、クエストに必要な実行許容値(例えばスタミナ)を回復させたりする技術が開示されている。
特許第6614376号公報
このようなゲームにおいて、プレイヤがアイテムを取得した場合、当該取得したアイテムをすぐに消費するプレイヤと、当該取得したアイテムを消費せずに蓄積するプレイヤとが存在する。この場合、前者はアイテムを消費することでゲームを楽しむことができるが、後者はアイテムを消費しないことでゲームを十分に楽しむことができず、この結果、ゲームから離脱してしまうという問題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、プレイヤにアイテムの消費を促すとともに、ゲームを活性化することができるプログラム及び情報処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第一態様に係るプログラムは、コンピュータを、プレイヤが所有するアイテムから所定数のアイテムを消費することにより、抽選対象コンテンツ群から抽選したコンテンツを当該プレイヤに獲得させる抽選ゲームを実行する抽選手段、一のプレイヤがゲーム内において所定条件を満たした場合、他のプレイヤに前記抽選ゲームを優遇する権利を付与する付与手段、として機能させ、前記抽選手段は、前記権利が付与された他のプレイヤが所有するアイテムから前記所定数よりも少ない数であって1以上の数のアイテムを消費することにより、前記抽選ゲームを実行する。
また、本発明の第二態様に係るプログラムは、コンピュータを、プレイヤが所有するアイテムを消費することにより、抽選対象コンテンツ群から抽選したコンテンツを当該プレイヤに獲得させる抽選ゲームを実行する抽選手段、一のプレイヤがゲーム内において所定条件を満たした場合、他のプレイヤに前記抽選ゲームを優遇する権利を付与する付与手段、として機能させ、前記抽選手段は、前記権利が付与された他のプレイヤに対して、前記抽選ゲームの実行結果を優遇する。
また、本発明の第三態様では、前記抽選手段は、前記権利が付与された他のプレイヤに対して、前記抽選対象コンテンツ群のうち、当該他のプレイヤが獲得したことがない1以上のコンテンツを獲得させる。
また、本発明の第四態様では、前記抽選手段は、前記権利が付与された他のプレイヤに対して、前記抽選対象コンテンツ群のうち、レアリティが所定値以上である1以上のコンテンツを獲得させる。
また、本発明の第五態様では、前記抽選手段は、前記権利が付与された他のプレイヤに対して、パラメータを有利に変更させた1以上のコンテンツを獲得させる。
また、本発明の第六態様では、前記所定条件は、前記一のプレイヤが一定値以上の成績で特定のクエストをクリアしたことである。
また、本発明の第七態様では、前記所定条件は、前記一のプレイヤが前記アイテムを消費したことである。
また、本発明の第八態様では、前記アイテムは、購入手続きによって前記一のプレイヤが取得可能な有償アイテムと、ゲームプレイによって当該一のプレイヤが取得可能な無償アイテムと、を含み、前記所定条件は、前記一のプレイヤが前記無償アイテムを消費したことである。
また、本発明の第九態様では、前記アイテムは、購入手続きによって前記一のプレイヤが取得可能な有償アイテムと、ゲームプレイによって当該一のプレイヤが取得可能な無償アイテムと、を含み、前記所定条件は、前記一のプレイヤが前記有償アイテムを消費したことである。
また、本発明の第十態様では、コンピュータを、前記一のプレイヤに対応付けられたフレンドプレイヤのうち、前記アイテムを消費していない期間が所定期間を超えているプレイヤを前記他のプレイヤとして選択する選択手段、として機能させる。
また、本発明の第十一態様では、前記選択手段は、前記一のプレイヤのフレンドプレイヤのうち、前記アイテムを消費していない期間が最も長いプレイヤを前記他のプレイヤとして選択する。
また、本発明の第十二態様に係る情報処理装置は、プレイヤが所有するアイテムから所定数のアイテムを消費することにより、抽選対象コンテンツ群から抽選したコンテンツを当該プレイヤに獲得させる抽選ゲームを実行する抽選手段と、一のプレイヤがゲーム内において所定条件を満たした場合、他のプレイヤに前記抽選ゲームを優遇する権利を付与する付与手段と、を備え、前記抽選手段は、前記権利が付与された他のプレイヤが所有するアイテムから前記所定数よりも少ない数であって1以上の数のアイテムを消費することにより、前記抽選ゲームを実行する。
また、本発明の第十三態様に係る情報処理装置は、プレイヤが所有するアイテムを消費することにより、抽選対象コンテンツ群から抽選したコンテンツを当該プレイヤに獲得させる抽選ゲームを実行する抽選手段と、一のプレイヤがゲーム内において所定条件を満たした場合、他のプレイヤに前記抽選ゲームを優遇する権利を付与する付与手段と、を備え、前記抽選手段は、前記権利が付与された他のプレイヤに対して、前記抽選ゲームの実行結果を優遇する。
本発明によれば、プレイヤにアイテムの消費を促すとともに、ゲームを活性化することができる。
本実施形態に係るゲームシステムの全体構成の一例を示すブロック図である。 サーバ装置のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。 図1に示す端末装置としてスマートフォンのハードウェア構成の一例を示す図である。 サーバ装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係るゲームシステムにおいて、図4に示す各機能手段が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る抽選ゲームにおける優遇抽選実行画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る実行結果を優遇する抽選ゲーム(連続抽選)が行われた場合の抽選結果画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る抽選ゲームにおける通常抽選実行画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る通常の抽選ゲーム(連続抽選)が行われた場合の抽選結果画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態(以下、「本実施形態」という。)について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素及びステップに対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
<全体構成>
図1は、本実施形態に係るゲームシステム1の全体構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、ゲームシステム1は、サーバ装置10と、一又は複数の端末装置12と、を備える。これらのサーバ装置10と端末装置12とは、イントラネットやインターネット、電話回線等の通信ネットワークNTを介して通信可能に接続されている。
サーバ装置10は、ゲームプログラム14を実行して得られるゲームの実行結果、又はゲームプログラム14そのものを、通信ネットワークNTを介して各端末装置12のプレイヤに提供する情報処理装置である。本実施形態では、サーバ装置10は、ゲームプログラム14そのものを端末装置12のプレイヤに提供する。
各端末装置12は、各プレイヤが所持する情報処理装置であって、サーバ装置10から受信したゲームプログラム14がインストールされた後、実行することで、各プレイヤにゲームを提供する情報処理装置である。これらの端末装置12としては、ビデオゲーム機や、アーケードゲーム機、携帯電話、スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ等の様々なものが挙げられる。
<ハードウェア構成>
図2は、サーバ装置10のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。
図2に示すように、サーバ装置10は、制御装置20と、通信装置26と、記憶装置28と、を備える。制御装置20は、CPU(Central Processing Unit)22及びメモリ24を主に備えて構成される。
制御装置20では、CPU22がメモリ24或いは記憶装置28等に格納された所定のプログラムを実行することにより、各種の機能手段として機能する。この機能手段の詳細については後述する。
通信装置26は、外部の装置と通信するための通信インターフェース等で構成される。通信装置26は、例えば、端末装置12との間で各種の情報を送受信する。
記憶装置28は、ハードディスク等で構成される。この記憶装置28は、ゲームプログラム14を含む、制御装置20における処理の実行に必要な各種プログラムや各種の情報、及び処理結果の情報を記憶する。
なお、サーバ装置10は、専用又は汎用のサーバ・コンピュータなどの情報処理装置を用いて実現することができる。また、サーバ装置10は、単一の情報処理装置より構成されるものであっても、通信ネットワークNT上に分散した複数の情報処理装置より構成されるものであってもよい。また、図2は、サーバ装置10が有する主要なハードウェア構成の一部を示しているに過ぎず、サーバ装置10は、サーバが一般的に備える他の構成を備えることができる。また、複数の端末装置12のハードウェア構成も、例えば操作手段や表示装置、音出力装置を備える他は、サーバ装置10と同様の構成を備えることができる。
図3は、図1に示す端末装置12としてスマートフォンのハードウェア構成の一例を示す図である。
図3に示すように、端末装置12は、主制御部30と、タッチパネル(タッチスクリーン)32と、カメラ34と、移動体通信部36と、無線LAN通信部38と、記憶部40と、スピーカ42と、を備える。
主制御部30は、CPUやメモリ等を含んで構成される。この主制御部30には、表示入力装置としてのタッチパネル32と、カメラ34と、移動体通信部36と、無線LAN通信部38と、記憶部40と、スピーカ42と、に接続されている。そして、主制御部30は、これら接続先を制御する機能を有する。
タッチパネル32は、表示機能及び入力機能の両方の機能を有し、表示機能を担うディスプレイ32Aと、入力機能を担うタッチセンサ32Bとで構成される。本実施形態では、ディスプレイ32Aは、ボタン画像、十字キー画像やジョイスティック画像などの操作入力画像を含むゲーム画像を表示可能である。タッチセンサ32Bは、ゲーム画像に対するプレイヤの入力位置を検出可能である。
カメラ34は、静止画又は/及び動画を撮影し、記憶部40に保存する機能を有する。
移動体通信部36は、アンテナ36Aを介して、移動体通信網と接続し、当該移動体通信網に接続されている他の通信装置と通信する機能を有する。
無線LAN通信部38は、アンテナ38Aを介して、通信ネットワークNTと接続し、当該通信ネットワークNTに接続されているサーバ装置10等の他の装置と通信する機能を有する。
記憶部40には、ゲームプログラム14や、当該ゲームプログラム14のゲームの進行状況やプレイヤ情報を示すプレイデータ等、各種プログラムや各種データが記憶されている。なお、プレイデータは、サーバ装置10に記憶されてもよい。
スピーカ42は、ゲーム音等を出力する機能を有する。
<ゲーム概要>
本実施形態に係るゲームは、コンテンツの一例としてのキャラクタをプレイヤに獲得させる抽選ゲームや、クエストを含んでいる。抽選ゲームは、ガチャ、ふくびき、召喚等と称されることがある。クエストは、対戦ゲーム、ダンジョン、探索等と称されることがある。
本実施形態では、1又は複数種類の抽選ゲームが存在し、それぞれ異なる名称(タイトル)が付けられている。抽選ゲームは、抽選ゲームのメニュー画面等において、プレイヤによって選択可能となっている。本実施形態では、1又は複数種類の抽選ゲームのうち、プレイヤによって一の抽選ゲームが選択されると、当該一の抽選ゲームを1回実行する単発抽選又は10回連続で実行する連続抽選を選択可能な画面が表示される。この単発抽選は、シングルガチャ、1回ふくびき、1回召喚等と称されることがある。また、この連続抽選は、10連ガチャ、10回ふくびき、10回召喚等と称されることがある。そして、プレイヤからの単発抽選又は連続抽選の実行指示(要求)に基づき、当該一の抽選ゲームに対応する抽選対象キャラクタ群(抽選対象コンテンツ群)から無作為(ランダム)に選択されたキャラクタをプレイヤに獲得させる。この抽選ゲームは、対価を消費することに基づいて実行される。この対価は、単発抽選よりも連続抽選のほうが多く消費される。この対価としては、有償アイテム(課金アイテム)や、無償アイテム(非課金アイテム)等が挙げられる。有償アイテムとは、購入手続き(現金や電子マネーの支払い、クレジットカード決済等)によってプレイヤが取得可能なアイテムである。この有償アイテムとしては、例えば有償石、有償ガチャチケット等が挙げられる。また、無償アイテムとは、ゲームプレイ(各種ゲームの実行)によってプレイヤが取得可能なアイテムである。例えば、無償アイテムは、ログインや、クエストのクリア、ミッション達成、フレンドとの交流等の報酬として取得できる。この無償アイテムとしては、例えば無償石、無償ガチャチケット等が挙げられる。また、この有償アイテム及び無償アイテムは、抽選ゲームの実行だけでなく、現在スタミナ値の回復や、クエストのコンティニュー等の様々な用途で使用可能である。また、有償アイテムは、無償アイテムよりも価値が高い。例えば、有償アイテムのみを消費することで実行可能な抽選ゲームでは、無償アイテムを消費することで実行可能な抽選ゲームよりもレアリティ(希少価値)が高いキャラクタが獲得しやすい。なお、有償石と無償石は、区別することなく「石」と称される場合がある。
また、本実施形態では、1又は複数種類のクエストが存在し、それぞれ異なる名称(タイトル)が付けられている。クエストは、クエストのメニュー画面等において、プレイヤによって選択可能となっている。本実施形態では、1又は複数種類のクエストのうち、プレイヤによって一のクエストを選択する選択操作(要求)に基づき、当該一のクエストが実行される。このクエストは、プレイヤの現在スタミナ値からクエストに対応付けられた消費スタミナ値を消費することに基づいて実行される。プレイヤは、当該プレイヤに対応付けられたスタミナよりもクエストに対応付けられたスタミナが大きい場合、当該クエストを実行(プレイ)することができない。スタミナは、ライフ、アクションポイント(AP)、バトルポイント(BP)等とも称されることがある。なお、プレイヤの現在スタミナ値が消費されるのは、クエストの終了時(クリア時又はリタイア時)であってもよい。
また、本実施形態では、プレイヤが所有する1又は複数のキャラクタ(所有キャラクタ)により構成されるチームと、敵キャラクタを対戦させるクエストが実行される。このクエストでは、例えばプレイヤはチームを構成するキャラクタ(チーム内キャラクタ)に攻撃等を指示する。また、このクエストでは、プレイヤは、チーム内キャラクタそれぞれが有する能力パラメータやスキルを用いて、敵キャラクタのヒットポイントを0以下にすることを目的とする。クエストをクリアした場合、プレイヤは、例えば無償石、ゲームコイン、キャラクタ、アイテム、経験値等のクリア報酬を獲得する。なお、プレイヤが既にクリアしたことがあるクエストでは、無償石を獲得させないこととしてもよい。また、クエストをクリアできなかった場合、プレイヤは、例えば有償石や無償石、コンティニューアイテム等を消費してクエストをコンティニューするか、クエストをリタイアするかを選択する。このコンティニューとは、クエストをクリアできなかったプレイヤに対して、クエストを継続してプレイするための継続権をプレイヤに与えることである。
<機能手段>
図4は、サーバ装置10の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図4に示すように、サーバ装置10は、機能的構成として、記憶手段50と、判定手段52と、抽選手段54と、選択手段56と、付与手段58と、制御手段59と、を備える。記憶手段50は、1又は複数の記憶装置28で実現される。記憶手段50以外の機能手段は、記憶装置28等に格納されたゲームプログラム14を制御装置20が実行することにより実現される。
記憶手段50は、プレイヤ情報50Aや、キャラクタ情報50B、抽選ゲーム情報50C等を記憶する機能手段である。
プレイヤ情報50Aは、プレイヤ毎に、当該プレイヤのプレイヤIDと対応付けて記憶されている。このプレイヤ情報50Aは、例えば、プレイヤの名前や年齢、所有キャラクタ情報、獲得キャラクタ情報、所有アイテム情報、権利情報、フレンド情報、スタミナ情報を含む。所有キャラクタ情報は、プレイヤが所有する各キャラクタ(所有キャラクタ)のキャラクタIDや、能力パラメータを含む。能力パラメータは、例えばキャラクタのレベル、ヒットポイント、攻撃力、防御力、スキルレベル、運のよさ等である。レベルは、キャラクタがキャラクタ経験値を獲得した場合に上昇する。キャラクタのレベルが上昇すると、ヒットポイントや攻撃力、防御力等が上昇する。スキルレベルは、キャラクタと同一のスキルが設定されているキャラクタを合成した場合に上昇する。運のよさは、キャラクタと同一種類(同系列)のキャラクタを合成した場合に上昇する。この同一種類のキャラクタとしては、例えば、キャラクタIDが共通するキャラクタ同士や、進化前(進化元)のキャラクタIDが共通するキャラクタ同士等が挙げられる。獲得キャラクタ情報は、プレイヤが獲得したことがないキャラクタ(未獲得キャラクタ)のキャラクタIDを含む。所有アイテム情報は、プレイヤが所有している各アイテムの数や、アイテムの消費履歴を含む。このアイテムとしては、有償石や無償石等が挙げられる。消費履歴は、アイテムを消費した日時と、消費したアイテムの数を含む。権利情報は、抽選ゲームを優遇する権利が付与された数(権利付与数)を含む。フレンド情報は、フレンド登録しているフレンドプレイヤのプレイヤIDを含む。例えば、プレイヤは、クエストを共同でプレイした別のプレイヤに対してフレンド申請を行うことができ、当該別のプレイヤが当該フレンド申請を承諾した場合にフレンド登録が行われる。また、例えば、フレンド登録が可能なプレイヤ数(上限数)は、50である。スタミナ情報は、プレイヤの現在スタミナ値とスタミナ上限値を含む。現在スタミナ値は、プレイヤがクエストを実行する際に消費される値である。この現在スタミナ値は、時間(例えば3分)の経過によって所定量(例えば1)上昇し、スタミナ上限値まで回復する。また、現在スタミナ値は、プレイヤが有償石や無償石、スタミナ回復アイテム等を消費することにより、スタミナ上限値と同じ量が回復する。このスタミナ上限値は、プレイヤのプレイヤランクが上がることで上昇する。プレイヤランクは、例えばプレイヤがゲーム(例えばクエスト)をプレイすることにより、プレイヤ経験値を獲得した場合に上昇する。
キャラクタ情報50Bは、キャラクタ毎に、当該キャラクタのキャラクタIDに対応付けて記憶されている。このキャラクタ情報50Bは、例えば、キャラクタの名前や画像(デザイン)、レアリティ、能力パラメータの初期値(例えばレベル1における値)と最大値(例えばレベル100における値)、スキル等を含む。レアリティは、例えば1から6までの数値を含む。この数値は、例えば星の数で示される場合がある。ここで、レアリティが高いキャラクタには、ゲーム(例えばクエストやミッション)に有利な能力パラメータやスキルが設定されている。
抽選ゲーム情報50Cは、抽選ゲーム毎に、当該抽選ゲームの抽選ゲームIDに対応付けて記憶されている。この抽選ゲーム情報50Cは、例えば、名称(タイトル)、抽選対象情報、連続回数、抽選対価を含む。抽選対象情報は、抽選ゲームの抽選対象である抽選対象キャラクタ群を構成する各キャラクタのキャラクタIDと、当該キャラクタIDに対応付けられた重み(抽選確率)を含む。抽選対象キャラクタ群を構成するキャラクタは、例えば100種類である。重みは、例えば1から10までの数値を含む。重みは、高いレアリティのキャラクタには低い数値が設定され、低いレアリティのキャラクタには高い数値が設定されている。なお、同レアリティ内において、他のキャラクタよりも重みが高いキャラクタ(ピックアップキャラクタ)を設けてもよい。ここで、一のキャラクタが当選する確率(一のキャラクタの当選確率)は、当該一のキャラクタに設定された重みを、抽選対象である各キャラクタに設定された重みの合計値で除算した値となる。具体的には、一のキャラクタに設定された重みが2であって、抽選対象である各キャラクタに設定された重みの合計値が400である場合、当該一のキャラクタが当選する確率は2/400(0.5%)となる。連続回数は、プレイヤから連続抽選が指示された際に、連続して抽選を行う回数を含む。この連続回数には、例えば3や5、10等が含まれる。抽選対価は、1回の抽選(単発抽選)を実行するために必要なアイテムの数と、アイテムの消費方法を含む。例えば、プレイヤから単発抽選が指示された場合には、抽選対価と同数(第一の所定数)のアイテムが消費される。また、例えば、プレイヤから連続抽選が指示された場合には、抽選対価と連続回数を乗算した数(第二の所定数)のアイテムが消費される。消費方法としては、例えば、有償アイテムのみを消費する、無償アイテムのみを消費する、有償アイテムを優先して消費する、無償アイテムを優先して消費する、取得日時が古い順に消費する、取得日時が新しい順に消費する等が挙げられる。有償アイテムを優先して消費するとは、プレイヤが有償アイテムと無償アイテムとを両方所有している場合に、有償アイテムから先に消費することをいう。同様に、無償アイテムを優先して消費するとは、プレイヤが有償アイテムと無償アイテムとを両方所有している場合に、無償アイテムから先に消費することをいう。
判定手段52は、各種判定を行う機能手段である。例えば、判定手段52は、プレイヤに、抽選ゲームを優遇する権利が付与されているか否かを判定する。
抽選手段54は、プレイヤからの実行指示に基づき、抽選ゲームを実行する機能手段である。本実施形態では、抽選手段54は、プレイヤが所有する所定数のアイテム(対価)を消費することにより、抽選対象キャラクタ群(抽選対象コンテンツ群)から単発抽選又は連続抽選したキャラクタ(コンテンツ)を当該プレイヤに獲得させる抽選ゲームを実行する。この所定数のアイテムとは、抽選対価と抽選回数(連続回数)を乗算した数である。具体的には、抽選手段54は、プレイヤが所有するアイテムから抽選対価と同数である5個のアイテムを消費することにより、1体のキャラクタを単発抽選する抽選ゲームを実行する。また、抽選手段54は、プレイヤが所有するアイテムから抽選対価の10倍である50個のアイテムを消費することにより、10体のキャラクタを連続抽選する抽選ゲームを実行する。
また、抽選手段54は、付与手段58によって抽選ゲームを優遇する権利が付与されたプレイヤ(他のプレイヤ)に対して、抽選ゲームで消費するアイテム(対価)を優遇する。以下、抽選手段54が抽選ゲームで消費するアイテム(対価)を優遇する具体例を説明する。なお、これらの具体例は、それぞれを組み合わせることとしてもよい。
(1)消費するアイテムの数を少なくする
例えば、抽選手段54は、抽選ゲームを優遇する権利が付与されたプレイヤ(他のプレイヤ)に対して、抽選ゲームで消費するアイテムの数を少なくする。具体的には、抽選手段54は、当該権利が付与されていないプレイヤに対しては、当該プレイヤが所有するアイテムから抽選ゲームに対応付けられた抽選対価と同数である第一の所定数(例えば5個)のアイテムを消費して1体のキャラクタを単発抽選する抽選ゲームを実行する。一方、抽選手段54は、当該権利が付与されたプレイヤに対しては、当該プレイヤが所有するアイテムから第一の所定数よりも少ない(例えば4個)のアイテムを消費して1体のキャラクタを単発抽選する抽選ゲームを実行する。すなわち、抽選手段54は、当該権利が付与されたプレイヤが所有するアイテムから第一の所定数(例えば5個)よりも少ない数であって1以上の数(例えば4個)のアイテムを消費することにより、1体のキャラクタを単発抽選する抽選ゲームを実行する。
同様に、抽選手段54は、当該権利が付与されていないプレイヤに対しては、当該プレイヤが所有するアイテムから抽選ゲームに対応付けられた抽選対価を10倍にした第二の所定数(例えば50個)のアイテムを消費して10体のキャラクタを連続抽選する抽選ゲームを実行する。一方、抽選手段54は、当該権利が付与されたプレイヤに対しては、当該プレイヤが所有するアイテムから第二の所定数(例えば50個)よりも少ない数であって1以上の数(例えば40個)のアイテムを消費することにより、10体のキャラクタを連続抽選する抽選ゲームを実行する。
(2)消費するアイテムを価値の低いアイテムにする
例えば、抽選手段54は、抽選ゲームを優遇する権利が付与されたプレイヤ(他のプレイヤ)に対して、抽選ゲームで消費するアイテムの種類(消費方法)を価値の低いアイテムにする。具体的には、抽選手段54は、当該権利が付与されていないプレイヤに対しては、当該プレイヤが所有する有償アイテムを消費して1体のキャラクタを単発抽選する抽選ゲームを実行する。一方、抽選手段54は、当該権利が付与されたプレイヤに対しては、当該プレイヤが所有する無償アイテムを消費して1体のキャラクタを単発抽選する抽選ゲームを実行する。すなわち、抽選手段54は、当該権利が付与されたプレイヤに対して、当該プレイヤが所有する価値の低いアイテムを消費することにより、1体のキャラクタを単発抽選する抽選ゲームを実行する。
同様に、抽選手段54は、当該権利が付与されていないプレイヤに対しては、当該プレイヤが所有する有償アイテムのみを消費することにより、10体のキャラクタを連続抽選する抽選ゲームを実行する。一方、抽選手段54は、当該権利が付与されたプレイヤに対しては、当該プレイヤが所有する無償アイテムのみを消費することにより、10体のキャラクタを連続抽選する抽選ゲームを実行する。
なお、抽選手段54は、当該権利が付与されていないプレイヤに対しては、当該プレイヤが所有する有償アイテムを無償アイテムよりも優先して消費する抽選ゲームを実行してもよい。また、抽選手段54は、当該権利が付与されたプレイヤに対しては、当該プレイヤが所有する無償アイテムを有償アイテムよりも優先して消費する抽選ゲームを実行してもよい。
また、抽選手段54は、付与手段58によって抽選ゲームを優遇する権利が付与されたプレイヤ(他のプレイヤ)に対して、抽選ゲームの実行結果を優遇する。以下、抽選手段54が抽選ゲームの実行結果を優遇する具体例を説明する。
(1)プレイヤの未獲得キャラクタを獲得させる
例えば、抽選手段54は、抽選ゲームを優遇する権利が付与されたプレイヤに対して、抽選対象キャラクタ群(抽選対象コンテンツ群)のうち、当該プレイヤが獲得したことがない未獲得キャラクタ(未獲得コンテンツ)を獲得させる。具体的には、抽選手段54は、当該権利が付与されていないプレイヤに対しては、10体のキャラクタを連続抽選する抽選ゲームにおいて、抽選対象キャラクタ群に含まれている全てのキャラクタを抽選対象として10体のキャラクタを抽選する。一方、抽選手段54は、当該権利が付与されたプレイヤに対しては、10体のキャラクタを連続抽選する抽選ゲームにおいて、プレイヤ情報50Aの獲得キャラクタ情報を参照して、抽選対象キャラクタ群のうちプレイヤの未獲得キャラクタを抽選対象として1体以上のキャラクタ(例えば1体のキャラクタ)を抽選し、抽選対象キャラクタ群に含まれている全てのキャラクタを抽選対象として残りのキャラクタ(例えば9体のキャラクタ)を抽選する。
なお、抽選手段54は、当該権利が付与されたプレイヤに対しては、1体のキャラクタを単発抽選する抽選ゲームにおいて、抽選対象キャラクタ群のうちプレイヤの未獲得キャラクタを抽選対象として1体のキャラクタを抽選することとしてもよい。また、抽選手段54は、当該権利が付与されているプレイヤに対しては、3体のキャラクタを連続抽選する抽選ゲームにおいて、抽選対象キャラクタ群のうちプレイヤの未獲得キャラクタを抽選対象として3体のキャラクタを抽選することとしてもよい。
(2)レアリティが所定値以上のキャラクタを獲得させる
また、例えば、抽選手段54は、抽選ゲームを優遇する権利が付与されたプレイヤに対して、抽選対象キャラクタ群のうち、レアリティが所定値(例えば5)以上である1以上のキャラクタを獲得させる。具体的には、抽選手段54は、当該権利が付与されていないプレイヤに対しては、10体のキャラクタを連続抽選する抽選ゲームにおいて、抽選対象キャラクタ群に含まれている全てのキャラクタ(レアリティが3以上のキャラクタ)を抽選対象として10体のキャラクタを通常抽選する。一方、抽選手段54は、当該権利が付与されたプレイヤに対しては、10体のキャラクタを連続抽選する抽選ゲームにおいて、抽選対象キャラクタ群に含まれているレアリティが5以上のキャラクタを抽選対象として1体以上のキャラクタ(例えば2体のキャラクタ)を特別抽選し、抽選対象キャラクタ群に含まれている全てのキャラクタ(レアリティが3以上のキャラクタ)を抽選対象として残りのキャラクタ(例えば8体のキャラクタ)を通常抽選する。
なお、抽選手段54は、当該権利が付与されているプレイヤに対しては、1体のキャラクタを単発抽選する抽選ゲームにおいて、抽選対象キャラクタ群に含まれているレアリティが5以上のキャラクタを抽選対象として1体のキャラクタを抽選することとしてもよい。また、抽選手段54は、当該権利が付与されているプレイヤに対しては、3体のキャラクタを連続抽選する抽選ゲームにおいて、抽選対象キャラクタ群に含まれているレアリティが5以上のキャラクタを抽選対象として3体のキャラクタを抽選することとしてもよい。
(3)能力パラメータを有利に変更させたキャラクタを獲得させる
また、例えば、抽選手段54は、抽選ゲームを優遇する権利が付与されたプレイヤに対して、能力パラメータをゲームプレイが有利になるように変更させた1以上のキャラクタを獲得させる。具体的には、抽選手段54は、当該権利が付与されていないプレイヤに対しては、抽選ゲームで当該プレイヤに獲得させる10体のキャラクタをレベル1の状態で獲得させる。一方、抽選手段54は、当該権利が付与されたプレイヤに対しては、抽選ゲームで当該プレイヤに獲得させる10体のキャラクタのうち、1体以上のキャラクタ(例えば1体のキャラクタ)をレベル50の状態で獲得させ、残りのキャラクタ(例えば9体のキャラクタ)をレベル1の状態で獲得させる。
なお、抽選手段54は、当該権利が付与されたプレイヤに対しては、抽選ゲームで当該プレイヤに獲得させる1体のキャラクタをレベル50の状態で獲得させることとしてもよい。また、抽選手段54は、当該権利が付与されたプレイヤに対しては、抽選ゲームで当該プレイヤに獲得させる3体のキャラクタをレベル50の状態で獲得させることとしてもよい。
また、抽選手段54は、抽選ゲームを優遇する権利が付与されたプレイヤに対して当該優遇を行ったことに応じて、当該プレイヤの権利付与数を減少させる。
選択手段56は、抽選ゲームを優遇する権利を付与するプレイヤ(他のプレイヤ)を選択する機能手段である。例えば、選択手段56は、一のプレイヤに対応付けられたフレンドプレイヤを選択対象として、当該権利を付与するプレイヤを選択する。なお、選択手段56は、当該権利を付与されている(権利付与数が所定数以上である)プレイヤや、直近(例えば1週間以内)でアイテムを消費しているプレイヤ、長期間(例えば1年以上)ゲームプレイをしていないプレイヤ等を選択対象から除外してもよい。以下、選択手段56が当該権利を付与するプレイヤを選択する具体例を説明する。
(1)一のプレイヤによる選択操作
例えば、選択手段56は、選択対象の中から、一のプレイヤの選択操作(指示)によって、当該権利を付与する1又は複数のプレイヤを選択する。具体的には、選択手段56は、選択対象であるプレイヤの名前等が表された一覧画面をタッチパネル32に表示し、当該選択対象であるプレイヤの中から、一のプレイヤによって選択操作が行われたプレイヤを選択する。
(2)所定期間を超えてアイテムを消費していないプレイヤを選択
また、例えば、選択手段56は、選択対象の中から、所定期間を超えてアイテムを消費していない1又は複数のプレイヤを選択する。具体的には、選択手段56は、選択対象であるプレイヤのアイテムの消費履歴を参照して、現時点から遡って、アイテムを消費していない期間が所定期間(例えば30日)を超えているフレンドプレイヤを選択する。
(3)アイテムを消費していない期間が最も長いプレイヤを選択
また、例えば、選択手段56は、アイテムを消費していない期間が最も長いプレイヤを選択する。具体的には、選択手段56は、選択対象であるプレイヤのアイテムの消費履歴を参照して、現時点から遡って、アイテムを消費していない期間が最も長いプレイヤを選択する。
付与手段58は、一のプレイヤが所定条件を満たした場合、選択手段56によって選択されたプレイヤ(他のプレイヤ)に、抽選ゲームを優遇する権利を付与する機能手段である。以下、所定条件の具体例を説明する。
(1)ゲームプレイにより一定以上の成績を収めること
例えば、所定条件は、一のプレイヤがゲームプレイにより一定以上の成績を収めることである。具体的には、所定条件は、一のプレイヤが一定値(例えば1000ポイント)以上のスコアで特定のクエストをクリアしたことや、一のプレイヤが一定時間(例えば1分間、10ターン)以内に特定のクエストをクリアしたこと、一のプレイヤが能力パラメータ(例えば運のよさ)を最大値まで到達させたキャラクタの所有数が一定数(例えば10体)以上であること、一のプレイヤが連続してログインを継続した日数が一定数(例えば7日)以上であること等である。この特定のクエストとは、例えば難易度が高く設定されたクエストや、期間限定のイベントクエストである。
(2)アイテムを消費したこと
また、例えば、所定条件は、一のプレイヤが1又は複数のアイテムを消費したことである。具体的には、所定条件は、一のプレイヤが抽選ゲームの実行、現在スタミナ値の回復、クエストのコンティニューにおいて、所有アイテム(無償アイテム及び/又は有償アイテム)を消費したことや、他のプレイヤ(例えばフレンドプレイヤ)に抽選ゲームを優遇する権利を付与することを目的として所有アイテム(無償アイテム及び/又は有償アイテム)を消費したこと等である。
制御手段59は、ゲーム全体を制御する機能手段である。例えば、制御手段59は、選択手段56によって選択されたプレイヤ(他のプレイヤ)に、抽選ゲームを優遇する権利が付与されたことを通知する。また、制御手段59は、クエストの進行を制御する。
<処理の流れ>
図5は、本実施形態に係るゲームシステムにおいて、図4に示す各機能手段が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。また、以下のステップの処理は、例えば、一のプレイヤが抽選ゲームのメニュー画面から一の抽選ゲーム(抽選ゲームA)を選択する選択操作(指示)を行ったタイミングで開始される。なお、以下のステップの順番及び内容は、適宜、変更することができる。
(ステップSP10)
判定手段52は、一のプレイヤに、抽選ゲームの実行結果を優遇する権利が付与されているか否かを判定する。具体的には、判定手段52は、プレイヤ情報50Aの権利情報を参照して、一のプレイヤの権利付与数が1以上であるか否かを判定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には、処理は、ステップSP12の処理に移行する。一方、当該判定が否定判定された場合には、処理は、ステップSP18の処理に移行する。
(ステップSP12)
抽選手段54は、一の抽選ゲーム(抽選ゲームA)の優遇抽選実行画面60をタッチパネル32に表示する。
図6は、本実施形態に係る抽選ゲームにおける優遇抽選実行画面60の一例を示す図である。
図6に示すように、優遇抽選実行画面60は、提供割合ボタン62と、抽選対象情報領域64と、単発抽選指示ボタン66と、連続抽選指示ボタン68と、が設けられている。提供割合ボタン62は、抽選対象キャラクタ群を構成する各キャラクタの名前やレアリティ、当選確率等を示す提供割合画面に遷移するためのボタンである。なお、この提供割合画面では、抽選対象キャラクタ群に含まれているレアリティが5以上のキャラクタを抽選対象とする特別抽選での当選確率と、抽選対象キャラクタ群に含まれている全てのキャラクタ(レアリティが3から6のキャラクタ)を抽選対象とする通常抽選での当選確率と、が区別されて表される。抽選対象情報領域64には、抽選対象キャラクタ群に含まれる目玉キャラクタ(例えばレアリティが6のキャラクタ)が表されている。単発抽選指示ボタン66は、単発抽選の実行を指示するためのボタンである。連続抽選指示ボタン68は、連続抽選の実行を指示するためのボタンである。単発抽選指示ボタン66及び連続抽選指示ボタン68には、抽選ゲームの実行結果を優遇することが表されている。
図5に戻って、処理は、ステップSP14の処理に移行する。
(ステップSP14)
一のプレイヤにより優遇抽選実行画面における単発抽選指示ボタン又は連続抽選指示ボタンが押下されたことに応じて、抽選手段54は、実行結果を優遇する抽選ゲームを実行する。具体的には、抽選手段54は、一の抽選ゲーム(抽選ゲームA)の抽選対価を参照して、一のプレイヤの所有アイテムから単発抽選又は連続抽選を実行するために必要な所定数のアイテムを消費方法に基づいて消費(減算)する。続いて、抽選手段54は、一のプレイヤに対応付けられたアイテムの消費履歴に現在日時を記憶するとともに、権利付与数を1減少させる。続いて、抽選手段54は、一の抽選ゲーム(抽選ゲームA)の抽選対象情報を参照して、実行結果を優遇する抽選ゲームを実行する。例えば、抽選手段54は、ステップSP12において単発抽選指示ボタンが押下された場合、抽選対象キャラクタ群のうちプレイヤの未獲得キャラクタを抽選対象として1体のキャラクタを抽選する。また、例えば、抽選手段54は、ステップSP12において連続抽選指示ボタンが押下された場合、抽選対象キャラクタ群に含まれている全てのキャラクタを抽選対象として8体のキャラクタを通常抽選した後、抽選対象キャラクタ群に含まれているレアリティが5以上のキャラクタを抽選対象として2体のキャラクタを特別抽選する。そして、処理は、ステップSP16の処理に移行する。
(ステップSP16)
抽選手段54は、ステップSP14において抽選された一又は複数のキャラクタを含む抽選結果画面70をタッチパネル32に表示する。
図7は、本実施形態に係る実行結果を優遇する抽選ゲーム(連続抽選)が行われた場合の抽選結果画面70の一例を示す図である。
図7に示すように、抽選結果画面70は、通常抽選結果提示領域72と、特別抽選結果提示領域74と、が設けられている。通常抽選結果提示領域72には、一の抽選ゲーム(抽選ゲームA)の抽選対象キャラクタ群に含まれている全てのキャラクタを抽選対象として抽選されたキャラクタが表されている。特別抽選結果提示領域74には、一の抽選ゲーム(抽選ゲームA)の抽選対象キャラクタ群に含まれているレアリティが5以上のキャラクタを抽選対象として抽選されたキャラクタが表されている。
図5に戻って、処理は、ステップSP24の処理に移行する。
(ステップSP18)
抽選手段54は、抽選ゲームの通常抽選実行画面80をタッチパネル32に表示する。
図8は、本実施形態に係る抽選ゲームにおける通常抽選実行画面80の一例を示す図である。
図8に示すように、通常抽選実行画面80は、提供割合ボタン82と、抽選対象情報領域84と、単発抽選指示ボタン86と、連続抽選指示ボタン88と、が設けられている。
図5に戻って、処理は、ステップSP20の処理に移行する。
(ステップSP20)
一のプレイヤにより通常抽選実行画面における単発抽選指示ボタン又は連続抽選指示ボタンが押下されたことに応じて、抽選手段54は、通常の抽選ゲームを実行する。具体的には、抽選手段54は、一の抽選ゲーム(抽選ゲームA)の抽選対価を参照して、一のプレイヤの所有アイテムから単発抽選又は連続抽選を実行するために必要な所定数のアイテムを消費方法に基づいて消費(減算)する。続いて、抽選手段54は、一のプレイヤに対応付けられたアイテムの消費履歴に現在日時を記憶するとともに、権利付与数を1減少させる。続いて、抽選手段54は、一の抽選ゲーム(抽選ゲームA)の抽選対象情報を参照して、通常の抽選ゲームを実行する。例えば、抽選手段54は、ステップSP18において単発抽選指示ボタンが押下された場合、抽選対象キャラクタ群に含まれている全てのキャラクタを抽選対象として1体のキャラクタを通常抽選する。また、例えば、抽選手段54は、ステップSP18において連続抽選指示ボタンが押下された場合、抽選対象キャラクタ群に含まれている全てのキャラクタを抽選対象として10体のキャラクタを通常抽選する。そして、処理は、ステップSP22の処理に移行する。
(ステップSP22)
抽選手段54は、ステップSP20において抽選された一又は複数のキャラクタを含む抽選結果画面90をタッチパネル32に表示する。
図9は、本実施形態に係る通常の抽選ゲーム(連続抽選)が行われた場合の抽選結果画面90の一例を示す図である。
図9に示すように、抽選結果画面90は、通常抽選結果提示領域92が設けられている。通常抽選結果提示領域92には、一の抽選ゲーム(抽選ゲームA)の抽選対象キャラクタ群に含まれている全てのキャラクタを抽選対象として抽選されたキャラクタが表されている。
図5に戻って、処理は、ステップSP24の処理に移行する。
(ステップSP24)
選択手段56は、一のプレイヤに対応付けられたフレンド情報を参照して、当該一のプレイヤのフレンドプレイヤを選択対象として、抽選ゲームを優遇する権利を付与するプレイヤを選択する。例えば、選択手段56は、選択対象であるプレイヤのうち、アイテムを消費していない期間が最も長いプレイヤ(他のプレイヤ)を選択する。そして、処理は、ステップSP26の処理に移行する。
(ステップSP26)
付与手段58は、ステップSP14又はステップSP20において、一のプレイヤがアイテムを消費した(所定条件を満たした)ことに応じて、ステップSP24で選択されたプレイヤ(他のプレイヤ)に抽選ゲームの実行結果を優遇する権利を付与する。例えば、付与手段58は、当該選択されたプレイヤ(他のプレイヤ)のプレイヤ情報50Aにおける権利情報(権利付与数)を1上昇させる。そして、処理は、ステップSP28の処理に移行する。
(ステップSP28)
制御手段59は、ステップSP26で抽選ゲームの実行結果を優遇する権利を付与されたプレイヤ(他のプレイヤ)に、当該権利が付与されたことを通知する。例えば、制御手段59は、当該権利が付与されたことを示す通知を当該プレイヤのメール受取ボックスに格納する。すなわち、当該権利を付与されたプレイヤ(他のプレイヤ)は、ゲームにログインした後、当該メール受取ボックスを確認することにより、当該通知を確認することができる。そして、処理は、図5に示す一連の処理を終了する。
<効果>
以上、本実施形態では、コンピュータを、プレイヤが所有するアイテムから所定数のアイテムを消費することにより、抽選対象コンテンツ群から抽選したコンテンツを当該プレイヤに獲得させる抽選ゲームを実行する抽選手段54、一のプレイヤがゲーム内において所定条件を満たした場合、他のプレイヤに抽選ゲームを優遇する権利を付与する付与手段58、として機能させ、抽選手段54は、権利が付与された他のプレイヤが所有するアイテムから所定数よりも少ない数であって1以上の数のアイテムを消費することにより、抽選ゲームを実行する。
この構成によれば、各プレイヤに共通して抽選ゲームで消費するアイテム数を優遇する権利を付与するのではなく、プレイヤ(一のプレイヤ)がゲーム内において所定条件を満たした場合に、当該権利を特別に付与することができる。このため、当該権利が付与されたプレイヤ(他のプレイヤ)に対して、アイテムの消費を促すことができるとともに、当該権利を別のプレイヤに付与するモチベーションを与えることができ、もってゲームを活性化することができる。
また、本実施形態では、コンピュータを、プレイヤが所有するアイテムを消費することにより、抽選対象コンテンツ群から抽選したコンテンツを当該プレイヤに獲得させる抽選ゲームを実行する抽選手段54、一のプレイヤがゲーム内において所定条件を満たした場合、他のプレイヤに抽選ゲームを優遇する権利を付与する付与手段58、として機能させ、抽選手段54は、権利が付与された他のプレイヤに対して、抽選ゲームの実行結果を優遇する。
この構成によれば、各プレイヤに共通して抽選ゲームの実行結果を優遇する権利を付与するのではなく、プレイヤ(一のプレイヤ)がゲーム内において所定条件を満たした場合に、当該権利を特別に付与することができる。このため、当該権利が付与されたプレイヤ(他のプレイヤ)に対して、アイテムの消費を促すことができるとともに、当該権利を別のプレイヤに付与するモチベーションを与えることができ、もってゲームを活性化することができる。
また、本実施形態では、抽選手段54は、権利が付与された他のプレイヤに対して、抽選対象コンテンツ群のうち、当該他のプレイヤが獲得したことがない1以上のコンテンツを獲得させる。
この構成によれば、抽選ゲームを優遇する権利が付与されたプレイヤ(他のプレイヤ)は、獲得したことがないコンテンツを獲得することができるため、当該プレイヤ(他のプレイヤ)にアイテムの消費を促すことができる。
また、本実施形態では、抽選手段54は、権利が付与された他のプレイヤに対して、抽選対象コンテンツ群のうち、レアリティが所定値以上である1以上のコンテンツを獲得させる。
この構成によれば、抽選ゲームを優遇する権利が付与されたプレイヤ(他のプレイヤ)は、レアリティが所定値以上のコンテンツを獲得することができるため、当該プレイヤ(他のプレイヤ)に取得したアイテムの消費を促すことができる。
また、本実施形態では、抽選手段54は、権利が付与された他のプレイヤに対して、パラメータを有利に変更させた1以上のコンテンツを獲得させる。
この構成によれば、抽選ゲームを優遇する権利を付与されたプレイヤ(他のプレイヤ)は、パラメータを有利に変更させたコンテンツを獲得することができるため、当該プレイヤ(他のプレイヤ)に取得したアイテムの消費を促すことができる。
また、本実施形態では、所定条件は、一のプレイヤが一定値以上の成績で特定のクエストをクリアしたことである。
この構成によれば、抽選ゲームを優遇する権利を付与されたプレイヤに対して、別のプレイヤに当該権利を付与するべく、特定のクエストに挑戦するモチベーションを与えることができ、もってゲームを活性化することができる。
また、本実施形態では、所定条件は、一のプレイヤがアイテムを消費したことである。
この構成によれば、抽選ゲームを優遇する権利を付与されたプレイヤに対して、当該権利を付与してくれたプレイヤ又は別のプレイヤに当該権利を付与するべく、アイテムを消費するモチベーションを与えることができる。
また、本実施形態では、アイテムは、購入手続きによって一のプレイヤが取得可能な有償アイテムと、ゲームプレイによって当該一のプレイヤが取得可能な無償アイテムと、を含み、所定条件は、一のプレイヤが無償アイテムを消費したことである。
この構成によれば、抽選ゲームを優遇する権利を付与されたプレイヤに対して、当該権利を付与してくれたプレイヤ又は別のプレイヤに当該権利を付与するべく、ゲームプレイによって取得可能な無償アイテムを消費するモチベーションを与えることができる。
また、本実施形態では、アイテムは、購入手続きによって一のプレイヤが取得可能な有償アイテムと、ゲームプレイによって当該一のプレイヤが取得可能な無償アイテムと、を含み、所定条件は、一のプレイヤが有償アイテムを消費したことである。
この構成によれば、抽選ゲームを優遇する権利を付与されたプレイヤには、当該権利を付与してくれたプレイヤ又は別のプレイヤに当該権利を付与するべく、購入手続きによって取得可能な有償アイテムを消費するモチベーションを与えることができる。
また、本実施形態では、コンピュータを、一のプレイヤに対応付けられたフレンドプレイヤのうち、アイテムを消費していない期間が所定期間を超えているプレイヤを他のプレイヤとして選択する選択手段56、として機能させる。
この構成によれば、アイテムを消費していない期間が所定期間を超えているフレンドプレイヤに抽選ゲームを優遇する権利を付与するため、当該フレンドプレイヤにアイテムを消費するモチベーションを与えることができ、ゲームを活性化することができる。
また、本実施形態では、選択手段56は、一のプレイヤのフレンドプレイヤのうち、アイテムを消費していない期間が最も長いプレイヤを他のプレイヤとして選択する。
この構成によれば、アイテムを消費していない期間が最も長いフレンドプレイヤに抽選ゲームを優遇する権利を付与するため、当該フレンドプレイヤにアイテムを消費するモチベーションを与えることができ、ゲームを活性化することができる。
<変形例>
なお、本発明は上記の具体例に限定されるものではない。すなわち、上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。また、前述した実施形態及び後述する変形例が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
例えば、上記実施形態では、抽選手段54は、抽選ゲームを優遇する権利が付与されたプレイヤに対して、抽選ゲームの対価や実行結果を優遇する場合を説明したが、当該プレイヤの権利付与数に応じて優遇する内容を変化させてもよい。例えば、抽選手段54は、1体のキャラクタを単発抽選する抽選ゲームにおいて、プレイヤの権利付与数が1のときは、抽選対価と同数である5個よりも1個少ない4個のアイテムを消費し、権利付与数が2の場合は、抽選対価よりも2個少ない3個のアイテムを消費し、権利付与数が3の場合は、抽選対価よりも3個少ない2個のアイテムを消費する。また、例えば、抽選手段54は、10体のキャラクタを連続抽選する抽選ゲームにおいて、抽選対価の10倍である50個よりも10個少ない40個のアイテムを消費し、権利付与数が2の場合は、抽選対価の10倍よりも20個少ない30個のアイテムを消費し、権利付与数が3の場合は、抽選対価の10倍よりも30個少ない20個のアイテムを消費する。また、例えば、抽選手段54は、10体のキャラクタを連続抽選する抽選ゲームにおいて、プレイヤの権利付与数が1の場合は、抽選対象キャラクタ群に含まれているレアリティが5以上のキャラクタを抽選対象として1体のキャラクタを特別抽選し、権利付与数が2の場合は、2体のキャラクタを特別抽選し、権利付与数が3の場合は、3体のキャラクタを特別抽選する。
また、上記実施形態では、抽選手段54は、抽選ゲームを優遇する権利が付与されたプレイヤに対して、抽選対象キャラクタ群のうち、レアリティが所定値以上である1以上のキャラクタを抽選対象とする場合を説明したが、当該レアリティが所定値以上であるキャラクタが当選する確率を上昇させることとしてもよい。例えば、抽選手段54は、レアリティが所定値以上であるキャラクタに設定された重み(抽選確率)を上昇させる。なお、抽選手段54は、レアリティが所定値未満であるキャラクタに設定された重み(抽選確率)を下降させてもよい。
また、上記実施形態では、抽選手段54は、当該権利が付与されたプレイヤに対して、抽選対象キャラクタ群のうち、当該プレイヤの未獲得キャラクタを獲得させる場合を説明したが、プレイヤ情報50Aの所有キャラクタ情報を参照して、抽選対象キャラクタ群のうちプレイヤが所有していないキャラクタ(未所有キャラクタ)を抽選対象として1体以上のキャラクタを抽選してもよい。
また、上記実施形態では、抽選手段54は、抽選ゲームを優遇する権利が付与されたプレイヤに対して、抽選ゲームにおいて能力パラメータを有利に変更させたキャラクタを獲得させる場合を説明したが、変更させるのは能力パラメータに限定されない。例えば、抽選手段54は、抽選ゲームでキャラクタ等を補助する補助アイテム(補助コンテンツ)を獲得させる場合には、当該補助アイテムの効能パラメータや、補助の成功確率や発動確率等を上昇させてもよい。
また、上記実施形態では、選択手段56は、一のプレイヤのフレンドプレイヤを選択対象とする場合を説明したが、当該一のプレイヤと同一のグループ(ギルド)に所属するプレイヤや、協力プレイ又は対戦プレイを行ったプレイヤを選択対象としてもよいし、無作為(ランダム)に抽出されたプレイヤ等を選択対象としてもよい。
また、選択手段56は、一のプレイヤのフレンドプレイヤのうち、フレンド登録してから一定期間(例えば3ヶ月)を超えているフレンドプレイヤや、親友登録されているフレンドプレイヤ、プレイヤランクが所定値(例えば50)以下のフレンドプレイヤ、プレイヤランクが最も低いフレンドプレイヤ等を選択対象としてもよい。
また、上記実施形態では、付与手段58は、一のプレイヤがゲームプレイにより一定以上の成績を収めたことや、抽選ゲーム等でアイテムを消費したことを所定条件として、他のプレイヤに抽選ゲームを優遇する権利を付与する場合を説明したが、当該一のプレイヤが所定条件を満たした場合、当該権利を当該一のプレイヤに付与することとしてもよい。
また、付与手段58は、一のプレイヤがアイテムを消費した目的に応じて、抽選ゲームを優遇する権利の内容を変更してもよい。例えば、一のプレイヤが一の抽選ゲーム(抽選ゲームA)を実行することを目的としてアイテムを消費した場合、付与手段58は、当該一の抽選ゲーム(抽選ゲームA)のみを優遇する権利を他のプレイヤに付与することとしてもよい。また、一のプレイヤが他のプレイヤ(例えばフレンドプレイヤ)に抽選ゲームを優遇する権利を付与することを目的としてアイテムを消費した場合、付与手段58は、当該他のプレイヤの権利付与数を3上昇させてもよい。
また、付与手段58は、一のプレイヤがアイテムを消費した数に応じて、抽選ゲームを優遇する権利の内容を変更してもよい。例えば、付与手段58は、一のプレイヤが5個のアイテムを消費した場合、他のプレイヤの権利付与数を1上昇させ、一のプレイヤが50個のアイテムを消費した場合、他のプレイヤの権利付与数を10上昇させる。
また、付与手段58は、他のプレイヤに抽選ゲーム以外のゲームを優遇する権利を付与することとしてもよい。例えば、付与手段58は、一のプレイヤが所定条件を満たした場合、他のプレイヤに、現在スタミナ値の回復を優遇する権利を付与する。具体的には、付与手段58は、他のプレイヤに、現在スタミナ値を回復させるために必要なアイテムの消費数を減少させる権利を付与する。また、例えば、付与手段58は、他のプレイヤに、現在スタミナ値を回復させるために必要なアイテムの種類を価値の低いアイテムにする権利を付与する。また、例えば、付与手段58は、他のプレイヤに、現在スタミナ値の回復量を通常よりも上昇させる権利を付与する。また、例えば、付与手段58は、他のプレイヤに、クエストに対応付けられた消費スタミナ値を通常よりも減少させる権利を付与する。
また、付与手段58は、一のプレイヤが所定条件を満たした場合、他のプレイヤにクエストのコンティニューを優遇する権利を付与してもよい。具体的には、付与手段58は、他のプレイヤに、クエストをコンティニューするために必要なアイテムの消費数を減少させる権利を付与する。また、例えば、付与手段58は、他のプレイヤに、クエストをコンティニューするために必要なアイテムの種類を価値の低いアイテムにする権利を付与する。また、例えば、付与手段58は、他のプレイヤに、クエストをコンティニューした場合にチーム内キャラクタの能力パラメータやスキルを当該クエストが有利になるように変更する(例えば攻撃力を上昇させる)権利を付与する。また、例えば、付与手段58は、他のプレイヤに、クエストをコンティニューした場合に敵キャラクタの能力パラメータやスキルを当該クエストが有利になるように変更する(例えばヒットポイントを減少させる)権利を付与する。
また、プレイヤに付与された抽選ゲームを優遇する権利は、所定のタイミングで消滅(減少)させてもよい。所定のタイミングとしては、例えば、プレイヤに付与された日から所定期間(例えば30日)を過ぎたタイミングや、イベントの終了日(例えば月末)等が挙げられる。
また、上記実施形態では、コンテンツがキャラクタである場合を主に説明したが、武器や防具、補助アイテム、カード、アバター、コイン、ポイント等であってもよい。
10…サーバ装置(コンピュータ、情報処理装置)、50…記憶手段、54…抽選手段、56…選択手段、58…付与手段

Claims (8)

  1. コンピュータを、
    プレイヤが所有するアイテムから所定数のアイテムを消費することにより、抽選対象コンテンツ群から抽選したコンテンツを当該プレイヤに獲得させる抽選ゲームを実行する抽選手段、
    一のプレイヤがゲーム内において所定条件を満たした場合、他のプレイヤに前記抽選ゲームを優遇する権利を付与する付与手段、
    前記一のプレイヤに対応付けられたフレンドプレイヤのうち、前記アイテムを消費していない期間が所定期間を超えているプレイヤを前記他のプレイヤとして選択する選択手段、
    として機能させ、
    前記抽選手段は、前記権利が付与された他のプレイヤが所有するアイテムから前記所定数よりも少ない数であって1以上の数のアイテムを消費することにより、前記抽選ゲームを実行する、
    プログラム。
  2. コンピュータを、
    プレイヤが所有するアイテムを消費することにより、抽選対象コンテンツ群から抽選したコンテンツを当該プレイヤに獲得させる抽選ゲームを実行する抽選手段、
    一のプレイヤがゲーム内において所定条件を満たした場合、他のプレイヤに前記抽選ゲームを優遇する権利を付与する付与手段、
    前記一のプレイヤに対応付けられたフレンドプレイヤのうち、前記アイテムを消費していない期間が所定期間を超えているプレイヤを前記他のプレイヤとして選択する選択手段、
    として機能させ、
    前記抽選手段は、前記権利が付与された他のプレイヤに対して、前記抽選ゲームの実行結果を優遇する、
    プログラム。
  3. 前記選択手段は、前記一のプレイヤのフレンドプレイヤのうち、前記アイテムを消費していない期間が最も長いプレイヤを前記他のプレイヤとして選択する、
    請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. 前記抽選手段は、前記権利が付与された他のプレイヤに対して、前記抽選対象コンテンツ群のうち、当該他のプレイヤが獲得したことがない1以上のコンテンツを獲得させる、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載のプログラム。
  5. 前記抽選手段は、前記権利が付与された他のプレイヤに対して、前記抽選対象コンテンツ群のうち、レアリティが所定値以上である1以上のコンテンツを獲得させる、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載のプログラム。
  6. 前記抽選手段は、前記権利が付与された他のプレイヤに対して、パラメータを有利に変更させた1以上のコンテンツを獲得させる、
    請求項1乃至5の何れか1項に記載のプログラム。
  7. プレイヤが所有するアイテムから所定数のアイテムを消費することにより、抽選対象コンテンツ群から抽選したコンテンツを当該プレイヤに獲得させる抽選ゲームを実行する抽選手段と、
    一のプレイヤがゲーム内において所定条件を満たした場合、他のプレイヤに前記抽選ゲームを優遇する権利を付与する付与手段と、
    前記一のプレイヤに対応付けられたフレンドプレイヤのうち、前記アイテムを消費していない期間が所定期間を超えているプレイヤを前記他のプレイヤとして選択する選択手段と、
    を備え、
    前記抽選手段は、前記権利が付与された他のプレイヤが所有するアイテムから前記所定数よりも少ない数であって1以上の数のアイテムを消費することにより、前記抽選ゲームを実行する、
    情報処理装置。
  8. プレイヤが所有するアイテムを消費することにより、抽選対象コンテンツ群から抽選したコンテンツを当該プレイヤに獲得させる抽選ゲームを実行する抽選手段と、
    一のプレイヤがゲーム内において所定条件を満たした場合、他のプレイヤに前記抽選ゲームを優遇する権利を付与する付与手段と、
    前記一のプレイヤに対応付けられたフレンドプレイヤのうち、前記アイテムを消費していない期間が所定期間を超えているプレイヤを前記他のプレイヤとして選択する選択手段と、
    を備え、
    前記抽選手段は、前記権利が付与された他のプレイヤに対して、前記抽選ゲームの実行結果を優遇する、
    情報処理装置。
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