JP6768932B2 - 締結装置および冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被固定部に対して帯部を丸めてケーブルを締結する締結装置および冷凍サイクル装置に関する。
従来、被固定部に対して帯部を丸めてケーブルを締結する締結装置としては、特許文献1に開示された技術がある。
特許文献1の締結装置は、一対の帯部と、一対の帯部の先端に対して反対側に設けられた1箇の固定用係止具と、一対の帯部をそれぞれ挿通する一対の挿通孔と、を備えている。
また、特許文献1の締結装置は、各挿通孔に設けられて帯部を引っ掛ける爪部と、各帯部を爪部に引っ掛けるために帯部の表面に形成された凹凸部と、作業者が凹凸部に差し込まれた爪部を解除するレバーと、を有している。
そして、特許文献1の締結装置では、1箇の固定用係止具が被固定部の1箇所の係止孔に差し込まれ、固定用係止具の返し部が離脱不能に締結装置を装着している。
実開昭63−66604号公報
しかしながら、特許文献1の締結装置では、1箇の固定用係止具が被固定部の係止孔に差し込まれる構造であったので、締結装置が回動し易い。
そのため、締結装置に締結されたケーブルが動いてしまい、ケーブルの接続端子部分に張力がかかり、ケーブルの接続不良を生じさせるおそれがある。
また、締結装置は、被固定部が再配置される場合などに、ケーブルの締結を解除する。このとき、作業者が凹凸部に差し込まれた爪部を解除するためにレバーを操作する際に、締結装置が回動してしまい、帯部を挿通孔から引き出す作業の効率が悪化していた。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、ケーブルの接続不良が抑制できるとともに、帯部を挿通孔から引き出す作業の効率が向上できる締結装置および冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
本発明に係る締結装置は、螺子によって固定される螺子止め固定部と、前記螺子止め固定部を基端部として延出する帯部と、前記螺子止め固定部側に形成され、前記帯部を挿通させる挿通孔と、前記帯部の表面に形成され、前記帯部の延出方向に沿って凸凹に形成された複数の凹凸部と、前記帯部を前記挿通孔に挿通させると、前記凹凸部に引っ掛かる爪部と、前記凹凸部に引っ掛かった前記爪部を解放するレバーと、を備え、前記螺子止め固定部は、2箇所以上設けられ、前記爪部は、前記螺子止め固定部が螺子固定される被固定部側に配置され、前記凹凸部は、前記帯部を前記挿通孔に挿通させるように丸めた際の外表面側に形成され、前記挿通孔の前記被固定部側には、前記帯部を前記挿通孔に挿通させるときに、前記帯部に最初に接触し、前記帯部の先端部を持ち上げ、前記帯部を前記爪部の高さに案内する突起部が設けられ、前記帯部は、前記螺子止め固定部において、前記挿通孔の内部に前記延出方向に対して直交する幅方向における両側に、一対の前記爪部が設けられるとともに、該一対の爪部の間の中央に前記突起部が設けられ、前記帯部の前記先端部は、該帯部の幅方向における中央が最も突出しており、前記帯部を前記挿通孔に挿通させる際において、該帯部の幅方向における中央が、前記突起部に最初に接触する先端となるものである。
本発明に係る冷凍サイクル装置は、上記の締結装置を備えたものである。
本発明に係る締結装置および冷凍サイクル装置によれば、螺子止め固定部は、2箇所以上設けられた。これにより、締結装置は、2点止め以上の固定構造であり、締結装置が回動しない。したがって、ケーブルの接続不良が抑制できるとともに、帯部を挿通孔から引き出す作業の効率が向上できる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室内機を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る締結装置の設置例1を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室外機を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る締結装置の設置例2を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る締結装置を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係る締結装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る締結装置を示す背面図である。 本発明の実施の形態1に係る締結装置の図7のA部を拡大して示す拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る締結装置における帯部を突起部で案内する状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る締結装置における帯部を突起部で案内する状態の図9のY−Y断面を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る締結装置における帯部を挿通孔に挿通させた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る締結装置における帯部を挿通孔に挿通させた状態の図11のZ−Z断面を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和装置の構成例を示す冷媒回路図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。さらに、明細書全文に示す構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
<締結装置1の設置例1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置300の室内機100を示す斜視図である。図1に示すように、空気調和装置300の室内機100は、天井設置型室内機である。空気調和装置300の室内機100には、送風ファンを駆動する駆動モータに電気を供給するケーブル2が這わせてある。締結装置1は、ケーブル2を被固定部である室内機100に締結している。
図2は、本発明の実施の形態1に係る締結装置1の設置例1を示す図である。図2に示すように、締結装置1は、螺子3によって固定される2箇所の螺子止め固定部10を備えている。締結装置1は、螺子止め固定部10を基端部として延出する帯部11を備えている。
帯部11は、ケーブル2を締結するように丸められ、2箇所の螺子止め固定部10の間に設けられた基部12に形成された挿通孔13に挿通されている。
<締結装置1の設置例2>
図3は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置300の室外機200を示す斜視図である。図3に示すように、空気調和装置300の室外機200は、屋外設置型室外機である。空気調和装置300の室外機200には、送風ファンを駆動する駆動モータおよび圧縮機に電気を供給するケーブル2が這わせてある。締結装置1は、ケーブル2を被固定部である室外機200に締結している。
図4は、本発明の実施の形態1に係る締結装置1の設置例2を示す図である。図4に示すように、締結装置1は、螺子3によって固定される2箇所の螺子止め固定部10を備えている。締結装置1は、螺子止め固定部10を基端部として延出する帯部11を備えている。
帯部11は、ケーブル2を締結するように丸められ、2箇所の螺子止め固定部10の間に設けられた基部12に形成された挿通孔13に挿通されている。帯部11は、送風ファンの気流あるいは圧縮機の振動で自由状態の先端部11aが振れないようにスリット17に螺子4を差し込まれて螺子止めされている。
<締結装置1の構成>
図5は、本発明の実施の形態1に係る締結装置1を示す正面図である。図6は、本発明の実施の形態1に係る締結装置1を示す斜視図である。図7は、本発明の実施の形態1に係る締結装置1を示す背面図である。図8は、本発明の実施の形態1に係る締結装置1の図7のA部を拡大して示す拡大図である。
図5〜図7に示すように、締結装置1は、螺子止め固定部10と、帯部11と、挿通孔13が形成された基部12と、を備えている。
図6に示すように、螺子止め固定部10は、孔部10aに形成されて螺子3によって固定される。螺子止め固定部10は、基部12を挟んで2箇所設けられている。2箇所の螺子止め固定部10および基部12は、一体的な板状片で構成されている。
帯部11は、2箇所の螺子止め固定部10および基部12を基端部として延出されている。帯部11は、2箇所の螺子止め固定部10の間の基部12を基端部の根元とし、2箇所の螺子止め固定部10および基部12を構成した板状片の設置面に対して垂直に立っている。帯部11の先端部11aは、中央が最も突出するように丸みを帯びて尖っている。帯部11は、帯部11の延出方向に対して直交する幅方向を、挿通孔13の内部に幅方向で両側に後述する一対の爪部14a、14bが設けられるとともに一対の爪部14a、14bの間の中央に後述する突起部15が設けられる大きさに形成されている。
図5、図6に示すように、帯部11の正面側の表面には、帯部11の基端部から先端部11aに向かう延出方向に沿って凸凹に形成された複数の凹凸部16が形成されている。すなわち、凹凸部16は、帯部11を挿通孔13に挿通させるように丸めた際の外表面側に形成されている。凹凸部16は、延出方向に対して直交方向に凹凸の高さを一定に保持している。
図5〜図7に示すように、帯部11には、延出方向に沿ったスリット17が形成されている。スリット17は、帯部11の延出方向に対して直交方向である幅方向の中央位置に長軸を有する長孔に形成されている。スリット17は、帯部11の先端から帯部長さにおける5〜10%の位置に先端縁17aを有している。スリット17の帯部11の延出方向長さは、帯部長さにおける50%以上に形成されている。スリット17の幅方向長さは、帯部11の幅方向長さにおける20〜30%に形成されている。スリット17は、帯部11がケーブル2を締結した後に、帯部11の自由状態の先端部11aが振れないように螺子4を差し込まれて螺子止めできる。これにより、帯部11の自由状態の余った先端部11aが固定でき、締結装置1の周辺での作業者が作業することの邪魔にならなくする。なお、スリット17は、スリット17の無い部分でケーブルを締結するように、また帯部11のケーブル2への接触面積を増加させるように、螺子止め固定部10側の端縁を、帯部11がケーブル2を締結するように丸めたときに形成される丸めた領域の手前までに形成されても良い。
図7、図8に示すように、帯部11を挿通孔13に挿通させるように丸めた際の内表面となる帯部11のスリット17の無い部分である背面側の表面には、延出方向に沿って突出したリブ18が設けられている。リブ18は、帯部11の延出方向に対して直交方向である幅方向の中央位置に、基端部とスリット17の基端縁との範囲に設けられている。
図5〜図8に示すように、基部12の螺子止め固定部10側には、帯部11を挿通させる挿通孔13が形成されている。挿通孔13は、帯部11を挿通可能な空間に形成されている。挿通孔13は、帯部11の幅方向両端部を案内する断面U字状縁を有している。
締結装置1は、一対の爪部14a、14bと、レバー19と、突起部15と、を備えている。
図5、図7、図8に示すように、一対の爪部14a、14bは、帯部11を挿通孔13に挿通させると、凹凸部16に引っ掛かるものである。一対の爪部14a、14bは、2箇所の螺子止め固定部10が螺子固定される被固定部側に配置されている。一対の爪部14a、14bは、レバー19上に設けられている。一対の爪部14a、14bの位置は、基部12の幅方向両端面からそれぞれ基部12の幅方向長さにおける10〜30%の範囲に設けられる。爪部14a、14bは、挿通孔13に挿通させる帯部11のねじれ防止のために一対設けられている。なお、爪部は、1個あるいは3個以上設けられても良い。
レバー19は、帯部11の正面側表面に形成された凹凸部16に引っ掛かった爪部14a、14bを解放するものである。レバー19は、一対の爪部14a、14bを同時に解放するように幅方向に一対の爪部14a、14bにわたって幅広に一対の爪部14a、14bと一体的に単体で形成されている。レバー19は、根元までの途中に一対の爪部14a、14bを有している。レバー19の根元は、幅方向両端部のみで基部12における挿通孔13の底面とつながっている。レバー19の根元の幅方向長さは、挿通孔13の幅方向長さにおける10〜30%の範囲に設けられている。
突起部15は、挿通孔13の被固定部側に設けられ、帯部11を挿通孔13に挿通させるときに、帯部11を一対の爪部14a、14bの高さに案内するように帯部11の先端部11aを持ち上げるものである。突起部15は、一対の爪部14a、14bの間の中央に配置されている。突起部15の高さは、一対の爪部14a、14bの高さよりも低い。突起部15の幅方向長さは、挿通孔13の幅方向長さにおける10〜30%の範囲に設けられている。突起部15の帯部11を挿通孔13に最初に案内する背面側を面取りされてR形状に形成され、帯部11の先端部11aを容易に上方向にずらせるようになっている。なお、突起部は、1個だけでなく2個以上設けられても良い。
<締結装置1の動作>
図9は、本発明の実施の形態1に係る締結装置1における帯部11を突起部15で案内する状態を示す斜視図である。図10は、本発明の実施の形態1に係る締結装置1における帯部11を突起部15で案内する状態の図9のY−Y断面を示す断面図である。
図9、図10に示すように、作業者が帯部11を挿通孔13に挿通させるときに、突起部15が帯部11の中央の丸く尖った先端に最初に接触して帯部11を爪部14a、14bの高さに案内するように帯部11の先端部11aを持ち上げる。そして、帯部11を挿通孔13に挿通させるときに、帯部11が突起部15よりも高さの高い爪部14a、14bに先に接触せず、突起部15が帯部11を爪部14a、14bの高さに案内される。
図11は、本発明の実施の形態1に係る締結装置1における帯部11を挿通孔13に挿通させた状態を示す斜視図である。図12は、本発明の実施の形態1に係る締結装置1における帯部11を挿通孔13に挿通させた状態の図11のZ−Z断面を示す断面図である。
図11、図12に示すように、作業者が帯部11を挿通孔13に挿通させた後に、帯部11がケーブル2を締結するように丸まって行くとともに、一対の爪部14a、14bが帯部11の基端側の凹凸部16に順々に引っ掛かって行く。
また、作業者が指でレバー19を上から押し下げると、一対の爪部14a、14bが同時に帯部11の凹凸部16から押し下がって解除され、帯部11が挿通孔13から引き出せる。
<実施の形態1の効果>
実施の形態1によれば、締結装置1は、螺子3によって固定される螺子止め固定部10を備えている。締結装置1は、螺子止め固定部10を基端部として延出する帯部11を備えている。締結装置1は、螺子止め固定部10側に形成され、帯部11を挿通させる挿通孔13を備えている。締結装置1は、帯部11の表面に形成され、帯部11の延出方向に沿って凸凹に形成された複数の凹凸部16を備えている。締結装置1は、帯部11を挿通孔13に挿通させると、凹凸部16に引っ掛かる一対の爪部14a、14bを備えている。締結装置1は、凹凸部16に引っ掛かった一対の爪部14a、14bを解放するレバー19を備えている。螺子止め固定部10は、2箇所設けられている。
この構成によれば、締結装置1は、2点止めの固定構造であり、締結装置1が回動しない。したがって、ケーブル2の接続不良が抑制できるとともに、帯部11を挿通孔13から引き出す作業の効率が向上できる。また、締結装置1は、螺子3によって固定される構造であるので、螺子3を取り外せば被固定部から分離でき、素材ごとの分別廃棄ができる。なお、螺子止め固定部10は、作業効率が若干低下するが、締結装置1の被固定部への固定力が向上できるように、3箇所以上設けられていても良い。
実施の形態1によれば、一対の爪部14a、14bは、螺子止め固定部10が螺子固定される被固定部側に配置されている。凹凸部16は、帯部11を挿通孔13に挿通させるように丸めた際の外表面側に形成されている。挿通孔13の被固定部側には、帯部11を挿通孔13に挿通させるときに、帯部11を一対の爪部14a、14bの高さに案内するように帯部11の先端部11aを持ち上げる突起部15が設けられている。
この構成によれば、帯部11を挿通孔13に挿通させるときに、突起部15が帯部11を一対の爪部14a、14bの高さに案内するように帯部11の先端部11aを持ち上げる。これにより、帯部11が挿通孔13に容易に差し込め易く、かつ、作業者が無理なく帯部11を差し込めて帯部11のねじれあるいはずれが防止でき、作業効率が向上できる。
実施の形態1によれば、帯部11の先端部11aは、突起部15に最初に接触する先端を尖らせている。
この構成によれば、帯部11を挿通孔13に挿通させるときに、突起部15が帯部11の尖った先端に最初に接触して帯部11を一対の爪部14a、14bの高さに案内するように帯部11の先端部11aを持ち上げる。これにより、帯部11を挿通孔13に挿通させるときに、帯部11が突起部15よりも高さの高い一対の爪部14a、14bに先に接触せず、突起部15が帯部11を一対の爪部14a、14bの高さに案内される効果がより顕著に発揮される。
実施の形態1によれば、帯部11は、挿通孔13の内部に延出方向に対して直交する幅方向で両側に一対の爪部14a、14bが設けられるとともに一対の爪部14a、14bの間の中央に突起部15が設けられる大きさに形成されている。
この構成によれば、帯部11が幅広に形成できる。これにより、帯部11の幅方向面積が増大し、ケーブル2を押し付ける締結強度が増大する。そのため、締結装置1は、現地配線ケーブルを束ねても効果的に締結できる。また、締結装置1がたとえば圧縮機などの振動を発生させる室外機200などに適用された場合に、締結装置1がケーブル2を確実に締結し、ケーブル2が揺れることに起因する騒音が防止できる。
実施の形態1によれば、レバー19は、一対の爪部14a、14bを同時に解放するように幅方向に一対の爪部14a、14bにわたって幅広に単体で形成されている。
この構成によれば、レバー19が幅広に形成できる。これにより、レバー19は、作業者が指を掛けるかかり代が大きくできるとともに、一対の爪部14a、14bを同時に解放でき、操作性が向上できる。
実施の形態1によれば、帯部11には、延出方向に沿ったスリット17が形成されている。
この構成によれば、帯部11を幅広に形成しても、帯部11が曲がり易い。これにより、作業者は、帯部11を丸めてケーブル2を締結する作業が行い易く、作業性が向上できる。また、帯部11を丸めた後に、スリット17が螺子4で螺子止めでき、帯部11の自由状態の先端部11aの振れが防止できる。
実施の形態1によれば、帯部11は、スリット17の部分でケーブル2を締結する。
この構成によれば、ケーブル2を締結するために帯部11を丸めた領域には、スリット17が形成されない。このため、帯部11のケーブル2を締結するために帯部11を丸めた領域が幅広に形成できる。これにより、帯部11の幅方向面積が増大し、ケーブル2を押し付ける締結強度が増大する。
実施の形態1によれば、帯部11のスリット17の無い部分には、延出方向に沿って突出したリブ18が設けられている。
この構成によれば、帯部11がケーブル2を押し付けた際に、リブ18がケーブル2に突き当たり、ケーブル2を押し付ける締結強度がより増大する。
実施の形態2.
図13は、本発明の実施の形態2に係る空気調和装置300の構成例を示す冷媒回路図である。ここで、図13では、空気調和装置300を冷凍サイクル装置の例として示している。
図13に示すように、空気調和装置300は、室外機200と、室内機100と、をガス冷媒配管301および液冷媒配管302により配管接続する。
室外機200は、圧縮機210と、四方弁220と、室外熱交換器230と、膨張弁240と、を有している。室内機100は、室内熱交換器110を有している。
圧縮機210は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。ここで、特に限定するものではないが、圧縮機210は、たとえばインバータ回路などにより、運転周波数を任意に変化させることにより、圧縮機210の容量(単位時間あたりの冷媒を送り出す量)を変化させてもよい。圧縮機210には、電気を供給するケーブル2がつながっている。
四方弁220は、たとえば、冷房運転時と暖房運転時とによって冷媒の流れを切り換える弁である。四方弁220には、駆動制御するためのケーブル2がつながっている。
室外熱交換器230は、冷媒と室外の空気との熱交換を行う。室外熱交換器230は、たとえば、暖房運転時においては蒸発器として機能し、冷媒を蒸発させ、気化させる。また、室外熱交換器230は、冷房運転時においては凝縮器として機能し、冷媒を凝縮して液化させる。
絞り装置あるいは流量制御手段などの膨張弁240は、冷媒を減圧して膨張させる。膨張弁240は、たとえば電子式膨張弁などで構成した場合には、図示しない制御装置などの指示に基づいて開度調整を行う。膨張弁240には、駆動制御するためのケーブル2がつながっている。
室内熱交換器110は、たとえば、空調対象となる空気と冷媒との熱交換を行う。室内熱交換器110は、暖房運転時においては凝縮器として機能し、冷媒を凝縮して液化させる。また、室内熱交換器110は、冷房運転時においては蒸発器として機能し、冷媒を蒸発させ、気化させる。室内熱交換器110には、図示しないケーブル2から電気を供給された駆動モータによって駆動される送風ファンで対象空気が送風される。
以上のように空気調和装置300を構成することにより、室外機200の四方弁220により冷媒の流れを切り換えることで、暖房運転および冷房運転が実現できる。
上述の実施の形態では、締結装置1は、図1に示すように、空気調和装置300の室内機100に適用されている。また、締結装置1は、図3に示すように、空気調和装置300の室外機200に適用されている。なお、締結装置1は、室内機100あるいは室外機200以外の箇所にて、ケーブル2を締結する場合に適用しても良い。
<実施の形態2の効果>
冷凍サイクル装置としての空気調和装置300は、上記の締結装置1を備えている。
実施の形態2によれば、冷凍サイクル装置としての空気調和装置300に適用された締結装置1は、2点止め以上の固定構造であり、締結装置1が回動しない。したがって、ケーブル2の接続不良が抑制できるとともに、帯部11を挿通孔13から引き出す作業の効率が向上できる。
なお、上述の実施の形態では、冷凍サイクル装置の例として空気調和装置について説明した。しかし、これに限られない。締結装置は、たとえば、冷蔵装置または冷凍装置などの他の冷凍サイクル装置に適用できる。
また、締結装置は、冷凍サイクル装置だけでなく、送風機または換気装置などにも適用できる。
1 締結装置、2 ケーブル、3 螺子、4 螺子、10 螺子止め固定部、10a 孔部、11 帯部、11a 先端部、12 基部、13 挿通孔、14a 爪部、14b 爪部、15 突起部、16 凹凸部、17 スリット、17a 先端縁、18 リブ、19 レバー、100 室内機、110 室内熱交換器、200 室外機、210 圧縮機、220 四方弁、230 室外熱交換器、240 膨張弁、300 空気調和装置、301 ガス冷媒配管、302 液冷媒配管。

Claims (6)

  1. 螺子によって固定される螺子止め固定部と、
    前記螺子止め固定部を基端部として延出する帯部と、
    前記螺子止め固定部側に形成され、前記帯部を挿通させる挿通孔と、
    前記帯部の表面に形成され、前記帯部の延出方向に沿って凸凹に形成された複数の凹凸部と、
    前記帯部を前記挿通孔に挿通させると、前記凹凸部に引っ掛かる爪部と、
    前記凹凸部に引っ掛かった前記爪部を解放するレバーと、
    を備え、
    前記螺子止め固定部は、2箇所以上設けられ、
    前記爪部は、前記螺子止め固定部が螺子固定される被固定部側に配置され、
    前記凹凸部は、前記帯部を前記挿通孔に挿通させるように丸めた際の外表面側に形成され、
    前記挿通孔の前記被固定部側には、前記帯部を前記挿通孔に挿通させるときに、前記帯部に最初に接触し、前記帯部の先端部を持ち上げ、前記帯部を前記爪部の高さに案内する突起部が設けられ
    前記帯部は、前記螺子止め固定部において、前記挿通孔の内部に前記延出方向に対して直交する幅方向における両側に、一対の前記爪部が設けられるとともに、該一対の爪部の間の中央に前記突起部が設けられ、
    前記帯部の前記先端部は、該帯部の幅方向における中央が最も突出しており、前記帯部を前記挿通孔に挿通させる際において、該帯部の幅方向における中央が、前記突起部に最初に接触する先端となる締結装置。
  2. 前記レバーは、前記一対の爪部を同時に解放するように前記幅方向に前記一対の爪部にわたって幅広に単体で形成された請求項に記載の締結装置。
  3. 前記帯部には、前記延出方向に沿ったスリットが形成された請求項1または2に記載の締結装置。
  4. 前記帯部は、前記スリットの無い部分でケーブルを締結する請求項に記載の締結装置。
  5. 前記帯部の前記スリットの無い部分には、前記延出方向に沿って突出したリブが設けられた請求項またはに記載の締結装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の締結装置を備えた冷凍サイクル装置。
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