JP6768298B2 - X線ct装置、シフト位置補正方法及びシフト位置補正プログラム - Google Patents
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Description
また、近年、X線管装置の回転速度の高速化が進んでおり、回転速度の高速化に伴う遠心力等の外力によってもX線照射位置が変動する。
また、X線ビーム及び検出器だけでなく、シフト専用検出器についても最適な位置関係となるように高精度な位置調整を行う必要があり、煩雑な工程が必要となる。さらに、位置関係がずれた場合には、ビーム位置検出にずれが生じて適切な位置にシフト補正が行われず、画質劣化や無効被曝を生じる可能性がある。
さらに、シフト検出器が検出器から離れた位置に設けられていることから、両者に照射されるX線ビームが異なるため、検出結果にばらつきが生じ、制御精度が十分に得られない場合があり、画質劣化や無効被曝を生じる虞がある。
本発明の一態様は、被検体に対してX線を照射するX線源と、複数チャンネル分の検出素子を有し、前記被検体を透過したX線を検出して検出信号を出力する検出器と、 複数チャネル分の前記検出素子のうち、チャンネル方向端部にシフト検出のために割り当てられた少なくとも1チャンネル分の検出素子を、スライス方向に第1領域及び第2領域に分け、第1領域の検出素子及び第2領域の検出素子によりそれぞれ出力された前記検出信号に基づいて、前記X線源により照射するX線の前記基準照射位置からのシフト位置を算出するシフト位置算出部と、前記シフト位置が所定の範囲内にあるか否かを判定する判定部と、前記判定部により、前記シフト位置が所定の範囲内であると判定された場合には、前記シフト位置に基づく補正に従ってX線の照射位置を補正し、前記シフト位置が所定の範囲内にないと判定された場合には予め定めた干渉補正値に従ってX線の照射位置を補正する補正処理部と、を備えるX線CT装置を提供する。
本実施形態に係るX線CT装置は、図1に示すように、スキャナ2、寝台3、操作ユニット4及び表示部5を備えている。X線CT装置は、寝台3上の被検体6をスキャナ2の開口部に搬入してスキャンすることにより、被検体6透過後の透過X線データを取得する。
入出力部41は、例えば、キーボード、マウス、テンキー等の入力装置、及び各種スイッチボタン等により構成され、操作者によって入力される各種の指示や情報をシステム制御部42に出力する。操作者は、表示部5及び入出力部41を使用してX線CT装置1を操作することができるようになっている。
X線源21は、スキャナ制御部22により制御され、被検体6に対してX線ビームを連続的または断続的に照射する。X線源21から照射されるX線ビームはチャネル方向(回転板26の回転方向)及びスライス方向(被検体の体軸方向)に所定角度の広がりを持つファンビームである。
図5(A)及び(B)に示すように、干渉がある場合には、シフト検出チャネル24aにおける出力データの減弱が、干渉がない場合に比して大きくなる。このため、シフト位置算出部222によって得られるシフト位置は干渉に起因して基準照射位置から大きく離れた位置となる。
ここで、シフト補正に基づく補正値は、シフト位置算出部222で算出されたシフト位置、つまり、シフト検出チャネル24aの1スライス〜M/2スライスの第1領域の各検出素子の検出値の和と、M/2スライス〜Mスライスの第2領域の各検出素子の検出値の和との差分がゼロに近づくような値である。
また、干渉補正値として、直前の処理においてシフト位置算出部222により算出されたシフト量やシフト位置に基づく補正値を適用してもよい。
ステップS16では、補正処理部224が、ステップS14又はステップS15において決定した補正値に基づいて補正処理を行う。
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。例えば、補正処理部における補正処理が、都度微小な値に基づく補正である場合等には、単位時間当たりのシフト量が補正量よりも大きいことが考えられる。このような状態が連続すると、累積的にシフト位置がずれ、図7(A)に示すように、累積的に位置ずれを生じさせ、シフト位置が基準照射位置から離れていく傾向を示す。
ここで、累積補正処理とは、累積的にシフトしたX線照射位置を、基準照射位置に近づけるような処理であり(図7(B)参照)、予め定められた補正値に従って補正処理が行われる。
ステップS32では、補正処理部224が、ステップS14又はステップS15において決定した補正値に基づいて補正処理を行う。
以下、本発明の第3の実施形態について説明する。上述した第2の実施形態では、補正処理部において、干渉補正とは無関係に累積補正処理のみを行う場合について図11のフローチャートに従って説明する。
Claims (7)
- 被検体に対してX線を照射するX線源と、
複数チャンネル分の検出素子を有し、前記被検体を透過したX線を検出して検出信号を出力する検出器と、
複数チャネル分の前記検出素子のうち、チャンネル方向端部にシフト検出のために割り当てられた少なくとも1チャンネル分の検出素子を、スライス方向に第1領域及び第2領域に分け、第1領域の検出素子及び第2領域の検出素子によりそれぞれ出力された前記検出信号に基づいて、前記X線源により照射するX線の基準照射位置からのシフト位置を算出するシフト位置算出部と、
前記シフト位置が所定の範囲内にあるか否かを判定する判定部と、
前記判定部により、前記シフト位置が所定の範囲内であると判定された場合には、前記シフト位置に基づく補正値に従ってX線の照射位置を補正し、前記シフト位置が所定の範囲内にないと判定された場合には予め定めた干渉補正値に従ってX線の照射位置を補正する補正処理部と、を備えるX線CT装置。 - 請求項1に記載のX線CT装置であって、
前記シフト位置は、前記第1領域の検出素子の検出値の和と、前記第2領域の検出素子の検出値の和との差分値であることを特徴とするX線CT装置。 - 前記干渉補正値が、前記X線源から照射されるX線の1回転あたりのX線量に基づいて予め定められた値である請求項1記載のX線CT装置。
- 前記干渉補正値が、直前の処理において前記シフト位置算出部により算出されたシフト位置に基づく補正値である請求項1記載のX線CT装置。
- 請求項1記載のX線CT装置による撮影処理時に、前記シフト位置算出部によりシフト位置を検出し、前記判定部により前記シフト位置が所定の範囲内にあるか否かを判定し、補正処理部によりX線の照射位置を補正する処理を繰り返し行い、
繰り返し処理を行うことにより前記基準照射位置から累積的にシフトしているかを検出する累積シフト検出部を備え、
前記補正処理部が、該累積シフト検出部による検出結果に基づいてX線の照射位置を補正するX線CT装置。 - 寝台上の被検体の周囲を周回するX線源から照射され、前記被検体を透過したX線の線量を検出した検出信号から、シフト位置検出のために割り当てられた少なくとも1チャネル分の検出素子から出力された検出信号を取得するステップと、
前記1チャンネル分の検出素子を、スライス方向に第1領域及び第2領域に分け、第1領域の検出素子及び第2領域の検出素子によりそれぞれ検出した検出信号の差分に基づいて、前記X線源により照射されるX線の基準照射位置からのシフト位置を算出するステップと、
前記シフト位置が所定の範囲内にあるか否かを判定するステップと、
前記シフト位置が所定の範囲内にあると判定された場合には前記シフト位置に基づく補正値に従ってX線の照射位置を補正し、前記シフト位置が所定の範囲内にない場合には予め定めた干渉補正値に従ってX線の照射位置を補正するステップと、
を備えるX線CT装置を備えたシフト位置補正方法。 - 寝台上の被検体の周囲を周回するX線源から照射され、前記被検体を透過したX線の線量を検出した検出信号から、シフト位置検出のために割り当てられた少なくとも1チャネル分の検出素子から出力された検出信号を取得するステップと、
前記1チャンネル分の検出素子を、スライス方向に第1領域及び第2領域に分け、第1領域の検出素子及び第2領域の検出素子によりそれぞれ検出した検出信号の差分に基づいて、前記X線源により照射されるX線の基準照射位置からのシフト位置を算出するステップと、
前記シフト位置が所定の範囲内にあるか否かを判定するステップと、
前記シフト位置が所定の範囲内にあると判定された場合には前記シフト位置に基づく補正値に従ってX線の照射位置を補正し、前記シフト位置が所定の範囲内にないと判定された場合には予め定めた干渉補正値に従ってX線の照射位置を補正するステップと、
をコンピュータに実行させるシフト位置補正プログラム。
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